JPH0821928B2 - 集中制御装置 - Google Patents

集中制御装置

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JPH0821928B2
JPH0821928B2 JP62042305A JP4230587A JPH0821928B2 JP H0821928 B2 JPH0821928 B2 JP H0821928B2 JP 62042305 A JP62042305 A JP 62042305A JP 4230587 A JP4230587 A JP 4230587A JP H0821928 B2 JPH0821928 B2 JP H0821928B2
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signal
signals
bit
switch
channel
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JP62042305A
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健司 井上
芳之 近藤
勝敏 平康
敦 市瀬
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例(第1図〜第5図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は集中制御装置に関する。
B 発明の概要 この発明は、複数の情報信号を送信側から1つの伝送
ラインを通じて多数の端末装置に伝送する場合におい
て、送信側からのコマンド信号によって端末装置に割り
込みをかけたとき、送信側においては、一般の情報信号
の送出をポーズモードとすることにより、割り込みが解
除されたとき、その一般の情報信号が連続するようにし
たものである。
C 従来の技術 国際線の旅客機などにおいては、オーディオ/ビデオ
システムが設けられ、長時間のフライトでも乗客ができ
るだけ退屈しないように工夫されている。また、読書灯
やスチュワーデス呼び出し灯も設けられ、乗客の個々の
要求にも対応できるようにされている。
D 発明が解決しようとする問題点 しかし、従来においては、救命胴衣のつけ方などの説
明は、映画の始まる前など決まった時間にしか行えなか
った。
また、急なアナウスのため、映画上映中にそのアナウ
スを行うと、映画あるいはアナウスのどちうかを聞き逃
したり、見落としたりしてしまう。
この発明は、これらの問題点を解決しようとするもの
である。
E 問題点を解決するための手段 このため、この発明においては、例えばアナウス時で
あれば、そのアナウス信号及びこれを示すコマンド信号
をセンタ側から各座席の端末装置に送り出し、この端末
装置においては、一般のビデオ/オーディオ信号を受け
ていても、そのコマンド信号を受信したときには、この
コマンド信号に基づいてアナウス信号を受信モードに強
制的に切り換えるとともに、センタ側においては一般の
ビデオ/オーディオ信号の送り出しをポーズモードと
し、アナウスが終了したら、そのポーズを解除するよう
にしたものである。
F 作用 割り込みによりアナウスが実行される。
G 実施例 第1図において、(100)は乗務員室などに設けられ
た送信装置、(200)は客室の各座席ごとに設けられた
端末装置を示し、この例においては、送信装置(100)
と端末装置(200)との間に、7チャンネルの下りチャ
ンネルと、1チャンネルの上りチャンネルとが周波数分
割方式により用意された場合である。
そして、送信装置(100)において、(110)〜(11
3)はVTRを示し、これらは8ミリビデオで構成されてい
るとともに、VTR(110)はオーバーライド用とされて救
命胴衣のつけ方などが記録されているテープカセットが
セットされ、VTR(111)〜(113)は一般用とされて映
画などを記録したテープカセットがセットされている。
こうして、VTR(111)〜(113)からは、ビデオ信号
V、第1の言語によるステレオオーディオ信号L,R及び
第2の言語によるモノラルオーディオ信号Aが取り出さ
れる。
