JPH0221071B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221071B2 JPH0221071B2 JP59105003A JP10500384A JPH0221071B2 JP H0221071 B2 JPH0221071 B2 JP H0221071B2 JP 59105003 A JP59105003 A JP 59105003A JP 10500384 A JP10500384 A JP 10500384A JP H0221071 B2 JPH0221071 B2 JP H0221071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state
- recording disk
- braking
- elevating
- weighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 31
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はデイスクケース内に収納されたデイス
クの再生装置への挿入動作に対応して、デイスク
ケースからデイスクを取り出し、再生を行わせる
記録円盤再生装置に関するものである。
クの再生装置への挿入動作に対応して、デイスク
ケースからデイスクを取り出し、再生を行わせる
記録円盤再生装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、映像と音の再生装置として普及したビデ
オテープレコーダーに続いて、ビデオ信号を円盤
状記録媒体(以下ビデオデイスクと称する)のら
せん状記録ラインに記録しておき、これをターン
テーブルに載置して回転させピツクアツプ用の針
をトレースさせてビデオ信号を再生するビデオデ
イスクプレーヤーが登場した。これはスピードサ
ーチ、ランダムアクセス機能、クリアー画像、ク
リアー音声などの機能を有し、ビデオテープレコ
ーダーと同様一般家庭でもテレビを使用して簡単
に取扱うことができる。現在市販されているビデ
オデイスクプレーヤーは大きく分けて静電容量方
式と光学式に分けることができる。静電容量方式
の場合、デイスクはデイスクケース内にあり、デ
イスクケースからデイスクを取り出してプレーヤ
ー内にデイスクだけを残し再生するフロントロー
デイング方式を用いている。一般にこの方式のプ
レーヤーはデイスクを取り出せるようにデイスク
ケースを開く機構(以下オープナーと称する)
と、デイスクの外周に形成された肉厚部を挾持し
てデイスクを取り出す機構(以下チヤツキングと
称する)と、デイスクをターンテーブルに乗せた
りオープナーと同一平面に上昇させたりする機構
(以下リフトおよびローデイングと称する)を有
する。デイスクを再生する場合はオープナーでデ
イスクケースを拡開しデイスクをチヤツキングで
挾持するが、この際ローデイング機構によりデイ
スクは拡開されたケースの拡開中心付近に上昇し
て保持されるようになつている。デイスクを再生
するにはローデイング機構によりリフト機構を駆
動させデイスクは装置内のターンテーブル上まで
下降し、デイスクを回収する際には再びオープナ
ーの移動で空ケース内に回収される位置までデイ
スクは上昇するような構造になつている。
オテープレコーダーに続いて、ビデオ信号を円盤
状記録媒体(以下ビデオデイスクと称する)のら
せん状記録ラインに記録しておき、これをターン
テーブルに載置して回転させピツクアツプ用の針
をトレースさせてビデオ信号を再生するビデオデ
イスクプレーヤーが登場した。これはスピードサ
ーチ、ランダムアクセス機能、クリアー画像、ク
リアー音声などの機能を有し、ビデオテープレコ
ーダーと同様一般家庭でもテレビを使用して簡単
に取扱うことができる。現在市販されているビデ
オデイスクプレーヤーは大きく分けて静電容量方
式と光学式に分けることができる。静電容量方式
の場合、デイスクはデイスクケース内にあり、デ
イスクケースからデイスクを取り出してプレーヤ
ー内にデイスクだけを残し再生するフロントロー
デイング方式を用いている。一般にこの方式のプ
レーヤーはデイスクを取り出せるようにデイスク
ケースを開く機構(以下オープナーと称する)
