JPH02217769A - 冷凍装置の冷媒回路異常管理システム - Google Patents

冷凍装置の冷媒回路異常管理システム

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JPH02217769A
JPH02217769A JP3364289A JP3364289A JPH02217769A JP H02217769 A JPH02217769 A JP H02217769A JP 3364289 A JP3364289 A JP 3364289A JP 3364289 A JP3364289 A JP 3364289A JP H02217769 A JPH02217769 A JP H02217769A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は空気調和機、冷凍・冷蔵庫、冷凍・冷蔵ショー
ケース等の冷凍装置における冷媒回路異常管理システム
に関する。
(ロ)従来の技術 特公昭58−47628号公報に記載されるように、冷
凍装置の運転制御の一方法として電動弁の1種である熱
電式膨張弁を使用した冷媒流量制御装置による制御方法
がある。今、その制御方法を第8図で模式的に示しであ
るが、同図によれば、圧縮機1、凝縮器2、電動弁3、
被冷却空間に配された蒸発器5とから成る冷媒回路6に
おいて、蒸発器5の入口部乃至中間部に第1の温度セン
サー】】を。
蒸発器5の出口部に第2の温度センサー10を設け。
各温度センサー10.11からの電気信号を制御器9に
入力し、その信号の差に応じて電動弁3の弁開度を制御
する電気信号を制御器9より出力して前記電気信号の差
を一定に保ち、蒸発器の過熱度制御を略一定に保つ冷媒
流量制御を行っている。
そして、この冷媒流量制御方法を用いた冷媒回路の系全
体が正常にあるかどうかのチエツクは個々に行なわれて
いた。即ち、被冷却空間の温度を監視し異常を把握した
り、液管(凝縮器出口から膨張弁の間)にフラッシュガ
スの発生を光学的に検知するフラッシュガス検知器を接
続し、その作動により冷媒不足を警報したり、或いは冷
凍機の保護対策として高圧カット装置やモータ保護サー
モ装置を設けたりする手段を講じ、更に冷媒ガスの吸入
温度を検知する検知器の設置によりそれが異常高温、低
温状態を長期間継続検知する時は、同様に冷媒ガスの不
足や、膨張弁の異常(スピンドル位置設定不良又は感温
筒外れ)、およびエバポレータの低負荷(クーリングフ
ァン停止1.除霜不良等)の現象を察知すると言う具合
である。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら5上述したような従来のチエツク手段によ
ると次のような不具合が起こり得る。例えば、フラッシ
ュガス検知器は冷媒中の気泡発生を検知して作動するも
のであるが、この気泡がフラッシュガスによるものか、
ガスもれにより発生した気泡であるか区別なく動作する
ので誤報となる。また、予じめこのガス検知器を液配管
の途中に接続せねばならない。或いは冷媒ガスの吸入温
度検知器による異常状態検知では、検知器が冷媒回路の
配管途中に設置しであるので配管からの熱侵入によるガ
ス吸入温度の上昇によっても動作し。
誤報となることが夏期に起こり易く、その反対のことが
冬期に起り、信頼性に欠ける。そして、上記各検知器の
液配管への取付を始め、冷凍機への保護装置の取付等の
煩られしい作業を強いられ、冷凍装置が増設されれば、
その分、部品点数1作業数が比例して増えシステム的に
も複雑な系になる問題等が生じてくる。更に、各検知器
の作動状態を簡単に被冷却空間側からは監視できるよう
なものとはなっていないので、異常時の対応に速溶性が
伴わない等の不便性が残る。
本発明は上記問題点に鑑み成されたもので、電動弁の開
閉をコントロールするマイクロプロセッサから成る制御
器と、蒸発温度を検出する検出部等との組込みによる制
御システl\を構築し、電動弁の被制御状態が被冷却空
間側で監視できるようにして、異常判定の有効手段とし
、また上記蒸発温度の他、被冷却空間温度等の諸測定デ
ータを制御器にて演算処理しその結果より冷媒回路異常
