JPH02207376A - 画像診断装置における画像表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被検者についてディジタル画像データを計測
するＸ線ＣＴ装置あるいはＭＲＩ装置等の画像診断装置
における画像表示方法に関し、特に画像表示の操作性を
向上できると共に必要画像の読影効率を向上することが
できる画像表示方法に関する。

〔従来の技術〕

従来の画像診断装置における画像表示方法は。

被検者について計測したディジタル画像データを磁気デ
ィスク等の記憶装置に記録すると共に、この記憶装置か
ら計測データを読み出して画像表示メモリを介して画像
表示装置に計測画像を表示していた、このとき、一般に
は、上記記憶装置に記録された画像データは、医師等の
読影者のキー人力（ソフト的なタイピユータ入力または
専用変更キー人力あるいはトラックボール等による変更
操作等）により画像表示制御回路回路に取り込まれ、−
旦画像表示メモリ上に格納された後、画像表示装置に表
示されていた。ここで１画像データの表示のための転送
時間のほとんどは、磁気ディスク等の記憶装置からの読
み込み時間により決定され。

従来の画像診断装置における表示画像の変更時間は約１
〜３砂径度かかつていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、このような画像表示方法においては、医師等の
読影者のキー人力により記憶装置から画像データを画像
表示制御回路に取り込み、−旦画像表示メモリ上に格納
した後画像表示装置に一枚一枚表示していたので、読影
者は全計測データを読んで画像を表示するのに、表示画
像を一枚一枚変更するためのキー人力操作をその都度行
うと共にこれを長時間にわたって連続して繰り返さなけ
ればならないものであった。また、読影者が全計測デー
タについてその画像を−通り見た後に、病変部があると
思われる要検査画像を再度具るためには１表示動作を一
時停止して、画像の先送りや逆戻し等の操作、あるいは
見たい要検査画像をキー人力により指定して画像をスキ
ップして呼び出すという操作などが必要であった。従っ
て、画像表示の操作性が悪いと共に、必要画像について
の読影効率が低下するものであった。

そこで、本発明は、このような問題点を解決することが
できる画像診断装置における画像表示方法を提供するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明による画像診断装置
における画像表示方法は、計測したディジタル画像デー
タを記憶装置に記録すると共にこの記憶装置から計測デ
ータを読み出して画像表示メモリを介して画像表示装置
に画像を表示する画像診断装置における画像表示方法に
おいて、上記記憶装置から同一被検者の画像を順次読み
出して画像表示メモリに格納し、この画像表示メモリか
ら当該被検者の画像をエンドレスループで読み出して連
続表示し、その表示された画像のうち不要画像又は必要
画像について入力装置のキー操作によりその計測データ
のディレクトリ上にマーカーを書き込み、このマーカー
の有無によりその次のループの表示動作時には表示画像
を必要画像のみに絞り込んで表示するものである。

また、上記表示画像の絞り込み時に、その計測データの
ディレクトリ上に書き込まれたマーカーのエンドレスル
ープのカウンタにより１重要度の高い画像類に並べ換え
てディレクトリを書き換え、その重み付けをした重要画
像の順に表示すると効果的である。

〔作用〕

このように構成された画像表示方法は、記憶装置から同
一被検者の画像を順次読み出して画像表示メモリに格納
し、当該被検者の画像がエンドレスループで読み出され
連続表示される。そして、その表示された画像のうち不
要画像又は必要画像について入力装置のキー操作により
その計測データのディレクトリ上にマーカーが書き込ま
れる。

その後、このマーカーの有無により、その次のループの
表示動作時には表示画像が必要画像のみに絞り込んで表
示される。これにより、被検者について計測した一連の
画像の表示動作の操作性を向上できると共に、必要画像
の読影効率を向上することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。

第１図及び第２図は本発明による画像表示方法を説明す
るための図面である。この画像表示方法は、被検者につ
いて計測したディジタル画像データを記憶装置に記録す
ると共にこの記憶装置から計測データを読み出して画像
表示メモリを介して画像表示装置に画像を表示するもの
で、その方法の実施に使用する画像診断装置は第３図に
示すブロック図のようになっている。すなわち、装置の
各構成要素を制御する中央処理装置（以下ｒｃＰＵＪと
略称する）１と、図示省略の操作卓に設けられ各種の命
令等を入力するキーボード等の入力装置２と１図示外の
画像計測装置で計測したディジタル画像データを取り込
んで記録する磁気ディスクまたは光ディスクあるいはデ
ィジタルテープレコーダ等の記憶装置３と、この記憶装
置３から読み出した画像データの表示を制御する画像表
示制御回路４と、この画像表示制御回路４内に設けられ
上記記憶袋［３から読み出した画像データを一時的に格
納する画像表示メモリ５と、上記記憶装置３に記録され
た計測データを管理するディレクトリ用メモリ６と、上
記画像表示メモリ５から読み出した画像データを画像と
して表示するＣＲＴ等の画像表示装置７と、この画像表
示装置７に複数の画像を連続して表示させるための専用
スイッチとしての連続表示用スイッチ８とを備えて成る
。

