JPH0221259Y2 - - Google Patents
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- JPH0221259Y2 JPH0221259Y2 JP1984099550U JP9955084U JPH0221259Y2 JP H0221259 Y2 JPH0221259 Y2 JP H0221259Y2 JP 1984099550 U JP1984099550 U JP 1984099550U JP 9955084 U JP9955084 U JP 9955084U JP H0221259 Y2 JPH0221259 Y2 JP H0221259Y2
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- Japan
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- guide
- hole
- bracket
- stopper plate
- plate
- Prior art date
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 79
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 79
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、図書目録カード等の保管に多用され
るカードケースのカード保持装置に関する。
るカードケースのカード保持装置に関する。
従来、上述カード保持装置としては例えば実公
昭51−19942号公報に開示されたもの等が知られ
ているが、当該装置をはじめ従来のこの種装置
は、構成部材数が多く、かつそれ等部材はビス止
めやカシメ止め等による面倒な組立加工を必要と
する為、生産性が悪くコスト高となつたり、組付
け精度が悪いと作動の円滑性を欠いたり、又差込
ロツドを抜け出し方向に付勢するねがフレーム内
に介在され、かつ差込ロツドはフレームの孔に直
接挿通する構成である為、カードの取り付け、取
り外しに伴なう差込ロツドの抜き差し操作に、上
記ばねの脱着作業が付随したり、差込ロツドの差
し込みが円滑に行なわれなかつたり、更にストツ
パープレートは、定められた位置以外の位置に作
動力が与えられると偏移動などする為、作動点が
限定され、差込ロツドの係脱操作性も悪い等の問
題点を有している。
昭51−19942号公報に開示されたもの等が知られ
ているが、当該装置をはじめ従来のこの種装置
は、構成部材数が多く、かつそれ等部材はビス止
めやカシメ止め等による面倒な組立加工を必要と
する為、生産性が悪くコスト高となつたり、組付
け精度が悪いと作動の円滑性を欠いたり、又差込
ロツドを抜け出し方向に付勢するねがフレーム内
に介在され、かつ差込ロツドはフレームの孔に直
接挿通する構成である為、カードの取り付け、取
り外しに伴なう差込ロツドの抜き差し操作に、上
記ばねの脱着作業が付随したり、差込ロツドの差
し込みが円滑に行なわれなかつたり、更にストツ
パープレートは、定められた位置以外の位置に作
動力が与えられると偏移動などする為、作動点が
限定され、差込ロツドの係脱操作性も悪い等の問
題点を有している。
本考案は、数少ない構成部材にて組成でき、か
つ、それ等部材の内、ブラケツトとストツパープ
レートを一点にて枢着するだけで、他に部材相互
をビス止めしたり、カシメ止めなどすることなし
に、簡易に組み付けができ、しかも、ブラケツト
にガイドを架設し、これに挿通することで挿架さ
れるようにした差込ロツドを係止保持するストツ
パープレートは、特に作動位置を定めることなく
回動できる構成としたことよつて、当該差込ロツ
ドの挿架及び係脱を容易にして確実になし得るよ
うにして、上述従来装置の問題点を解消しようと
するのが、その目的である。
つ、それ等部材の内、ブラケツトとストツパープ
レートを一点にて枢着するだけで、他に部材相互
をビス止めしたり、カシメ止めなどすることなし
に、簡易に組み付けができ、しかも、ブラケツト
にガイドを架設し、これに挿通することで挿架さ
れるようにした差込ロツドを係止保持するストツ
パープレートは、特に作動位置を定めることなく
回動できる構成としたことよつて、当該差込ロツ
ドの挿架及び係脱を容易にして確実になし得るよ
うにして、上述従来装置の問題点を解消しようと
するのが、その目的である。
本考案に係るカードケースのカード保持装置は
以下に述べる構成を特徴として所期の目的を達成
する。
以下に述べる構成を特徴として所期の目的を達成
する。
すなわち、ブラケツトとガイドとストツパープ
レートと差込ロツドとの組み合わせからなるカー
ドケースのカード保持装置において、ブラケツト
は、互いに対面した前壁および後壁と、これら前
壁上端、後壁上端にわたる頂壁とを備えていて、
前壁、後壁には対をなす取付孔が互いに対向して
形成されており、ガイドは軸心部に挿通孔を有
し、当該ガイドの軸方向中間の周壁には、そのガ
イド軸心線と交差る方向の切割溝が形成されてい
るとともに、上記挿通孔の内側端には先細りのテ
ーパー孔が形成されており、ストツパープレート
