JPH02212866A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH02212866A
JPH02212866A JP8932811A JP3281189A JPH02212866A JP H02212866 A JPH02212866 A JP H02212866A JP 8932811 A JP8932811 A JP 8932811A JP 3281189 A JP3281189 A JP 3281189A JP H02212866 A JPH02212866 A JP H02212866A
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JP
Japan
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transfer belt
roller
brush roller
transfer
brush
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Pending
Application number
JP8932811A
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English (en)
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Shozo Kaieda
海江田 省三
Hideo Okajima
英男 岡島
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NIPPON KENTETSUKU KAISHIYA Ltd
Original Assignee
NIPPON KENTETSUKU KAISHIYA Ltd
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Publication date
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Priority to US07/316,511 priority patent/US4958194A/en
Publication of JPH02212866A publication Critical patent/JPH02212866A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、感光ドラムのような画像形成部材上に形成し
たトナー像を記録紙に転写するための転写装置に関する
ものである。
(従来の技術) 電子写真式プリンタ装置や複写機においては、感光体上
に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像してトナー像
を形成し、このトナー像を記録紙のような記録媒体上に
転写し、定着工程を経て/’%−ドコビーが形成されて
いる。感光体上のトナー像を記録紙に転写する転写装置
として種々の型式のちのが既知であるが、例えば特開昭
61−117583号公報に開示さているベルト転写装
置が既知である。この既知のベルト転写装置では、誘電
体材料で出来た転写ベルトを2本の駆動ローラに張架し
、コロナ帯電器により転写ベルトを−様な電位に帯電し
、同期して搬送されてくる記録紙を転写ベルト上に静電
吸着させ、記録紙を転写ベルトに保持した状態で搬送さ
せながら画像転写を行なっている。そして、転写後高圧
変流電源とコロナ帯電器とにより構成される除電器によ
り転写ベルト表面をAC除電し、その後クリーニングブ
レードを転写ベルト表面に押し当って転写ベルトをクリ
ーニングするように構成されている。
(発明が解決しようとする課題) ベルト転写装置は帯電した転写ベルトに記録紙を静電吸
着させ、転写ベルトに記録紙を保持した状態で転写及び
搬送を行なうため、記録紙の搬送を行なう上で高い信頼
性が達成できる大きな利点を具えている。
しかしながら、上述した既知のベルト転写装置では、ク
リーニングブレードを転写ベルトに押し当てて転写ベル
ト表面をクリーニングしているため、転写ベルトに不均
一な力がかかり易すく、転写ベルトが蛇行し易くなる欠
点があった。すなわち、クリーニングブレードを走行す
る転写ベルトに均一な圧接力を以って圧接させることは
困難な場合が多く、クリーニングブレードを圧接するこ
