JPH0220841Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220841Y2 JPH0220841Y2 JP1982161566U JP16156682U JPH0220841Y2 JP H0220841 Y2 JPH0220841 Y2 JP H0220841Y2 JP 1982161566 U JP1982161566 U JP 1982161566U JP 16156682 U JP16156682 U JP 16156682U JP H0220841 Y2 JPH0220841 Y2 JP H0220841Y2
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- Japan
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- mounting
- screw
- semiconductor device
- mounting bracket
- screw hole
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 30
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 7
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の技術分野
本考案は実装方向位置が所定に定められるべき
半導体装置の実装構造に関する。
半導体装置の実装構造に関する。
(2) 従来技術と問題点
半導体装置で第1図に示したようなIC,LSI等
は高集積化された回路を内蔵しその内部での発熱
を外部に伝熱し放熱させるようにする。既ち上部
基体11の内部に回路チツプが収容されこの回路
チツプと接続された端子12が基体11外部側方
に導出され、下方には半導体装置1を取付けると
ともに伝熱用のねじ13が突設されている。従つ
てこの半導体装置はねじ13を用いて装置要部に
取付けるとともに装置に伝熱し放熱することが行
なわれる。また装置の回路と接続するために端子
12方向が固定状態で所定となることも必要であ
る。
は高集積化された回路を内蔵しその内部での発熱
を外部に伝熱し放熱させるようにする。既ち上部
基体11の内部に回路チツプが収容されこの回路
チツプと接続された端子12が基体11外部側方
に導出され、下方には半導体装置1を取付けると
ともに伝熱用のねじ13が突設されている。従つ
てこの半導体装置はねじ13を用いて装置要部に
取付けるとともに装置に伝熱し放熱することが行
なわれる。また装置の回路と接続するために端子
12方向が固定状態で所定となることも必要であ
る。
従来のこの種半導体装置1は第2図に示したよ
うに筐体2の上面21に載置される回路基板3の
下面を凹部22と裏面からの凹部23とで形成さ
れる壁24に孔25を設け、鍔41とねじ孔42
を有する取付け金具4のねじ孔42に半導体装置
1のねじ13を螺着するが、この際基板3を狭圧
するようにねじ13が基板3の孔を貫通する。従
つてセラミツク等の基板3に損傷を与えない配慮
から護謨座43が介在される。
うに筐体2の上面21に載置される回路基板3の
下面を凹部22と裏面からの凹部23とで形成さ
れる壁24に孔25を設け、鍔41とねじ孔42
を有する取付け金具4のねじ孔42に半導体装置
1のねじ13を螺着するが、この際基板3を狭圧
するようにねじ13が基板3の孔を貫通する。従
つてセラミツク等の基板3に損傷を与えない配慮
から護謨座43が介在される。
取付け金具4は壁の孔25に挿通され環44が
嵌合されねじ45でもつて壁24を圧着して固定
される半導体装置1の熱はねじ13から金具4を
介して筐体2へと伝熱される。また基板3は周囲
で筐体面に護謨片26を介して枠金具27でもつ
て押圧固定される。
嵌合されねじ45でもつて壁24を圧着して固定
される半導体装置1の熱はねじ13から金具4を
介して筐体2へと伝熱される。また基板3は周囲
で筐体面に護謨片26を介して枠金具27でもつ
て押圧固定される。
以上のようであるから基板3には金具4が筐体
2の壁に固定される時の押圧力が作用し微妙に歪
を与えることになる。また基板3の回路に対して
端子12の位置は正確でなければならないが、最
終的なねじ45の締め付け回転力が折角の位置決
めがずれる恐れがあるほか、伝熱もねじ13の接
触のみに依存していた。
2の壁に固定される時の押圧力が作用し微妙に歪
を与えることになる。また基板3の回路に対して
端子12の位置は正確でなければならないが、最
終的なねじ45の締め付け回転力が折角の位置決
めがずれる恐れがあるほか、伝熱もねじ13の接
触のみに依存していた。
(3) 考案の目的
上記従来の問題点に鑑み本考案の目的とする所
は基板に無理な力が作用せず、基板回路と半導体
端子の位置が任意に一致させることが可能であ
り、しかも伝熱性の良好な半導体装置の実装構造
の提供にある。
は基板に無理な力が作用せず、基板回路と半導体
端子の位置が任意に一致させることが可能であ
り、しかも伝熱性の良好な半導体装置の実装構造
の提供にある。
(4) 考案の構成
上記目的を達成するための本考案構成の要旨
は、基体部に端子を具え該基体部の下面に取付け
用ねじの突設されてなる半導体装置の実装構造で
あつて、前記取付用ねじを中心に螺着固定しかつ
