JPH02206589A - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JPH02206589A
JPH02206589A JP1025700A JP2570089A JPH02206589A JP H02206589 A JPH02206589 A JP H02206589A JP 1025700 A JP1025700 A JP 1025700A JP 2570089 A JP2570089 A JP 2570089A JP H02206589 A JPH02206589 A JP H02206589A
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JP
Japan
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heat
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thermal recording
recording layer
bis
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JP1025700A
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English (en)
Inventor
Katsumi Moronuki
克己 諸貫
Keiji Sasaki
佐々木 恵二
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Honshu Paper Co Ltd
Original Assignee
Honshu Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般にロイコ化合物と言われる無色又は淡色の
有撮染料と前記ロイコ化合物と反応して顕色するフェノ
ール化合物などの有機酸とを主成分とする感熱記録材料
の堅牢性、特に耐光性を改良した感熱記録体に関するも
のである。
[従来の技術] 従来より、クリスタルバイオレットラクトンのような発
色性物質とフェノール性化合物のような有機酸が反応し
て発色する感熱記録体は、例えば特公昭45−1403
9号公報などによってすでに公知である。この記録体は
熱エネルギーを記録層に与えてロイコ化合物及び右[t
を軟化あるいは溶融し、両光色成分を接触させて発色反
応させる原理に基づくものであり、近時各種プリンター
、ファクシミリ等の分野で使用されている。しかし、こ
の感熱記録体は、長時間太陽光、蛍光灯等に露光した場
合、発色部の退色、未発色部の変色が起り改良が必要と
されている。これは紫外線によりロイコ染料が分解され
るためとされ、この様な現象を防ぐために、ロイコ染料
と酸性物質を含む感熱層中に紫外線吸収剤、例えば、ベ
ンゾフェノン、ベンゾトリアゾール系誘導体を含有させ
る方法(特開昭50−104650号、同55−558
91号、同55−93492号、同58−87093号
各公報)、酸化防止剤を含有させる方法(特開昭49−
54040号、同54−18752号各公報)、また老
化防止剤を含有させる方法(特開昭50−149353
号公報)等が提示されているが、まだ十分な耐光性の効
果は得られていない。
一方、ロイコ染料のうち3−ジエチルアミノ−6−メチ
ルーフ−アニリノフルオラン染料は、発色特性にすぐれ
、保存退色も良好でかつ安価であると言う特長はあるが
、前記のごとく光によって未発色部分(地肌)が著しく
黄変するという欠点を持っている。この3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン染料の欠点
を解消するために多数のロイコ染料の提案がなされてい
るものの、上記の発色特性にすぐれ、保存退色も良好で
かつ安価であるという特長を維持しつつ未発色部分の黄
変を解消するものはいまだ実現されていない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記の問題に鑑み、3−ジエチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン染料の特長を維持しつ
つ、光によって未記録部(地肌)が著しく黄変するとい
う重大な欠点を解消し、堅牢性、特に耐光性を改良した
感熱記録体を提供することを目的とする。
[WR題を解決するための手段] 本発明者等は、鋭意研究を重ねた結果、支持体上に、ロ
イコ化合物と前記ロイコ化合物と反応して顕色する有機
酸と結着剤とを含む感熱記録層又は前記感熱記録層上に
被膜層を設けた感熱記録体について、前記ロイコ化合物
が3−ジエチルアミノ6−メチル−7−アニリノフルオ
ランであり、且つ前記感熱記録層及び/又は前記被膜層
に2゜2°−イソブチリデン−ビス−(4,6−シメチ
ルーフエノール)を含有させることにより著しい耐光性
が得られることを見い出し、本発明を完成するに至った
。すなわち、本発明は3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−アニリノフルオランロイコ染料と顕色剤としての
有IIFI!とを含む感熱記録層又は前記感熱記録層上
に被膜層を設けた感熱記録体において、前記感熱記録層
及び/又は前記被膜層中に耐光性を改良する下記構造式
で現わされる化合物2.2°−イソブヂリデンービスー
