JPH0220695A - 粉末成形プレスのホールドダウン装置 - Google Patents

粉末成形プレスのホールドダウン装置

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JPH0220695A
JPH0220695A JP17219188A JP17219188A JPH0220695A JP H0220695 A JPH0220695 A JP H0220695A JP 17219188 A JP17219188 A JP 17219188A JP 17219188 A JP17219188 A JP 17219188A JP H0220695 A JPH0220695 A JP H0220695A
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piston rod
crosshead
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は粉末成形プレスのホールドダウン装置に関する
[従来の技術〕 粉末成形プレスは型内に充填された粉末を上パンチと下
パンチとで高圧状態で成縮成形するものである。このた
め型内から押出された成形品は高圧状態が解除されてス
プリングバックによる割れや反りを生じて不良品となる
率が高かった。この観点から従来の粉末成形プレスには
上記スプリングバックによる弊害を防止するため上パン
チホールドダウン装置が具備されていた。
このホールドダウン装置100は、第4図に示すように
コラム101.101に上下動が案内される縦軸102
a、上クロスヘッド102に上ラム調整ナツト103が
嵌着されており、このナツト103に上ラム104が螺
合されて取り付けられている、上ラム104には上部に
穿設された大径孔105aと、この大径孔1t)5aに
連通して下部に穿設された小径孔105bとからなる貫
通孔105が穿設されており、この貫通孔105の上部
開口は略中夫に透通孔106aを有するシール用キャッ
プ106で閉塞されている。
ピストンロッド107は上部寄りの中間部位に設けたフ
ランジ部107aとこのフランジ部107aを境にして
上方に設けられた小径ロッド部107bと下方に設けら
れた大径ロッド部107cとから形成されている。そし
てこのピストンロッド107はフランジ部107aを大
径孔105aに、大径ロッド部107Cを小径孔1.0
5 bにそれぞれ位置させて上ラムの貫通孔105に内
挿されると共に、小径ロッド部107bをキャップの透
過孔106aに透通させて上下摺動自在に上ラム104
に取り付けられている。
ピストンロッド107の上ラム104から突出した下端
には上パンチ(図示せず)に連結するT型継手108が
ねじ109で固着されている。
このようにピストンロッド107を上ラム104に取り
付けることによって上ラム104の大径孔105a内に
はピストンロッドのフランジ部107aで仕切られて上
下に二つの密閉空間が形成されている。各密閉空間には
圧力流体が送り込まれるようになっており、上下空間の
圧力差によってピストンロッド107は上下動するよう
になっている。即ち、上部空間にはキャップ106下面
に開口する流体路110が設けられており、下部空間に
はキャップ106及び上ラム104を連通して大径孔1
05aの底部に開口する流体路111が設けられており
、それぞれの流体路110゜111は四方電磁弁112
及び圧力調節弁113を介して圧力タンク(図示せず)
に連結されている。そして上記電磁弁112は上パンチ
及びダイ(図示せず)の上下の位置の信号を受けて切換
るようになっており、この切換えで上下空間の圧力差が
生じるようになっている。
このように構成された従来のホールドダウン装置100
によれば、加圧工程の初期段階では大径孔105a内の
上部空間の流体圧を高めて上ラム104よりもピストン
ロッド107を先行下降させて、上記流体圧で予備加圧