該取付用ねじ中心を回転中心とするとともに直交
する平面に該中心から離間したねじ孔を有する伝
熱性取付金具と、前記取付金具の平面に当接する
部材の取付面に前記取付金具を回転可能に所定位
置で固着するための円弧状ねじ用孔が形成されて
なり、前記半導体装置の端子位置を回路基板の接
続位置に一致させた所定位置とした状態で前記円
弧状ねじ用孔を介して前記取付金具のねじ孔に取
付ねじを螺着するようにしたことにある。
は、基体部に端子を具え該基体部の下面に取付け
用ねじの突設されてなる半導体装置の実装構造で
あつて、前記取付用ねじを中心に螺着固定しかつ
該取付用ねじ中心を回転中心とするとともに直交
する平面に該中心から離間したねじ孔を有する伝
熱性取付金具と、前記取付金具の平面に当接する
部材の取付面に前記取付金具を回転可能に所定位
置で固着するための円弧状ねじ用孔が形成されて
なり、前記半導体装置の端子位置を回路基板の接
続位置に一致させた所定位置とした状態で前記円
弧状ねじ用孔を介して前記取付金具のねじ孔に取
付ねじを螺着するようにしたことにある。
(5) 考案の実施例
本考案を具体的実施例により図面にもとづいて
以下に説明する。
以下に説明する。
第3図は本考案の一実施例であり、a図は側断
面、b図はa図のB矢視図である。図において半
導体装置1は第1図に示したと同様であり、同一
符号を付して示す。筐体2の上面21に回路基板
3が載置され周囲で筐体面21に護謨片26を介
して枠金具27で押圧固定される。
面、b図はa図のB矢視図である。図において半
導体装置1は第1図に示したと同様であり、同一
符号を付して示す。筐体2の上面21に回路基板
3が載置され周囲で筐体面21に護謨片26を介
して枠金具27で押圧固定される。
回路基板3の下面には凹部22と裏面からの凹
部23とで形成される壁24には上面側に取付け
金具5の嵌合される円形の凹穴28と凹穴28の
底面には90゜以上開口する円弧状の長孔29が凹
穴28の中心から所定距離離間した半径上に対応
して2個穿設されている。
部23とで形成される壁24には上面側に取付け
金具5の嵌合される円形の凹穴28と凹穴28の
底面には90゜以上開口する円弧状の長孔29が凹
穴28の中心から所定距離離間した半径上に対応
して2個穿設されている。
取付金具5は凹穴28と嵌合して回転可能な基
部51と上方に突出する柱状部52及び全体を通
して中心にねじ孔53が螺設されたものであり、
図示の如くに半導体装置1のねじ13がねじ込ま
れて柱状部52の上面と半導体装置1のねじ座1
4が密接している。このようであるから基板3に
はねじ座14及び基体11と接触しない状態で十
分な大きさの孔31′が設けられる。また基部5
1には筐体2の長孔29に対応するねじ孔54が
2個、好ましくは4個螺設されている。
部51と上方に突出する柱状部52及び全体を通
して中心にねじ孔53が螺設されたものであり、
図示の如くに半導体装置1のねじ13がねじ込ま
れて柱状部52の上面と半導体装置1のねじ座1
4が密接している。このようであるから基板3に
はねじ座14及び基体11と接触しない状態で十
分な大きさの孔31′が設けられる。また基部5
1には筐体2の長孔29に対応するねじ孔54が
2個、好ましくは4個螺設されている。
以上の半導体装置1と取付金具5との取付け
は、第4図に示したように取付け用組立て治具6
に取付金具5を取り付け、基板3を載置して半導
体装置1をねじ込み取付ける。最後に治具6の支
持部61を基体11に嵌着させ所定の回転力(ト
ルク)でもつて締め付ける。このようであるから
適正な締め付け力が作用し、また傾きなどもない
ことで半導体装置のセラミツク容器を損傷させる
恐れもない。
は、第4図に示したように取付け用組立て治具6
に取付金具5を取り付け、基板3を載置して半導
体装置1をねじ込み取付ける。最後に治具6の支
持部61を基体11に嵌着させ所定の回転力(ト
ルク)でもつて締め付ける。このようであるから
適正な締め付け力が作用し、また傾きなどもない
ことで半導体装置のセラミツク容器を損傷させる
恐れもない。
このようにして半導体装置1を取付けた取付金
具5を治具から外し第3図のように筐体2に取り
付ける。この時、まず取付け金具5を凹穴28に
嵌合させておき基板3を図示状態に固定する。次
いで半導体装置1の方向を基板3の回路に一致さ
せる。このことはねじ13を中心に回転させるの
みでよいことであり、半導体装置1の回転は即ち
凹穴28と嵌合している取付け金具5の回転であ
る。
具5を治具から外し第3図のように筐体2に取り
付ける。この時、まず取付け金具5を凹穴28に
嵌合させておき基板3を図示状態に固定する。次
いで半導体装置1の方向を基板3の回路に一致さ
せる。このことはねじ13を中心に回転させるの
みでよいことであり、半導体装置1の回転は即ち
凹穴28と嵌合している取付け金具5の回転であ
る。
取付け金具5のねじ孔54は必ず何れかの対が
凹穴28底面の長孔29に覗く筈であるからこれ
にねじ、座金等55でもつて位置を定めて締め付
け固定すればよい。
凹穴28底面の長孔29に覗く筈であるからこれ
にねじ、座金等55でもつて位置を定めて締め付
け固定すればよい。
半導体装置1、取付け金具5の何れもが基板3
とは直接に接しないよう僅かな間隙を有してお
り、端子12のみが基板3の回路と所定に対接し
ているから接続すればよい。半導体装置1のねじ
