JPH02206575A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JPH02206575A JPH02206575A JP2690589A JP2690589A JPH02206575A JP H02206575 A JPH02206575 A JP H02206575A JP 2690589 A JP2690589 A JP 2690589A JP 2690589 A JP2690589 A JP 2690589A JP H02206575 A JPH02206575 A JP H02206575A
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- ink ribbon
- recording paper
- roller
- platen roller
- platen
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Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、例えば複写機やビデオプリンタ等の印字装置
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術
以下、従来の技術について、第5図を用いて説明する。
第5図は従来の印字装置の概略図である。
印字中、インクリボン1と記録紙2はサーマルヘッド3
及びプラテンローラ4間で、例えばサーマルヘッド3を
下方に付勢して適切な圧力で挟持されており(以降強圧
収態という)、インクリボン1はインクリボン巻き取り
部5により矢印a方向に、記録紙2はキャプスタンロー
ラ6及びピンチローラ7によりh方向にそれぞれ搬送さ
れる。これらインクリボン1.記録紙2を搬送しつつ、
搬送に同期してサーマルヘッド3に印字データ及びサー
マルヘッド制御信号を転送することで、サーマルヘッド
3の発熱体を発熱させてインクリボン1の色剤を記録紙
2に転写する。以上の動作を所定期間実行することで1
色の画像の印字が行われる。
及びプラテンローラ4間で、例えばサーマルヘッド3を
下方に付勢して適切な圧力で挟持されており(以降強圧
収態という)、インクリボン1はインクリボン巻き取り
部5により矢印a方向に、記録紙2はキャプスタンロー
ラ6及びピンチローラ7によりh方向にそれぞれ搬送さ
れる。これらインクリボン1.記録紙2を搬送しつつ、
搬送に同期してサーマルヘッド3に印字データ及びサー
マルヘッド制御信号を転送することで、サーマルヘッド
3の発熱体を発熱させてインクリボン1の色剤を記録紙
2に転写する。以上の動作を所定期間実行することで1
色の画像の印字が行われる。
最後の1ラインの印字が終了した後、更に記録紙後端近
く受記録紙に密着しているインクリボン1を剥離するた
めに、サーマルヘッド3に印字データ及び制御信号を転
送しない状態でインクリボン1及び記録紙2をそれぞれ
C方向及びh方向に搬送することで1色の画像印字のプ
ロセスはすべて終了する。
く受記録紙に密着しているインクリボン1を剥離するた
めに、サーマルヘッド3に印字データ及び制御信号を転
送しない状態でインクリボン1及び記録紙2をそれぞれ
C方向及びh方向に搬送することで1色の画像印字のプ
ロセスはすべて終了する。
次に1色の印字が終了した時点の記録紙とメカニズム系
の位置関係及びその後の動作を説明する。
の位置関係及びその後の動作を説明する。
単色の画像を記録紙上に印字し、更にこのプロセスを複
数回行い、多色印字を実現するためには記録紙2を1色
の画像印字が終了した後に方向Cに搬送し、再度印字開
始位置Sに戻してやる(以降この動作な逆送という)必
要がある。第5図の構成をもつ印字装置において、1色
の画像印字のプロセスが終了した時点、すなわち記録紙
2を逆送させる直前、インクリボン1はサーマルヘッド
3とプラテンローラ4間に挟持された形で保持されてい
る。一方記録紙2はサーマルヘッド3及びプラテンロー
ラ4間になく記録紙2の端部が印字終了位置Eに存在す
る。
数回行い、多色印字を実現するためには記録紙2を1色
の画像印字が終了した後に方向Cに搬送し、再度印字開
始位置Sに戻してやる(以降この動作な逆送という)必
要がある。第5図の構成をもつ印字装置において、1色
の画像印字のプロセスが終了した時点、すなわち記録紙
2を逆送させる直前、インクリボン1はサーマルヘッド
3とプラテンローラ4間に挟持された形で保持されてい
る。一方記録紙2はサーマルヘッド3及びプラテンロー
ラ4間になく記録紙2の端部が印字終了位置Eに存在す
る。
記録紙2を逆送するに際して、印字中はインクリボン1
と記録紙2を強圧状態のサーマルヘッド3とプラテンロ
ーラ4の押圧力を緩和させ、プラテンローラ4上にサー
マルヘッド3の自重相当の圧力が加わるように調整しく
以降弱圧状態という)、インクリボン1をd方向に搬送
させ、かつプラテンローラ4を左方向に回転させつつ記
