JPH01251068A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH01251068A
JPH01251068A JP7891888A JP7891888A JPH01251068A JP H01251068 A JPH01251068 A JP H01251068A JP 7891888 A JP7891888 A JP 7891888A JP 7891888 A JP7891888 A JP 7891888A JP H01251068 A JPH01251068 A JP H01251068A
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JP
Japan
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photosensitive drum
image
transfer
toner image
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP7891888A
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English (en)
Inventor
Etsuo Shiozawa
塩沢 悦雄
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電子写真法や静電記録法によって得られた静
電潜像を現像してトナー像を得、該トナー像を受像シー
トに転写する転写装置に関する。
〈従来技術およびその問題点〉 従来より、−様帯電された光導電体に、連続調画像を担
う画像信号に基づいて変調された光ビームを照射して静
電潜像を形成し、後は通常の電子写真プロセスにより上
記画像のハードコピーを形成するようにした画像記録方
法が公知となっている。
また、連続調画像を階調再現性良く記録できるようにし
た電子写真法が従来より種々提案されている。 例えば
本出願人による特公昭49−38172号には、光導電
体上に形成した静電潜像を液体現像剤(現像液)によっ
てトナー像に現像した後、このトナー像に粘着(接着)
テープを圧着してトナー像を剥がし取り、次いでこのテ
ープを最終支持体に接着するようにした電子写真法が開
示されている。
上記の現像液は、絶縁性液体中に電荷を持った微細なト
ナー粒子を分散してなるものであり、トナー粒子径が通
常0,1〜1.0μmと乾式現像剤のそれよりも小さい
ので、連続調画像の記録には有利である。
光導電体上に形成されたトナー像を紙等の支持体に転写
する方法としては、コロトロンを用いて静電的に転写す
る方法が広く普及しているが、この転写方法にあっては
、高濃度部と低濃度部の転写効率が悪いという不具合が
ある。
これに対し、前述した粘着層にトナー像を転写させるい
わゆる粘着転写法は、転写効率が画像濃度に係らず10
0%近いので、これも連続調画像の記録には有利である
一方、電子写真法によりカラー画像を記録する°方法も
従来から種々提案されている。 このカラー画像記録方
法は基本的に、3色または4色のカラー画像信号に各々
に基づき前述のようにして光導電体上に静電潜像を形成
し、各静’2it潜像を形成する毎にそれを画像信号に
対応した個別の色のカラートナー像に現像し、これらの
相異なる色のカラートナー像を順次1枚の転写紙上に位
置を揃えて転写するというものである。
このようなカラー画像記録方法において前述の湿式現像
法および粘着転写法を適用すれば、階調再現性に優れた
カラーの連続調画像を記録できることになる。 即ち、
湿式現像によって得た相異なる色のカラートナー像を、
光導電体に押し当てた粘着受像シートに移し取るように
し、この操作を1枚の受像シートについて3回あるいは
4回、つまりカラートナー像の数だけ行なえば、受像シ
ート上にカラー画像を記録することができる。
また、前述の湿式現像法により得られたカラートナー像
を各色毎に別々の透明受像シートに粘着転写し、こうし
て得られた、それぞれ異なる色のカラートナー像を担持
