JPH02213374A - 情報伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。

Ａ　産業上の利用分野 Ｂ　発明の概要 Ｃ従来の技術 Ｄ　発明が解決しようとする課題 Ｅ　課題を解決するための手段 Ｆ　作用 Ｇ　実施例 Ｇ、中央制御装置の説明 Ｇ２端末装置側の説明 Ｇ３テレビゲーム用プログラムのローディングの説明 Ｇ４２人用テレビゲームの実行方法の説明Ｈ発明の効果 Ａ　産業上の利用分野 本発明は、例えば航空機等の乗物内において各座席毎に
端末装置を設は各乗客が個別にテレビゲ−ム等を楽しめ
るようにした娯楽システムに使用して好適な情報伝送装
置に関する。

Ｂ　発明の概要 本発明は、例えば航空機等の乗物内において各座席毎に
端末装置を設は各乗客が個別にテレビゲーム等を楽しめ
るようにした娯楽システムに使用して好適な、中央制御
装置から各座席に設けられた端末に情報を伝送する情報
伝送装置において、その中央制御装置にテレビゲームの
ソフトウェアの記憶手段とこのソフトウェアをその端末
に送出する手段を設け、その端末にそのテレビゲームを
実行する為のコンピュータとそのテレビゲームを映出す
るモニタと、そのテレビゲームの操作手段と、そのモニ
タ及びその操作手段をそのコンピュータ又は隣席のその
端末のコンピュータに切り換え接続するスイッチ手段と
を設けると共に、その操作手段にはそのテレビゲームを
２人で操作するモードを指定する指定手段を設け、この
指定手段の操作によってそのスイッチ手段を切り換えて
そのモニタ及びその操作手段が隣席のそのコンピュータ
に接続される状態となし、そのテレビゲームを２人で実
行できるようにしたことにより、中央制御装置を介する
時間をなくして２座席間でシューテイングゲーム等の高
速レスポンスを必要とするテレビゲームを楽しむことが
できるようにしたものである。

Ｃ従来の技術 例えば、米国特許４，５８４．６０３号には、航空機等
の乗物の乗客用座席毎にビデオデイスプレィを個別に設
け、これらビデオデイスプレィに複数の映像信号を並行
して伝送し、各ビデオデイスプレィ側ではその映像信号
の１つを選択して表示するようにした娯楽システムが開
示されている。

最近はその映像信号と並行して所謂テレビゲームのプロ
グラムを乗客用座席毎のビデオデイスプレィに伝送して
、それら乗客用座席の乗客が個別にテレビゲームを楽し
むことができるようにしたシステムも開発されつつある
。ところで、この種のテレビゲームには対戦相手を必要
とするゲーム（例えば、チェス、将棋、オセロ等）があ
るが、夫々のビデオデイスプレィは乗客用座席毎に設け
られているため、異なる座席に着席した２人の乗客がそ
のような対戦相手を必要とするゲームを楽しむことは困
難であった。

これに関して、本出願人は特願昭６３−７８６４０号に
おいて、１つの座席に設けた端末装置と他の座席に設け
た端末装置とで中央制御装置を介して交信を行うように
することにより、それら異なる座席に着席した２人が対
戦相手を必要とするテレビゲームを楽しめるようにした
情報伝送装置を提案した。

Ｄ　発明が解決しようとする課題 しかしながら、そのように中央制御装置を介して交信を
行いながら２つの座席の間で共通のテレビゲームを実行
するようにした場合には、交信に時間を要するため、オ
セロやチェスなど実行速度が遅くてもよいテレビゲーム
であれば不都合はないが、例えばシューテイングゲーム
やテニスゲームのように速いレスポンスを必要とするテ
レビゲームは実行できない不都合があった。

本発明は斯かる点に鑑み、中央制御装置から各座席に設
けられた端末に情報を伝送する情報伝送装置において、
異なる２座席間でシューテイングゲーム等の高速レスポ
ンスを必要とするテレビゲームを楽しむことができるよ
うにすることを目的とする。

Ｅ　課題を解決するための手段 本発明による情報伝送装置は、例えば第１図及び第３図
に示す如く、中央制御装置（１）から各座席に設けられ
た端末（６ａ）　、　（６ｂ）・・・・に情報を伝送す
る情報伝送装置において、その中央制御装置（１）にテ
レビゲームのソフトウェアの記憶手段（２３ａ）〜（２
３ｇ）とこのソフトウェアをそれら端末（６ａ）　、　
（６ｂ）・・・・に送出する手段（２７）　、　（２８
）　、　（２９）とを設け、それら端末（６ａ）、　（
６ｂ）・・・・に、そのテレビゲームを実行する為のコ
ンピュータ（６５ａ）、　（６５ｂ）・・・・と、その
テレビゲームを映出するモニタ（６３）と、そのテレビ
ゲームの操作手段（６６）　、　（６７）　、　（６９
）と、そのモニタ（６３）及びその操作手段（６６）　
、　（６７）　、　（６９）をそのコンピュータ（例え
ば（６５ｂ））又は隣席のその端末（例えば（６ａ））
のコンピュータ（６５ａ）に切す換えて接続するスイッ
チ手段（例えば（７１ｂ））とを設けると共に、その操
作手段（６６）　、　（６７）　、　（６９）にはその
テレビゲームを２人で操作するモードを指定する指定手
段（６７ｋ）を設け、この指定手段（６７ｋ）の操作に
よってそのスイッチ手段（７１ｂ）を切り換えてそのモ
ニタ（６３）及びその操作手段（６６）　、　（６７）
　、　（６９）が隣席のそのコンピュータ（６５ａ）に
接続される状態となし、そのテレビゲームを２人で実行
できるようにしたものである。

