JPH02208668A - 電子写真感光体ドラムの回転方法 - Google Patents

電子写真感光体ドラムの回転方法

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JPH02208668A
JPH02208668A JP1029432A JP2943289A JPH02208668A JP H02208668 A JPH02208668 A JP H02208668A JP 1029432 A JP1029432 A JP 1029432A JP 2943289 A JP2943289 A JP 2943289A JP H02208668 A JPH02208668 A JP H02208668A
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JP
Japan
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image
drum
photosensitive drum
photoconductor
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP1029432A
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English (en)
Inventor
Etsuo Shiozawa
塩沢 悦雄
Keiji Kato
加藤 恵士
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電子写真感光体ドラムの回転方法に関し、特
に粘着転写方式の画像形成に適用するのが好ましい電子
写真感光体ドラムの回転方〈従来の技術〉 従来より、−様帯電された光導電体に、連続調画像を担
う画像信号に基づいて変調された光ビームを照射して静
電潜像を形成し、後は通常の電子写真プロセスにより上
記画像の八−ドコピーを形成するようにした画像記録方
法が公知となっている。
また、連続調画像を階調再現性良く形成できるようにし
た電子写真法が従来より種々提案されている。
例えば本出願人による特公昭49−38172号公報に
は、光導電体上に形成した静電潜像をトナー現像剤によ
ってトナー像に現像した後、このトナー像に粘着(接着
)テープを圧着してトナー像を粘着テープに転写し、次
いでこのテープを最終支持体に接着するようにした、い
わゆる粘着転写方式による電子写真法が開示されている
上記のトナー現像剤は、絶縁性液体中に電荷を持った微
細なトナー粒子を分散してなるものであり、トナー粒子
径が通常0.1〜1.0μmと乾式現像剤のそれよりも
小さいので、連続調画像の記録には有利である。
また、光導電体上に形成されたトナー像を紙等の支持体
に転写する方法としては、コロトロン等を用いて静電的
に転写する方法が広く普及しているが、この転写方法に
あっては、高濃度部と低濃度部の転写効率が悪いという
不具合があるが、これに対し、前述した粘着層にトナー
像を転写させる粘着転写法は、転写効率が画像濃度に係
らず100%近いので、さらに連続調画像の記録には有
利である。
このようなトナー現像剤により現像したトナー像を粘着
テープを使用して転写する粘着転写方式による電子写真
画像形成方法で、モノクロ画像に関する方法は、従来、
第3図に示されるような装置を用いて以下のように行な
われていた。
第3図に示される装置においては、外周面に光導電体1
11が設けられてなる電子写真感光体ドラム(以下、感
光体ドラムとする)110が、一定の速度で矢印入方向
に回転されつつ周囲に配置されたトナー像形成手段12
0によりその外周面にトナー像が形成され、このトナー
像が粘着転写手段139にて粘着面を有する受像シート
101に粘着転写されて、次いで支持シート104と貼
着されて高階調な連続調プリント画像が形成される。
トナー像形成手段120は、感光体ドラム110の回転
方向Aに沿って、帯電器121、露光部122、湿式現