は、垂直板部を有するとともに、その垂直板部の
板面にはガイド外径りも大きい内径をもつ窓孔が
形成されており、差込ロツドは、ガイドの挿通孔
よりも短くて該挿通孔と相対嵌合する外径を有す
るつまみ部と、ガイドにおけるテーパー孔の最小
径部と相対嵌合する外径を有してつまみ部先端よ
り軸方向へ延びる長いロツド部とを備え、かつ、
つまみ部の軸方向中間には環状の係止用溝が形成
されているとともに、ロツド部の外周にはつまみ
部に隣接してコイル巻き型のばねが備えつけられ
ており、ブラケツトは、カードケースの前側板の
内面に装着され、ストツパープレートは、その窓
孔がブラケツト前壁の取付孔と一致するように当
該前壁の内面側に配置され、かつ、ストツパープ
レートの垂直板部における水平方向の両端部のう
ち、その一端部がブラケツトの前壁に枢着されて
その他端部側が上下回動自在に設けられ、ガイド
は、カードケースの前側板と、ブラケツト前壁の
取付孔と、ストツパープレートの窓孔と、ブラケ
ツト後壁の取付孔とを貫通して、カードケース前
側板からブラケツト後壁にわたつて装着され、か
つ、当該各部にわたつて装着されたガイドの切割
溝とストツパープレートの窓孔内周縁とが相対係
合自在に対応しているとともに、ブラケツト、ス
トツパープレート相互には、ストツパープレート
の窓孔内周縁をガイドの切割溝内へ係合する方向
の力の付与するためのばねが装着されており、コ
イル巻き型ばね付きの差込ロツドは、そのロツド
部の先端側がガイドの挿通孔、テーパー孔を経由
してカードケース内に挿入されているとともに、
そのつまみ部がガイドの挿通孔に配置されて、コ
イル巻きばねがつまみ部とテーパー孔との間に介
在されており、かつ、つまみ部の係止用溝とスト
ツパープレートの窓孔内周縁とが、ガイドの切割
溝を通じて相対係止自在に対応していることを特
徴とする。
レートと差込ロツドとの組み合わせからなるカー
ドケースのカード保持装置において、ブラケツト
は、互いに対面した前壁および後壁と、これら前
壁上端、後壁上端にわたる頂壁とを備えていて、
前壁、後壁には対をなす取付孔が互いに対向して
形成されており、ガイドは軸心部に挿通孔を有
し、当該ガイドの軸方向中間の周壁には、そのガ
イド軸心線と交差る方向の切割溝が形成されてい
るとともに、上記挿通孔の内側端には先細りのテ
ーパー孔が形成されており、ストツパープレート
は、垂直板部を有するとともに、その垂直板部の
板面にはガイド外径りも大きい内径をもつ窓孔が
形成されており、差込ロツドは、ガイドの挿通孔
よりも短くて該挿通孔と相対嵌合する外径を有す
るつまみ部と、ガイドにおけるテーパー孔の最小
径部と相対嵌合する外径を有してつまみ部先端よ
り軸方向へ延びる長いロツド部とを備え、かつ、
つまみ部の軸方向中間には環状の係止用溝が形成
されているとともに、ロツド部の外周にはつまみ
部に隣接してコイル巻き型のばねが備えつけられ
ており、ブラケツトは、カードケースの前側板の
内面に装着され、ストツパープレートは、その窓
孔がブラケツト前壁の取付孔と一致するように当
該前壁の内面側に配置され、かつ、ストツパープ
レートの垂直板部における水平方向の両端部のう
ち、その一端部がブラケツトの前壁に枢着されて
その他端部側が上下回動自在に設けられ、ガイド
は、カードケースの前側板と、ブラケツト前壁の
取付孔と、ストツパープレートの窓孔と、ブラケ
ツト後壁の取付孔とを貫通して、カードケース前
側板からブラケツト後壁にわたつて装着され、か
つ、当該各部にわたつて装着されたガイドの切割
溝とストツパープレートの窓孔内周縁とが相対係
合自在に対応しているとともに、ブラケツト、ス
トツパープレート相互には、ストツパープレート
の窓孔内周縁をガイドの切割溝内へ係合する方向
の力の付与するためのばねが装着されており、コ
イル巻き型ばね付きの差込ロツドは、そのロツド
部の先端側がガイドの挿通孔、テーパー孔を経由
してカードケース内に挿入されているとともに、
そのつまみ部がガイドの挿通孔に配置されて、コ
イル巻きばねがつまみ部とテーパー孔との間に介
在されており、かつ、つまみ部の係止用溝とスト
ツパープレートの窓孔内周縁とが、ガイドの切割
溝を通じて相対係止自在に対応していることを特
徴とする。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
れば、第1図ないし第4図に示したように、ブラ
ケツト1と、ガイド2と、ストツパープレート3
と、カード保持用の差込ロツド4と、ばね5,6
との数少ない構成部材にて構成されている。
れば、第1図ないし第4図に示したように、ブラ
ケツト1と、ガイド2と、ストツパープレート3
と、カード保持用の差込ロツド4と、ばね5,6
との数少ない構成部材にて構成されている。
これらばね5,6のうち、少なくとも一方のば
ね5は、コイル巻き型が採用される。
ね5は、コイル巻き型が採用される。
上記ブラケツト1は側面略形状に、前壁1a
と、後壁1bと、該前後両壁1a,1bの上端部
を接続する頂壁1cとで一体に、かつ金属板等の
屈曲加工により形成されており、該前壁1aに
は、上記ガイド2の外径に対応する円形の取付孔
1dを、一方後壁1bには略小判形状の取付孔1
eが夫々同一軸上に貫通されており、その前壁1
