JPH02217507A - 遮断壁の連結部構造 - Google Patents
遮断壁の連結部構造Info
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- JPH02217507A JPH02217507A JP3779489A JP3779489A JPH02217507A JP H02217507 A JPH02217507 A JP H02217507A JP 3779489 A JP3779489 A JP 3779489A JP 3779489 A JP3779489 A JP 3779489A JP H02217507 A JPH02217507 A JP H02217507A
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Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、特に高速道路、高架道路、鉄道線路等に構築
される防音壁、防護壁等の遮断壁の連結部の構造に関す
るものである。
される防音壁、防護壁等の遮断壁の連結部の構造に関す
るものである。
〈従来の技術〉
高速道路等においては、路線の周辺地域に対する騒音防
止、或は周辺からの路線内への人の侵入等を防止する為
に、路線と周辺との間に遮断壁を構築することが行なわ
れている。
止、或は周辺からの路線内への人の侵入等を防止する為
に、路線と周辺との間に遮断壁を構築することが行なわ
れている。
遮断壁は、−殻内には、適宜間隔で立設したH型鋼材の
フランジで形成する溝間にプレキャストコンクリート版
、押し出し成形セメント版1石綿セメント版等の壁パネ
ルを挿入して連続した壁を構成している。
フランジで形成する溝間にプレキャストコンクリート版
、押し出し成形セメント版1石綿セメント版等の壁パネ
ルを挿入して連続した壁を構成している。
この遮断壁の施工上重要なH型鋼材部分の連結部の構成
としては、例えば実開昭61−188612号公報に開
示のものがある。
としては、例えば実開昭61−188612号公報に開
示のものがある。
即ち、特に防音壁に有効なように、各種の騒音による振
動でH型鋼材が支持している壁パネルの支持部か破損し
ないように、また他の壁パネルに振動を伝わらなくする
為に、上記H型鋼材のフランジ内面と壁パネル面の間に
ゴムシート等の緩衝材を介在させている。そして、H型
鋼材の溝内に壁パネルを固定的に位置させる為に、H型
鋼材の一方側のフランジ内面にはテーパ面を形成し、硬
質ゴム等からなる楔部材を上記テーパ面を利用して介在
させ、通しボルトで締め付けることにより固定する手段
が利用されている。
動でH型鋼材が支持している壁パネルの支持部か破損し
ないように、また他の壁パネルに振動を伝わらなくする
為に、上記H型鋼材のフランジ内面と壁パネル面の間に
ゴムシート等の緩衝材を介在させている。そして、H型
鋼材の溝内に壁パネルを固定的に位置させる為に、H型
鋼材の一方側のフランジ内面にはテーパ面を形成し、硬
質ゴム等からなる楔部材を上記テーパ面を利用して介在
させ、通しボルトで締め付けることにより固定する手段
が利用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、上記の如き連結部の構成では、施工上或
は部材構成上から、煩雑てあり、簡単な構成てありなが
らコスト的にも高くなりやすい問題がある。
は部材構成上から、煩雑てあり、簡単な構成てありなが
らコスト的にも高くなりやすい問題がある。
即ち、壁パネルを固定的に位置させる為に、H型鋼材の
フランジ内面に予めテーパ面を形成する必要があり、ま
た楔部材も上記テーパ面に合せて形成加工しなければな
らない。H型鋼材は構造用鋼材として標準形状のものが
一般に提供されており、これを利用する場合は上記テー
パ面は別途のテーバ形成部材を準備して配設することに
なり、或はH型鋼材に一体に形成する場合はその為の特
別の成形加工が必要となる。何れにしても施工的、経済
的に解決が要望される不具合点である。
フランジ内面に予めテーパ面を形成する必要があり、ま