像器123、スクイズローラ129、除電器125、ク
リーニングローラ126、クリーニングブレード127
、イレーザ−128等を備えている。
一方、粘着転写手段139は、公知の手段により矢印B
方向に移動させて、感光体ドラム110外周面の光導電
体111に圧接する位置と、矢印B′方向にB動されて
光導電体111から離間した位置をとりつる中空の転写
ローラ130と、帯状の離型紙(又は離型フィルム)1
02に貼着されており、その面に粘着面を有する透明な
受像シート101を巻回して貯える受像シート供給ロー
ラ131と、受像シート供給ローラ131から送り出さ
れた離型紙(又は離型フィルム)102に貼着されてい
る受像シート101を挟持するニップローラ132A、
132Bと、そのニップローラ132A、132Bによ
り挟持された位置で受像シート101から剥離された離
型紙(又は離型フィルム)102を巻き取る離型紙(又
は離型フィルム)巻き取りローラ133とからなる。
転写ローラ130の下流には支持シート貼着手段として
、支持シート1,04を巻回して貯える支持シート供給
ローラ141と、支持シート供給ローラ141から送り
出された支持シート104と受像シート101とを圧着
する一対の圧着ローラ140A、140Bと、カッタ1
42とが設けられている。
これら圧着ローラ140A、140Bはそれぞれ内部に
例えば熱源H,H,を有して所定温度に加熱されるよう
になっており、図示しない駆動手段により、それぞれ矢
印方向に回転駆動される。
以上のような画像形成装置は次のように作用してプリン
ト画像を形成する。
まず、感光体ドラム110上に画像を記録する際には、
感光体ドラム110が上記のように矢印A方向に一定の
速度で回転することにより、光導電体111は帯電器1
21に対して相対8動し、その際帯電器121によって
一様帯電される。
一様帯電された光導電体111は、露光部122におい
て、画像信号に基づいて変調された光ビーム122bに
て照射され、静電潜像が形成される。
ここで、光ビーム122bは光偏向器!22eに偏向さ
れて、感光体ドラム110の回転方向と略直交する方向
に一次元的に走査(主走査)し、感光体ドラム110が
入方向に回転することにより副走査される光導電体を照
射する。
つまり、光導電体111は2次元的に走査されつつ光ビ
ーム128にて画像信号が担う画像の静電潜像が形成さ
れる。
この静電潜像は、湿式現像器123によりトナー像に現
像される。 この湿式現像器123は、絶縁性液体中に
電荷を持った微細なトナー粒子を分散させてなるトナー
現像剤Fを光導電体111に接触させ、静電引力によっ
てトナー粒子を光導電体111に付着させることにより
、上記静電潜像をトナー現像する。
こうして形成されるトナー像は、強度の高い光ビーム1
22bで照射された部分はどより低濃度となり、前記画
像信号が担う連続調画像の階調が再現されることになる
この現像後、感光体ドラム110はさらに矢印A方向に
回転し、このトナー像は、感光体ドラム110と逆方向
の矢印B方向に回転するスクイズローラ129により乾
燥される。
一方受像シート101は、受像シート供給ローラ131
から帯状の離型紙(又は離型フィルム)102に貼着さ
れた状態で送り出され、ニップローラ132A、132
Bにより挟持された位置で離型紙(又は離型フィルム)
102と剥離される。
離型紙(又は離型フィルム)102が剥離された受像シ
ート101は粘着面を外側にして前記転写ローラ130
に懸架され、一方、剥された離型紙(又は離型フィルム
)102は離型紙(又は離型フィルム)巻き取りローラ
133により巻き取られる。
前述の光導電体111上のトナー現像された部分が、転
写ローラ130に対向する位置の直前まで送られて来た
ことが公知の手段によって検出あるいは判別されると、
それまで感光体ドラム110から離されていた転写ロー
ラ130は、位置P、で感光体ドラム110に押圧する
ようにB方向に移動する。
このように転写ローラ130が移動して感光体ドラム1
10に押圧されることにより、転写ローラ130は感光