する3枚または4枚の透明受像シートをそれぞれの粘着
層を介して粘着積層するようにしたカラー画像記録方法
も開示されている(特願昭62−73750号)。
これらの方法において、トナー像の形成およびそのトナ
ー像の受像シートへの粘着転写を行なう従来の装置を第
3図に基づいて説明する。
第3図に示す装置において、外周面2aに光導電体11
1が設けられてなる感光ドラム2は、高トルクモータフ
により矢印A方向に回転されつつ、外周面2aに沿って
対面配置されたトナー像形成手段120により、その外
周面2aにトナー像が形成される。 このトナー像形成
手段120は、感光ドラム2の回転方向Aに沿って配置
された、帯電器121、露光部122、現像器123、
乾燥手段124、除電器125、クリーニングローラ1
26、クリーニングブレード127等を備えており、帯
電器121により一様帯電された光導電体111は、感
光ドラム2の回転(副走査)および露光部122におけ
る光ビーム122bの偏向、照射(主走査)によって該
光ビーム122bにより2次元的に走査されて静電潜像
が形成され、次いで、この静電潜像が現像器123によ
り湿式現像されてトナー像が得られ、その後、トナー像
はドライヤーのような乾燥手段124により乾燥される
一方、転写ドラム8は、矢印B1方向に穆勤して、感光
ドラム外周面の光導電体111に圧接する位置と、B2
方向にB勤して該光導電体111から離間した位置とを
とりつるものであり、後述する受像シート供給手段13
0により供給された受像シート101が、その粘看面を
外側(感光ドラム2の外周面側)にして転写ドラム8に
巻き付けられる。 なお、受像シート供給手段130は
、帯状の離型紙あるいは離型フィルム102がその粘着
面に貼着されている透明な受像シート101を巻回して
貯える受像シート供給ローラ】31と、受像シート供給
ローラ131から送り出された離型紙あるいは雛型フィ
ルム付の受像シート101を挾持するニップローラ13
2A、132Bと、そのニップローラ132A、132
Bにより挾持された位置で受像シート101から剥離さ
れた離型紙あるいは離型フィルム102を巻き取る巻き
取りローラ133とからなる。
前述の光導電体111上のトナー現像された部分が、転
写ドラム8に対面する位置の直前まで送られて来たこと
が検出あるいは判別されると、それまで感光ドラム2か
ら離脱していた転写ドラム8 CM型紙あるいは離型フ
ィルム102が剥離済の受像シート101が巻き付けら
れている)は、位MP1で感光ドラム2に押圧するよう
に81方向に移動する。 このように転写ドラム8が移
動し、感光ドラム2に圧接することにより転写ドラム8
は感光ドラム2に従動回転し、その外周面8aに巻き付
けられていた受像シート101は、その粘着面側が光導
電体111に連続的に押し当てられてゆく。
このようにして、光導電体111上に形成されていたト
ナー像が受像シート101の粘着面に粘着転写される。
転写が完了すると、転写ドラムはB2方向に穆勤して感
光ドラム2から離脱する。
その後、トナー像転写済の受像シート101は、圧着ロ
ーラ140A、140B間において、支持シート供給ロ
ーラ141から送り出される支持シート104と貼り合
され、さらにカッタ142により切断される。
ところで、上述したような粘着転写においては、感光ド
ラム2の回転ムラが生じると、露光部122における副
走査速度の変動や、現像時間が不均一となることにより
、得られるトナー像にムラが生じる。
この点に関し、上述した従来の粘着転写装置では、感光
ドラム2を回転させる駆動源に由来する次のような欠点
がある。 即ち、感光ドラムはモータ7により駆動回転
され、転写ドラムは自由回転するものであるが、トナー
像の転写時には前述したように受像シート101が巻き
付けられた転写ドラムを感光ドラム2に圧接し、感光ド
ラム2の回転力を転写ドラムに伝達して、両ドラムを同
時に回転させている。
Plの位置において、感光ドラム2と受像シート101
とがすべりを生じないためには、シート供給ローラ13
1から受像シート101を引き出すのに必要な力に等し
い受像シート101の張力等に抗した相当大きな力で、