態になり、その１台のコンピュータ（６５ａ）を介して
それら２つの端末（６ａ）、　（６ｂ）の間で共通のテ
レビゲームを実行させることができる。従って、中央制
御装置（１）を介して交信する必要がなくなり、対戦相
手を必要とすると共に、高速のレスポンスを必要とする
テレビゲームを２座席間で楽しむことができる。

Ｇ　実施例 以下、本発明による情報伝送装置の一実施例につき第１
図〜第４図を参照して説明しよう。

本例は航空機内で映像信号、音声信号及びテレビゲーム
のプログラム等を伝送する娯楽システムに本発明を適用
したものである。

Ｆ　作用 斯かる本発明によれば、成る端末（例えば（６ｂ）　’
）用のスイッチ手段（７１ｂ）を切り換えることにより
、隣りの端末（６ａ）用のコンピュータ（６５ａ）に相
隣り合う２つの端末（６ａ）　、　（６ｂ）が同時に接
続された状ＧＩ中央制御装置の説明 まず、中央制御装置を説明する。第１図において、（１
）は乗務員室等に設けられた中央制御装置を示し、この
中央制御装置（１）は、４台のビデオテープレコーダ（
以下ＶＴＲと称する。）を備える。

即ち、映画が記録されたテープカセットが装填される第
１．第２及び第３のＶＴＲ（１１）、　（１２）及び（
１３）と、救命胴衣の着方等が記録されたテープカセッ
トが装填されるオーバーライド用のＶＴＲ（１４）とを
備える。また、各端末装置からのデータ集計及び各端末
装置に供給する文字情報作成等を行う機内管理用のマイ
クロコンピュータ（１５）と、地図、飛行場案内図等の
記録された静止画記録媒体（ＣＤ　ＲＯＭ等）を再生す
る静止画送出機（１６）と、コックビット内に取付けら
れ離着陸の様子を撮影するビデオカメラ（１７）と、乗
客への案内用のマイク（１８）と、後述する各種操作を
指示するキーボード（１９）と、各Ｖ　Ｔ　Ｒ（１１）
〜（１４）の再生映像等を確認するモニタ受像機（２０
）とを備える。之等の機器（１１）〜（２０）は、この
中央制御袋？Ｚ（１）のシステムコントローラ（２１）
に接続してあり、キーボード（１９）からの操作指令に
応じてシステムコントローラ（２１）から各Ｖ　Ｔ　Ｒ
（１１）　〜（１４）、マイクロコンピュータ（１５）
、静止画送出機（１６）及びビデオカメラ（１７）にコ
ントロール信号を供給し、このコントロール信号により
各Ｖ　Ｔ　Ｒ（１１）〜（１４）からは再生による映像
信号及び音声信号が供給され、マイクロコンピュータ（
１５）からは文字情報等が供給され、静止画送出機（１
６）からは静止画の映像信号が供給され、ビデオカメラ
ぐ１７）からは撮影した映像信号が供給される。また、
マイク（１８）からは音声信号が供給される。そして、
キーボード（１９）の操作により、上述のシステムコン
トローラ（２１）に供給される映像信号及びマイクロコ
ンピュータ（１５）から送出される文字情報等をモニタ
受像機（２０）により確認できる。

また、この中央制御装置（１）には、８個のＲＯＭカー
トリッジを装着でき、本例の場合には食事メニュー等の
データが記憶されたメニューＲＯＭカートリッジ（２２
）と、夫々異なるテレビゲームプログラムが記憶された
７個のゲームＲＯＭカートリッジ（２３ａ）　、　（２
３ｂ）　”　”　（２３ｇ）とを装着する。そして、之
等のＲＯＭカートリッジ（２２）　、　（２３ａ）　〜
（２３ｇ）から読み出されたコンピュータプログラムデ
ータは、信号処理回路（２４）に供給され、この信号処
理回路（２４）でエラー訂正符号の付加等がなされたの
ちシステムコントローラ（２１）に供給される。

また、（２５）及び（２６）はコンパクトディスクプレ
ーヤ及びテープ再生装置を゛夫々３台備えてなる音声再
生機を示し、之等の音声再生機（２５）及び（２６）は
システムコントローラ（２１）からのコントロール信号
の供給により再生を行い、再生した音声信号を後述する
ＣＡＤＡエンコーダ（２８）に供給する。

また、（２７）はデータ送出機を示し、システムコント
ローラ（２１）からのコントロール信号の供給により、
端末側に供給する所定のデータ信号を出力し、ＣＡＤＡ
エンコーダ（２８）に供給する。

