JPH02207734A - パン製造機 - Google Patents

パン製造機

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JPH02207734A
JPH02207734A JP3027489A JP3027489A JPH02207734A JP H02207734 A JPH02207734 A JP H02207734A JP 3027489 A JP3027489 A JP 3027489A JP 3027489 A JP3027489 A JP 3027489A JP H02207734 A JPH02207734 A JP H02207734A
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dough
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Motosuke Takaku
田角 元甫
Kazuyoshi Irisawa
入沢 一義
Akira Niwayama
庭山 彬
Masahito Shinoda
雅人 篠田
Michihiko Suzuki
道彦 鈴木
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Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Toshiba Setsubi Kiki KK
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Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Toshiba Setsubi Kiki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は、多数のパンを作るパン製造機に係り、とくに
、パンの原料からパン生地を作る撹拌装置の構成に関す
る。
(従来の技術) 先に本発明者等は、特願昭63−166521号におい
て、攪拌槽および撹拌モータにより回転駆動される撹拌
羽根を有する撹拌装置によりパン生地を作り、上記攪拌
槽内から加圧装置としてのコンプレッサが加える空気圧
によりパン生地を定量装置の定量室に送り出すパン製造
機を提案した。そして、このパン製造機においては、原
料投入用の攪拌槽の上面開口を着脱自在の槽蓋(下蓋)
により開閉し、また、攪拌槽に隣接して設けられた基体
(支持体)の上部に上蓋(モータ取付板)を回動開閉自
在に支持し、この上蓋上に撹拌モータを設け、この撹拌
モータおよび撹拌羽根間の伝動シャフトを上記槽蓋の中
央部の聞[1部に遊挿するとともに、これらWIl!お
よび伝動シャフト間の隙間は上蓋に上下動自在に支持さ
れた中間蓋(上蓋)により閉塞する構造を採っている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この構造では、槽蓋および上蓋間に中間蓋を設
けているため、撹拌装置が大形になる。
また、槽蓋と上蓋とを別個に開閉しなければならないた
め、蓋の開閉作業に手間がかかる。
本発明は、このような点を改善しようとするもので、撹
拌装置を小形にできるとともに、撹拌装置の槽蓋および
上蓋の開閉に手間がかからず、しかも、蓋の閉時に各部
材に過度の負担がかからないとともに、定石時などに攪
拌槽内に確実に流体圧をかけることができるパン製造機
を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、パンの原料を撹
拌してパン生地を作る撹拌装置と、この撹拌装置から所
定量のパン生地を受入れる定量装置とを備え、上記撹拌
装置が、上面および下面を開口した攪拌槽と、この攪拌
槽の上面開口の周辺部にシール性を保持して着脱自在に
取付けられる槽蓋と、上記攪拌槽に隣接して設けられた
基体と、この基体の上部に開閉自在に設けられ上記攪拌
槽の上方に位置する上蓋と、この上蓋上に設けられた撹
拌モータと、この撹拌モータにより伝動シャフトを介し
て回転駆動され上記攪拌槽内に位置する撹拌羽根とを有
し、また、上記定量装置が、上記攪拌槽の下面開口に臨
んで位置する定量室と、上記攪拌槽内の上部に連通され
流体圧たとえば空気圧をかけてこの攪拌槽内から上記定
量室にパン生地を送り出す加圧装置とを有するパン製造
機において、上記伝動シャフトをシール性を保持して軸
支する軸受を上記上蓋に固着し、また、上記槽蓋を上記
上蓋の下側に上下動自在に支持し、さらに、上記!!蓋
の中央部に形成された開口部に上記軸受を位置させると
ともに、この軸受と上記槽蓋とを可撓性を有する環状の
パッキングによりシール性を保持して連結したものであ
る。
(作用) 本発明のパン製造機では、撹拌装置の基体の上部の上蓋
を開くことにより、この上蓋の下側に支持された槽蓋を
攪拌槽の上面開口から外し、開放されたこの上面開口を
介して攪拌槽内にパンの原料を投入する。つぎに、基体
の上部に上蓋を閉じることにより、この上蓋と一体的な
Wj蓋によって攪拌槽の上面開口を閉塞する。このとき
、槽蓋が上蓋に対して上下動自在に支持されているとと
もに、この上蓋に固着されかつ槽蓋の中央部の開口部に
挿入された軸受と槽蓋とが可撓性を有するパッキングに
よって連結されていることにより、攪拌槽に対する槽蓋
の取付は高さなどにばらつきがあったとしても、このば
らつきが吸収される。
たとえば、攪拌槽が低く取付けられた場合でも、槽蓋と
攪拌槽との間に隙間が生じることがなく、逆に、攪拌槽
が高く取付けられた場合でも、各部材に過度の負担がか
からないとともに、上蓋および槽蓋を支障なく閉じられ
る。つぎに、上蓋上に設けられた撹拌モータにより、上
記軸受に軸支された伝動シャフトを介して攪拌槽内の撹