とにより転写ベルトにわずかに不均一な押圧力が作用す
るだけで転写ベルトが蛇行する不具合が生じていた。特
に、高速機においては、転写ベルトが高速走行するため
、不均一な圧接力により蛇行が顕著に生じていた。
また、上述したベルト転写装置では、転写後帯電前に転
写ベルトをA、 C,除電して、転写ベルトに常時一定
電位が生ずるようにしている。しかしながら、A、  
C,除電を行なうには、交流高圧電源及びコロナ帯電器
を用いコロナ放電により転写ベルト表面を除電するため
、感電や絶縁破壊等が生ずる危険性があり、さらに交流
高圧電源は価格が高価であるため製造コストが高価にな
る欠点もあった。しかも、コロナ放電により除電すると
、多量のオゾンガスが発生する不都合も生じてしまう。
従って、本発明の目的は上述した欠点を除去し、高速走
行する転写ベルトが蛇行するような不具合を回避できる
と共に、高圧電源を用いることなく転写ベルトを均一に
除電でき、従ってオゾン発生量が低減されしかも信頼性
の高い転写装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明による転写装置は、導電性ベルト部材上に誘電体
層が形成されている転写ベルトと、転写ベルトを走行さ
せるための駆動手段と、転写ベルトを画像形成部材に当
接させるための転写ローラと、転写ベルトと対向配置さ
れ、転写ベルトをトナー極性と反対の極性に帯電する帯
電装置と、外周に多数の導電性繊維が植設されているブ
ラシローラと、このブラシローラを回転駆動する駆動装
置と、導電性ブラシローラに接触配置されている導電性
の回収ローラと、ブラシローラおよび回収ローラを絶縁
状態で支持する支持部材と、回収ローラに接続され回収
ローラをトナー帯電極性と反対の極性の電位にバイアス
するバイアス源と、前記導電性ブラシローラに接続され
、ブラシローラの電位を、前記回収ローラの電位と同極
性であって絶対値の小さい電位に維持するための定電圧
ダイオードとを有し、前記ブラシローラにより転写ベル
ト表面を電気的および機械的にクリーニングすると共に
転写ベルト表面を一定の電位に除電するように構成した
ことを特徴とするものである。
(作 用) 本発明は、所定の電位にバイアスされたブラシローラを
転写ベルト表面に接触配置すると、ブラシローラから転
写ベルトへ電荷注入が起こるという認識に基づいている
。すなわち、ブラシローラの外周に植設されている導電
性繊維の径は微小なものであるから、ブラシローラにバ
イアスを印加し、ブラシローラを被帯電物に接触させる
と導電性繊維と電極との間で極めて低い閾値で気中放電
が発生し、被帯電物はほぼブラシローラの電位に等しい
電位に帯電される。従って、走行する転写ベルトと接触
するようにブラシローラを配置しブラシローラに所定電
位のバイアスを印加すれば、転写ベルト表面を機械的お
よび電気的にクリーニングできると共に転写ベルト表面
を所定の電位に除電または帯電させることができ、従っ
てブラシローラをクリーニング装置並びに除電〈又は帯
電)装置として兼用することができる。このような認識
に基き、本発明では転写ベルトにブラシローラを接触配
置し2、ブラシローラに金属製の回収ローラを接触配置
し、さらに回収ローラにトナーの帯電極性と反対極性の
バ・イアスを印加する。この結果、回収ローラとブラシ
ローラとの間並びにブラシローラと転写ベルトとの間に
電位差が生じ、転写ベルト表面に付着したトナー粒子は
ブラシローラにより機械的および電気的にりIJ  、
=ングされ、トナー粒子はブラシローラ側に電気的に吸
引される。
そして、ブラシローラに付着したトナー粒子は、さらに
回収ローラ側に電気的に吸引されることになる。しかし
ながら、回収ローラとブラシローラとの間の接触抵抗お
よびブラシローラと転写ベルトとの間の接触抵抗は、環
境条件や使用状態によって変化し易く、回収ローラだけ
にバイアス源を接続しこのバイアスによって電位差を形
成しようとする場合、一方の接触抵抗が変化すると他方
の接触抵抗間に生ずる電位差が変化してしまい、クリー
ニング性能が劣化してしまう。このため、本発明では、
ブラシローラに回収ローラのバイアス源より絶対値の小
さい降伏電圧の定電圧ダイオードを接続する。この定電
圧ダイオードをブラシローラに接続することにより、回
収ローラとブラシローラとの間の電位差およびブラシロ
ーラと転写ベルトとの間の電位差を常時一定に維持する
