JPH0221230B2 - - Google Patents
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- JPH0221230B2 JPH0221230B2 JP56151801A JP15180181A JPH0221230B2 JP H0221230 B2 JPH0221230 B2 JP H0221230B2 JP 56151801 A JP56151801 A JP 56151801A JP 15180181 A JP15180181 A JP 15180181A JP H0221230 B2 JPH0221230 B2 JP H0221230B2
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- JP
- Japan
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- transistor
- circuit
- power supply
- transformer
- winding
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 29
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 18
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M7/53—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M7/537—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、たとえば放電灯の点灯用などに用
いられる電源装置に関する。
いられる電源装置に関する。
放電灯は、放電開始時から点灯時までの電圧、
電流変動が大きく、また放電灯の寿命末期に生じ
る点滅状態では、特に電圧、電流変動が大きくな
る。このような負荷変動の大きい装置に電力を供
給する電源装置として、従来、直流電源にインバ
ータを接続した電源装置が使用されているが、こ
の種の装置では、前記放電開始時や点滅状態及び
半波放電状態等の時の重負荷時に、インバータが
異常発振を起こして破壊したり、間欠発振により
放電灯の点灯が不安定になる等の問題があつた。
電流変動が大きく、また放電灯の寿命末期に生じ
る点滅状態では、特に電圧、電流変動が大きくな
る。このような負荷変動の大きい装置に電力を供
給する電源装置として、従来、直流電源にインバ
ータを接続した電源装置が使用されているが、こ
の種の装置では、前記放電開始時や点滅状態及び
半波放電状態等の時の重負荷時に、インバータが
異常発振を起こして破壊したり、間欠発振により
放電灯の点灯が不安定になる等の問題があつた。
この発明は、以上のような点に鑑みてなされた
ものであつて、放電灯などの変動の大きい負荷
に、安定した交流電力を供給する電源装置を提供
することを目的とする。
ものであつて、放電灯などの変動の大きい負荷
に、安定した交流電力を供給する電源装置を提供
することを目的とする。
この目的を達成するため、この発明は、直流電
源と、入力巻線、出力巻線及び帰還巻線を有する
トランスと、このトランスの入力巻線と前記直流
電源の間に介在したトランジスタと、前記トラン
スのインダクタンス成分とタンク回路を形成する
ように前記トランスに接続された共振用のコンデ
ンサと、前記トランスの帰還巻線、前記トランジ
スタのベース・エミツタ、コンデンサ及びインダ
クタを直列に含み前記トランジスタを制御する振
動回路とを備え、前記タンク回路の共振周波数
と前記振動回路の直列共振周波数Bとを<B<
2に選んでいる。
源と、入力巻線、出力巻線及び帰還巻線を有する
トランスと、このトランスの入力巻線と前記直流
電源の間に介在したトランジスタと、前記トラン
スのインダクタンス成分とタンク回路を形成する
ように前記トランスに接続された共振用のコンデ
ンサと、前記トランスの帰還巻線、前記トランジ
スタのベース・エミツタ、コンデンサ及びインダ
クタを直列に含み前記トランジスタを制御する振
動回路とを備え、前記タンク回路の共振周波数
と前記振動回路の直列共振周波数Bとを<B<
2に選んでいる。
以下、添付図面に基づいて、この発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