拌羽根を回転駆動し、パンの原料を撹拌してパン生地を
作る。つぎに、攪拌槽内の上部に連通された加圧装置に
より流体圧をかけて、攪拌槽内からその下面開口を介し
て定量装置の定石室に所定量のパン生地を送り出す。こ
のとぎ、槽蓋が攪拌槽の上面開口の周辺部にシール性を
保持して取付けられ、伝動シャフトが軸受にシール性を
保持して軸支されているとともに、この軸受と槽蓋とが
環状のパッキングによりシール性を保持して連結されて
いることにより、攪拌槽外への加圧流体の漏洩が防止さ
れ、パン生地に確実に流体圧が加わる。
(実施例) 以下、本発明のパン製造機の一実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図および第2図において、11は画状の機体で、こ
の機体11の内部は、水平な仕切板12.13により上
下に並ぶ3つの空間部14.15.16に区画されてい
る。また、下側の上記空間部16は、開口部17を有す
る仕切板18により前側の成形発酵室19と復側の焙焼
室20とに区画されている。さらに、上側の上記空間部
14の左右−側部には電装部21が区画されている。な
お、この電装部21の前方の機体11の前面部には各種
操作スイッチ、ランプ、タイマーのダイヤルなどが配設
された操作部(図示しない)が設けられている。そして
、上記機体11の前面は開口されており、この前面は、
上側および中間の上記空間部14.15に対応する回動
自在の上部ドア22と、下側の上記空間部16に対応す
る回動自在の下部ドア23とにより開閉自在に閉塞され
ている。
また、上記機体11の最後部には、その機体11の下端
から上端に至るダクト26が形成されており、このダク
ト26の上端は上方へ開口した排気口27になっている
。そして、上記下側の水平な仕切板13とほぼ対応する
位置で、上記ダクト26は開閉板28により開閉自在に
閉塞されている。さらに、下端が上記下側の空間部16
に開口しかつ上端が上記上側の空間部14に開口したダ
クト29.30も対をなして形成されており、これらダ
クト29.30の上端は開閉板31.32によりそれぞ
れ開閉自在に閉塞されている。
なお、上記機体11の内側面の前部には常開型のドアス
イッチ33が上記操作部の支柱に取付けられており、こ
のドアスイッチ33は、上記上部ドア22が接離する聞
閏子−34を有している。
そして、上側の上記空間部14の前部に、パンの原料を
撹拌してパン生地40を作る撹拌装置41が配設されて
いる。また、同じ上側の空間部14の後部に、上記撹拌
@’f141を加熱または冷却する温調装@42が配設
されている。また、中間の上記空間8I115の上部前
側に、上記撹拌装H41から所定量のパン生地40を受
入れる定量装置43が配設されている。また、同じ中間
の空間部15の下部前側には、上記定量装置43から所
定量のパン生地40を受入れこのパン生地40をガス抜
きを行ないつつ丸める丸め装置44が配設されていると
ともに、この丸め装置44からパン生地4Gを受入れ移
送する移動装@45が配設されている。また、下側の上
記空間部16には、上記移動装置45から丸められたパ
ン生地40を受入れるパン型46が挿脱自在に収納され
ている。
さらに、同じ下側の空間部16には、上記パン型46に
受入れられたパン生地40を成形発酵させる成形発醇装
W141が前側に配設されているとともに、成形発酵さ
れたパン生地40をパンに焼き上げる焙焼装置48が後
側に配設されている。
つぎに、上記撹拌装置41について、主に第3図を参照
して詳しく説明する。
上記上側の仕切板12上には、上下面を開口しかつ下部
が漏斗状になっている攪拌槽51が着脱自在に取付けら
れている。すなわち、上記上側の仕切板12上にvA着
された係止体52と、上記Wl拌WI51の下端部に固
着された被係止体53とが、この被係止体53の回動に
伴って係脱自在に係合される構造となっている。また、
上記攪拌槽51の上端部には7ランジ部55が形成され
ており、この7ランジ部55の外周部には係止部56が
数個所に形成されている。さらに、上記7ランジ部55
の内周部には上方へ開口した円環状の凹溝57が形成さ
れており、この凹li!!!11にOリング58が気密
にすなわちシール性を保持して嵌着されている。
また、上記上側の仕切板12上には攪拌槽51を囲んで
基体としての平面視はぼコ字形状の槽枠61が取付けら
れており、この槽枠61の俵面上端部には、その上面開
口を上方からW8閉自在に閉塞する上蓋62がヒンジ6
3により上下回動自在に支持されている。なお、第2図
に示すように、この上蓋62の内側面には抑圧片64が
固着されている。一方、上記槽枠61の右内側面上部に
は上記ドアスイッチ33と電気的に直列な常1Ffl型
の上蓋スイッチ65が配設されており、この上蓋スイッ
チ65は、上記押圧片64が接離する開閉子66を有し
ている。
そして、上記上蓋62上の中央部に支持体67を介して
上記両スイッチ33.65の閉時のみ駆動可能な撹拌モ
ータ68が固着されており、この撹拌モータ68の下方
へ突出したモータシャフト69の下部にはカップリング
10が取付けられている。また、このカップリング70
の下側に連結されたカップリング11の下側には伝動シ
ャフト12が取付けられ、この伝動シャフト72の下側
には、上記攪拌槽51内に位置する撹拌羽根73が取付
けられている。上記伝動シャフト72は上記上蓋62に
ねじで固着された軸受74にベアリング75.76を介
して回動自在に支持されている。なお、上記伝動シャフ
ト72には、上側のベアリング15の上方に位置してベ
アリング押え体77がvA着されているとともに、下側
のベアリング76の下方に位置して上記軸受74に押え
具78により取付けられた円環状のオイルシール体79
が摺動自在にかつ気密に圧接されている。
