JPH02209Y2 - - Google Patents

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JPH02209Y2
JPH02209Y2 JP533885U JP533885U JPH02209Y2 JP H02209 Y2 JPH02209 Y2 JP H02209Y2 JP 533885 U JP533885 U JP 533885U JP 533885 U JP533885 U JP 533885U JP H02209 Y2 JPH02209 Y2 JP H02209Y2
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JP
Japan
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ball
worm
bell
main shaft
subshaft
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JP533885U
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JPS61121877U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パチンコ玩具において、セーフ玉が
1個入るたびに、ベル音を発するようにしたベル
打装置に関し、簡単な構成で、確実な動作が行わ
れるようにしたものである。
(考案の構成) 本考案の構成は、モーターにより回転駆動され
ると共にウオームを有し且つ復帰ばねにより軸方
向に復帰付勢された軸方向へ移動可能な主軸と、
遠心力の作用により外方へ偏倚自在なベル打体を
有するアームを回動させる副軸と、該ベル打体の
回転円周上に配設されたベルと、セーフ玉の重力
を受ける玉受部と係合爪を有し且つ固定ピンに枢
着された玉受レバーとを具備し、セーフ玉の重力
により該玉受レバーの係合爪を前記ウオームの歯
溝に係合させて主軸を前記復帰ばねに抗して軸方
向へ移動させることによつて該主軸と前記副軸を
増速歯車機構で連結して副軸を高進回転させるよ
うにし、且つ前記ウオームに前記玉受レバーの係
合爪を該ウオームから離脱させる離脱部を設け
て、単純な機械的構成のみによつてベル音を発す
るようにしたものである。
(実施例) 図面は本考案の一実施例を示し、1は、圧縮状
態のコイルばねでなる復帰ばね2により軸方向に
復帰付勢された軸方向へ移動可能な主軸であつ
て、通常は該主軸1の歯車3を中間軸4の歯車5
を介してモーター6の出力軸7の歯車8と噛合さ
せることによつて回転駆動される。主軸1にはウ
オーム9が固設されている。10は、前記主軸1
に歯車機構11を介して連結される副軸であつ
て、通常は該副軸10の歯車12と前記主軸1の
歯車3が遊び歯車13を介して噛合されている。
副軸10の軸端には、ベル打用アーム14の中央
部が固着され、該アーム14の両端には、ベル打
体15が取付けられている。ベル打体15は、金
属製リングよりなつていて、そのリング中央孔1
5aを遠心力の作用により外方へ偏倚自在にアー
ム14のフツク部14aに掛着して構成される。
16は、前記ベル打体15の回転円周上に固定配
置されたベルであつて、ベル打体15の連打によ
つてベル音を発する金属製椀形体で構成される。
17は、装置本体上の固定ピン18に枢着された
玉受レバーであつて、一端部にセーフ玉の重力を
受ける玉受部17aを有すると共に他端部に係合
爪17bを有し、該玉受レバー17の玉受部17
aにセーフ玉の重力がかかることにより該玉受レ
バー17の係合爪17bが前記ウオーム9の歯溝
に係合されて主軸1を復帰ばね2に抗して軸方向
へ移動(第2図に矢印Xで示される)させること
によつて該主軸1を前記歯車機構11から離脱さ
せるものである。なお、該玉受レバー17は、セ
ーフ玉が玉受部17aに作用しない通常時は復帰
ばね19のばね力により係合爪17bをウオーム
9から離脱させている。そして、この歯車機構1
1から離脱された主軸1と副軸10は、主軸1の
大径歯車21を副軸10の小径歯車22に噛合さ
せる増速歯車機構20で連結され、副軸10を高
速回転させるのである。また、前記ウオーム9に
は、前記玉受レバー17の係合爪17bを該ウオ
ーム9から離脱させる離脱部9aが設けられる。
該離脱部9aは、係合爪17bが係合されるウオ
ーム9の最終端歯溝9bを該ウオーム9の回転に
つれて漸次狭く(又は浅く)することによつて形
成される。なお、歯車機構11から離脱された主
軸1は、歯車23,24を介して中間軸4に連結
される。25は、副軸10にウオーム歯車機構2
6を介して連結される伝動軸であつて、副軸10
のウオーム27に伝動軸25のウオームホイール
28が噛合される。29は、前記伝動軸25にウ
オーム歯車機構30を介して連結されて上下動さ
れるラツクであつて、伝動軸25のウオーム31
に噛合させたウオームホイール32がラツク29
に噛合される。33は、前記ラツク29と一体的
に設けられ、装置本体に案内された上下変位によ
つてセーフ玉の増減を標示する標示板であつて、
正面盤34に開口された覗き窓35に第3図に示
すように表出される。なお、標示板33にパチン
コ玉集積絵36を表示したり、該標示板33の一
部33aを表出させる正面盤34の開口窓37に
標示板33の高さに対応して擬製される個数表示
38をしておけば、パチンコゲームをより楽しく
することができる。39は、装置本体上の固定ピ
ン40に枢着されて自身の重量アンバランスによ
り最下位置に復帰自在にすると共に打止表示41
をした打止掲板であつて、上動する標示板33の
上端33aに押上連動されて、該標示板33の最
上位置において正面盤34の開口窓42に打止表
示41が表出される。43は、ウオームホイール
32の軸44に取付けられて正面盤34から突没
自在に突出する操作ボタンであつて、該ボタン4
3を圧縮状態のコイルばねでなる復帰ばね45に
