JPH02207473A - 避雷器の切離し装置 - Google Patents

避雷器の切離し装置

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JPH02207473A
JPH02207473A JP2793889A JP2793889A JPH02207473A JP H02207473 A JPH02207473 A JP H02207473A JP 2793889 A JP2793889 A JP 2793889A JP 2793889 A JP2793889 A JP 2793889A JP H02207473 A JPH02207473 A JP H02207473A
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JP
Japan
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movable
movable electrode
electrode
reactor
fixed
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Application number
JP2793889A
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English (en)
Inventor
Takashi Moriyama
貴旨 森山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、避雷器の故障時に避雷器を電路から切離す
、避雷器の切離し装置に関するものである。
[従来の技術] 第6図は例えば特開昭55−95284号公報に示され
た従来の避雷器の切離し装置を示す断面図である。
第7図及び第8図はそれぞれ切離し装置の動作前及び動
作後の状態を示す正面図である。第7図に示す支持金具
(13a)により鉄塔のアーム(13)に連結された避
雷器(1)の下部には第6図に示すようにリアクトル(
2)及びギャップ(3)を有するギャップ部(4)が形
成されている。ギャップ部(4)の下部には、可溶線(
5)及び断路部(6)を備えた切離し部(7)が接続さ
れ、この切離し部(7)は、接続部材(8)を介して第
7図の送電線(9)に接続されている。
送電線(’l)は送電線用懸垂碍子(10)により別途
支持されている。第9図は以上の各部を表わす等節回路
である。但し、避雷器(1)及び送電線用懸垂碍子(1
G)は静電容量として表わしている。
次に上記の従来例の動作について説明する。避雷器(1
)が例えば送電線(9)への落雷による雷インパルスを
受けたときは、その周波数が高いためにリアクトル(2
)のインピーダンスが大きくなり、その結果ギャップ(
3)に電圧が印加され、雷インパルス電流は可溶線(5
)に流れないで第6図の接続部材(8)、シャント(1
1)を経てギャップ(3)へと流れる。
一方避雷器(1)に異常があるときは、商用周波の地絡
電流が送電線(9)からアーム(13)へ流れるが、周
波数が低いのでリアクトル(2)のインピーダンスは十
分低い。従って地絡電流は、可溶線(5)を経てリアク
トル(2)に流れる。地絡電流が流れることによって可
溶線(5)が溶断すると、この部分にアークが発生し、
切離し部(7)の絶縁筒(12)内の空間の圧力が上昇
する。そして空間の圧力上昇により絶縁筒(1z)が破
壊され、その結果、第8図に示すように避雷器(1)は
送電線(9)からすみやかに切離される。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の避雷器の切離し装置では、装置の一
部である絶縁筒(12)を破壊することによって避雷器
(1)を送電線(9)から引離す。従って、切離し動作
時に破壊された部分が空中に飛散して落下するので危険
であるという問題点があった。
この発明は上記の様な問題点を解消するためになされた
もので、装置を破壊することなく避雷器を送電線から引
離すことのできる避雷器の引離し装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る避雷器の切離し装置は、絶縁物からなる
ケースと、 上記ケースに回動自在に支持された第1の可動電極と、 上記第1の可動電極と係合し、同可動電極の回動を阻止
するべき可動電極支持手段と、上記可動電極支持手段に
よってその回動を阻止された上記第1の可動電極に支持
されることによって電気的に接続され、この接続によっ
て送電線と避雷器とを接続すべき第2の可動電極と、上
記第1の可動電極及び上記第2の可動電極と電気的に非
接触状態で上記ケースから支持され、所定値以上の電流
が流れることによって上記第2の可動電極と電気的に接
触する固定電極と、上記第1の可動電極と上記固定電極
との間に接続されたコンデンサと、 上記第1の可動電極と上記固定電極との間に接続され、
励磁されることによって機械的変位を生じ、この変位に
よって上記可動電極支持手段による上記第1の可動電極
の回動阻止状態を解除する手段を有するリアクトルと を備えたものである。
[作用] この発明においては、避雷器の故障電流によってリアク