また（２８）は、従来周知のケーブル・ディジタルオー
ディオ／データ伝送システム（ＣＡＤＡシステム）で使
用されているＣＡＤＡエンコーダである。ＣＡＤＡシス
テムとは、例えば複数のディジタルオーディオ信号を時
分割多重し、ＣＡＴＶの空いているテレビ１チヤンネル
の帯域（６ＭＨｚ）を利用して伝送するもので、音楽等
を音質を損なわずに極めて効率よく伝送できるシステム
である。

なお、本例においてはテレビ２チヤンネルの帯域を利用
するようにして、伝送量を多くしている。

ＣＡＤＡエンコーダ（２８）はＡ／Ｄ変換器及びシフト
レジスタを備えて構成され、複数の音声信号をＡ／Ｄ変
換器でデジタル信号に変換し、そしてシフトレジスタの
所定位置に夫々並列的に入力すると共に、このシフトレ
ジスタより直列的に高速で出力することにより時分割多
重がなされるように構成される。尚、デジタルオーディ
オ信号だけでなく、コントロールデータやコンピュータ
プログラム用データも合せて多重化する。

そして、システムコントローラ（２１）に供給される上
述の音声信号と文字情報やテレビゲームプログラム等の
データを、このＣＡＤＡエンコーダ（２８）に供給し、
この音声信号とデータとを時分割で多重化して多重信号
ＳｃＡとして出力する。そして、この多重信号ＳｃＡを
変復調器（２９）に供給し、所定の２チヤンネルの帯域
の信号に変調して出力する。また、システムコントロー
ラ（２１）に供給される第１〜第３　（７）　Ｖ　Ｔ　
Ｒ（１１）　〜（１３）、静止画送出ＩＩ（１６）及び
ビデオカメラ（１７）からの映像信号を、夫々変復調器
（２９）に供給し、夫々別のチャンネルの帯域の信号即
ち５チヤンネルの信号に変調して出力する。なお、この
変復調器（２９）での変調周波数は、テレビ放送チャン
ネルの６０チャンネル以上で、混変調防止のため、順次
２チヤンネルおきの周波数帯で変調するようになされて
いる。また、オーバーライド用Ｖ　Ｔ　Ｒ（１４）から
の映像信号は、第１のＶ　Ｔ　Ｒ（１１）からの映像信
号と同じチャンネルの信号に変調するようにしてあり、
オーバーライド用Ｖ　Ｔ　Ｒ（１４）を再生中には第１
（７）ＶＴＲ（１１）をポーズ状態とするようにしであ
る。

そして、この変復調器（２９）が出力する２チヤンネル
の多重信号ＳＣａ及び５チヤンネルの映像信号を、周波
数多重された伝送信号ＳＭＦとして、双方向信号伝送手
段を構成するリーキーケーブル（漏洩ケーブル）（２）
の一端に供給する。このリーキーケーブル（２）の他端
には終端抵抗（２ａ）が接続されて終端されている。こ
のリーキーケーブル（２）は、例えば同軸ケーブルの周
囲をスパイラル状に切欠き、信号の漏れ量を大としたも
のである。

また、後述する端末装置（６ａ）、　（６ｂ）・・・・
からリーキーケーブル（２）に供給された信号は、中央
制御装置（１）の変復調器（２９）で復調した後、ＣＡ
ＤＡエンコーダ（２８）に供給し、このＣＡＤＡエンコ
ーダ（２８）からシステムコントローラ（２１）に端末
装置（６ａ）　、　（６ｂ）・・・・からの伝送信号に
基づいたデータを供給する。

Ｇ２端末装置側の説明 次に、端末側の構成について説明する。上述したリーキ
ーケーブル（２）は、第２図に示す如く、航空機の客室
内に張り巡らせてあり、また各乗客用の座席は１組の座
席ユニット（９）に夫々３人分の座席（例えば（９ａ）
　、　（９ｂ）　、　（９ｃ）　）が設けてあり、この
座席ユニット（９）が中央の通路を挟んで左右に夫々−
列に配しである。そして、これら夫々の座席ユニット（
９）毎に、そのリーキーケーブル（２）より漏洩する伝
送信号Ｓ□を受信するためのアンテナ（４ａ）。

（４ｂ）　、　（４ｃ）　・・・・及び信号分配用の分
配器（５ａ）　、　（５ｂ）　。

（５ｃ）・・・・が設けてあり、各アンテナ（４ａ）　
、　（４ｂ）　。

（４ｃ）・・・・が受信した信号を夫々分配器（５ａ）
　、　（５ｂ）　。

（５ｃ）・・・・に供給する。

本例では、例えば第２図の位置Ｐ、における座席ニー１
−７ト（９）は夫々３個の座席（９ａ）　、　（９ｂ）
　、　（９ｃ）より構成し、これら３個の座席Ｃ９ａ＞
　、　（９ｂ）　、　（９ｃ）の夫々の背面部にモニタ
受像機を具えてなる端末装置（６ａ）　、　（６ｂ）　
、　（６ｃ）を装着すると共に、これら端末装置（６ａ
）　、　（６ｂ）　、　（６ｃ）と分配器（５ａ）との
間にシートターミナル（３ａ）を接続する。同様に第２
図の位置Ｐｚにおける座席ユニット（９）も３個の座席
（９ｄ）　、　（９ｅ）　。

