JPH02214681A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH02214681A
JPH02214681A JP3457389A JP3457389A JPH02214681A JP H02214681 A JPH02214681 A JP H02214681A JP 3457389 A JP3457389 A JP 3457389A JP 3457389 A JP3457389 A JP 3457389A JP H02214681 A JPH02214681 A JP H02214681A
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JP
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belt
pulley
drive pulley
carriage
timing belt
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JP3457389A
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Isao Tsukada
塚田 功
Isato Shinohara
勇人 篠原
Yasuhide Saito
斉藤 安秀
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、単一駆動源を用いてキャリッジ駆動および紙
送りを行う記録装置に関する。
〔従来の技術〕
プリンタやファクシミリなどの記録装置は、記録情報に
基づいて記録ヘッドを駆動して用紙などの記録媒体に画
像を形成していき、1ライン記録することに紙送りして
次の行を記録していくように構成されている。
特に、記録ヘッドで記録媒体を印字桁方向に主走査する
シリアル式記録装置では、印字桁方向に往復動するキャ
リッジ上に記録ヘッドを搭載し、該キャリッジの動きで
主走査するとともに1ライン記録するごとにキャリッジ
リターンおよび前記紙送りを行うように構成されている
第7図および第8図はこの種の記録装置のうちバブルジ
ェット方式の使い捨てインクカートリッジを用いた記録
装置を例に挙げて、その全体構成を示す斜視図および縦
断面図である。
第7図および第8図において、101は記録装置の外殻
をなすフレーム、102はフレーム101に固定され後
述するステッピングモータやピンチローラ103 (第
811!!I)などを支持するシャーシ(基台)、10
4はフレーム101に固定されキャリッジ105を往復
動自在に案内する案内軸、106はキャリッジ105に
連結されステッピングモータ107の回転に応じて該キ
ャリッジを移動させるタイミングベルト、108はキャ
リッジ105に搭載され画像情報に基づいて吐出口から
インクを吐出して記録を行う記録ヘッド、をそれぞれ示
す。
また、109(第8図)は挿入口110から挿入された
記録媒体(用紙などの記録シート)111を記録位置へ
送給する送りローラであり、その表面には滑り止めの弾
性体の層が設けられている。
この送りローラ109は紙送り時に前記ステッピングモ
ータ107で駆動され、ピンチローラ103との間で記
録シート111を挟持して送り出すことができる。
112は記録シー)111を記録位置に保持するプラテ
ン、113はキャリッジ105に搭載された記録ヘッド
102に記録信号を供給するためのフレキシブルケーブ
ル、114はキャリッジ105が記録領域外のホームポ
ジションに来たことを検知するホームポジションセンサ
、をそれぞれ示す。
第9図は第7図の記録装置の一部断面正面図、第10図
は第9図の一部断面平面図、第11図は第9vlJの底
面図である。
第9図および第10図において、121は送りローラ1
09の軸、122は送りローラの軸121に嵌合され該
軸を一方向にのみ回転可能ならしめるウオームホイール
である。
123はローラ軸121に嵌着固定されているアーμ、
124はアーμ123とウオームホイール122との間
に介装されたばねクラッチである。
このばねクラッチ124は、その一端がウオームホイー
ル122の溝に係止され該ウオームホイールと一体に回
転するが、該ウオームホイール122がステッピングモ
ータ107により第10図中のE方向に回転する時く記
録時)はばねがアーμ123と係合せず、したがって、
送りローラ109はローラ軸121とともに回転しない
ままの状態に保たれる。
一方、ウオームホイール122がF方向に回転する時(
紙送り時)は、クラッチ124のばねがアーμ123と
係合して送りローラ109およびローラ軸121をその
方向に回転させることができる。
第9図において、125はステッピングモータ107に
よって回転されタイミングベルト106を駆動するベル
ト駆動プーリ、第10図において、126はステッピン
