JPH02207181A - 燃焼式ヒータの燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼式ヒータの燃焼制御装置

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JPH02207181A
JPH02207181A JP2717889A JP2717889A JPH02207181A JP H02207181 A JPH02207181 A JP H02207181A JP 2717889 A JP2717889 A JP 2717889A JP 2717889 A JP2717889 A JP 2717889A JP H02207181 A JPH02207181 A JP H02207181A
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combustion
glow plug
combustor
time
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Hiroyuki Ida
博之 井田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は燃焼式ヒータの燃焼制御装置に関し、特に燃料
の着火を効率良く且つ確実に行なうようにした燃焼式ヒ
ータの燃焼制御装置に関する。
(従来技術) 車両用保温機等に用いられる燃焼ヒータは燃焼機構に液
体燃料を供給する燃料供給装置と、該機構に燃焼用空気
を供給する空気供給装置と、燃焼ヒータ内のグロープラ
グを加熱するグロープラグ印加電圧装置とを4Nえ、こ
れらの装置の作動を最も着火し易い一定のタイミングで
開始させることによって燃料の着火を行ない、その後通
常の安定した燃焼モードによって燃焼ヒータの出ツノを
所望の値に制御する構成となっている。
しかしながら、燃焼ヒータを着火すべく上記3つの装置
の作動を前記一定のタイミングで開始した場合であって
も、燃焼ヒータが使用される環境条件(再始動時、雰囲
気温度の変化等)や燃焼ヒータを構成する各構成部品の
バラツキ、劣化等によって着火ミスを起こすことがある
。この場合には再度燃焼ヒータの着火動作を行なう必要
がある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、2回目以降の着火動作を行なう場合の各構成部
品の状態は初回の着火動作実行時のそれとは、もはや異
なっているため、同一の条件で2回目以降の着火動作を
行なうと着火がより困難となる。特に初回の着火動作実
行時に十分な燃料が供給されていたにも拘らず着火ミス
を起こした場合には、グロープラグ印加電圧装置により
グロープラグを通電して加熱を行なっても該プラグの熱
が燃焼室内の溶芯等に残留した燃料の気化に費やされ、
2回目以降の着火動作時にグロープラグの表面温度及び
ヒータ燈芯の表面温度が即座に上昇せず、更には残留し
た未燃燃料により燃焼室内の混合気がオーバリッチにな
り、燃料供給装置と空気供給装置が着火に最適なタイミ
ングでその作動を開始しても依然着火が得られないこと
になる。
斯かる着火動作を繰り返し行なった場合1.更に未燃燃
料が増加し着火がより一層困斧となる。
(発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、初回が着火
ミスであった場合でも2回目以降の着火が確実に行なえ
るよやにした燃焼式ヒータの燃焼制御装置を提供するこ
とをその目的とする。
(課題を解決するための手段) 斯かる目的を達成するため、本発明に係る燃焼式ヒータ
の燃焼制御装置は、グロープラグを備えた燃焼器と、該
燃焼器に燃料を供給する燃料供給制御手段と、前記燃焼
器に空気を供給する空気供給制御手段と、前記グロープ
ラグに電圧を印加する電圧印加手段と、前記燃焼器の着
火を検知する着火検知手段とを備えたものにおいて、第
1の着火動作終了後前記燃焼器の着火が検知されないと
き所定時間に亘って前記空気供給制御手段による空気の
供給と前記電圧印加手段によるグロープラグへの電圧の
印加とを行ないその後第2の着火動作を行なう着火動作
制御手段を備えたものである。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る燃焼制御装置を備えた
燃焼式ヒータを示し、該ヒータはパン等の食品を温めた
状態で配送する加温配送車等に搭載されてその保温車を
温めるために使用される。
