JPH02215346A - 電子レンジ調理用油脂 - Google Patents
電子レンジ調理用油脂Info
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- JPH02215346A JPH02215346A JP3582089A JP3582089A JPH02215346A JP H02215346 A JPH02215346 A JP H02215346A JP 3582089 A JP3582089 A JP 3582089A JP 3582089 A JP3582089 A JP 3582089A JP H02215346 A JPH02215346 A JP H02215346A
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- oil
- oils
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- hydrogenated
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Links
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Landscapes
- Edible Oils And Fats (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マイクロ波に対する安定性に優れ、電子レン
ジにより加熱しても劣化しにくい電子レンジ調理用油脂
に関する。
ジにより加熱しても劣化しにくい電子レンジ調理用油脂
に関する。
油脂は光線、熱、酸素との接触等により酸化反応が起り
劣化するが、劣化の速度や程度は油脂の種類、組成、物
性等により異なっている。
劣化するが、劣化の速度や程度は油脂の種類、組成、物
性等により異なっている。
例えば、焙煎ゴマ油、ゴマサラダ油、米油またはコーン
油などは熱に対して比較的安定であると言われており、
例えばこれらの油脂を揚げ油として使用しても、他の油
より劣化しにくいことなどが知られている。
油などは熱に対して比較的安定であると言われており、
例えばこれらの油脂を揚げ油として使用しても、他の油
より劣化しにくいことなどが知られている。
しかし、これらの熱安定性に優れた油脂を電子レンジ調
理用油脂として使用し、電子レンジにより加熱した場合
、マイクロ波に対して必ずしも安定性が良いとはいえな
い。
理用油脂として使用し、電子レンジにより加熱した場合
、マイクロ波に対して必ずしも安定性が良いとはいえな
い。
したがって近年の電子レンジ調理用食品の増加に伴って
、電子レンジにより加熱する場合、マイクロ波に対して
安定な電子レンジ調理用油脂が要望されている。
、電子レンジにより加熱する場合、マイクロ波に対して
安定な電子レンジ調理用油脂が要望されている。
本発明の目的は、上記のような要望に応えるため、マイ
クロ波に対する安定性に優れ、電子レンジにより加熱し
ても劣化しにくい電子レンジ調理用油脂を提供すること
である。
クロ波に対する安定性に優れ、電子レンジにより加熱し
ても劣化しにくい電子レンジ調理用油脂を提供すること
である。
本発明は次の電子レンジ調理用油脂である。
(1)ヨウ素価が90以下、融点が20℃以上の植物性
油脂、およびヨウ素価が86以下、融点が28℃以上の
魚油硬化油から選ばれる1種以上の油脂を含有すること
を特徴とする電子レンジ調理用油脂。
油脂、およびヨウ素価が86以下、融点が28℃以上の
魚油硬化油から選ばれる1種以上の油脂を含有すること
を特徴とする電子レンジ調理用油脂。
(2)植物性油脂がヤシ油、パーム油、パーム分別油、
パーム硬化油、ナタネ硬化油、およびこれらのエステル
交換油から選ばれる1種以上のものである上記(1)記
載の電子レンジ調理用油脂。
パーム硬化油、ナタネ硬化油、およびこれらのエステル
交換油から選ばれる1種以上のものである上記(1)記
載の電子レンジ調理用油脂。
本発明で使用する植物性油脂は、ヨウ素価が90以下で
かつ融点が20℃以上のものである。このような植物性
油脂としては、例えばヤシ油、パーム油、パーム分別油
、パーム硬化油、ナタネ硬化油、およびこれらのエステ
ル交換油などをあげることができる。ヤシ油、パーム油
、パーム分別油としては、通常の製法により得られるも
のが使用できる。パーム硬化油、ナタネ硬化油などの硬