感光ドラム2と転写ドラムとを圧着させねばならず、よ
って、この大きな圧着力に抗して両ドラムを回転させる
ために、感光ドラム2の駆動源には、高トルクモータフ
を用いる必要があった。
しかるに、現存する高トルクモータ(例えば、インダク
ションモータ、パルスモータ)は、高トルクを出力する
ことを主目的としているがゆえに、いずれも回転精度が
比較的悪く(ワウフラッタ−1%以上)、このためトナ
ー像形成時に感光ドラム2の回転ムラが生じ、上記欠点
が生じていた。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、ト
ナー像の転写時には高トルクを確保しつつ、トナー像の
形成時に感光ドラムの回転精度を高め、得られる画像の
適正化を図ることができる転写装置を提供することにあ
る。
〈発明の構成〉 本発明は、高精度モータと高トルクモータの2つのモー
タを用い、トナー像の形成時には高精度モータにより感
光ドラムを回転させ、トナー像の転写時には高トルクモ
ータにより感光ドラムおよび転写ドラムを回転させるこ
とによって上記目的を達成するものである。
即ち、本発明の転写装置は、外周面にトナー像を形成し
うる感光ドラムと、 受像シートが巻回され、前記感光ドラムに圧接、離脱す
るよう該感光ドラムに対して相対的に移動可能な転写ド
ラムと、 前記感光ドラムの回転軸に連結された高精度モータと、 前記感光ドラムの回転軸にクラッチを介して連結された
高トルクモータとを有する転写装置であって、 トナー像を形成するときは前記転写ドラムを前記感光ド
ラムから離脱させるとともに、前記クラッチを切って前
記高精度モータにより前記感光ドラムを回転させ、トナ
ー像を前記受像シートに転写するときは前記転写ドラム
を前記感光ドラムに圧接するとともに、前記クラッチを
つないで前記高トルクモータにより両ドラムを回転させ
るよう構成したことを特徴とするものである。
前記高精度モータの回転精度は、ワウフラッタ−で0.
1%以下であるのが好ましい。
また、前記高トルクモータの最大トルクは、10Kg−
cm以上であるのが好ましい。
本発明でいうトナー像を形成するときとは、前記感光ド
ラムの外周面を露光して静電潜像を形成し、次いでこの
静電潜像を現像液により湿式現像した後乾燥してトナー
像を前記感光ドラムの外周面に得るまでの全工程、すな
わち、露光から転写直前までの全工程をいうものである
以下、本発明の転写装置を添付図面に示す好適実施例に
ついて詳細に説明する。
第1図は、本発明の転写装置1の構成例を示す斜視図で
ある。 同図に示すように、転写装置1は、感光ドラム
2を有し、感光ドラム2の外周面2aには光導電体11
1が設けられ、後述するようにして静電潜像が形成され
、さらに該静電潜像に対し現像を行ってトナー像が形成
される。
感光ドラム2は回転軸3を有し、該回転軸3の一端部に
は、高精度モータ4の回転子が連結され、さらにその高
精度モータ4の回転数を一定に保つように制御するため
のロータリーエンコーダ5が装着されている。 この高
精度モータ4は、比較的低トルクではあるが、その回転
精度が高いという特徴を有するものであり、例えば、A
C又はDCサーボモータ、シンクロナスモータ等を挙げ
ることができる。
本発明においては、回転精度がワウフラッタ−で0.1
%以下である高精度モータを用いるのが好ましい。 そ
の理由は、ワウフラッタ−が0.1%を超える回転精度
であると、画像上に走査ムラが発生するからである。
一方、感光ドラムの回転軸3の他端部には、クラッチ6
を介して高トルクモータフの回転子が連結されている。
この高トルクモータ7は、高精度モータ4に比べて回転
精度は劣るが、出力トルクが大きいという特徴を有する
ものであり、例えばインダクションモータ、パルスモー
タ、DCモータ等を挙げることができる。
本発明において、特に粘着転写方式を採用する場合には
、最大トルクが10に3−cm以上である高トルクモー
タを用いるのが好ましい。 その理由は、最大トルクが
lOKg−cff1未満であると、転写時の負荷がモー
タトルク以上となり駆動が停止されるからである。