aをもつてカードケース7の前側板7a内面にビ
ス8……にて装着される。
と、後壁1bと、該前後両壁1a,1bの上端部
を接続する頂壁1cとで一体に、かつ金属板等の
屈曲加工により形成されており、該前壁1aに
は、上記ガイド2の外径に対応する円形の取付孔
1dを、一方後壁1bには略小判形状の取付孔1
eが夫々同一軸上に貫通されており、その前壁1
aをもつてカードケース7の前側板7a内面にビ
ス8……にて装着される。
又、上記後壁1bにあつて、上記取付孔1eの
下位には、ガイドロツド9の取付孔1fが貫通さ
れている。
下位には、ガイドロツド9の取付孔1fが貫通さ
れている。
又、上記ガイド2は、上記ブラケツト1の前後
方向と、カードケース7における前側板7aの板
厚との和に略等しい長さを有して、かつ外形は円
形状に形成されていると共に、後端には、上記取
付孔1eに対応する横断面略小判形状の嵌合突部
2aが一体に、かつ同軸上に突設されている。
方向と、カードケース7における前側板7aの板
厚との和に略等しい長さを有して、かつ外形は円
形状に形成されていると共に、後端には、上記取
付孔1eに対応する横断面略小判形状の嵌合突部
2aが一体に、かつ同軸上に突設されている。
又、このガイド2の軸心に貫設されている上記
差込ロツド4の挿通孔2bは、その長さ方向にあ
つて、後端部を除いたほとんどは、上記差込ロツ
ド4の径大なつまみ部4bを自在に挿脱できる内
径をもつた径大孔部2b′となつていると共に、そ
の後端部は上記差込ロツド4のロツド部4aのみ
を自在に挿脱できる内径をもつた径小孔部2b″が
形成されており、この径大孔部2b′と径小孔部2
b″との境界部にあつて、挿通孔2bの内側端は、
テーパ孔2cが先細りに形成され、上記嵌合突部
2aをして、上記ブラケツト1に対する所定向き
の取り付けも、又差込ロツド4の挿通も確実、か
つ円滑に行ない得る構成となつている。
差込ロツド4の挿通孔2bは、その長さ方向にあ
つて、後端部を除いたほとんどは、上記差込ロツ
ド4の径大なつまみ部4bを自在に挿脱できる内
径をもつた径大孔部2b′となつていると共に、そ
の後端部は上記差込ロツド4のロツド部4aのみ
を自在に挿脱できる内径をもつた径小孔部2b″が
形成されており、この径大孔部2b′と径小孔部2
b″との境界部にあつて、挿通孔2bの内側端は、
テーパ孔2cが先細りに形成され、上記嵌合突部
2aをして、上記ブラケツト1に対する所定向き
の取り付けも、又差込ロツド4の挿通も確実、か
つ円滑に行ない得る構成となつている。
又、上記ガイド2には、当該ガイド2が後述す
るようにしてブラケツト1に取り付けられた状態
で、該ブラケツト1における前壁1aの内面に沿
うようストツパープレート嵌合用の切割溝2d
が、挿通孔2bと連通状態にて径方向へ切設して
あり、かくして当該ガイド2は、上記前壁1aの
取付孔1dに嵌合すると共に、その先端の小判形
状をなす嵌合突部2aは上記後壁1bの小判形状
をなす取付孔1eに嵌合することで、上記ブラケ
ツト1に、その略前半部を前方へ突出した状態に
て架設させてあり、その突出した部分はカードケ
ース7における前側板7aにあつて、前後方向へ
貫通した孔7bに嵌挿支持されている。
るようにしてブラケツト1に取り付けられた状態
で、該ブラケツト1における前壁1aの内面に沿
うようストツパープレート嵌合用の切割溝2d
が、挿通孔2bと連通状態にて径方向へ切設して
あり、かくして当該ガイド2は、上記前壁1aの
取付孔1dに嵌合すると共に、その先端の小判形
状をなす嵌合突部2aは上記後壁1bの小判形状
をなす取付孔1eに嵌合することで、上記ブラケ
ツト1に、その略前半部を前方へ突出した状態に
て架設させてあり、その突出した部分はカードケ
ース7における前側板7aにあつて、前後方向へ
貫通した孔7bに嵌挿支持されている。
又、上記ストツパープレート3は金属板等によ
り側面略L字形状となるように垂直板部3aと、
これが下端の水平な押圧平板部3bとで一体に曲
成されており、該垂直板部3aは窓孔3cが、上
記ガイド2を挿通可能にして、かつストツパープ
レート3自体がガイド2の径方向へ自在に移動で
きる大きさにて開設してあると共に、該垂直板部
3aの一側には突出板部3dが径方向へ一体に突
設してあり、かくして当該ストツパープレート3
は、上記窓孔3cに上記ガイド2を挿通して、上
記ブラケツト1における前壁1aの内面に重ね合
わせた状態で、その内面に沿つて上下方向へ回動
可能なるよう上記突出板部3dを上記ブラケツト
1の前壁1aに枢軸10にて枢着させてあると共
に、上記垂直板部3aの上端から後方へ略水平に
曲突した頂板部3eよりばね掛け3fを切り起
し、該ばね掛け3fと、上記ブラケツト1におけ
る頂壁1cから下方へ切り起して形成したばね掛
け1gとに両端部を支持せしめて、上記ばね5を
介在させることにより、当該ストツパープレート
3は下向きに弾撥付勢されており、このことによ
つて、窓孔3cの上部における開口縁3gが、上
記ガイド2の切割溝2dに嵌合し、これにより後
述する差込ロツド4のストツパープレート係止用
溝4cに係止して差込ロツド4の抜け出しを阻止
する係止機構が形成されている。
り側面略L字形状となるように垂直板部3aと、