また、(114)はテレビチューナ、(115)はスティル
画像の再生装置、例えばCD−ROMプレーヤを示し、この
プレーヤ(115)には、飛行場の案内図、各種手続きな
どを記録したCDがセットされている。そして、装置(11
4),(115)からはビデオ信号V及びオーディオ信号L,
R,Aが取り出される。
さらに、(121)〜(129)はCDプレーヤを示し、これ
らプレーヤ(121)〜(129)からは音楽などのステレオ
オーディオ信号L,Rが取り出される。
また、(131)は機内アナウス用のマイクロホン、(1
32)はAVコントロールユニット、(132A)はアナウスス
イッチ、(132B)はオーバーライドスイッチ、(132C)
〜(132E)はVTR(111)〜(113)のポーズスイッチで
ある。
さらに、(141)〜(148)はメモリカートリッジを示
し、カートリジ(141)〜(147)は例えばMSX規格のパ
ーソナルコンピュータで使用されるROMカートリッジで
あり、そのROMにはゲームなどのプログラムが書き込ま
れている。また、カートリッジ(148)にはRAMが内蔵さ
れ、これには、機内サービスのメニューなどのプログラ
ム及びデータがストアされている。そして、これらカー
トリッジ(141)〜(148)のプログラムないしデータ
は、マルチプレクサ(149)において後述するように、
シリアル信号に時分割多重化される。
また、(151),(152)はエンコーダを示す。このエ
ンコーダ(151),(152)はCADAエンコーダと呼ばれて
いるもので、その信号フォーマットの詳細については後
述するが、1つのエンコーダで16チャンネルのモノラル
オーディオ信号(ステレオならば8チャンネルのオーデ
ィオ信号)をPCM信号化するとともに、時分割多重化
し、さらに、この多重信号に端末装置(200)を制御す
るコマンド信号を付加するものであり、その出力信号は
一般のビデオ信号とほぼ等しい帯域幅となるものであ
る。
さらに、(161)〜(167)はVSB変調回路、(169)は
下りチャンネルの信号と上りチャンネルの信号とを分離
するデュプレクサ、(105)は上述の各回路及び端末装
置(200)の制御を行うコントローラで、これはマイク
ロコンピュータにより構成されている。そして、このコ
ントローラ(105)には、デュプレクサ(169)及びデコ
ーダ(106)を通じて各端末装置(200)からのコマンド
やデータなどが供給される。
また、(101)はマイクロコンピュータにより構成さ
れたマスタコントロールユニットを示し、このユニット
(101)により送信装置(100)及び端末装置(200)の
全体が集中的に管理及び制御される。このため、ユニッ
ト(101)はコントローラ(105)に接続されるととも
に、データなどの入力手段としてキーボード(102)が
接続され、モニタ用としてCRTディスプレイ(103)が接
続され、外部記憶装置としてFDD/HDD(104)が接続され
ている。
そして、通常時には、VTR(111)からのビデオ信号V
がスイッチ回路(117)を通じて変調回路(161)に供給
されるとともに、装置(112)〜(115)からのビデオ信
号Vが変調回路(162)〜(165)に供給されて変調回路
(161)〜(165)からは信号Vにより一般のテレビ放送
における映像の放送波信号と同様に変調され、かつ、互
いにチャンネルが異なるVSB形式のAM信号が取り出さ
れ、これら信号が加算回路(168)に供給される。
また、VTR(111)からのオーディオ信号L〜Aがスイ
ッチ回路(117)を通じてエンコーダ(151)に供給され
るとともに、装置(112)〜(115),(121)〜(129)
からのオーディオ信号L〜A及びマルチプレクサ(14
9)の出力信号がエンコーダ(151),(152)に供給さ
れて2つの時分割多重信号とされ、これら信号が変調回
路(166),(167)に供給されてそれぞれ空きチャンネ
ルの被変調信号とされ、これら信号が加算回路(168)
に供給される。
したがって、加算回路(168)からは変調回路(166)
〜(167)からの被変調信号が周波数多重化されて取り
出される。
そして、この多重化された信号が、デュプレクサ(16