化油としては、脂肪酸の二重結合部分に水素添加して硬
化させる一般的な製法により得られるものが使用できる
。エステル交換油としては、脂肪酸の配列を変えるエス
テル交換反応により得られるものが使用できる。
かつ融点が20℃以上のものである。このような植物性
油脂としては、例えばヤシ油、パーム油、パーム分別油
、パーム硬化油、ナタネ硬化油、およびこれらのエステ
ル交換油などをあげることができる。ヤシ油、パーム油
、パーム分別油としては、通常の製法により得られるも
のが使用できる。パーム硬化油、ナタネ硬化油などの硬
化油としては、脂肪酸の二重結合部分に水素添加して硬
化させる一般的な製法により得られるものが使用できる
。エステル交換油としては、脂肪酸の配列を変えるエス
テル交換反応により得られるものが使用できる。
本発明で使用する魚油硬化油は、ヨウ素価が86以下で
かつ融点が28℃以上のものである。このような魚油硬
化油としては、通常の魚油を水素添加する一般的な製法
により得られるものが使用できる。
かつ融点が28℃以上のものである。このような魚油硬
化油としては、通常の魚油を水素添加する一般的な製法
により得られるものが使用できる。
本発明ではヨウ素価および融点と同様に油脂の起源が重
要な要素であり、ヨウ素価および融点の要件が満たされ
ても、動物脂はマイクロ波に対する安定性が悪いため使
用できない。これは天然に由来する抗酸化剤等の組成に
よるものと推測されるが、明らかではない。
要な要素であり、ヨウ素価および融点の要件が満たされ
ても、動物脂はマイクロ波に対する安定性が悪いため使
用できない。これは天然に由来する抗酸化剤等の組成に
よるものと推測されるが、明らかではない。
本発明の電子レンジ調理用油脂は、前記植物性油脂およ
び前記魚油硬化油のなかから選ばれるものを1種単独で
使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい
。
び前記魚油硬化油のなかから選ばれるものを1種単独で
使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい
。
また本発明の電子レンジ調理用油脂は、前記植物性油脂
および前記魚油硬化油から選ばれる油脂を主成分とする
ものであればよく、前記油脂のほかに本発明の目的を損
なわない範囲で牛脂、ラードなどの他の油脂を配合して
使用してもよい、これらの他の油脂の配合割合は50重
量%未満、好ましくは30重量%以下、さらに好ましく
は15重景%以下が好ましい。
および前記魚油硬化油から選ばれる油脂を主成分とする
ものであればよく、前記油脂のほかに本発明の目的を損
なわない範囲で牛脂、ラードなどの他の油脂を配合して
使用してもよい、これらの他の油脂の配合割合は50重
量%未満、好ましくは30重量%以下、さらに好ましく
は15重景%以下が好ましい。
本発明の電子レンジ調理用油脂は、通常電子レンジで調
理する食品に対して使用している油脂と同様に使用する
ことができる。使用できる食品も特に限定されず、本発
明に係る油脂を食品によって適当に選択して使用すれば
よい。具体的な用途としては、例えばパン、ケーキ、ス
パゲティ、ピラフ、カレー1、スープなどの電子レンジ
で調理する食品に使用することができる。
理する食品に対して使用している油脂と同様に使用する
ことができる。使用できる食品も特に限定されず、本発
明に係る油脂を食品によって適当に選択して使用すれば
よい。具体的な用途としては、例えばパン、ケーキ、ス
パゲティ、ピラフ、カレー1、スープなどの電子レンジ
で調理する食品に使用することができる。
本発明の電子レンジ調理用油脂はヨウ素価が90以下、
融点が20℃以上の植物性油脂、およびヨウ素価が診以
下、融点が28℃以上の魚油硬化油から選ばれる1種以
上の油脂を成分とするため、電子レンジのマイクロ波に
対する安定性に優れ、電子レンジにより加熱しても劣化
しに<<、味覚に優れた電子レンジ調理食品を得ること
ができる。
融点が20℃以上の植物性油脂、およびヨウ素価が診以
下、融点が28℃以上の魚油硬化油から選ばれる1種以
上の油脂を成分とするため、電子レンジのマイクロ波に
対する安定性に優れ、電子レンジにより加熱しても劣化
しに<<、味覚に優れた電子レンジ調理食品を得ること
ができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1および比較例1
