JPH0221177Y2 - - Google Patents

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JPH0221177Y2
JPH0221177Y2 JP17074484U JP17074484U JPH0221177Y2 JP H0221177 Y2 JPH0221177 Y2 JP H0221177Y2 JP 17074484 U JP17074484 U JP 17074484U JP 17074484 U JP17074484 U JP 17074484U JP H0221177 Y2 JPH0221177 Y2 JP H0221177Y2
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tip
solder
thread
guide tube
soldering iron
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は糸ハンダ供給機構を備えたハンダゴテ
に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種のハンダゴテは、ハンダゴテのコ
テ先の先端に当接するように糸ハンダを送給して
溶融させ、コテ先の先端に溶融したハンダを保持
させて被溶着物にそのコテ先の先端を当接させて
加熱するとともに溶融したハンダを移行させてハ
ンダ付けを行うように構成されている。
〈本考案が解決しようとする課題〉 ハンダ付作業は、適量のフラツクスの存在下に
おいて適量のハンダを被溶着物に供給するととも
に適当な加熱を行うことが必要である。
しかるに、従来の糸ハンダ供給機構を備えたハ
ンダゴテでは、コテ先に糸ハンダを供給する操作
と、コテ先を被溶着物に当接させて加熱する操作
は別の操作であるから、コテ先に糸ハンダを溶着
させてから被溶着物にコテ先を当接させるまでの
タイミングが区々となり易く、熟練を必要とする
ばかりでなく、長時間の作業は作業者の疲労をま
ねき、結局ハンダ付の信頼性の低下をまねいてい
た。
このような難点を解消するため、まずコテ先を
被溶着物に当接させたのち糸ハンダを送給すると
いう使用方法も行われているが、この場合は被溶
着物の形状、取付位置等に応じた糸ハンダの送給
位置の精度を高めることが要求されるため、その
調節が繁雑かつ困難なものとなるという難点があ
つた。
本考案は被溶着物の形状、位置等にかかわりな
くコテ先の先端を被溶着個所に通常の作業速度で
当接させるという操作により、予め設定した量の
ハンダをフラツクスが十分に残つている状態のも
とに被溶着個所に供給してハンダ付作業を行いう
るように構成されたハンダゴテの提供を目的とす
るものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係るハンダゴテは、基体と、この基体
の先端に保持されているヒータを内蔵せるコテ先
と、上記基体の軸線と平行にかつその軸線方向に
進退可能に上記基体に支承されている管体であつ
てその先端は待機状態においては上記コテ先の先
端より所定長前方に位置しており、ハンダ付操作
時の初期において糸ハンダを上記コテ先の先端の
進路を横切る位置に送出するように形成されてい
る糸ハンダガイド管と、上記基体に進退可能に支
承されている棒状の部材であつて、待機状態にお
いてはその先端が上記糸ハンダガイド管の先端よ
り所定長前方に位置するように付勢されているガ
イド部材と、上記基体を把持して上記ガイド部材
の先端を被溶着に押しつける駆動操作によつて上
記糸ハンダ管をその先端が上記コテ先の先端より
所定長後方の位置まで後退させる駆動機構と、上
記糸ハンダガイド管の後退運動の初期の変位に連
動して予め設定した長さの糸ハンダを送出し、し
かるのちは上記待機位置に復帰するまで該糸ハン
ダを該糸ハンダガイド管に固定して共に進退せし
める糸ハンダ定長送給・固定機構と、上記駆動操
作を解消したとき上記糸ハンダガイド管を原待機
位置に復帰させる付勢機構とを備えたものであ
る。
〈作用〉 ガイド部材は、その先端が被溶着物に押しつけ
られると後退して糸ハンダ定長送出機構を駆動し
て糸ハンダを定長だけ送出させ、ついで糸ハンダ
ガイド管を所定長だけ後退させる。糸ハンダガイ
ド管は、この送出される糸ハンダをコテ先の先端
の進路を横切る位置に送出し、ついで後退して送
出した糸ハンダをハンダゴテの先端に当接させて
所定長の糸ハンダを供給する。糸ハンダ固定機構
は、送出された糸ハンダを糸ハンダガイド管に固
定し、この固定状を該糸ハンダガイド管が原待機
位置に復帰するまで接続する。ガイド部材および
糸ハンダガイド管の付勢部材は、ガイド部材の先