これが下端の水平な押圧平板部3bとで一体に曲
成されており、該垂直板部3aは窓孔3cが、上
記ガイド2を挿通可能にして、かつストツパープ
レート3自体がガイド2の径方向へ自在に移動で
きる大きさにて開設してあると共に、該垂直板部
3aの一側には突出板部3dが径方向へ一体に突
設してあり、かくして当該ストツパープレート3
は、上記窓孔3cに上記ガイド2を挿通して、上
記ブラケツト1における前壁1aの内面に重ね合
わせた状態で、その内面に沿つて上下方向へ回動
可能なるよう上記突出板部3dを上記ブラケツト
1の前壁1aに枢軸10にて枢着させてあると共
に、上記垂直板部3aの上端から後方へ略水平に
曲突した頂板部3eよりばね掛け3fを切り起
し、該ばね掛け3fと、上記ブラケツト1におけ
る頂壁1cから下方へ切り起して形成したばね掛
け1gとに両端部を支持せしめて、上記ばね5を
介在させることにより、当該ストツパープレート
3は下向きに弾撥付勢されており、このことによ
つて、窓孔3cの上部における開口縁3gが、上
記ガイド2の切割溝2dに嵌合し、これにより後
述する差込ロツド4のストツパープレート係止用
溝4cに係止して差込ロツド4の抜け出しを阻止
する係止機構が形成されている。
ここで、上記窓孔3cの上部開口縁3gは第3
図に明示したように、上向きに弧状となる上曲成
して、上記溝4cと確実に係止できるようにする
のがよい。
図に明示したように、上向きに弧状となる上曲成
して、上記溝4cと確実に係止できるようにする
のがよい。
又、上記差込ロツド4は、図示しないカードに
つき、その所定位置にあつて夫々穿設した保持孔
に挿通して当該カードを保持する為の径小とした
ロツド部4aと、該ロツド部4aの基端に同軸に
形成されている径大なつまみ部4bとから一体に
形成したもので、該つまみ部4bの後端部、つま
りロツド部4a側の端部には、上記ガイド2の挿
通孔2bへ挿通し易いようテーパ部4dを設けて
あると共に、該テーパ部4dの前方位外周には、
上記ストツパープレート係止用溝4cが環状に設
けてある。
つき、その所定位置にあつて夫々穿設した保持孔
に挿通して当該カードを保持する為の径小とした
ロツド部4aと、該ロツド部4aの基端に同軸に
形成されている径大なつまみ部4bとから一体に
形成したもので、該つまみ部4bの後端部、つま
りロツド部4a側の端部には、上記ガイド2の挿
通孔2bへ挿通し易いようテーパ部4dを設けて
あると共に、該テーパ部4dの前方位外周には、
上記ストツパープレート係止用溝4cが環状に設
けてある。
かくして、上記差込ロツド4は、上記ガイド2
の挿通孔2bから挿通してカードケース7の後端
部位まで挿架されると共に、そのロツド部4aに
上記ばね6を外装した状態で上記ガイド2に挿通
せしめ、当該ばね6を、ガイド2の挿通孔2bに
内装すると共に、その両端部を上記テーパ孔2c
と、つまみ部4bにおけるテーパ部4dで夫々支
持するようにして、差込ロツド4を抜け出し方向
へ弾撥付勢させ、このばね力に抗して差込ロツド
4を所定位置まで押圧挿入することで、当該溝4
cに上記ストツパープレート3が係止され、これ
により当該差込ロツド4はカードケース7に挿架
状態にて保持され、又この保持状態で、上記スト
ツパープレート3をばね5の弾撥力に抗して第2
図及び第4図中二点破線で示した如く、枢軸10
を支点として上方へ回動すれば、上記溝4cとの
係止が解かれ、これにより差込ロツド4はばね6
の弾撥力によりガイド2から前方へ押し出される
から、このつまみ部4bを持つて抜き出し操作を
行ない得るよう構成されている。
の挿通孔2bから挿通してカードケース7の後端
部位まで挿架されると共に、そのロツド部4aに
上記ばね6を外装した状態で上記ガイド2に挿通
せしめ、当該ばね6を、ガイド2の挿通孔2bに
内装すると共に、その両端部を上記テーパ孔2c
と、つまみ部4bにおけるテーパ部4dで夫々支
持するようにして、差込ロツド4を抜け出し方向
へ弾撥付勢させ、このばね力に抗して差込ロツド
4を所定位置まで押圧挿入することで、当該溝4
cに上記ストツパープレート3が係止され、これ
により当該差込ロツド4はカードケース7に挿架
状態にて保持され、又この保持状態で、上記スト
ツパープレート3をばね5の弾撥力に抗して第2
図及び第4図中二点破線で示した如く、枢軸10
を支点として上方へ回動すれば、上記溝4cとの
係止が解かれ、これにより差込ロツド4はばね6
の弾撥力によりガイド2から前方へ押し出される
から、このつまみ部4bを持つて抜き出し操作を
行ない得るよう構成されている。
又、上記ストツパープレート3は、その回動端
側の上縁から回動規制突部3hが上方へ延設させ
てあり、当該プレート3を上述のようにばね力に
抗して上方へ回動することにより、上記差込ロツ
ド4の溝4cとの係止が解かれた時点で、上記回
動規制突部3hが上記ブラケツト1の頂壁1c内
面に突き当り、これ以上回動されないようにして
あり、又回動が停止された状態では、当該ストツ
パープレート3の開口縁3gは上記ガイド2の切
割溝2dに係嵌されているようにし、これよつ
て、上記ガイド2を軸方向及び軸回り方向、何れ
にも固定できるようにしたものであり、このこと
によつて、ガイド2は上記ブラケツト1に対し