して粉末中の脱気を行い、かつ加圧完了後の成形品の押
出工程では上ラム104の上昇後上記流体圧によって上
パンチの下面が成形品の上面を軽く押えて上パンチと下
パンチで成形品を挟み込んだ状態で行うことによって成
形品のスプリングバックを防止し、かつ押出完了後大径
孔105a内の下部空間の流体圧を高めてピストンロッ
ド107及び上パンチを上昇させ、その後フィードカッ
プによりダイ内に粉末を充填するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような流体圧を用いた従来のホール
ドダウン装置においては、次のような各種の不具合を生
じる。
即ち、プレスの成形速度を変えた場合、上パンチとフィ
ードカップが干渉したり、又は両者の間にタイミングラ
グが生じたりするので、これを解消するためその都度ピ
ストンロッドの作動タイミングを調整しなければならず
作業が面倒となる。
また、ピストンロッドの作動途中でプレスの稼動を停止
しても、ピストンロッドは流体圧によって作動限に到る
まで止まらないので、インチラグによりピストンロッド
の作動タイミングを合わせる場合、調整しにくく、かつ
作業者の安全確保も不充分となる。
さらに、ピストンロッドな作動させる流体は温度によっ
て抵抗が変化する等外的条件によって変化し易く、その
ためピストンロッドの作動速度が変化して着力点が変化
し、粉末の加圧開始時点でダイ内の粉末の流れに変化が
起り成形品の密度分布が不均一となって品質が安定しな
いという問題点をも有している。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は上パンチに連結するピストンロッドがプレス成
形速度に順応して作動すると共に、その作動タイミング
の調整もインチラグにより容易に調整可能であり、かつ
外的条件による速度変化のない粉末成形プレスのホール
ドダウン装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、上クロスヘッドに装
着された上ラムに上下摺動自在に内挿されたピストンロ
ッドと、このピストンロッドと上ラムとの間に介在され
てピストンロッドを上動付勢するばねと、上記上クロス
ヘッドに立設された支柱と、この支柱に略中央部が枢支
されて一端が上記ピストンロッドの上部に連係されると
共に他端が上クロスヘッドの下動の過程で流体シリンダ
に当接して上記ばねのばね力に抗してピストンロッドを
上クロスヘッドに先行させて下動させるレバーとを具備
し、上記ピストンロッドを介して連結された上パンチに
よる加圧工程で上記流体シリンダがその流体圧に抗して
上クロスヘッドの下動と共に後退するように構成したこ
とを特徴としている。
レバーな揺動自在に支持する支柱は高さ調節可能に上ク
ロスヘッドに立設7されていてもよい。
[作 用] 本発明は上記のように構成されているので、加圧完了後
成形品の押出行程において上クロスヘッドが上動しても
流体シリンダはその流体圧で上動復帰してレバーの他端
を当接したままの状態が維持されるのでその間、ピスト
ンロッドはレバーの一端で下方へ押されて上クロスヘッ
ドの上動にも拘らず下動したままの状態に置かれる。こ
の状態では成形品は上、下パンチで挟み込まれており、
このままの状態で押し出しが完了する。押し出し完了後
、上クロスヘッドは更に上動することになり、ピストン
ロッドはばねにより元の位置に復帰する。
この上パンチの上下動はプレスの成形速度に合致して上
下動する上クロスヘッドの上下動で行われるものである
から、上記成形速度に変更があっても、同一のタイミン
グで作動し、かつプレスを途中で停止して上パンチの作
動を停止することができるのでインチラグが容易に行え
る。
[実施例] 以下、本発明を図示した実施例に基づいて具体的に説明
する。
本発明に係るホールドダウン装置は第1図に示すように
、ピストンロッド2、ばね3、支柱4、レバー5及び流
体シリンダ6とから大略構成されている。
粉末成形プレスの上部には上クロスヘッド7、縦軸?’