端が被溶接物に押しつけられる操作が解除される
のにともなつて原待機位置にそれぞれ復帰する。
〈実施例〉 第1図は本考案の一実施例の一部破断側面図、
第2図および第3図は、その動作を段階をおつて
示した一部破断側面図である。図において基体1
にはヒータ(図示省略)を内蔵せるコテ先2が固
定されている。棒状のガイド部材3および糸ハン
ダガイド管(以下、「ガイド管」という)8は、
基体1の軸線L1と同じ方向に進退可能に基体1
に支承されている。ガイド部材3は、固着された
ストツパ5と基体1との間に掛けられたばね6に
よつて矢印A方向の張力を受け、ガイド部材3の
後端3bにら合する調整ねじ4によつてその先端
3aのコテ先2の先端2aに対する突出量が規制
されている。7はガイド部材3に固着されたラツ
クである。ガイド管8は、固着されているストツ
パ10と基体1との間に掛けられた原待機位置復
帰付勢機構を構成するばね11によつて矢印B方
向の張力をうけ、ガイド管8の後端8bにら合す
る調整ねじ9によつてその先端8aのコテ先の先
端2aに対する突出量が規制される。14は糸ハ
ンダ15を送出するための歯車で、ガイド管8に
固着されたブラケツト12に軸13を介して軸支
され、ガイド部材3に固定されたラツク7に噛合
うとともに、ガイド管8に形成された切欠部8c
においてその歯先が糸ハンダ15を押圧し、歯車
14が回転したとき糸ハンダ15を回転量に見合
う長さだけ送出するとともに、その後は原待機位
置に戻るまでの間糸ハンダ15をガイド管8に固
定する。
このように、ガイド部材3と、これに付属する
調整ねじ4、ストツパ5、ラツク7、およびガイ
ド管8とこれに付属する調整ねじ9、ストツパ1
0,歯車14によつて糸ハンダ定長送給・固定機
構を構成している。糸ハンダ戻り止機構20は、
糸ハンダ15が矢印Fと逆方向に移動するのを阻
止する一方向クラツチである。
つぎに第1図ないし第3図によつてハンダ付作
業を行うときの本実施例の使用方法とその作用を
説明する。待機時の状態である第1図のハンダゴ
テを片手に把持し、ガイド部材の先端3aを第2
図に示すように被溶着物16の近傍に当接させ、
コテ先の先端2aを被溶着物16に押しつけるよ
うに基体1を矢印C方向に移動させてゆくと、ま
ず、ガイド部材3が矢印D方向に移動し初め、こ
れにともなつてラツク7に噛合つている歯車14
が矢印E方向に回転し、これに伴つて糸ハンダ1
5が矢印F方向に送り出され、ガイド管8によつ
て糸ハンダ15がコテ先の先端2aの進路を横切
る位置に送出される。この送出動作はストツパ5
がストツパ10に当接するまでつづき、その後は
歯車14によつてその位置で固定されるので、ス
トツパ5と10の間隔を調節ねじ4または9で調
節することにより所望長さの糸ハンダをガイド管
の先端8aから送出させることができる。
つぎに、さらに基体1を矢印C方向に押し進め
ると、糸ハンダ15の送出は停止し、ガイド管8
が糸ハンダ15を保持したままガイド部材3と共
に矢印G方向に後退し初める。さらに基体1を矢
印C方向に進めると、第3図に示すように、コテ
先の先端2aが糸ハンダ15に当接して溶断す
る。この位置は被溶着物16から数mmの位置とな
るように調整ねじ4,5で調節されている。した
がつてコテ先の先端2aは、糸ハンダ15の突出
部分を送出量に応じた長さの部分で溶断し、直ち
に被溶着物16に当接するので、溶断した糸ハン
ダがコテ先の先端2aに融着した段階でハンダ付
が開始されることになり、糸ハンダ中に含有され
ているフラツクスはハンダ付作業中その機能を発
揮することになり、良好なハンダ付が期待でき
る。
上記のハンダ付作業は、ガイド部材の先端3a
を被溶着物16の近傍(コテ先の先端2aとガイ
ド部材の先端3aの位置関係(間隔)は定まつて
おり、数mmと小さいので、ガイド部材の先端3a
を当接させる位置の決定は容易である)に当接さ
せ、ついで一定の速度でコテ先の先端2aを被溶
着物16に向かつて押し当てるという通常のハン
ダ付作業を行うことによつて所定量の糸ハンダを
最良の状態で溶着しようとする部分に供給するこ
とができる。
なお、ハンダ付作業が終わつたのちコテ先を引
離せば、ばね6,11によつてガイド部材3およ
びガイド管8は第1図に示す待機位置に戻る。こ
の場合、歯車14がラツク7と噛合つて矢印Eの
逆方向に回転し、糸ハンダ15を矢印Fの逆方向
に送るように作用するが、糸ハンダ戻り止機構2
0はこれを阻止し、糸ハンダ15をガイド管8に
固定したまま待機位置に戻すので、次の糸ハンダ
送出量が変わることはない。
〈考案の効果〉 本考案は、基体と、この基体の先端に保持され
ているヒータを内蔵させるコテ先と、上記基体の
軸線と平行にかつその軸線方向に進退可能に上記