と、デイスクの外周に形成された肉厚部を挾持し
てデイスクを取り出す機構(以下チヤツキングと
称する)と、デイスクをターンテーブルに乗せた
りオープナーと同一平面に上昇させたりする機構
(以下リフトおよびローデイングと称する)を有
する。デイスクを再生する場合はオープナーでデ
イスクケースを拡開しデイスクをチヤツキングで
挾持するが、この際ローデイング機構によりデイ
スクは拡開されたケースの拡開中心付近に上昇し
て保持されるようになつている。デイスクを再生
するにはローデイング機構によりリフト機構を駆
動させデイスクは装置内のターンテーブル上まで
下降し、デイスクを回収する際には再びオープナ
ーの移動で空ケース内に回収される位置までデイ
スクは上昇するような構造になつている。
以下図面を参照しながら従来のビデオデイスク
の構成の概略について説明する。第1図は全体の
構成を示したもので一部ローデイング機構が明確
になるようにターンテーブルを切断しており、第
2図はそのローデイング機構の斜視図を示してい
る。ドライブモーター1は数個のギア2で減速し
カム3に歯合している。カム3にはカム溝A3a
がありピンが植設されたアーム4が嵌合してい
る。レバー5はアーム4同様軸6を支点に回動可
能で一部に切欠き部5aがあり、アーム4のスト
ツパー4aの位置までレバー5を引張するように
バネ7がアーム4のバネ掛け部4bと切欠き部5
aを張架している。またサイドカム8には係合ピ
ン9および支軸10が植設され、支軸10を中心
に回動可能に取り付いており、レバー5の一方に
設けた長穴5bに係合ピン9が係合しサイドカム
8をy方向に押圧することでレバー5は軸6を支
点に回動してy方向に動作する。一方、レバーに
は係合溝5cがありリフトアーム(図示せず)が
係合しリフト昇降に関与している。第1図はデイ
スクが回転するようにサイドカム8はy方向にあ
り、レバー5もy方向にあつてリフト機構が降下
している状態を示している。第3図はリフト機構
の昇降の際にデイスクを安定に保持するため、か
つ演奏終了からデイスクの取出しの間の時間を短
縮するために必要なターンテーブルのメカニカル
ブレーキの動作状態を示している。カム3の外周
部には凹部3bおよび平円部3cがある。ブレー
キレバー11はブレーキゴム12aを固定した板
バネ12を取り付けており、支軸13を中心に回
動可能であり、バネ14によりつねに支軸13を
中心に反時計回りに張架されている。ターンテー
ブル15は周対向型ブラシレスモーター16とビ
ス17により固定され、モーター外周にはマグネ
ツト18があり、マグネツト18を固定する金具
19とターンテーブル15は一体的に構成されて
いる。
の構成の概略について説明する。第1図は全体の
構成を示したもので一部ローデイング機構が明確
になるようにターンテーブルを切断しており、第
2図はそのローデイング機構の斜視図を示してい
る。ドライブモーター1は数個のギア2で減速し
カム3に歯合している。カム3にはカム溝A3a
がありピンが植設されたアーム4が嵌合してい
る。レバー5はアーム4同様軸6を支点に回動可
能で一部に切欠き部5aがあり、アーム4のスト
ツパー4aの位置までレバー5を引張するように
バネ7がアーム4のバネ掛け部4bと切欠き部5
aを張架している。またサイドカム8には係合ピ
ン9および支軸10が植設され、支軸10を中心
に回動可能に取り付いており、レバー5の一方に
設けた長穴5bに係合ピン9が係合しサイドカム
8をy方向に押圧することでレバー5は軸6を支
点に回動してy方向に動作する。一方、レバーに
は係合溝5cがありリフトアーム(図示せず)が
係合しリフト昇降に関与している。第1図はデイ
スクが回転するようにサイドカム8はy方向にあ
り、レバー5もy方向にあつてリフト機構が降下
している状態を示している。第3図はリフト機構
の昇降の際にデイスクを安定に保持するため、か
つ演奏終了からデイスクの取出しの間の時間を短
縮するために必要なターンテーブルのメカニカル
ブレーキの動作状態を示している。カム3の外周
部には凹部3bおよび平円部3cがある。ブレー
キレバー11はブレーキゴム12aを固定した板
バネ12を取り付けており、支軸13を中心に回
動可能であり、バネ14によりつねに支軸13を
中心に反時計回りに張架されている。ターンテー