クラッチ6はトナー像形成時に高精度モータ4の回転力
を高トルクモータフの回転子に伝達しないためのもので
ある。 即ち、このクラッチ6がないと(高トルクモー
タ7と回転@3が直結)、高精度モータ4で感光ドラム
を回転させるとき、負荷の大きい高トルクモータ7の回
転子をも同時に回転させることとなり、回転精度が低下
するからである。 なお、高トルクモータフで感光ドラ
ム2を回転させるときは、高トルクであるがゆえに、負
荷の小さい高精度モータ4の回転子を同時に回転させて
もトルクの減少がほとんどなく、実質的な影響はない。
また、クラッチ6は、高トルクモータ7の回軽力を感光
ドラム2に伝達するしないを制御するために用いること
もできる。
このクラッチ6の種類、構造等は特に限定されないが、
クラッチ6をつないだり切ったりする制御を外部より行
うことができるものを用いるのが好ましく、そのような
ものとしては、例えば電磁クラッチ、パウダークラッチ
、オイルクラッチ等を挙げることができる。
なお、第1図に示す構成例では、感光ドラムの回転軸3
の両端にそれぞれ高精度モータ4および高トルクモータ
フを連結しているが、これと異なり、感光ドラム2の片
側に高精度モータ4および高トルクモータ7を設置して
もよい。
また、上述した構成例では感光ドラムの回転軸3、高精
度モータ4の回転子および高トルクモータフの回転子が
全て同軸で連結されているが、本発明では、高精度モー
タ4と回転軸3との間または高トルクモータ7と回転軸
3との間にジヨイント、減速歯車列等を介在させたもの
でもよい。
転写ドラムは、その外周面8aに受像シート101 (
例えば粘着層を有する受像シート、通常の転写紙)が巻
回され、感光ドラム2の外周面2aに圧接、離脱するよ
う移動するようになっている。
即ち、転写ドラム8は、その両端部にてコの字状の支持
部材9により自由に回転するよう支持され、さらに支持
部材9の中央部付近には圧接用モータ10により回転す
る送りねじ11が取り付けられており圧接用モータ10
を駆動して送りねじを所定方向に回転させると転写ドラ
ム8が第1図中の矢印B1またはB2方向に移動し、感
光ドラム2に圧接または離脱するようになっている。
なお、圧接用モータ10には、転写ドラム8の圧接、ま
たは離脱状態を検出、または送り量を検出するための位
置決め手段として検出板I2およびフォトセンサ13が
装着されている。 その構造はモータ軸後端に検出板を
設は検出板の凹又は穴部をフォトセンサーで検出しモー
タの正逆によって、位置検出を行う。
なお、転写ドラム8を移動させる手段は、上述した構成
のものに限られないことは言うまでもない。
また、本発明では、感光ドラム2と転写ドラム8が相対
的に移動可能であればよいため、上記とは逆に感光ドラ
ム2を移動させ、あるいは感光ドラム2と転写ドラム8
をそれぞれ穆勤させて両ドラム圧接、離脱を行うような
構成としてもよい。
次に、本発明の転写装置1を粘着転写方式によるプリン
ト画像形成装置に適用した場合の構成および作用につい
て説明する。
第2図は、本発明の転写装置1を装填したプリント画像
形成装置100の構成例を模式的に示す概念図である。
同図に示す装置100において、外周面2aに光導電体
111が設けられてなる感光ドラム2は、高精度モータ
4により矢印A方向に回転されつつ外周面2aに沿って
対面配置されたトナー像形成手段120により、その外
周面2aにトナー像が形成される。
このトナー像形成手段120は、感光ドラム2の回転方
向Aに沿って配置された、帯電器121、露光部122
、現像器123、乾燥手段124、除電器125、クリ
ーニングローラ126、クリーニングブレード127等
を備えている。
上記露光部122は、例えば半導体レーザ、He−Ne
レーザ等からなるレーザ光源122aと、このレーザ光
源122aから射出された光ビーム(レーザビーム)1
22bを強度変調する例えばAOM (音響光学光変調
器)等の光変調器122cと、この光変調器122cを
駆動する変調回路122dと、変調された光ビーム12
2bを多角鏡面にて反射、偏向して、感光ドラムの外周
面2aをドラム回転方向(矢印A方向)と略直角な方向