aがコラム8に上下動が案内されるように取り付けられ
ており、この上クロスヘッド7内に上ラム9が上ラム調
整ナツト10を介して装着されている。
ピストンロッド2は中央のやや上部寄りに形成されたフ
ランジ部2aを有しており、上記上ラム9内に上下摺動
自在に内挿されている0、そのため上ラム9には上部に
形成された大径孔9aと下部に形成された小径孔9bと
が連通する貫通孔が穿設されており、ピストンロッド2
はフランジ部2aを上記大径孔9a内に位置させること
によって上ラム9の貫通孔内に内挿されている。そして
ピストンロッド2の上下摺動はピストンロッド2の上部
に外挿されて上ラムの大径孔9aの開口を覆うキャップ
11の内周壁に設けられたガイドブツシュ12と上ラム
の小径孔9bの下部内周壁に設けられたガイドブツシュ
13とによってその精度が確保されている。
また、ピストンロッド2の上ラム9から下方へ突出した
下端には上パンチ(図示せず)に連結するT型継手14
がボルト15により固着されている。
ばね3は圧縮コイルばねからなり、ピストンロッド2に
外挿されると共に上端をピストンロッド2のフランジ部
2aに当接させ下端を上ラム9の大径孔9aと小径孔9
bとが連通する段部9cに当接させて取り付けられてお
り、ピストンロッド2を上動付勢している。
支柱4はその下端部が調整ギヤ16に嵌着された調整ナ
ツト17に螺合されて立設されている。
この調整ギヤ16は上ラム調整ギヤ18と噛合した状態
で上クロスヘッド7に装着されている。支柱4は調整ナ
ツト17を回転させることによって高さ調節が可能とな
っている。
レバー5はその略中央部がビン19によって支柱4の上
部に枢支されてビン19を中心として揺動自在に取り付
けられ、かつその一端5aがキャップ11の開口11a
よりキャップ11内に入り下面をピストンロッド2の上
端面に当接させてピストンロッド2に連係されている。
この連係構造はレバー5の一端5aに長孔を穿設し、こ
の長孔をピストンロッド2の上部に固着したビンに嵌入
させて連係させるような構造でも良い。
一方、レバー5の他端5bは上クロスヘッド7の下動の
過程で流体シリンダ6に当接するように設計されている
。流体シリンダ6は適宜の固定部材に固定されれば良い
が本実施例ではマラム8に固定されている。そしてこの
流体シリンダ6は流体圧によりピストン6aを上限位置
に位置させて使用される。このときの流体シリンダ6の
流体圧とばね3のばね力との関係、及びレバー5のビン
19を中心とした一端5a側長さと他端5b側長さのレ
バー比との関係は、レバー5の他端5bが上クロスヘッ
ド7の下動の過程で流体シリンダ6に当接したとき、レ
バー5の一端5aによりばね3のばね力に抗してピスト
ンロッド2を上クロスヘッド7に先行させて下動させる
ように設計されている。また、流体シリンダ6の流体圧
の大きさは、ピストンロッド2の下端に固着したT型継
手14に連結された上パンチ(図示せず)による加圧行
程で流体シリンダ6のピストン6aがその流体圧に抗し
て上クロスヘッド7の下動と共に後退可能な大きさに設
計されている。
なお、第1図中、20はキャップ11の上部下面に出没
してピストンロッド2の上動を制限するボルトであり、
22は上ラム調整ギヤ18に噛合する上ラム調整軸であ
り、23はスクレーパである。
ホールドダウン装置1は以上のような構造になっている
が、次にその作動について説明する。
第2図はホールドダウン装置1を具備した粉体プレスの
作動線図であり、第3図は上記作動線図の各作動部位に
おけるホールドダウン装置1の状態図を示す、ホールド
ダウン装置1は流体シリンダ6に加圧空気を送入してピ
ストン6aを上動付勢した状態で稼動する。この流体シ
リンダ6の稼動は第3図(a)に示す加圧空気送入手段
21によって行われる。ホールドダウン装置1はT型継
手14を介して上パンチ(図示せず)に連結することに
よって粉末プレス本体へ連結される。
まず、ホールドダウン装置1の作動タイミングの調整を
グイ内に粉末を充填しない空運転で調整する。上クロス
ヘッド7は上ラムが第2図に示す曲線Aに沿って作動す