ブル15は周対向型ブラシレスモーター16とビ
ス17により固定され、モーター外周にはマグネ
ツト18があり、マグネツト18を固定する金具
19とターンテーブル15は一体的に構成されて
いる。
以上のように構成された記録円盤再生装置につ
いてその動作を以下に説明する。デイスクを挿入
したり回収したりする場合リフト機構を昇降させ
る必要があり、デイスク演奏中は降下した位置
で、挿脱時は上昇した位置にするために、ドライ
ブモーター1を正逆回転させている。デイスクを
降下させるためにカム3が反時計回りに回転する
と、カム溝3aによりアーム4は軸6を支点に駆
動しストツパー4aの押圧でレバー5も軸6を中
心に一体的にy方向へ動作する。一方デイスクを
上昇させる為にカム3が時計回りに回転すると、
バネ7で張架されたレバー5はアーム4と一体的
にx方向に動作する。これら2つの動作によつて
サイドカム8も支軸10を中心にレバー5と同様
にx、y方向へ動いている。なお、デイスクケー
スの拡開機構(図示せず)がデイスク挿脱の際に
リフト機構(図示せず)と衝突しないように拡開
機構がサイドカム8をy方向に押しながらプレー
ヤー内に移動し、その時レバー5もy方向に動作
してリフト機構を降下させている。拡開機構がも
とに戻る場合は逆にx方向に移動してリフト機構
を上昇している。これらカム3が回転する時、凹
部3bとブレーキレバー11が係合した位置(デ
イスクが降下した位置)ではブレーキゴム12a
がターンテーブル15の金具19に接触しないた
め、ターンテーブル15の回転を制動しないが、
カム3が回転し始め平円部3cがブレーキレバー
11と係合するようになると(第3図点線位置)
ブレーキゴム12aによりターンテーブル15の
回転に制動力が加わることになる。一般にターン
テーブルの回転を制御するには電磁ブレーキーを
使用しているが、完全に停止させることは不可能
な為に前述のメカニカルブレーキが必要とされて
いる。
いてその動作を以下に説明する。デイスクを挿入
したり回収したりする場合リフト機構を昇降させ
る必要があり、デイスク演奏中は降下した位置
で、挿脱時は上昇した位置にするために、ドライ
ブモーター1を正逆回転させている。デイスクを
降下させるためにカム3が反時計回りに回転する
と、カム溝3aによりアーム4は軸6を支点に駆
動しストツパー4aの押圧でレバー5も軸6を中
心に一体的にy方向へ動作する。一方デイスクを
上昇させる為にカム3が時計回りに回転すると、
バネ7で張架されたレバー5はアーム4と一体的
にx方向に動作する。これら2つの動作によつて
サイドカム8も支軸10を中心にレバー5と同様
にx、y方向へ動いている。なお、デイスクケー
スの拡開機構(図示せず)がデイスク挿脱の際に
リフト機構(図示せず)と衝突しないように拡開
機構がサイドカム8をy方向に押しながらプレー
ヤー内に移動し、その時レバー5もy方向に動作
してリフト機構を降下させている。拡開機構がも
とに戻る場合は逆にx方向に移動してリフト機構
を上昇している。これらカム3が回転する時、凹
部3bとブレーキレバー11が係合した位置(デ
イスクが降下した位置)ではブレーキゴム12a
がターンテーブル15の金具19に接触しないた
め、ターンテーブル15の回転を制動しないが、
カム3が回転し始め平円部3cがブレーキレバー
11と係合するようになると(第3図点線位置)
ブレーキゴム12aによりターンテーブル15の
回転に制動力が加わることになる。一般にターン
テーブルの回転を制御するには電磁ブレーキーを
使用しているが、完全に停止させることは不可能
な為に前述のメカニカルブレーキが必要とされて
いる。
しかしながら上記のような構成においては部品
点数が増え機構が複雑になり、また従来例のよう
にカムの外周にギアを設けながらブレーキレバー
を動作させる形状にしているために各種部品形状
も複雑にする必要があつた。また板バネにゴムを
固定する方法である接着剤、両面テープなどは信
頼性に乏しく、ブレーキの際にゴムが剥れ制動が
きかなくなる場合があつた。さらにターンテーブ
ルに同心円状の金具が必要であり重量増大による
モーターの起動時間の遅れ、電流値増加などがあ
りその結果大きな質量のものを制動するためにブ
レーキ力も増大させる必要が生じていた。
点数が増え機構が複雑になり、また従来例のよう
