JPS6364443A - 通信制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は通信回線と端末装置に介在してデータ転送を行
う通信制御装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）を利用し
た通信システムでは、ＬＡＮに接続する端末装置側に各
種ＬＡＮに対応したインタフェース部を設ける必要があ
った。又、ＬＡＮを利用した私設パケット網の構築には
、ゲートウェイと呼ばれる通信制御装置を介して公衆パ
ケット交換網との接続を行っていて、ＬＡＮ内の端末装
置は公衆パケット網と同様のインタフェース仕様で公衆
パケット網′に接続されている。一方、ＬＡＮ内におけ
る端末装置間のインタフェースは、公衆パケット交換網
インタフェース（ＤＴＥ／ＤＣＥインタフエース）によ
らず、ＤＴＥ／ＤＴＥインタフェースによる私設パケッ
ト網構築の検討がなされている。

［発明が解決しようとする問題点］ この場合、端末装置側で公衆パケット交換接続時と、Ｌ
ＡＮを利用した私設パケット網内通信時とで別々のイン
タフェース制御が必要となる。又Ｄ　Ｔ　Ｅ／Ｄ　Ｔ　
Ｅインタフェースによる私設パケット網構築では、デー
タパケット転送時の応答確認はエンドツーエンド確認と
なるため、ＬＡＮ上のデータ転送量が多くなりデータ転
送効率が悪くなるという欠点があった。

本発明は上述従来例に鑑み成されたもので、端末装置よ
り通信回線へのデータ送出時、ローカルに応答確認パケ
ットを送出して通信回線上のデータ転送効率を高めた通
信制御装置を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明の通信制御装置は以下
の様な構成から成る。

即ち、通信回線と端末装置に介在して通信制御を行う通
信制御装置であって、前記通信回線との送受信を行う回
線送受信手段と、前記端末装置との送受信を行う端末送
受信手段と、前記端末装置よりのデータを受信すると、
前記回線送受信手段により送信を実行し前記通信回線よ
りの応答信号を待たずに前記端末装置に応答情報を返す
手段とを備える。

［作用］ 以上の構成において、端末装置より送信パケットを受信
すると、通信回線よりの応答確認の受信を待つことなく
端末装置に応答確認パケットを送出する様に動作する。

［実施例］ 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。

［通信システムの説明　（第１図）］ 第１図は本発明の一実施例の通信制御装置を備えた通信
システムの構成図である。

図中、１はＬ　Ａ　Ｎ　（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅ
ｔｒｏｒｋ）の通信回線、２は通信回線１と端末装置３
とに介在して通信制御を行う通信制御装置である。４は
ＬＡＮと一般公衆網とを接続する通信サーバである。

［通信制御装置の説明　（第２図）］ 第２図は木実流側の通信制御装置２のブロック図で、第
１図と共通部分は同一記号で示している。

２１はメモリ２２の制御プログラムに従って装置全体の
制御を行うＭＰＵ　（マイクロプロセッサ）、２２はＭ
ＰＵ２１の制御プログラムやデータ等を格納しているプ
ログラムメモリと、ＭＰＵ２１のワークエリアとしての
ＲＡＭとを備えたメモリである。２３は端末装置３より
の転送データ及び回線１からの受信データを記憶する記
憶部、２４は通信回線１とのインタフェースを制御する
回線インタフェース部、２５は端末装置３とデータの送
受信を行う端末インタフェース部である。

２６はデータ入力を行う入力部２７と表示部２８とのデ
ータ転送制御を行うＩ１０インタフェース部、２９はＭ
ＰＵ２１と各回路部分との接続を行うシステムバスであ
る。

［端末装置よりのパケット受信処理の説明（第３図）］ 第３図は本実施例の通信制御装置２による端末装置３よ
りのデータパケット受信処理のフローチャートで、本プ
ログラムはメモリ２２に格納されていて、端末装置の間
で既に呼の設定がなされているものとする。

まずステップＳ１で端末装置３よりパケットを受信する
とステップＳ２に進み、受信したパケットがデータパケ
ットかどうかをみる。データパケットでなければステッ
プＳ１２に進みパケットの種別に対応した処理を行う。

データパケットならばステップＳ３に進み、データパケ
ット中の制御情報部の送信順序番号、受信順序番号等の
チェックを行って正常データかどうかをみる。正常デー
タでなければステップＳ１３に進みエラー処理を行う。

ステップＳ３で正常データのときはステップＳ４に進み
、ＬＡＮ上のプロトコルへの変換及び記憶部の送信キュ
ーテーブルへの制御情報の設定等を行いメモリ２２に基
本情報を設定する。一方ＬＡＮのプロトコルに変換され
た変換データは記憶部２３に格納される。

