JPH02216941A - 連続受信制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 情報処理装置において調歩式、かつ無手順で大量データ
を送受信する場合の連続受信制御方式に関し、 大量データ受信時に、所定の制御を行うことにより大量
データ処理のためｌ端末により通信制御装置が占有され
ることを防止し、情報処理装置の負荷を軽減し、かつ他
の端末への均等なサービスを行うこと目的とし、 情報処理装置に接続され、かつ複数の調歩式端末を回線
経由で接続するマイクロプログラム制御の通信制御装置
と、これらの調歩式端末に対し各種の情報サービスを行
うためセンタ機能を有する情報処理装置における連続受
信制御方式において、接続された調歩式端末からの連続
した大量データを受信した時に、電文の終結文字間を監
視し、監視中に終結文字を受信したときに連、続受信と
認識する連続受信認識手段と、前記連続受信と認識した
とき監視中に予め指定された終結文字の数を監視するカ
ウント手段と、前記カウント手段が指定された数に達し
たときに送信停止制御信号を送信する送信手段と、前記
送信停止制御信号の送信から送信可能制御信号を送信す
る迄の間隔をとるタイマ手段とを備え、調歩式かつ無手
順により大量データを受信した時に、接続された１端末
による大量データ処理のため通信制御装置が占有される
ことを防止するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は大量データ処理における連続受信制御方式に関
し、特に、パソコン通信等に代表される調歩式端末への
サービスを無手順で行うためのセンタ機能を有する情報
処理装置の連続受信制御方式に関する。

近年、パソコン通信等に代表される安価な調歩式端末へ
の各種サービスが増加している。調歩式かつ無手順によ
る通信はプロトコルを極力少なくして汎用性をもたした
ものである。現状では交換機や専用機によりすでに実現
されているが、情報処理装置についても、企業内ネット
ワークや地方自治体等でパソコン等を使用した小規模な
情報サービスが要望されており、既存の情報処理装置を
利用したネットワークが検討されている。

ここで、調歩式端末とはネットワークから同期用のクロ
ック信号を受けず非同期に動作し、そのため電文の開始
にスタートビット、終了にストップビットを付加し電文
毎に同期をとるようにした端末をいう。

〔従来の技術〕

第５図は一般的な情報処理ネットワークである。

ＷＳは複数のワークステーション、ＰＣは複数のパーソ
ナルコンピュータ（パソコン）、ｌは情報処理装置、２
は情報処理装置１に接続されマイクロプログラムにより
制御する通信制御装置、３はパソコンの交換網、４は他
の情報処理装置、１１は情報処理装置１内のセンタ機能
である。

情報処理装置１に接続された通信制御装置２は通常のデ
ータ受信のときは、交互に応答しながら送受信する。ま
た、送受信のデータ長が長いときはｌ電文に対し１バッ
ファ以上を割り当てて受信を行い、順次、情報処理装置
ｌに通知し、情報処理装置ｌはその処理を行う。

同様にセンタにもバッファを使用するが、調歩式かつ無
手順のシステムでは、通常は会話サービスであり、セン
タからの問い合わせへの応答を端末からオペレータが入
力するため、電文を受信して次の電文が送られて来るの
に速（でも数秒を要する。

このため、処理時間には充分であり使用したバッファを
その間に解放できるので何ら問題はない。

しかし、ファイル受信の場合は端末から電文間隔が短く
連続したデータで送られて来るために通信制御袋Ｗ２の
負担が重くなり、情報処理装置１に通知するよりもデー
タの来る方が速いと、バッファで受信できるだけ受信し
、バッファフルになると端末に送信停止制御信号Ｘ−０
ＦＦを送信しデータの送信を一時停止してもらう。