グモータ107によって回転され、ウオームホイール1
22と噛合するウオームギヤである。
第12図はステッピングモータ107の出力軸を示し、
前記ベルト駆動プーリ125並びに前記ウオームギヤ1
26は同軸上に一体的に形成され、ステッピングモータ
107の軸に取付けられている。
したがって、単一のステッピングモータ107によって
、ベルト駆動プーリ125およびウオームギヤ126を
同時に駆動することができる。
次に、第8図、第9図および第11図を参照して、ピン
チローラ103に関する構成を説明する。
これらの図において、131はバネ材からなるピンチロ
ーラ軸であり、このピンチローラ軸131の両端部は第
8図に示すようにフレーム101の案内溝101Aに保
持されており、また、このピンチローラ軸131はその
両端部とピンチローラ103との間で第9図に示すよう
にシャーシ102から突出した突起部132により送り
ローラ109へ向けて偏倚されている。
次いで、以上の構成を有する記録装置の動作を説明する
記録開始前は第10図に示すようにキャリッジ105の
隅部105Aがホームポジションセンサ114に当接し
、該センサによって、その状態が検知されることにより
キャリッジ105は停止している。
記録のためにキャリッジ105を桁送りする移動信号が
ステッピングモータ107に供給されると、該モータ1
07は矢印A方向に回転を始め、ウオームギヤ126と
ともにベルト駆動プーリ125を回転させる。
ここで、ウオームギヤ126によりウオームホイール1
22がE方向に回転させられるが、この方向では第9図
に示したばねクラッチ124がアーμ123との間に保
合状態をレリーズするので、アーμ123が嵌着されて
いるローラ軸121は回転せず、したがって、送りロー
ラ109による紙送り動作は行われない。
かくして、ベルト駆動プーリ125のA方向回転(第1
O図)によりキャリッジ105が矢印C方向へ移動する
とともにその間にモータ107の桁送り信号に同期して
選択的にインク吐出信号がフレキシブルケーブル113
を介して記録ヘッド108に供給され、インクが吐出さ
れることによって記録が行われる。なお、タイミングベ
ルト106は駆動プーリ125とアイドラプーリ128
A、128B、128Cとの間に張設されている。
記録が終了するとキャリッジ105をホームポジション
センサ114の方向すなわちD方向に戻すためにステッ
ピングモータ107が逆転、すなわちB方向に回転され
、ウオームギヤ126およびベルト駆動プーリ125の
同方向の回転によりウオームホイール122がF方向に
回転させられる。
ウオームホイール122がこのF方向に回転する時は、
第9図に示したばねクラッチ124がアーμ123と係
合することにより、ローラ軸121を同方向(F方向)
に回転させることができ、送りローラ109による紙送
りが実行され。
つまり、キャリッジ105の戻り動作の時に紙送りを行
わせることができる。
また、タイミングベルト106の欠歯部を利用して、キ
ャリッジ105を桁上げせずに連続的に紙送りすること
ができる。それを以下に説明する。
第13図および第14図はベル)106、シャーシ10
2およびプーリ125.128だけの要部を示し、第1
5図および第16図はキャリッジ105の位置が異なる
状態の記録装置の平面図であり、第13WJはキャリフ
ジ105が第15図の位置にある時のタイミングベルト
106の状態を示し、第14図はキャリッジ105が第
16図の位置にある時のタイミングベルト106の状態
を示す。
これらの図に示すように、タイミングベルト106には
、欠歯部106Aとキャリッジ105との位置決め部1
06B、’l<設けられている。
第13図および第15図は通常印字時の状態での動作途
中の図である。
キャリッジ105にはタイミングベルト106の位置決
め部106Bに対する溝105A(第17図)が切って
あり、該溝にタイミングベルト106の位置決め部10
6Bが入る構造になっている。
第14図および第16図は連続紙送り動作中の図であり
、タイミングベルト106の欠歯部106Aが駆動プー
リ125に位置している。この時、キャリッジ105は
第16図のようにフレーム101の右側規制壁101B
に当接している。タイミングベルト106はアイドラプ
ーリ (従動プーリ)128A、128B、128Cと
駆動プーリ125に張設されているので、駆動ブーI7
125が第14図のB方向に回転すると、タイミングベ
ルトの欠歯部106Aと駆動プーリ125は、ベルト歯
がないために滑り状態となるが相互の摩擦力により同方
向に回転しようとする。しかし、キャリッジ105がフ
レーム壁IQIBに当接しているので、タイミングベル
l−106は動かずベルト駆動プーリ125は空転する
また、ベルト駆動プーリ125が回転するとウオームギ
ヤ126も回転するが、第14図のB方向の回転は前述