体ドラム110に従動回転し、そこに懸架されていた受
像シート101はその粘着面側が感光体ドラム110外
周面に押し当てられ、感光体ドラム110外局面にあっ
たトナ、−像が受像シート101の粘着面に粘着転写さ
れる。
その後、転写ローラ130はB′方向に移動して感光体
ドラム110と離れる。
感光体ドラム110外周面上のトナー像を粘着転写した
受像シート101は、加熱されている圧潰ローラ140
A、140B間に送られ、受像シート101と支持シー
ト供給ローラ141から送り出された支持シート104
とが貼着される。
次いで、貼着された受像シート101と支持シート10
4とがカッタ142により所定長に切断され、前述のよ
うな高階調の連続調プリント画像が形成される。
このようなトナー現像剤Fにより現像したトナー像を粘
着テープを使用して転写する画像形成方法であって、カ
ラー画像に関する方法は基本的にはモノクロ画像の場合
と同様であり、3色または4色のカラー画像信号各々に
基づぎ前述のようにして光導体上に静電潜像を形成し、
各静電潜像を形成する毎にそれを画像信号に対応した個
別の色のカラートナー像に現像する。
そしてこれらの相異なる色のカラートナー像を順次1枚
の受像シート紙上に位置を揃えて転写し、支持シートに
貼着させるか、あるいは各色のカラートナー像を各々別
の受像シートに粘着転写し、こうして得られた、それぞ
れ異なる色のカラートナー像を担持する3枚または4枚
の透明受像シートを支持シートに貼着積層することによ
り、多層構成の高階調な連続調カラープリント画像が形
成される。
なお、上記いずれの画像形成方法においてもトナー像の
粘着転写後、感光体ドラム110外周面の光導電体11
1は除電器125によって除電されクリーニングローラ
126およびクリーニングプレート127によってクリ
ーニングされ、さらに、消去ランプ等のイレーザ−12
8により残留潜像が消去され、次回のトナー像の形成に
利用されつる状態となる。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような装置においては、感光体ドラム110は前述
のように露光の副走査として、所定の方向、図示例では
矢印入方向に一定の速度にて回転される。
このような感光体ドラムの回転駆動源としては、一般的
にACモータ、パルスモータ等の高精度モータが用いら
れている。
しかしながら、このような画像形成方法において、高画
質な連続調の高階調画像を得るためには、常に感光体ド
ラム110のワウフラッタ−を0.1%以下にする必要
があり、さらなる精度の向上が求められている。
つまり、光導電体111への静電潜像の形成は、前述の
ように光偏向器122eにて偏向されて感光体ドラム1
10の回転方向と略直交する方向に一次元的に主走査す
る光ビーム122bを、感光体ドラム110が所定の方
向に回転されることにより副走査される光導電体111
に照射して2次元的に行なう。
従って、副走査としての感光体ドラム110の回転速度
にムラがあると、感光体ドラム110の回転方向と略直
交する方向に形成される光導電体111上の走査線の間
隔が一定でなくなり、ムラのある静電潜像となってしま
う。
そのため、湿式現像器123にて得られるトナー像もム
ラのあるものとなり、最終的に受像シート101に転写
すると、得られた画像にムラが生じ、また走査方向にス
ジが入ったような画像となってしまう。
特に前述のような液体のトナー現像剤Fを用いた粘着転
写方式の画像形成においては、連続調の高階調画像の形
成が可能であるので、スジ、画像のムラ等、感光体ドラ
ムの回転ムラに起因する画質の劣化が顕著に現れ、大き
な問題となっている。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決すること
にあり、副走査としての感光体ドラムの回転の回転、速
度ムラを・、ワウフラッタ−0,1%以下と非常に小さ
くでき、特に粘着転写方式の電子写真式画像形成方法に
おいて、ムラがなく高画質な連続調の高階調画像を得る