第1図中1は気化された液体燃料と燃焼用空気との混合
気を燃焼筒2の内部の燃焼室3内で着火して燃焼させ、
高温の燃焼ガスを発生する燃焼器を示す。該燃焼器lは
、内部に燃焼室3を形成する燃焼筒2と、液体燃料が含
浸される溶芯4と、この溶芯4に液体燃料を供給するた
めの燃料通路5aを有する通路形成部材5と、気化され
た燃料に着火するためのグロープラグ6とを主要構成要
素としている。
燃焼筒2の外周壁には多数の空気流入孔2aが穿設され
、燃焼筒2の端部開口は例えばセラミック繊維で成形さ
れた円板状の溶芯4で閉塞されている。燃焼筒2の周囲
を覆う燃焼器ケース7にはグロープラグ6が取り付けて
あり、グロ・−プラグ6の先端部は燃焼室3内に突き出
ている。該グロープラグ6は詳細は後述する電子制御装
置(以下rECUJと云う。)8に電気的に接続され、
該ECU3からの出力信号によりプラグ6に印加される
電圧Vcが可変制御(第3図〜第6図のV1〜V3)さ
れるようになっている。
燃焼器lの空気供給口9には燃焼用空気供給ブロア10
が配設され、ブロア】0は電気的に接続されるECU3
からの出力信号に応じて燃焼室3に燃焼用空気A(第3
図〜第6図のA1−A4)を供給するようになっている
。燃焼室3の内周壁には多数のフィン、11が設けられ
、前記燃焼室3にて生じる高温の燃焼ガスは該フィン1
1を通過し、排出口12を介して外部に排出される。
また、燃焼式ヒータ本体の外周には送気カバー13が設
けられており、この送気カバー13が吹き込み口14に
は暖気送気用ブロア15が配設されている。この暖気送
気用ブロア15からの空気量は該ブロア15に電気的に
接続されたECU3からの出力信号に応じて調節され、
該調節された空気は。前記燃焼ガスにより熱せられた多
数のフィン11を通過して熱交換された後送気カバー1
3の吹き出し口16からダクト(図示省略)、温風入口
17aを介して保温庫17内に送られるゆ前記通路形成
部材5の燃料通路5aは、管路18、燃料供給制御手段
としての燃料ポンプI9を介して燃料タンク20に連通
している。前記ポンプ19はECU3に電気的に接続さ
れ、ECU3からの出力信号に応じて燃料供給量が制御
され、これにより燃料通路5aから溶芯4に供給される
燃料爪F(第3図〜第6図のFz−F4)が制御される
前記燃焼器ケース7のグロープラグ6の取付位置近傍に
は燃焼室3内で混合気が着火したか否かを検出する着火
センサS1が、その先端部が燃焼室3内に突出するよう
に配されている。該センサS1は着火による燃焼室3内
の温度上昇に伴いその内部抵抗値が大きくなる正特性の
抵抗体から成り、該抵抗値を表わす信号R(第3図〜第
6図)はECU3に供給される。又、前記保温室17の
温風出口17b近傍内壁には保温室17内の室温を検出
する温度センサS2が取り付けられ、該センサS2によ
り検出される室温信号はE CU 8に送られる。
前記フィン11には燃焼式ヒータの熱交換器自体の温度
を検出する熱交換器温度センサS3が配されており、該
センサS3からの出力信号はECU3に送られる。
ECU3には、着火開始指令、保温庫内の設定(目標)
温度、送風量等、運転者の指令内容を表わす信号を出力
する操作パネル21、後述の制御により燃焼ヒータ或は
燃焼制御装置に異常があると判断されたとき、運転者に
当該異常を知らせる異常表示(警告)装置2礼、保温庫
17内の実際の温度を表示する温度表示器23、更には
バッテリ電圧の変動を検知すべくバッテリ24の電圧を
分圧する抵抗24a、bから成るバッテリ電圧検知手段
が夫々電気的に接続されている。
ECU3は、前述の各センサS】〜S3及び操作パネル
21からの信号に基づいて、グロープラグ6、燃焼用空
気供給ブロア10、燃料ポンプI9、更には暖気送気用
ブロア15を後述の燃焼制御プログラム(第2図)に従
って駆動制御する。
ECU3は、具体的にはマルチプレクサ8a。
A/Dコンバータ8b、マイクロコンピュータ8c。
複数の駆動素子8dを主要な構成要素とし、マルチプレ
クサ8aに入力される各センサ5t−33の出力信号並
びにバッテリ電圧の変動を表わす電圧信号は順次A/D
コンバータ8bにてA/D変換された後マイクロコンピ
ュータ8Cに供給される。
マイクロコンピュータ8Cは、上記各センサSl〜S3
、バッテリ電圧信号等に基づいて、グロープラグ6の印
加電圧Va、ポンプ19による燃料供給量F、燃焼用空
気供給ブロア10による空気供粕量A、更には暖気送気
用ブロア15による送気量を決定し、該決定した値を表
わす信号を夫々の駆動素子8eを介して夫々グロープラ