のように紙送りを行う方向の回転である。すなわち、キ
ャリッジ105が第16図のようにフレーム101の右
壁に当接したままの状態で紙送りを行うことができる。
一方、第14図でベルト駆動ブー’J 125がA方向
に回転すると、前述のようにタイミングベルト106が
張設されているので、摩擦力によりタイミングベルト1
06はA方向と同方向に動く。
タイミングベルト106の欠歯部106Aから歯の有る
部分(有歯部>1060がベルト駆動ブーl7125に
さしかかると、該ベルト106と該プーリ125が噛合
い、その後は伝達力をロスすることなく通常の印字動作
を行うことができる。
また、タイミングベルト106の心材としては、耐摩耗
性が要求されるが、通常用いられるケブラー(登録商標
)などでも充分実用に耐えることができる。
〔発明が解決しようとする問題点1 以上説明したような単一駆動源でキャリッジ駆動および
紙送りを行う記録装置にあっては、第14図の状態から
ベルト駆動プーリ125がA方向に回転を開始し、欠歯
部106Aと該駆動プーリ125との相互摩擦力により
ベルト106がA方向に移動を開始し、しかる後タイミ
ングベルトlO6の歯部106Gと駆動ブーIJ 12
5とが噛合い状態になるが、この時、駆動プーリ125
の歯とタイミングベルト106の歯106Cとは相互に
同期がとられていないため、駆動プーリ125の歯の山
にベルト歯部106Cの山が乗り上げた状態となる場合
が起こり得る。
すなわち、正常では駆動プーリ125の歯の山はベルト
山部106Cの谷に入り込まねばならないが、前述のよ
うな山と山が乗り上げる異常状態になることがある。
この山と山が乗り上げた状態でさらに駆動ブーIJ 1
25がA方向に回転を続けると、この乗り上げ状態を保
持したままベルト106が移動する。
この状態は不安定な状態であり、ベルト106の送りが
不正確になる他、突然正常な噛合い状態に戻る(乗り上
げた山同志がズして谷に落ち込む)こともある。
このような現象は実験でも確認されている。
第18図はその実施例を示すグラフであり、ベルト張力
150gf、ベルト駆動プーリ送り速度13Qm/se
eの設定で、例えばベルト駆動プーリ125の送り量(
ベルト山部106Cとの噛合い開始点より)が2鶴の特
約15%の確率でベルト駆動プーリ125の歯の山とベ
ルト山部106Cの山が相互に乗り上げた状態であるこ
とを示している。
以上説明した乗り上げ状態は印字領域にまで保持される
こともあり、正常なキ中すッジ送りが得られないための
印字不良を誘発することもある。
本発明の目的は、以上説明した従来の記録装置の欠点を
解消でき、駆動プーリの歯の山とタイミングベルトの有
歯部の山とが互いに乗り上げた状態になることを防止す
ることにより、正確で安定したキ中すッジ送りを実現し
て印字品位を確保することが可能な記録装置を提供する
ことである。
(問題点を解決するための手段〕 本発明は、欠歯部を設けたタイミングベルトとベルト駆
動プーリと従動プーリとを有し、前記ベルト駆動プーリ
を駆動源で正逆回転して前記タイミングベルトに連結さ
れたキャリッジを往復移動させながら記録を行い、前記
タイミングベルトの欠歯部が前記ベルト駆動プーリの位
置に来た時動力を伝達しないように構成した記録装置に
おいて、前記ベルト駆動プーリの逆回転により該ベルト
駆動プーリと前記タイミングベルトの有歯部とが再び噛
合うように復帰させる際に、前記駆動源を所定量逆回転
させた後所定量正回転させる動作を少なくとも1回繰り
返すように構成した記録装置により、上記目的を達成す
るものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例(実施例1)による記録装置
を備えた電子卓上計算機の構成を示すブロック図である
第1図において、11は計算機における演算処理を行う
とともにキーボード12、記録装置10あるいは表示器
13等と信号の授受を行いながら各部の制御を行うCP
Uであり、咳CPUIIは処理手順等を格納するROM
IIBや処理におけるワークエリア等に用いられるRA
MIIAを有するニー また、14は電源ユニット、15はステンピングモータ
駆動IC,16は記録ヘッド駆動ICをそれぞれ示す。
第2図の(A)はCPUI 1におけるROMIIBに
格納される位相テーブルを示し、第7図のステッピング
モータ107のφ1〜φ4の各相における励磁パターン
とCPUI 1における位相ポインタメモリMTPCの
内容とが対応づけられている。
すなわち、第2図の(A)の位相テーブルはφ1〜φ4
の4相における1−2相励磁方式を示しており、8つの
パターンで励磁の1周期を構成する。
第2図の(B)は前記位相テーブルに基づく位相ポイン
タMTPCと励磁パルス波形との関係を示す。
第1図において、信号HPSWは、記録装置に設けられ
ているホームポジションセンサ114(第7図)を検出