にカムの外周にギアを設けながらブレーキレバー
を動作させる形状にしているために各種部品形状
も複雑にする必要があつた。また板バネにゴムを
固定する方法である接着剤、両面テープなどは信
頼性に乏しく、ブレーキの際にゴムが剥れ制動が
きかなくなる場合があつた。さらにターンテーブ
ルに同心円状の金具が必要であり重量増大による
モーターの起動時間の遅れ、電流値増加などがあ
りその結果大きな質量のものを制動するためにブ
レーキ力も増大させる必要が生じていた。
発明の目的
本発明の目的はターンテーブルのメカニカルブ
レーキの機構を簡単にし、リフト手段に一体的に
制動手段を構成したことで組立性、信頼性の向
上、ブレーキの確実性を高めた記録円盤再生装置
を提供することである。
レーキの機構を簡単にし、リフト手段に一体的に
制動手段を構成したことで組立性、信頼性の向
上、ブレーキの確実性を高めた記録円盤再生装置
を提供することである。
発明の構成
本発明の記録円盤再生装置は、記録円盤が回転
板上に下降している第1の状態と回転板上に上昇
している第2の状態をとりうるように前記記録円
盤を移送する昇降手段と、前記昇降手段を駆動す
る駆動手段と、前記回転板とともに回転可能に構
成され前記記録円盤を回転中心で保持し前記記録
円盤が第1の状態では前記回転板の回転とともに
回転するように前記記録円盤に一定重量を加える
加重手段と、前記昇降手段と前記加重手段との間
に構成され前記昇降手段が前記記録円盤を前記第
1の状態から前記第2の状態に移送すべく上昇運
動をはじめると前記加重手段に負荷をかけて前記
回転板の回転力を制動する制動手段とで構成した
ものであり、これによりデイスクの挿入位置まで
上昇する場合には回転板であるターンテーブル、
リフト機構、デイスクの一体的な回転力を制動
し、デイスクが回転しながら上昇することを阻止
したものである。
板上に下降している第1の状態と回転板上に上昇
している第2の状態をとりうるように前記記録円
盤を移送する昇降手段と、前記昇降手段を駆動す
る駆動手段と、前記回転板とともに回転可能に構
成され前記記録円盤を回転中心で保持し前記記録
円盤が第1の状態では前記回転板の回転とともに
回転するように前記記録円盤に一定重量を加える
加重手段と、前記昇降手段と前記加重手段との間
に構成され前記昇降手段が前記記録円盤を前記第
1の状態から前記第2の状態に移送すべく上昇運
動をはじめると前記加重手段に負荷をかけて前記
回転板の回転力を制動する制動手段とで構成した
ものであり、これによりデイスクの挿入位置まで
上昇する場合には回転板であるターンテーブル、
リフト機構、デイスクの一体的な回転力を制動
し、デイスクが回転しながら上昇することを阻止
したものである。
実施例の説明
以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第4図は本発明のリフト機構を駆動するローデ
イングの一実施例を示す平面図であり、第5図は
本発明の一実施例でリフト機構に制動手段を備え
た組立を示す斜視図を示している。また第6図は
ターンテーブル上にデイスクがありその時のリフ
ト機構の関係を示した断面図であり、第7図はデ
イスクを挿入した位置まで上昇した図を示す断面
図である。第4図においてベース30には各部品
が回動自在に動作するように支柱31,32,3
3などが植設されている。ローデイング駆動源
(図示せず)からベルト34を介してウオームギ
ア35がカム36の外周に設けたギアと歯合して
いる。カム36にはカム溝(図示せず)があり、
レバー37に植設したピン(図示せず)が嵌合し
ている。レバー37とサイドカム38は同軸的に
支柱33を中心に回動可能に取り付いている。サ
イドカム38にはリフト機構と連結するジヨイン
トレバー39が取り付く穴38aがあり、ジヨイ
ントレバー39の一方が嵌合しており、ジヨイン
トレバー39の他方はリフトアーム40の取付穴
40aと連結している。第5図のようにモーター
ベース41はアウトサート成形が成され、2本の
支柱ガイド41a、モーター取付穴41b、アー
ム支点41c、アーム押え41d、基板止め41
eが一体的に設けられている。モーター42は基
板43、モーターシヤフト44がユニツト化され
ており、回転板固定穴42aには回転板(図示せ