9)を通じて漏洩ケーブル(171)に下りチャンネルの信
号として送り出される。このケーブル(171)は、同軸
ケーブルにスパイラル状に切欠きを入れることにより、
これを通じる信号が外部にリークするようにしたもので
ある。
したがって、通常時には、装置(111)〜(115)によ
り再生されたビデオ信号Vが周波数多重化されてケーブ
ル(171)に送り出されるとともに、装置(111)〜(11
5),(121)〜(129)により再生されたオーディオ信
号L〜Aと、カートリッジ(141)〜(148)のプログラ
ムないしデータとが時分割多重化されてから周波数多重
化されてケーブル(171)に送り出されることになる。
また、機内アナウス時には、アナウススイッチ(132
A)をオンにすると、ユニット(132)からの制御信号に
より装置(111)〜(115),(121)〜(129)がポーズ
状態とされ、かつ、その再生信号系がミューティングさ
れるとともに、スイッチ回路(116)が図の状態に接続
され、マイクロホン(131)からのアナウスのオーディ
オ信号が、ユニット(132)からスイッチ回路(116)を
通じて変調回路(161)に供給されて一般のテレビ放送
における音声の放送波信号と同様のFM信号とされ、この
信号が加算回路(168)に供給される。
さらに、このとき、マイクロホン(131)からのオー
ディオ信号が、ユニット(132)からエンコーダ(151)
に供給されるとともに、ユニット(132)の状態を示す
信号に基づいてコントローラ(105)からエンコーダ(1
51),(152)にアナウスモードであることを示すコマ
ンド信号が供給される。
したがって、機内アナウス時には、変調回路(161)
及びエンコーダ(151)により、そのアナウスのオーデ
ィオ信号が送り出されるとともに、このアナウスモード
であることを示すコマンド信号が送り出される。
なお、アナウススイッチ(132A)をオフにしたときに
は、上述の通常モードに復帰する。
さらに、オーバーライド時には、オーバーライドスイ
ッチ(132B)をオンにすると、ユニット(132)からの
制御信号により装置(111)〜(115),(121)〜(12
9)がポーズ状態とされ、VTR(110)が再生状態とされ
るとともに、スイッチ回路(116),(117)が図とは逆
の状態に切り換えられ、VTR(110)の再生信号V及びL
〜Aが変調回路(161)及びエンコーダ(151)に供給さ
れる。
また、このとき、ユニット(132)の状態を示す信号
に基づいてコントローラ(105)からエンコーダ(15
1),(152)にオーバーライドモードであることを示す
コマンド信号が供給される。
したがって、オーバーライド時には、通常時における
VTR(111)の再生信号V,L〜Aに代わってVTR(110)の
再生信号V,L〜Aが送り出されるとともに、このオーバ
ーライドモードであることを示すコマンド信号が送り出
される。
なお、オーバーライド時に、アナウススイッチ(132
A)をオンにしたときには、オーディオ信号についての
みマイクロホン(131)からのオーディオ信号が優先す
るようにスイッチ回路(116)及びエンコーダ(151),
(152)が制御される。
一方、端末装置(200)は乗客の座席ごとに設けられ
るので、ケーブル(171)はその座席に沿って配線され
る。
そして、端末装置(200)において、(201)は送受信
アンテナ(カプラ)を示し、これはケーブル(171)と
誘導結合するように、ケーブル(171)に近接して設け
られ、送信装置(100)と端末装置(200)との間の信号
をアクセスする。また、(203),(204)はチューナを
示し、チューナ(203)においては変調回路(161)〜
(165)からの被変調信号が選択されるとともに、その
選択された被変調信号からもとのビデオ信号V(及びオ
ーディオ信号A)が復調され、チューナ(204)におい
ては変調回路(166),(167)からの被変調信号が選択
されるとともに、その選択された被変調信号からものと
時分割多重信号、すなわち、エンコーダ(151)または
(152)からの時分割多重信号は取り出される。
さらに、(205)はデコーダを示し、これはエンコー
