JPH02215791A - Si―4155b物質,その製造法および用途 - Google Patents

Si―4155b物質,その製造法および用途

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JPH02215791A
JPH02215791A JP1035148A JP3514889A JPH02215791A JP H02215791 A JPH02215791 A JP H02215791A JP 1035148 A JP1035148 A JP 1035148A JP 3514889 A JP3514889 A JP 3514889A JP H02215791 A JPH02215791 A JP H02215791A
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JP
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methanol
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ethyl acetate
magnetic resonance
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JP1035148A
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Akira Hirota
陽 廣田
Toshitaka Kanza
寛座 俊孝
Akira Isogai
磯貝 彰
Mitsuru Nakayama
中山 充
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な5I−41558物質、その製造法およ
び用途に関する。5I−41558物質は微生物により
生産される生理活性物質であり、植物生長調節剤。
除草剤、抗菌剤として有用である。
〔従来の技術1発明が解決しようとする課題〕微生物に
よって生産される生理活性物質は種々知られているが、
本発明の5I−4155B物質は新規物質であり、その
製法も知られていない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は下記の理化学的性質を有する5r−4155B
物質に関する。
(イ)外観:無色針状結晶 (ロ)元素分析値:炭素64.93%、水素8.90%
窒素O% (ハ)分子量763B(FAB MSより)(ニ)融点
7 161.0〜163.0 ’C(ネ)比旋光度: 
〔α〕20D+55.8゜(c =0.01.メタノー
ル) (へ)赤外線吸収スペクトル:第1図に示す(KBr錠
剤中で測定) (ト)紫外線吸収スペクトル:第2図に示す(メタノー
ル中で測定) 0)1H−核磁気共鳴スペクトル;第3図に示す(CD
Cl 3) (9)”C−核磁気共鳴スペクトル:第4図に示す(C
DCf i) (ヌ)溶解性:ベンゼン、酢酸エチル、クロロホルム、
アセトン、メタノールに可 溶、水、n−ヘキサンに不溶 (ル)呈色反応:過マンガン酸カリ、ヨードに陽性 さらに、本発明はストレプトミセス属に属し、上記理化
学的性質を有する5I−4155B物質を生産する能力
を有する微生物を培養し、培養物からSI−4155B
物質を採取することを特徴とするSI−4155B物質
の製造法ならびに該SI−4155B物質を有効成分と
する植物生長調節剤、除草剤および抗菌剤に関する。
本発明の新規物質であるSI−,4155B#iJ質は
、ストレプトミセス属に属しSI−4155B物質を生
産する能力を有する微生物を培養し、培養物から5I−
4155B物質を採取することにより得られる。
5I−4155B物質を生産する能力を有する微生物と
しては、本発明者が新たに発見したストレプトミセス・
エスピー(Stre tom ces sp、) 41
55株があげられる。本国の菌学的性質は特願昭63−
240455号明細書に詳しく記載されている0本国は
工業技術院微生物工業技術研究所にPERM P−10
236として寄託されている。なお、本発明においては
本国を人工的に変異させるか、あるいは自然に変異して
得られる変異株であってもSI−4155B物質を生産
する能力を有するものはすべて使用することができる。
上記微生物を培養するための培地としては、炭素源、窒
素源等を含有し、該微生物が生育しうるものが用いられ
る。炭素源としては種々のものを用いることができるが
、グルコース、シュクロース、フラクトース、ラムノー