て、その両取付孔1d,1eに単に嵌合するだけ
で、組み付けが行ない得るようにしている。
側の上縁から回動規制突部3hが上方へ延設させ
てあり、当該プレート3を上述のようにばね力に
抗して上方へ回動することにより、上記差込ロツ
ド4の溝4cとの係止が解かれた時点で、上記回
動規制突部3hが上記ブラケツト1の頂壁1c内
面に突き当り、これ以上回動されないようにして
あり、又回動が停止された状態では、当該ストツ
パープレート3の開口縁3gは上記ガイド2の切
割溝2dに係嵌されているようにし、これよつ
て、上記ガイド2を軸方向及び軸回り方向、何れ
にも固定できるようにしたものであり、このこと
によつて、ガイド2は上記ブラケツト1に対し
て、その両取付孔1d,1eに単に嵌合するだけ
で、組み付けが行ない得るようにしている。
又、ストツパープレート3の下端に曲成される
押圧平板部3bは、上記ブラケツト1における前
壁1aと後壁1bとの間隔に近い横幅をもつて形
成され、上述のように組み立てた状態では、当該
押圧平板部3bが、上記ブラケツト1の下端開口
部1hに内装されるようにし、これによつて、該
開口部1hを閉鎖状態とすることにより、当該装
置の内部機構がカードケース7の下端開口部7b
から見えないようにしている。
押圧平板部3bは、上記ブラケツト1における前
壁1aと後壁1bとの間隔に近い横幅をもつて形
成され、上述のように組み立てた状態では、当該
押圧平板部3bが、上記ブラケツト1の下端開口
部1hに内装されるようにし、これによつて、該
開口部1hを閉鎖状態とすることにより、当該装
置の内部機構がカードケース7の下端開口部7b
から見えないようにしている。
又、当該装置をカバー11にて覆う必要があれ
ば、カードケース7の横幅方向内寸法に適合する
横幅を有し、側面略半クランク形状にカバー11
を曲成し、該カバー11の上端縁から下曲板部1
1bを曲成し、該下曲板部11bの下端部にあつ
て、その左右両側部には係止片11c,11cを
下方へ延出形成し、これを上記ブラケツト1の前
壁1aと頂壁1cとの境界部に開設した係止孔1
i,1iに係止すると共に、同カバー11の垂直
板部11aにおける中央部下端には、内方へ水平
に屈曲した係止片11d,11dを曲成し、これ
を上記ブラケツト1の後壁1b下縁に係止するよ
うになし、又、上記下曲板部11bの下端中央部
には当接片11eを後方へ略水平に屈曲して曲成
し、これが上記ブラケツト1における頂壁1cの
上面に突き合わせするようにして、当該カバー1
1が第1図、第2図に夫々明示のように、それ自
体の弾性作用も手伝つて、ガタ付きなくブラケツ
ト1に組み付けられ、これにより、脱着容易にし
て確実に装置を被覆することができるようにして
ある。
ば、カードケース7の横幅方向内寸法に適合する
横幅を有し、側面略半クランク形状にカバー11
を曲成し、該カバー11の上端縁から下曲板部1
1bを曲成し、該下曲板部11bの下端部にあつ
て、その左右両側部には係止片11c,11cを
下方へ延出形成し、これを上記ブラケツト1の前
壁1aと頂壁1cとの境界部に開設した係止孔1
i,1iに係止すると共に、同カバー11の垂直
板部11aにおける中央部下端には、内方へ水平
に屈曲した係止片11d,11dを曲成し、これ
を上記ブラケツト1の後壁1b下縁に係止するよ
うになし、又、上記下曲板部11bの下端中央部
には当接片11eを後方へ略水平に屈曲して曲成
し、これが上記ブラケツト1における頂壁1cの
上面に突き合わせするようにして、当該カバー1
1が第1図、第2図に夫々明示のように、それ自
体の弾性作用も手伝つて、ガタ付きなくブラケツ
ト1に組み付けられ、これにより、脱着容易にし
て確実に装置を被覆することができるようにして
ある。
又、上記カバー11は、図示の如く、その垂直
板部11aをブラケツト1の内側に重積状態に配
設するのであるから、当該カバー11の垂直板部
11aにも上記差込ロツド2と、ガイドロツド9
の挿通孔11f,11gが夫々開設されることも
とよりである。
板部11aをブラケツト1の内側に重積状態に配
設するのであるから、当該カバー11の垂直板部
11aにも上記差込ロツド2と、ガイドロツド9
の挿通孔11f,11gが夫々開設されることも
とよりである。
又、上記ガイドロツド9は、その前端部近傍に
止め環12を嵌着した状態で、ケース7の内側か
ら前端部を上記取付孔11g,1fに挿入した
後、その後端部をケース7の後側板7cにビス1
3にて固定することにより、カードケース7内に
あつて、上記差込ロツド4と上下配置に、かつ平
行に架設される。
止め環12を嵌着した状態で、ケース7の内側か
ら前端部を上記取付孔11g,1fに挿入した
後、その後端部をケース7の後側板7cにビス1
3にて固定することにより、カードケース7内に
あつて、上記差込ロツド4と上下配置に、かつ平
行に架設される。
尚第1図において14,15は、上記ガイドロ
ツド9に前後方向へ摺動可能に、かつ任意の位置
に保持可能なるようばね16を介在して挿通配置
されたクリツプとカード押えを夫々示したもので
あり、既知の如く該クリツプ14とカード押え1
5に、前記差込ロツド4のロツド部4aが抜き差
し自在に挿通される。