ことができ、安定したクリーニング性能を達成できる。
(実施例) 第1図は本発明によるブラシクリーニング装置を具える
高速プリンタ装置の一例の構成を示す線図である。本例
では画像形成部材として八βのベースドラムの外周面上
に感光層を形成した感光ドラム1を用いる。コロナ帯電
器2により感光ドラム1の外周面をその全面に亘って均
一に正帯電した後、補助光源3からの補助照明光及びプ
リントヘッド4からの照明光を照射して静電潜像を形成
する。補助光源3は感光ドラム1の全面を均一に照明す
る。また、プリントヘッド4は、例えば多数の発光素子
を画像記録幅に亘って直線状に配置したLEDアレイで
構成する。このLEDアレイ4は、画像発生装置から供
給される画像信号に基いて発光動作を行ない、セルフォ
ックレンズによって収束された微小スポットの放射光を
感光ドラム1に向けて照射する。これら補助光源3及び
LEDアレイ4からの照明光によって形成された静電潜
像を現像装置5により現像してトナー像を形成する。一
方、感光ドラム1と同期して給紙力セラ)6a又は6b
から記録紙7を供給する。記録紙7は、給紙ローラによ
って1枚づつ給紙カットから取り出され、搬送ローラに
よって搬送され、1対のレジストローラ8a及び8bに
よって感光ドラム1に対する同期搬送タイミングがとら
れてから転写位置に搬送される。さらに、感光ドラム1
に対向して転写ベルト9を配置する。転写ベルト9は導
電性プラスチックシート上に絶縁性誘電体層が形成され
ており、4本のローラ10a 、 10b 、 10c
及び10dに走行自在に張架する。この転写ベルト9は
、感光ドラム10走行方向と同一方向に同一の速度で走
行し、コロナ帯電器11によりトナー極性と反対の極性
に帯電される。一方、感光ドラムlと同期して搬送され
てくる記録紙7は、一対のローラ10b及びtoeを経
て転写ベルト9と接触して転写ベルトに静電吸着し、転
写ベルトに従って転写位置まで搬送される。転写位置に
は、転写ベルトの背面側に導電性の弾性ゴムローラから
成る転写ローラ11が配置され、この転写ローラの弾性
力を利用して転写ベルト9及び記録紙7を感光ドラム1
0表面に軽く圧接させる。記録紙7が感光ドラム表面と
接触すると、転写ベルト表面に帯電している電荷が作る
電界により感光ドラム表面上のトナー粒子が記録紙側に
転写される。転写後記録紙7は転写ベルト表面に静電吸
着されたまま搬送され、ローラ10Cの位置で分離され
定着装置12に進入し、記録紙上のトナーが定着される
。定着後、記録紙7は搬送ローラ13a、 13b及び
排紙ローラ14a、 14bを経て排紙スタッカ15に
フェイスダウンした状態で排紙される。一方、転写ベル
ト9は、転写ベルトクリーニング用のブラシクリーニン
グ装置16を経て再使用される。また、転写工程を経た
感光ドラムlは、除電ランプ17により全面均一除電さ
れ残留電位まで減衰した後、ブラシクリーニング装置1
8により残留するトナー粒子が除去され再び全面均一帯
電され静電潜像が形成される。
第2図は本発明による転写装置の詳細な構成を示す線図
である。転写ベルト9は、プラスチック材料中にカーボ
ンのような導電性材料を含浸した導電性ベルト部材の外
周面に誘電体層をコートしたエンドレスベルトで構成さ
れ、誘電体層がコートされている面が感光ドラム1と対
向するように配置する。転写ベルト9は帯電装置19に
よりほぼ全面に亘って例えばl100Vの表面電位に帯
電する。
この帯電装置はシールドケース20及び直流高圧電源(
図示せず)に接続されているコロナワイヤを有するコロ
ナ帯電器21と、絶縁性支持部材22を介してシールド
ケース20に取り付けられているメツシュ状のグリッド
電極23とで構成される。グリッド電極23をバイアス
源として機能するツェナダイオード24に接続する。コ
ロナ帯電器20から負のコロナイオンが放出されると、
その一部はメツシュ状グリッド電極23の開口部を通過
して転写ベルト9の表面に到達して転写ベルト表面を負
の極性に帯電すせ、また一部のコロナイオンはグリッド
電極23に捕獲されその電荷はツェナーダイオード24
を経てアースに流れ込む。この結果、グリッド電極23
は自己バイアスがかかった状態になり、ツェナーダイオ
ード24の定電圧特性によりグリッド電極23はツェナ
ーダイオードの降伏電圧、本例の場合−1200Vにバ
イアスされることになる。従ってツェナーダイオード2
4はグリッド電極のバイアス源として作用することにな