抗して押込むことによりウオームホイール32が
ラツク29から離脱され、標示板33及び打止掲
板39が最下位置に落下しセツトされる。46
は、打止掲示39を最下位置で支持するためのス
トツパーである。なお、標示板33の下限及び上
限位置は、ラツク29の上端29a及び下端29
bにウオームホイール32が係合する位置で設定
され、下限位置では図示しないばね材により上方
へ付勢され、上限位置では自重によつて下方へ付
勢されるラツク29に対しウオームホイール32
は空転される。
上記装置において、正面盤34のハンドル47
を操作することによりモーター6が始動されると
共に図示しない玉打機により玉打が開始され、第
1図に示すように主軸1は歯車8,5,3を介し
てモーター6により回転される。そして、この玉
打操作によつてホール48にパチンコ玉が入らな
いとき、主軸1は、歯車機構11の歯車3,1
3,12を介して副軸10を回転させる。この副
軸10の回転は、ウオーム歯車機構26、伝動軸
35及びウオーム歯車機構30を介してラツク2
9に伝達され、ラツク29を介して標示板33を
漸次下降させセーフ玉貯蔵量を減少表示する。玉
打操作によつて、ホール48に入つたセーフ玉5
0は、セーフ玉の経路49を通つて第2図に示す
ように玉受レバー17の玉受部17a上に導入落
下され、該玉受部17aをセーフ玉50の重力に
より復帰ばね19に抗して下降させる。これによ
り該玉受レバー17の係合爪17bがウオーム9
の歯溝に係合されて主軸1を復帰ばね2に抗して
軸方向(矢印X方向)へ移動させ、該主軸1を歯
車機構11から離脱させると共に増速歯車機構2
0の歯車21,22で主軸1と副軸10を連結さ
せ、副軸10を高速回転させる。この副軸10の
高速回転によつてベル打体15がベル16を連打
し、ベル音を発生させる。この際、主軸1と副軸
10は、遊び歯車を介在しない歯車21,22で
直結され、副軸10は前記とは逆方向に回転され
る。この副軸10の逆回転によつてウオーム歯車
機構26、伝動軸35、ウオーム歯車機構30及
びラツク29を介して標示板33が漸次上昇さ
れ、セーフ玉貯蔵量を増加表示する。ホール48
に多くのパチンコ玉が入り、標示板33が最上位
置の近くまで上昇すると、標示板33の上端33
aが打止掲板39を押上げて正面盤34の開口窓
42に打止表示41を表出させ、この時点で該パ
チンコゲームを打止終了する。再度のパチンコゲ
ームは、操作ボタン43を押込んで、標示板33
及び打止掲板39を最下位置にセツトし直してか
らスタートする。
(考案の効果) 本考案は上記の構成であるから、セーフ玉50
によつて玉受レバー17の係合爪17bが主軸1
のウオーム9の歯溝に係合して主軸1を復帰ばね
2に抗して軸方向へ移動させ、該主軸1と副軸1
0を増速歯車機構20で連結して副軸10を高速
回転させてベル打体15でベル16を連打するこ
とにより、ベル音を確実に発生させることができ
る。しかも、ウオーム9には、玉受レバー17の
係合爪17bを該ウオーム9から離脱させる離脱
部9aが設けられているので、ベル打体15がベ
ル16を連打した後、玉受レバー17の係合爪1
7bがウオーム9から離脱され、復帰ばね2によ
り増速歯車機構20の噛合が解除されることによ
つて、ベル打体15によるベル打動作を確実に停
止させることができる。更に、本考案装置は、単
純な機械的構成のみによつて構成されるので、故
障を少なくでき且つ安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は装置
の概略構成を示す斜視図、第2図は同作動状態を
示す斜視図、第3図は正面盤部分を示す正面図で
ある。 1……主軸、2……復帰ばね、9……ウオー
ム、9a……離脱部、10……副軸、14……ア
ーム、15……ベル打体、16……ベル、17…
…玉受レバー、17a……玉受部、17b……係
合爪、20……増速歯車機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モーターにより回転駆動されると共にウオーム
    を有し且つ復帰ばねにより軸方向に復帰付勢され
    た軸方向へ移動可能な主軸と、遠心力の作用によ
    り外方へ偏倚自在なベル打体を有するアームを回
    動させる副軸と、該ベル打体の回転円周上に配設
    されたベルと、セーフ玉の重力を受ける玉受部と
    係合爪を有し且つ固定ピンに枢着された玉受レバ
    ーとを具備し、セーフ玉の重力により該玉受レバ
    ーの係合爪を前記ウオームの歯溝に係合させて主
    軸を前記復帰ばねに抗して軸方向へ移動させるこ
    とによつて該主軸と前記副軸を増速歯車機構で連
    結して副軸を高速回転させるようにし、且つ前記
    ウオームに、前記玉受レバーの係合爪を該ウオー
    ムから離脱させる離脱部を設けてなるパチンコ玩
    具用セーフ玉ベル打装置。
JP533885U 1985-01-21 1985-01-21 Expired JPH02209Y2 (ja)

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JP533885U JPH02209Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

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JP533885U JPH02209Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

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JPS61121877U JPS61121877U (ja) 1986-07-31
JPH02209Y2 true JPH02209Y2 (ja) 1990-01-05

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