（９ｆ）より構成し、これら３個の座席の夫々に端末装
置（６ｄ）　、　（６ｅ）　、　（６ｆ）を装着すると
共に、これら端末装置（６ｄ）　、　（６ｅ）　、　（
６ｆ）と分配器（５ｂ）との間にシートターミナル（３
ｂ）を接続し、他の座席ユニット（９）も同じように構
成する。そして、第１図に示す如く、シートターミナル
（３ａ）とシートターミナル（３ｂ）とを接続ケーブル
（７８ａ）を介して接続する。

これらのシートターミナル（３ａ）、　（３ｂ）・・・
・は同一構成であり、その内のシートターミナル（３ａ
）の構成につき第３図を参照して説明する。

この第３図において、（３ａ）は全体としてシートター
ミナルを示し、分配器（５ａ）は受信した伝送信号Ｓ□
を３分配して夫々そのシートターミナル（３ａ）の入力
段であるＣＡＤＡチューナ（６２ａ）　、　（６２ｂ）
　。

（６２ｃ）に供給する。尚、分配器（５ａ）よりの伝送
信号ｓＭｒは通常の映像信号を選局するための３個のＴ
Ｖチューナにも供給されているが、本例ではそれらＶＴ
チューナは図示省略する。それらＣＡＤＡチューナ（６
２ａ）　、　（６２ｂ）　、　（６２ｃ）は、伝送信号
ＳＭＦの中から音声信号とテレビゲームのプログラム等
に対応するデータとを多重化した２チヤンネルの多重信
号ＳｃＡを選局して復調し、復調信号を夫々ＣＡＤＡデ
コーダ（６４ａ）　、　（６４ｂ）　、　（６４ｃ）に
供給する。

これらＣＡＤＡデコーダ（６４ａ）　、　（６４ｂ）　
、　（６４ｃ）はその多重信号ＳｃＡより所望のデータ
（又は音声信号）を取り出して、この取り出したデータ
等を夫々パーソナルコンピュータ（６５ａ）　、　（６
５ｂ）　、　（６５ｃ）に供給する。

また、本例のパーソナルコンピュータ（６５ａ）　。

（６５ｂ）、　（６５ｃ）は夫々端末装置（６ａ）　、
　（６ｂ）　、　（６ｃ）よりの指令に応じて中央制御
装置（１）側に例えばテレビゲームのプログラムの送信
を要求する命令コード等を送信することができるように
なっている。即ち、パーソナルコンピュータ（６５ａ）
　、　（６５ｂ）　、　（６５ｃ）で生成したデータを
夫々ＣＡＤ、Ａデコーダ（６４ａ）。

（６４ｂ）、　（６４ｃ）を介して送信機（７）に供給
し、この送信機（７）は供給されたデータにＩＤユニッ
ト（８）から供給される座席番号データを付加した後に
所定の帯域の信号に変調し、この変調した信号を分配器
（５ａ）　、アンテナ（４ａ）及びリーキーケーブル（
２）を介して中央制御装置（１）に伝送する。中央制御
装置（１）では端末装置側より伝送されて来た変調信号
を変復調器（２９）で復調し・た後、ＣＡＤＡエンコー
ダ（２８）を介してシステムコントローラ（２１）に取
り込み、その復調された命令コード等に対応した処理を
行う。尚、ＩＤユニット（８）には予め座席番号データ
を記憶させておくと共に、パーソナルコンピュータ（６
５ａ）　、　（６５ｂ）　、　（６５ｃ）からの求めに
応じてその記憶した座席番号を随時それらパーソナルコ
ンピュータ（６５ａ）　、　（６５ｂ）　、　（６５ｃ
）に送信できる如くなす。

また、シートターミナル（３ａ）において、（７１ａ）
。

（７１ｂ）、　（７１ｃ）は夫々スイッチ回路群を示し
、スイッチ回路群（７１ａ）は２個のアナログ用のスイ
ッチ回路（８１ａ）、　（８２ａ）及び１組のデジタル
用のスイッチ回路（８３ａ）より構成し、スイッチ回路
群（７１ｂ）及び（７１ｃ）も同様に夫々２個のアナロ
グ用のスイッチ回路及び１組のデジタル用のスイッチ回
路より構成する。また、（７２）　、　（７３）　、　
（７５）及び（７６）は夫々接続端子、（７４）及び（
７７）は夫々接続コネクタである。そして、パーソナル
コンピュータ（６５ａ）の映像信号出力端子ＶＯＵＴ及
び音声信号出力端子ＡＯＵＴを夫々スイッチ回路群（７
１ａ）の中のスイッチ回路（８１ａ）の一方の固定接点
及びスイッチ回路（８２ａ）の一方の固定接点に接続し
、パーソナルコンピュータ（６５ａ）のジョイスティッ
ク１端子群ＪＯＹＳ　１を信号ラインＳｌａを介してス
イッチ回路群（７１ａ）の中の１組のスイッチ回路（８
３ａ）の一方の固定接点群に接続する。また、接続コネ
クタ（７４）の映像信号供給端子及び音声信号供給端子
を夫々スイッチ回路（８１ａ）の他方の固定接点及びス
イッチ回路（８２ａ）の他方の固定接点に接続し、接続
コネクタ（７４）のジョイステイック２端子群を信号ラ
インＳ２ｅを介してスイッチ回路（８３ａ）の他方の固
定接点群に接続する。そのスにフチ回路群（７１ａ）は
パーソナルコンピュータ（６５ａ）の選択端子ＳＥＬよ
りの制御信号Ｌａによって全体として可動接点を同時に
切り換えられる如くなす。