500mQ容ガラス製ビーカーに油脂100gを入れ、
600wターンテーブル付電子レンジ(ナショナルオー
ブン電子レンジ家庭用NE−A7551.松下電器産業
(株)製)の中央に置き、1分、2分・・・と10分ま
で1分刻みに電子レンジにかけ、その時の酸価(AV)
および過酸化物価(POV)を測定した。
600wターンテーブル付電子レンジ(ナショナルオー
ブン電子レンジ家庭用NE−A7551.松下電器産業
(株)製)の中央に置き、1分、2分・・・と10分ま
で1分刻みに電子レンジにかけ、その時の酸価(AV)
および過酸化物価(POV)を測定した。
実施例として用いた油脂は、(1)ヤシ油、(2)パー
ム油、(3)パーム分別油、(4)パーム42℃硬化油
。
ム油、(3)パーム分別油、(4)パーム42℃硬化油
。
(5)ナタネ36℃硬化油、(6)魚油36℃硬化油、
(7)魚油43℃硬化油、(8)パーム油50重量部と
パーム分別油50重重部との配合油、(9)ナタネ36
℃硬化油40重量部と魚油36℃硬化油60重量部との
配合油、(10)パーム42℃硬化油90重量部と牛脂
10重量部との配合油、(11)魚油36℃硬化油85
重量部とラード15重量部との配合油、および(12)
H−150(商品名。
(7)魚油43℃硬化油、(8)パーム油50重量部と
パーム分別油50重重部との配合油、(9)ナタネ36
℃硬化油40重量部と魚油36℃硬化油60重量部との
配合油、(10)パーム42℃硬化油90重量部と牛脂
10重量部との配合油、(11)魚油36℃硬化油85
重量部とラード15重量部との配合油、および(12)
H−150(商品名。
日本油脂(株)Wl、AOM試験安定性150時間のナ
タネ硬化油のエステル交換油)である。
タネ硬化油のエステル交換油)である。
比較例の油脂としては、(1)ナタネ油、(2)コーン
油、(3)大豆油、(4)牛脂、(5)ラード、(6)
太白ゴマ油(九鬼産業(株)製)、(7)濃ロゴマ油(
九鬼産業(株)製)、および(8)バター(四ツ葉乳業
(株)製)を用いた。
油、(3)大豆油、(4)牛脂、(5)ラード、(6)
太白ゴマ油(九鬼産業(株)製)、(7)濃ロゴマ油(
九鬼産業(株)製)、および(8)バター(四ツ葉乳業
(株)製)を用いた。
いずれも新鮮な油脂を使用し、油脂温度は25℃に統一
した。
した。
使用した油脂のヨウ素価および融点を第1表に、酸価の
測定結果を第2表に、パーム油の過酸化物価を第1図に
示す。
測定結果を第2表に、パーム油の過酸化物価を第1図に
示す。
一方、他の油脂の過酸化物価も、第1図に示すパーム油
の過酸化物価の曲線と同様な誘導期→過酸化物の生成→
過酸化物の分解を示す曲線を描いたので、過酸化物価が
0.5上昇するまでに要した時間を誘導期として算出し
た。結果を第3表に示す。
の過酸化物価の曲線と同様な誘導期→過酸化物の生成→
過酸化物の分解を示す曲線を描いたので、過酸化物価が
0.5上昇するまでに要した時間を誘導期として算出し
た。結果を第3表に示す。
実施例1および比較例1の結果から明らかなように、ヨ
ウ素価が90以下、融点が20℃以上のヤシ油、パーム
油、パーム分別油、パーム硬化油、ナタネ硬化油、およ
びナタネ硬化油のエステル交換油:ヨウ素価が86以下
、融点が28℃以上の魚油硬化油;ならびにこれらの配
合油は、電子レンジのマイクロ波に対して安定性が良い
ことがわかる。
ウ素価が90以下、融点が20℃以上のヤシ油、パーム
油、パーム分別油、パーム硬化油、ナタネ硬化油、およ
びナタネ硬化油のエステル交換油:ヨウ素価が86以下
、融点が28℃以上の魚油硬化油;ならびにこれらの配
合油は、電子レンジのマイクロ波に対して安定性が良い
ことがわかる。
また過酸化物価が2に到達する時間を各サンプル油脂に
ついて算出して比較した結果、同様にヨウ素価が90以
下、融点が20℃以上のヤシ油、パーム油、パーム分別
油、パーム硬化油、ナタネ硬化油、およびナタネ硬化油
のエステル交換油;ヨウ素価が86以下、融点が28℃
以上の魚油硬化油;ならびにそれらの配合油は、電子レ
ンジのマイクロ波に対して安定性が良いことがわかる。
ついて算出して比較した結果、同様にヨウ素価が90以
下、融点が20℃以上のヤシ油、パーム油、パーム分別
油、パーム硬化油、ナタネ硬化油、およびナタネ硬化油
のエステル交換油;ヨウ素価が86以下、融点が28℃
以上の魚油硬化油;ならびにそれらの配合油は、電子レ
ンジのマイクロ波に対して安定性が良いことがわかる。