の判定予知、並びに必要に応じて報知できるようにした
冷凍装置の冷媒回路異常管理システムを提供することを
目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 圧縮機、凝縮器、電動弁、及び被冷却空間に配置された
蒸発器とからなる冷媒回路を有し、蒸発器の温度、被冷
却空間の温度を測定し、これら測定値と予じめ設定され
た設定過熱度、設定温度との比較に基づき、電動弁の開
口度を調整し冷媒流量を制御する過熱度制御及び被冷却
空間の温度制御を行なうために電動弁を閉止する信号を
出力する温度制御を行なう制御器を備え、前記電動弁の
被制御状態を前記制御器を介して被冷却空間側で確認で
きる表示部を設けたものである。また、蒸発温度、被冷
却空間の温度、デフロスト状態の有無及び設定温度を超
える被冷却空間の異常温度継続時間等の諸測定データを
前記制御手段に人力保存し、これらの測定データを用い
て冷媒回路の異常を制御器にて予知可能とすると共に、
必要に応じて警報し得るようにしたものである。
(ホ)作 用 電動弁がどのような弁開度の状態にあるかが、被冷却空
間側、例えば冷蔵ショーケース側において表示部に表示
される。例えば、フラッシュガス発生時には弁開度が大
きくなり全開となっても蒸発温度が下がらない。よって
弁の全開状態を知ることによりフラッシュガスの発生が
あってガス冷媒の不足を判断できる。又、冷凍機が停電
やその保護装置の動作により停止すると、弁開度が小さ
くなり全閉する。よって弁の全開状態から冷凍機停止状
態を判定し得る。そして、庫内温度が冷えてない異常高
温状態にある時も弁の全開状態が続き、蒸発温度、ガス
吸入温度が高くなり、このことから異常であることを知
り得る。このように弁の被制御状態を監視し、冷媒回路
の異常を予知可能である。更に、蒸発器温度、被冷却空
間温度、デフロスト状態の有無、設定温度を超える異常
温度継続時間等の諸測定データを制御器に取り込み。
それらデータから演算処理を行い、その結果から冷媒回
路の異常を判断し、予知すると共に、警報発令にて報知
できるようにしている。よって、従来のように専用の検
知器を個々に設置することが不要となり、また検知器の
誤報による信頼性の問題も解消し、冷凍装置が複数台と
なっても、各装置の異常を独立して判定できるシステム
を確立できる。
(へ)実施例 以下1本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は冷媒流量制御式の冷凍装置に本発明の冷媒回路
異常管理システムを用いた基本構成図にして、圧縮機1
、凝縮器2、電動弁3、冷蔵庫、冷蔵ショーケースにあ
っては貯蔵室、空気調和機にあっては部屋である被冷却
空間4に配置された蒸発を5とから冷媒回路6を形成し
、冷媒を圧縮。
凝縮液化、減圧(膨張)、蒸発気化させる周知のサイク
ルを形成し、蒸発器5で熱交換された冷気7を送風機8
で矢印の如<Wi環させる。9は前記電動弁の開閉動作
を制御するマイクロプロセッサ等の制御器にしてこの制
御器9には、蒸発器の出口に設けられる蒸発器出口温度
センサー10と、蒸発器の入口乃至中間に設けられる蒸
発温度センサー1.1からの検知値が電気信号として信
号ラインL8.L2により入力し、また被冷却空間内の
冷気温度を測定する温度センサー12からの検知値も電
気信号として信号ラインL、により入力している。
そして、冷凍装置を制御する制御部32からは、デフロ
スト信号が信号ラインL、にて制御器9に入力する。更
にり、は電動弁3への制御信号が出力する信号ラインに
して、後述するような演算処理を制御器9が行って出力
する。ここで制御器9の内部構成を第2図のブロック図
で説明すると、目漂値となる設定過熱度とフィードバッ
ク信号とを比較する第1比較部IJと、調節部となる内
部アルゴリズム部12と、操作部となる弁駆動部13と
、蒸発器5の温度を検出する蒸発器温度測定部14と、
被冷却空間4の温度を検出する被冷却空間温度測定部1
5と、設定温度と被冷却空間温度とを比較する第2比較
部16と、弁全閉信号発生部I7とからなるものである
そして、その具体的動作は、いま仮に設定過熱度(SR
5)を5℃とした場合、測定過熱度Sl+は蒸発器温度