また、上記上蓋62の下方には、上記攪拌槽51の上面
開口を開閉自在に閉塞する槽蓋81が上下動可能に支持
されている。すなわち、軸受14を囲む複数個所たとえ
ば4個所で上記上蓋62にスリーブ82を介して支持杆
83が上下動自在に支持されており、これら支持杆83
の下端部が上記槽蓋81の上側に螺着固定されている。
また、この摺[81は中央部に開口部84を有しており
、この開口部84内に上記軸受14の下端部に形成され
た7ランジ部85が位置している。そして、これら7ラ
ンジ部85と槽蓋81とがそれらの上面に気密に接合さ
れた円環状の弾力性を有するゴム製パッキング86によ
り連結されている。なお、このパッキング86は、押え
具87を介してビス88により上記軸受14と槽蓋81
とにそれぞれ固着されている。さらに、この#y981
の外周部には円環状のクランプ89が押え具90などに
より回動自在に支持されており、このクランプ89の外
周部の数個所には被係止部91が数個所に設けられてい
る。そして、これら被係止部91が上記クランプ89の
回動に伴って上記攪拌槽51の係止部56に係脱自在に
係合され、これら係止部56J3よび被係止部91の傾
斜面の当接により締付けられて、上記Oリング58が槽
M81の下面に気密に圧接されるようになっている。
また、第4図@(ハ)に示すように、上記槽M81の下
面には一対のイースト容器固定板96が固着されており
、このイースト容器固定板96に下面を開口した白状の
イースト容器97が着脱自在に成句けられている。すな
わち、このイースト容器97の上面両側に形成された屈
曲片98が上記両イースト容器固定板96上に差込み係
合されている。そして、上記イースト容器97の下面開
口は、このイースト容器97に蝶番99により上下回動
自在に支持されかっばね(図示しない)により常時上方
へ付勢された白状の容器蓋100により開閉自在に閉塞
されている。なお、上記蝶番99は、は痒槽51内でよ
り外周側に位置しており、上記容器蓋100は、開時に
撹拌4fi51の中央の撹拌羽根73に向かって下降す
る方向へ傾くようになっている。さらに、上記容器@ 
100の側部には水平な受は片101が折曲形成されて
いる。
一方、この受は片101の上方に位置して上記槽!i8
1には、下部が下方へ向ってテーバ状に拡径した通孔1
02が形成されており、この通孔102には、上記槽蓋
811に固着された克持具103に上下動自在に支持さ
れた突きビン104が貫通されている。この突きビン1
04は、下端で上記受は片101を下方へ押圧するもの
であるが、コイルばね105により常時上方へ付勢され
ている。また、上記突きビン104の下部にはOリング
106が気密に嵌着されており、このOリング106は
上記通孔102の下部のテーパ面に常時は気密に圧接さ
れている。
さらに、上記槽蓋81上に支持体107を介してソレノ
イド 108が固着されており、このソレノイド108
の上下動するロッド109が上記突きビン104に連結
されている。
つぎに、上記温gA装置42について、第1図を参照し
て説明する。
上記槽枠61の後面部に形成された開口部121の前側
に前側ダクト 122が固着されており、このダクト 
122の前面開口が上記攪拌槽51の外周面に後方から
近接対向されている。また、上記機体11の上側の空間
部14の後部に取付けられた函体123の前部上側に後
側ダクト 124が固着されており、この後側ダクト 
124の前面開口が上記槽枠61の開口部121に重合
されている。そして、上記函体123の上部にはモータ
 125により回転駆動されるファン126が配設され
ている。また、上記後側ダクト 124内には、エバポ
レータ 127が後部に配設されているとともに、ヒー
タ 128が前部に配設されている。さらに、上記函体
123の前面部でダクト 122. 124の左右両側
方には連通口(図示しない)が開口形成されている。
一方上記函体123内における上部と仕切板13Gで仕
切られた下部には、モータ 131により回転駆動され
るファン132と、このファン132の前方に位置した
コンデンサ133と、コンプレッサ134とが配設され
ている。そして、このコンプレッサ134は、上記エバ
ポレータ 127およびコンデンサ133に連通されて
おり、また、上記ファン132は、上記機体11内の最
後部のダクト26に連通されている。
つぎに、上記定[11ra43について、主に第1図お
よび第2図を参照して説明する。
第3図に示すように、上記槽蓋81には、空気導入ジヨ
イント 141が貫通固定されており、この空気導入ジ
ヨイント 141は、可撓な導管142を介して、上記
機体11内においてたとえば中間の空間部15に配設さ
れた加圧装置としてのコンプレッサ143に接続されて
いる。
また、上記上側の仕切板12の下面には天板146が取
付けられており、この天板146には一定の間隔“を保
持して対向した前面板141および後面板148が垂設
されている。また、これら前面板147および後面板1
4Bには、下面問に底板149が固着されているととも
に、左右の各側面間に側板150、 151が固着され
ている。そして、第2図に示すように、上記天板14B
には上記撹拌1!!51の下面開口に重合される開口部
152が形成されており、この開口部152に下方から
対向する開口部153が上記底板149に形成されてい
る。また、これら開口部152. 153の左方に位置
して上記上側の仕切板12および天板146と底板14
9とには上下方向に対向した開口部154. 155が
それぞれ形成されている。
そして、上記底板149の右側の開口部153の下方に
位置して定量モータ 161が固定的に支持されている
。また、この定量モータ 167により上下動されるシ
ャフト 168の上端には、上記攪拌槽51の下面IF