基体に支承されている管体であつてその先端は待
機状態においては上記コテ先の先端より所定長前
方に位置しており、ハンダ付操作時の初期におい
て糸ハンダを上記コテ先の先端の進路を横切る位
置に送出するように形成されている糸ハンダガイ
ド管と、上記基体に進退可能に支承されている棒
状の部材であつて、待機状態においてはその先端
が上記糸ハンダガイド管の先端より所定長前方に
位置するように付勢されているガイド部材と、上
記基体を把持して上記ガイド部材の先端を被溶着
物に押しつける駆動操作によつて上記糸ハンダガ
イド管をその先端が上記コテ先の先端より所定長
後方の位置まで後退させる駆動機構と、上記糸ハ
ンダガイド管の後退運動の初期の変位に連動して
予め設定した長さの糸ハンダを送出し、しかるの
ちは上記待機位置に復帰するまで該糸ハンダを該
糸ハンダガイド管に固定して共に進退せしめる糸
ハンダ定長送給・固定機構と、上記駆動操作を解
消したとき上記糸ハンダガイド管を原待機位置に
復帰させる付勢機構とを備えたハンダゴテである
から、通常のハンダゴテを使用するのと同様の操
作で予め設定した長さの糸ハンダを被溶着物に供
給するとともに、糸ハンダに含有せるフラツクス
の存在下においてハンダ付を行うことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部破断側面図、
第2図および第3図はその使用時の動作を段階を
わけて示した一部破断側面図である。 符号の説明、1……基体、2……コテ先、2a
……コテ先の先端、3……ガイド部材、3a……
ガイド部材の先端、4,9……調節ねじ、5,1
0……ストツパ、6,11,19……ばね、7…
…ラツク、8……糸ハンダガイド管、8a……糸
ハンダガイド管の先端、12……ブラケツト、1
3,18……軸、14……歯車、15……糸ハン
ダ、15a……糸ハンダの先端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体と、この基体の先端に保持されているヒー
    タを内蔵せるコテ先と、上記基体にその軸線方向
    に進退可能に支承されている管体であつてその先
    端は待機状態においては上記コテ先の先端より所
    定長前方に位置しており、ハンダ付操作時の初期
    において糸ハンダを上記コテ先の先端の進路を横
    切る向に送出するように形成されている糸ハンダ
    ガイド管と、上記基体に進退可能に支承されてい
    る棒状の部材であつて待機状態においてはその先
    端が上記糸ハンダガイド管の先端より所定長前方
    に位置するように付勢されているガイド部材と、
    上記基体を把持して上記ガイド部材の先端を被溶
    着物に押しつける駆動操作によつて上記糸ハンダ
    ガイド管をその先端が上記コテ先の先端より所定
    長後方の位置まで後退させる駆動機構と、上記糸
    ハンダガイド管の後退運動の初期の変位に連動し
    て予め設定した長さの糸ハンダを送出し、しかる
    のちは上記待機位置に復帰するまで該糸ハンダを
    該糸ハンダガイド管に固定して共に進退せしめる
    糸ハンダ定長送給・固定機構と、上記駆動操作を
    解消したとき上記糸ハンダガイド管を原待機位置
    に復帰させる付勢機構とを備えたハンダゴテ。
JP17074484U 1984-11-10 1984-11-10 Expired JPH0221177Y2 (ja)

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JP17074484U JPH0221177Y2 (ja) 1984-11-10 1984-11-10

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JP17074484U JPH0221177Y2 (ja) 1984-11-10 1984-11-10

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Publication Number Publication Date
JPS6187665U JPS6187665U (ja) 1986-06-07
JPH0221177Y2 true JPH0221177Y2 (ja) 1990-06-07

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JP17074484U Expired JPH0221177Y2 (ja) 1984-11-10 1984-11-10

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