ダ(151),(152)とは逆の処理を行う。また、(20
6)は表示選択ユニットを示し、これは後述するよう
に、カラー受像管(61)及び各種の操作スイッチを有す
るとともに、ヘッドホン(207)及びジョイスティック
(208)を接続できるようにされている。
また、(209)は例えばMSX規格のマイクロコンピュー
タを示し、これは主として受像管(61)における表示処
理を行うものである。さらに、(211)はPSU、(212)
は読書灯、(213)はスチュワーデス呼び出し灯、(21
9)は上りチャンネル用の送信回路、(214)は、各座席
における乗客の状態、例えば乗客が着席しているか、シ
ートベルトを正しくセットしているかなどを検出するセ
ンサ、(220)はこの端末装置全体を制御するマイクロ
コンピュータである。
第2図は表示選択ユニット(206)の一例を示し、カ
ラー受像管(61)は例えばインデックスビーム方式の偏
平カラー受像管とされている。また、(62)は読書灯の
スイッチ、(63)はスチュワーデス呼び出しスイッチ、
(64)はジョイスティック(208)の接続されるコネク
タである。
さらに、(65)は、装置(111)〜(115)の再生信号
V(及びL〜A)の選択モードとするテレビスイッチ、
(66)は、プレーヤ(121)〜(129)の再生信号L,Rの
選択モードとする音楽スイッチ、(67)は、スイッチ
(65),(66)により選択されたモードの中からチャン
ネル(再生信号)を選択するチャンネルアップダウンス
イッチ、(68)はその選択されたチャンネルのチャンネ
ル番号をデジタル表示する表示手段である。
また、(71)は、受像管(61)にメニューを表示させ
るためのメニュースイッチ、(72)は、受像管(61)に
表示されたカーソルを上下させるためのカーソルキー
(スイッチ)、(73)は、そのカーソルの指定した項目
を有効とするためのエンターキー、(74)は、ヘッドホ
ン(207)の音量調整を行うスライド式つまみである。
そして、この表示選択ユニット(206)は、例えば第
3図に示すように、自分が座る座席の前の座席の背面に
設けられている。
そして、通常時には、ケーブル(171)に送り出され
ている周波数多重信号が、アンテナ(201)によりピッ
クアップされ、この信号がデュプレクサ(202)を通じ
てチューナ(203),(204)に供給される。
そして、スイッチ(65)を押したときには、これによ
りテレビモードとされ、さらに、スイッチ(67)を押す
と、チューナ(203)において変調回路(161)〜(16
5)の出力信号が選択されて装置(111)〜(115)から
の再生信号Vのうちのスイッチ(67)で指定したチャン
ネルの信号Vが取り出され、この信号Vが受像管(61)
に供給される。
また、このとき、チューナ(204)において変調回路
(166),(167)の出力信号が選択されてエンコーダ
(151)または(152)の出力信号がデコーダ(205)に
供給され、このデコーダ(205)においてスイッチ(6
7)の指定したチャンネルのオーディオ信号L〜Aがデ
コードされ、この信号がユニット(206)を通じてヘッ
ドホン(207)に供給される。
したがって、スイッチ(65)及び(67)を操作するこ
とにより装置(111)〜(115)により再生される信号の
うち任意のものを視聴できる。
また、スイッチ(66)を押したときには、これにより
音楽モードとされ、さらに、スイッチ(67)を押すと、
チューナ(204)において変調回路(166),(167)の
出力信号が選択されてエンコーダ(151)または(152)
の出力信号がデコーダ(205)に供給され、このデコー
ダ(205)においてスイッチ(67)で指定したチャンネ
ルのオーディオ信号L,R、すなわち、プレーヤ(121)〜
(129)からの再生信号のうちのスイッチ(67)で指定
した再生信号L,Rがデコードされ、この信号L,Rがユニッ
ト(206)を通じてヘッドホン(207)に供給される。
さらに、メニュースイッチ(71)を押したときには、
デコーダ(205)からはカートリッジ(148)のメニュー
のプログラム及びデータが取り出されてマイコン(20
9)にロードされ、実行される。この結果、受像管(6