測定部12によって、蒸発器出口温度センサー10の検
出する蒸発器出口温度(ST)−蒸発温度センサー11
の検出する蒸発温度(ET)から算出され、この測定過
熱度(SR)と設定過熱度(SR5)とを第1比較部1
1で比較してその偏差信号(OV)を内部アルゴリズム
部12に入力し、この内部アルゴリズム部で偏差修正を
行ない弁駆動部13に調節信号(H5S)を入力する。
弁駆動部13は、調節信号(I(SS)に基づき設定過
熱度(S!Is)の5℃との偏差に応じた弁開度調節倍
量(BKC)を電動弁3に対して継続して与え、即ち種
々のパラメータとなる外乱(DT)を内部アルゴリズム
部12で排除して収斂したパルス信号を電動弁3に与え
、弁開度→開口面積→冷媒流量(GA)の増減という機
械作用によって設定過熱度(SR9)の5℃に冷媒流量
(GA)を保つべく適切な弁開度を維持する。この結果
、被冷却空間4の測定温度(TM)が設定温度(TS)
に到達する。この過熱度制御による電動弁3の動作は第
6図(a)のτ0〜τaの時間に行なわれ、この間の弁
開度調節は不定形の階段状に行なわれる。
そして、被冷却空間温度測定部15で得られた測定温度
(TM)と、設定温度(TS)とを第2比較部16で比
較して(TM)≦(TS)の条件で、弁全閉信号発生部
17から弁全開信号(BP)を弁駆動部13に入力して
電動弁3を弁閉させ、サーモサイクルと称される温度制
御に切換え、被冷却空間4の冷え過ぎを防止する。しか
もこの温度制御を過熱度制御とは関係なく電動弁3で行
なっている。
このように、制御器9が電動弁3の開閉制御を行って冷
媒流量制御による冷凍運転を行っている。
而るに1本発明では電動弁3の弁開度を第3図に示す如
き表示形態で、被冷却空間4側の適宜箇所に設置した表
示部1.8aに制御器9を介して表示可能としである。
即ち電動弁3の制御データは制御器9に記憶され、その
データを冷媒流量データに変換して表示部18aに表示
される。第3図は弁の流量特性を示しており、弁の位置
データを横軸とし、縦軸を冷媒流量とし、弁位置の上限
値、下限値を設定し、上限値→全閉、下限値→全開に相
当させ、その弁開度状態から下記の如き現象が生じてい
ること判別可能としている。即ち、(イ)庫内温度が冷
えてないと弁位置は全開状態にあり、蒸発温度、及びガ
ス吸入温度が高い。
(0)フラッシュガス発生等による冷媒ガス不足ある時
は弁位置は全開していて蒸発温度が下がっていない。
(八)冷凍機の停止がある時弁位置は全開状態にあり、
過熱度はほぼ零であって停電や冷凍機の保護装置の作動
があった。
等を知り得る。
更に、この弁開度情報を基にして、既設の警報内とを接
続して作動するように成せばより確実に系全体の異常を
把握できる。
次に、制御器9に測定データとして取り込まれる蒸発温
度(ET) 、被冷却空間4の測定温度(TM)。
被冷却空間4の設定温度(Ts)、デフロストのON〜
OFF信号(DF) 、そしてサーモ設定値の上、下限
を超える異常温度継続時間(H2)等の諸測定データか
ら冷媒回路が正常に作動しているか否かを判断し、異常
時、その事を表示したり警報を発令するシステムに付い
て説明する。
具体的事例として、被冷却空間4の温度が冷却中に異常
高温になったことを検知する場合に付いて説明する。第
4図はその電気回路を示すブロック図であり、第5図は
そのフローチャートである。
先ず第4図に於いて、第1温度比較器19に蒸発温度(
ET)と設定温度(Ts)が入力し比較され、ET)T
sならば出力信号がAND回路20に入力し、 ET≦
Tsなら出力信号が、異常時間カウンタ21にRESH
T出力を与えるOR回路22に入力する。第2温度比較
器23に被冷却空間温度(T11)と設定値(Ts)が
入力し比較されTM>Tsならば出力信号が同様にへN
O回路20に入力し、TM≦Tsならば出力イn号が同
様に0!(回路22に入力する。一方、DF倍信号出力
しデフロスト中であると、前記OR回路22に入力し異
常時間カウンタ21はRESETされ、そして、このD
F倍信号RESET L、デフロス1〜終了と同時に反
転部24によりセットするデフロスト終了後時間積算カ
ウンタ25と、その積算時間(Hl)と予じめ設定した
デフロスト終了後高温許容時間設定値(τi)とを比較