るから、グリッド電極24を転写ベルト9の表面に近接
して配置すれば、転写ベルト9はグリッド電圧にほぼ等
しい電位、本例では一1100Vに帯電されることにな
る。従って、例えば転写ベルト9が帯電装置11の前面
を多数回通過しても、或いは転写位置を通過後に転写ベ
ルトの表面電位が変動したり又は局部的に表面電位が相
違しても、帯電装置を通過した後は転写ベルト表面全体
がその設定電位に帯電されることになる。また、グリッ
ド電極のバイアス電圧を制御することにより、転写ベル
トの表面電位を適切に制御することができる。所定の表
面電位例えば−1100Vに帯電された転写ベルトは、
1対のローラ10b。
10eの位置まで走行し、これらローラにより記録紙7
を静電吸着させる。すなわち、記録紙7をローラ10b
とバックアップローラ10eとの間の接点に向けて突入
させ、ローラ10bと106との間に作用する圧着力を
利用して記録紙を転写ベルトに密着させ静電吸着力を有
効に作用させる。この場合、バックアップローラ10e
が電気的にフローティングの状態にあると記録紙側での
電荷の誘起が十分に行われにくいため、本例ではバック
アップローラ10eを導電性弾性ゴムローラで構成する
と共に抵抗Rを介して接地する。このように、バックア
ップローラfoeを導電性弾性ゴムローラで構成して接
地すれば、記録紙を転写ベルトに密着させると同時にバ
ックアップローラから記録紙側にすみやかに電荷注入を
行うことができるので、記録紙を転写ベルトに有効に静
電吸着させることができる。一方、転写ベルト9の記録
紙7と接触しない表面領域は、バックアップローラ10
eと直接接触することになる。そして、転写ベルト表面
が、接地されているバックアップローラと直接接触する
と、転写ベルト表面に帯電している電荷はバックアップ
ローラを介してリークし、この表面領域はほぼ接地電位
付近まで降下する。この電荷リークは、放電又は電荷注
入によるものと考えられるが、実験により転写ベルト表
面がほぼ零電位付近まで降下することが確認されている
ことより、両方の現象が生じていると考えられる。従っ
て、バックアップローラ10eは、転写ベルトの記録紙
と接触する領域に対しては電荷注入手段として作用し、
記録紙と接しない領域に対しては除電手段として作用す
ることになる。この結果、ローラ10b、 10eを通
過した転写ベルトの表面電位は、第3図に示すように、
記録紙が接触した領域9aはほぼ一1100Vに維持さ
れ、バックアップローラと接触した領域9bはほぼOV
付近まで降下する。一方、転写ベルトの汚れは、記録紙
からの紙粉や感光ドラム1との接触によるトナー付着等
が主であり、記録紙と接触しなかった部分に付着し易い
特性があり、特に転写ベルトがローラ 10bと10c
との間を走行する間に付着し易い。従って、本発明のよ
うに、感光ドラム1と対向する直前にバックアップロー
ラ10eによって転写ベルト表面の一部を除電すること
により、不所望なトナーが転写ベルト表面に付着するの
を有効に防止することができる。転写ベルト9に静電吸
着した記録紙7は、転写ベルトに保持された状態で搬送
され、感光ドラム1と対向する位置において転写ベルト
上の電荷による電界により感光ドラム上のトナー像が転
写され、そしてローラ10eの位置で転写ベルトから分
離される。分離後、転写ベルト9はローラ10dを経て
クリーニング位置まで走行する。
本発明では、転写ベルト9の表面に付着したトナーや紙
粉をブラシローラ21により除去する。このブラシロー
ラ21はレーヨン材やナイロン材に導電性材料を含浸さ
せた弾性を有し長さ約2fflIIの導電性繊維を外周
面に植設した構成とする。このブラシローラ21を転写
ベルト9と接触するように配置し、絶縁性軸受により回
転自在に軸支し、駆動モータ(図示せず)に連結して転
写ベルトの走行方向と反対方向に回転させる。さらに、
ブラシローラ21には、フランジを介して−1000V
の降伏電圧を有するツェナダイオード26を接続し、そ
のカードを接地する。さらに、ブラシローラ21と対向
して金属性の回収ローラ27を接触配置する。この回収
ローラ27は、絶縁性軸受を介して回転自在に軸支され
ると共に駆動モータ(図示せず)に接続してブラシロー
ラと同方向に回転させる。さらに、そのフランジを介し
て負のバイアス源Vcを接続する。このバイアス源Vc
は例えば−2000Vに設定する。
第4図はブラシクリーナの電気的等価回路を示す。第4