ツド9に前後方向へ摺動可能に、かつ任意の位置
に保持可能なるようばね16を介在して挿通配置
されたクリツプとカード押えを夫々示したもので
あり、既知の如く該クリツプ14とカード押え1
5に、前記差込ロツド4のロツド部4aが抜き差
し自在に挿通される。
而して上記構成において、差込ロツド4は、ば
ね6の弾撥力に抗して前記の如く押圧挿入された
状態にあつて、前記溝4cに、ストツパープレー
ト3における窓孔3cの上部開口縁3gが係止さ
れるから、これにより第1図に示した挿架状態に
保持される。
ね6の弾撥力に抗して前記の如く押圧挿入された
状態にあつて、前記溝4cに、ストツパープレー
ト3における窓孔3cの上部開口縁3gが係止さ
れるから、これにより第1図に示した挿架状態に
保持される。
この状態では、ストツパープレート3がばね5
によりガイド2の切割溝2dを通して差込ロツド
4の同溝4cと係止される方向へ回動力が付勢さ
れ、これにより、差込ロツド4は不本意に抜け出
してしまうことなく保持され、同ロツド4に図示
しないカードが挿通保持される。
によりガイド2の切割溝2dを通して差込ロツド
4の同溝4cと係止される方向へ回動力が付勢さ
れ、これにより、差込ロツド4は不本意に抜け出
してしまうことなく保持され、同ロツド4に図示
しないカードが挿通保持される。
次にカードを補充したり、取り外すときは、上
述状態から、ストツパープレート3を、その押圧
平板部3bをしてばね5の弾撥力に抗して上方へ
押圧し、枢軸10を支点として回動させること
で、その開口縁3gも上動変位し、これによつて
差込ロツド4の溝4cに対する係止が外れる。
述状態から、ストツパープレート3を、その押圧
平板部3bをしてばね5の弾撥力に抗して上方へ
押圧し、枢軸10を支点として回動させること
で、その開口縁3gも上動変位し、これによつて
差込ロツド4の溝4cに対する係止が外れる。
この時、回動規制突部3hがブラケツト1の頂
壁1c内面に突き当るので、回動は阻止され、こ
の状態で上記開口縁3gはガイド2の切割溝2d
に係嵌保持されているので、ガイド2はそのまま
の状態に保持され、ブラケツト1から外れるよう
なことはない。
壁1c内面に突き当るので、回動は阻止され、こ
の状態で上記開口縁3gはガイド2の切割溝2d
に係嵌保持されているので、ガイド2はそのまま
の状態に保持され、ブラケツト1から外れるよう
なことはない。
従つて、抜け出し方向へばね力が付勢されてい
る差込ロツド4のつまみ部4bは、外方へ押し出
されてガイド2から外方へ突出するので、当該つ
まみ部4bを持つて引き出せば、差込ロツド4は
第2図に示した如き取り外し状態となり、これに
よつてカードの取り外し、又は補充等を行なうこ
とができる。
る差込ロツド4のつまみ部4bは、外方へ押し出
されてガイド2から外方へ突出するので、当該つ
まみ部4bを持つて引き出せば、差込ロツド4は
第2図に示した如き取り外し状態となり、これに
よつてカードの取り外し、又は補充等を行なうこ
とができる。
又、このとき、ばね6は差込ロツド4に外装さ
れた状態で、当該差込ロツド4と一体に取り出さ
れる。
れた状態で、当該差込ロツド4と一体に取り出さ
れる。
次いで、抜き取つた差込ロツド4は、そのロツ
ド部4a側からガイド2の挿通孔2bに差し込む
が、該挿通孔2bの内端にはテーパ孔2cが設け
てあるので、ロツド部4aの先端は、このテーパ
孔2cにより先端の径小孔部2b″に案内されるを
もつて、挿入は容易に行なわれる。
ド部4a側からガイド2の挿通孔2bに差し込む
が、該挿通孔2bの内端にはテーパ孔2cが設け
てあるので、ロツド部4aの先端は、このテーパ
孔2cにより先端の径小孔部2b″に案内されるを
もつて、挿入は容易に行なわれる。
更に差込ロツド4を差し込むことにより、つま
み部4bがガイド2の挿通孔2bに挿入される
が、該つまみ部4bの端部はテーパ部4dとなつ
ているので、上記ガイド2に対して、その開口縁
に突き当ることなく円滑に挿入が行なわれ、途中
まで挿入されると、上記テーパ部4dはストツパ
ープレート3の窓孔3cの上部開口縁3gと突き
当るが、差込ロツド4を強く押し込むことで、そ
の押し込み力が上記テーパ部4dのテーパ面によ
りストツパープレート3の押し上げ力として当該
ストツパープレート3に作用し、この為、同スト
ツパープレート3は、ばね力に抗して上方へ回動
され、これによつてつまみ部4bは所定位置まで
ばね6の弾撥力に抗して挿入され、このときスト
ツパープレート3は下方へ回動復帰して同溝4c
と上述のように係止し、差込ロツド4は挿架状態
に保持される。
み部4bがガイド2の挿通孔2bに挿入される
が、該つまみ部4bの端部はテーパ部4dとなつ
ているので、上記ガイド2に対して、その開口縁
に突き当ることなく円滑に挿入が行なわれ、途中
まで挿入されると、上記テーパ部4dはストツパ
ープレート3の窓孔3cの上部開口縁3gと突き
当るが、差込ロツド4を強く押し込むことで、そ
の押し込み力が上記テーパ部4dのテーパ面によ
りストツパープレート3の押し上げ力として当該
ストツパープレート3に作用し、この為、同スト
ツパープレート3は、ばね力に抗して上方へ回動
され、これによつてつまみ部4bは所定位置まで
ばね6の弾撥力に抗して挿入され、このときスト
