JPH02210681A - 記録媒体の積層体 - Google Patents

記録媒体の積層体

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JPH02210681A
JPH02210681A JP2981289A JP2981289A JPH02210681A JP H02210681 A JPH02210681 A JP H02210681A JP 2981289 A JP2981289 A JP 2981289A JP 2981289 A JP2981289 A JP 2981289A JP H02210681 A JPH02210681 A JP H02210681A
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pressure ring
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園田 太郎
Kihachiro Tanaka
田中 基八郎
Takeshi Takahashi
毅 高橋
Hiroshi Nishida
博 西田
Shigeru Sakamoto
茂 坂本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク等の円板状の記録媒体の固定構
造に係り、特に組立9分解を簡単にかつ短時間で行うた
めに好適な円板状の記録媒体の固定構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の円板状の記録媒体の固定構造について、磁気ディ
スクの例を第6図、第7図、第8図に示す。
その第6図に示す従来技術では、回転軸1にハブ2が嵌
着され、こののブ2の外周に磁気ディスク3とスペーサ
4とが交互に積層され、この磁気ディスク3とスペーサ
4とが複数個ずつ配置されている。
前記磁気ディスク3とスペーサ4の積層体の最上段に、
平板状のクランプ板5がハブ2と同心状に設置されてい
る。このクランプ板5は、円周方向に等間隔を置いて設
けられた複数本のボルト6によりハブ2に固定されてお
り、この固定構造により、磁気ディスク3が回転力や熱
変形によって緩まないように、クランプ板5で押圧され
ている。
また、第7図に示す従来技術では、磁気デイスり3とス
ペーサ4の積層体の最上段に、外縁部を膨出させて弾発
性を付与したシェル形状のクランプ板7が設置され、こ
のクランプ板7も円周方向に等間隔をおいて設けられた
複数本のボルト8によりハブ2に固定されている。
なお、この第7図に示す従来技術の他の構成については
、前記第6図に示す従来技術と同様である。
さらに、第8図に示す従来技術では1回転軸1に、筒体
部9aとフランジ部9bとを有するハブ9が嵌着されて
いる。
前記ハブ9のフランジ部9b上に、磁気ディスク3とス
ペーサ4との積層体が配置されており、この積層体の最
上段には、深絞りでシェル形状のクランプ板10の爪1
0′が設置されている。
前記クランプ板10は、ハブ9の筒体部9aと、磁気デ
ィスク3とスペーサ4の積層体との間に配置され、かつ
ハブ9の筒体部9aの外周に焼ばめされた焼はめリング
11により固定されている。
なお、この種固定構造に関連する技術として、特開昭6
1−9879号公報が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、磁気ディスクは薄板構造であるため、その積層
2組立時には組立精度2部品精度などの潜在要因による
初期変形を有している。さらに、この磁気ディスクが回
転すると、流体力により加振され、フラッタが発生する
。磁気ディスクと記録・続出ヘッドとの間には、実稼働
時のヘッドクラッシュ防止という命題があり、磁気ディ
スクの記録・続出ヘッドに与える加振力はできるだけ押
さえ込む必要がある。そのためには、基本技術として磁
気ディスクの積層時に発生する変形景を低減する必要が
ある。
しかしながら、従来技術においてはボルトを用いて磁気
ディスクとスペーサの積層体を固定する構造が一般的で
あり、ここに種々の問題が内在している。
問題の第1は、ボルト延長上とボルト間の軸力の強弱の
差が磁気ディスク円周上に発生し、それがために磁気デ
ィスクに変形を生じさせる点である。特に、第6図に示