し、キャリッジ105(第7図)の基準位置を決定する
ための信号である。
また、第3図は本発明の一実施例(実施例りにおけるス
テッピングモータ(駆動源)の制御タイムチャートを示
し、第4図は第3図のステッピングモータの制御タイム
チャート通りに駆動させるためのcpuiiによるタイ
マー処理のフローチャートである。
以上の構成に基づいて本実施例(実施例1)の動作を具
体的に説明する。
本実施例の記録装置の機構部は第7図〜第17図で説明
した記録装置の場合と実質上同じであり、以下の動作説
明では前述した記録装置の機構部を参照する。
第14図の状態からベルト駆動プーリ125がA方向に
回転を開始すると、ベルトの欠歯部106Aと該駆動プ
ーリ125との相互摩擦力により、ベルト106はA方
向に移動を開始し、しかる後、タイミングベルト106
に設けた歯部106Cと駆動プーリ125とが噛合い状
態となるが、この時、前述したように、駆動プーリ12
5の歯とタイミングベルト106の歯部106cとは同
期がとられていないためにそれらの歯の山と山が乗り上
げた状態になる。
この状態でさらに駆動プーリ125がA方向に1転を続
けると、前記乗り上げ状態を保持したままベルト106
は移動する。しかし、前述の実験例(第18図)からも
明確なように、駆動プーリ125での送り量を増すに従
って乗り上げ発生率が極端に低下する。
実験例より推定すると、第3図におけるY位置に至って
はその発生率は1%以下である。
以上述べた動作でのステッピングモータ制御を示したの
が第3図におけるタイムチャートでのX−7間である。
次にY位置においてステッピングモータ107をA方向
からB方向へ反転させる。
この反転動作により、1%以下の確率で乗り上げていた
ベルト駆動プーリ125の歯の山とベルト106の有歯
部106Cの歯の山との接触バランスがくずれて両者は
互いに滑り、歯の山が相手の歯の谷に落ち込むことで完
全に正常な噛合い状態に戻すことが可能である。
その理由は、ベルト駆動プーリ125の反転時にはキャ
リッジ105の質量による慣性負荷が発生するため、ベ
ルト106には反転に対抗する力が生じる。一方、ベル
ト駆動プーリ125はB方向に高速で追従するため、両
者の歯の山と山の乗り上げ接触部にはズレ力が生じ、よ
って両者は正常な噛合い状態に戻る。
第3図におけるnlの設定値は基本的にはベルト駆動ブ
ーIJ125の歯の巾とベル)106の有歯部106C
の歯の巾を合計した長さより大きければ任意の値でよい
が、nlが大きいほど正常な噛合い状態に戻る確率は高
くなる。
また、n2の設定値については、nlの送りによりキャ
リッジ105が印字領域まで進入するため、−旦印字領
域外へ戻して以降のHPSW検出動作および印字動作へ
と続かせるための充分な戻り量になるように設定する必
要がある。
次に第4図を参照して、第3図のステッピングモータ制
御を実行するためのCPUI lによるタイマー処理の
動作手順を説明する。
第4図において、ステップS1でタイマー処理をスター
トさせ、ステップS2でステンピングモ−夕の励磁すべ
き位相を位相ポインタMTPCに基づき1つ更新し、ス
テップS3でステップS2の更新に基づき励磁すべき位
相をモータ駆動ICl3へ出力してモータを1ステツプ
駆動する。
ステップS4で方向移動フラグRT”を判別し、10″
″ならば第14図のA方向回転、”1゛ならばB方向回
転を示す、予めメイン処理においてRT−”θ′に設定
されており、ステップS4でYES (RT−0)であ
ればA方向に回転すべくステップS5へ進む。
ステップS5ではキャリッジ105の移動量を示すカウ
ンタPACNTをインクリメントし、ステップS6でP
ACNTの値がn1以下を判別する。
n1以下であればステップS9でメイン処理へ戻るが、
nlを越える場合はステップS7で方向移動フラグRT
を”1″にし、ステップS8でカウンタPACNTjc
”Q”にした後、ステップS9でメイン処理に戻る。
ステップS7、S8が実行されることで、次回のタイマ
ー割り込みに際しステップS4において方向移動フラグ
RT=″1″となり、ステップSlOへ進むことになる
ステップSIOでカウンタPACNTをインクリメント
し、ステップ311でカウンタPACNTfJ(n2か
否かを判別する。
n2以下め時はステップS9でメイン処理に戻るが、n
2を越える場合はステップS12でモータをOFFにし
、ステップS13でフラグINEFを11”にして一連
の処理が終了したことを示す。
以上の実施例(実施例1)では第3図に示すごとくA方
向にn1ステップ回転させたt&B方向にn2ステップ
回転させるようにステッピングモータ107を制御した
が、以下の実施例(実施例2)においては、第5図に示
すごとく、A方向にnステップ回転させ、B方向にnス
テップステップ回転させた後、再びA方向にnステップ
回転させ、さらに再びB方向にnステップ回転させるご