ステップＳ５ではＬＡＮの回線１に送信可能となるのを
待つ。送信可能になるとステップｓ６に進みＬＡＮ上の
相手先へのデータ送信を行う。ステップＳ７では回線イ
ンタフェース部２４でＬＡＮのプロトコルで送信確認が
とれるのを待つ。確認がとれないときはステップＳ１１
に進み、タイムアウトとなるかどうかをチェックする。

ステップＳｌｌでタイムアウトが発生するとステップＳ
１３に進みエラー処理を行う。

ステップＳ７で送信確認がとれるとステップＳ８に進み
、ステップＳ４で設定した送信キューテーブルへの基本
情報に基づきネットワーク制御上での確認応答パケット
を作成する。ステップＳ９では端末装置３に確認応答パ
ケットを端末インタフェース部２５を介して送出する。

ステップＳ１０で送信キューが空になったかどうかを確
認し、空ならば処理を終了して再びスタート状態、即ち
パケット待ち状態へ戻る。空でなければ再びステップＳ
５に戻り送信キューが空になるまでステップＳ５〜Ｓ９
でＬＡＮの相手先への送信を繰返す。

［データパケット受信処理の説明（第４図）］データパ
ケットを通信回線１より受信する通信制御装置２の受信
処理を第４図のフローチャートにより詳述する。ここで
のスタートとは、第３図のフローチャートに於ける前提
と同様である。

まずステップＳ２０で、通信回線１を介してパケットデ
ータが回線インタフェース部２４により受信されると、
このデータを記憶部２３に格納する。次にステップＳ２
１でデータパケットであるかどうかをチェックする。デ
ータパケットでなりればステップＳ２２に進み、パケッ
トの種類に対応した処理を行う。データパケットを受信
した時はステップＳ２３に進み、データパケット中の制
御情報部をチェックして正常データかどうかをみる。正
常データでないときはエラー処理を行う。

ステップＳ２３でデータパケットが正常のときはステッ
プＳ２５に進み、ＬＡＮ上のプロトコルの情報を取除い
て通常のパケット網のプロトコルデータに変換し直し、
記憶部２３の受信キューテーブルに基本情報を設定する
。ステップＳ２６で端末装置３が受信可能になるのを待
ち、受信可能となるとステップＳ２７に進み、端末イン
タフェース部２５を介して端末装置３にデータバケツト
を送出する。ステップ３２８で端末装置３よりの確認応
答をステップＳ２９のタイムアウト監視とともに待つ。

ステップＳ２９でタイムアウトが発生すると、ステップ
Ｓ２４のエラー処理へ移行する。ステップ３２８で端末
装置３より確認応答が返ってくるとステップＳ３０へ進
み、記憶部２３の内部受信キューテーブルの基本情報を
更新する。

このとき確認応答は通信回線１を経由して送信元である
相手先へは転送しない。次にステップＳ３１で記憶部２
３の受信キューが空かどうかチェックし、空でなければ
ステップ５２６に戻り前述の動作を実行する。受信キュ
ーが空ならば処理を終了し、スタート状態すなわちＬＡ
Ｎからのバケット待ち状態へ戻る。

なお本実施例では、私設回線網の端末装置間での通信に
ついて説明したが、第１図の通信サーバを介した一般公
衆回線網との通信時にも適用しても良い。

以上説明した様に本実施例によれば、通信制御装置がネ
ットワーク制御上のローカルな確認応答を端末装置に送
出することにより、ＬＡＮの通信回線のデータ転送量を
減少させるとともに、確認応答も速くできるため、伝送
効率の高いパケット網が構築できるという効果がある。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によねば、通信回線上のデー
タ転送量を減少させるとともに、確認応答も速くできる
ため、伝送効率の高いパケット網が構築できるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の通信制御装置な備えた通信
システムの構成図、 第２図は本実施例の通信制御装置のブロック図、 第３図は端末装置よりのデータパケットを回線に出力す
る動作のフローチャート、 第４図は回線よりのデータパケットを受信して端末装置
に出力するフローチャートである。 図中、１・・・通信回線、２・・・通信制御装置、３・
・・端末装置、４・・・通信サーバ、２１・・・ＭＰＵ
、２２・・・メモリ、２３・・・記憶部、２４・・・回
線インタフェース、２５・・・端末インタフェース、２
６・・・Ｉ１０インタフェース部、２７・・・入力部、
２８・・・表示部である。 特許出願人　　キャノン株式会社 第　４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通信回線と端末装置に介在して通信制御を行う通信制御
   装置であつて、前記通信回線との送受信を行う回線送受
   信手段と、前記端末装置との送受信を行う端末送受信手
   段と、前記端末装置よりのデータを受信すると、前記回
   線送受信手段により送信を実行し前記通信回線よりの応
   答信号を待たずに前記端末装置に応答情報を返す手段と
   を備えたことを特徴とする通信制御装置。