1)にメニュー画面が表示され、このメニュー画面のう
ちの希望の例えばゲーム名にカーソルキー(72)により
カーソルを合わせ、エンターキー(73)を押すと、その
カーソルで指定されたゲームのプログラム、すなわち、
カートリッジ(141)〜(147)に用意されているプログ
ラムがデコーダ(205)からマイコン(209)にロードさ
れ、以後、ジョイスティック(208)を使用してそのゲ
ームをプレイできるようになる。
こうして、通常時には、装置(111)〜(115),(12
1)〜(129),(141)〜(147)のソフトウエアを自由
に利用することができる。
なお、このとき、各座席におけるソフトウエアの使用
状態を示すデータが、マイコン(220)から出力され、
このデータが送信回路(219)に供給されて上りチャン
ネルの信号とされ、この信号が送信回路(219)→デュ
プレクサ(202)→アンテナ(201)→ケーブル(171)
→デュプレクサ(169)→デコーダ(106)のラインを通
じてデコーダ(106)に供給されてもとのデータが取り
出され、このデータがコントローラ(105)を通じてユ
ニット(101)に供給され、各座席におけるソフトウェ
アの使用状態が集計及び管理される。
また、アナウス時には、このアナウスモードであるこ
とを示すコマンド信号が下りチャンネルに送り出される
が、これがデコーダ(205)から取り出され、このコマ
ンド信号により、デコーダ(205)は、マイクロホン(1
31)からエンコーダ(151)を通じて送られてくるアナ
ウスのオーディオ信号のチャンネルに強制的に制御さ
れ、そのオーディオ信号がヘッドホン(207)に供給さ
れる。なお、このとき、ヘッドホン(207)の音量は、
音量つまみ(74)の位置に関係なく一定値とされる。ま
た、ゲーム中であれば、そのゲームはポーズモードとさ
れる。
また、エンコーダ(151),(152)あるいはデコーダ
(205)などにトラブルを生じているときには、変調回
路(161)からのアナウスのオーディオ信号Aが強制的
に選択される。
さらに、このとき、必要に応じて、プレーヤ(115)
からそのアナウスに対応した画像のビデオ信号Vが取り
出され、これがチューナ(203)において強制的に選択
されて受像管(61)に供給され、そのアナウスに対応し
たスティル画像が表示される。
そして、アナウス終了後は、これを示すコマンド信号
により端末装置(200)は、アナウス前の状態に復帰さ
せられる。
また、オーバーライド時には、これを示すコマンド信
号により、アナウス時と同様にしてVTR(110)からの信
号V,L〜Aは強制的に選択され、これが受像管(61)に
供給されるとともに、ヘッドホン(207)に供給され
る。
さらに、読書灯スイッチ(62)を押したときには、座
席番号及びスイッチ(62)が押されたことを示すコマン
ド信号が、上述と同様にして上りチャンネルを通じてコ
ントローラ(105)に送られる。そして、コントローラ
(105)においては、このコマンド信号に基づいて読書
灯(213)を点灯させるコマンド信号(これは座席番号
も有する)が形成され、このコマンド信号が下りチャン
ネルを通じてスイッチ(62)を押した座席のデコーダ
(205)から取り出され、さらに、PSU(211)に供給さ
れて読書灯(212)が点灯される。
また、このとき、コントローラ(105)からユニット
(101)に、読書灯スイッチ(62)の押されたことを示
すデータ及びその座席番号のデータが供給され、ユニッ
ト(101)において読書灯(212)の点灯・消燈の状態が
管理される。
なお、読書灯(212)の消燈は、スイッチ(62)を再
度押すことにより行われ、これは点灯時と同様に処理さ
れる。
さらに、キーボード(102)において所定のキー入力
を行ったときには、読書灯(212)の点灯・消燈の指令
及びその座席番号を有するコマンド信号がコントローラ
(105)に供給され、これが下りチャンネルを通じて該
当する端末装置(200)に供給され、読書灯(212)が点
灯・消燈される。すなわち、この場合には、マスタコン
トロールユニット(101)から各座席の読書灯(212)な
どを制御できる。
また、スチュワーデス呼び出しスイッチ(63)を押し