ず)が取り付いている。またモーターシヤフト4
4には押し上げバネ45、センターボス46が同
軸的に取り付いている。加重手段であるウエイト
リング47はデイスクを中央で上下させるクラン
プリング47aと3つの支柱47bが一体的にア
ウトサート化されている。デイスク再生中はウエ
イトリング47の重量を加えるためクランパー4
8がウエイトリング47の嵌合穴(図示せず)に
回動自在に嵌合している。また制動手段であるブ
レーキゴム49はアウトサートされたウエイトリ
ング47の取付穴47cに取り付けられており、
一方の回転板に当接する消音部49bと他方のリ
フトリング50に制動をかける制動部49cから
構成され、モーターの回転を阻止する方向に対し
てはずれない方向にウエイトリング47に対して
取り付けられている。具体的にはブレーキゴム4
9、ウエイトリング47の両方の位置決め部49
a,47dが互いに嵌合してウエイトリング47
に対してブレーキゴム49の回転が阻止されてい
る。昇降手段であるリフトリング50にはガイド
50aが一体に構成され、このガイド50aがモ
ーターベース41の支柱ガイド41aにスライド
可能に嵌合している。またリフトアーム40は支
点40bがモーターベース41のアーム支点41
cに嵌合し、アーム押え41dでおさえることに
より支点40bを中心に回動可能に取り付けら
れ、またリング受け部40cとリフトリング50
の支柱50bが嵌合することにより取付穴40a
を支点40bを中心にx方向に動かすとリフトリ
ング50が上昇し、ウエイトリング47も上昇す
ることになる。これらの構成部品の位置関係の断
面は第6図、第7図に示すとおりである。
イングの一実施例を示す平面図であり、第5図は
本発明の一実施例でリフト機構に制動手段を備え
た組立を示す斜視図を示している。また第6図は
ターンテーブル上にデイスクがありその時のリフ
ト機構の関係を示した断面図であり、第7図はデ
イスクを挿入した位置まで上昇した図を示す断面
図である。第4図においてベース30には各部品
が回動自在に動作するように支柱31,32,3
3などが植設されている。ローデイング駆動源
(図示せず)からベルト34を介してウオームギ
ア35がカム36の外周に設けたギアと歯合して
いる。カム36にはカム溝(図示せず)があり、
レバー37に植設したピン(図示せず)が嵌合し
ている。レバー37とサイドカム38は同軸的に
支柱33を中心に回動可能に取り付いている。サ
イドカム38にはリフト機構と連結するジヨイン
トレバー39が取り付く穴38aがあり、ジヨイ
ントレバー39の一方が嵌合しており、ジヨイン
トレバー39の他方はリフトアーム40の取付穴
40aと連結している。第5図のようにモーター
ベース41はアウトサート成形が成され、2本の
支柱ガイド41a、モーター取付穴41b、アー
ム支点41c、アーム押え41d、基板止め41
eが一体的に設けられている。モーター42は基
板43、モーターシヤフト44がユニツト化され
ており、回転板固定穴42aには回転板(図示せ
ず)が取り付いている。またモーターシヤフト4
4には押し上げバネ45、センターボス46が同
軸的に取り付いている。加重手段であるウエイト
リング47はデイスクを中央で上下させるクラン
プリング47aと3つの支柱47bが一体的にア
ウトサート化されている。デイスク再生中はウエ
イトリング47の重量を加えるためクランパー4
8がウエイトリング47の嵌合穴(図示せず)に
回動自在に嵌合している。また制動手段であるブ
レーキゴム49はアウトサートされたウエイトリ
ング47の取付穴47cに取り付けられており、
一方の回転板に当接する消音部49bと他方のリ
フトリング50に制動をかける制動部49cから
構成され、モーターの回転を阻止する方向に対し
てはずれない方向にウエイトリング47に対して
取り付けられている。具体的にはブレーキゴム4
9、ウエイトリング47の両方の位置決め部49
a,47dが互いに嵌合してウエイトリング47
に対してブレーキゴム49の回転が阻止されてい
る。昇降手段であるリフトリング50にはガイド
50aが一体に構成され、このガイド50aがモ
ーターベース41の支柱ガイド41aにスライド
可能に嵌合している。またリフトアーム40は支
点40bがモーターベース41のアーム支点41