した平板形のクランプ板を用いる場合はこの傾向が強い
、よって、磁気ディスクにうねりが生じ、回転時には円
板加速度が増大するという欠点がある。
第2は、組立時における誤差、例えば各ボルトの締付ト
ルクの差からくる各ボルトの軸力ムラである。このため
、やはり円周上の荷重分布に均一性がなくなり、磁気デ
ィスクの変形を誘起させてしまう、第7図の例は、平板
形のクランプ板よりも荷重均一性に優るシェル形状のク
ランプ板を用いた例であるが、組立時のボルト締付管理
の点では、やはり正確な締付技術が要求される。
第3は、組立時間がかかることである。#1カの均一性
を保証させるためには、正確な締付トルク・クランプた
わみ量9手順2位置決めといった組立技術が要求され、
それがためにクランプに関する時間がかかることである
第4は、ボルトの締め付け、あるいは解体時にねじ部や
金属同士の接触部から金属粒子が、摩擦力により生−じ
易いという問題である。
第5は、コストの点である。部品点数が多くなること、
大きな軸力に耐え得るようにするためにはハブに加工す
るヘリサートや、組立に要する時間などの点でコスト高
となる。
第8図の例は、以上のボルトを用いてクランク板を固定
する構造の欠点を考慮した焼ばめリング方式のクランプ
例であるが、磁気ディスクの装着。
解体時に焼ばめリングを加熱膨張させる作業が別途必要
となる。このため、組立・分解時の作業の迅速性の点で
やや難点がある。
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決し、磁気デ
ィスクを含む円板状の記録媒体を、ハブにクランプ板を
介して均一な軸力で固定でき、しかも記録媒体とスペー
サの積層体を簡単な設備で、短時間に確実に固定し得る
簡素な構造の、円板状の記録媒体の固定構造を提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、記録媒体とスペーサの積層体上に
、クランプ板を正確に位置決めして作用させ得る円板状
の記録媒体の固定構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は1回転軸の外周に、クランプ板を記録媒体と
スペーサの積層体を固定する方向に予圧する加圧リング
を嵌合するとともに、前記回転軸の外周に、加圧リング
を軸方向の所定位置に固定するスナップリングを嵌着し
たことにより、達成される。
また、他の目的は前記加圧リングの外周の一部に、クラ
ンプ板の心出し部を設゛けたことにより、達成される。
〔作用〕
本発明では、組立に際して1回転軸に嵌着されたハブに
、円板状の記録媒体とスペーサとを順次積層した積層体
の最上段にクランプ板を設置し、ついで回転軸に加圧リ
ングを嵌合し、この加圧リングにより、前記積層体をハ
ブに固定する方向にクランプ板を予圧する。
ついで1回転軸にCリングまたEリング等のスナップリ
ングを嵌め込み、前記加圧リングを回転軸の軸方向の所
定位置に固定し、前記加圧リングとクランプ板とを介し
て前記積層体をハブに固定する。
このように1本発明ではボルトによらず、クランプ板を
加圧リングで予圧し、この加圧リングをスナップリング
で回転軸の所定位置に固定するようにしているので、前
記加圧リングとクランプ板とを介して記録媒体とスペー
サの積層体を、ハブに均一な軸力で固定することができ
る結果、軸力の不均一に起因する記録媒体の変形をなく
すことができる。
さらに1本発明では加圧機械と簡単な加圧治具を用いて
単一のストロークで加圧リングによりクランプ板を予圧
し、かつ加圧リングをスナップリングで固定することが
でき、したがって簡単な設備で、短時間で確実に組み立
てることができるし、回転軸からスナップリングを取り
外すことにより、加圧リングとクランプ板とを容易に取
り外すことができるので、簡単に分解することができ、
再組立することもできる。
また、本発明では加圧リングの外周に、クランプ板の心
出し部を設けているので、クランプ板の、記録媒体とス
ペーサの積層体に対する直径方向の作用位置を正確に決
めることができるし、クランプ板の軸方向の作用位置は
加圧リング自体により決められるので、前記クランプ板
を用いる固定構造の信頼性を高めることができる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を第1図〜第5図により説明する