そして、スイッチ回路群（７１ａ）のスイッチ回路（８
１ａ）の可動接点を端末装置（６ａ）の中のモニタ受像
機（６３）の映像信号入力端子に接続し、スイッチ回路
（８２ａ）の可動接点及び１組のスイッチ回路（８３ａ
）の可動接点群を夫々端末装置（６ａ）の中の端末側コ
ントローラ（６６）の音声信号入力端子及びジョイステ
ィック端子群に接続する。更に、その端末側コントロー
ラ（６６）は制御信号Ｍａをパーソナルコンピュータ（
６５ａ）の２入用ゲームｉ子２Ｐに直に供給する。その
端末装置（６ａ）において、（６７）は操作キー、　（
６７ｋ）は２入用ゲームキーを示し、ゲームモードが設
定されているときにその２入用ゲーキー（６７ｋ）を操
作するとその端末側コントローラ（６６）はその制御信
号Ｍａを所定時間ハイレベル「１」に設定する如（なさ
れている。

また、シートターミナル（３ａ）において、パーソナル
コンピュータ（６５ｂ）の映像信号出力端子ｖＯＵＴ及
び音声信号出力端子ＡＯＵＴを夫々スイッチ回路群（７
１ｂ）中のスイッチ回路（８１ｂ）の一方の固定接点及
びスイッチ回路（８２ｂ）の一方の固定接点に接続し、
パーソナルコンピュータ（６５ｂ）のジョイスティック
１端子群ＪＯＹＳＩを信号ラインＳｌｂを介してスイッ
チ回路群（７１ｂ）中の１組のスイッチ回路（８３ｂ）
の一方の固定接点群に接続する。

また、最上段のパーソナルコンピュータ（６５ａ）の映
像信号出力端子ＶＯＵＴ及び音声信号出力端子ＡＯＵＴ
より引き出される信号ラインを分岐してスイッチ回路（
８１ｂ）の他方の固定接点及びスイッチ回路（８２ｂ）
の他方の固定接点に接続して、その最上段のパーソナル
コンピュータ（６５ａ）のジョイステイック２端子群Ｊ
ＯＹＳ２を信号ライン（Ｓ　２ａ）を介して１組のスイ
ッチ回路（８３ｂ）の他方の固定群に接続する。スイッ
チ回路群（７１ｂ）の各可動接点と、端末装置（６ｂ）
の中のモニタ受像機（６’３）及び端末側コントローラ
（６６）との接続はスイッチ回路（７１ａ）と端末装置
（６ａ）との場合と同様である。また、端末装置（６ｂ
）の端末側コントローラ（６６）は２入用ゲームの選択
又は解除を示す制御信号Ｍｂをパーソナルコンピュータ
（６５ｂ）の２入用ゲーム端子２Ｐに直に供給する。

パーソナルコンピュータ（６５ｃ）及び（６５ｂ）、ス
イッチ回路群（７１ｃ）並びに端末装置（６ｃ）も同様
に接続する。更に、パーソナルコンピュータ（６５ｃ）
の映像信号出力端子ＶＯＵＴ及び音声信号出力端子ＡＯ
ＵＴより引き出される信号ラインを夫々分岐して接続コ
ネクタ（７７）の映像信号供給端子及び音声信号供給端
子に接続し、そのパーソナルコンピュータ（６５ｃ）の
ジョイステイック２端子群ＪＯＹＳ２を信号ラインＳ２
ｃを介してその接続コネクタ（７７）のジョイステイッ
ク２端子群に接続する。また、接続端子（７３）に外部
より供給される２入用ゲームｆＨ９Ｊｅをパーソナルコ
ンピュータ（６５ａ）に（共給し、このパーソナルコン
ピュータ（６５ａ）にて生成される２入用ゲーム信号Ｋ
ａ及びＪａを夫々接続端子（７２）及びパーソナルコン
ピュータ（６５ｂ）に供給し、このパーソナルコンピュ
ータ（６５ｂ）にて生成される２入用ゲーム信号Ｋｂ及
びＪｂを夫々パーソナルコンピュータ（６５ａ）及びパ
ーソナルコンピュータ（６５ｃ）に供給し、このパーソ
ナルコンピュータ（６５ｃ）にて生成される２入用ゲー
ム信号Ｋｃ及びＪｃを夫々パーソナルコンビエータ（６
５ｂ）及び接続端子（７６）に供給し、接続端子（７５
）に外部より供給される２入用ゲーム信号Ｋｅをパーソ
ナルコンピュータ（６５ｃ）に供給する。