た楔部材も上記テーパ面に合せて形成加工しなければな
らない。H型鋼材は構造用鋼材として標準形状のものが
一般に提供されており、これを利用する場合は上記テー
パ面は別途のテーバ形成部材を準備して配設することに
なり、或はH型鋼材に一体に形成する場合はその為の特
別の成形加工が必要となる。何れにしても施工的、経済
的に解決が要望される不具合点である。
以」二のような従来の問題点に鑑み、これを解決する為
に提供しようとするのか本発明である。
に提供しようとするのか本発明である。
本発明は、通常のH型鋼材を利用し、部材点数的に簡単
にして、施工が容易で壁パネルの支持固定も耐久性よく
確実に奏効する遮断壁の連結部の構造を提供することを
目的とするものである。
にして、施工が容易で壁パネルの支持固定も耐久性よく
確実に奏効する遮断壁の連結部の構造を提供することを
目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉
上記の目的を達成する為に、本発明は、適宜間隔で立設
したH型鋼材の溝間に壁パネルを挿入して連続的に構築
する遮ItIr壁のH型鋼材と壁パネルとの連結部にお
いて、H型鋼材の一方のフランジ内面と、対向する壁パ
ネル面間に弾性シートを介在させ、H型鋼材の他方のフ
ランジ内面と、対向する壁パネル面間に弾性質で断面角
形のスペーサを介在させると共にスペーサとH型鋼材の
ウェブをボルトで締結して固定してなる構造であって、
上記スペーサは1両側面間にボルトの貫通孔を形成する
と共に貫通孔に直交する断面略四角形の中空孔を軸方向
に形成し、この中空孔の隅角部を放射状に切り込み、相
互に摺接移動可能なブロック部を形成して、対向する一
方のブロック部の」−記ボルト圧締による楔作用でスペ
ーサを固定する構造である。
したH型鋼材の溝間に壁パネルを挿入して連続的に構築
する遮ItIr壁のH型鋼材と壁パネルとの連結部にお
いて、H型鋼材の一方のフランジ内面と、対向する壁パ
ネル面間に弾性シートを介在させ、H型鋼材の他方のフ
ランジ内面と、対向する壁パネル面間に弾性質で断面角
形のスペーサを介在させると共にスペーサとH型鋼材の
ウェブをボルトで締結して固定してなる構造であって、
上記スペーサは1両側面間にボルトの貫通孔を形成する
と共に貫通孔に直交する断面略四角形の中空孔を軸方向
に形成し、この中空孔の隅角部を放射状に切り込み、相
互に摺接移動可能なブロック部を形成して、対向する一
方のブロック部の」−記ボルト圧締による楔作用でスペ
ーサを固定する構造である。
この場合、H型鋼材のフランジ内面と壁パネル面間に上
記スペーサを介在させる際に、H型鋼材のウェブに当接
して壁パネルの端面に対向する緩衝片を、スペーサの一
部の外側隅角部に延設することも考えられる。
記スペーサを介在させる際に、H型鋼材のウェブに当接
して壁パネルの端面に対向する緩衝片を、スペーサの一
部の外側隅角部に延設することも考えられる。
〈作用)
H型鋼材の一方のフランジ内面と壁パネル面間にスペー
サを介在させてボルトで圧締すると、スペーサはその中
空孔を圧締方向に縮小変位する。
サを介在させてボルトで圧締すると、スペーサはその中
空孔を圧締方向に縮小変位する。
この変位により、圧締方向のブロック部が他方のブロッ
ク部に対してブロック部間の切り込みによる模作用で摺
接lノて抑圧する。そうすると、他方のブロック部は上
記フランジと壁パネル間を拡開する如く押圧し、即ち壁
パネルを反対側のフランジ面に押し付けて位置固定させ
る。
ク部に対してブロック部間の切り込みによる模作用で摺
接lノて抑圧する。そうすると、他方のブロック部は上
記フランジと壁パネル間を拡開する如く押圧し、即ち壁
パネルを反対側のフランジ面に押し付けて位置固定させ
る。
これにより、ボルトによるスペーサの圧締方向と楔作用
方向はその弾性で反発するのて、壁パネルの位置固定を
強固に且つ耐久性よく維持することかできる。
方向はその弾性で反発するのて、壁パネルの位置固定を
強固に且つ耐久性よく維持することかできる。
上記スペーサによる壁パネルの固定は、部側点数として
ボルトのほかスペーサのみを準備すればよく、経済的に