f19を閉塞する位置から上記開口部153の下方まで
移動する定量ピストン169が固着されている。
また、上記天板14Gと底板149と前面板141と後
面板148との間にはスライダ111が左右方向へ摺動
自在に嵌合されている。そして、このスライダ171の
左部には上下に開口した定量室114が形成されており
、この定量室174は、上記天板1466 ヨヒ底板1
49(11[]all 152. 153上重合して、
内部を上記ピストン169が上下に摺動するようになっ
ている。また、上記スライダ171の上端面部から右方
へ延出させて上記開口部152を開閉自在に閉塞するm
塞板175が一体に形成されている。
また、右側の上記側板151には定量移動モータ 18
2が固着されている。そして、この定耐移動モータ 1
82により左右動されるシャフト 183の左端部に上
記スライダ111が連結されている。
また、上記定量室174は上記天板146および底板1
49の左側の開口部154. 155にも重合されるが
、この開口部154に臨んで上記上側の仕切板12上に
排出モータ 192が固着されている。そして、この排
出モータ 192により上下動されるシャフト193の
下端には、上記支持体191内に収納された位置から上
記定量室174内を摺動して上記底板149の開口部1
55まで移動する排出ピストン194が固着されている
つぎに、上記丸め装置44について説明する。
上記下側の仕切板13上に基台201が固着されており
、この基台201上に上記底板149の開口部155の
下方に位置して上面を開口した丸め槽202が設けられ
ている。この丸め槽202は、局面部の後側に排出口(
図示しない)が切欠形成されているとともに、内底部に
回転円板205がその中心下部の回転軸206により回
転自在に支持されており、回転円板205上の中心より
偏心した位置にほぼ円錐形状の丸め柱207が立設され
ている。上記回転軸206は、上記基台201に設けた
丸め用モータ(図示しない)により回転駆動されるもの
である。
さらに、上記丸め槽202の外周面に沿って上記排出口
を開閉する円弧状の開閉蓋(図示しない)が摺動自在に
支持されている。このl11rFIiは、開閉ソレノイ
ドにより駆動されるものである。
さらに、第1図に示すように、上記基台201上には、
上記丸め槽202内へ送風する生地冷却ファン装置21
9が配設されている。
つぎに、上記移動装置45について説明する。
上記丸め装置44の基台201の後方に沿ってかつ上記
成形発酵室19の後部に臨んで上記下側の仕切板13に
左右方向へ延びる開口部220が形成されている。そし
て、この開口部220に臨んで上記下側の仕切板13上
に固着された基枠221上に移動台222が左右方向へ
移動自在に設けられている。すなわち、基枠221の両
側にレール223が取付けられ、この前後両側のレール
223に上記移動台222の下部両側に軸架した複数個
の転輪224が移動自在に支持されている。そして、上
記基枠221の両端に支架した軸225のスプロケット
226間に無端チェノ227が掛は渡されているととも
に、このチェノ227に上記移動台222が連結片22
8を介して連結され、移動台用モータ(図示しない)の
駆動によって軸225のスプロケット226間でチェノ
227を回行し、連結片228を介して移動台222を
レール223に沿って進退移動するようになっている。
また、枠状の上記移動台222の中央部に左右一対のシ
ャツタ板229が接離移動自在に支持されている。そし
て、上記移動台222の両端にソレノイド230が取付
けられ、このソレノイド230の作動片231が上記シ
ャツタ板229にそれぞれ連結され、ソレノイド230
の作動により作動片231を進退することにより、一対
のシャツタ板229が同時に接離開閉するようになって
いる。
つぎに、上記成形発酵装置47および焙焼装置48につ
いて説明する。
上記機体11内の下側の空間部16にパン型搬送台24
1が前後動自在に支持されている。このパン型搬送台2
41は、底板242と、この底板242の前端縁から立
設されかつ下端縁を中心として回動自在の前面板243
と、上記底板242の後端縁から立設された後面板24
4とからなっている。そして、図示していないが、左右
両側のレールと複数対の転輪とにより上記底板242が
機体11に支持されている。また、上記下側の空間部1
6の下部に軸支された前後一対の軸245の左右両端部
にそれぞれスプロケット246が固着されており、前後
のスプロケット246にそれぞれ無端チェノ247が掛
は渡されている。そして、これらチェノ247に上記パ
ン型搬送台241の底板242が連結片248を介して
連結され、搬送台用モータ(図示しない)の駆動によっ
て軸245のスプロケット246間でチェノ247を回
行し、連結片248を介してパン1112送台241を
上記下側の空間部16における前側の成形発酵室19と
後側の焙焼室20との間で移動するようになっている。
上記パン型46は、前後方向に長くかつ上面を開口した
白状になっており、上記パン型搬送台241の底板24
2上に左右方向に並べてたとえば5つ載置されるもので
ある。なお、図示していないが、上記パン型搬送台24
1の底板242上に設けられた位匠決め部により上記パ
ン型4Gが位置規制されるようになっている。
また、上記成形発M119内の最下部には成形梵酵ヒー
タ261が配設されている。また、函体262により形
成された上記焙焼室20内の上部と最下部とには焙焼ヒ
ータ263がそれぞれ配設されている。
さらに、上記機体11内の中間の空間部15の後部下側
に配設されたモータ266により駆動される焙焼ファン
267が、上記焙焼室20に上方から臨ませて配設され
ている。
また、上記焙焼ファン267は上記機体11内の最後部
のダクト26にrMrA根28上28方で連通している