例えばパーソナルコンピュータ（６５ａ）は端末装置（
６ａ）よりの指令に応じて中央制御装置（１）側にテレ
ビゲームのプログラムの送出を要求する命令コードを供
給し、中央制御装置（１）より送られて来るそのテレビ
ゲームのプログラムを内蔵しているメモリに記憶する。

その後、１人用のテレビゲームであれば、端末装置（６
ａ）よりの指令に応じてパーソナルコンピュータ（６５
ａ）はそのテレビゲームのプログラムを実行し、映像信
号出力端子ＶＯＵＴ及び音声信号出力端子ＡＯＵＴより
夫々のテレビゲームの映像信号及び音声信号をスイッチ
回路群（７１ａ）側に供給する。そして、スイッチ回路
群（７１ａ）より信号ライン（Ｓｌａ）、を介してジョ
イスティックｌ端子群ＪＯＹＳＩに供給される信号に対
応してそのプログラムを進行させて、その映像信号及び
音声信号を変化させていく如くなす。また、２人用のテ
レビゲームであれば、パーソナルコンピュータ（６５ａ
）はジョイスティックｌ端子群ＪＯＹＳＩ及びジョイス
テイック２端子群ＪＯＹＳ２に供給される信号に対応さ
せてそのプログラムを進行させて、その刻々に変化する
映像信号及び音声信号をスイッチ回路群（７１ａ）及び
スイッチ回路群（７１ｂ）に夫々供給する如くなす。

各座席に装着された端末装置（６ａ）　、　（６ｂ）　
、　（６ｃ）・・・・は同一構成とされており、その内
の端末装置（６ａ）につきその構成を説明するに、モニ
タ受像機（６３）は液晶デイスプレィ又は扁平形陰極線
管等より形成して図示省略したＴＶチューナよりの映像
信号も供給し、端末側コントローラ（６６）には端子（
６６ａ）及び（６６ｂ）を介して夫々ヘッドホン（６８
）及びジョイスティック端末（６９）を接続自在となす
。また、（６７）は操作キー、’　（６７ｋ＞はその操
作キー（６７）の内の２入用ゲームキーを示し、操作キ
ー（６７）よりの信号を端末側コントローラ（６６）に
供給する。

第４図はその端末装置（６ａ）のパネル面の構成例を示
し、この第４図において、モニタ受像機（６３）を左側
に、また、操作キー（６７）を右側に夫々配する。また
、操作キー（６７）の中で、（６７ａ）はチャンネル表
示器、　（６７ｂ）はチャンネルアップキー、　（６７
ｃ）はチャンネルダウンキー、　（６７ｄ）はゲーム選
択キー（６７ｅ）はテレビ選択キー、　（６７ｆ）はメ
ニュー選択キー、（６７ｇ）はエンターキー、　（６７
ｈ）はオーディオ選択キー、　（６７３）は音量アップ
キー、　（６７ｊ）は音量ダウンキー、　（６７ｋ）は
既に説明した２入用ゲームキーであり、この２入用ゲー
ムキー（６７ｋ）はジョイスティック端末（６ａ）に取
り付けてもよいであろう。

この場合、例えばテレビ選択キー（６７ｅ）を押した後
、チャンネルアップキー（６７ｂ）又はチャンネルダウ
ンキー（６７ｃ）を押すことにより、モニタ受像機（６
３）で受像させる映像信号のチャンネルを所望のものに
順次切換えることができる。同様にしてゲーム選択キー
（６７ｄ）、メニュー選択キー（６７ｆ）又はオーディ
オ選択キー（６７ｈ）、を押した後、チャンネルアップ
キー（６７ｂ）又はチャンネルダウンキ（６７ｃ）を押
すことにより、モニタ受像機（６３）で実行するテレビ
ゲームの選択、メニューの選択又はヘッドホン（６８）
で聞くオーディオ信号の選択ができる。

Ｇ３テレビゲーム用プログラムのローディングの説明 次に、端末装置（６ａ）を操作してパーソナルコンピュ
ータ（６５ａ）にテレビゲームのプログラムをローディ
ングするときの動作について説明する。この場合、先ず
ゲーム選択キー（６７ｄ）を押す。このキー（６７ｄ）
を押すことにより、パーソナルコンピュータ（６５ａ）
からＣＡＤＡデコーダ（６４ａ）に、多重信号ＳｃＡよ
りゲームの種類情報の抽出動作を指示し、抽出したデー
タをパーソナルコンピュータ（６５ａ）に供給させる。

そして、この種類情報に基づいてパーソナルコンピュー
タ（６５ａ）からモニタ受像機（６３）に、中央制御装
置（１）に装着されたテレビゲームのＲＯＭカートリッ
ジ（２３ａ）　〜（２３ｇ）の種類を示す表示信号を供
給し、モニタ受像機（６３）にテレビゲームの種類を第
４図に示す如く表示させ。

る。このときには、中央制御装置（１）に７種類のＲＯ
Ｍカートリッジ（２３ａ）〜（２３ｇ）が装着されてい
るので、Ｎα１からＮα７まで番号が表示されると共に
、選択される番号がカーソルにの位置により示される。