施工の極めて簡単な連結部構造とすることができる。
ボルトのほかスペーサのみを準備すればよく、経済的に
施工の極めて簡単な連結部構造とすることができる。
また、スペーサの一部の外側隅角部に緩衝片を延設すれ
ば、この緩衝片をH型鋼材のウェブと壁パネルの間に位
置させて、壁パネルの振動等による不用意な面方向すべ
りで上記ウェブに対する壁パネル端部の衝突による破損
等を防ぐことも可能となる。
ば、この緩衝片をH型鋼材のウェブと壁パネルの間に位
置させて、壁パネルの振動等による不用意な面方向すべ
りで上記ウェブに対する壁パネル端部の衝突による破損
等を防ぐことも可能となる。
〈実施例〉
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
。
。
第1図は、本発明に係る遮断壁の連結部の構造を示す平
面断面図であり、第2図(イ)、(ロ)は、」1記連結
部に利用するスペーサの正面図及び側面図である。
面断面図であり、第2図(イ)、(ロ)は、」1記連結
部に利用するスペーサの正面図及び側面図である。
図において、lはH型鋼材、2は壁パネルでありプレキ
ャストコンクリート版、押し出し成形セメント版等のコ
ンクリート系壁部材で形成している(図は多数の細長い
中空を形成した中空パネルを示している)。3はゴム賀
材料等からなる弾性シートであり、H型鋼材lの一方の
フランジ1aの内面と壁パネル2の対向面間に介在させ
、一方側の振動等を他方側に伝えないようにしている。
ャストコンクリート版、押し出し成形セメント版等のコ
ンクリート系壁部材で形成している(図は多数の細長い
中空を形成した中空パネルを示している)。3はゴム賀
材料等からなる弾性シートであり、H型鋼材lの一方の
フランジ1aの内面と壁パネル2の対向面間に介在させ
、一方側の振動等を他方側に伝えないようにしている。
lOは、比較的硬質のゴム系材料で形成したスペーサで
ある。このスペーサ10は、H型鋼材lの他方のフラン
ジ1bの内面と壁パネル2の対向面間に介在させ、ボル
トB″??H型鋼材1のウェブ1.cと締結固定するよ
うにしている。1例においては、H型鋼材1の両側に壁
パネル2,2を配設し、それぞれの壁パネル2.2を固
定する為にそれぞれに対応してスペーサ1υ、10を利
用するので、上記ボルトBはH型鋼材lのウェブ1cと
両スペーサ10.10を貫通して一緒に締結できる長さ
としている。従って、遮断壁の終端のように壁パネル2
が片方だけの場合は、ボルトBは一つのスペーサ10と
上記ウェブ1cとを締結する長さとなる。
ある。このスペーサ10は、H型鋼材lの他方のフラン
ジ1bの内面と壁パネル2の対向面間に介在させ、ボル
トB″??H型鋼材1のウェブ1.cと締結固定するよ
うにしている。1例においては、H型鋼材1の両側に壁
パネル2,2を配設し、それぞれの壁パネル2.2を固
定する為にそれぞれに対応してスペーサ1υ、10を利
用するので、上記ボルトBはH型鋼材lのウェブ1cと
両スペーサ10.10を貫通して一緒に締結できる長さ
としている。従って、遮断壁の終端のように壁パネル2
が片方だけの場合は、ボルトBは一つのスペーサ10と
上記ウェブ1cとを締結する長さとなる。
スペーサ10の形状構成を第2図により説明する。
スペーサlOは、断面形状を同図(イ)の正面図で示す
如く角形としてなり、その外側隅角部は、後述する作用
時にH型鋼材1のウェブICのコーナ円弧部に接触しな
いように面取り10aすると共に、追従変位が容易なよ
うに切り欠きfilobを形成している。また、外側隅
角部のうちの一部には、断面角形の緩衝片11を一体に
延設している。
如く角形としてなり、その外側隅角部は、後述する作用
時にH型鋼材1のウェブICのコーナ円弧部に接触しな
いように面取り10aすると共に、追従変位が容易なよ
うに切り欠きfilobを形成している。また、外側隅
角部のうちの一部には、断面角形の緩衝片11を一体に
延設している。
このスペーサ10の長さは、壁パネル2の固定の為に決
定される設計仕様に応じて設定すればよいか、この種の
場合、一般には同図(ロ)の如き短尺で形成される。