第1図は、この実施例に係る電源装置の回路図
である。この電源装置は、直流電源1と、トラン
ス2と、このトランス2の入力巻線と前記直流電
源1の間に設けられたスイツチング用トランジス
タ3と、前記トランス2のインダクタンス成分を
利用して形成されたタンク回路4と、前記トラン
ジスタ3のベース・エミツタ間に設けられた振動
回路5を備えている。
である。この電源装置は、直流電源1と、トラン
ス2と、このトランス2の入力巻線と前記直流電
源1の間に設けられたスイツチング用トランジス
タ3と、前記トランス2のインダクタンス成分を
利用して形成されたタンク回路4と、前記トラン
ジスタ3のベース・エミツタ間に設けられた振動
回路5を備えている。
ここで、トランス2は入力巻線6、この入力巻
線6に電磁結合又は直接結合された出力巻線7、
及び入力巻線6と逆極性の電圧を発生するように
巻装された帰還巻線8を有している。本実施例で
は前記入力巻線6にコンデンサ9が並列接続され
てタンク回路4を形成し、このタンク回路4はト
ランジスタ3のコレクタに接続されている。一
方、トランス2の出力巻線7には負荷10が接続
される。前記トランジスタ3のベース・エミツタ
間には、振動回路5が接続されこの振動回路5は
ダイオード11、前記帰還巻線8、コンデンサ1
2、及びインダクタ13と抵抗14の並列回路
が、それぞれ直列接続されて構成される。この振
動回路5のインダクタ13及び抵抗14の並列回
路とコンデンサ12との結合点と、直流電源1と
の間には起動抵抗15が接続されるとともに、振
動回路5のコンデンサ12には抵抗16及びダイ
オード17の直列回路が並列に接続されている。
なお、前記負荷10としては放電灯などの負荷変
動の大きい回路で構成される。また、第1図中、
18は逆電流阻止用ダイオードである。
線6に電磁結合又は直接結合された出力巻線7、
及び入力巻線6と逆極性の電圧を発生するように
巻装された帰還巻線8を有している。本実施例で
は前記入力巻線6にコンデンサ9が並列接続され
てタンク回路4を形成し、このタンク回路4はト
ランジスタ3のコレクタに接続されている。一
方、トランス2の出力巻線7には負荷10が接続
される。前記トランジスタ3のベース・エミツタ
間には、振動回路5が接続されこの振動回路5は
ダイオード11、前記帰還巻線8、コンデンサ1
2、及びインダクタ13と抵抗14の並列回路
が、それぞれ直列接続されて構成される。この振
動回路5のインダクタ13及び抵抗14の並列回
路とコンデンサ12との結合点と、直流電源1と
の間には起動抵抗15が接続されるとともに、振
動回路5のコンデンサ12には抵抗16及びダイ
オード17の直列回路が並列に接続されている。
なお、前記負荷10としては放電灯などの負荷変
動の大きい回路で構成される。また、第1図中、
18は逆電流阻止用ダイオードである。
前記タンク回路4の並列共振周波数は、
である。ここで、LTは入力巻線6のインダクタ
ンス、CTはコンデンサ9のキヤパシタンスであ
る。
ンス、CTはコンデンサ9のキヤパシタンスであ
る。
一方、前記振動回路5の直列共振周波数Bは、
である。ここで、LOはインダクタ13のインダ
クタンス、LO′は帰還巻線8のインダクタンス、
COはコンデンサ12のキヤパシタンスである。
クタンス、LO′は帰還巻線8のインダクタンス、
COはコンデンサ12のキヤパシタンスである。
これらの直列共振周波数Bと並列共振周波数
とは、次式のように選定される。
とは、次式のように選定される。
<B<2 (3)
第2図イ,ロ,ハ,ニは、上記電源装置の回路
各部の電圧及び電流波形図であつて、この図を参
照しつつ、上記電源装置の動作を説明する。
各部の電圧及び電流波形図であつて、この図を参
照しつつ、上記電源装置の動作を説明する。
まず、直流電源1がこの装置に印加されると、
起動抵抗15を介してコンデンサ12が充電され
始め、このコンデンサ12の充電に伴ない抵抗1
4を介してトランジスタ3に順方向のバイアス電
圧が加わり、(第2図ハのベース・エミツタ間電
圧参照)、これにより第2図ニに示すようなベー
ス電流IBが流れる。このベース電流IBにより、ト
ランジスタ3がオンし、タンク回路4を介して第
2図ロのようなコレクタ電流ICが流れ、コレク
タ・エミツタ間電圧VCEが零となる(第2図イ参
照)。なお、第2図ロでコレクタ電流ICが立上り
