JPH02217272A - 電子タイプライタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、入力された文書情報を設定された印字モー
ドに基づいて印字処理を実行する電子タイプライタに関
するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の電子タイブラタにおいては、入力した文
書情報に対する印字モード、例えばアンダーライン、ボ
ールド、文字サイズ等の印字に対する複数のモードを指
示する手段が備えられており、これらの指示を適宜行う
ことにより、入力された文書情報をアンダーラインを付
加して強調印字等を簡単に行えるように構成されている
。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、文書情報の構成は、通常センテンスとパラグ
ラフから構成される文書構造を有する場合が一般的であ
る。

ところが、上記のような印字モード指定は、通常パラグ
ラフ内に限られる場合が多いのに、通常は第１パラグラ
フから第２パラグラフに移っても、設定中の印字モード
指定は解除されず、そのまま引き継がれている。

このため、オペークは、パラグラフ毎に印字モードの設
定解除を逐次行う必要があり、非富に煩雑な操作をしい
られて文書処理効率を著しく低下させてしまう重大な問
題点があった。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、文書情報の入力状態を監視してパラグラフを検出
することにより、設定中の印字モードの解除操作を軽減
できる電子タイプライタを得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る電子タイプライタは、入力された文書情
報を順次解析してバラグラフを検出するパラグラフ検出
手段と、このバラグラフ検出手段によるパラグラフ検出
状態に基づいてモード設定手段により設定されている所
定の印字モードを自動解除するモード解除手段とを設け
たものである。

（作用） この発明においては、文書情報が入力されると、バラグ
ラフ検出手段が入力された文書情報を順次解析してバラ
グラフを検出し、モード解除手段に対してモード設定手
段により設定されている所定の印字モード解除を促す、
これを受けてモード解除手段がモード設定手段により設
定されている所定の印字モードを自動解除し、次のバラ
グラフの文書入力に移行する。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す電子タイプライタの
構成を説明するブロック図であり、１はＣＰＵで、ＲＯ
Ｍ２に記憶された制御プログラム（後述する第２図にフ
ローチャートの各手順を含む）に基づいてＣＰＵＩに接
続された各デバイスを制御する。

３はＲＡＭで、バッファエリア３ａ、レフトマージンエ
リア３ｂ、パラグラフフラグエリア３ｃ、アンダーライ
ンスイッチエリア３ｄ等から構成されおり、バッファエ
リア３ａにはキーボード８等から入力された文書情報を
所定量、例えば６にバイト分記憶する。また、レフトマ
ージンエリア３ｂにはキーボード８のキー指示により設
定されたレフトマージン位置を記憶する。更に、パラグ
ラフフラグエリア３Ｃにはパラグラフ検出有無を判定す
るパラグラフフラグＰＦ（なお、この実施例ではパラグ
ラフ検出を判定する要素としてリターンキー（図示しな
い）の連続押下を示すリターンコード入力で行う）を格
納する。また、アンダーラインスイッチエリア３ｄには
、印字モードの１つとなるアンダーライン印字モード設
定状態を示すアンダーラインスイッチを記憶する。

５は制御回路で、ＣＰＵバス４に接続され、プリンタ６
、表示器７．キーボード８とＣＰＵＩとの信号授受を制
御する。なお、表示器７は、例えばＬＣＤ等で構成され
ており、設定された書式フォーマットおよび入力文書等
を表示する。また、キーボード８には、種々のキーが配
列されており、文書情報人カキー１書式フォーマット設
定キー、入力制御キー、モード設定キー（印字モード設
定となるアンダーライン指定キー、ボールド指定キー、
網かけ指定キー、文字サイズ指定キー書体指定キー等）
が具備されている。