する時間比較器26とを有し、H工くて□ならば、その
出力信号でReturn動作に戻る。H工≧τ□ならば
出力信号がAND回路20に入力し、前記第1、第2の
温度比較器1.9.23よりの出力信号とのANDが取
れて異常時間カウンタ2IをSET [、、異常時間(
H7)をカウントするようになる。そして、その異常時
間(H2)と予じめ設定した異常許容時間の設定値(T
2)とを比較する第2時間比較器27が有り。
H2≦τ2ならば警報の発令となり、H2≦τ2ならば
Return動作に戻る。警報は第1図に示す如く通常
、被冷却空間4の温度を表示している温度表示部18b
に、温度数字に換わって制御器9を介し異常を示すエラ
ーコードとして表示され、管理行が知ることができる。
それと同時に警報ランプ28を点灯させるとなお確実に
報知できる。更に外部警報用端子29を介して遠方にも
報しめることが可能である。
更に上記した異常判断を制御器(マイコン)がプログラ
ムミングに従って行う制御に関し、第5図のフローチャ
ート、及び第6図の各d1す定データ図並びにタイムチ
ャートに基づき説明する。設定温度(Ts) 、デフロ
スト終了後の高温許容時間(τ、)、異常許容時間(τ
2)をセットする(処理501) 、各カウンタ25.
21の積算時間をクリア(処理502) L、次に被冷
却空間の温度(Tμ)、蒸発温度(IET)を読込む(
処理503、処理504) 、被冷却空間温度(Tμ)
と設定温度(Ts)を比較し、被冷却空間が冷えている
かどうかの判断(判定505)を行い、冷えている(Y
ES)とリターンし、冷えていない(No)と蒸発温度
(ET)と設定温度(Ts)とを比較し、蒸発温度が低
い即ち適温かどうかの判断(判定506)を行い、低い
即ち適温(YES)であるとリターンし、適温でなくて
蒸発温度が高い(No)と次にOF (デフロスト)信
号を読み込む処理507を行う。そしてDF倍信号有無
を検査し、デフロスト中であるかどうかの判断(判定5
08)をする。これと同時にDF倍信号検出があれば、
そのDF倍信号デフロスト終了後時間積算カウンタ25
をこの時点で第6図(c)の如< RESETする。一
方DF信号が消滅、即ちデフロストが終了し冷却運転に
入ればその時点からSET L、同図に示す如くデフロ
スト終了後時間(Ho)を積算し始める。よって判定5
08でYESならばリターンし、NOであればデフロス
ト終了時間積算の処理509が実行される0次いで、こ
の積算時間(Hl)をデフロスト終了後高温許容時間(
τ□)との比較判断(判定510)が行なわれ、H,<
τ□ならばYESとなりリターンし、Hiが許容時間τ
、を越え、且つ依然として、被冷却空間温度Tμが設定
温*T9に成る温度値、例えば10℃を加えた高温状態
が続くことを条件として異常時間カウンタ21がSET
される。この様な異常状況は、電動弁3が全閉状態が継
続している場合等が考えられ、その場合第6図(a)に
示す如く、蒸発器5の温度及び過熱度は急峻に上昇し被
冷却空間の温度Tu−t+異常高温領域(Ya)を継続
する。即ち、このような異常時に、(a)図及び(d)
図に示す如くB時点より異常時間(H2)の積算を実行
する(処理511)。次いで異常時間(H2)と異常許
容時間(τ2)とを比較する判断(判定512)を行い
、例えばτ2を15分間とし、設定温度Tsを0℃、異
常温度と見做す温度幅を10℃と仮定すると、冷却中で
あるにも係わらず、被冷却空間の温度゛rμが10℃の
高温状態が15分間以上続くと、判定512はNOとな
り警報出力となり、冷媒回路に異常あることを表示器1
8bにエラーコードとして表示する。判定512がYE
Sならばリターンする。このようにして冷媒回路異常を
早期に発見し、警、報を発し、異常に対する対応が速や
かに成せる。
第7図は一つの冷媒系路で二台の冷却器30a。
30bを作動させている冷凍装置に1本発明のシステム
を応用した場合の構成図を示し、冷却系統内の異常を知
り得るようになっている。なお、電動弁の代わりに感温
筒31.31を有する膨張弁3′3′を用いている。
(ト)発明の効果 以上の如く本発明は構成されているので、下記に列挙す
る効果を奏する。