この場合、Ｎ１１２及びＮα５のＲＯＭカートリッジ（
２３ｅ）に記憶されたテレビゲームプログラムは夫々２
人用テレビゲームであり、１人での操作と２人での操作
とが可能で、１人での操作と２人での操作とが区別して
表示される。尚、１人で操作する場合は、パーソナルコ
ンピュータが対戦相手となる。その他のテレビゲームプ
ログラムは１人で操作を行うゲームである。

そして、端末装置（６ａ）の前に着席した乗客は、この
表示されるゲームの種類表示を見ながら、チャンネルア
ップキー（６７ｂ）又はチャンネルダウンキー（６７ｃ
）を押すことで、操作キー（６７）からパーソナルコン
ピュータ（６５ａ）にこの操作指令が届き、カーソルに
の位置が変化する。、そして、表示されるカーソル位置
が所望の番号となったときにエンターキー（６７ｇ）を
押すことで、この番号のゲームが選ばれる。即ち、エン
ターキー（６７ｇ）が押されると、操作キー（６７）か
らの操作指令に基づいて、パーソナルコンピュータ（６
５ａ）が選択されたメニューのデータをＣＡＤＡデコー
ダ（６４ａ）に出力し、この選択されたゲーム番号のデ
ータが伝送機（７）から座席番号データが付加された状
態で中央制御装置（１）に送信される。そして、中央制
御装置（１）では、このデータがＣＡＤＡエンコーダ（
２８）を介してシステムコントローラ（２１）に供給さ
れる。

このとき、２人用で且つ２人で操作するテレビゲームプ
ログラムが選択されたときには、指示された例えばＮα
５のテレビゲームプログラムが記憶されたＲＯＭカート
リッジ（２３ｅ）からこのプログラムをシステムコント
ローラ（２１）に読出してシートターミナル（３ａ）の
端末装置（６ａ）を指定する座席番号データを付加した
後、システムコントローラ（２１）からＣＡＤＡエンコ
ーダ（２８）に供給され、このＣＡＤＡエンコーダ（２
８）から他のデータと共に多重化して多重信号ＳｃＡと
し、この多重信号ＳｃＡを変復調器（２９）により変調
した後、リーキーケーブル（２）に送出し、シートター
ミナル（３ａ）側に伝送する。このときには、ゲームプ
ログラムの長さにより、伝送時間を１０秒〜数分必要と
する。

そして、端末装置（６ａ）側では、座席番号データに基
づいて、ＣＡＤＡデコーダ（６４ａ）でこの伝送される
多重信号ＳｃＡよりテレビゲームプログラムを抽出し、
パーソナルコンピュータ（６５ａ）に供給し、パーソナ
ルコンピュータ（６５ａ）に内蔵されたメモリにこのプ
ログラムを記憶させる。そして、このメモリがこのプロ
グラムを全て記憶すると、パーソナルコンピュータ（６
５ａ）からモニタ受像機（６３）にそのテレビゲームの
初期画面を表示する。

Ｇ、２入用テレビゲームの実行方法の説明パーソナルコ
ンピュータ（６５ａ）にローディングされた２人用のテ
レビゲームのプログラムを端末装置（６ａ）の前の乗客
（以下、乗客Ａと称する。）と端末装置（６ｂ）の前の
乗客（以下、乗客Ｂと称する。）とで実行するときの動
作につき第３図を参照して説明する。本例の動作は次の
ステップ■〜ステップ■より構成される。尚、初期状態
では、スイッチ回路群（７１ａ）の可動接点群はパーソ
ナルコンピュータ（６５ａ）側に、また、スイッチ回路
群（７１ｂ）の可動接点群はパーソナルコンピュータ（
６５ｂ）側に夫々切り換えられているものとする。

ステップ■ 乗客人は端末装置（６ａ）の２人用のゲームキー（６７
ｋ）を押す。これに応じて、端末側コントローラ（６６
）よりパーソナルコンピュータ（６５ａ）に供給される
制御信号Ｍａが所定期間ハイレベル「１」となるのでパ
ーソナルコンピュータ（６５ａ）は２入用ゲームキー（
６７ｋ）が押されたことを知得して、２入用ゲーム信号
Ｋａ及びＪａを夫々所定期間だけハイレベルｒｌＪに設
定する。

ステップ■ パーソナルコンピュータ（６５ｂ）はその２入用ゲーム
信号Ｊａがハイレベル「１」になったことに対応して、
端末装置（６ｂ）のモニタ受像機（６３）を用いて２入
用テし・ビゲームの対戦相手があった旨を告知する。具
体的にはモニタ受像機（６３）の画面にｒ２Ｐ　ＧＡＭ
Ｅ　ＲＥＱＵＥＳＴＪの文字をスーパー、インポーズす
る。これによって、乗客Ｂは２入用テレビゲームの対戦
要求があったことを知ることができる。

ステップ■ 乗客Ｂは端末装置（６ｂ）の２入用ゲームキー（６７ｋ
）　ヲ押ｔ。これに応じてパーソナルコンピュータ（６
５ｂ）は２入用ゲーム信号Ｋｂを所定期間ハイレベル「
１」に設定する。パーソナルコンピュータ（６５ａ）は
２入用ゲーム信号Ｊｅよりも２入用ゲーム信号ＫｂＯ方
が早く立上がった場合には（本例の場合）、再び２入用
ゲーム信号Ｊａを所定期間ハイレベルｒｌ」に設定する
。