ことができる電子写真感光体ドラムの回転方法を提供す
ることにある。
<a!!Iを解決するための手段〉 前記目的を達成するために、本発明は、電子写真光導電
体を外周面に配した電子写真感光体ドラムを所定方向に
回転する方法であって、駆動源としてフラットモータを
用いて、サーボ機構により前記電子写真感光体ドラムの
前記回転速度を制御することを特徴とする電子写真感光
体ドラムの回転方法提供する。
特に本発明は、光導電体に形成された静電潜像を絶縁性
液体中に電荷を持った微細なトナー粒子を分散させてな
るトナー現像剤にてトナー像に現像し、このトナー像を
支持体上に設けられた粘着層に転写する粘着転写方式に
適用されるのが好ましい。
〈発明の作用〉 本発明の電子写真感光体ドラムの回転方法は、特に高画
質な連続調の高階調画像を得ることができる粘着転写方
式の画像形成において、副走査である電子写真感光体ド
ラム回転の回転駆動源として高精度なフラットモータを
用い、さらにサーボ機構を用いてこの電子写真回転体ド
ラムの回転を制御する。
そのため、本発明によれば、ワウフラッタ−0,1%以
下と、回転速度ムラの小さい、非常に高い精度で電子写
真感光体ドラムを回転させることが可能で、感光体ドラ
ムの回転方向と略直交して形成されるレーザー光による
走査線の間隔を一定なものとすることができる。
従って、ムラのない良好な静電潜像、トナー像を形成す
るこが可能で、このトナー像を粘着層に転写した際にも
、全面に亘って均一な、ムラの無い、非常に高画質な連
続調の高階調画像を得ることができる。
また、駆動源としてフラットそ一夕を用いるため、電子
写真感光体ドラムの駆動系を小型にすることができ、さ
らに駆動音も小さなものとすることができる。
〈実施態様〉 以下、本発明に係る電子写真感光体ドラムの回転方法に
ついて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に
説明する。
第1図に、本発明の回転方法が適用された電子写真感光
体ドラム(以下、感光体ドラムとする)の好適な一実施
例の概略図が示される。
第1図に示される感光体ドラム10は、外周面に光導電
体11が配されてなるものであり、中心部を貫通して支
軸12が端面10aおよび10bに支軸12が固定され
る。
このような回転体ドラム10の端面10aおよび10b
の外側には、支持板13および14(または、感光体ド
ラム10を収納するハウジング)が配される。 この支
持板13および14は、軸受15および16を介して支
軸12を支持することにより回転体ドラム10を回転自
在に支持する。
支持板13の外側には、感光体ドラム10を一定の速度
で、所定の方向に回転させるための駆動部70が配置さ
れる。
駆動部70は、基本的にハウジング71内に配置される
感光体ドラムIOの駆動源としてのフラットモータ72
と、ハラジングツ1外部に支軸12と連結されて配置さ
れるロータリーエンコーダ73と、フラットモータ72
の制御回路74および駆動回路75を有するものであり
、ロータリーエンコーダ73、制御回路74および駆動
回路75からなるサーボ機構にて感光体ドラム10の回
転速度を制御する。
本発明の回転方法においては、駆動源としてフラットモ
ータフ2を用いる。
フラットそ一タ(ブラシレスそ一タ)は、永久磁石を回
転子に、コイル(巻線)を固定子に配置したもので、通
常のモータの有するブラシを排除した信頼性の高いモー
タである。
図示例のフラットモータ72は、支持板13に固定され
るステータ(コイル基板)72aと、ステータ72aに
放射状に配置される複数のコイル72bと、コイル72
bに対向するマグネット72cが放射状に配置される、
回転自在なマグネットロータ72dとを有するものであ
る。
また、図示例においては、マグネットロータ72dが固
定部材72eを介して支軸12に固定されており、駆動
回路75からの駆動信号を受けて感光体ドラム10を一
定の速度にて所定の方向に回転させる。
本発明に適用されるフラットモータ72は、その回転精