そして、停止している間に情報処理装置１に通知し情報
処理装置１はその処理を行う。バッファに空きができ受
信可能となれば送信可能制御信号Ｘ−０Ｎを送信し端末
に送信を再開してもらい、これによりファイル受信を行
う。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のような構成において、情報処理装置１では通常、
交換機や専用機と異なり他の汎用処理も行っており、全
てのハードウェア資源をこのような通信のためのセンタ
機能として使用することはできない。

またパケット網のセンタにおけるファイル転送のように
一度に大量のデータを受信する場合には通信制御装置２
のバッファを使いきる可能性があり、他の端末へのサー
ビスができな（なる場合がある。さらに、情報処理装置
１でも大量のデータ処理のために占有されると、他の端
末へのサービス指示の遅れを生じることがある。

第６図によりさらに詳しく説明する。ファイル受信では
ファイルの最後まで受信しないと処理は終了しない、そ
のため、１つの端末がファイルを送信し始めると通信制
御装置２が占有され、他の端末へのサービスができない
場合が生じる。

例えば、第６図において、文字のない縦罫線の多い文書
りが端末ｐｃから交換網３を介して通信制御装置２に送
られるとする０通信制御装置２が文書りを受信した場合
に、図示のように文書中に文字でない縦罫線が含まれて
いると罫線と改行マークにより１個のバッファを使用し
てしまい、たちまちバッファ■〜■が充たされバッファ
容量が不足してしまうことになる。

一方、情報処理装置１は前述のように汎用処理も行うた
めに、同一の通信制御装置でデータ通信を行いバッファ
が不足すると最早通信ができなくなる。従って、情報処
理装置１において全ての端末に均等にサービスが行えか
つ他のデータ通信を行っているときにも影響がないよう
にする必要がある。

本発明は、調歩式かつ無手順方式において、大量データ
受信時に、所定のフロー制御を行うことにより大量デー
タ処理により１端末が通信制御装置を占有することを防
止し、情報処理装置の負担を軽減し、他の端末へ均等な
サービスを行うこと目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理構成図である。本発明は、情報処
理装置に接続され、かつ複数の調歩式端末を回線経由で
接続するマイクロプログラム制御の通信制御装置と、こ
れらの調歩式端末（ｐｃ）に対し各種の情報サービスを
行うためセンタ機能（Ｉｎを有する情報処理装置におけ
る連続受信制御方式において、接続された調歩式端末か
らの連続した大量データを受信した時に、電文の終結文
字間を監視し、監視中に終結文字を受信したときに連続
受信と認識する連続受信認識手段（Ａ）と、前記連続受
信と認識したとき監視中に予め指定された終結文字の数
を監視するカウント手段（Ｂ）と、前記カウント手段が
指定された数に達したときに送信停止制御信号（Ｘ−Ｏ
ＦＦ　）を送信する送信手段（Ｃ）と、前記送信停止制
御信号（に−０ＦＦ　）の送信から送信可能制御信号（
Ｘ−ＯＮ）を送信する迄の間隔をとるタイマ手段（Ｄ）
とを備え、調歩式かつ無手順により大量データを受信し
た時に、接続されたｌ端末による大量データ処理のため
通信制御装置が占有されることを防止するようにしたこ
とを特徴とする。

〔作　用〕

本発明は、情報処理装置１に接続され、マイクロプログ
ラムにより制御する通信制御装置２において、接続され
た複数の調歩式端末から連続した大量データを受信した
時に、電文の終結文字（例えば、改行を示す制御符号Ｌ
Ｆ、復帰を示す制御符号ＣＲ等）を監視し、連続受信と
認識すると終結文字の数をカウントし、指定した数に達
したとき端末に送信停止制御信号Ｘ−０ＦＦを送信し次
に送信可能制御信号Ｘ−０Ｎを送信するまでの間隔を制
御ｌ、大量データ受信時に、接続されたｌ端末により大
量データ処理のため通信制御装置が占有されることを防
止するようにするものである。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例構成図である０図中、２１は
通信制御装置２のバッファ、２２は通信制御装置２のマ
イクロプログラム、２３は終結文字の監視を行い連続受
信を検出する連続受信認識タイマ、２４は送信停止制御
信号Ｘ−０ＦＦを送信するタイミングを監視する連続受
信認識カウンタ、２５はＸ−０ＦＦの送信後、送信可能
制御信号Ｘ−０Ｎを送信するまでの待ち時間を用意する
χ−ＯＮ送信待機タイマである。