(4,6−シメチルーフエノール)を含有することを特
徴とする光安定性を改良した感熱記録体で本発明で特定
のロイコ染料に上記の保存安定性を改良する特定の化合
物を組合せて使用することにより耐光性にすぐれた高感
度な感熱記録体を得ることが出来るものであり、このよ
うな効果は全く予期されないことであった。
本発明で使用する保存安定性、特に耐光性にすぐれた2
、2゛−イソブチリデンービス=(4゜6−シメチルー
フエノール)は融点158℃以上であり、保存安定性、
特に耐光性の効果に優れているとともに感熱記録体とし
ての発色特性や地肌濃度、保存後の地肌カブリ、退色な
どについても特に優れた特性を有している。この2,2
°−イソブチリデン−ビス−(4,6−シメチルーフエ
ノール)の含有量は耐光性と発色特性などとの兼ね合い
から、感熱記録層の全固形分の0.5〜10重間%が好
ましい。また、感熱記録層の上の被膜層には、被膜層の
全固形分の5〜30重量%を含有させることが好ましい
また、本発明で使用する3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオランロイコ染料の混合割合は、
塗料および完成され“た感熱記録体に要求される物性に
よって異なるが、発色特性や地肌濃度などとの兼ね合い
から、やはり、感熱記録層の全固形分の5〜20@伍%
が好ましい。
本発明で使用する有機酸としでは、常温で固体であり、
加熱により溶融し、ロイコ化合物と接触して顕色剤とな
る物質であって、各種フェノール性物質、脂肪酸、芳香
族カルボン酸などがある。
例示すれば、没食子酸、サリチル酸、1−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸、O−ヒドロキシ安息香酸、m−ヒドロ
キシ安息香酸、2−ヒドロキシ−p−1−ルイル酸、3
,5−キシレノール、ヂモール、p−tert−ブチル
フェノール、4−ヒドロキシフェノキシド、メチル−4
−ヒドロキシベンゾエート、4−ヒドロキシアセトフェ
ノン、α−ナフトール、β−ナフトール、カテコール、
レゾルシン、ヒドロキノン、4−tert−オクチルカ
テコール、4.4’ −5ec−ブチリデンフェノール
、2,2°−ジヒドロキシジフェニル、2゜2°−メチ
レンビス(4−メチル−6−tertブチルフェノール
)、2,2°−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン(別名:ビスフェノールA)、4.4’−イソプロピ
リデンビス(2−tert−ブチルフェノール)、ビロ
ガ0−ル、フロOグルシン、フロログルシンカルボン−
メチルフェノール、p−フェニルフェノール、4、4°
−シクロへキシリデンジフェノール、4。
4゛−イソプロビリデンジカテコール、4.4’−ベン
ジリデンジフェノール、4,4°−イソプロピリデンビ
ス(2−クロロフェノール)、3フエニルサリチル酸、
3,5−ジーtertーブチルサリチル酸、1−オキシ
−2−ナフトエ酸、没食子酸エステル、サリチル酸エス
テル、p−ヒドロキシ安息香酸エステル、4−ヒドロキ
シフタル酸エステル、2−(4−ヒドロキシフェニル)
−2−(3°−ヒドロキシフェニル)プロパン、4、4
゛−ジヒドロキシ−3.3°−ジイソプロピルジフェニ
ル−2.2″−プロパン等があげられる。
また、増感剤として、例えばステアリン酸アマイド、バ
ルミチン酸アマイド、オレイン酸アマイド、ラウリン酸
アマイド、エチレンビスステアロアマイド、メチレンご
スステアロアマイト、メチロールステアロアマイド、パ
ラフィンワックス、更には高級アルコール、高級樹脂酸
等を添加しても良い。
本発明で使用する結着剤としては、主として水溶性結着
剤からなり、微粒子状に分散された発色剤を互いに遊離
させて固着させるものであり、ポリビニルアルコール キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ポリアクリル酸、カゼイン、ゼラチン又はでんぷん及び
これらの誘導体が挙げられる。
本発明の感熱記録層には、必要に応じて他の添加物質、
たとえばクレー、炭酸カルシウム、合成シリカ、水酸化
アルミニウム、タルク、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機
又は有機顔料、ワックス類、スティック防止のための各
種脂肪酸金属塩、耐水性向上のための耐水化剤、フェノ
ール樹脂、界面活性剤等を添加することができる。
本発明の感熱記録層の塗料は、前記ロイコ化合物である
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ランと有fllQとを別々にして2。
2°−イソブチリデン−ビス−(4,6−ジメチルフェ
ノール)と必要に応じて顔料、感度調整剤等の添加剤と
を、適当な濃度のポリビニルアルコールなどの結着剤を
含む水系媒体中でボールミル、サンドグラインダーなど
の粉砕機を使用して粉砕分散した後、染料分散液と有機
酸分散液とを混合撹拌することにより調整される。各構
成物質はできるだけ微粒化することが発色効率の点で有
利であり、0.5〜3μmの粒径に微粒化することが好
ましい。こうして得られた感熱塗料を以下に述べる支持
体に塗布し、乾燥して本発明の感熱記録体を得る。
塗布は、通常のブレードコータ、エアナイフコータ、バ
ーコータ、リバースロールコータなどにより行うことが
できる。
本発明に使用される支持体としては、一般に上質紙、中