たときも、読書灯(212)の点灯時と同様にして呼び出
し灯(213)が点灯されるとともに、これがユニット(1
01)において管理され、また、ディスプレイ(103)に
表示される。
さらに、センサ(214)は検出した座席の状態も、そ
の座席番号とともにコントローラ(105)に送られ、ユ
ニット(101)により管理される。
こうして、この発明によれば、アナウス時ないしオー
バーライド時には、これを示すコマンド信号により端末
装置(200)に割り込みがかかり、そのアナウスないし
オーバーライドの信号が端末装置(200)において受信
され再生される。したがって、アナウスないしオーバー
ライドの音声ないし画像を聞き逃したり見落としたりす
ることがない。
また、アナウス時ないしオーバーライド時には、装置
(111)〜(115),(121)〜(129)にポーズがかか
り、アナウスないしオーバーライドが解除されると、装
置(111)〜(115),(121)〜(129)のポーズが解除
されて再生モードになるので、アナウスないしオーバー
ライドになった時点の部分からビデオ信号V及びオーデ
ィオ信号L〜Aが再開され、したがって、ビデオ/オー
ディオの流れがとぶことがなく、連続して視聴できる。
さらに、オーディオ/ビデオシステムと一体化できる
ので、システム全体を簡略化できると同時に、拡張性を
高めることができる。
また、乗客の状態や要求を集中的に管理ないしモニタ
できるので、送信装置(100)から乗客にサービスする
ソフトウェア、あるいは食事の種類など、各種のサービ
スをきめ細かく実現できる。
第4図は、エンコーダ(151),(152)から出力され
る時分割多重信号の信号フォーマットを示す。この信号
フォーマットは、特願昭58−210356号及び特願昭59−17
0925号などにより提案されている信号フォーマットを改
良したものである。
すなわち、この多重信号は、同図Aに示すように、多
数のスーパーフレームからなるシリアル2値信号Stであ
るが、その1スーパーフレームは256個のフレームF1〜F
256により構成され、その1フレームは、同図Bに示す
ように、168ビットで構成されるとともに、周期が1/32k
Hzである。そして、各フレームは、8ビットの同期コー
ドSYNCと、4ビットのサービスビットSBと、32ビット×
4のデータパケットPCTA〜PCTDと、7ビット×4の誤り
訂正ビットECCとを順に有している。
この場合、同期コードSYNCは、同図Aに示すように、
スーパーフレームの先頭のフレームF1ではスーパーフレ
ームシンクSSとされ、続く255個のフレームF2〜F256で
はフレームシンクFSとされ、スーパーフレームシンクSS
と、フレームシンクSSとではビットパターンが違えられ
ている。
また、サービスビットSBの詳細は後述するが、77フレ
ーム分を1単位とし、コマンドや座席番号などのデータ
を有する。
さらに、データパケットPCTA〜PCTDは、それぞれが32
ビットで構成されるとともに、互いに独立して4つのパ
ケットPCTA〜PCTDを構成しているものである。そして、
このパケットPCTA〜PCTDは、同図Cに示すように、それ
ぞれが8ビットずつ4つのチャンネルM1〜M4に分割さ
れ、この各チャンネルM1〜M4が、信号L,RあるいはAを
周波数32kHzでサンプリングしたPCM信号とされる。
したがって、1フレーム中には、4つのパケットPCTA
〜PCTDがあるとともに、各パケットが4つのチャンネル
M1〜M4を有するので、1つの信号Stにより全体として16
チャンネルのオーディオ信号を時分割式に同時に伝送で
きることになる。なお、その各チャンネルは、サンプリ
ング周波数32kHz、量子化ビット数8ビットであるか
ら、8ミリビデオにおけるPCMオーディオとほぼ同じ規
格である。
また、メモリカートリッジ(141)〜(148)からのプ
ログラムないしデータは、マルチプレクサ(149)にお
いて、ビット順次の時分割信号とされ、この信号がその
ままエンコーダ(151)からの16チャンネルの信号のう
ちの1つとされるとともに、各プログラムないしデータ
は最後のビットまで送り出されると再び先頭のビットか
ら送り出される。
