JPH02217827A - 光変調素子 - Google Patents

光変調素子

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JPH02217827A
JPH02217827A JP3834389A JP3834389A JPH02217827A JP H02217827 A JPH02217827 A JP H02217827A JP 3834389 A JP3834389 A JP 3834389A JP 3834389 A JP3834389 A JP 3834389A JP H02217827 A JPH02217827 A JP H02217827A
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JP
Japan
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layer
electrodes
light
coloring
dyestuff
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Application number
JP3834389A
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English (en)
Inventor
Hisashi Nakatsugawa
中津川 久
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エレクトロルミネッセンス、液晶。
エレクトロクロミー等の発消色部材を用いて、種々の光
変調を行う光変調素子に関するものである。
[従来の技術] 従来、ガルバノミラ−5A10素子、 PLZT等が変
りt素子として用いられており、またエレクトロルミネ
ッセンス、液晶、エレクトロクロミー等を用いた光変調
素子も知られている。
この様な光変2[素子では、各変調部材は電極に挟まれ
た形状で、回路に流れる電流又は電圧の大きさによって
変調状態の制御がなされている。しかしながら、特に液
晶とかエレクトロクロミーを変調部材として用いた場合
には、変調部材が液体又は電解質を含んでいるために電
極部分における発熱により、電極間に副生1#、物が生
じるために電極の劣化が著しく、また光変調素子の応答
時間か長くなるという欠点がある。
また、上記の光変調素子の電極には、Al、 Sn。
In、 Ag等の金属又はこれらの合金が用いられてい
るが、光透過型の光変調素子として用いる時には、電極
の光に対する光透過性が高い必要かある。特に、エレク
トロクロミーによる発消色は、電極が存在する部分て起
こるため、電極の光透過性が高い程1発情色の濃度コン
トラストを高くとることができる。したがって、光透過
性を高くするために、電極は薄い薄膜で形成する必要か
ある。また、電極部に前記の副生成物が生ずることによ
り光透過性を悪くする。更に発消色の繰り返し耐久性と
光変調の応答を悪化させる欠点を有していた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、前述の従来例の欠点を除去し、光変調
特性が良く、光変調の応答が良好な光変調素子を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 即ち、本発明は、電流又は電圧の供給によって発消色す
る発消色部材と、該発消色部材に電流又は電圧を供給す
る2つの電極と1色素を含有する電解質層を有し、前記
2つの電極がレーザー光に対して光透、適性となるよう
に構成されていることを特徴とする光変調素子である。
また1本発明は、電流又は電圧の供給によって発消色す
る発消色部材と、該発消色部材に電流又は電圧を供給す
る2つの電極と、電解質層に接して設けられた色素層を
有し、前記2つの電極がレーザー光に対して光透過性と
なるように構成されていることを特徴とする光変調素子
である。
本発明における電極に用いられるレーザー光に対して透
過率の極めて高い光透過性電極部材としては1例えばA
g、 Cuおよび酸化インジウム等が挙げられる。3g
およびCuは厚さが100〜1000人でも均一な膜が
得られ、かつその厚さで透過率も可視光領域で90%を
超える。
更に、本発明に8いては、応答を高めのために、エレク
トロクロミーとともに、シアニン、キサンチン、フタロ
シアニン等の各種色素が電解質層中に含有され、または
前記各種の色素の色素層が電解質層に接して用いられる
。特に、色素の中で電子供与性色素が高応答を達成する
ので好ましい、また、色素又は色素層を用いることによ
り。
発色によりレーザー光をカットし、消色によりレーザー
光を透過させる光変調素子を形成することができる。
本発明において1発情色部材としては1例えばエレクト
ロルミネッセンス物質、液晶・エレクトロクロミー物質
等の発消色部材を用いることができる。
[作用] 本発明の光変調素子は、電流又は電圧の供給によって発
消色する発消色部材と、該発消色部材に電流又は電圧を
供給する2つの電極と1色素を含有する電解質層又は電
解質層に接して設けられた色素層を有し、前記2つの電
極がレーザー光に対して光透過性となるように構成され
ているので、その詳細は不明であるが1色素又は色素層
により応答速度を高めることができ、また電極がレーザ
ー光に対して光透過性であるので光変調特性を良好にす
ることができる。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
実施例1 第1図は1本発明に係る光変調素子の一実施例を示す断
面図である。同図において、本発明の光変調素子は、透
明支持体層1の下側に透明電極層2、エレクl−ロクロ
ミー物質層3、絶縁部材7゜7の間に設けられた色素を
含む電解質層4、高透過率を有する透明電極層5.透明
支持体M6か順次に積層されてなるものである。
この光変gi素子の具体的な作成例を説明すると、透明
支持体層lとしては片面を鏡面研磨した1例えば厚さ1
.2mmの透明ガラス板を用い、その研磨面に透明電極
層2としてM化インジウムを、例えば真空度5710’
丁orr、出力0.25KW、基板間距fi20cmの