ス、アラビノースなどが挙げられる。また、窒素源とし
ては硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、肉エキス、
コーン・ステイープ・リカー、ペプトン、乾燥酵母、大
豆粉などの無機または有機の窒素化合物を挙げることが
できる。その他、必要に応じて食塩、リン酸塩類、カル
シウム、亜鉛、マグネシウム、鉄などの無機塩類や微生
物の生育に必要な栄養物質を培地に適宜加えることがで
きる。
上記微生物の培養は、好気的条件下に温度20〜35°
C1好ましくは23〜33°Cで3〜10日間、好まし
くは4〜6日間、p)15〜9、好ましくはpH6〜8
の範囲で行えばよく、これによりSI−4155B物質
が培養物中に生成蓄積される。培養は、培養物中の該物
質の生成量が最大に達した時に停止し、培養物中よりS
I−4155B物質を採取し、精製する。精製は、例え
ば培養物に酢酸エチルなどの有機溶剤を加えて抽出を行
い、抽出液を濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトで
分離する方法などを用いればよい。
上記方法により得られた新規物質であるSI−4155
B物質は、植物の発芽抑制活性を有しているので5I−
4155B物質を有効成分とする植物生長調節剤として
利用されるほか、除草剤としたり、抗菌活性を利用して
5I−4155B物質を有効成分とする抗菌剤として利
用することができる。
植物生長調節剤として用いる場合は、有効成分としてS
I−41558物質を含む水和剤、フロアブル剤。
乳剤、粉剤2粒剤等の製剤にして、対象植物を枯らさな
い薬量範囲で土壌または水耕等の栽培液に施用すれば植
物の生長を調節することができる。
除草剤として用いる場合は、有効成分として51415
5B物質を含む水和剤、フロアブル剤、乳剤。
粉剤2粒剤等の製剤にして雑草の発芽前から発芽後初期
に土壌に施用することにより問題となる雑草を枯らすこ
とができる。
また、5I−4155B物質を抗菌剤として用いる場合
は、医薬用または工業用等それぞれの用途に応じた製剤
型にして用いることにより対象有害微生物を防除するこ
とができる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により説明する。
実施例1 500戚容平底振とうフラスコに第1表に示したブリド
ハム・ゴツトリープ・ファーマメディア培地125dを
入れオートクレーブで滅菌した後、第2表に示した改変
ベネット培地のスラントよりストレプトミセス・エスピ
ー4155 (FERM P−10236)を植菌し、
30°Cで24日間振とう培養した。
■11 グルコ−ス フアーマメゾイア にHzPO4 KzllPOa・3HzO MgSO4・7H20 微量塩類溶液“ 蒸留水 *微量塩類溶液 CllSO4・5H20 5H2OFeSO4 4HzOz4Hz。
ZnSO44H20 忍覧人 0g 10g 2.38g 5.65g 1g d 1 000 ml pl+7.0〜7.4 0.64g 0.11g 0.78g 0、15 g 1 0 0 ml 】じし表。
グルコース          10gポリペプトン 
        2g 肉エキス           1g 酵母エキス          1g 蒸留水         1000d 培養終了後、遠心分離して得た培養濾液を中性に調整し
、酢酸エチルで抽出した。次いで、抽出液に無水硫酸ナ
トリウムを加え脱水した後、i!縮乾固し、油状の粗抽
出物を得た。得られた粗抽出物を溶媒系n−ヘキサン:
酢酸エチルのステップワイズ法によるシリカゲルカラム
クロマト(nヘキサン100%より酢酸エチルの濃度を
20%づつ増加)により溶出を行い、n−ヘキサン:酢
酸エチル=20:80〜0:100の画分を集めた。次
に、得られた画分を再び溶媒系n−ヘキサン:酢酸エチ
ル(30ニア0)のシリカゲルカラムクロマトを行って
精製し、濃縮後、得られた粗SI−4155B物質を酢
酸エチルより再結晶させ、無色針状結晶のSI−415
58物質0.25mgを得た。
実施例2 シャーレ(φ6cm)に濾紙(Whatman Nα2
)を敷き、実施例1で得られた5I−4155B物質を
アセトンに溶かし、所定の濃度になるようにシャーレに
加えた。風乾後、イオン交換水3dを加え、そこにあら
かじめ発芽させたレタス幼苗(Great Lake3
66)を7粒まき、人工気象器(27°C1約1000
ルツクス)中で3日間生育させ、レタス幼苗の根の長さ
を測定した。なお、測定値は最長と最短の値を除いた平
均値とした。測定値からイオン交換水のみを与えたレタ