録紙2をC方向に搬送する。一般にこの時の搬送速度は
インクリボン1及び記録紙2共に印字中の搬送速度の1
0倍程度に設定してあり(以降高速モードという)、更
にプラテンローラ4の外周の線速度は記録紙2の搬送速
度以上の速度に設定しである。
と記録紙2を強圧状態のサーマルヘッド3とプラテンロ
ーラ4の押圧力を緩和させ、プラテンローラ4上にサー
マルヘッド3の自重相当の圧力が加わるように調整しく
以降弱圧状態という)、インクリボン1をd方向に搬送
させ、かつプラテンローラ4を左方向に回転させつつ記
録紙2をC方向に搬送する。一般にこの時の搬送速度は
インクリボン1及び記録紙2共に印字中の搬送速度の1
0倍程度に設定してあり(以降高速モードという)、更
にプラテンローラ4の外周の線速度は記録紙2の搬送速
度以上の速度に設定しである。
記録紙2はインクリボン1の搬送に伴ってインクリボン
1に沿うように弱圧状態のサーマルヘッド3の下のイン
クリボン1とプラテンローラ4間に滑り込みプラテンロ
ーラ4上で搬送方向なC方向に変え、逆送ローラ10及
び逆送ピンチローラ12まで搬送される。記録紙2は弱
圧状態でインクリボン1の搬送動作に助けられて搬送さ
れるので、このときインクリボン1の搬送速度は記録紙
2の搬送速度より大きく設定する必要があり、もしイン
クリボン1の搬送速度が不十分で記録紙2の搬送速度よ
り遅い場合、記録紙2はサーマルヘッド3とプラテンロ
ーラ4間を通過できずにジャムが発生することとなる。
1に沿うように弱圧状態のサーマルヘッド3の下のイン
クリボン1とプラテンローラ4間に滑り込みプラテンロ
ーラ4上で搬送方向なC方向に変え、逆送ローラ10及
び逆送ピンチローラ12まで搬送される。記録紙2は弱
圧状態でインクリボン1の搬送動作に助けられて搬送さ
れるので、このときインクリボン1の搬送速度は記録紙
2の搬送速度より大きく設定する必要があり、もしイン
クリボン1の搬送速度が不十分で記録紙2の搬送速度よ
り遅い場合、記録紙2はサーマルヘッド3とプラテンロ
ーラ4間を通過できずにジャムが発生することとなる。
発明が解決しようとする課題
従来技術では弱圧状態になったサーマルヘッドの下のイ
ンクリボンとプラテンローラ間に記録紙を滑り込ませる
際に、インクリボンを紙ガイドとして機能させるために
はインクリボンの搬送速度を記録紙の搬送速度以上に設
定せねばならない。
ンクリボンとプラテンローラ間に記録紙を滑り込ませる
際に、インクリボンを紙ガイドとして機能させるために
はインクリボンの搬送速度を記録紙の搬送速度以上に設
定せねばならない。
更にマージンを見込むとインクリボンの搬送速度は記録
紙の搬送速度に比べて10%程度高速に設定すべきであ
る。このためインクリボン駆動用のモータはインクリボ
ン巻き取り側の巻径が最小の時には速度が、またインク
リボン巻き取り側の巻径が最大の時には発生トルクが問
題となり、モータやモータドライバの余裕確保、さらに
はモータ消費電力アップに伴う電源容量の増加にもつな
がリコスト的にも高価なものとなっている。
紙の搬送速度に比べて10%程度高速に設定すべきであ
る。このためインクリボン駆動用のモータはインクリボ
ン巻き取り側の巻径が最小の時には速度が、またインク
リボン巻き取り側の巻径が最大の時には発生トルクが問
題となり、モータやモータドライバの余裕確保、さらに
はモータ消費電力アップに伴う電源容量の増加にもつな
がリコスト的にも高価なものとなっている。
更にサーマルヘッドとプラテンローラ間が弱圧状態であ
り、この間の圧力がサーマルヘッドの自重程度であって
も、インクリボンの色剤を塗布した側をガイド面にして
記録紙が滑り込んで哲くため、インクリボンと記録紙間
の摩擦により色剤がこすれて記録紙に転写する現象が発
生する。
り、この間の圧力がサーマルヘッドの自重程度であって
も、インクリボンの色剤を塗布した側をガイド面にして
記録紙が滑り込んで哲くため、インクリボンと記録紙間
の摩擦により色剤がこすれて記録紙に転写する現象が発
生する。
課題を解決するための手段
本発明はこの課題を解決するため、記録紙をインクリボ
ンとプラテンとの間に挿入する際、プラテンにインクリ
ボンをその張力によって当接させた状態でインクリボン
を挿入方向に移動させる制御手段を備えてなる。
ンとプラテンとの間に挿入する際、プラテンにインクリ
ボンをその張力によって当接させた状態でインクリボン
を挿入方向に移動させる制御手段を備えてなる。
作用
この構成で記録紙はプラテンとインクリボンとに吸い込
まれて挟まれながらインクリボンの移動に伴って挿入さ
れる。
まれて挟まれながらインクリボンの移動に伴って挿入さ
れる。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細な説明を
行う。
行う。
第1図は本発明の一実施例における印字装置の印字部の
構成を示す図である。ここで1はインクリボン、2は記
録紙である。3はサーマルヘッドで複数の発熱素子を有
する。11はインクリボン1を記録紙2から剥離する剥