度はより高いものが好ましいのは勿論のことであるが、
トルクリップル率が1.0%以下であるものが好ましい
本発明において、このようなフラットモータ72として
は各種のものが適用可能であるが、特開昭63−157
659号公報に開示されるフラットモータなどが好適に
適用される。
このフラットモータは、基本的にm層の駆動コイル素子
を円弧範囲内で等間隔に配置したものを1単位とし、こ
の各単位のものを環状に配列してなるn単位のステータ
駆動コイルと、前記ステータ側に回転自在に支持され、
前記駆動コイルに対向する駆動マグネットを有するロー
タと、前記各単位毎に、各単位内の各駆動コイル素子に
接続され、各単位内の各駆動コイル素子を交互に切替え
駆動するn個の駆動回路とを備え、前記各単位の駆動コ
イルの切替角を、基準となる単位コイルから、θ・(1
80・に)/(トN)f(電気角)(但し、コイル素子
の通電が両方向のとき、ト1、片方向のときに・2であ
ること)とするとき、順次θ−1,θ・2.・・・θx
 (n−1)ずらしたものである。
このフラット千−夕は、上記の構成を有することこより
、各駆動コイル素子に生じる逆起電力がずれている(例
えば、3層4単位の場合で電気角で15度)、 そのた
めトルク曲線の周期が小さくなり、トルクリップル率が
小さな高精度なものとなる。
このようなフラットモータ72から駆動力を伝達される
支軸12には、カップリング76を介してロータリーエ
ンコーダ73が連結される。
ロータリーエンコーダフ3は、回転軸12の回転より感
光体ドラム10の回転速度に応じたパルス信号を発生す
るものであり、このパルス信号は制御回路74に送られ
る。
ロータリーエンコーダ73からのパルス信号を受けた制
御回路74は、このパルス信号より感光体ドラム10の
回転速度ズレを検出し、それに応じた制御信号を駆動回
路75に送る。
駆動回路75ではこの制御信号を受け、これに応じた駆
動信号をフラットモータ72に送り、フラットモータ7
2にて感光体ドラム10を所定の速度にて正確に回転さ
せる。
本発明の感光体ドラムの回転方法においては、感光体ド
ラム10の回転に上記のようなフラットモータフ2を用
い、さらにサーボ機構にて制御することにより、感光体
ドラム10の回転精度が、ワウフラッタ−0,1%以下
と非常に高いものとなり、走査線の間隔が等しい、ムラ
のない静電潜像が形成でき、従って、全面に亘って均一
な、高画質の連続調の高階調画像を得ることができる。
しかも、駆動源としてフラットモータ72を用いること
により、駆動部70全体を小型化することができ、さら
に感光体ドラム10の回転音を静かなものとすることが
できる。
第2図に、前記の感光体ドラム10を用いた、粘着転写
方式の電子写真プリンターの一実施例が示される。
第2図に示される電子写真プリンターは、前述の第3図
に示される装置と基本的には同様であり、感光体ドラム
10の周囲に、トナー画像形成手段20と、粘着転写手
段39とが配置されるものである。
粘着転写手段39は前述の装置と同様、公知の方法にて
矢印B、B’方向に移動可能な転写ローラ30と、粘着
面を有する透明な受像シート1を巻回して貯える受像シ
ート供給ローラ31と、離型紙(又は離型フィルム)2
に貼着されている受像シート1を挟持するニップローラ
32A、32Bと、剥離された離型紙(又は離型フィル
ム)2を巻き取る離型紙(又は離型フィルム)巻き取り
ローラ33とを有する。
また、転写ローラ30の下流には、支持シート4を巻回
して貯える支持シート供給ローラ41と、支持シート4
と受像シート1とを圧着する一対の圧着ローラ40A、
40Bと、カッタ42とが設けられる。 また、圧着ロ
ーラ40A、40Bはそれぞれ内部に熱源H1H1を有
する。
トナー像形成手段20も、基本的には前述の装置と同様
であり、感光ドラム10の周りに帯電器21、露光部2
2、所定のトナー現像剤Fを充填された4色の湿式現像
器23Y。
23M、23C,23Bのうちの1つの湿式現像器、ス
クイズローラ29a5 ドライヤー24、除電器25、
