JPH02213299A - 遠方監視制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遠方監視制御システムに係り、とくに子局か
ら送られてくる監視データに対する処理についての試験
システムを備えた遠方監視制御システムに関する。

［従来の技術］ 遠方監視システムは、複数の子局と、この各子局から送
られてくる各種機器及び装置の監視データを受信し分析
する親局とを備えている。

そして、各子局から親局に向けて送られてくる監視デー
タに対する処理テスト（試験）は、オペレータによる電
話連絡が主流となっていた。

すなわち、従来例にあっては、一方のオペレータが子局
にて監視データを入力し、他方のオペレータが親局にて
その受信データの処理結果を読み取り、そして、両者が
データの斉合状況を電話にて確認するという対向試験方
式が採られていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来例における対向試験方式では、子局と親局に計
２名の試験員が必要であり、子局と親局間に本来必要と
されるデータ通信回線以外に試験用として別の電話回線
を必要とする、という不都合があった。更に、多数の子
局の同時試験は、親局側の処理結果読み取り機器の数と
その能力により制限されるという欠点があり、テストに
比較的多くの時間を要するという不都合が生じていた。

〔発明の目的） 本発明の目的は、上記従来例の有する不都合を改善し、
とくに試験用オペレータと試験用電話回線の削減を図る
とともに、データ処理テストの迅速化を図った遠方監視
制御システムを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、遠方に装備され各種機器および装置の監視
データ信号を出力する複数の子局と、この各子局から送
られてくるデータ信号を受信し分析処理する親局とを備
えた遠方監視制御システムにおいて、各子局が、試験モ
ード信号を出力する試験モード設定手段と、この試験モ
ード設定手段とほぼ同時に作動し外部入力されるテスト
用監視データを試験モード信号の出力タイミングに合わ
せて出力する監視データ収集編集手段と、親局から送ら
れてくる処理結果データを受信し表示する処理データ確
認手段とを有している。そして、親局が、各子局から送
られてくる信号を受信し試験モードの有無を識別する試
験モード識別手段と、いづれの子局が試験モードに設定
されたか判定するテスト対象判定手段と、テスト用監視
データに対する処理結果データを返信する処理データ送
信手段とを備える、という構成を採っている。これによ
って前述した目的を達成しようとするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

この第１図に示す実施例は、遠方に装備され各種機器お
よび装置の監視データ信号を出力する複数の子局１０＋
、１０ｔ、・・・１０．１と、この各子局ｌｏｔ〜１０
、から送られてくるデータ信号を受信し分析処理する親
局１０とを備えている。

各子局１０．〜１０、は、試験モード信号を出力する試
験モード設定手段１１と、この試験モード設定手段１１
とほぼ同時に作動し外部入力されるテスト用監視データ
を試験モード信号の出力タイミングに合せて出力する監
視データ収集編集手段１２と、親局１０から送られてく
るテスト用監視データに対する処理結果データを受信し
表示する処理データ確認手段１３とを有している。

また親局１０は、各子局１０、〜１０．から送られてく
る信号を受信し試験モードの有無を識別する試験モード
識別手段１と、いづれの子局が試験モードに設定された
かを判定するテスト対象判定手段２と、テスト用監視デ
ータに対する処理結果データを返信する処理データ送信
手段３とを備えている。また、符号５は監視データ処理
手段を示し、符号６は親局側送受信手段を示す。

各子局１０＋〜ｌＯ７の試験モード設定手段１１は、自
局をオペレータによる入力操作によって試験モードに設
定する試験モード設定部１１Ａと、この試験モード設定
部１１Ａの作用によって形成される試験モード信号を親
局１０に向けて出力する試験モード設定通知部ｌＩＢと
を備えている。

また、監視データ収集手段１２は、試験モード設定手段
１１の試験モード設定通知機能の動作タイミングに合せ
て作動しオペレータから入力されるテスト用監視データ
を試験モード信号に合せて出力する機能を備えている。

符号１４は子局側送受信手段を示し、符号１５，１５１
，１５□、・・・１５．１は親局１０とを結ぶデータ通
信回線を示す。

次に、上記実施例の動作について説明する。

オペレータが、例えば子局１０Ｉにて試験モード設定手
段１１を操作し当該子局１０□を試験モードに設定し、
しかるのちテスト用監視データを監視データ収集編集手
段１２に入力する。子局１０１では、直ちに試験モード
設定手段１１及び監視データ収集編集手段１２が作動し
、試験モード信号及びテスト用監視データを、この順又
は同時に親局１０へ送信する。

親局１０では、試験モード識別手段１と監視データ処理
手段５を用いて試験モード設定を識別する。そして、テ
スト用監視データの処理結果を得た後、テスト対象判定
手段２の判定により判定し、試験対象であれば、処理デ
ータ送信手段３により処理結果データをその子局１０．
へ送信する。子局１０＋　は、処理データ確認手段１３
より、処理結果データを試験員が確認できる形で出力す
る。

これにより、オペレータは、その出力を読み取り、入力
したテスト監視データと処理結果の斉合を調査する。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によると、試験対象の子局からの
テスト用監視データの処理結果データを親局から子局へ
環流するようにしたことから、試験員数は子局側１名の
みですみ、子局と親局間に従来必要としていたデータ通
信回線以外の試験用電話回線が不要となり、多数の子局
から同時に試験モード信号が入力されても親局における
テスト対象判定手段の作用により、混乱することなく規
律ある監視試験を続行することが可能となり、かかる点
において多数の子局の同時試験が可能となり、従って試
験期間を短縮することができるという従来にない優れた
遠方監視制御システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・試験モード識別手段、２・・・テスト対象判定
手段、３・・・処理データ送信手段、ｌＯ・・・親局、
ＩＯ８〜１０．・・・子局、１１・・・試験モード設定
手段、１２・・・監視データ収集編集手段、１３・・・
処理データ確認手段。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、遠方に装備され各種機器および装置の監視デー
   タ信号を出力する複数の子局と、この各子局から送られ
   てくるデータ信号を受信し分析処理する親局とを備えた
   遠方監視制御システムにおいて、 前記各子局が、試験モード信号を出力する試験モード設
   定手段と、この試験モード設定手段とほぼ同時に作動し
   外部入力されるテスト用監視データを試験モード信号の
   出力タイミングに合せて出力する監視データ収集編集手
   段と、前記親局から送られてくる処理結果データを受信
   し表示する処理データ確認手段とを有し、 前記親局が、前記各子局から送られてくる信号を受信し
   試験モードの有無を識別する試験モード識別手段と、い
   づれの子局が試験モードに設定されたか判定するテスト
   対象判定手段と、テスト用監視データに対する処理結果
   データを返信する処理データ送信手段とを備えているこ
   とを特徴とした遠方監視制御システム。