13、ねじ座14は取付金具5のねじ孔53と柱
状部52の上面と緊密に接しているから、機械的
に確実であり伝熱性も十分保証される。取付金具
5の筐体2への固定も端子12位置と基板3の回
路位置を最優先として定め、これに合わせて回転
力を作用させることなく行なえるから正確な位置
決めができる。
とは直接に接しないよう僅かな間隙を有してお
り、端子12のみが基板3の回路と所定に対接し
ているから接続すればよい。半導体装置1のねじ
13、ねじ座14は取付金具5のねじ孔53と柱
状部52の上面と緊密に接しているから、機械的
に確実であり伝熱性も十分保証される。取付金具
5の筐体2への固定も端子12位置と基板3の回
路位置を最優先として定め、これに合わせて回転
力を作用させることなく行なえるから正確な位置
決めができる。
取付金具5は銅、アルミニウム或いはこれらの
合金を用いることで熱伝導性は良好であり十分な
筐体との接触面積を有して効率的な熱放散が行な
える。
合金を用いることで熱伝導性は良好であり十分な
筐体との接触面積を有して効率的な熱放散が行な
える。
(6) 考案の効果
以上のように本考案の半導体装置実装構造によ
れば、確実な取付けと筐体等の実装部分への熱伝
導が保証され、かつ位置合わせ並びに取付け作業
も容易であり、しかも基板への何らの無理な力が
作用しないなどといつた実用上の効果は著るし
い。
れば、確実な取付けと筐体等の実装部分への熱伝
導が保証され、かつ位置合わせ並びに取付け作業
も容易であり、しかも基板への何らの無理な力が
作用しないなどといつた実用上の効果は著るし
い。
第1a図は半導体装置外観の側面、b図はa図
のA矢視、第2図は従来の取付構造側断面、第3
a図は本考案の一実施例の側断面、b図はa図の
B矢視、第4図は取付金具への組立説明図を示
す。 図中1は半導体装置、11は基体、12は端
子、13はねじ、14は座面、2は筐体、21は
面、22,23は凹部、27は枠金具、28は凹
穴、29は長孔、3は基板、31,31′は孔、
5は取付金具、53はねじ孔、6は治具である。
のA矢視、第2図は従来の取付構造側断面、第3
a図は本考案の一実施例の側断面、b図はa図の
B矢視、第4図は取付金具への組立説明図を示
す。 図中1は半導体装置、11は基体、12は端
子、13はねじ、14は座面、2は筐体、21は
面、22,23は凹部、27は枠金具、28は凹
穴、29は長孔、3は基板、31,31′は孔、
5は取付金具、53はねじ孔、6は治具である。
Claims (1)
- 基体部に端子を具え該基体部の下面に取付用ね
じの突設されてなる半導体装置の実装構造であつ
て、前記取付用ねじを中心に螺着固定しかつ該取
付用ねじ中心を回転中心とするとともに直交する
平面に該中心から離間したねじ孔を有する伝熱性
取付金具と、前記取付金具の平面に当接する部材
の取付面に前記取付金具を回転可能に所定位置で
固着するための円弧状ねじ用孔が形成されてな
り、前記半導体装置の端子位置を回路基板の接続
位置に一致させた所定位置とした状態で前記円弧
状ねじ用孔を介して前記取付金具のねじ孔に取付
ねじを螺着するようにした半導体装置実装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16156682U JPS5965541U (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | 半導体装置実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16156682U JPS5965541U (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | 半導体装置実装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5965541U JPS5965541U (ja) | 1984-05-01 |
JPH0220841Y2 true JPH0220841Y2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=30355033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16156682U Granted JPS5965541U (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | 半導体装置実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5965541U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4861763U (ja) * | 1971-11-13 | 1973-08-06 | ||
JPS5558055U (ja) * | 1978-10-11 | 1980-04-19 |
-
1982
- 1982-10-25 JP JP16156682U patent/JPS5965541U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5965541U (ja) | 1984-05-01 |
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