cに嵌合し、アーム押え41dでおさえることに
より支点40bを中心に回動可能に取り付けら
れ、またリング受け部40cとリフトリング50
の支柱50bが嵌合することにより取付穴40a
を支点40bを中心にx方向に動かすとリフトリ
ング50が上昇し、ウエイトリング47も上昇す
ることになる。これらの構成部品の位置関係の断
面は第6図、第7図に示すとおりである。
以上のように構成された本実施例の記録円盤再
生装置について以下その動作を説明する。デイス
クを挿入したり回収したりする場合、リフト機構
の昇降のためカム36が正逆回転する。リフト上
昇の場合カム36がx方向に回転し、カム曲線に
沿つてレバー38、サイドカム38、ジヨイント
レバー39ともにx方向に動く。よつてリフトア
ーム40も同様にx方向に引張されリフトリング
50、ウエイトリング47も回転板(ターンテー
ブル)15の位置まで押し上げられる。(第7図)
逆に回転板(ターンテーブル)15を回転させデ
イスク60を再生させるには、この状態からカム
36がy方向に回転することにより、リフト駆動
手段を形成する各部材はy方向に移動し第6図位
置まで下降する。よつてウエイトリング47とリ
フトリング50は回転中接触することはない。再
生デイスク60を取り出したい時には回転板15
の回転に電磁ブレーキである程度まで回転数を落
とした後、リフトアーム40がx方向に動作しリ
フトリング50が上昇しはじめるとウエイトリン
グ47に一体的に構成されたブレーキゴム49に
よつて回転しないリフトリング50と回転してい
るウエイトリング47のブレーキゴム49との間
で摩擦が生じ、ウエイトリング47の回転が制動
される。よつてデイスク上昇時はメカニズム的に
つねに制動した状態でウエイトリング47が上昇
されることになる。このとき、回転板15とウエ
イトリング47は接触せず、ブレーキゴム49の
消音部49bが回転板15に当接して消音効果を
成し、デイスク挿入の際の早出し時に生じる衝撃
音を除いている。
生装置について以下その動作を説明する。デイス
クを挿入したり回収したりする場合、リフト機構
の昇降のためカム36が正逆回転する。リフト上
昇の場合カム36がx方向に回転し、カム曲線に
沿つてレバー38、サイドカム38、ジヨイント
レバー39ともにx方向に動く。よつてリフトア
ーム40も同様にx方向に引張されリフトリング
50、ウエイトリング47も回転板(ターンテー
ブル)15の位置まで押し上げられる。(第7図)
逆に回転板(ターンテーブル)15を回転させデ
イスク60を再生させるには、この状態からカム
36がy方向に回転することにより、リフト駆動
手段を形成する各部材はy方向に移動し第6図位
置まで下降する。よつてウエイトリング47とリ
フトリング50は回転中接触することはない。再
生デイスク60を取り出したい時には回転板15
の回転に電磁ブレーキである程度まで回転数を落
とした後、リフトアーム40がx方向に動作しリ
フトリング50が上昇しはじめるとウエイトリン
グ47に一体的に構成されたブレーキゴム49に
よつて回転しないリフトリング50と回転してい
るウエイトリング47のブレーキゴム49との間
で摩擦が生じ、ウエイトリング47の回転が制動
される。よつてデイスク上昇時はメカニズム的に
つねに制動した状態でウエイトリング47が上昇
されることになる。このとき、回転板15とウエ
イトリング47は接触せず、ブレーキゴム49の
消音部49bが回転板15に当接して消音効果を
成し、デイスク挿入の際の早出し時に生じる衝撃
音を除いている。
以上のように本実施例によればローデイング駆
動系からブレーキ部材を取り除き、リフトの昇降
手段がデイスクと一体的に回転している部材に制
動を加えることが可能になり、制動部材が安価で
安全かつ確実となつている。なお上の実施例では
制動手段を加重手段に一体的に構成しているがこ
れは昇降手段に制動手段を一体的に構成し、加重
手段との間で制動を加える方法もあり、リフトの
昇降運動に直接制動を加えるという機能を有する
ものであれば何でもよい。例えばウエイトリング
とリフトリングを粘性樹脂同志としてブレーキゴ
ムを取り除くという方法も用いることができる。
動系からブレーキ部材を取り除き、リフトの昇降
手段がデイスクと一体的に回転している部材に制