質紙、コート紙をはじめとする紙が用いられるが、その
他ガラス繊維シート、プラスチックシート、フィルムラ
ミネート紙なども支持体として使用することができる。
[実 施 例コ 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 a)感熱記録体の製造 下記の組成のA液及びB液を、各々別々にペイントシェ
ーカー(東洋精機製)で16時間分散させることにより
調製した。
A液: ロイコ染料 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン   5gステアリン酸亜鉛    
      13gポリビニルアルコール12%液  
   35g水                  
          47gB液; ビスフェノールA           15SFステ
アリン醸亜鉛          3g2.2゛−イソ
ブチリデン−ビス− (4,6−ジメチルフェノール)3g ポリビニルアルコール12%液     35g水  
                         
 449次にA液100g、B液100gとポリビニル
アルコール12%液50g、合成シリカP−832(水
沢化学@)製15g、水609を加えて混合撹拌し、調
成して塗液をつくり、次にこの塗液を5h/mの上質紙
の表面にマイヤーバーを用いて乾燥後の塗布量が8g/
mになるように塗布、乾燥し感熱記録紙を得た。
比較例1 実施例1で用いたA液の配合のうち、ロイコ染料として
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ランを用いた以外は実施例1と同様にして感熱記録紙を
得た。
比較例2 実施例1におけるB液の2.2°イソブチリデン−ビス
−(4,6−シメチルーフエノール)を使用せず、且つ
、水を47gとした以外は、実施例1と全(同様にして
感熱記録紙を得た。
実施例2 比較例2で作成した感熱記録層上にポリビニルアルコー
ル12%液30g、合成シリカP−832(水沢化学■
製)10g、2.2゛−イソブチリデン−ビス−(4,
6−シメチルーフエノール)39、水50gを混合撹拌
した被膜層用塗液を作り、マイヤーバーで塗工、乾燥し
て乾燥後の塗布量が5g/TItの被膜層を有する感熱
記録紙を得た。
比較例3 実施例1におけるB液の2,2°−イソブチリデンービ
ス−(4,6−シメチルーフエノール)の代わりにフェ
ノール樹脂(昭和ユニオン合成■製)を用いた以外は実
施例1と全く同様にして感熱記録紙を得た。
実施例3 実施例1で用いたB液の配合のうち、2.2゜イソブチ
リデン−ビス(4,6−ジメチルフェノール)の含有量
を1.5gとした以外は、実施例1と全く同様にして得
られた感熱記録層上に、実施例2と全く同様にして作っ
た被膜層用塗液を塗工して、被膜層を有する感熱記録紙
を得た。
比較例4 実施例1におけるB液の2,2°−イソブチリデン−ビ
ス−(4,6−ジメチルフェノール)の代わりに1.1
.3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−te
rt−ブチルフェニル)ブタンを用いた以外は実施例1
と全く同様にして感熱記録紙を得た。
比較例5 実施例1で用いたA液の配合のうら、ロイコ染料として
3−(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオランを用いた以外は、実施例1
と全く同様にして感熱記録紙を得た。
以上の実施例および比較例で1qた感熱記録紙を記録面
がベック平滑度で100秒になるようテストスーパーカ
レンダーで表面処理した。
この表面処理して得られた感熱記録紙について、市販+
7) G 77 ’) シミ’J装置FACOHFAX
 621C(富士通@製)で記録電力0.90W/da
t、通 電 時 間0.45 m sec 、周期的5
m sec/1ineの条件で印字を行ない、印字した
時の画像濃度および地肌濃度をマクベス濃度計を用いて
測定した。保存性は、5000Luxの蛍光灯下に1週
間露光した後の画像濃度及び地肌濃度と乾燥状態で60
℃に保持した恒温室で24時間保存した後の画像濃度と
地肌濃度を測定した。また蛍光灯による地肌の黄変も目
視で判定した。実施例及び比較例について得た結果を表
に示す。
[発明の効果] 上述の通り、本発明の感熱記録体は、従来の感熱記録体
に比べて、すぐれた発色特性を維持したまま、保存後の
耐光性に非常にすぐれた特性を有することが明らかであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持体上にロイコ化合物と前記ロイコ化合物と反応
    して顕色する有機酸と結着剤とを含む感熱記録層又は前
    記感熱記録層上に被膜層を設けた感熱記録体において、
    前記ロイコ化合物が、3−ジエチルアミノ−6−メチル
    −7−アニリノフルオランで、且つ、前記感熱記録層及
    び/又は前記被膜層中に2,2’−イソブチリデン−ビ
    ス(4,6−ジメチルフェノール)を含有することを特
    徴とする耐光性を改良した感熱記録体。
JP1025700A 1989-02-06 1989-02-06 感熱記録体 Pending JPH02206589A (ja)

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