ステップ■ パーソナルコンピュータ（６５ｂ　）は制御信号Ｌｂを
用いてスイッチ回路群（７１ｂ）をパーソナルコンピュ
ータ（６５ａ）側に切り換える（第３図に図示した状態
）。従って、端末装置（６ａ）及び端末！！（６ｂ）に
はそのパーツ、ナルコンピュータ（６５ａ）より共通に
映像信号及び音声信号が供給されると共に、パーソナル
コンピュータ（６５ａ）のジョイステイック２端子群Ｊ
ＯＹＳ２は信号ラインＳ２ａを介して端末装置（６ｂ）
の端末側コントローラ（６６）と接続される。

ステップ■ 乗客Ａ及び乗客Ｂは夫々端末装置（６ａ）及び端末装置
（６ｂ）を操作して、パーソナルコンピュータ（６５ａ
）にローディングされた２入用テレビゲームのプログラ
ムを実行させる。

尚、この２入用テレビゲームを解除するには、端末装置
（６ａ）又は（６ｂ）の何れかにおいて２入用ゲームキ
ー（６７ｋ）を押せばよい。これに応じて、パーソナル
コンピュータ（６５ｂ）は制御信号Ｌｂを用いてスイッ
チ回路群（７１ｂ）をパーソナルコンピュータ（６５ｂ
）　　自身の側に切り換える。

このように本例によれば、その−台のパーソナルコンピ
ュータ（＆５ａ）’を介して２人の乗客Ａ、　　Ｂが共
通の２入用テレビゲームを楽しむことができる。従って
、従来のように中央制御装置（１）を介して交信する必
要がなくなりほぼリアルタイムでそのテレビゲームのプ
ログラムを実行させることができるので、シューテイン
グゲームなど高速レスポンスを必要とするテレビゲーム
をそのまま楽しむことができる利益がある。

更に、本例によれば各端末装置（６ａ）及び（６ｂ）の
夫々のモニタ受像機に共通にそのテレビゲームの画面が
映出されるので、乗客は自分の前のモニタ受像機を見る
ことができるので画面が見易い利益がある。また、各端
末装置（６ａ）　、　（６ｂ）　、　（６ｃ）・・・・
には第４図に示す如く夫々１個のジョイスティック端末
（６８）が装着されるだけであるため、端末装置（６ａ
）　、　（６ｂ）　、　（６ｃ）・・・・のパネルの大
きさが制限される場合でも２人用のテレビゲームを楽し
むことができる。

なお、上述実施例においては、各端末装置（６ａ）（６
ｂ）・・・・を座席の背面に取付けるようにしたが、座
席の肘掛は等に取付けてもよい、この場合、操作キー（
６７）だけを肘掛けに取付けて、モニタ受像機（６３）
を座席の背面に取付けるか、或いはモニタ受像機（６３
）を含めて全てを肘掛は内に収めてもよい。また、上述
実施例においては、旅客機を例にとって説明したが、多
数の相手にサービスを行う場合であれば、列車、バスな
どの乗物、或いは病院の待合室や劇場の座席などにも適
用できる。

さらにまた、本発明は上述実施例に限らず本発明の要旨
を逸脱することな（、その他種々の構成が取り得ること
は勿論である。

要とするテレビゲームを楽しむことができる利益がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による情報伝送装置の一実施例を示す構
成図、第２図は第１図例の配置状態を示す要部の斜視図
、第３図は第１図例のシートターミナルを示す構成図、
第４図は第１図例の端末装置を示す一部斜視図を含む構
成図である。 （１）は中央制御装置、（６ａ）　、　（６ｂ）　、　
（６ｃ）　”　”は夫々端末装置、（２７）はデータ送
出機、（２８）はＣＡＤＡエンコーダ、（２９）は変復
調器、（６５ａ）　、　（６５ｂ）　、　（６５ｃ）は
夫々パーソナルコンピュータ、（６６）は端末側コント
ローラ、（６７）は操作キー、（６７ｋ）は２入用ゲー
ムキー、（６９）はジョイスティック端末、（７１ａ）
　。 （７１ｂ）　、　（７１ｃ）は夫々スイッチ回路群であ
る。 Ｈ発明の効果

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 中央制御装置から各座席に設けられた端末に情報を伝送
   する情報伝送装置において、 上記中央制御装置にテレビゲームのソフトウェアの記憶
   手段と該ソフトウェアを上記端末に送出する手段とを設
   け、 上記端末に上記テレビゲームを実行する為のコンピュー
   タと、上記テレビゲームを映出するモニタと、上記テレ
   ビゲームの操作手段と、上記モニタ及び上記操作手段を
   上記コンピュータ又は隣席の上記端末のコンピュータに
   切り換え接続するスイッチ手段とを設けると共に、上記
   操作手段には上記テレビゲームを２人で操作するモード
   を指定する指定手段を設け、 該指定手段の操作によって上記スイッチ手段を切り換え
   て上記モニタ及び上記操作手段が隣席の上記コンピュー
   タに接続される状態となし、上記テレビゲームを２人で
   実行できるようにしたことを特徴とする情報伝送装置。