トルが機械的変位を生じ、可動電極支持手段による第1
の可動電極の回動阻止状態を解除する。回動阻止状態を
解除された第1の可動電極は、第2の可動電極等の重み
によって回動し、第2の可動電極を解放し、ケースから
切離す。
[実施例] 第5図はこの発明の一実施例による避雷器の切離し装置
を送電線に取付けた状態を示す正面図である。図におい
て、鉄塔(10は、水平方向に張り出したアーム(13
)を有しており、このアーム(13)に上端を固定して
垂下した送電線用懸垂碍子(10)の下端には送電線(
9)が保持されている。また同じアーム(13)には、
送電線用懸垂碍子(10)に対して所定の絶縁距離を隔
てて避雷器(1)の上端が固定され、下端には本発明の
切離し装置の一部を構成する支持機構(15)が設けら
れている。支持機構(15)は可動導体(17)の一端
を回動自在に支持している。可動導体(17)の他端は
送電線用懸垂碍子(lO)の下部に取付けられた切離し
機構(16)に連結されている。この切離し機構(16
)は取付板(21)を介して送電線(9)と導通してい
て、送電線(9)に落雷があったとき、雷電流が切離し
機構(16)から可動導体(17)を通り、さらに支持
機構(15)から避雷器(1)を通過しアーム(13)
から鉄塔(14)を経て大地へ流れるように電路を構成
している。一方、避雷器(りの故障によって地絡電流が
流れ始めると、切離し機構(16)が作動し、可動導体
(17)の後述する接続部を切離し、2点鎖線によって
示す位置まで可動導体(17)を回動させる。
第1図は、第5図に示す支持機構(15)と切離し機構
(16)との正常時における状態を示す断面図である。
図において、取付板(21)の下部には絶縁物からなる
円筒状のケース(22)が取り付けられている。ケース
(22)の内周面状には一対のコンデンサ(36)が取
り付けられ、リード線(25)及び(26)によってそ
れぞれ可動電極取付部(30)及び固定電極(18)へ
接続されている。各コンデンサ(36)の下部には一端
をリード線(23)によって可動電極取付部(30)に
接続された固定リアクトル(2^)が絶縁されて固着さ
れている。各固定リアクトル(2^)の他端は一対の可
動リアクトル(2B)のそれぞれの一端とリード線(2
0を介して接続されている。各可動リアクトル(2B)
の他端はリード線(37)を介して固定電極(18)へ
接続されている。各可動リアクトル(2B)は図示しな
い支持手段によって図の上下方向に所定量移動可能に支
持されている。リード線(20は例えば固定リアクトル
(2A)及び可動リアクトル(2B)の側面上で接続さ
れていて、可動リアクトル(2B)の上下動の妨げとな
らないように配線している。
板状の弾性導体からなる一対の固定電極(18)の各上
端部は、固定電極支持部(27)をはさんで向かい合う
ようにして取付板(21)に固着されている。固定電極
支持部(27)は絶縁物からなり、取付板(21)に固
着されている。一対の第1の可動電極(19)は、ケー
ス(22)から後述する支持手段によって可動電極取付
部(30)を中心として図の時計方向又は反時計方向に
回動自在に支持されている。この可動電極(19)によ
って保持された第2の可動電極(20)は、向かい合っ
た一対の固定電極(18)との間にギャップ(40)を
形成している。すなわち、第2の可動電極(20)は第
1の可動電極(19)とは電気的に接触しているが、固
定電極(18)とは接触していない。各固定電極(18
)の下端には絶縁体(28)が取り付けられ、第1の可
動電極(19)の上方への回動に対するストッパーとな
っている。
第3図は、第1図のm−■矢視図である。可動電極取付
部(30)の端部は支持手段(39)等によって回動自
在にケース(22)から支持されている。第1図及び第
3図において、第1の可動電極(19)はそれぞれ可動
電極支持板(32)の可動片(32a)先端部の下方か
らの当接によって第1図の下方への回動を防止されてい
る。各可動片(:Ha)は、同支持板(32)のケース
(22)に固定された固定片(32b)先端部によって
ケース(22)の軸と直交する平面上を回動自在に支持
されている。各可動片(32a)は蓄勢された駆動バネ
(33)によって第3図の反時計方向に回動すべ(付勢
されているが、可動電極支持仮押え(31)によってそ
の回動を阻止されている。可動電極支持仮押え(31)
は可動リアクトル(2B)と連結され、第1図の上下方
向に動作する。一方、避雷器(1)は取付板(35)及
びケーブル(34)を介して可動導体(17)へ接続さ
れている。
次に上記実施例の動作について説明する。第1図の状態
において、避雷器(1)に雷インパルス等による通常の
動作電流は流れる時は、リアクトル(2A、 2B)の
インピーダンスが太き(なり、コンデンサ(36)のイ
ンピーダンスは低くなるので、雷電流はりアクドル(2
A、 2B)には流れずコンデンサ(36)を流れる。
すなわち、電流は送電線(9)(第5図)から取付板(
21)、固定電極(18)、コンデンサ(36)、第1
の可動電極(19)、第2の可動電極(20)、可動導
体(17)、ケーブル(34)、取付板(35)、避雷
器(1)、アーム(13) (第5図)の順に流れ、鉄