後一旦低下しているのは、タンク回路4中のコン
デンサ9が充電完了したためであり、その後漸増
しているのは入力巻線6に生じる逆起電力のため
である。
起動抵抗15を介してコンデンサ12が充電され
始め、このコンデンサ12の充電に伴ない抵抗1
4を介してトランジスタ3に順方向のバイアス電
圧が加わり、(第2図ハのベース・エミツタ間電
圧参照)、これにより第2図ニに示すようなベー
ス電流IBが流れる。このベース電流IBにより、ト
ランジスタ3がオンし、タンク回路4を介して第
2図ロのようなコレクタ電流ICが流れ、コレク
タ・エミツタ間電圧VCEが零となる(第2図イ参
照)。なお、第2図ロでコレクタ電流ICが立上り
後一旦低下しているのは、タンク回路4中のコン
デンサ9が充電完了したためであり、その後漸増
しているのは入力巻線6に生じる逆起電力のため
である。
このタンク回路4中の入力巻線6に電流が流れ
ると、電磁誘導作用により帰還巻線8に入力巻線
6と逆方向の電圧が誘起され、コンデンサ12及
びインダクタ13を介してトランジスタ3のベー
スに第2図ニの順方向ベース電流IBがt1〜t2の間
流れ、コンデンサ12とインダクタ13の直列共
振によりt2時に零レベルを通過して逆方向に流れ
る。t2時にベース電流IBが零となるが、ベースの
接合容量に電荷が蓄積されているので、トランジ
スタ3はオフ状態にならない。
ると、電磁誘導作用により帰還巻線8に入力巻線
6と逆方向の電圧が誘起され、コンデンサ12及
びインダクタ13を介してトランジスタ3のベー
スに第2図ニの順方向ベース電流IBがt1〜t2の間
流れ、コンデンサ12とインダクタ13の直列共
振によりt2時に零レベルを通過して逆方向に流れ
る。t2時にベース電流IBが零となるが、ベースの
接合容量に電荷が蓄積されているので、トランジ
スタ3はオフ状態にならない。
コンデンサ12とインダクタ13の直列共振に
よるベースの逆方向電流によりトランジスタ3の
接合容量の蓄積電荷をすべて放出すると、t3時に
トランジスタ3のコレクタ電流ICは急速に遮断方
向に移る。この時前記直列共振回路のエネルギー
によりベースエミツタ間電圧VBEは第2図ハに示
すように急激に立下る。この立下りによつて、ト
ランジスタ3のベースに蓄積された電荷が放出さ
れ、ベース電流IBは零レベルに引き戻される。こ
れにより、トランジスタ3はターンオフし、第2
図ロに示すt3〜t4間にコレタク電流ICが立下ると
ともに、コレクタ・エミツタ間電圧VCEは第2図
イに示すような波形となる。このコレクタ・エミ
ツタ間電圧波形は、トランジスタ3のターンオフ
によつて、タンク回路4中の入力巻線6及びコン
デンサ9に蓄えられたエネルギーにより並列共振
が起こり、正弦半波に近以した波形となる。
よるベースの逆方向電流によりトランジスタ3の
接合容量の蓄積電荷をすべて放出すると、t3時に
トランジスタ3のコレクタ電流ICは急速に遮断方
向に移る。この時前記直列共振回路のエネルギー
によりベースエミツタ間電圧VBEは第2図ハに示
すように急激に立下る。この立下りによつて、ト
ランジスタ3のベースに蓄積された電荷が放出さ
れ、ベース電流IBは零レベルに引き戻される。こ
れにより、トランジスタ3はターンオフし、第2
図ロに示すt3〜t4間にコレタク電流ICが立下ると
ともに、コレクタ・エミツタ間電圧VCEは第2図
イに示すような波形となる。このコレクタ・エミ
ツタ間電圧波形は、トランジスタ3のターンオフ
によつて、タンク回路4中の入力巻線6及びコン
デンサ9に蓄えられたエネルギーにより並列共振
が起こり、正弦半波に近以した波形となる。
この電源装置の回路では、振動回路5の直列共
振周波数Bをタンク回路4の並列共振周波数に
対して、上記3式で示すように、 <B<2 に選んだめ、トランジスタ3のベース・ドライブ
が充分に行なえて広い負荷範囲に亘つて安定な発
振が行なえると共に、ベースに蓄積された電荷の
放出が良好に行なわれ、トランジスタ3のターン
オフ時間が短くなり、そのためスイツチ損失が低
下する。
振周波数Bをタンク回路4の並列共振周波数に
対して、上記3式で示すように、 <B<2 に選んだめ、トランジスタ3のベース・ドライブ
が充分に行なえて広い負荷範囲に亘つて安定な発
振が行なえると共に、ベースに蓄積された電荷の
放出が良好に行なわれ、トランジスタ3のターン
オフ時間が短くなり、そのためスイツチ損失が低
下する。
即ち、エミツタ・コレクタ間電圧波形の周期を