なお、1つのチャンネルは8ビットであり、カートリ
ッジ(141)〜(148)の数は8個なので、このカートリ
ッジ(141)〜(148)のプログラムないしデータを伝送
するチャンネルにおいては、その第1ビット〜第8ビッ
トがカートリッジ(141)〜(148)のプログラムないし
データに対応することになり、各プログラムないしデー
タの伝送速度は32kbpsとなる。
さらに、誤り訂正コードECCは、その7ビットずつが
パケットPCTA〜PCTDのそれぞれについて誤り訂正を行う
ものである。
そして、信号Stは以上のフォーマットであるから、そ
の伝送ビットレートは、 168ビット×32kHz5.4Mbps となり、その1/2がナイキスト周波数となるので、ビデ
オ信号の帯域幅があれば、その信号Stを伝送できること
になる。
したがって、上述のように、エンコーダ(151),(15
2)はそれぞれ16チャンネルのオーディオ信号を時分割
多重化でき、その時分割多重信号は他のビデオ信号とと
もに、周波数多重化できることになる。
また、サービスビットSBは、例えば第5図に示すフォ
ーマットで使用される。すなわち、サービスビットSBは
1フレームにつき4ビットであるが、その4ビットを順
にビットB1〜B4とする。そして、同図Aに模型的に示す
ように、連続する77フレームを1組とし、その77フレー
ムをフレーム単位で縦に並べると、サービスビットは、
縦77ビット×横4ビットの大きさになる。
そこで、同図Bにも示すように、サービスビットSBを
縦方向に取り出し、その77ビットを1チャンネルとする
と、ビットB1の77個により第1のチャンネルCHNAが形成
され、同様にビットB2〜B4の各77個により第2〜第4の
チャンネルCHNB〜CHNDが形成される。
そして、同図Bに示すように、チャンネルCHNA〜CHND
のそれぞれは、順に11ビットずつ7つのワードWRDA〜WR
DGに区切られ、同図Cに示すように、各ワードにおい
て、先頭の1ビットが“0"レベルのスタートビットSTRT
とされ、続く8ビットがデータビットDTBTとされるとと
もに、次の1ビットがパリティビットPRTYとされ、最後
の1ビットが“0"レベルのストップビットSTOPとされ
る。
そして、データビットDTBTであるが、チャンネルCHNA
〜CHNDのそれぞれにおいて、データビットDTBTは1ワー
ドにつき1個あり、ワードは77フレームにつき7個ある
ので、データビットDTBTは77フレームにつき7個(7バ
イト)あることになり、したがって、全体としてデータ
ビットDTBTは8バイト×4チャンネル分あることにな
る。
そして、このデータビットDTBTのうち、第2チャンネ
ルCHNBのデータビットDTBTは、同図Dに示すように、第
1バイトが所定のビットパターン(16進値で“AA")の
ヘッダHDERとされ、第2ハイトがコマンドCMDとされ、
最多で256種類の命令の識別に使用される。さらに、第
3及び第4バイトが座席番号(端末装置(200)の番
号)を示すアドレスADRSとされ、第5及び第6バイトが
コマンドCMDに付随するデータないしパラメータを示す
ステータス情報STTSとされ、最終バイトがチェックサム
CSとされる。
したがって、このチャンネルCHNBのデータビットDTBT
により、送信装置(100)は、端末装置(200)を特定し
たり、さらに、所定の動作、例えば読書灯(212)の点
灯・消燈の制御を行うことができる。
さらに、第1チャンネルCHNAのデータビットDTBTは、
上りチャンネルは1チャンネルしかないので、この上り
チャンネルの使用状態のフラグとして使用され、上りチ
ャンネルが使用されているとき、そのフラグがセットさ
れる。したがって、端末装置(200)は、このCHNAのデ
ータビットDTBTにより上りチャンネルを使用できるかど
うかを判別でき、使用中のときには、空くまで送信装置
(100)へのコマンド(及びデータ)の発行を待機す
る。
なお、第3及び第4チャンネルCHNC,CHNDについては
未定義である。
また、上りチャンネルにおいては、上述したサービス
ビットSBだけが第5図B〜Dで説明したフォーマットに
より、かつ、下りチャンネルと等しい32kbpsのビットレ