本発明の第1の実施例を第1図に示す。
この第1の実施例では1回転軸12の外周にハブ13が
嵌着されている。また1回転軸12には軸方向の所定位
置に、スナップリング用の止め溝19が形成されている
前記ハブ13には、円板状の記録媒体である磁気ディス
ク14と、スペーサ15とが順次重ねられ、複数個ずう
積層されている。
前記磁気ディスク14とスペーサ15の積層体の最上段
には、クランプ板16が設置されている。
このクランプ板16は、断面”Lj型のシェル形状とな
っており、爪16′により前記積層体を固定するように
形成されている。
前記クランプ板16は、加圧リング17により前記積層
体をハブ13に固定する方向に予圧され、かつ固定され
ている。この加圧リング17には、下半部の外周に、ク
ランプ板16の心出し部18が設けられている。この心
出し部18は、前記積層体楊対して、クランプ板16の
爪16′が円周方向の決められた位置で作用するように
心出し、つまり位置決めするようになっている。
前記加圧リング17は、スナップリングであるCリング
20により、クランプ板16を予圧した状態で固定さて
いる。このCリング2oは、前記回転軸12に形成され
た止め溝19に止着されている。
この第1の実施例の固定構造では、クランプ板16を加
圧リング17で予圧している。そして、この加圧リング
17をCリング2oにより回転軸12の所定位置に固定
している。この構造により、加圧リング17とクランプ
板16とを介して、磁気ディスク14とスペーサ15の
積層体をハブ13に均一な軸力で固定することができる
。したがって、クランプ板をボルトで固定する従来技術
のごとき、軸力の不均一性に起因する磁気ディスクの変
形を解消することができる。
しかも、この第1の実施例では加圧リング17の外周に
心出し部18を設けている。この心出し部18により、
クランプ板16の爪16′が磁気ディスク14とスペー
サ15の積層体上の直径方向の決められた位置に作用す
るように位置決めされる。また、クランプ板16の軸方
向の作用位置は、Cリング20で固定された加圧リング
17自体で決められる。したがって、クランプ板16は
磁気ディスク14とスペーサ15の積層体に対して、直
径方向および軸方向とも作用位置が正確に決められるの
で、クランプ板16による固定構造の信頼性を高めるこ
とができる。
次に、前記加圧リングとCリングとを固定する加圧機械
および加圧治具の一例を、第2図に示す。
この第2図に示す加圧機械では、ラム(図示せず)によ
り操作される加圧治具21を備えている。
この加圧治具21は、加圧リング用の押込部22と、C
リング用の押込部23とを有している。
前記加圧リング用の押込部22は、上面より下面までの
高さHlが、Cリング用の押込部23の上面より下面ま
での高さH2より高く形成されている。
そして、この加圧機械を用いて前記第1の実施例の固定
構造を組み立てるに際しては、回転軸12に予めクラン
プ板16を挿通し、このクランプ板16を磁気ディスク
14とスペーサ15の積層体の最上段に設置し、回転軸
12に加圧リング17、Cリング20の順に嵌合する。
ついで、加圧機械のラムにより加圧治具21を回転軸1
2に沿って下降させ、押込部22により加圧リング17
を、また押込部23によりCリング20を押し込む、こ
の押込動作時、前記押込部22.23の段差により、加
圧リング17がクランプ板16を押し込んで予圧すると
ともに、心出し部18でクランプ板16の直径方向の位
置決めをした後、Cリング20が止め溝19の位置まで
押し込まれ、止め溝19に止着される。
したがって、この加圧機械を用いれば、簡単な設備で、
1ストロークをもって加圧リング17によるクランプ板
16の予圧および位置決め、Cリング20による加圧リ
ング17の加圧およびCリング20の止め溝19への止
着を行うことができ、これらの組立作業を短時間で行う
ことが可能である。
また、固、定構造を分解する場合には、止め溝19から
Cリング20を外すだけで、簡単に行うことができる。
続いて、本発明の第2の実施例を第3図に示す。
この第2の実施例では、リング本体24の外周部に、凸
型に膨出させた爪25を設けた加圧リングを用い、前記
爪25によりクランプ板16を予圧するようにしている