1/とすると、第2図イよりエミツタ・コレクタ 間電圧VCEの正電圧時間は略1/2となり、はたベ ース電流波形の周期を1/Bとすると、第2図ニよ りベース電流IBの正電流時間が1/2Bから1/4Bの
間 に選んでおけば、逆ベース電流が有効に印加され
るからこれら両者は、第2図イから明らかなよう
に、 1/>1/B>1/2 (4) の関係に選べばよい。従つて、この4式から、直
列共振周波数Bは、前記3式のようになる。そこ
で、直列共振周波数Bを、 <B<2 の範囲に選んでおけば、トランジスタ3のターン
オフが良好に行なわれることになる。ターンオフ
を特に良好にするためには、第2図のように1/2 =2/3Bにしておけば、最も逆バイアスが深くかか りスイツチング時間が短くなる。
1/とすると、第2図イよりエミツタ・コレクタ 間電圧VCEの正電圧時間は略1/2となり、はたベ ース電流波形の周期を1/Bとすると、第2図ニよ りベース電流IBの正電流時間が1/2Bから1/4Bの
間 に選んでおけば、逆ベース電流が有効に印加され
るからこれら両者は、第2図イから明らかなよう
に、 1/>1/B>1/2 (4) の関係に選べばよい。従つて、この4式から、直
列共振周波数Bは、前記3式のようになる。そこ
で、直列共振周波数Bを、 <B<2 の範囲に選んでおけば、トランジスタ3のターン
オフが良好に行なわれることになる。ターンオフ
を特に良好にするためには、第2図のように1/2 =2/3Bにしておけば、最も逆バイアスが深くかか りスイツチング時間が短くなる。
前記振動回路5を重負荷時でも振動条件に選ぶ
とともに、電圧共振倍率Qを高く選ぶことにより
(B一定の条件でインダクタ13のインダクタン
スを大きく、コンデンサ12の容量を小さくす
る)重負荷時でもトランジスタ3のベース・エミ
ツタ間に充分なる順方向のバイアスが加えられる
ことになり、振動回路5での異常発振5での異常
発振(間欠発振)が防止でき、又、逆バイアスも
深くなつてスイツチングも良好となる。そのため
タンク回路4を介して負荷10に安定した電力を
供給することができる。この際、負荷10の変動
範囲を考慮して上記3式の関係を満たすように設
計し得ることは当業者であれば容易に理解できる
であろう。
とともに、電圧共振倍率Qを高く選ぶことにより
(B一定の条件でインダクタ13のインダクタン
スを大きく、コンデンサ12の容量を小さくす
る)重負荷時でもトランジスタ3のベース・エミ
ツタ間に充分なる順方向のバイアスが加えられる
ことになり、振動回路5での異常発振5での異常
発振(間欠発振)が防止でき、又、逆バイアスも
深くなつてスイツチングも良好となる。そのため
タンク回路4を介して負荷10に安定した電力を
供給することができる。この際、負荷10の変動
範囲を考慮して上記3式の関係を満たすように設
計し得ることは当業者であれば容易に理解できる
であろう。
なお、上記実施例ではトランジスタ3のオンと
オフの周期を同一とみなして説明したが、定数の
選定により、異なる場合もある。この場合には、
オフの時間をTpffとすると、 Tpff<1/B<2Tpff 1/2Tpff<B<1/Tpff に選べばよい。
オフの周期を同一とみなして説明したが、定数の
選定により、異なる場合もある。この場合には、
オフの時間をTpffとすると、 Tpff<1/B<2Tpff 1/2Tpff<B<1/Tpff に選べばよい。
この発明による電源装置は、以上のように構成
されるので、トランジスタのオン時に、タンク回
路を形成するトランスの巻線に電流が流れ、これ
に応じて前記トランジスタのベース・エミツタを
含む振動回路に共振電流が流れてトランジスタの
ターンオフ時間が短くなり、スイツチングが良好
に行なわれ、しかもスイツチ損失が低下する。さ
らに、振動回路を重負荷時でも振動条件に選ぶと
ともに、共振時の電圧共振倍率を高く選ぶことに
より、重負荷時でも振動回路は安定に発振し、異
常発振を防止できるので、タンク回路を介して負
荷に、広い負荷範囲に亘つて安定した電力を供給
できるという効果がある。
されるので、トランジスタのオン時に、タンク回
路を形成するトランスの巻線に電流が流れ、これ
に応じて前記トランジスタのベース・エミツタを
含む振動回路に共振電流が流れてトランジスタの
ターンオフ時間が短くなり、スイツチングが良好
に行なわれ、しかもスイツチ損失が低下する。さ
らに、振動回路を重負荷時でも振動条件に選ぶと