イトでPSK信号の状態で送られる。
したがって、マスタユニット(101)は、特定の端末
装置(200)に関するデータを得ることができる。
なお、上述においては、旅客機を例にとって説明した
が、多数の相手にサービスを行う場合であれば、列車,
バスなどの乗物、あるいは劇場や競技場などにも適用で
きる。
H 発明の効果 この発明によれば、アナウス時ないしオーバーライド
時には、これを示すコマンド信号により端末装置(20
0)に割り込みがかかり、そのアナウスないしオーバー
ライドの信号が端末装置(200)において受信され再生
される。したがって、アナウスないしオーバーライドの
音声ないし画像を聞き逃したり見落としたりすることが
ない。
また、アナウス時ないしオーバーライド時には、装置
(111)〜(115),(121)〜(129)にポーズがかか
り、アナウスないしオーバーライドが解除されると、装
置(111)〜(115),(121)〜(129)のポーズが解除
されて再生モードになるので、アナウスないしオーバー
ライドになった時点の部分からビデオ信号V及びオーデ
ィオ信号L〜Aが再開され、したがって、ビデオ/オー
ディオの流れがとぶことがなく、連続して視聴できる。
さらに、オーディオ/ビデオシステムと一体化できる
ので、システム全体を簡略化できると同時に、拡張性を
高めることができる。
また、乗客の状態や要求を集中的に管理ないしモニタ
できるので、送信装置(100)から乗客にサービスする
ソフトウェア、あるいは食事の種類など、各種のサービ
スをきめ細かく実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一例の系統図、第2図〜第5図はそ
の説明のための図である。 (100)は送信装置、(101)はマスタコントロールユニ
ット、(110)〜(115),(121)〜(129)はビデオ信
号ないしオーディオ信号の信号源、(151),(152)は
エンコーダ、(161)〜(167)は変調回路、(200)は
端末装置、(205)はデコーダ、(206)は選択表示ユニ
ットである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/02 H04Q 9/00 (72)発明者 市瀬 敦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−7245(JP,A) 特開 昭60−52120(JP,A) 特開 昭60−103749(JP,A) 特開 昭62−168794(JP,A) 実開 昭60−43050(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の情報信号を送信側から1つの伝送ラ
    インを通じて多数の端末装置に伝送する場合において、 上記送信側から上記伝送ラインを通じて上記端末装置
    に、特定の情報信号及びこれを示すコマンド信号を送出
    し、 上記端末装置においては、上記コマンド信号の受信時、
    上記特定の情報信号の受信モードに強制的に制御される
    とともに、 上記送信側においては、上記特定の情報信号及び上記コ
    マンド信号の送出時、それまで送出していた情報信号の
    送出をポーズモードとするようにした集中制御装置。
JP62042305A 1987-01-30 1987-02-25 集中制御装置 Expired - Lifetime JPH0821928B2 (ja)

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ES88300724T ES2065905T3 (es) 1987-01-30 1988-01-28 Sistemas electricos de entrega de mensajes.
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JP3039380B2 (ja) * 1996-07-04 2000-05-08 日本電気株式会社 マルチメディア通信端末装置

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