クリーニング手段26、イレーザ−28が設けられる。
第2図に示される例において、露光部22は、前記従来
の装置と同様、画像信号に基ついて変調された光ビーム
を、光偏向器22eにて偏向して、感光体ドラム10の
回転方向と略直交する方向に一次元方向に主走査し、感
光体ドラム10が矢印A方向に回転することにより副走
査される光導電体11に照射するためのもので、例えば
半導体レーザ、He−Neレーザ等からなるレーザ光源
22aと、このレーザ光源22aから射出された光ビー
ム(レーザビーム)22bを強度変調する例えばAOM
 (音響光学光変調器)等の光変調器22cと、変調さ
れた光ビーム22bを反射偏向して、感光体ドラム10
上においてその回転方向(矢印A方向)と略直角な方向
に走査(主走査)させるポリゴンミラー等の光偏向器2
2eと、光ビーム22bを感光体ドラム10上において
均一なビーム径に集束させるfθレンズからなる走査レ
ンズ22fとを備えている。
また、光変調器22cには、画像信号供給器61から補
正テーブル62、D/A変換器63を介して受けた画像
信号Sに基ぎ光変調器22cを駆動する変調回路22d
が接続される。
湿式現像器23にて現像したトナー像の乾燥手段は、感
光体ドラム10の外周面と所定の距離で配置され、感光
体ドラム10と逆方向に回転するスクイズローラ29a
と、このスクイズローラ29aに押圧され、スクイズロ
ーラ29aに付着した絶縁性液体とかきとるブレード2
9bと、スクイズローラ29aおよび感光体ドラム10
の表面を乾燥するためのドライヤー24とからなる。
第2図に示される例においては、感光体ドラム10の回
転方向の除電器25後方に設けられるクリーニング手段
26は、洗浄液CLを含浸する柔軟性基体26aと、柔
軟性基体26aを感光体ドラム10に押圧し、かつ柔軟
性基体26aに洗浄液CLを含浸するための抑圧ローラ
26bと、未使用の柔軟性基体26aを供給する第10
−ラ26cと、使用済の柔軟性基体26aを巻回する第
20−ラ26dと、テンションローラ26eと、清浄化
された感光体ドラム10の表面を乾燥させるドライヤ2
8fとを有する。
このクリーニング手段26は、柔軟性基体26aを回転
体ドラム10と逆方向に、クリーニングに適切な速度に
て移動させ、感光体ドラム10の表面を清浄化するもの
である。
また、感光体ドラム10の残留潜像は、消去ランプ等の
イレーザ−28にて消去される。
以下、第2図に示される電子写真プリンターにて画像形
成する際の作用を説明する。
第2図に示される装置において、感光体ドラム10が矢
印A方向に回転を開始し、また、連続調画像を担うデジ
タルの画像信号Sdが画像信号供給器61から補正テー
ブル62を通してD/A変換器63に送られ、該D/A
変換器63によってアナログ化された画像信号Sがの変
調回路22dに送られる。
変調回路22dは画像信号Sに基づいて光変調器22c
を駆動し、それにより光ビーム22bが画像信号Sに対
応して強度変調される。
一方、感光体ドラム10が矢印A方向に回転することに
より、光導電体11は帯電器21に対して相対移動し、
その際帯電器21によって一様帯電される。
一様帯電された光導電体11には、レーザ光源22aか
ら射出され光偏向器22eによって偏向された光ビーム
22bが照射される。
この光ビーム22bは上記光偏向器22eにより光導電
体11上を、感光体ドラム10の回転方向と略直交する
方向に1次元的に走査しく主走査)、また感光体ドラム
10がA方向に回転されることにより光ビーム22bの
副走査がなされ、結局光導電体11は光ビーム22bに
よって2次元的に走査され、光導電体11上に画像信号
Sが担う画像の静電潜像が形成される。
ここで、図示例の電子写真プリンターの回転体ドラム1
0は、前述の本発明の回転方法を適用するため回転精度
がワウフラッタ−0,1%以下と高く、一定の走査線巾
にて、ムラの無い良好な静電画像が形成される。
次いで、この静電潜像は、湿式現像器23により湿式現
像される。
湿式現像器23では、前述のような絶縁性液体中に微細