塔(14)から大地に流れる。互いに向かい合った固定
電極(18)に同一方向に電流が流れることによって固
定電極(18)は互いに引きつけ合い、第2の可動電極
(20)をはさみ込む。その結果、ギャップ(40)は
無くなり、固定電極(18)は第2の可動電極(20)
と電気的に接続されるので、雷電流は固定電極(18)
からコンデンサ(36)に流れず、直接第2の可動電極
(20)へと流れる。従って、コンデンサ(36)に雷
電流が流れるのはきわめて短い時間となり、コンデンサ
(36)は焼損等から保護される。
一方、避雷器(1)が故障し、商用周波数の故障電流(
地絡電流)が流れようとする場合、周波数が低いのでリ
アクトル(2A、 2B)のインピーダンスは電流を流
すのに十分に低い値となり、故障電流はりアクドル(2
A、 2B)を流れる。そのとき両リアクトル(2A、
 2B)は電磁石として動き、故障電流が所定の値以上
であれば可動リアクトル(2B)は固定リアクトル(2
A)に吸引される。固定リアクトル(2B)の上方への
移動に伴って可動電極支持仮押え(31)が上昇し、可
動電極支持板(32)の可動片(32a)との係合が外
れる。係合が外れた瞬間、可動片(32a)は駆動バネ
(33)の放勢によって第3図の反時計方向に回動し、
第4図(第2図のrV−mV矢視図)に示す状態となる
。そのとき、可動片(S2a)によって支えられていた
第1の可動電極(19)は、自重及び第2の可動電極(
20)の重み、並びに可動導体(17)の重みによって
第2図に示すように下方へ回動じ、第2の可動電極(2
0)及び可動導体(17)は回動し、前述の第5図の二
点鎖線に示す位置まで開離する。通常、こうして避雷器
(1)が機械的に切離された後もアークは持続するが、
遮断器(図示せず)等によってこのアークは遮断される
なお、上記実施例では可動電極(20)及び可動導体(
17)がその自重によって回動する装置を示したが、バ
ネ等を用いて回動させても良い。
また、固定リアクトル(2A)及び可動リアクトル(2
B)は垂直方向に配置したが、水平方向に並べても良く
、要するに、第1の可動電極(19)と可動電極支持仮
押え(31)との係合を可動リアクトル(2B)の移動
によって外すように構成すれば良い。
また、上記実施例では架空送電線用避雷器の切離し装置
について述べたが、他の避雷器設置場所にも同様に適用
できることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、避雷器の故障電流によ
ってリアクトルに機械的変位を生じさせ、その機械的変
位に基づいて第2の可動電極に係わる係合を解除し、ケ
ースから切離すように構成したので、切離し装置を破壊
することが無い。従って、安全な切離し装置を提供する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による避雷器の切離し装置
を示す断面図、第2図は第1図に示す切離し装置が動作
した直後の状態を示す断面図、第3図は第1図のm−m
矢視図、第4図は第2図のTV−rV矢視図、第5図は
同切離し装置を避雷器等と共に鉄塔に取付けた状態を示
す正面図、第6図は従来の避雷器の切離し装置を示す断
面図、第7図は従来の避雷器の切離し装置を動作前の状
態において避雷器等とともに鉄塔に取付けた状態を示す
正面図、第8図は第7図に示す切離し装置が動作した後
の状態を示す正面図、第9図は第7図の電気回路図であ
る。 図において、(1)は避雷器、(2A)は固定リアクト
ル、(2B)は可動リアクトル、(9)は送電線、(1
8)は固定電極、(19)は第1の可動電極、(20)
は第2の可動電極、(22)はケース、(31)は可動
電極支持仮押え、(32)は可動電極支持板、(33)
は駆動バネ、(36)はコンデンサである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁物からなるケースと、 上記ケースに回動自在に支持された第1の可動電極と、 上記第1の可動電極と係合し、同可動電極の回動を阻止
    するべき可動電極支持手段と、 上記可動電極支持手段によってその回動を阻止された上
    記第1の可動電極に支持されることによって電気的に接
    続され、この接続によって送電線と避雷器とを接続すべ
    き第2の可動電極と、上記第1の可動電極及び上記第2
    の可動電極と電気的に非接触状態で上記ケースから支持
    され、所定値以上の電流が流れることによって上記第2
    の可動電極と電気的に接触する固定電極と、上記第1の
    可動電極と上記固定電極との間に接続されたコンデンサ
    と、 上記第1の可動電極と上記固定電極との間に接続され、
    励磁されることによって機械的変位を生じ、この変位に
    よって上記可動電極支持手段による上記第1の可動電極
    の回動阻止状態を解除する手段を有するリアクトルと を備えた避雷器の切離し装置。
JP2793889A 1989-02-07 1989-02-07 避雷器の切離し装置 Pending JPH02207473A (ja)

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