■ 冷媒回路の正常動作中であるかどうかの有力な判定
手段となる電動弁の開度状態が被冷却空間側で監視でき
るので、異常管理が容易になると共に、早急な異常発見
ができる。
■ ガスリーグ検知用の特別のセンサーや、冷媒ガス吸
入温度検知用のセンサー等、従来の異常検知に用いられ
ているセンサーを用いずどもガス不足や冷媒系異常が判
り、従来のようにコンデンシングユニットや配管の周囲
の環境等の変化によりセンサー誤報が発生すると言う信
頼性の低下は極力防げる。
■ マイクロプロセッサ等の制御器にて、蒸発温度や被
冷却空間温度等の測定データが継続して入力保存され、
それら測定データから自動的に冷媒回路系全体の異常が
確実に且つ早期に発見され1表示や警報を発することが
でき、優れた異常管理システムとなる。
■ 電動弁の制御データを始め、各種の測定データをス
トック可能なので、これらデータを除使した諸々の異常
判定方法を摘築すれば、更に確実な異常予知を行えるこ
ととなる。又1通信回線を用いて運転状況を監視し、予
防千金への対策も開ける。
■ 単独の冷凍装置のみならず、複数台の系統立てた冷
凍装置であっても、各個装置毎の異常を発見することも
容易に成せる。
以上の様に、多くの優れた効果を発揮する冷凍装置の冷
媒回路異常管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷媒流量制御式の冷凍装置に本発明の冷媒回路
異常管理システムを用いた基本構成図。 第2図は冷媒流量制御装置に係る制御器のブロック図、
第3図は電動弁の制御データを表示する表示部正面図、
第4図は異常温度発生を検知する回路部構成図、第5図
はその検知のフロー図、第6図(a)は冷媒流量制御動
作中の冷媒回路の各部動作特性図、(b)は異常高温時
の警報出力発生のタイムチャート、(c)はデフロスト
終了後積算時間のタイムチャート図、(d)は異常継続
積算時間のタイムチャート図、第7図は複数の冷凍装置
に応用した本発明の冷媒回路異常管理システムの基本構
成図、第8図は冷媒流量制御装置の概念構成図である。 1・・・圧縮機、2・・・凝縮器、3・・・電動弁、4
・・被冷却空間、5・・・蒸発器、6・・・冷媒回路、
9・・制御器、IO・・・蒸発器出口温度センサー、1
1・・・蒸発温度センサー、12・・・被冷却空間温度
センサー、18a。 18b・・・表示部、28・・・警報ランプ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 圧縮機、凝縮器、電動弁、及び被冷却空間に配
    置された蒸発器とからなる冷媒回路を有し、蒸発器の温
    度、被冷却空間の温度を測定し、これら測定値と予じめ
    設定された設定過熱度、設定温度との比較に基づき、電
    動弁の開口度を調整し冷媒流量を制御する過熱度制御及
    び被冷却空間の温度制御を行なうために電動弁を閉止す
    る信号を出力する温度制御を行なう制御器を備え、前記
    電動弁の被制御状態を前記制御器を介して被冷却空間側
    で確認できる表示部を設けてなる冷凍装置の冷媒回路異
    常管理システム。
  2. (2) 圧縮機、凝縮器、電動弁、及び被冷却空間に配
    置された蒸発器とからなる冷媒回路を有し、蒸発器の温
    度、被冷却空間の温度を測定し、これら測定値と予じめ
    設定された設定過熱度、設定温度との比較に基づき、電
    動弁の開口度を調整し冷媒流量を制御する過熱度制御及
    び被冷却空間の温度制御を行なうために電動弁を閉止す
    る信号を出力する温度制御を行なう制御器を備え、蒸発
    温度、被冷却空間の温度、デフロスト状態の有無及び設
    定温度を超える被冷却空間の異常温度継続時間等の諸測
    定データを前記制御器に入力保存し、これらの測定デー
    タを用いて冷媒回路の異常を制御器にて予知可能とする
    と共に、必要に応じて警報し得ることを特徴とする冷凍
    装置の冷媒回路異常管理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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