が、同じモータ266により駆動される排熱ファン26
8は開閉板28より上方でダクト26に連通している。
さらに、上記中間の空間部15の後部上側には、上記ダ
クト26に連通ずる別の排熱ファン269が配設されて
いる。
つぎに、上記パン製造機を用いたパンの製造方法につい
て説明する。
上記パン製造機は、とくにパン屋などの店舗で業務用に
用いるのに適したものであり、パン生地作りからパンの
焼き上げまでをほぼ全自動で行なう。製造されるパンは
、とくに山形パンまたは角形パンであり、たとえば3斤
分のパンが5本−度に製造される。そして、6装δ41
.43.44.45゜47、48はシーケンサからなる
電気回路により制御される。
まず、製造方法の概略を説明する。
最初に攪拌槽51内に水、ミルク、小麦粉、ショートニ
ング、砂糖などのパンの原料を15斤分投入する。また
、イーストをイースト容器97内に投入してこれを槽蓋
81に取付ける。そして、上蓋62と上部ドア22とを
ともに閉じて、開始スイッチを操作すると、パンの原料
のbt拌が始まる。このとき、山形パンの製造と角形パ
ンの製造との選択をも合わせて行なう。なお、タイマー
をセットすることにより、所定時間後に撹拌を開始させ
ることもできる。そして、たとえば70分で撹拌が終了
し、パン生地40がこね上げられる(1j!拌工程)。
なお、この撹拌工程の優生に、イースト容597からイ
ーストがパン生地40へ自動的に投入される。
また、レーズンやくるみなどの添加物入りのパンを製造
するときは、撹拌工程の終了直前に添加物を手動でパン
生地40へ投入する。
つぎに、撹拌が行なわれずにパン生地4Gが攪拌槽51
内で放置され、たとえば50分間パン生地40の第1発
酵が行なわれる(第1発酵工程)。なお、たとえばこの
第1発酵が行なわれている間に、成形発酵室19内のパ
ン型搬送台241上にパン型46を手動で装着する。
なお、この第1発酵工程および上記撹拌工程において、
温調装置42によりパン生地40の温調が行なわれる。
つぎに、攪拌槽51からパン生地40が所定量すなわち
1斤分ずつパン型46まで移送されるが、その途中で丸
め装@44により1斤分のパン生地40が丸められると
ともに、このパン生地40のガス扱きが行なわれる(丸
め移送工程)。すなわち、まず定量ピストン169が下
降するとともに、コンプレッサ1/I3により攪拌槽5
1内に圧力が加えられ、この攪拌槽51からスライダ1
71の1斤分の容量を有する定量室174内にパン生地
40が送り出された後、スライダ111が左方向へ移動
し、パン生地40の定量が行なわれる。ついで、排出ピ
ストン194により定量室114内のパン生地40が丸
め!a202内に落下され、パン生地40が丸められる
。ついで、丸め4fi 202内から丸められたパン生
地40が移動装置45のシャツタ板229上に放出され
た後、このシャツタ板229とともに移動台222が左
右方向に移動し、5つのパン型46のいずれかの上方で
停止する。そして、シャツタ板229が聞いてパン型4
6内にパン生地40が落下される。
これがたとえば15回繰り返されるが、各回でパン生地
40の載ったシャツタ板229の停止位置およびパン型
搬送台241の停止位置が異なることにより、5つのパ
ン型46にそれぞれ前後方向に並んで3つずつ計15個
のパン生地40が供給される。
この丸め移送工程は、たとえば約20分で終了する。
なお、角形パンの製造を選択した場合には、丸め移送工
程の終了後、各パン型46の上面開口をパン型蓋(図示
しない)によりそれぞれ閉塞する。
このパン型蓋は、手動で前方から差込むことによりパン
型46に取付ける。
つぎに、成形発酵室19内において、成形発酵ヒータ2
61の加熱により、約37〜40℃でたとえば約20〜
30分間、パン生地40の成形発酵が行なわれる(成形
発酵工程)。なお、角形パンと山形パンとでは、成形発
酵の温度ないし時間は若干異なる。すなわち、角形パン
は約20分、山形パンは約30分である。また、この成
形発酵工程の開始時から焙焼ヒータ263により焙焼室
20の予熱が行なわれる。
つぎに、パン型搬送台241が約200℃まで予熱され
ている焙焼室20へ移動され、約200℃でたとえば約
50分間パン生地40が焙焼され、パンが焼き上がる(
焙焼工程)。
その後、パン型46を機体11内から取出す。
ここで、上記撹拌工程についてより詳しく説明する。
上記ドア22を開けるとともに、係止クランプ89を回
動させて槽M81と攪拌槽51との係合を解き、第1図
に矢印で示すように、上162を槽蓋81とともに上方
へ回動させて開け、W1痒槽51内にその開放された上
面開口を介してパンの原料を手動で投入する。また、イ
ースト容器91内にイーストを入れ、このイースト容器
97の屈曲片98をイースト容器固定板96に差込んで
、槽蓋81にイースト容器97を取付ける。
ついで、上M62を槽M81とともに下方へ回動させて
閉じる。そうすると、上M62の押圧片64が槽枠61
にある上蓋スイッチ65の開閉子66を下方へ押圧し、
この上蓋スイッチ65が閉じる。また、撹拌WI51か
ら離れていた槽蓋81が攪拌槽51上に載る。
ついで、係止クランプ89を回動させてその被係止部9
1を攪拌槽51の係止部56に係合させ、攪拌槽51に
槽i81を係止する。その締付けによって、このWi蓋
81に攪拌槽51のOリング58が気密に圧接される。
その際、上蓋62に固着された軸受74がゴム製パッキ
ング86を介して梢益81に連結されており、かつ、こ
の槽蓋81が上i62にこの上蓋62に対し上下摺動自
在の支持杆83を介して支持されているので、上蓋62
の開閉時攪拌槽51と槽蓋81との取付は高さなどのば
らつきを吸収することができる。たとえば、攪拌槽51
が低く取付けられた場合でも、閉じた槽蓋81とOリン
グ58との間に隙間が生じることがない。逆に、攪拌槽