９は電源で、ＣＰＵバス４に接続される各デバイスに所
定の電源電位を供給する。

次に第２図を参照しながらこの発明によるモード解除処
理動作について説明する。

第２図はこの発明によるモード解除処理手順の一例を示
すフローチャートである。なお、（１）〜（１５）は各
ステップを示す。

プリンタ６、キーボード８．ＲＡＭ３等の初期化（イニ
シャル）を行う（１）０次いで、キーボード８からのキ
ー人力を待機しく２）、キー人力がなされたら、入力さ
れたキーが文字キーに対応する文字コードであるかどう
かを判断しく３）　　ＹＥＳならば入された文字キーに
対応する文字コードをＲＡＭ３のバッファエリア３ａ格
納する（４）０次いで、人力文字を指定された印字モー
ド、例えばアンダーラインスイッチエリア３ｄのアンダ
ーラインスイッチ状態に応じて印字する（５）。

次いで、ＲＡＭ３のパラグラフフラグエリア３Ｃのパラ
グラフフラグをオフしく６）、ステップ（２）に戻り、
次のキー人力を待機する。

一方、ステップ（３）の判定で、ＮＯの場合は、入力さ
れたキーがリターンキーであるかどうかを判断しく７）
　　ＹＥＳならばプリンタ６のキャリッジ位置をレフト
マージンエリア３ｂに格納された位置まで戻しく８）、
記録媒体となる印字用紙を副走査方向に所定量搬送する
紙送りを行う（９）０次いで、パラグラフフラグエリア
３ＣのパラグラフフラグがＯＮ状態であるかどうかを判
断しく１０）、ＹＥＳならばステップ（１４）に進んで
、アンダーラインスイッチエリア３ｄのアンダーライン
スイッチをオフして、ステップ（６）　に戻る。

一方、ステップ（１０）の判断で、ＮＯの場合はパラグ
ラフフラグエリア３Ｃのバラグラフフラグをオンしく１
１）、ステップ（２）に戻る。

一方、ステップ（７）の判断で、ＮＯの場合は、アンダ
ーライン指定キーの押下かどうかを判断しく１２）、Ｎ
Ｏならばステップ（６）に戻り、ＹＥＳならばアンダー
ラインスイッチエリア３ｄのアンダーラインスイッチが
ＯＮであるかどうかを判断しく１３）、ＹＥＳならばア
ンダーラインスイッチをオフして（１４）、ステップ（
６）に戻り、ＮＯならばアンダーラインスイッチをオン
して（１５）、ステップ（６）　　に戻る。

なお、上記実施例では、設定された印字モード指定とし
てアングライン指定を処理する場合について説明したが
、第１図に示したキーボード８から指示可能な印字モー
ドであれば、ボールド指定キー、網かけ指定キー、文字
サイズ指定キー、書体指定キー等であっても良く、また
これらのキーの押下により設定された複数の印字モード
をパラグラフ検出毎に自動解除することもできる。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明は人力された文書情報を
順次解析してパラグラフを検出するパラグラフ検出手段
と、このパラグラフ検出手段によるパラグラフ検出状態
に基づいてモード設定手段により設定されている所定の
印字モードを自動解除するモード解除手段とを設けたの
で、オペレータが文書人力中にパラグラフを意識しなく
ても、設定中の印字モードが解除されるため、各パラグ
ラフ毎の印字モードの解除／設定操作を大幅に軽減でき
る。従って、キー操作に煩わされずに次のパラグラフの
文書入力を継続することが可能となり、文書処理効率を
高めることができる優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す電子タイプライタの
構成を説明するブロック図、第２図はこの発明によるモ
ード解除処理手順の一例を示すフローチャートである。 図中、１はＣＰＵ、２はＲＯＭ、３はＲＡＭ。 ４はＣＰＵバス、５は制御回路、６はプリンタ、７は表
示器、８はキーボード、９は電源である。 第１図 ４１６一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力された文書情報を記憶する文書バッファと、この文
   書バッファに記憶された文書情報に基づいて印字を行う
   印字手段と、この印字手段により印字される印字情報に
   所定の印字モードを設定するモード設定手段とを有する
   電子タイプライタにおいて、入力された文書情報を順次
   解析してパラグラフを検出するパラグラフ検出手段と、
   このパラグラフ検出手段によるパラグラフ検出状態に基
   づいて前記モード設定手段により設定されている所定の
   印字モードを自動解除するモード解除手段とを具備した
   ことを特徴とする電子タイプラタ。