と(、正逆回転を所定回数繰り返すようにステッピング
モータ107を制御する。
以下、前記の繰り返し回数をN回と設定可能とした実施
例2について説明する。
第5図は実施例2におけるステッピングモータ107の
制御タイムチャートを示し、第6図は第5図のステッピ
ングモータの制御タイムチャート通りに駆動させるため
のcputtによるタイマー処理のフローチャートであ
る。
なお、本実施例の場合も、第1図のシステムブロック図
をそのまま使用できるので、以下第1図を採用して説明
する。
また、本実施例においても、ベルト駆動プーリ125の
歯の山とタイミングベルト106の有歯ブロック1!1
106cの歯の山との乗り上げ伏態並びに反転動作の繰
り返しにより噛合いが正常に戻る時のメカニズムは前述
の実施例1の場合と同じであるため、それらの説明は省
略する。
次に第6図を参照して、第51!Iのステッピングモー
タ制御を実行するためのCPUI 1によるタイマー処
理の動作手順を説明する。
第6図において、ステップSlでタイマー処理をスター
トさせ、ステップS2でステッピングモータ107の#
磁すべき位相をモータ駆動ICl3へ出力してモータ1
07を1ステツプ駆動する。
ステップS4で方向移動フラグRT”を判別し、10”
ならば第14図のA方向回転を示し、”1′ならばB方
向の回転を示す。
予めメイン処理においてRT−”O″に設定されており
、ステップS4でYES (RT=0)であればA方向
に回転すべくステップS5へ進む。
ステップS5ではキャリ7ジ105の移動量を示すカウ
ンタPACNTをインクリメントし、ステップS6でP
ACNTの値がn以下か判別する。
n以下であればステップS9でメイン処理に戻るが、n
を越える場合はステップS7で方向移動フラグRTを2
1”にし、ステップS8でカウンタPACNTを”O”
にした後、ステップS9でメイン処理に戻る。
次に、ステップS4で方向移動フラグRT=11の場合
(ステップS7、S8を通過後の場合)はステップSI
Oへ進み、ステップ310においてカウンタPACNT
をインクリメントし、ステップ311においてカウンタ
PACNTがn以下かを判別する。
n以下の時はステップS9でメイン処理に戻るが、nを
越える場合は、ステップ312で方向移動フラグRTを
105とし、ステップ313でカウンタPACNTを0
”にした後、ステップS14で繰り返し数カウンタCC
NTをインクリメントする。
次に、ステップS15で、繰り返し数カウンタCCNT
が、予め設定された繰り返し数N以上かを判別する。
Nに満たない場合はステップS9でメイン処理に戻る。
N以上であれば、ステップ316でモータをOFFにし
、ステップSITでカウンタCCNTを”0゛にした後
、ステップ318でフラグINEFを”l”として一連
の処理が終了したことを示す。
以上説明した実施例によれば、ベルト駆動プーリ125
のA方向の逆回転により再び該駆動ブーI7125とタ
イミングベルト106の有歯部106Cが噛合うように
復帰する動作行程に−おいて、駆動源であるステッピン
グモータ107を所定量A方向逆回転させた後所定量正
回転に正回転させる動作を少なくとも1回繰り返し実行
するようにステッピングモータ107を制御するので、
従来性じていたベルト駆動プーリ125の歯の山とタイ
ミングベルト106の有歯部106Cの山が互いに乗り
上げた状態になることを確実に防止することが可能にな
った。
なお、以上の実施例ではステッピングモータ107の駆
動を1−2相励磁方式で行ったが、その他のどのような
励磁方式(例えば2−2相励磁)においても同様に実施
でき、同様の効果を達成することができる。
(発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、欠歯
部を設けたタイミングベルトとベルト駆動プーリと従動
プーリとを有し、前記ベルト駆動プーリを駆動源で正逆
回転して前記タイミングベルトに連結されたキャリッジ
を往復移動させながら記録を行い、前記タイミングベル
トの欠歯部が前記ベルト駆動プーリの位置に来た時動力
を伝達しないように構成した記録装置において、前記ベ
ルト駆動プーリの逆回転により該ベルト駆動プーリと前
記タイミングベルトの有歯部とが再び噛合うように復帰
させる際に、前記駆動源を所定量逆回転させた後所定量
正回転させる動作を少な(とも1回繰り返すように構成
したので、ベルト駆動プーリの歯の山とタイミングベル
トの有歯部の歯の山が互いに乗り上げた状態になること
を確実に防止でき、正確で安定したキャリッジ送りを実
現して印字品位を確保しうる記録装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による記録装置を備えた電子
機器の構成を示すブロック図、第2図の(A)および(
B)は第1図中のCPUの位相ポインタメモリと相励磁
パターンとの対応を示すテーブルの概念図および相励磁