図にふいて、R1は回収ローラ27とブラシローラ25
との間の接触抵抗を表わし、ROはブラシローラ自体の
固有抵抗を表わし、R2はブラシローラ25と転写ベル
ト9との間の接触抵抗を表わし、直流電圧源V、は転写
ベルト表面の帯電電荷による直流電圧源を表わすものと
する。金属性の回収ローラ27に一2000Vのバイア
スが印加されると、ツェナダイオード26は導通状態と
なり、ツェナダイオードのアノード側は常時−1000
Vの電位になる。
一方、ブラシローラ25と転写ベルト表面との間におい
ては導電性繊維から転写ベルト表面への又はこの逆の関
係の電荷注入が生じているから、第4図に示すようにブ
ラシローラ25と転写ベルトとの間は電気的導通状態に
あるものと等価と考えられる。従って、ブラシローラ2
5と転写ベルト9との間には+ 1000−1/、 I
の電位差が生じ、この電位差がブラシの固有抵抗R0と
接触抵抗R2との直列枝路に印加されることになる。こ
の場合ブラシの固有抵抗は接触抵抗に比べて小さいもの
と考えられるから、接触抵抗R2に充分大きな電位差が
生ずることになる。そして、この電位差により転写ベル
ト表面上のトナー粒子はブラシローラ側に静電的に吸引
される。前述したように、トナー粒子は転写ベルトの記
録紙と接しなかった領域にほとんど付着し、この領域の
電位は零V付近まで降下しているので、Vt ζOとな
る。従って、接触抵抗R2に生ずる電位差は充分に大き
く、この大きな電位差によるバイアスによって転写ベル
ト上に付着したトナー粒子がブラシローラに静電的に吸
引されることになる。また、ツェナダイオード26が導
通状態にあるため回収ローラ27とブラシローラ25と
の間にも2000V−1000V=1000Vの電位差
が生じ、回収ローラとブラシローラの導電性m維との間
に大きな電位差が生じ、ブラシローラの導電性繊維に付
着したトナー粒子等は回収ローラ側に静電的に吸引され
ることになる。従って、転写ベルト表面上に付着したト
ナー粒子や紙粉等の異物は、ブラシローラ25によって
機械的および電気的にクリーニングされ、これら異物は
静電気力によりブラシローラの繊維に付着し、ブラシロ
ーラに付着した異物は静電気力によって回収ローラに付
着し、回収ローラに付着した異物はスクレーバ28によ
って機械的に除去されハウジング29内に堆積すること
になる。このように構成すれば、ブラシローラの転写ベ
ルトに対する押圧力は極めて弱いので、転写ベルトを蛇
行させるような悪影響を一層低減することができる。こ
の場合ツェナダイオード26が存在しないと、Ri、 
Ra、 RoおよびR2が直列に接続されてしまうため
、回収ローラ27とブラシローラ25との間の接触抵抗
R1がわずかに変化するだけで、転写ベルト9とブラシ
ローラ25との間の電位差が変化してしまい、この結果
転写ベルトに対するクリーニング性能が大幅に低下して
しまう。同様に、転写ベルトとブラシローラとの間の接
触抵抗R2が変化すると、ブラシローラと回収ローラと
の間の電位差が変化してしまい、ブラシローラから回収
ローラへの移行が良好に行われず、クリーニング不良が
生じてしまう。一方、本発明のように、ブラシローラに
定電圧ダイオードを接続すれば、回収ローラとブラシロ
ーラとの間の電位差およびブラシローラと転写ベルトと
の間の電位差が固定されるため、回収ローラとブラシロ
ーラとの間の接触抵抗が変化しても、同様にブラシロー
ラと転写ベルトとの間の接触抵抗R2は変化を受けず、
ブラシローラと転写ベルトとの間の接触抵抗が変化して
も回収ローラとブラシローラとの間の接触抵抗R,が変
化を受けることはない。この場合、ツェナダイオードの
代わりに直流電源を用いることも考えられるが、ツェナ
ダイオードに比べて直流電流は価格が高価なため、製造
コストが高価になる不都合が生じてしまう。
次に、ブラシローラの除電効果および帯電効果について
説明する。ブラシローラ21の外周面上に植設されてい
る導電性繊維は小径であるから、導電性繊維と転写ベル
トとの間における放電開始電圧が著しく低下し、ブラシ
ローラと転写ベルトとの間で気中放電が生じ、転写ベル
トの表面電位はブラシローラのバイアス電圧まで降下す
る。この場合、転写ベルトの表面電位がブラシローラの
バイアス電圧にほぼ等しくなるまで降下することが実験
で確認されていることより、気中放電および電荷注入の
両者が生じているものと考えられる。
従って、ブラシローラ25は転写ベルト表面に付着して
いるトナーや紙粉を除去するクリーニング手段として作