ツパープレート3は下方へ回動復帰して同溝4c
と上述のように係止し、差込ロツド4は挿架状態
に保持される。
又、差込ロツド4を挿入する場合は、予めスト
ツパープレート3を前記のようにして上方へ回動
した状態に保持させておき、所定位置まで差し込
んだ後、回動力を解いて逆転復帰させるようにし
てもよい。
ツパープレート3を前記のようにして上方へ回動
した状態に保持させておき、所定位置まで差し込
んだ後、回動力を解いて逆転復帰させるようにし
てもよい。
本考案は以上の通りであるから、カードケース
のカード保持装置として、所定の機能を奏するの
はもちろん、そのカード保持装置を組み立てる上
で、つぎのような効果が得られる。
のカード保持装置として、所定の機能を奏するの
はもちろん、そのカード保持装置を組み立てる上
で、つぎのような効果が得られる。
挿通孔2aを有するガイド2が、カードケー
ス前側板9a、ブラケツト前壁1a、ストツパ
ープレート3、ブラケツト後壁1bを貫通し
て、カードケース前側板7aからブラケツト後
壁1bまでを開通しているから、差込ロツド4
は、これをガイド2の挿通孔2aよりカードケ
ース7内に向けて単に差し込むだけでよく、こ
の単純な差しこみ操作をして、差込ロツド4
は、途中で障害を受けることなくカードケース
7内にまで達する。
ス前側板9a、ブラケツト前壁1a、ストツパ
ープレート3、ブラケツト後壁1bを貫通し
て、カードケース前側板7aからブラケツト後
壁1bまでを開通しているから、差込ロツド4
は、これをガイド2の挿通孔2aよりカードケ
ース7内に向けて単に差し込むだけでよく、こ
の単純な差しこみ操作をして、差込ロツド4
は、途中で障害を受けることなくカードケース
7内にまで達する。
コイル巻き型ばね6が、差込ロツド4のロツ
ド部4aの外周に備えつけられているので、上
記差込ロツド4の差しこみと同時、当該ばね6
がガイド2の挿通孔2aに嵌まりこみ、かつ、
テーパー孔2cが差込ロツド4のロツド部4a
のみを通過させ、コイル巻き型ばね6の通過を
阻止するので、当該ばね6が挿通孔2aに所定
位置に自然と収まる。
ド部4aの外周に備えつけられているので、上
記差込ロツド4の差しこみと同時、当該ばね6
がガイド2の挿通孔2aに嵌まりこみ、かつ、
テーパー孔2cが差込ロツド4のロツド部4a
のみを通過させ、コイル巻き型ばね6の通過を
阻止するので、当該ばね6が挿通孔2aに所定
位置に自然と収まる。
ストツパープレート3がブラケツト前壁1a
に枢着されており、その動きが所定の回動方向
にのみ規制されるので、ストツパープレート3
の窓孔3c内周縁とガイド2の切割溝2dとが
精密に対応し、当該窓孔3cの内周縁が切割溝
2d内に正確に嵌まりこむ。
に枢着されており、その動きが所定の回動方向
にのみ規制されるので、ストツパープレート3
の窓孔3c内周縁とガイド2の切割溝2dとが
精密に対応し、当該窓孔3cの内周縁が切割溝
2d内に正確に嵌まりこむ。
主たる部品が、ブラケツト1、ガイド2、ス
トツパープレート3、差込ロツド4の少数で足
り、ガイド2を基準にして、外部のブラケツト
1、ストツパープレート3と、内部の差込ロツ
ド4とに分配され、かつ、これらが立体的に組
み合わされるので、構成の簡潔性、経済性がは
かれる。
トツパープレート3、差込ロツド4の少数で足
り、ガイド2を基準にして、外部のブラケツト
1、ストツパープレート3と、内部の差込ロツ
ド4とに分配され、かつ、これらが立体的に組
み合わされるので、構成の簡潔性、経済性がは
かれる。
第1図は本考案に係るカードケースのカード保
持装置を示した差込ロツド保持状態の縦断側面
図、第2図は同装置にあつて、差込ロツドを抜き
取つた状態を示す縦断側面図、第3図は同装置の
分解斜視図、第4図は第1図における−線矢
視横断面図である。 1……ブラケツト、1a……前壁、1b……後
壁、1c……頂壁、1d……取付孔、1e……取
付孔、2……ガイド、2a……挿通孔、2c……
テーパー孔、2d……切割溝、3……ストツパー
プレート、3a……垂直板部、3c……窓孔、4
……差込ロツド、4a……ロツド部、4b……つ
まみ部、4c……係止用溝、5……ばね、6……
コイル巻き型のばね、7……カードケース、7a
……前側板。
持装置を示した差込ロツド保持状態の縦断側面
図、第2図は同装置にあつて、差込ロツドを抜き
取つた状態を示す縦断側面図、第3図は同装置の
分解斜視図、第4図は第1図における−線矢
視横断面図である。 1……ブラケツト、1a……前壁、1b……後
壁、1c……頂壁、1d……取付孔、1e……取
付孔、2……ガイド、2a……挿通孔、2c……
テーパー孔、2d……切割溝、3……ストツパー
プレート、3a……垂直板部、3c……窓孔、4
……差込ロツド、4a……ロツド部、4b……つ
まみ部、4c……係止用溝、5……ばね、6……
コイル巻き型のばね、7……カードケース、7a
……前側板。
Claims (1)
- ブラケツト1とガイド2とストツパープレート
3と差込ロツド4との組み合わせからなるカード
ケース9のカード保持装置において、ブラケツト
1は、互いに対面した前壁1aおよび後壁1b
と、これら前壁1a上端、後壁1b上端にわたる
頂壁1cとを備えていて、前壁1a、後壁1bに