動を加えることが可能になり、制動部材が安価で
安全かつ確実となつている。なお上の実施例では
制動手段を加重手段に一体的に構成しているがこ
れは昇降手段に制動手段を一体的に構成し、加重
手段との間で制動を加える方法もあり、リフトの
昇降運動に直接制動を加えるという機能を有する
ものであれば何でもよい。例えばウエイトリング
とリフトリングを粘性樹脂同志としてブレーキゴ
ムを取り除くという方法も用いることができる。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明は信号
を記録した記録円盤が回転板上に下降している第
1の状態と回転板上に上昇している第2の状態を
とりうるように前記記録円盤を移送する昇降手段
と、前記昇降手段を駆動する駆動手段と、前記回
転板とともに回転可能に構成され前記記録円盤を
回転中心で保持し前記記録円盤が第1の状態では
前記回転板の回転とともに回転するように前記記
録円盤に一定重量を加える加重手段と、前記昇降
手段と前記加重手段との間に構成され前記昇降手
段が前記記録円盤を前記第1の状態から前記第2
の状態に移送すべく上昇運動をはじめると前記加
重手段に負荷をかけて前記回転板の回転力を制動
する制動手段とで構成しているので回転板の制動
機構が簡単で大幅なコストダウンができかつブレ
ーキとして確実に動作するという優れた効果が得
られる。
を記録した記録円盤が回転板上に下降している第
1の状態と回転板上に上昇している第2の状態を
とりうるように前記記録円盤を移送する昇降手段
と、前記昇降手段を駆動する駆動手段と、前記回
転板とともに回転可能に構成され前記記録円盤を
回転中心で保持し前記記録円盤が第1の状態では
前記回転板の回転とともに回転するように前記記
録円盤に一定重量を加える加重手段と、前記昇降
手段と前記加重手段との間に構成され前記昇降手
段が前記記録円盤を前記第1の状態から前記第2
の状態に移送すべく上昇運動をはじめると前記加
重手段に負荷をかけて前記回転板の回転力を制動
する制動手段とで構成しているので回転板の制動
機構が簡単で大幅なコストダウンができかつブレ
ーキとして確実に動作するという優れた効果が得
られる。
さらに制動手段は、加重手段に一体的に構成さ
れ、昇降手段が上昇運動する際前記昇降手段に当
接して前記加重手段の回転に制動をかけるゴム等
の制動部材で構成することによりリフト機構が簡
単で組立て易く、しかもローデイング駆動系を極
めて簡単にすることができるという優れた効果が
得られる。
れ、昇降手段が上昇運動する際前記昇降手段に当
接して前記加重手段の回転に制動をかけるゴム等
の制動部材で構成することによりリフト機構が簡
単で組立て易く、しかもローデイング駆動系を極
めて簡単にすることができるという優れた効果が
得られる。
さらに制動手段は、加重手段が第2の状態で回
転板と衝突する衝撃音を防止する消音部材と一体
的に構成され、前記消音部材で前記第2の状態を
位置決めするゴム等の制動部材で構成することに
より、消音する部材と制動する部材を1つの部品
で作成可能で大きなコストダウンを得ることがで
きる。
転板と衝突する衝撃音を防止する消音部材と一体
的に構成され、前記消音部材で前記第2の状態を
位置決めするゴム等の制動部材で構成することに
より、消音する部材と制動する部材を1つの部品
で作成可能で大きなコストダウンを得ることがで
きる。
第1図は従来からのプレーヤーの概略を示した
斜視図、第2図はそのローデイング機構の斜視
図、第3図はブレーキ機構の一部を示した平面
図、第4図は本発明の一実施例における記録円盤
再生装置に用いるローデイング機構の平面図、第
5図は同装置の要部の分解斜視図、第6図はデイ
スクが回転している時のリフト機構の状態を示し
た断面図、第7図はデイスクが上昇したときのリ
フト機構の状態を示した断面図である。 36……カム、39……ジヨイントレバー、4
0……リフトアーム、41……モーターベース、
47……ウエイトリング、49……ブレーキゴ
ム、50……リフトリング。
斜視図、第2図はそのローデイング機構の斜視
図、第3図はブレーキ機構の一部を示した平面
図、第4図は本発明の一実施例における記録円盤
再生装置に用いるローデイング機構の平面図、第
5図は同装置の要部の分解斜視図、第6図はデイ