グ6、ポンプ19、ブロアlO1ブロア15に供給して
所望のヒータ燃焼制御を行なう。
次に、上述のように構成される燃焼式ヒータの燃焼制御
装置の具体的な作動について第2図乃至第6図を用いて
説明する。
第2図は燃焼式ヒータの燃焼制御の着火動作並びに燃焼
動作を実行するための燃焼制御プログラムフローチャー
トであり、該プログラムは前記マイクロコンピュータ8
c内で前記操作パネル21からの着火動作の開始を指示
する信号が入力されたときに開始される。
上記着火動作の開始を指示する信号(着火指示信号)が
入力されると、 (第3図乃至第6図のり。
時点)先ずステップ201で第1着火制御が行なわれる
この第1着火制御(図中to−t4時点間の制御)では
、先ず第3図乃至第6図に示すように前記指示信号の入
力と同時にグロープラグ6の印加電圧Vcが一定時間(
to−t、を時点間)に亘って最大所定電圧(第1の所
定電圧)V3に保持される。
このように電圧印加開始初期(to−Lt)に印加電圧
Vaを最大にしておくのは、グロープラグの温度を早く
上昇させるためである。前記所定時間(to−Lx)が
経過した後、印加電圧Vaは第1の所定電圧v3より低
い第2の所定電圧■2に保持される(第3図乃至第6図
し1〜し4時点間)。一方、燃料供給手段(ポンプ19
)及び空気供給手段(空気供給ブロア10)は、前記着
火指示信号の入力と同時(to時点)に作動を開始した
グロープラグ6によって燃焼器1が着火可能な温度まで
暖められたと判断されたとき(一定時間経過、又は着火
センサSlの抵抗値が所定値R^以上となったとき、し
2時点)、一定時間TOに亘る作動を開始する。このと
きポンプ19は一定時間Ta内のし2〜し3時点間で燃
料供給量Fが所定値F3、し3〜t4時点間で所定値F
2(<R3)となるようにその動作量が制御される(第
3図参照)。又、空気供給ブロア10は、空気供給量A
が前記し2〜し3時点間で所定値Δ1.t3〜L4時点
間で所定値A3(>At)となるようにその動作量が制
御される。
尚、時間間隔To(tz〜t3及びし3〜t4)、燃料
供給量の所定値F2.R3及び空気供給量の所定値AI
、A2は、燃焼式ヒータの個々の特性に応じて着火性が
最良となるように設定される。
第2図に戻り、上述の第1着火制御(toxt4時点間
の制御)が終了すると、続くステップ202で着火セン
サS1の抵抗値Rの変化に基づいて実際に着火が行なわ
れたか否かを判断する。具体的には前記第1着火制御に
おいて燃料及び空気を実際に供給した時点(t2時点)
での抵抗値R2(=R^)と第1着火制御終了時点(1
時点)での抵抗値Rとを比較し、後者(R)が前者(R
2)より所定値(Rx)以上大きくなったときに(第3
図)第1着火制御により実際に着火が行なわれたと判断
する。
ステップ202の判別により着火が確認された場合(第
3図)には続くステップ203乃至209をスキップし
て、燃焼モード(ステップ210)による燃焼制御が行
なわれる。燃焼モードでは前記操作パネル21からの指
令信号のうち設定温度、送風量等運転者が要求している
ヒータ出力を表わす信号に基づいて燃料供給量F、空気
供給量A、更には説明は省略する暖気送気用ブロア15
による送気量が決定される。具体的には、例えば運転者
が高いヒータ出力を要求すると第3図の燃焼モード内の
t6時点で同図破線で示すように燃料供給量Fが一時に
所定量増加され(F2→F4)、同時に空気供給量Aの
増量(A3−A4)が開始される。
この結果燃焼式ヒータの出力も上昇する(このとき着火
センサの抵抗値Rも上昇、第3図の破線)。
一方、し6時点で運転者が低いヒータ出力を要求した場
合第3図に一点鎖線で示すように燃料供給量Fが一時に
所定量減少され(F2→F1)、同時に空気量Aの減量
(Aa→A2)が開始され、この結果ヒータ出力は下降
する。尚、この燃焼モードは、ヒータの停止指令を表わ
す前記操作パネル21からの出力信号がマイクロコンピ
ュータ8cに入力したときに終了する。又、−旦燃焼モ
ードに至ると、グロープラグ6の電圧の印加は基本的に
は行なわれないが、燃焼モードに至った直後より所定時
間(第3図し4〜し5時点間)は着火により得られた火
炎の成長を補助すべく最小所定電圧(第3の所定電圧)
Vlがグロープラグ6に印加される。 (アフターグロ
ー)。
第2図に戻り、前記ステップ202の判別により、第1
着火制御によって着火が得られなかった(着火ミス)と
判断されたとき(ステップ202の答が否定(No)の
とき)には、ステップ203に進み、一定時間(Ta)