は対をなす取付孔1d,1eが互いに対向して形
成されており、ガイド2は軸心部に挿通孔2aを
有し、当該ガイド2の軸方向中間の周壁には、そ
のガイド軸心線と交差する方向の切割溝2dが形
成されているとともに、上記挿通孔2aの内側端
には先細りのテーパー孔2bが形成されており、
ストツパープレート3は、垂直板部3aを有する
とともに、その垂直板部3aの板面にガイド2の
外径よりも大きい内径をもつ窓孔3cが形成され
ており、差込ロツド4は、ガイド2の挿通孔2a
よりも短くて該挿通孔2aと相対嵌合する外径を
有するつまみ部4bと、ガイド2におけるテーパ
ー孔2cの最小径部と相対嵌合する外径を有して
つまみ部4b先端より軸方向へ延びる長いロツド
部4aとを備え、かつ、つまみ部4bの軸方向中
間には環状の係止用溝4dが形成されているとと
もに、ロツド部4aの外周にはつまみ部4bに隣
接してコイル巻き型のばね6が備えつけられてお
り、ブラケツト1は、カードケース7の前側板7
aの内面に装着され、ストツパープレート3は、
その窓孔3cがブラケツト前壁1aの取付孔1d
と一致するように当該前壁1aの内面側に配置さ
れ、かつ、ストツパープレート3の垂直板部3a
における水平方向の両端部のうち、その一端部が
ブラケツト1の前壁1aに枢着されてその他端部
側が上下回動自在に設けられ、ガイド2は、カー
ドケース7の前側板7aと、ブラケツト前壁1a
の取付孔1dと、ストツパープレート3の窓孔3
cと、ブラケツト後壁1bの取付孔1eとを貫通
して、カードケース前側板7aからブラケツト1
後壁1bにわたつて装着され、かつ、当該各部に
わたつて装着されたガイド2の切割溝2dとスト
ツパープレート3の窓孔3c内周縁とが相対係合
自在に対応しているとともに、ブラケツト1、ス
トツパープレート3相互には、ストツパープレー
ト3の窓孔3c内周縁をガイド2の切割溝2d内
へ係合する方向の力の付与するためのばね5が装
着されており、コイル巻き型ばね6付きの差込ロ
ツド4は、そのロツド部4aの先端側がガイド2
の挿通孔2a、テーパー孔2cを経由してカード
ケース9内に挿入されているとともに、そのつま
み部4bがガイド2の挿通孔2aに配置されて、
コイル巻きばね6がつまみ部4bとテーパー孔2
cとの間に介在されており、かつ、つまみ部4b
の係止用溝4dとストツパープレート3の窓孔3
c内周縁とが、ガイド2の切割溝2dを通じて相
対係止自在に対応していることを特徴とするカー
ドケースのカード保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9955084U JPS6115185U (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | カ−ドケ−スのカ−ド保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9955084U JPS6115185U (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | カ−ドケ−スのカ−ド保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6115185U JPS6115185U (ja) | 1986-01-29 |
JPH0221259Y2 true JPH0221259Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=30659053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9955084U Granted JPS6115185U (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | カ−ドケ−スのカ−ド保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115185U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4514420Y1 (ja) * | 1966-01-28 | 1970-06-18 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4994706U (ja) * | 1972-12-08 | 1974-08-15 | ||
JPS5334976Y2 (ja) * | 1972-12-08 | 1978-08-28 |
-
1984
- 1984-06-30 JP JP9955084U patent/JPS6115185U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4514420Y1 (ja) * | 1966-01-28 | 1970-06-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6115185U (ja) | 1986-01-29 |
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