電子ビーム蒸着装置により5例えば膜厚15000人(
可視光域透過率85%)に蒸着する。この表面に、エレ
クトロクロミー物質層3として、例えば厚さ5ooo人
のw02を蒸着する。更に、その表面周縁部に厚さ50
〜100μ−の1例えばマイラフィルムなどの絶縁部材
7を取り付け、その枠内に色素を含む電解質M4として
色素を含有するNaC1!を飽和させたグリセリンを満
たす。
一方、基板側に、透明支持体層6としてアクリル・ポリ
ビニルアルコール等の透明板を用い、その上面に高透過
率を有する透明電極層5を透明電極層2の場合と同様の
方法で、 Agを1000人の膜厚(可視光域透過率8
0%)に形成し、電解質層4の表面に該透明電極層5を
接触させて被着する。
エレクトロクロミー物質は既知のように通電により発色
し1通電と逆極性の通電によって可逆的に発消色する。
しかし、通常、光変調素子として用いる場合には極性を
正逆に、ひんばんにスイッチして発色及び消色させてお
り、そのエレクトロクロミー物質の発色機構は電解質層
と発色物質との酸化還元反応によっている。また、エレ
クトロクロミー物質には有a物賀・無411物質等の広
範囲のものが用いられ1発色の色も青色〜紫色〜緑色〜
橙と多種多様のものか用いられる。
高透過率を有する透明電極層5としては、厚さ100〜
1000人のAgの他に、厚さ 200〜800人のC
uか好適に用いられる。 Ag及びCuの場合、膜厚が
500Å以下の場合には可視光透過率は90%〜95%
に達する。また、高応答性を達成するために、ジエチル
チアカルボシアニンの1O−1aIl/I!程度を電解
質層中に加える。
本実施例の光変調素子は1色素を加えない光変IR素子
と比較して、その応答は1/3〜1/IQ短縮すること
が認められた。
実施例2 第2図は1本発明に係る光変g!4素子の他の実施例を
示す断面図である。同図は、エレクトロクロミー物質層
3と接する電解質層として、にcp s膜結晶の固体電
解質からなる固体電解質層4aが用いられる場合を示し
、色素としてはフタロシアニンの色素蒸着M8を厚さ 
300人程度に積層する以外は実施例1と同様にして作
成した光変g4素子を示す。
得られた光変調素子は、高応答であり、第4図に示すよ
うに、^rレーザー光照射により、光路中に本実施例の
光変調素子を設けることにより。
0.05秒で10’回、繰り返し耐久性を増加すること
かできた0本実施例の場合には、WO2のエレクトロク
ロミー層を発色させているために発色層の色は濃紺であ
り、電解質層に設けたフタロシアニンも蒸着層としては
胃色を呈しており、発色部分の光学濃度を2.0程度ま
で向上させることが出来た。従って、効率よい光変3I
素子を製作することかできた。
また、第3図(a)、(b)は本実施例の光変2gI素
子にレーザー光を照射した状態を示す説明図であり、第
3図(a)は消色時の状態を示し、 rl:I#、’i
t解買R4bは透明であり、第3図(b)は発色時の状
態を示し、固体電解質層4cは不透明となっている状態
を表わしている。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明の光変調素子によれば、下記
の効果を得ることができる。
(1) Ag、 Cu等の高光透過性の電極をエレクト
ロクロミー物質等の発消色部材と色素を挟んで設けるか
又は色素を含む電解質層を設けることにより。
電極上への副生成物の形成を防ぎ光透過性の優れた光変
調素子を得ることが出来た。
(2)色素を電解質層に含有するか又は電解質層に接し
て色素層を設けることにより、発色濃度を高くし、更に
応答時間を短縮させることが出来た。
そのため、従来応答時間として、0.1秒程度であった
ものが、0.l〜o、oos秒、平均として0.01秒
に改善された。
(3)ま・た、添加す蚤色素によって、エレクトロクロ
ミー物質層等の発色ではなく、色素吸収による波長に対
する変調も可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光変調素子の一実施例を示す断面
図、第2図は本発明に係る光変調素子の他の実施例を示
す断面図、第3図(a)、(b)は実施例の光変調素子
にレーザー光を照射した状態を示す説明図および第4図
は本発明の光変調素子をレーザー光と組合せて使用した
状態を示す説明図である。 1.6−・・透明支持体層 2.5・・・透明電極層 3・・・エレクトロクロミー物質層 4・・・色素を含む電解質層 4a 、4b 、4c・・・固体電解質層7・・・絶縁
部材 8・・・色素蒸着層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電流又は電圧の供給によって発消色する発消色部
    材と、該発消色部材に電流又は電圧を供給する2つの電
    極と、色素を含有する電解質層を有し、前記2つの電極
    がレーザー光に対して光透過性となるように構成されて
    いることを特徴とする光変調素子。
  2. (2)電流又は電圧の供給によって発消色する発消色部
    材と、該発消色部材に電流又は電圧を供給する2つの電
    極と、電解質層に接して設けられた色素層を有し、前記
    2つの電極がレーザー光に対して光透過性となるように
    構成されていることを特徴とする光変調素子。
JP3834389A 1989-02-20 1989-02-20 光変調素子 Pending JPH02217827A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043797A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 積水化学工業株式会社 エレクトロクロミック調光素子、調光シート、合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
JP2015121795A (ja) * 2010-03-11 2015-07-02 国立大学法人 千葉大学 表示装置
CN113843460A (zh) * 2021-09-22 2021-12-28 清华大学 一种激光电解复合加工用光电液耦合传导管电极

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