に亘る掃気/予熱モードによる燃焼制御が開始される。
掃気/予熱モードは、前述の第1着火制御の着火ミスに
よって燃焼室3内に残留した未燃燃料を逸早く掃気して
後述の第2着火制御に備えるために行なわれる。このた
め掃気/予熱モードでは未燃燃料を気化すべくグロープ
ラグ6の印加電圧Vcは最大所定電圧v3に保持され、
一方で、該気化した燃料を掃気すべく微少量の空気(A
l)が燃焼室3に供給される。
−旦開始された掃気/予熱モードは、一定時間Taをカ
ウントダウンするTaカウンタのカウント値taがOと
なるか、或は後述のステップ207の判別で燃焼室3内
の着火が検知される間で引き続き行なわれる。
即ち、ステップ203で掃気/予熱モードが開始される
と続くステップ204で前述のTaカウンタのカウント
値taが一定時間Taにセットされ、ステップ205で
カウント値taのカウントダウンを行なう。次のステッ
プ206ではカウントダウンされたカウント値taが0
以下になったか否かを判別する。この答えが肯定(Ye
s)のとき、即ち掃気/予熱モードが一定時間(Ta)
継続して行なわれたとき(第4図及び第6図のし6時点
)は該モードを終了してステップ208に進み@2着火
制御が行なわれる。一方、前記ステップ206の答えが
否定(No)、即ち排気/予熱モードの実行時間が一定
時間(Ta)に達していないときには、ステップ207
に進み、詳細は後述する手法によりこの時点で燃焼室3
内の燃料が着火しているか否かを確認し、着火が確認さ
れないとき、前記ステップ205に戻って、前記一定時
17J]Taが経過するまで同様の制御を繰り返す。
掃気/予熱モードに於いては、第4図及び第6図に示す
ようにグロープラグ6の印加電圧Vcが前記一定時間T
aに亘って最大所定電圧V3に保持されるが、通常一方
の空気供給量Aは他のタイマ(Tbタイマ)によって掃
気に要する所定時間Tb((Ta、第4図、第6図のし
4〜し7時点間)に亘って微小量(前記所定値A1)に
保たれる。この結果、前述の第1着火制御中に送られた
未燃燃料がグロープラグ6により逸早く気化され、該気
化された燃料は前記微小量の空気と共に燃焼室3より排
出される。又、前記一定時間Taは、上述の掃気に要す
る所定時間Tb (空気の供給721間L4〜ty)よ
り若干長く設定されるが、このようにグロープラグ6の
印加を、掃気終了後も続けるのは、引き続き行なわれる
第2着火制御に備え、溶芯4の表面やグロープラグ6自
体の温度を予め上昇しておいて、着火をより確実にする
ためである。
ところで、上述の掃気/予熱モードにより燃焼室3内に
残留した燃料が気化され且つ掃気される過程に於いて、
燃焼室3内の混合気が一時的に着火に最適な混合比とな
るが、上述の掃気/予熱モードではグロープラグ6の印
加電圧Vaが十分着火可能な最大電圧(第1の所定電圧
)V3に保持されているため、当該掃気/予熱モードに
て着火が生じることが考えられる。しかし、掃気/予熱
モードでは燃料供給手段(燃料ポンプ19)による燃料
供給が停止されているので上記着火による火炎は小さく
瞬時に消え、従ってこの着火を燃焼ヒータの作動に活用
することが出来ない。
このため、本実施例に於いては、掃気/予熱モードが行
なわれる上述の一定時間Ta (第4図し4〜し6時点
間)の間前記着火センサSlの出力(抵抗値R)に基づ
いて燃焼室3内で火炎が生じたか否かを継続して判別し
く第2図のステップ207)、この答が否定(No)の
ときは(第4図)掃気/予熱モードを行なう一方、肯定
(Yes)のときは(第5図)掃気/予熱モードを直ち
に沖、止して、後述の第2着火制御を行なうようになっ
ている(ステップ209)。
前記ステップ207の判別は火炎の発生と共に上昇する
着火センサS1の抵抗値(R)がステップ202で用い
られる第1着火制御終了時の値(第5図し4時点の値)
R′4に所定値(Ry)を加算した値(R’4+RY)
より大きくなったが否かにより行なわれる。この結果、
第5図に示すようにしα時点で着火による火炎が生じ、
その後しα1時点で着火センサS1の抵抗値がR>R’
4+RYなる条件を満たすと(ステップ207が肯定)
直ちに第2着火制御による燃料供給が開始される(ステ
ップ208)。
第2着火制御では、第4図乃至第6図に示すように、一
定期間T cに渡って(例えば第4図し8〜tio時点
間)グロープラグ6の印加電圧Voを最大所定電圧V3
に保持すると共に燃料供給量Fを所定値F2に保持する
。一方、空気供給量Aは第1着火制御と同様に一定期間
Tcのうち初めの所定期間(t、a〜し9時点間)所定