用すると共に、転写ベルト表面を一定電位まで降下させ
る除電手段として作用すると共に、ツェナダイオード2
6の降伏電圧以下の領域に対して帯電手段として作用す
ると共に、ツェナーダイオード26の降伏電圧以下の領
域に対しては帯電手段として作用することになる。この
結果、転写ベルト表面の記録紙と接触した区域は一10
00Vまで除電され、バックアップローラIOeと接触
した区域は一1000Vまで帯電され、この結果転写ベ
ルト表面全体を均一な電位にすることができ、特別に除
電装置を設ける必要がなくなる。
本発明は上述した実施例に限定されず種々の変形や変更
が可能である。例えば、上述の実施例では正帯電トナー
を転写する例について説明したが負帯電トナーを転写す
る場合にも適用できる。この場合ツェナダイオード24
および26の接続方向を逆向きとすればよい。
(発明の効果) 以上説明した本発明の効果を要約すると次の通りである
(1)外周面に導電性繊維が植設されている導電性ブラ
シローラを転写ベルトに当接させて転写ベルトを機械的
および電気的にクリーニングする構成としているから、
転写ベルトに対してその幅方向のほぼ全長に亘って均一
な圧接力を作用させることができ、転写ベルトの走行に
悪影響を及ぼさず、蛇行の発生を未然に防止することが
できる。
(2)回収ローラにトナーの帯電極性と反対極性のバイ
アス源vcを接続し、ブラシローラにはvcより絶対値
の小さい降伏電圧のツェナダイオードを接続する構成と
しているから、回収ローラとブラシローラとの間に生ず
る電位差およびブラシローラと転写ベルトとの間に生ず
る電位差を常時一定値に維持することができる。この結
果、ブラシローラと回収ローラとの間の接触抵抗または
ブラシローラと転写ベルトとの間の接触抵抗が変化して
も、これらの間の電位差を常時一定に維持でき、従って
安定したクリーニング性能を達成することができる。
(3)導電性ブラシローラから転写ベルトへ放電による
と考えられる電荷注入が行われるため、ツェナダイオー
ドに接続されているブラシローラによって転写ベルト表
面が全面に亘って均一な電位に除電または帯電され、特
別な除電装置が不要になる。この結果、オゾン発生量を
一層低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるベルト転写装置を具えるプリンタ
装置の一例の構成を示す線図、第2図は本発明によるベ
ルト転写装置の詳細な構成を示す線図、 第3図は転写ベルトの帯電分布を示す線図、第4図はブ
ラシクリーナの等価回路を示す回路図である。 1・・・感光ドラム    7・・・記録紙19・・・
転写ベルト 10a〜10d・・・ローラ 10e・・・バックアップローラ 9・・・帯電装置     25・・・ブラシローラ2
6・・・ツェナダイオード 27・・・回収ローラ28
・・・スクレーパ    29・・・ハウジング11・
・・転写ローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性ベルト部材上に誘電体層が形成されている転
    写ベルトと、転写ベルトを走行させるための駆動手段と
    、転写ベルトを画像形成部材に当接させるための転写ロ
    ーラと、転写ベルトと対向配置され、転写ベルトをトナ
    ー極性と反対の極性に帯電する帯電装置と、外周に多数
    の導電性繊維が植設されているブラシローラと、このブ
    ラシローラを回転駆動する駆動装置と、導電性ブラシロ
    ーラに接触配置されている導電性の回収ローラと、ブラ
    シローラおよび回収ローラを絶縁状態で回転自在に支持
    する支持部材と、回収ローラに接続され回収ローラをト
    ナー帯電極性と反対の極性の電位にバイアスするバイア
    ス源と、前記導電性ブラシローラに接続され、ブラシロ
    ーラの電位を、前記回収ローラの電位と同極性であって
    絶対値の小さい電位に維持するためオードとを有し、前
    記ブラシローラにより転写ベルト表面を電気的および機
    械的にクリーニングすると共に転写ベルト表面を一定の
    電位に除電するように構成したことを特徴とする転写装
    置。 2、前記帯電装置をスコロトン帯電器で構成したことを
    特徴とする請求項1に記載の転写装置。
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