定される設計仕様に応じて設定すればよいか、この種の
場合、一般には同図(ロ)の如き短尺で形成される。
12は断面略四角形の中空孔であり、スペーサ10の軸
方向に貫通して形成している。そして、この中空孔12
の隅角部には、所要の深さで切り込み13を放射状に入
れている。これにより、スペーサ10の断面形状的には
、上記切り込み13部分を除いた部分で接続される略台
形的なブロック部14〜17が形成される。
方向に貫通して形成している。そして、この中空孔12
の隅角部には、所要の深さで切り込み13を放射状に入
れている。これにより、スペーサ10の断面形状的には
、上記切り込み13部分を除いた部分で接続される略台
形的なブロック部14〜17が形成される。
18は、スペーサ10の両側面に亘り略中間部で。
例えばブロック部14,1.6間に亘り上記中空孔12
と直交する如く形成した貫通孔であり、ボルトB(第1
図参照)を挿通するものである。
と直交する如く形成した貫通孔であり、ボルトB(第1
図参照)を挿通するものである。
以上のような形状構成からなるスペーサ10を利用して
、第1図の如く壁パネル2をH型鋼材1に位置固定する
場合、前述したように、まずH型鋼材lの一方のフラン
ジ1aの内面と壁パネル2,2の間にタヤ性シート3,
3を介在させる。そして次ぎに他方のフランジ1bの内
面と壁パネル2,2の1、iにスペーサ10.10をそ
れぞれ挿入介在させる。
、第1図の如く壁パネル2をH型鋼材1に位置固定する
場合、前述したように、まずH型鋼材lの一方のフラン
ジ1aの内面と壁パネル2,2の間にタヤ性シート3,
3を介在させる。そして次ぎに他方のフランジ1bの内
面と壁パネル2,2の1、iにスペーサ10.10をそ
れぞれ挿入介在させる。
この挿入に際しては、緩衝片11.IIがH型鋼材lの
ウェブ1cに当接し、壁パネル2,2の端面と対向する
ように向きを設定する。また、スペーサ1.0,1.0
の自然状態における七記挿入厚、即ち第2図上で上下間
の厚さは、H型鋼材lのフランジ1b内面と壁パネル2
.2の対向面で形成される間隔よりも僅かに小さく設定
して、手等による挿入が容易にてきるようにする。
ウェブ1cに当接し、壁パネル2,2の端面と対向する
ように向きを設定する。また、スペーサ1.0,1.0
の自然状態における七記挿入厚、即ち第2図上で上下間
の厚さは、H型鋼材lのフランジ1b内面と壁パネル2
.2の対向面で形成される間隔よりも僅かに小さく設定
して、手等による挿入が容易にてきるようにする。
スペーサ10.10の上記挿入の後、スペーサ10.1
0の貫通孔18.18とH型鋼材lのウェブIcに形成
しているボルトBの挿通孔1dにボルトBを挿通し、ナ
ウトNと共にスペーサ10等を圧締する。
0の貫通孔18.18とH型鋼材lのウェブIcに形成
しているボルトBの挿通孔1dにボルトBを挿通し、ナ
ウトNと共にスペーサ10等を圧締する。
上記圧締により、スペーサ10.10はその弾性と中空
孔12の作用で圧締方向に次第に縮小する。そうすると
、スペーサ10.10の放射状の切り込み13で形成さ
れているブロック部14〜17のうち圧締方向に対応す
るブロック部14.16が縮小移動するので、他のブロ
ク−り部15.17は上記切り込み13部分のすべり作
用によりそれぞれ図上で上下方向に押圧される。換言す
れば、ブロック部14.16が模作用を呈して、他のブ
ロック部Is、17を壁パネル2.2とH型鋼材lのフ
ランジlb内面にそれぞれ押し付ける。即ち、これによ
り壁パネル2.2はH型鋼材1に締結固定される。
孔12の作用で圧締方向に次第に縮小する。そうすると
、スペーサ10.10の放射状の切り込み13で形成さ
れているブロック部14〜17のうち圧締方向に対応す
るブロック部14.16が縮小移動するので、他のブロ
ク−り部15.17は上記切り込み13部分のすべり作
用によりそれぞれ図上で上下方向に押圧される。換言す
れば、ブロック部14.16が模作用を呈して、他のブ
ロック部Is、17を壁パネル2.2とH型鋼材lのフ
ランジlb内面にそれぞれ押し付ける。即ち、これによ
り壁パネル2.2はH型鋼材1に締結固定される。