パターンを示す信号波形図、第3図は本発明の一実施例
による記録装置のステッピングモータの制御タイムチャ
ート、第4図は第3図のモータ制御を実行するためのC
PUによるタイマー処理のフローチャート、第5図は本
発明の別の実施例による記録装置のステッピングモータ
の制御タイムチャート、第6図は第5図のモータ制御を
実行するためのCPUによるタイマー処理のフローチャ
ート、第7図は本発明を実施するのに好適な記録装置の
斜視図、第8図は第71!lの記録装置の縦断面図、第
9図は第7WJの記録装置の一部断面正面図、第10図
は第7図の記録装置の一部破断平面図、第11図′は第
7図の記録装置の底面図、第12図は第7図の記録装置
のステッピングモータの側面図、第13図および第14
図は第7図の記録装置のタイミングベルトの平面図であ
り、第13図は有歯部が駆動プーリに噛合った状態を、
第14図は欠歯部が駆動プーリの位置に来た状態を示す
図、第15図は第131!!Jの状態に対応するキャリ
ッジの位置を示す平面図、第16図は第14図の状態に
対応するキャリッジの位置を示す平面図、第17図は第
7図の記録装置のキャリッジのベルト位置決めを示す平
面図、第18図はベルト駆動プーリの送り量に対するベ
ルトの有歯部の歯の山との乗り上げ発生率の関係を示す
グラフである。 10   記録装置、11・・・−・−・・・CPtJ
、45・−・・・・・−・−・ステンピングモータ駆動
IC,105−・・・・・・・−キャリッジ、106・
・・−・・・・・−・タイミングベルト、106A・・
−・−・−・−欠歯部、106C・−・−・・・・・−
有歯部、107−・−・・−・・−・駆動源、109−
・・・・・−・・・送りローラ、124−・・・・・−
・・ばねクラッチ、125−−−−−−・・・・・ベル
ト駆動プーリ、128A、128B、128C・−・−
・・・・従動プーリ (ティドラブ1.−リ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)欠歯部を設けたタイミングベルトとベルト駆動プ
    ーリと従動プーリとを有し、前記ベルト駆動プーリを駆
    動源で正逆回転して前記タイミングベルトに連結された
    キャリッジを往復移動させながら記録を行い、前記タイ
    ミングベルトの欠歯部が前記ベルト駆動プーリの位置に
    来た時動力を伝達しないように構成した記録装置におい
    て、前記ベルト駆動プーリの逆回転により該ベルト駆動
    プーリと前記タイミングベルトの有歯部とが再び噛合う
    ように復帰させる際に、前記駆動源を所定量逆回転させ
    た後所定量正回転させる動作を少なくとも1回繰り返す
    ことを特徴とする記録装置。
JP3457389A 1989-02-14 1989-02-14 記録装置 Pending JPH02214681A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3457389A JPH02214681A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 記録装置
US07/480,000 US5140344A (en) 1989-02-14 1990-02-14 Recording apparatus
US07/824,291 US5200767A (en) 1989-02-14 1992-01-23 Recording apparatus having timing belt driving mechanism for driving recording head

Applications Claiming Priority (1)

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JP3457389A JPH02214681A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 記録装置

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JPH02214681A true JPH02214681A (ja) 1990-08-27

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ID=12418070

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JP3457389A Pending JPH02214681A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 記録装置

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