JPH02207471A - 超電導線の接合方法 - Google Patents

超電導線の接合方法

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JPH02207471A
JPH02207471A JP2531689A JP2531689A JPH02207471A JP H02207471 A JPH02207471 A JP H02207471A JP 2531689 A JP2531689 A JP 2531689A JP 2531689 A JP2531689 A JP 2531689A JP H02207471 A JPH02207471 A JP H02207471A
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JP
Japan
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stabilizing material
joined
solid phase
pressure
superconducting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2531689A
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English (en)
Inventor
Toshio Kobashiri
小走 利男
Sumiichi Shibuya
渋谷 純市
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は超電導線の接合方法に関する。
(従来の技術) 従来の超電導線の接合方法は第3図に示す特開昭63−
299066号公報に見る如く第1.第2の超電導線(
la) 、 (lb)のフィラメント(2a) 、 (
2b)を安定化材(3)から露出させ、複数のグループ
に分けてこれを綴金せてフィラメント束(4)を形成し
た後この束を圧接による固相接合またはスポット溶接に
よって接続している。この接続方法ではフィラメント束
(4)を作った後、銅またはアルミニウム、あるいはそ
れらを主体とした合金から成る安定化材をフィラメント
束に附加して圧接による固相接合またはスポット溶接を
実施している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この様な方法で接続した超電導線継手の臨界電
流は信頼性の高い圧接でも超電導線の臨界電流の30〜
80%程度と低く且つばらつきが大きい、銅を安定化材
とするNbTi合金超電導線では固相接合の接合パラメ
ータによって変化するが1例として450℃10分間の
加熱接合を考えると銅の引張強さは450℃で6.5k
gf/+am”位である。しかし接合時の加圧力は10
〜30kgf/mm”の大きさで加えられている。こう
した違いがあるため従来の継手では安定化材の銅が圧接
治具の隙間からはみ出して第4図に示すように[バリ(
15)Jとなり治具の間に挾まったり、「バリ(15)
Jが偏ったときは治具同志が接触することにより圧力を
低減し、実際の加圧力は見掛の値より異った小さいもの
となる。
(発明が解決しようとする課題) 従って、従来の圧接の方法で接合を行った場合、継手の
臨界電流は超電導線の臨界電流の30〜80%程度と低
く、且つ、大幅にばらついていた。
本発明の目的は、フィラメントの接合条件を向上し、超
電導線の継手の臨界電流を向上すると共にばらつきを小
さくし、超電導マグネット等の機器設計において許容電
流を大にする超電導線の接合方法を提供することにある
〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては、複数本
の超電導フィラメントを安定化材で包んだ超電導線を複
数本固相接合にて接合する方法において、被接合部の安
定化材を除去し、超電導フィラメント同士を編み合せて
薄銅板又は銅箔等の薄い導電材でまとめ、第1の圧接工
程により固相接続を行って被接合体を形成し、その後、
被接合体を安定化材で包んで第1の圧接よりも低い圧力
の第2の圧接工程により安定化材を同相接合する。
(作 用) このようにすると、編み合せた超電導フィラメントを薄
い導電材でまとめであるから、第1の圧接工程で高い圧
力をかけて圧接しても、治具間に「バリ」が出たり、片
寄った「バリ」に基づく治具同士の接触により圧力を低
減したりすることが無い。
従って超電導線のフィラメント同士の圧接が良好にでき
る。その後、被接合体を安定化材で包み、第2の圧接工
程で安定化材の固相接合を行うが、安定化材は銅やアル
ミニウムであって、第1の圧接工程の圧力より低い圧力
で固相接合ができるから、前記した「バリ」発生や治具
同士の接触による製品のばらつきを少なくし、品質を向
上する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図ないし第3図を
参照して説明する。
先ず、第1.第2の被接続超電導IIA(la)、 (