に走査させるポリゴンミラー等の光偏向器122eと、
光ビーム122bを感光ド9ラムの外周面2a上におい
て均−なビーム径に集束させるfθレンズ等の走査レン
ズ122fとを備えている。
一方、転写ドラム8は、矢印B1方向に8動じて、感光
ドラム外周面の光導電体111に圧接する位置と、B2
方向に移動して該光導電体111から離間した位置とを
とりうるものであり、後述する受像シート供給手段13
0により、供給された受像シート101が、その粘着面
を外側(感光ドラム2の外周面側)にして転写ドラム8
に巻き付けられる。 なお、受像シート供給手段130
は、帯状の雛型紙あるいは離型フィルム102がその粘
着面に貼着されている透明な受像シート101を巻回し
て貯える受像シート供給ローラ131と、受像シート供
給ローラ131から送り出された離型紙あるいは離型フ
ィルム付の受像シート101を挾持するニップローラ1
32A、132Bと、そのニップローラ132A、13
2Bにより挾持された位置で受像シート101から剥離
された離型紙あるいは離型フィルム102を巻き取る巻
き取りローラ133とからなる。
転写ドラム8の下流には支持シート貼着手段として、支
持シート104を巻回して貯える支持シート供給ローラ
141と、支持シート供給ローラ141から送り出され
た支持シート104と受像シート101とを圧着する一
対の圧着ローラ140A、140Bと、カッタ142と
が設けられている。 これら圧着ローラ140A、14
0Bは、それぞれ内部に熱源が設置され、その外周面が
所定温度に加熱されるとともに、図示しない駆動手段に
より、それぞれ矢印方向に回転駆動される。
以上のようなプリント画像形成装置100は次のように
作動してプリント画像を形成する。
感光ドラム外周面2aにトナー像を形成する際には、圧
接用モータ10を駆動して転写ドラム8を82方向へ移
動させ、感光ドラム2から離脱した位置に待機させてお
くとともに、クラッチ6を切り、高精度モータ4を駆動
して感光ドラム2を矢印A方向に回転させる。 感光ド
ラム2は回転精度に優れる高精度モータ4により回転さ
れているため、副走査速度を一定とし、よってムラのな
い適正なトナー像が得られる。  また、トナー像形成
時には転写ドラム8は感光ドラム2から離脱しているた
め、比較的低トルクの高精度モータ4でも感光ドラム2
を回転させることができる。
露光部122における露光の制御は、次のようにして行
われる。 連続調画像を担うデジタルの画像信号Sdが
画像信号供給器161から補正テーブル162を通して
D/A変換器163に送られ、該D/A変換器163に
よってアナログ化された画像信号Sが前述の変調回路1
22dに送られる。 変調回路122dは上記画像信号
Sに基づいて光変調器122Cを駆動し、それにより光
ビーム122bが画像信号Sに対応して強度変調される
感光ドラム2が上記のように矢印A方向に回転すること
により、光導電体111は帯電器121に対して相対移
動し、その際該帯電器121によって一様帯電される。
 −様帯電された光導電体111には、レーザ光源12
2aから射出され光偏向器122eによって偏向された
光ビーム122bが照射される。 この光ビーム122
bは上記偏向により光導電体111上を1次元的に走査
しく主走査)、また感光ドラム110がA方向に回転さ
れることにヨリ光ビーム122bの副走査がなされ、結
局光導電体111は光ビーム122bによって2次元的
に走査される。 先に述べたようにこの光ビーム122
bは画像信号Sに基づいて変調されており、従ってこの
光ビーム122bの照射を受けた光導電体111上には
、画像信号Sが担う画像の静電潜像が形成される。
この静電潜像は、湿式現像器123によりトナー像に現
像される。 この湿式現像器123は、絶縁性液体中に
電荷を持った微細なトナー粒子を分散させてなる液体現
像剤Fを光導電体111に接触させ、静電引力によって
トナー粒子を光導電体111に付着させることにより、
上記静電潜像をトナー現像する。
こうして形成されるトナー像は、強度の高い光ビーム1
22bで照射された部分はどより低濃度となり、画像信