なトナー粒子を分散してなるトナー現像剤Fを、感光体
ドラム10外周面に接触させ、静電引力によりこのトナ
ー粒子を光導電体11に吸着させることにより上記の静
電潜像をトナー現像し、感光体ドラム10外周面にトナ
ー像を形成する。
次いで、このトナー像は、感光体ドラム10のとは逆方
向の、矢印B方向に回転するスクイズローラ29aにて
絶縁性液体がスクイズされて乾燥され、ドライヤー24
にてさらに高度に乾燥される。 なお、スクイズローラ
29aに付着した絶縁性液体は、ブレード29bにてか
きとられる。
乾燥手段50にて高度に乾燥されたトナー像は、位置P
Iにまで回転移動される。
一方、受像シート1は、受像シート供給ローラ31から
帯状の離型紙(又は離型フィルム)2に貼着された状態
で送り出され、ニップローラ32A、32Bにより挟持
された位置で離型紙(又は離型フィルム)2と剥離され
る。
離型紙(又は離型フィルム)2が剥離された受像シート
1は、粘着面を外側にして前記転写ローラ30に懸架さ
れ、一方、剥された離型紙(又は離型フィルム)2は離
型紙(又は離型フィルム)巻き取りローラ33により巻
き取られる。
前述の光導電体1上のトナー現像された部分が、転写ロ
ーラ30に対向する位置P+の直前まで送られて来たこ
とが公知の手段によって検出あるいは判別されると、そ
れまで感光体・ドラム10から離されていた転写ローラ
30は、位置P、で感光体ドラム10に押圧するように
B方向に移動する。
このように転写ローラ30が移動じて感光体ドラム10
に押圧されることにより、転写ローラ30は感光体ドラ
ム10に従動回転し、そこに懸架されていた受像シート
1はその粘着面側が感光体ドラム10外局面に押し当て
られ、感光体ドラム10外周面にあったトナー像が受像
シート1の粘着面に粘着転写される。
第2図に示される装置においては、前述のように、静電
潜像が一定間隔の走査線にて形成されたムラのない良好
なものであるので、受像シート1に転写されたトナー像
もスジ、ムラ等のない全面に亘って均一な、良好な連続
調の高階調画像である。
その後、転写ローラ30はB′方向に移動して感光体ド
ラム10と離れる。
感光体ドラム10外周面上のトナー像を粘着転写した受
像シート1は、加熱されている圧着ローラ40A、40
B間に送られ、受像シート1と支持シート供給ローラ4
1から送り出された支持シート4とが貼着される。
次いで、貼着された受像シート1と支持シート4とがカ
ッタ42により所定の長さに切断され、高画質な高階調
の連続調プリント画像が形成される。
一方、トナー像形成手段20においては、トナー像の粘
着転写後は、従来例と同様に、光導電体11は除電器2
5によって除電され、クリーニング手段26によってそ
の表面を清浄化され、次いで、イレーザ−28にて光導
電体11の残留潜像が消去され、°次回の画像記録に利
用されうる状態となる。
なお、カラー画像形成の場合には、例えばY(イエロー
)、M(マゼンタ)、C(シアン)の3種、あるいはこ
れにB(ブラック)を加えた4 flに対応するトナー
現像剤Fを充填された湿式現像器23を用い、上記のプ
ロセスのうち帯電−露光一現像一転写を順次行ない、Y
、M、C%Bのトナー画像が転写された受像シートを同
一の支持シートに順次貼着することによりカラー画像を
形成することができる。
以上、本発明の感光体ドラムの回転方法について、添付
の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨
を変更しない範囲において、種々の改良や、変更を行な
っても良いのは勿論のことである。
〈発明の効果〉 本発明の電子写真感光体ドラムの回転方法は、副走査で
ある電子写真感光体ドラム回転の回転駆動源として高精
度なフラットモータを用い、さらにサーボ機構を用いて
電子写真回転体ドラムの回転を制御する。
そのため、本発明によれば、電子写真感光体ドラムを、
ワウフラッタ−0,1%以下と、回転速度ムラを小さく
抑えて非常に高い精度で回転させることが可能で、感光
体ドラムの回転方向と略直交して形成される走査線の間