なお、第３図において、符号９はデータ伝送及び制御用
のバスである。

ここで、画像表示装置７への画像表示及び画像の切り換
えは、例えばキーボード等の入力袋Ｗ２及び連続表示用
スイッチ８により入力され１画像表示制御回路４は上記
入力装置！２または連続表示用スイッチ８の入力状況を
チエツクしておき、上記連続表示用スイッチ８がオンに
なっていれば。

入力袋［２により指定された被検者の計測データを、デ
ィレクトリ用メモリ６内で管理されたディレクトリによ
り順番に表示するようになっている。

なお、これに限らず、ＣＰＵＩが入力袋！！２または連
続表示用スイッチ８の入力状況をチエツクしておき、上
記画像表示制御回路４を制御するようにしてもよい、こ
のとき、１像を連続的に表示するには、上記連続表示用
スイッチ８がオンの状態で、画像表示制御回路４は記憶
装置３からの画像データの読み出しを次々に続けて行う
ように制御される。そして、その表示時間の変更は、上
記記憶装置１３の画像切り換え時間を変更するタイマー
回路（図示省略）を設ければよい、実際の操作としては
、連続表示をする前にソフトウェア的に表示切換時間を
入力して動作させるが、表示スピード切換専用スイッチ
を設けて連続表示中にスピードを変えてもよいし、ある
いはトラックボール等の入力変位量でスピードを変える
ようにしてもよい。

次に１本発明の画像診断装置における画像表示方法の手
順について、第１図〜第３図を参照して説明する。まず
、第３図において、図示外の画像計測装置から出力され
たディジタル画像データは、バス９を介して記憶装置３
へ記録される。そして、所要の撮影または検査が終了し
た後に、第１図（ａ）のように計測データａ、ｆ、ｂ、
・・・が記録された記憶装置３から表示すべき画像の画
像データを順次読み出し、バス９を介して画像表示制御
回路４へ送り、その内部の画像表示メモリ５に格納する
。このとき、第３図に示す入力装置２のキー操作により
、上記記憶装置３からは同一被検者の画像を順次読み出
す。なお、第１図（ａ）は縦方向がアドレスを示すとす
ると、計測データａ。

ｆ、ｂ、ｈ、・・・はランダムに記録されているため。

実際の画像表示や画面上にデータ内容を表示するには、
計測条件別あるいは被検者別に整理されたディレクトリ
が必要になる。そこで、第３図に示すディレクトリ用メ
モリ６を利用して、第１図（ｂ）に示すように、ある被
検者だけを取りまとめたディレクトリを作成する。ここ
では、当該被検者の計測データがａｓ　ｂｅ　Ｑ＊　ｄ
、ｅ＋　ｆｓ　ｇと順序正しく並んでいる。この場合は
１画像表示装置７には、第１図（ｂ）に示す計測データ
ａ。

ｂ、Ｑ、・・・の順に画像が表示される。例えば、いま
表示されている画像が第１図（ｂ）においてｅだとすれ
ば、矢印Ａのように下向きの方向に順次表示するように
入力装置２または連続表示用スイッチ８のキー人力をす
ると１画像はｅ→ｆ−＋ｇ→Ｂ　−＋　ｌ）→Ｃ→ｄの
順で表示され、矢印Ｂのように上向きの方向に順次表示
するようにキー人力をすると、画像は６−＋　ｄ→ｃ−
＋ｂ→ａ→ｇ→ｆの順で表示される。このとき、表示画
像を途中でスキップしたい場合は、第１図（ｂ）に示す
ディレクトリを一旦画像表示装置７に表示し、破線矢印
Ｃで示すようにｅの画像から例えばａの画像に飛び越し
て指定し表示すればよい。

この状態で、第１図（ｂ）に示すディレクトリにより、
上記画像表示メモリ５から上記同一被検者の画像をエン
ドレスループで読み出して画像表水袋［７に連続表示す
る。このとき、画像表示制御回路４は、第１図（ｂ）に
示すディレクトリ情報を見ながら順次表示画像を切り換
えており、上記の連続表示においては、−点鎖線の矢印
りで示すようにエンドレスループ的に上記のディレクト
リ情報をチエツクして表示する。

次に、上記のように連続表示された画像のうち、被検者
の検査上不要な画像又は検査上必要な画像について、入
力装置２のキー操作によりその計測データのディレクト
リ上にマーカーを書き込む。

このとき、第１図（Ｃ）に示すように、ディレクトリ用
メモリ６の一部に再表示するかどうかのフラグ機能を果
すエリアＥｌを設け１画像が順次連続して表示される間
にその画像をｍ察しながら例えば不要画像と判断したも
のについては、入力装置２のスペースキー等を押すこと
により上記エリアＥｌ上に不要画像を示すマーカーとし
てフラグ（図示黒丸印で示す）を立てる。