タイマ及びカウンタ２３〜２５はマイクロプログラム２
２に含まれる。

情報処理装置１は調歩式端末（以下、端末）を回線経由
で多数したネットワークの各種情報のサービスを行うセ
ンタ機能１１を有し、通信制御装置２を使用して端末と
の送受信を行う。この場合、マイクロプログラム２２で
受信データを処理し、バッファ２１へ受信データを書き
込む、終結文字を受信すると電文の終わりと認識し、使
用するバッファを次のバッファと変更する。センタ機能
を開始するときの設定により連続受信認識タイマ２３、
連続受信！！識カウンタ２４、Ｘ−０ＮＮ送信機タイマ
２５の値が指定されているのでそれに従い、終結文字を
受信したところで連続受信認識タイマ２３をスタートさ
せる。このタイマがタイムアウトする前に、次の電文を
受信し、終結文字まで認識すると連続受信とし、連続受
信認識カウンタにより終結文字の数をカウントする。こ
こで、連続受信タイマ２３をリセットし再起動する０以
上の処理を繰り返し連続受信処理を行う、連続受信認識
前及び連続受信処理中に連続受信認識タイマ２３のタイ
ムアウトが発生すると連続受信処理をやらなす、処理中
の場合は停止する。

連続受信処理中に連続受信認識カウンタ２４が指定数の
終結文字を受信した場合は、端末にｘ−ｏｐｐを送信し
データの送信を一時停止してもらう、連続受信認識タイ
マ２３を停止し、Ｘ−０ＮＮ送信機タイマ２５をスター
トさせる。この間にバッファ２１に溜まっているデータ
を情報処理装置１に通知する。

Ｘ−０ＮＮ送信機タイマ２５がタイムアウトすると端末
にＸ−０Ｎを送信しデータの送信を再開してもらう。

以上の処理により端末より送信されてくる大量の連続し
たデータを受信した場合でも他の端末へのサービスを均
等に行うことができ、情報処理装置１において通常のデ
ータ通信を行っている場合も影響が少ない。

第３図は本発明の基本フローチャートである。

本フローチャートはパソコン通信の例である。通常は会
話サービスが行われ、センタからのメツセージに対し端
末ＰＣでオペレータがその応答を入力するが、オペレー
タはファイル転送により第６図に示すような文書りを端
末から送信する。この時は通信制御装置２はデータ受信
待ちの状態である（１）６次に通信制御装置２のマイク
ロプログラム２２で受信を開始すると（２）、マイクロ
プログラム２２は受信データを順次バッファ２１へ格納
して行＜（３）。

この際、終結文字があるか否か判断しく４）、なければ
ステップ（３）を行い、あればバッファ２１に受信デー
タをセットする（５）、データの格納されたバッファ２
１はセンタ機能１１からの受信要求によりデータを情報
処理装置１に通知するとその後解放され、次のバッファ
２１が確保される（６）、マイクロプログラム２２は受
信処理中に終結文字毎に連続受信認識タイマ２３を起動
する（７）。

以下のステップ（８）〜０１）は次の受信待ちの状態で
あり、ステップ（１）〜（４）と同じである。連続受信
認識タイマ２３が連続受信処理中にタイムアウトすると
（１２１、連続受信認識タイマ２３はリセットされ０■
、さらに、連続受信認識カウンタ２４もリセットされａ
４）、連続受信処理は停止する。以降、このフローの繰
り返しとなる。