隔を一定なものとすることができる。
従って、ムラのない良好な静電潜像、トナー像を形成す
るこが可能で、特にこのような電子写真感光体ドラムの
回転ムラに起因する静電潜像のムラが大きな問題となる
粘着転写方式の画像形成方法において、形成されたトナ
ー像を粘着層に転写した際にも、スジ、ムラのない、全
面に亘って均一な、非常に高画質な連続調の階調画像を
得ることができる。
また、駆動源としてフラットモータを用いるため、電子
写真感光体ドラムの駆動系を小型にすることができ、さ
らに駆動音も小さなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の電子写真感光体ドラムの回転方法を
適用した電子写真感光体ドラムの概略図である。 第2図は、第1図に示される電子写真感光体ドラムを適
用した電子写真プリンターの一例の概略図である。 第3図は、従来の電子写真感光体ドラムの回転方法と適
用した電子写真プリンターの装置例の概略図である。 符号の説明 1.101・・・受像シート、 2.102・・・離型紙(または離型フィルム)4.1
04・・・支持シート、 10.110・・・感光ドラム、 10a、10b・・・端面、 1里、111・・・光導電体、 12・・・支軸、 13.14・・・支持板、 15.16・・・軸受、 20.120・・・トナー像形成手段、21.121・
・・帯電器、 22.122・・・露光部、 22a・・・レーザー光源、 22b、122b・・・光ビーム、 22c・・・光変調器、 22d・・・変調回路、 22e、122e・・・光偏向器、 22f・・・走査レンズ、 23.123・・・湿式現像器、 24.26f・・・ドライヤー 25.125・・・除を器、 26・・・クリーニング手段、 28a・・・柔軟性基体、 26b・・・押圧ローラ、 26c・・・第10−ラ、 28d・・・第20−ラ、 26e・・・テンシ日ンローラ、 28.128・・◆イレーザー 29a、129・・・スクイズローラ、29b・・・ブ
レード、 30.130・・・転写ローラ、 31.131・・・受像シート供給ローラ、32A、3
2B、132A、132B・・・ニップローラ、 33.133・・・巻き取りローラ、 39.139・・・粘着転写手段 40A、   40B、   14OA、   !  
4 0  B  −・・圧着ローラ、 41.141・・・支持シート供給ローラ、42.14
2・・・カッタ、 フO・・・駆動部、 71・・・ハウジング、 72・・・フラットモータ、 72a・・・ステータ、 72b・・・コイル、 72c・・・マグネット、 フ2d・・・マグネットロータ、 72e・・・固定部材、 73・・・エンコーダ、 74・・・制御回路、 75・・・駆動回路、 76・・・カップリング、 126・・・クリーニングローラ、 127・・・クリーニングブレード、 F・・・トナー現像剤、 Hl、H2・・・熱源、 CL・・・洗浄液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子写真光導電体を外周面に配した電子写真感光
    体ドラムを所定方向に回転する方法であって、 駆動源としてフラットモータを用いて、サーボ機構によ
    り前記電子写真感光体ドラムの前記回転速度を制御する
    ことを特徴とする電子写真感光体ドラムの回転方法。
JP1029432A 1989-02-08 1989-02-08 電子写真感光体ドラムの回転方法 Pending JPH02208668A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04235573A (ja) * 1991-01-11 1992-08-24 Japan Servo Co Ltd レーザービームプリンタの転写ドラムの駆動方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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