次に、上記マーカーの有無により、その次のループの表
示動作時には表示画像を必要画像のみに絞り込んで表示
する。すなわち、第１図（Ｑ）に示すように、上記エリ
アＥ１において計測データｄ及びｅのところにフラグが
立っている場合は、上記ｄとｅの画像は不要画像である
ので、この２画像はスキップして表示せず、ループ矢印
で示すようにａ−＋、ｂ→Ｃ→ｆ→ｇ→ａと必要画像の
みを表示する。そして、この連続表示を何回か繰り返し
ながらその都度不要画像と判断したものについてフラグ
を立て、その画像はスキップして他の画像を表示する。

これにより５画像表示装置７に表示される画像から不要
ｍ像は逐次削除されて行き、必要画像のみに絞り込んで
表示される。従って、これらの画像をａ察して医師等の
読影者は効率的に読影できる。

さらに、上記表示画像の絞り込み時に、上記ディレクト
リ用メモリ６の一部に設けられたエリアＥ１に書き込ま
れたマーカー（フラグ）のエンドレスループのカウンタ
により、重要度の高い画像類に並べ換えてディレクトリ
を書き換え、その重み付けをした重要画像の順に表示す
ると効果的である。すなわち、第２図（ａ）に示すよう
に、ディレクトリ用メモリ６の一部にエンドレスループ
による連続表示の回数を数えるカウンタ機能を果すエリ
アＥ２を設け、画像が順次連続して表示される間にその
表示回数をカウントし、１回目のループの表示動作時に
削除されたｄ及びｅの画像のＥ２．ｌｉにはカウント数
“１”を書き込み、２回目のループの表示動作時に削除
されたａの画像のＥｚｌｉにはカウント数ｊ＃　２　Ｉ
ｔを書き込み、連続表示動作を４回繰り返したときに最
後まで残ったｆ及びｇの画像のＥ２欄にはカウント数パ
４”を書き込む。そして、一連の画像の連続表示が終了
した後に、第２図（ｂ）に示すように、上記エリアＥ２
に書き込まれたカウント数の大きい順に画像の計測デー
タを並び換えＺディレクトリを書き換える。その後、こ
のディレクトリにより、第３図に示す画像表示メモリ５
から画像データを読み出して１画像表示装［７に順次表
示する。このときは、医師等の読影者の認識により重み
付けをした重要画像の順に表示されるので、いちいち入
力装置２のキー装置により要検査画像をスキップして呼
び出すことは不要となり、操作性及び読影効率が向上す
る。

なお、第１図（ｃ）及び第２図（ａ）、（ｂ）において
は、不要画像についてマーカーを書き込みこれらを削除
するものとして説明したが、本発明はこれに限らず、必
要画像についてマーカーを書き込みこれらを残すように
してもよい。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように構成されたので、記憶装置３から
同一被検者の画像を順次読み出して画像表示メモリ５に
格納した状態で、当該被検者の画像を連続表示している
間に、読影者の入力装置２のキー操作により、画像表示
装置７に表示される画像から例えば不要画像が逐次削除
されて行き、必要画像のみに絞り込んで表示することが
できる。

従って、医師等の読影者は、従来のような面倒なキー操
作をすることなく必要画像を表示するこができ、画像表
示の操作性を向上することができる。また、全計測デー
タについてその画像を−り見た後における読影において
は、絞り込んで示された必要画像（要検査画像）のみを
ｗｔ察し読影すればよいので、その読影効果を向上する
とかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明による画像診断袋における画
像表示方法を説明するための図面。 ３図は本発明の画像表示方法の実施に使用する画像診断
装置の構成を示すブロック図である。 １・・・ＣＰｔＪ、２・・・入力装置、３・・・記憶装
置、４・・・画像表示制御回路、５・・・画像表示メモ
リ、６・・・イレクトリ用メモリ、７・・・画像表示装
置、８・・・続表示用スイッチ、Ｑ−ｇ・・・計測デー
タ、Ｅ１フラグ機能を果すエリア、Ｅｘ・・・カウンタ
機能果すエリア。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、計測したディジタル画像データを記憶装置に記録す
   ると共にこの記憶装置から計測データを読み出して画像
   表示メモリを介して画像表示装置に画像を表示する画像
   診断装置における画像表示方法において、上記記憶装置
   から同一被検者の画像を順次読み出して画像表示メモリ
   に格納し、この画像表示メモリから当該被検者の画像を
   エンドレスループで読み出して連続表示し、その表示さ
   れた画像のうち不要画像又は必要画像について入力装置
   のキー操作によりその計測データのディレクトリ上にマ
   ーカーを書き込み、このマーカーの有無によりその次の
   ループの表示動作時には表示画像を必要画像のみに絞り
   込んで表示することを特徴とする画像診断装置における
   画像表示方法。 ２、上記表示画像の絞り込み時に、その計測データのデ
   ィレクトリ上に書き込まれたマーカーのエンドレスルー
   プのカウンタにより、重要度の高い画像順に並べ換えて
   ディレクトリを書き換え、その重み付けをした重要画像
   の順に表示することを特徴とする請求項１記載の画像診
   断装置における画像表示方法。