実施例2および比較例2
スパゲティの一定量を一定時間茹で、水切りした麺に実
施例1および比較例1で用いた油脂20gを均一にから
ませ、250gずつに小分けして5℃で4日間保存した
。保存後600リターンテーブル付電子レンジ(機種は
実施例1と同じ)で3分間あたためた。3分径スパゲテ
ィからエーテルを用いて油脂を抽出し、エバポレーター
で溶剤を除去した後、酸価および過酸化物価を測定した
。結果を第4表に示す。
施例1および比較例1で用いた油脂20gを均一にから
ませ、250gずつに小分けして5℃で4日間保存した
。保存後600リターンテーブル付電子レンジ(機種は
実施例1と同じ)で3分間あたためた。3分径スパゲテ
ィからエーテルを用いて油脂を抽出し、エバポレーター
で溶剤を除去した後、酸価および過酸化物価を測定した
。結果を第4表に示す。
実施例2および比較例2の結果からも、ヨウ素価が90
以下、融点が20℃以上のヤシ油、パーム油。
以下、融点が20℃以上のヤシ油、パーム油。
パーム分別油、パーム硬化油、ナタネ硬化油、およびナ
タネ硬化油のエステル交換油;ヨウ素価が86以下、融
点が28℃以上の魚油硬化油;ならびにそれらの配合油
は電子レンジのマイクロ波に対して安定であることがわ
かる。
タネ硬化油のエステル交換油;ヨウ素価が86以下、融
点が28℃以上の魚油硬化油;ならびにそれらの配合油
は電子レンジのマイクロ波に対して安定であることがわ
かる。
4、
第1図は実施例1の結果を示すグラフである。
Claims (2)
- (1)ヨウ素価が90以下、融点が20℃以上の植物性
油脂、およびヨウ素価が86以下、融点が28℃以上の
魚油硬化油から選ばれる1種以上の油脂を含有すること
を特徴とする電子レンジ調理用油脂。 - (2)植物性油脂がヤシ油、パーム油、パーム分別油、
パーム硬化油、ナタネ硬化油、およびこれらのエステル
交換油から選ばれる1種以上のものである請求項(1)
記載の電子レンジ調理用油脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3582089A JPH02215346A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 電子レンジ調理用油脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3582089A JPH02215346A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 電子レンジ調理用油脂 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02215346A true JPH02215346A (ja) | 1990-08-28 |
Family
ID=12452585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3582089A Pending JPH02215346A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 電子レンジ調理用油脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02215346A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996039856A1 (en) * | 1995-06-07 | 1996-12-19 | Unilever N.V. | Edible fat product and interesterified fat for use therein |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP3582089A patent/JPH02215346A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996039856A1 (en) * | 1995-06-07 | 1996-12-19 | Unilever N.V. | Edible fat product and interesterified fat for use therein |
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