るように上ラム調整ギヤ18によって調整される。
上クロスヘッド7はその上死点(プレス主軸角度O°)
(第2図P1点)において第3図(a)に示すようにレ
バー5の一端5aをピストンロッド2の上端面に当接さ
れて、その他端5bが流体シリンダ6と隔離した状態と
なる。
この上死点P1から上クロスヘッド7が適宜の駆動手段
(図示せず)によって下降し初めて上パンチがダイに突
っ込む手前の22点(プレス主軸角度90°)に上クロ
スヘッド7が達したとき、レバー5の後端5bが流体シ
リンダ6のピストン6aの上端面に当接するようになる
(第3図(b))。
さらに、上クロスヘッド7が下降すると、ピストンロッ
ド2はレバー5の一端5aで押されて上クロスヘッド7
の下降スピードのレバー比倍のスピードで下降し、ピス
トンロッド2の先端は第2図の上クロスヘッド7の曲線
Aから22点で分かれて破線A3曲線に沿った軌跡とな
る。そして上パンチがダイ内に突入した初期の段階28
点におけるホールドダウン装置1の状態は第3図(c)
のようになってピストンロッド2はレバー5を介して流
体シリンダ6の流体圧で押し下げられた状態となる。こ
れ以降の上クロスヘッドの下降に伴うピストンロッド2
の軌跡は第2図P4、Pg点を通る2点鎖線A2に沿う
ものとなるように調整される。上記26点は上クロスヘ
ッド7の下死点(第2図のプレス主軸角度180°)に
おけるピストンロッド2の位置を示す、このときのP4
.26点おにける各ホールドダウン装置1は第3図(d
)、(e)の状態となっている。即ち、24点において
はピストンロッド2のフランジ部2aが上ラム9の大径
孔7aの段部に当接してそれ以上の下降が阻止されてお
り(第3図(d))、これ以降上クロスヘッド7が下死
点に至るまでの下降は流体圧に抗して流体シリンダ6の
ピストン6aを後退させながら行われ、上記下死点では
ピストン6aが略下限位置に達する(第3図(e))。
上クロスヘッド7は上記下死点以降はプレス主軸角度の
増大によって上昇に転じ、そのときの上クロスヘッド7
及びピストンロッド2の上昇は第2図に示すように前記
したそれぞれの下降曲線と左右対称の曲線に沿った軌跡
となるように調整される。
次にこのように調整されたホールドダウン装置lが実際
に粉末を加圧する場合について述べる。
上クロスヘッド7が上死点P、から下降し始めるとダオ
内に給粉し終ったフィードカップが曲線B1に沿って後
退し始めて、23点においてはフィードカップは後退し
終わり次の給粉時まで待機体勢となっている。上クロス
ヘッド7はさらに下降し25点に達したとき上パンチが
グイ内に突込み流体シリンダ6の流体圧で軽く予備加圧
して粉末中の脱気を行う、このときのホールドダウン装
置1は前述したように第3図(C)の状態となっており
、予備加圧は流体シリンダ6の流体圧で行われる。さら
にクロスヘッド7を下降させるとグイ内に進入した上パ
ンチにより粉末が圧縮されて検圧が上昇すると共に圧縮
力も上昇し、ついにはこの圧縮力が流体シリンダ6の流
体圧を上回る。
このような状態では、上パンチのグイ内へのそれ以上の
進入が阻止されると共に、上クロスヘッド7は流体圧に
抗して流体シリンダ6のピストン6aを後退させながら
下降する。このときのピストンロッド2の軌跡は第2図
の破線A、となり、上クロスヘッド7が26点に達した
ときは、上クロスヘッド7の下面にT型継手14の上面
が当接し、流体シリンダ6のピストン6aは下限位置に
あり、かっばね3は上クロスヘッド7の上死点における
と同様の状態(第3図(a))となって撓み代を有した
状態となっている。従って、これ以降の上クロスヘッド
7はピストンロッド2と同一の軌跡(曲線A)に沿って
下降し、粉末の加圧を行う。この加圧はプレス主軸角度
180°で上クロスヘッド7が下死点に達して完了する
。これ以上主軸角度が増大すると上クロスヘッド7は上
昇に転じ、上ラム9は第2図の曲線Aに沿って上昇する
。この上昇の過程でピストンロッド2は上クロスヘッド
7の下死点における状態と同じ状態に置かれ上パンチの
下面は成形品の上面を押圧した状態となっている。これ
は上クロスヘッド7の上昇と共に流体シリンダ6の流体