ともに、共振時の電圧共振倍率を高く選ぶことに
より、重負荷時でも振動回路は安定に発振し、異
常発振を防止できるので、タンク回路を介して負
荷に、広い負荷範囲に亘つて安定した電力を供給
できるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例に係る電源装置の
回路図、第2図イ,ロ,ハ,ニは第1図の回路各
部の電圧、電流波形図である。 1……直流電源、2……トランス、3……トラ
ンジスタ、4……タンク回路、5……振動回路、
6……入力巻線、7……出力巻線、8……帰還巻
線、9,12……コンデンサ、10……負荷、1
3……インダクタ、15……起動抵抗。
回路図、第2図イ,ロ,ハ,ニは第1図の回路各
部の電圧、電流波形図である。 1……直流電源、2……トランス、3……トラ
ンジスタ、4……タンク回路、5……振動回路、
6……入力巻線、7……出力巻線、8……帰還巻
線、9,12……コンデンサ、10……負荷、1
3……インダクタ、15……起動抵抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直流電源と、 入力巻線、出力巻線及び帰還巻線を有するトラ
ンスと、 このトランスの入力巻線と前記直流電源の間に
介在したトランジスタと、 前記トランスのインダクタンス成分とタンク回
路を形成するように前記トランスに接続された共
振用のコンデンサと、 前記トランスの帰還巻線、前記トランジスタの
ベース・エミツタ、コンデンサ及びインダクタを
直列に含み前記トランジスタを制御する振動回路
とを備え、 前記タンク回路の共振周波数fと前記振動回路
の直列共振周波数Bとを<B<2に選んだこと
を特徴とする電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56151801A JPS5854874A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56151801A JPS5854874A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5854874A JPS5854874A (ja) | 1983-03-31 |
JPH0221230B2 true JPH0221230B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=15526590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56151801A Granted JPS5854874A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854874A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6074976A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-27 | Toshiba Electric Equip Corp | 1石式インバ−タ |
JPH0799939B2 (ja) * | 1985-05-27 | 1995-10-25 | 松下電工株式会社 | インバ−タ回路 |
JPS621395U (ja) * | 1985-06-18 | 1987-01-07 | ||
JPS62100996A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-11 | 株式会社 デンコ−社 | 螢光放電灯点灯装置 |
JPS63155596A (ja) * | 1986-12-19 | 1988-06-28 | 松下電器産業株式会社 | 放電ランプ点灯装置 |
JPH0620320Y2 (ja) * | 1989-06-16 | 1994-05-25 | 東芝ライテック株式会社 | 放電灯点灯装置 |
-
1981
- 1981-09-25 JP JP56151801A patent/JPS5854874A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5854874A (ja) | 1983-03-31 |
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