51が高く取付けられた場合でも、各部材に過度の負担
がかからないとともに、上蓋62および槽蓋81を支障
なく開閉できる。
そして、これら上蓋62およびWi蓋81の構成によれ
ば、両者が連動して開閉することにより、蓋62、81
の開閉に手間がかからないとともに、撹拌装置41のと
くに高さを小さくすることができる。
さらに、上部ドア22を閉じるが、そうすると、このド
ア22がドアスイッチ33の開閉子34を後方へ押圧し
て、このドアスイッチ33が閉じる。
そして、開始スイッチを操作すると、撹拌が始まるが、
上蓋スイッチ65およびドアスイッチ33がともに閉じ
ていないと、撹拌モータ68は駆動しない。すなわら、
上蓋62が開いていれば、上蓋スイッチ65が問いてお
り、上部ドア22が聞いていれば、ドアスイッチ33が
開いているので、上蓋62または上部ドア22の少なく
とも一方が開いていれば、撹拌羽根73が回転せず、安
全である。
撹拌工程の最初には、撹拌モータ68がたとえば5秒間
のオンと5秒間のオフとを5分間繰り返し、水と小麦粉
などとの混合すなわち水和が行なわれる。
ついで、水和終了後、撹拌モータ68がたとえば10分
間のオフと10分間のオンとを3回繰り返し、パン生地
40が練り上げられていく。そして、最少の3回目の1
0分間の撹拌モータ68のオフ時に、ソレノイド 10
8が通電され、第1図および第4図(2)に鎖線で示す
ように、そのロッド109が突きビン 104を押し、
このピン104が下降してイースト容器97の容器W1
00の受は片101を下方へ押圧することにより、この
容器3% 100が下方へ回動して聞き、イースト容器
97内のイーストがパン生地40へ放出される。ついで
、最後の3回目の10分間の撹拌モータ68のオン時に
、撹拌羽根73の回転によりイーストがパン生地40と
混合される。
ところで、イースト容器97の容器M100は、撹1を
槽51内の中央側の回転部である撹拌羽根γ3へ向かっ
て下降するように傾斜して開く。したがって、イースト
はイースト容器97から撹拌WI51内の中央側へ向か
って放出される。かりにイーストが攪拌槽51の外周部
へ放出されたとづると、イーストのパン生地40への混
入が悪くなるが、上記構成によれば、攪拌槽51内の中
央側へイーストが放出されるので、このイーストとパン
生地40とを良好に均一に混合することができる。
ついで、3回目の10分間の撹拌モータ68の駆動後、
この撹拌モータ68はたとえば約4分間停止する。この
とき、添加物の投入を促すブザーおよびランプが作動す
る。そこで、添加物入りパンを製造する場合には、ブザ
ーおよびランプによる報知があったとき、作業者は、上
部ドア22および上M62と槽蓋81を手動で開けて、
撹拌1f151内に添加物を投入し、上蓋62、槽蓋8
1および上部ドア22を再びmじる。ついで、上記4分
間の撹拌モータ68の停止後、この撹拌モータ68が再
びたとえば約1分間駆動し、添加物をパン生地40に混
合する。
つぎに、上述のように第1発酵工程においてパン生地4
0がm痒梢51内で発酵されるが、このとき、パン生地
40の温度は所定温度たとえば約27〜30℃に保たれ
なければならい。そうでないと、パンの焼き上がりが悪
なる。そこで、周囲WjAv1に応じて、温調装置42
が槽室136内を冷却または加熱し、パン生地40の温
度を制御する。
なお、撹拌工程においても、温調装置42により攪拌槽
51の温調が行なわれる。
また、上述のように、たとえば第1発酵工程の途中で、
下部ドア23およびパン型搬送台241の前面板243
を下方へ回動させて開け、成形発酵室19内に位置して
いるパン型搬送台241の底& 242上の所定の位置
に5つのパン型46をそれぞれ載せ、前面板243およ
び下部ドア23を上方へ回動させて閉じる。
つぎに、上記丸め移送工程についてより詳しく説明する
第1発酵工程の終了時には、攪拌槽51内の中央部でパ
ン生地40により大きな気泡が生じ、攪拌槽51内の外
周部でパン生地40により小さな気泡が生じているため
、撹拌41151内のパン生地40は、第3図に鎖線で
示すように、中央部が上方へ膨み、外周部がより低く位
置している。ところが、このまま定量ピストン169を
下降させ定量室174を開放するとともにm拌槽51内
に空気圧を加えて定Wを行なったとすると、大きな気泡
のある中央部のパン生地40が先に定量室174に送り
込まれるため、最初に定量されるパン生地40は実質的
な容積が少なくなってしまう。たとえば、1ffiにし
て最初に定mされるパン生地40は、所定間よりも約2
0%も減少してしまう。
これを防止するには、丸め移送工程の最初の定M聞始前
に、定石ピストン169により攪拌槽51の下面開口に
臨む開口部152を閉じた状態で、コンプレッサ143
により上方から攪拌槽51内に空気圧をかけるとよい。
そうすることによって、第3図に実線で示すように、撹
拌$151のパン生地40が平らになり、パン生地40
内のガス保持気泡が圧縮されるとともに、パン生地40
の各部における気泡の大きさがほぼ一定になる。したが
って、各回の定量において送り出されるパン生地40の
石をほぼ一定にすることができる。たとえば、丸め移送
工程の最初に201jJ間空気圧を加えてから定量する
と、所定の450gに対して1回目の定量におけるパン
生地40の重aは約420gとなり、6.7%の不足で
済む。
また、丸め移送工程の最初に加圧することは、攪拌槽5
1およびWt伴羽根13とパン生地40との貼り付きを
少なくし、このパン生地40を滑りやすくする効果もあ
る。
ところで、定楢時を含めて、上述のように撹拌!M51
内に空気圧をかけるときには、攪拌槽51の上部と41
181との間の気密性が0リング58により保持され、
l1i81と軸受14との間の気密性がゴム製パッキン
グ86により保持され、軸受74と撹拌羽根13の伝動