lb)の数10〜数1000本のNbTiフィラメント
(2a)、 (2b)を包んだ銅製の安定化材(3)を
硝酸により溶解除去して必要寸法のNbTiフィラメン
ト(2a)、 (2b)を露出させる。露出したフィラ
メント(2a)、 (2b)は第3図に示す様に両方の
フィラメントをそれぞれ3等分して三つ編みにしてフィ
ラメント束(4)を編み上げる8編上げたフィラメント
束(4)を第1図の断面図に示すとうりに0.21程度
の厚さの薄銅板(5)でまとめて覆い、下治具(6)の
台形溝(7)にセットする。次に台形突条(8)を有す
る上治具(9)を用いて、I X 10−’torr程
度の真空中で、450℃10分間の加熱と15 kg 
f / wm ”の圧力でフィラメントの同相接合を行
う、これを第1の加圧工程とする。そして、十分冷却し
てから被接合体(10)を取り出す。
この様にすると450℃で可塑性の強い薄銅板(5)は
量が少ないため、「バリ」が出来ず、NbTiフィラメ
ントに加圧力が十分伝達され、接合圧力は減少すること
が少なくなりフィラメントの接合が接合作業毎に変化す
ることがなくなる。
次に安定化材の付加接合を行なう、これは第2図に示す
とうり下治具(6)に安定化材として必要な厚さのU字
形の下調板(11)を置き、先の被接合体(10)とそ
の周囲を銅粉(12)で充填してから下調板と同じ厚さ
の平板状の下調板(13)を置く、この継手を上治具(
9)により第2の圧接工程として加圧接合する。接合条
件は450℃10分間10kgf/am”で行ない継手
部を銅の安定化材(3a)で包み固定する。
こうすることにより、安定化材(3a)は圧力が低くて
も固相接合が可能であるから、継手の臨界電流は超電導
線(la)、 (lb)の50〜80%となりばらつき
が小さくなり、継手の許容電流を大にすることができる
。そして、フィラメント接合部の周囲を完全に安定化材
(3a)で固定することになり、フィラメント部のクエ
ンチによる熱を良く吸収すると共に、機械的に強化され
るので電磁気力による振動等の有害な作用を防げる。
その他の実施例として銅粉(10)を用いなくてもよい
、 また第1の圧縮工程のフィラメント束(4)の接合
時に薄銅板でなく銅箔を巻き付けるか、鋼箔と共に銅粉
を加えてフィラメントを編んだ場合の隙間を充填するこ
とができる。また第2圧接工程の安定化材の付加には第
1圧接工程より低い温度、短い時間を適用することがで
きる。継手の構造により安定化材(3) 、 (3a)
が連続し難い場合には露出したフィラメント(2a)、
 (2b)をはんだ等で充填しても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、フィラメントの接合条件が向上するた
めと、フィラメントの接合のばらつきが減少するために
、継手の臨界電流は超電導線の臨界電流の50〜80%
程度とばらつきが小さくなった。
これにより超電導マグネット等の機器設計において許容
電流を大きく取ることができる。そして、フィラメント
接合部の周囲を完全に安定化材で固定することになり、
フィラメント部のクエンチによる熱を良く吸収すると共
に、機械的に強化されるので電磁気力による振動等の有
害な作用を防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の方法の工程のうちの第1の
圧接工程の状態を示す断面図、第2図は上記実施例の第
2の圧接工程の状態を示す断面図。 第3図は上記実施例のフィラメントの編組の状態を示す
平面図、第4図は従来の方法によって圧接した「バリ」
発生状態を示す継手部の横断面図である。 la、 lb・・・第1.第2の超電導線2a、 2b
・・・フィラメント    3,3a・・・安定化材4
・・・フィラメント束     5・・・薄銅板6・・
・下治具         9・・・上治具lO・・・
被接合体        11・・・下調板12・・・
銅粉          13・・・上銅板代理人 弁
理士 大 胡 典 夫 甘@↓ @ 1 図 第  3  ズ 第  2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数本の超電導フィラメントを安定化材で包んだ超電導
    線を絶数本固相接合にて接合する方法において、被接合
    部の安定化材を除去し、超電導フィラメント同士を編み
    合せて薄銅板又は銅箔等の薄い導電材でまとめ、第1の
    圧接工程により固相接続を行って被接合体を形成し、そ
    の後、被接合体を安定化材で包んで第1の圧接よりも低
    い圧力の第2の圧接工程により安定化材を固相接合する
    ことを特徴とする超電導線の接合方法。
JP2531689A 1989-02-03 1989-02-03 超電導線の接合方法 Pending JPH02207471A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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