圧によってピストン6aが上昇し、この上昇したピスト
ン6aによって他端5bが上動され、その結果レバー5
の一端5aがピストンロッド2の上端面にばね3のばね
力よりも大きい流体圧で当接してピストンロッド2の上
動を阻止することによって行われる。このときのピスト
ンロッド2の軌跡は第2図の破線A4となり、Pt点に
達する。この27点におけるホールドダウン装置1は第
3図(d)で示す状態となり、それ以上の主軸角度の増
大により上クロスヘッド7の上昇と共に、前述した空運
転と同様に挙動し、その状態は第3図において(C)−
(b)→(a)と変遷する。この変遷の過程におけるば
ね3のばね力によるピストンロッド2の復帰速度は上ク
ロスヘッド7の上昇速度よりもレバー5のレバー比倍だ
け早くなる。
一方、ダイは粉末の加圧成形の過程では第2図に示す曲
線C1に沿って幾分下降し、加圧完了後の主軸角度20
0°を過ぎた点から押出カム曲線C2に沿って下降し、
下パンチ(図示せず)の上面と面一になる。この面一に
なることによって成形品の押し出しが完了(主軸角度2
40°)する、この押出はPt点よりも手前で完了する
ものであるから成形品は上パンチと下パンチとで挟み込
まれた状態で押出される。このため成形品のスプリング
バックが防止される。
また、前述した待機状態にあったフィードカップは第2
図に示すように前述した押出完了点をやや過ぎた点から
前進し始め押し出された成形品を移送しつつ曲線B2に
沿って前進し、給粉状態に入る。
以上のようにして粉末成形プレスの一サイクルが行われ
、これを繰り返すことによって順次成形品を製造し得る
なお、第2図中03はダイの復帰軌跡である。
[発明の効果] 本発明は上記したように上パンチに連結するピストンロ
ッドの上下動が粉末成形プレスの成形速度に合致して上
下動する上クロスヘッドと上クロスヘッド内に装着され
たばねとによって行われるようになっているので、上記
成形速度あるいは温度等の外的条件に変更があっても同
一のタイミングで上パンチが作動し、常に的確な成形品
のスプリングバックが防止されると共に、フィードカッ
プとの干渉もなくなり、かつ上パンチの着力点も一定と
なって成形品の品質が安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るホールドダウン装置の一部破断し
た正面図、第2図は同上装置を有する粉末成形プレスの
作動線図、第3図(a)乃至(e)は同上装置の各作動
部位における状態図、第4図は従来のホールドダウン装
置の一部破断した正面図である。 1・・・ホールドダウン装置、 2・・・ピストンロッド、3・・・ばね、4・・・支柱
、5・・・レバー、6・・・流体シリンダ、7・・・上
クロスヘッド、9・・・上ラム、14・・・T型継手。 特許出願人  玉川機械株式会社 代理人 弁理士  佐 藤 英 昭

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上クロスヘッドに装着された上ラムに上下摺動自
    在に内挿されたピストンロッドと、このピストンロッド
    と上ラムとの間に介在されてピストンロッドを上動付勢
    するばねと、上記上クロスヘッドに立設された支柱と、
    この支柱に略中央部が枢支されて一端が上記ピストンロ
    ッドの上部に連係されると共に他端が上クロスヘッドの
    下動の過程で流体シリンダに当接して上記ばねのばね力
    に抗してピストンロッドを上クロスヘッドに先行させて
    下動させるレバーとを具備し、上記ピストンロッドを介
    して連結された上パンチによる加圧工程で上記流体シリ
    ンダがその流体圧に抗して上クロスヘッドの下動と共に
    後退するように構成したことを特徴とする粉末成形プレ
    スのホールドダウン装置。
  2. (2)上記支柱は高さ調節可能に上クロスヘッドに立設
    されている請求項(1)記載の粉末成形プレスのホール
    ドダウン装置。
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