シャフト72との間の気密性がオイルシール体79によ
り保持されているとともに、イースト放出用の突きビン
104と槽蓋81との間の気密性がOリング106によ
り保持されており、攪拌槽51内が密1!II状態にな
っているので、撹拌JIi51の上部における外部への
空気漏れが確実に防止される。
したがって、攪拌槽51内のパン生地40が確実に加圧
される。
ついで、上記最初の加圧後、定量モータ 167の駆動
により定量ピストン169が下降するが、このピストン
169は、n口部152から開口部153の下方まで下
降し、定量室174が開放される。この状態で、コンプ
レッサ143により攪拌槽51内に空気圧が加えられ、
この攪拌槽51内から定量室114内へ開口部152を
介してパン生地40が送り出される。ついで、定量移動
モータ 182の駆動によりスライダ171が左方向へ
移動し、定量室114が排出ピストン194に臨む位置
に達する。ついで、排出モータ 192の駆動により排
出ピストン194が下降し、定量室174内のパン生地
40が丸め槽202内に落下される。
その後、排出ピストン194が上野され、ついで、スラ
イダ171が右方向へ移動され、その発酵室174が攪
拌槽51に臨む位置に戻る。なお、定量モータ 167
、定量移動モータ 182および排出モータ 192は
、図示していないが、定量ピストン169、スライダ1
11および排出ピストン194の位置をそれぞれ検出す
るマイクロスイッチのオン・オフによりυI11]され
る。
また、定量室174が攪拌槽51に臨む開口部152よ
りも左方に位置しているときには、スライダ171の上
部右側に一体に形成された閉塞板175が開口部152
を!1塞し、この開口部152からパン生地40が漏れ
出ることを防ぐ。
そして、丸め槽202内に1斤分のパン生地4゜が入る
と、回転円板205がたとえば約20〜40秒回転する
。こうして、回転円板205が回転すると、パン生地4
0は、遠心力により外周側へ飛び出ようとするので、丸
め槽202の周面部にぶつかり、また、この局面部と丸
め柱207との間に挟まりながら回転して丸くなる。こ
れとともに、丸め柱207でつぶれることにより、パン
生地40からのガス抜きが行なわれる。
なお、この丸めが行なわれている間、生地冷却ファン装
置219が駆動して、丸め槽202内に上方から冷却風
を送り込み、丸め中のパン生地40を乾燥させる。
そして、回転円板205の回転開始後約20〜40秒た
つと、丸め槽202の排出口が聞き、遠心力によりパン
生地40が丸め槽202内から放出され、移動l閥45
の閑じている一対のシャツタ板229上に移載される。
その後、回転円板205が停止するとともに、排出口が
閑じ、定量装置43からの新たなパン生地40の供給を
時期する状態になる。
一方、上述のようにシャツタ板229上にパン生地40
が載ると、移動台用モータが作動し、移動台222をた
とえば左方端のパン型46上に移動し、マイクロスイッ
チ等の作動によりその上方位置で停止するとともに、ソ
レノイド203が作動して一対のシャッタ&i 229
を互いに離間する方向に同時に開き、開口部220から
パン生地40をパン型4G内に落下させる。ついで、移
動台222はシャツタ板229を閉じながら、丸め槽2
02の排出口位置まで復帰し、上記と同様にしてパン生
地40を受け、再び同じパン型46上に移動し、パン生
地40を落下させる。
そして、パン生地40が供給されるパン型46において
は、最初、後側の空間部にパン生地40が供給される。
そして、この後側の空間部にパン生地40が供給された
後、図示しない搬送台用モータの駆動により搬送台24
1とともにパン型46が1ステツプすなわちパン型46
内の前後方向の長さの173だけ後退する。したがって
、パン型46の後側の空間部へのパン生地40の供給の
次は、同じパン型46の中央の空間部へパン生地40が
供給される。さらに、その後、パン型46が1ステツプ
後退し、つぎは、そのパン型46の面側の空間部にパン
型i1!140が供給される。
こうして1個のパン型46内に一連3個の丸められたパ
ン生地40が繰り返し供給された後、パン型搬送台24
1が前進し、次のパン型46に前後に並んで3つのパン
生地40が供給され、最終的に、各パン型46に3つず
つパン生地40が供給される。
つぎに、上記成形発酵工程および焙焼工程についてより
詳しく説明する。
すべてのパン型46へのパン生地40の供給が終了した
後、第1図に実線で示すように、パン型搬送台241が
前進し成形発酵室19内に位置覆る。そして、成形発酵
ヒータ 261が通電され、パン型46内のパン生地4
0がよいパンを作るために適当な容積まで発酵される。
なお、角形パンの製造を選択した場合には、上記成形発
酵工程の始めに、パン型薔の装着を促すブザーないしラ
ンプが作動する。そこで、作業者は、下部ドア23およ
びパン型搬送台241の前面板243を回動させて開け
た後、各パン型46にそれぞれパン型蓋を装着し、再び
前面板243および下部ドア23を閉じる。
また、成形発酵工程の開始とともに、焙焼ヒータ263
が通ff1iれ、焙焼室20が予熱される。なお、成形
発酵室19と焙焼室20とはパン型搬送台241の後面
板244により遮熱される。
ついで、成形発酵工程が終了すると、成形発酵ヒータ2
61の通電が断たれるとともに、第1図に鎖線で示すよ
うに、パン型搬送台241が後退し予め約200℃まで
予熱された焙焼室20内に挿入される。そして、焙焼室
20内において約50分パン生地40が焙焼される。
また、焙焼時には、モータ266の駆動により焙焼ファ
ン261が何転し、!!閉された焙焼室20内に第1図
に矢印で示すような循環風を生じせさ、パンがむらなく
焼き上がるようにする。これとともに、同じモータ26
6により駆動される排熱ファン268およびもう1つの
