JPH02212085A - マニピュレータの姿勢決定方法 - Google Patents

マニピュレータの姿勢決定方法

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JPH02212085A
JPH02212085A JP2868889A JP2868889A JPH02212085A JP H02212085 A JPH02212085 A JP H02212085A JP 2868889 A JP2868889 A JP 2868889A JP 2868889 A JP2868889 A JP 2868889A JP H02212085 A JPH02212085 A JP H02212085A
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JP
Japan
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joint
manipulator
posture
attitude
wrist
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Application number
JP2868889A
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English (en)
Inventor
Toshi Asano
浅野 都司
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、人間と同様の肩及び肘の関節4軸及び手首関
節の3軸を備えた7自由度のマニピュレータの姿勢決定
方法に関する。
(従来の技術) 近年、プラントの保守作業などにおいて、高度の精密作
業を実行させるべく、双腕ロボットなど人間と同様の7
自由度のマニピュレータの採用が望まれるようになって
きた。
ここに、これら7自由度のマニピュレータにあっては、
冗長軸、すなわち一義的に姿勢決定できない軸が存在す
るため、何らかの手段によりその冗長性を消す方法が必
要である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来、冗長軸を消す適正な方法が提案さ
れていなかったため、逆運勧学を解くことが出来ず、折
角このようなロボットを作っても、人間の腕のように動
作をさせることができないという問題があった。
そこで、本発明は、2人間の腕と同様の肩及び肘の関節
4軸及び手首関節3軸を備えた7自由度のマニピュレー
タにおいて、その逆運勧学を解くための方法を提供する
ことにより、人間の腕と同様に制御可能とすることを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明のマニピュレータの姿勢決定
方法は、第1図に示すような上腕及び前腕の長さt、I
 t、21手首から手先の長さし。
で、肩S及び肘Eの関節1〜4の4軸θ1〜θ4及び手
首Wの関節5〜7の3軸θ5〜θ7から成る7自由度の
マニピュレータの姿勢決定方法において、1冗長度手先
姿勢では、手首関節の一つを関節原点に固定して求めた
マニピュレータ姿勢から、各関節角がそれぞれの可動範
囲内にあり、かつ冗長軸まわりの仮想手先復元トルクが
最小となる姿勢を選択し、2冗長度手先姿勢では、二つ
の手首関節を関節原点に固定して求めたマニピュレータ
姿勢から各関節角がそれぞれの可動範囲にある姿勢を選
択することを特徴とする。
(作用) 手で物を掴む場合の手先姿勢には次の二つの場合がある
一つは第2図に示すように手で何かを握る場合でハンマ
ーやレンチの柄8を握る場合がこれに相当する。この場
合の手先座標系を新たに図のように決めると、xh軸と
yh軸まわりの向きθ、及びφは工具の柄8の向きと握
り位置(G)が決まればおのずと決まるもので、勝手な
角度を採ることは許されない。ところが、zh軸まわり
の向きψはどの値をとることも許される。このように冗
長度が一つある場合を1冗長度手先姿勢と呼ぶことにす
る。
もう一つの場合は、第3図に示すように親指と人差し指
の先でグラス9を持つような場合である。
この場合は、Yh軸を水平、に保って、グラスの中身を
こぼさないようにする為にxh軸まわりの向きθはおの