号Sdが担う連続調画像の階調が再現されることになる
。 この現像後、感光ドラム2はさらに矢印A方向に回
転し、トナー像はドライヤーのような乾燥手段124に
より乾燥される。
一方、受像シート101は、シート供給ローラ131か
ら帯状の離型紙あるいは離型フィルム102が貼着され
た状態で送り出され、ニップローラ132A、132B
により挟持された位置で離型紙あるいは前型フィルム1
02を剥離し、剥された離型紙あるいは離型フィルム1
02は巻き取りローラ133により巻き取られる。 モ
して離型紙あるいは離型フィルム102が剥離された受
像シート101は、粘着面を外側にして転写ドラム8に
巻き付けられる。
前述の光導電体111上のトナー現像された部分が、転
写ドラム8に対面する位置の直前まで送られて来たこと
が任意の手段によって検出あるいは判別されると、その
トナー像の転写を行うために、駆動源の切り換えおよび
転写ドラム8の圧接を行う。 即ち、それまで駆動して
いた高精度モータ4の駆動を停止し、クラッチ6をつな
いで高トルクモータフを駆動し、該高トルクモータフに
より感光ドラム2を矢印A方向に回転させる。 また、
同時に圧接用モータ10を駆動してそれまで感光ドラム
2から離脱していた転写ドラム8を81方向へ移動させ
、第2図に示すように、受像シート101が巻き付けら
れた状態の転写ドラム8を感光ドラム2に圧接する。
このように転写ドラム8が感光ドラム2に圧接すること
により、転写ドラム8は感光ドラム2に従動回転し、そ
の外周面8aに巻き付けられていた受像シート101は
、その粘着面側が感光ドラム外周面の光導電体111に
連続的に押し当てられてゆく。
このようにして、光導電体111上に形成されていたト
ナー像が受像シート101の粘着面に粘着転写される。
Plの位置において感光ドラム2と受像シート101と
がすべりを生じることなく、適正な粘着転写が行われる
ためには、感光ドラム2に転写ドラム8を圧接する圧力
は相当大きなもの(例えば、接触圧300mm当り5 
kg)となるが、このような転写時において作動する駆
動源は高トルクモータフ(特に、最大トルク10にg・
C111以上)であるため、両ドラム2.8の接触圧力
に抗して両ドラムを回転駆動することができる。 なお
、転写時には、トナー像形成時はどの回転精度は必要な
く、よって、高精度モータ4に比べ回転精度が劣る高ト
ルクモータフを転写用の駆動源としても差しつかえない
転写が完了すると、転写ドラム8を再びB2方向に移動
して感光ドラム2から離脱し、待機させておく。
光導電体111上のトナー像を粘着転写した受像シート
101は、外周面が加熱されている圧着ローラ140A
、140Bの間に送られ、該受像シート101と支持シ
ート供給ローラ141から送り出された支持シート10
4とが貼り合される。 互いに貼着された状態となった
受像シート101と支持シート104は、その後カッタ
142により切断される。
以上より、支持体である支持シート104上にトナー像
が連続調画像として記録され、さらにその上にトナー像
の侃護層として機能する透明な受像シート101が粘着
されたものとしてプリント画像が得られる。
なお、トナー像が受像シート101に粘着転写された後
の光導電体111は除電器125によって除電され、さ
らにクリーニングローラ126およびクリーニングプレ
ート127によってクリーニングされ、次回の画像記録
に利用されつる状態となる。
また、高精度モータ4と高トルクモータフとの切り換え
(各モータ4.7のON%OFF。
クラッチ6の継、切)および圧接用モータ10の作動(
転写ドラム8の圧接、離脱)の制御は、例えばロータリ
ーエンコーダ5の信号を位置検出手段に用い、それぞれ
のモータを制御すればよい。
なお、本発明の転写装置は、上述した粘着転写方式に限
らず、通常の静電転写法によるプリンターにも通用する
ことができる。
また、本発明は、モノトーンの画像記録のみならず、3
色または4色のトナーを順次交換して行なうカラー画像
記録方法(例えば特願昭62−73750号)にも適用
することができる。
〈発明の効果〉 本発明の転写装置によれば、感光ドラムを回転させる高