排熱ファン269は、焙焼室20の周囲の排熱を行なう
。なお、これらファン267、 268. 269は、
成形発酵工程の開始時から作動する。
そして、パンが焼き上がると、焙焼ヒータ263への通
電が斬たれるとともに、パン型搬送台241が前進する
。これとともに、焼き上がりを報知するランプおよびブ
ザーが作動する。これに応じて、作業者は、下部ドア2
3および搬送台241の前面板243を聞け、パン型4
6を取出す。
なお、パン生地40が接する部分たとえば撹拌jI45
1の内面、撹拌羽根13、定量室174を有するスライ
ダ171の内外面、このスライダ171が摺動する天板
146、前面板147、後面板148、底板149、側
板15G、  151の内面、定員ピストン169、排
出ピストン194、丸め槽202の内面、移動台222
およびシャツタ板229などに非粘着性のフッ素樹脂な
どのコーティング加工を施してもよい。
そうすれば、移送工程時などにパン生地40が滑りやす
くなるとともに、洗浄も容易になる。たとえば、上記コ
ーティングを施さなかったとすると、撹拌工程および第
1発酵工程において攪拌槽51の内面および撹拌羽根7
3にパン生地40が貼り付き、後期の定量にあっては、
定m室174にパン生地40が送り込まれず、所定量の
定量が行なえず、多聞のパン生地40が攪拌槽51内に
残ってしまうことがある。ところが、上記コーティング
を施すことにより、圧力を加えて定量するとき、比較的
小さな圧力によってパン生地40が撹拌4f151の内
面および撹拌羽根73から容易に剥れ、円滑に下方へ滑
って定量室114に送り込まれる。したがって、最後ま
で正確で円滑な定量が行なわれる。
さらに、上記実施例では、加圧装置を空気により加圧す
るコンプレッサ143としたが、加圧装置は空気以外の
流体により加圧するものとしてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、上蓋上の撹拌モータおよび撹拌羽根間
の伝動シャフトを軸支する軸受を上蓋に固着し、この上
蓋の下側に槽蓋を上下動自在に支持し、この槽蓋の中央
部の開口部に上記軸受を位置させて、この軸受と槽蓋と
を可撓性を有するパッキングにより連結したので、撹拌
装置を小形にできるとともに、上蓋と槽蓋とが連動して
開閉することにより、蓋の開閉作業に手間がかからず、
しかも、攪拌槽に対する槽蓋の取付は高さなどにばらつ
きがあっても、このばらつきが吸収できることにより、
閉じたmiと攪拌槽との間に隙間が生じたりしないとと
もに、各部材に無理な負担がかかるようなことがなく、
上蓋および槽蓋を支障なく閉じることができる。また、
槽蓋が攪拌槽の上面開口の周辺部にシール性を保持して
取付けられ、伝動シャフトは軸受にシール性を保持して
軸支するとともに、この軸受と槽蓋とは環状の上記パッ
キングによりシール性を保持して連結したので、定量時
などに攪拌槽内に流体圧を加えたとき、加圧流体が攪拌
槽外へ漏洩することがなく、攪拌槽内に確実に流体圧を
かけることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパン製造機の一実施例を示す側面方向
断面図、第2図は同じパン製造機の正面方向断面図、第
3図は上記パン製造機の撹拌装置の正面方向断面図、第
4図(2)は上記撹拌装置のイースト容器部分の側面方
向断面図、第4図υは同じイースト容器部分の正面方向
断面図である。 40・・パン生地、41・・撹拌装置、43・・定置装
置、51・・攪拌槽、61・・基体としての槽枠、62
・・上蓋、68・・撹拌モータ、72・・伝動シャフト
、73・・撹拌羽根、74・・軸受、81・・槽蓋、8
4・・開口部、86・・パッキング、143・・加圧装
置としてのコンプレッサ、114・・定1室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パンの原料を攪拌してパン生地を作る攪拌装置と
    、この撹拌装置から所定量のパン生地を受入れる定量装
    置とを備え、 上記攪拌装置は、上面および下面を開口した攪拌槽と、
    この攪拌槽の上面開口の周辺部にシール性を保持して着
    脱自在に取付けられる槽蓋と、上記攪拌槽に隣接して設
    けられた基体と、この基体の上部に開閉自在に設けられ
    上記攪拌槽の上方に位置する上蓋と、この上蓋上に設け
    られた攪拌モータと、この攪拌モータにより伝動シャフ
    トを介して回転駆動され上記攪拌槽内に位置する撹拌羽
    根とを有し、 上記定量装置は、上記攪拌槽の下面開口に臨んで位置す
    る定量室と、上記攪拌槽内の上部に連通され流体圧をか
    けてこの攪拌槽内から上記定量室にパン生地を送り出す
    加圧装置とを有し、上記伝動シャフトをシール性を保持
    して軸支する軸受を上記上蓋に固着し、 上記槽蓋を上記上蓋の下側に上下動自在に支持し、 上記槽蓋の中央部に形成された開口部に上記軸受を位置
    させるとともに、この軸受と上記槽蓋とを可撓性を有す
    る環状のパッキングによりシール性を保持して連結した ことを特徴とするパン製造機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013132565A (ja) * 2011-12-24 2013-07-08 Sugihara Craft:Kk 加圧式攪拌機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013132565A (ja) * 2011-12-24 2013-07-08 Sugihara Craft:Kk 加圧式攪拌機

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