値A1に、その後(し9〜し1o時点間)所定値A3(
>AI)に保持される。
第2図に戻り、一定時間Tcに亘る第1着火制御(ステ
ップ208)が終了するとく第4図、第6図のtzg時
点及び第5図のTα2時点)、ステップ209に進み、
当該第2着火制御終了時点で確実に着火が行なわれたか
否かを着火センサS1の出力に基づいて判断する。この
判別はこの時点の着火センサS1の抵抗値Rが第2着火
制御開始時の値Ra (又はRα1)より所定値(Rz
)以上大きくなったか否かによって行なわれる。ステッ
プ209の判断により確実な着火が確認されると前述の
ステップ210による通常の燃焼モードが実行される(
第4図t]o以降、第5図Lα2以降)。−方、第6図
に示すようにステップ208の第2着火制御によっても
着火による火炎が生じない場合には(ステップ209が
否定(N O))燃焼式ヒーターの各機能部品の何れか
に異常が発生したと判断して、ステップ211に進み、
直ちにグロープラグ6の電圧の印加を停止しく第6図t
XO時点)、所定期間Td(t1o〜t11時点間)に
亘る掃気モード(A=A3)を行なった後、当該異常を
運転者に知らせるべく異常表示(警告)装@22を作動
させ(ステップ212)、本プログラムを終了する。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明に依れば、グロープラグを備
えた燃焼器と、該燃焼器に燃料を供給する燃料供給制御
手段と、前記燃焼器に空気を供給する空気供給制御手段
と、前記グロープラグに電圧を印加する電圧印加手段と
、前記燃焼器の着火を検知する着火検知手段とを備えた
燃焼式ヒータの燃焼制御装置において、第1の着火動作
終了後前記燃焼器の着火が検知されないとき所定時間に
亘って前記空気供給制御手段による空気の供給と前記電
圧印加手段によるグロープラグへの電圧の印加とを行な
いその後第2の着火動作を行なう着火動作制御手段を備
えるようにしたので初回の着火動作により着火が得られ
なかった場合に、燃焼ヒータの燃焼室内に残留した燃料
の掃気が逸早く行なわれ、よって2回目以降の着火動作
による着火が確実にしかも即座に行なわれるようになる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る燃焼制御装置を備えた燃焼式ヒー
タの全体構成を示す図、第2図は燃焼式ヒータの着火動
作並びに燃焼動作を実行するための燃焼制御プログラム
を示すフローチャート、第3図は第1着火制御により着
火が得られた場合の燃焼制御装置の各制御手段の作動を
説明するためのタイミングチャート、第4図は第2着火
制御により着火が得られた場合を示す第3図と同様のタ
イミングチャート第5図は掃気/予熱モードで着火が得
られた場合を示す第3図と同様のタイミングチャート、
第6図は第11第2着火制御によっても着火が得られな
かった場合を示す第3図と同様のタイミングチャートで
ある。 ■・・・燃焼器、4・・・溶芯、6・・・グロープラグ
、8・・・電子制御装置(ECU) 、I O・・・燃
焼用空気供給ブロア、19・・・燃料ポンプ、Sl・・
・着火センサ、8c・・・マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.グロープラグを備えた燃焼器と、該燃焼器に燃料を
    供給する燃料供給制御手段と、前記燃焼器に空気を供給
    する空気供給制御手段と、前記グロープラグに電圧を印
    加する電圧印加手段と、前記燃焼器の着火を検知する着
    火検知手段とを備えた燃焼式ヒータの燃焼制御装置にお
    いて、第1の着火動作終了後前記燃焼器の着火が検知さ
    れないとき所定時間に亘って前記空気供給制御手段によ
    る空気の供給と前記電圧印加手段によるグロープラグへ
    の電圧の印加とを行ないその後第2の着火動作を行なう
    着火動作制御手段を備えたことを特徴とする燃焼式ヒー
    タの燃焼制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2776026A1 (fr) * 1998-03-10 1999-09-17 Toyota Motor Co Ltd Dispositif de chauffage par combustion pour un moteur a combustion interne

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