第４図は第３図のステップ（７）から次の受信待ち（８
）の間を詳細に説明するフローチャートである。

連続受信タイマ２３の値は５０＋５ｓｅｃとする。５０
ｍ５ｅｃ以内に終結文字を受信したマイクロプログラム
２２は連続データ受信と＃！ｌ議すると連続受信認識カ
ウンタ２４により終結文字の数を監視する（１）、この
カウンタ値を１０個と指定する（２）、マイクロプログ
ラム２２は１０個を検出するとＸ−０ＦＦを端末に送信
する（３）、　Ｘ−０ＦＦを受信した端末は送信を停止
する。マイクロプログラム２２は次に連続受信認識タイ
マ２３を停止しＸ−０ＮＮ送信機タイマ２５を起動する
（４）。このタイマ値は２００ｍ５ｅｃとする。Ｘ−０
ＮＮ送信機タイマ２５で待機している間にバッファ２１
のデータを情報処理袋ｆ１に通知する処理や、他の端末
へのサービス処理が行われる（５）。Ｘ−０ＮＮ送信機
タイマ２５がタイムアウトすると（６）、マイクロプロ
グラム２２は情報処理装置ｌからの受信要求に対する完
了がされていることを確認しく７）、Ｘ−０Ｎを送信す
る。情報処理袋ｙ１１からの受信要求に対する完了がさ
れていない場合は完了を待ってＸ−０Ｎを端末へ送信す
る（８）、　Ｘ−０Ｎを受信した端末は送信を再開し、
通信制御袋Ｗｔ、２は次の受信待ちとなる（第３図、ス
テップ（８）参照）、尚、ステップ（２）において、連
続受信認識カウンタ２４にカウント値を指定してないと
きは連続受信認識タイマ２３をリセットし００、次のバ
ッファ２１を確保する００゜ 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、複数の調歩式端
末が回線経由で接続され、各種の情報サービスを行うセ
ンタとして機能する情報処理装置において、端末から送
信されてくる大量の連続データを受信した場合も、他の
端末へのサービスを均等に行うことができ、同一の通信
制御装置にてセンタ以外のデータ通信を行っている場合
も影響が少なく安定した性能を保障することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、 第２図は本発明の一実施例構成図、 第３図は本発明の基本フローチャート、第４図は第３図
フローチャートの部分詳細フローチャート、 第５図は一般的なシステム構成図、 第６図は従来方式の説明図である。 （符号の説明） １・・・情報処理装置、 ２・・・通信制御装置、 ３・・・交換網、 ４・・・他の情報処理装置、 １１・・・センタ機能 ＰＣ・・・パソコン、 −Ｃ・・・ワークステーション、 Ｄ・・・文書。 及び 本発明の原理構成図 第１図 本発明の一実施例構成図 第２図 本発明の基本フローチャート

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、情報処理装置に接続され、かつ複数の調歩式端末を
   回線経由で接続するマイクロプログラム制御の通信制御
   装置と、これらの調歩式端末に対し各種の情報サービス
   を行うためセンタ機能（１１）を有する情報処理装置に
   おける連続受信制御方式において、 接続された調歩式端末（ＰＣ）からの連続した大量デー
   タを受信した時に、電文の終結文字間を監視し、監視中
   に終結文字を受信したときに連続受信と認識する連続受
   信認識手段（Ａ）と、 前記連続受信と認識したとき監視中に予め指定された終
   結文字の数を監視するカウント手段（Ｂ）と、 前記カウント手段が指定された数に達したときに送信停
   止制御信号（Ｘ−ＯＦＦ）を送信する送信手段（Ｃ）と
   、 前記送信停止制御信号（Ｘ−ＯＦＦ）の送信から送信可
   能制御信号（Ｘ−ＯＮ）を送信する迄の間隔をとるタイ
   マ手段（Ｄ）とを備え、 調歩式かつ無手順により大量データを受信した時に、接
   続された１端末による大量データ処理のため通信制御装
   置が占有されることを防止するようにしたことを特徴と
   する連続受信制御方式。