第3図(イ)、(ロ)は、他の実施例に係るスペーサ2
0の形状構成を示す正面図と側面図である。第2図に示
すスペーサ10の実施例においては、緩衝片11を一体
に設けた構成としたが、壁パネル2の端面とH型鋼材l
のウェブ1cとの間隔が充分であれば、振動等により壁
パネル2の端面が上記ウェブICに接触して破損する不
安がない。
0の形状構成を示す正面図と側面図である。第2図に示
すスペーサ10の実施例においては、緩衝片11を一体
に設けた構成としたが、壁パネル2の端面とH型鋼材l
のウェブ1cとの間隔が充分であれば、振動等により壁
パネル2の端面が上記ウェブICに接触して破損する不
安がない。
従って、この場合には第3図に示すように緩衝片を省略
した構成とすることができる。また、第3図のスペーサ
20は、それぞれのブロック部21〜24の接続部を、
第2図のスペーサ10に比べて薄肉25としている。こ
のような構成の場合は、ブロック部21〜24の変位移
動量を大きくできるので、スペーサ20の材質として例
えば弾性を有するプラスチック系材料で形成することが
できる。
した構成とすることができる。また、第3図のスペーサ
20は、それぞれのブロック部21〜24の接続部を、
第2図のスペーサ10に比べて薄肉25としている。こ
のような構成の場合は、ブロック部21〜24の変位移
動量を大きくできるので、スペーサ20の材質として例
えば弾性を有するプラスチック系材料で形成することが
できる。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、壁パネル
をH型鋼材に固定的に位置させる為に利用する部材とし
て、ボルトのほか、横機能と緩衝機能を併せ備えたスペ
ーサを準備するだけでよく、部材の合理化をはかること
ができる。これにより施工も簡単になり、迅速な作業を
可能とする遮断壁の連結部を得ることができる。
をH型鋼材に固定的に位置させる為に利用する部材とし
て、ボルトのほか、横機能と緩衝機能を併せ備えたスペ
ーサを準備するだけでよく、部材の合理化をはかること
ができる。これにより施工も簡単になり、迅速な作業を
可能とする遮断壁の連結部を得ることができる。
また、スペーサのボルト圧締方向と模作用方向は、スペ
ーサの放射状の切り込みによるブロック部の押圧反力の
ほか、スペーサに内在する弾性でも反発するので、壁パ
ネルの位置固定を強固に、且つ耐久性よく維持すること
ができる。
ーサの放射状の切り込みによるブロック部の押圧反力の
ほか、スペーサに内在する弾性でも反発するので、壁パ
ネルの位置固定を強固に、且つ耐久性よく維持すること
ができる。
第1図は1本発明に係る遮断壁の連結部の構造を示す平
面断面図、 第2図(イ)、(ロ)は、第1図の連結部に利用するス
ペーサの正面図及び側面図、 第3図(イ)、(ロ)は、スペーサの他の実施例を示す
正面図及び側面図である。 l・・・H型鋼材、 la・1b・・・フランジ。 IC・・・ウェブ、 2・・・壁パネル。 3・・・弾性シート、 】0・20・・・スペーサ。 11・・・緩衝片、12・・・中空孔、13・・・切り
込み。 14〜I7・21〜24・・・ブロック部、】8・・・
貫通孔。 B・・・ボルト、 N・・・ナラ1〜。 第2図 (イ) c口)
面断面図、 第2図(イ)、(ロ)は、第1図の連結部に利用するス
ペーサの正面図及び側面図、 第3図(イ)、(ロ)は、スペーサの他の実施例を示す
正面図及び側面図である。 l・・・H型鋼材、 la・1b・・・フランジ。 IC・・・ウェブ、 2・・・壁パネル。 3・・・弾性シート、 】0・20・・・スペーサ。 11・・・緩衝片、12・・・中空孔、13・・・切り
込み。 14〜I7・21〜24・・・ブロック部、】8・・・
貫通孔。 B・・・ボルト、 N・・・ナラ1〜。 第2図 (イ) c口)
Claims (2)
- (1)適宜間隔で立設したH型鋼材の溝間に壁パネルを
挿入して連続的に構築する遮断壁のH型鋼材と壁パネル
との連結部において、 H型鋼材の一方のフランジ内面と、対向する壁パネル面
間に弾性シートを介在させ、 H型鋼材の他方のフランジ内面と、対向する壁パネル面