スクが回転している時のリフト機構の状態を示し
た断面図、第7図はデイスクが上昇したときのリ
フト機構の状態を示した断面図である。 36……カム、39……ジヨイントレバー、4
0……リフトアーム、41……モーターベース、
47……ウエイトリング、49……ブレーキゴ
ム、50……リフトリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 信号を記録した記録円盤が回転板上に下降し
ている第1の状態と回転板上に上昇している第2
の状態をとりうるように前記記録円盤を移送する
昇降手段と、前記昇降手段を駆動する駆動手段
と、前記回転板とともに回転可能に構成され、前
記記録円盤を回転中心で保持し前記記録円盤が第
1の状態では前記回転板の回転とともに回転する
ように前記記録円盤に一定重量を加える加重手段
と、前記昇降手段と前記加重手段との間に構成さ
れ前記昇降手段が前記記録円盤を前記第1の状態
から前記第2の状態に移送すべく上昇運動をはじ
めると前記加重手段に負荷をかけて前記回転板の
回転力を制御する制動手段とを備えた記録円盤再
生装置。 2 制動手段は、加重手段に一体的に構成され、
昇降手段が上昇運動する際、前記昇降手段に当接
して前記加重手段の回転に制動をかけるゴム等の
制動部材より構成された特許請求の範囲第1項記
載の記録円盤再生装置。 3 制動手段は、昇降手段に一体的に構成され、
前記昇降手段が上昇運動をはじめると加重手段も
しくは直接回転板に当接して前記回転板の回転に
制動をかけるゴム等の制動部材から構成された特
許請求の範囲第1項記載の記録円盤再生装置。 4 制動手段は、加動手段が第2の状態で回転板
と衝突する衝撃音を防止する消音部材と一体的に
構成され、前記消音部材で前記第2の状態を位置
決めするゴム等の制動部材から構成された特許請
求の範囲第1項記載の記録円盤再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59105003A JPS60247853A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | 記録円盤再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59105003A JPS60247853A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | 記録円盤再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60247853A JPS60247853A (ja) | 1985-12-07 |
JPH0221071B2 true JPH0221071B2 (ja) | 1990-05-11 |
Family
ID=14395902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59105003A Granted JPS60247853A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | 記録円盤再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60247853A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614438U (ja) * | 1992-07-29 | 1994-02-25 | 西川ゴム工業株式会社 | ラジエーターキャップ |
-
1984
- 1984-05-23 JP JP59105003A patent/JPS60247853A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614438U (ja) * | 1992-07-29 | 1994-02-25 | 西川ゴム工業株式会社 | ラジエーターキャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60247853A (ja) | 1985-12-07 |
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