精度モータと高トルクモータの2種のモータを備え、ト
ナー像形成時には高精度モータにより感光ドラムを回転
し、トナー像の転写時には高トルクモータにより感光ド
ラムおよび転写ドラムを回転するようにしたことにより
、転写時には必要な高トルクを確保して安定した転写を
可能とし、トナー像形成時には、感光ドラムの回転精度
を高め、ムラのない適正なトナー像を得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の転写装置の好適な構成例を示す斜視
図である。 第2図は、本発明の転写装置を装填した粘着転写方式に
よるプリント画像形成装置の構成例を模式的に示す概念
図である。 第3図は、従来の粘着転写方式によるプリント画像形成
装置の構成を模式的に示す概念図である。 符号の説明 1・・・転写装置、 2・・・感光ドラム、 3・・・回転軸、 4・・・高精度モータ、 5・・・ロータリーエンコーダ、 6・・・クラッチ、 7・・・高トルクモータ、 8・・・転写ドラム、 9・・・支持部材、 10・・・圧接用モータ、 11・・・送りねじ、 12・・・検出板、 13・・・フォトセンサ、 100・・・プリント画像形成装置、 101・・・受像シート、 102・・・離型紙あるいは離型フィルム、104・・
・支持シート、 111・・・光導電体、 120・・・トナー像形成手段、 121・・・帯電器、 122・・・露光部、 123・・・現像器、 124・・・乾燥手段、 125・・・除電器、 126・・・クリーニングローラ、 127・・・クリーニングブレード、 130・・・受像シート供給手段、 131軸・受像シート供給ローラ、 132A、132B・・・ニップローラ、133・・・
巻き取りローラ、 140A、140B・・・圧着ローラ、141・・・支
持シート供給ローラ、 142・・・カッタ、 161・・・画像信号供給器、 162・・・補正テーブル、 163・・・D/A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周面にトナー像を形成しうる感光ドラムと、 受像シートが巻回され、前記感光ドラムに圧接、離脱す
    るよう該感光ドラムに対して相対的に移動可能な転写ド
    ラムと、 前記感光ドラムの回転軸に連結された高精度モータと、 前記感光ドラムの回転軸にクラッチを介して連結された
    高トルクモータとを有する転写装置であって、 トナー像を形成するときは前記転写ドラムを前記感光ド
    ラムから離脱させるとともに、前記クラッチを切って前
    記高精度モータにより前記感光ドラムを回転させ、トナ
    ー像を前記受像シートに転写するときは前記転写ドラム
    を前記感光ドラムに圧接するとともに、前記クラッチを
    つないで前記高トルクモータにより両ドラムを回転させ
    るよう構成したことを特徴とする転写装置。
JP7891888A 1988-03-31 1988-03-31 転写装置 Pending JPH01251068A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5021835A (en) * 1990-06-04 1991-06-04 Eastman Kodak Company Multicolor imaging apparatus with improved transfer means
JP2005326617A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Fuji Xerox Co Ltd 転写装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5021835A (en) * 1990-06-04 1991-06-04 Eastman Kodak Company Multicolor imaging apparatus with improved transfer means
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