間に弾性質で断面角形のスペーサを介在させると共にス
ペーサとH型鋼材のウェブをボルトで締結して固定して
なる構造であって、 上記スペーサは、両側面間にボルトの貫通孔を形成する
と共に貫通孔に直交する断面略四角形の中空孔を軸方向
に形成し、 この中空孔の隅角部を放射状に切り込み、相互に摺接移
動可能なブロック部を形成して、 対向する一方のブロック部のボルト圧締による楔作用で
スペーサを固定することを特徴とする遮断壁の連結部構
造。 - (2)請求項1記載の遮断壁の連結部構造において、 H型鋼材のフランジ内面と壁パネル面間に介在させる断
面角形のスペーサの一部の外側隅角部に、H型鋼材のウ
ェブに当接して壁パネルの端面に対向する緩衝片を延設
したことを特徴とする遮断壁の連結部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3779489A JPH0762324B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 遮断壁の連結部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3779489A JPH0762324B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 遮断壁の連結部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217507A true JPH02217507A (ja) | 1990-08-30 |
JPH0762324B2 JPH0762324B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=12507402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3779489A Expired - Fee Related JPH0762324B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 遮断壁の連結部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762324B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2750241A1 (fr) * | 1996-06-21 | 1997-12-26 | Gen Electric | Enveloppe de cuve de reacteur nucleaire limitant le deplacement lateral des assemblages combustibles |
KR100494611B1 (ko) * | 1999-05-21 | 2005-06-13 | 주식회사 대일휀스 | 방음판넬 및 그 설치구조 |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP3779489A patent/JPH0762324B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2750241A1 (fr) * | 1996-06-21 | 1997-12-26 | Gen Electric | Enveloppe de cuve de reacteur nucleaire limitant le deplacement lateral des assemblages combustibles |
KR100494611B1 (ko) * | 1999-05-21 | 2005-06-13 | 주식회사 대일휀스 | 방음판넬 및 그 설치구조 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0762324B2 (ja) | 1995-07-05 |
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