ス幼苗の根の長さを100とした場合の試験区の根の伸
長率を算出した。この結果を第3表に示す。
第3表から明らかなように、5r−4155B物質は植
物の生長を抑制する活性を有する。
実施例3 第4表に示した被検菌を、ブイヨン液体培地で30°C
で24時間培養後、ブイヨン寒天培地に該培養液が約1
%になるように加え、シャーレに移して検定プレートを
作成した。次に、実施例1で得られたSI−4155B
物質をメタノールに1■/dとなる様に溶かしたものに
ペーパーディスクを浸し、風乾後、該ベーパーディスク
を前記検定プレート上に置き、30℃で24時間培養し
た。培養終了後、阻止内の有無で抗菌活性を評価した。
この結果を第4表に示す。なお、表中の+は抗菌活性あ
り、は抗菌活性なしを示す。
】しL聚 スタフィロコッカス・7ウレウス IFO3060−−
〔発明の効果] 本発明のSI−41558物質は、微生物により生産さ
れる生理活性物質であり、植物生長調節剤、除草剤、抗
菌剤として有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、SI−415581!I質の赤外線吸収スペ
クトルである。第2図は、SI−4155B物質の紫外
線吸収スペクトルである。第3図E、 5r−4155
B物質の1H−核磁気共鳴スペクトルである。第4図は
、514155B物質の13C−核磁気共鳴スペクトル
である。 手続補正書(自発) 平成1年9月8 日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の理化学的性質を有するSI−4155B物
    質。 (イ)外観:無色針状結晶 (ロ)元素分析値:炭素64.93%、水素8.90%
    、窒素0% (ハ)分子量:638(FABMSより) (ニ)融点:161.0〜163.0℃ (ホ)比旋光度:〔α〕^2^0_D+55.8°(c
    =0.01、メタノール) (ヘ)赤外線吸収スペクトル:第1図に示す(KBr錠
    剤中で測定) (ト)紫外線吸収スペクトル:第2図に示す(メタノー
    ル中で測定) (チ)^1H−核磁気共鳴スペクトル:第3図に示す(
    CDCl_3) (リ)^1^3C−核磁気共鳴スペクトル:第4図に示
    す(CDCl_3) (ヌ)溶解性:ベンゼン、酢酸エチル、クロロホルム、
    アセトン、メタノールに可溶、水、n−ヘキサンに不溶 (ル)呈色反応:過マンガン酸カリ、ヨードに陽性
  2. (2)ストレプトミセス属に属し、請求項1に記載のS
    I−4155B物質を生産する能力を有する微生物を培
    養し、培養物からSI−4155B物質を採取すること
    を特徴とするSI−4155B物質の製造法。
  3. (3)請求項1に記載のSI−4155B物質を有効成
    分とする植物生長調節剤。
  4. (4)請求項1に記載のSI−4155B物質を有効成
    分とする除草剤。
  5. (5)請求項1に記載のSI−4155B物質を有効成
    分とする抗菌剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011021580A1 (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 三井化学アグロ株式会社 A-87774化合物又はその塩、それらの製法及びそれらを有効成分として含有する農薬

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011021580A1 (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 三井化学アグロ株式会社 A-87774化合物又はその塩、それらの製法及びそれらを有効成分として含有する農薬
JP2011078407A (ja) * 2009-08-18 2011-04-21 Mitsui Chemicals Agro Inc A−87774化合物又はその塩、それらの製法及びそれらを有効成分として含有する農薬
US8563266B2 (en) 2009-08-18 2013-10-22 Mitsui Chemicals Agro, Inc. A-87774 compounds or salts thereof, production method thereof and agrochemicals containing the same as active ingredient

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