ついで1本発明の第3の実施例を第4図に示す。
この第4の実施例では、断面はぼS字型の加圧リング2
6を用いてクランプ板16を予圧するようにしている。
さらに、本発明の第4の実施例を第5図に示す。
この第4の実施例では、加圧リングが平板状のリング本
体27と、これの底面に取り付けられたリング状の押圧
部材28とを有して構成されている。
そして、前記リング本体27の弾発性を利用して抑圧部
材28によりクランプ板16を予圧するようにしている
なお、前記第2.第3および第4の実施例の他の構成に
ついては、前記第1の実施例と同様であり、作用も同様
である。
また、本発明では加圧リングを固定するスナップリング
には、Cリングに代えてEリングを用いてもよい、そし
て、クランプ板16の形状は図面に示す実施例に限らず
、他の形状のものでもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明の請求項1記載の発明によれば、ク
ランプ板の固定をボルトによらず、クランプ板を加圧リ
ングで予圧し、この加圧リングをスナップリングで回転
軸の所定位置に固定するようにしているので、前記加圧
リングとクランプ板とを介して記録媒体とスペーサの積
層体をハブに、均一な軸力で固定することができる結果
、軸力の不均一に起因する記録媒体の変形を解消し得る
効果を有する外、加圧機械と簡単な加圧治具を用いて単
一のストロークで加圧リングによりクランプ板を予圧し
、かつ加圧リングをスナップリングで固定することがで
き、したがって簡単な設備で、短時間で確実に組み立て
ることができるし、回転軸からスナップリングを取り外
すことにより、加圧リングとクランプ板とを容易に取り
外すことができるので、簡単に分解でき、再組立し得る
効果もある。
また、本発明の請求項2記載の発明によれば、加圧リン
グの外周に、クランプ板の心出し部を設けているので、
クランプ板の、記録媒板とスペーサの積層体に対する直
径方向の作用位置を正確に決めることができるし、クラ
ンプ板の軸方向の作用位置は加圧リング自体により決め
られるので、前記クランプ板を用いる固定構造の信頼性
を高め得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す縦断面図、第2図
は第1の実施例の固定構造を組み立てる設備としての加
圧機械および加圧治具の一例を示す図、第3図、第4図
および第5図はそれぞれ本発明の第2.第3および第4
の実施例を示す縦断面図、第6図、第7図および第8図
はそれぞれ従来技術を示す縦断面図である。 12・・・回転軸、13・・・ハブ、14・・・円板状
の記録媒体である磁気ディスク、15・・・スペーサ、
16・・・クランプ板、17・・・加圧リング、18・
・・心出し部、19・・・止め溝、20・・・スナップ
リングであるCリング、24・・・加圧リングのリング
本体、25・・・爪、26・・・加圧リング、27・・
・加圧リングのす鴻 l ロ 璃 3 記 第 4 記 28  神厨卸 疎 記 目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転軸に密着したハブの外周に、円板状の記録媒体
    とスペーサとを交互に積層し、前記記録媒体とスペーサ
    の積層体を、前記ハブにクランプ板を介して固定する円
    板状の記録媒体の固定構造において、前記回転軸の外周
    に、クランプ板を記録媒体とスペーサの積層体を固定す
    る方法に予圧する加圧リングを嵌合するとともに、前記
    回転軸の外周に、加圧リングを軸方向の所定位置に固定
    するスナップリングを嵌着したことを特徴とする円板状
    の記録媒体の固定構造。 2、前記加圧リングの外周の一部に、クランプ板の心出
    し部を設けたことを特徴とする請求項1記載の円板状の
    記録媒体の固定構造。
JP1029812A 1989-02-10 1989-02-10 記録媒体の積層体 Expired - Lifetime JP2635150B2 (ja)

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Cited By (3)

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