ずと決まるが、Yh軸及びzh軸まわりの向きφ及びψ
は自由に選択し得る。このように冗長度が二つある場合
を2冗長度手先姿勢と呼ぶことにする。
本発明者の知見によれば、上記のように手先姿勢を分類
した場合、人間の腕の姿勢は手首の筋肉の負担が最少に
なるように機能する以下のごとき簡単な規則によって決
まる。
規則−1:1冗長度手先姿勢の場合、人間の腕は手首関
節の一つが常に関節原点にある姿勢のうち、各関節角が
それぞれの可動範囲内にあり、かつ冗長軸まわりの仮想
手先復元トルクが最小になる腕姿勢をとる。ここで仮想
手先復元トルクとは、各関節において関節変位の関数で
表される関節復元トルクが働くと仮定した時、手先に現
れるトルクを言う。またこの場合、関節原点に固定され
る手首の関節は第4図に示す手を上下に動かす関節に相
当する。
規則−2:2冗長度手先姿勢の場合、人間の腕は手首の
関節の二つが常に関節原点にある姿勢のうち、各関節角
がそれぞれの可動範囲にある姿勢をとる。この場合の手
首関節は第4図及び第5図に示す手を上下に動かす関節
及び左右に動かす関節である。
このような規則を第1図に示すマニピュレータに適用す
れば冗長度は消去され、人間の腕と同じ関節配置の7自
由度の冗長マニピュレータの逆運勧学を数値的に解くこ
とが可能になり、マニピュレータを無理なく円滑に制御
できる。
(実施例) 以下、第1図に示すマニピュレータにつき1冗長度と2
冗長度の具体的な例を挙げ、逆運勧学によりそれぞれの
姿勢を求める実施例を説明する。
第6図は1冗長度姿勢をボルト締結作業の例で示す説明
図である。本例では、レンチ10を握る人の腕の姿勢は
、「人間の腕の姿勢は決定できる」という第1の規則を
用い、この場合の冗長軸は第2図に示したと同様にzh
軸となるので、第6図において基準座標系に於けるレン
チの柄8の向き及び握り点Gの位置ベクトル(Xa 、
 Yc 、 Za )とzh軸回りの回転角ψが決まれ
ば、手先座標系を基準座標系に変換する4×4の座標変
換行列Tは容易に求まり0)式で表わすことができる。
それゆえ基準座標糸における手首Wの位置ベクトル(X
w  Yw  Zw)は、(2)式で求まる。
ここでC,−cosθb e  5b−s1nθ6であ
る。
それゆえ基準座標糸における肘Eの位置ベクトル(Xi
  Yl!  ZE)は、 ここでL3は手首から握り点までの長さである。
次に、第5図に示す手を左右に動かす関節の角度θ6を
仮定すれば基準座標に対する前腕の向きを示す方向余弦
は、(3)式の第1行の3x 1ベクトルで与えられる
のように表すことが出来る。ここでL2は前腕の長さで
ある。また第1図の第6関節は第5図の手首を左右に動
かす関節に相当する。
G、W、Eの関係を図に示すと第7図のようになる。E
点は手首関節角度θ6の値に応じてL2を半径とする円
弧上の一点を占める。そこでθ6を変えながら肩Sから
肘Eまでの距離LSEを計算し、 LSE −Ll              ・・・(
5)が成立する点を探索する。ここでLlは上腕の長さ
である。
(5)式を満たすE点が存在したら、それを肘の位置E
とし、この時のθ6を第6関節の関節角とする。(5)
式を満たすE点が存在しないときはψを変えて(5)式
を満たすE点を探す。
この様にして、手首と肘の座標が求まれば、第1関節か
ら第5関節までの各々の関節角は容易に求めることが出
来る。
一般式で示すと、いま座標系iに於ける位置と方向を座
標系i−1の位置と方向に変換するA行列をA1で表す
ことにすれば、第1図のマニピュレータについて求めた
A行列を使って計算したA1−A2 ・A、の最後の3
x1行ベクトルが肘Eの位置ベクトル(XE 、YE 
、 Zw ) ”となる。
A4 ・A2 ΦA、を次のように表せばT3−Al 
−A2・A3 θ0.θ2は次の(7)式を解くことによって得られる
θ4はS、E、Wのつくる三角形の三辺の長さが既知で
あることから、第2余弦法則を用いて(8)式で求める
ことが出来る。
θ4 =cos −’ ((L:w−L”、 −t、:
 )/(2LL  ・L2 ))・・・(8)ここでL
swは肩から手首までの距離である。
いまA4 ・A2・A3・A4・A、を、・・・(6) ・・・(9) と置けば、第3関節の角度θ、は次式を解いて求まる。
(9)式のA5は未知変数θ、を含むので奇妙に感じる
かもしれないが、■)の左辺にはθ、は含まれないので
問題は無い。
残るθ、は次式から求めることが出来る。
A9=A4  ・A3 φA2 ・A1 ΦT・A7 
φA6・・・(11) 仮想手先力ベクトルFは次式によって計算する。
F=(JT)+・τR・・・O ここでJはマニピュレータヤコビアン、+は疑似逆行列
を表す。τRは仮想関節復元トルクベクトルである。F
とτ8は次のように表される。
”” [fxh、  fYk+  fZl  rXh+
  τYl  τZhl ”・・・■ τ、=[τR1+  τR2+  τR3r  τR4
・ τR5+  τR6+τ R7コ 7      
                   ・・・昏9■
式の終わりの3項が仮想手先復元トルクである。よって
、これにより、仮想復元トルクを最小とする手先姿勢が
求まる。
次に、第2図に示す2冗長度姿勢において、手先座標糸
のyh及びzh軸回りの角度は、障害物が無い限りある
程度自由に選ぶことが出来、一意的に決まらないので、
「2冗長度手先姿勢の場合、人間の腕は、手首の関節の
二つが常に中立位置(関節角−0度)となる姿勢をとる
」という規則2を適用する。
もし掴み点Gが決まれば、手先のyh軸回りの角度φ及
びzh軸回りの角度ψを仮定して、1冗長度手先姿勢の
場合と同様にして、手首Wと肘Eの位置が計算出来る。
φとψを少しずつ変えながらE点から肩Sまでの距離が
Llに等しくなるようなE点を求めれば、この時のW、
E、Sの位置のベクトルとマニピュレータのA行列を使
って、1冗長度手先姿勢の場合と同様にして、θ1から
θ5までの関節角を求めることが出来る。最後にミこの
様にして求まった複数のマニピュレータの姿勢の中から
各関節角の可動範囲を超えないものを選ぶ。
以上のように本例では、人間の腕の姿勢決定に対し2つ
の規則があるという知見に基いて、この規則に従って7
自由度のマニピュレータを制御するので、冗長軸を有効
に消すことができ、マニピュレータを人間の腕と同様に
制御できる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜
の設計的変更を行うことにより、適宜の態様で実施し得
るものである。
[発明の効果] 以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りのマ
ニピュレータの姿勢決定方法であるので、人間の腕と同
じ関節配置の7自由度マニピュレータを人間の腕の動き
と同じように制御可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に適用される7自由度のマニピュレータ
を示す斜視説明図、第2図は1冗長度姿勢の例を人間の
手で示す説明図、第3図は2冗長度姿勢の例を示す説明
図、第4図及び第5図は冗長軸の説明図、第6図は1冗
長度姿勢の他の例を示す平面説明図、第7図は掴み点及
び手首並びに肘の位置関係を示す説明図である。 1〜7・・・関節 θ1〜θ7・・・各関節に対応する軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)肩及び肘の関節4軸及び手首関節3軸を備えた7
    自由度のマニピュレータの姿勢決定方法において、1冗
    長度手先姿勢では、手首関節の一つを関節原点に固定し
    て求めたマニピュレータ姿勢から、各関節角がそれぞれ
    の可動範囲内にあり、かつ冗長軸まわりの仮想手先復元
    トルクが最小となる姿勢を選択することを特徴とするマ
    ニピュレータの姿勢決定方法。
  2. (2)肩及び肘の関節4軸及び手首関節3軸を備えた7
    自由度のマニピュレータの姿勢決定法において、2冗長
    度手先姿勢では、二つの手首関節を関節原点に固定して
    求めたマニピュレータ姿勢から各関節角がそれぞれの可
    動範囲にある姿勢を選択することを特徴とするマニピュ
    レータの姿勢決定方法。
JP2868889A 1989-02-09 1989-02-09 マニピュレータの姿勢決定方法 Pending JPH02212085A (ja)

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