離ローラであり、21はインクリボンのガイドをするイ
ンクリボンガイドローラである。4はプラテンローラで
あり、25はサーマルヘッド3.剥離ローラ11及びイ
ンクリボンガイドローラ21を保持し、軸25a中心に
回動可能な支持部材である。28はへラドカムでこれに
当接したサーマルヘッド変位部材27によって支持部材
25を変位させる。6はキャプスタンローラで、7はピ
ンチローラであり、記録紙2を搬送する。12は逆送ピ
ンチローラであり、29.30は記録紙2をガイドする
記録紙ガイドである。
構成を示す図である。ここで1はインクリボン、2は記
録紙である。3はサーマルヘッドで複数の発熱素子を有
する。11はインクリボン1を記録紙2から剥離する剥
離ローラであり、21はインクリボンのガイドをするイ
ンクリボンガイドローラである。4はプラテンローラで
あり、25はサーマルヘッド3.剥離ローラ11及びイ
ンクリボンガイドローラ21を保持し、軸25a中心に
回動可能な支持部材である。28はへラドカムでこれに
当接したサーマルヘッド変位部材27によって支持部材
25を変位させる。6はキャプスタンローラで、7はピ
ンチローラであり、記録紙2を搬送する。12は逆送ピ
ンチローラであり、29.30は記録紙2をガイドする
記録紙ガイドである。
第1図に示す印字装置の印字部の概略を第2図に示す。
ここで13は記録紙を繰り出す繰り出しローラであり、
14は繰り出しピンチローラである。
14は繰り出しピンチローラである。
第3図は本実施例で使用されるインクリボンの一例を示
したものである。インクリボン1は、例えばPET等の
有機材料を基材として用い、この表面に例えば熱溶融性
のインクが例えばイエロー31、マゼンタ32、シアン
33、の順に塗布されている。インクリボンの長手方向
には、インクリボンの位置検出用のインクリボン搬送方
向に対して適切な幅を持つマーキングが例えばイエロー
に対して2個34、マゼンタに対して1個35、シアン
に対して1個36、のように配置されており、これらの
マーキングを検出することでインクリボンの位置が検出
できるようになっている。
したものである。インクリボン1は、例えばPET等の
有機材料を基材として用い、この表面に例えば熱溶融性
のインクが例えばイエロー31、マゼンタ32、シアン
33、の順に塗布されている。インクリボンの長手方向
には、インクリボンの位置検出用のインクリボン搬送方
向に対して適切な幅を持つマーキングが例えばイエロー
に対して2個34、マゼンタに対して1個35、シアン
に対して1個36、のように配置されており、これらの
マーキングを検出することでインクリボンの位置が検出
できるようになっている。
電源投入直後の本実施例の印字装置の動作を第4図を用
いて説明する。電源投入直後、サーマルヘッド3をヘッ
ドカム28によって持ち上げ、サーマルヘッド3と同一
の支持部材25に組み込まれた剥離ローラ11及びイン
クリボンガイドローラ21を上昇させて、Xで示す位置
まで移動させる。
いて説明する。電源投入直後、サーマルヘッド3をヘッ
ドカム28によって持ち上げ、サーマルヘッド3と同一
の支持部材25に組み込まれた剥離ローラ11及びイン
クリボンガイドローラ21を上昇させて、Xで示す位置
まで移動させる。
繰り出しローラ13及び繰り出しピンチローラ14に挟
持された状態で1に示す位置の近傍にある記録紙2は記
録紙繰り出しローラ13及び繰り出しピンチローラ14
によりC方向に搬送される。
持された状態で1に示す位置の近傍にある記録紙2は記
録紙繰り出しローラ13及び繰り出しピンチローラ14
によりC方向に搬送される。
繰り出された記録紙2はセンサ15により検出され、検
出と同時にh方向に所定距離搬送され所定のイニシャル
位置に停止する。次に、インクリボン駆動モータ17を
駆動させインクリボン1をd方向に駆動し、所定距離搬
送したv2a方向に駆動する。このときインクリボン1
のマーキングをセンサ26で監視しながらインクリボン
1を搬送し、イエローのマークを検出した時点でインク
リボン駆動モータ17に制動をかけインクリボン1の搬
送を停止させる。
出と同時にh方向に所定距離搬送され所定のイニシャル
位置に停止する。次に、インクリボン駆動モータ17を
駆動させインクリボン1をd方向に駆動し、所定距離搬
送したv2a方向に駆動する。このときインクリボン1
のマーキングをセンサ26で監視しながらインクリボン
1を搬送し、イエローのマークを検出した時点でインク
リボン駆動モータ17に制動をかけインクリボン1の搬
送を停止させる。
次に印字開始ボタンが押されてから1色印字が終了する
までの動作を説明する。印字開始ボタンが押下されると
イニシャル位置lにある記録紙2はC方向に搬送され、
やがてキャプスタンローラ6とピンチローラ7に挟まれ
る。この後の動作は、逆送時の動作と全く同等であるの
で後に詳しく説明するが、記録紙2はサーマルヘッド3
とプラテンローラ4間をC方向に搬送され、逆送ローラ
10と逆送ピンチローラ12に挟持され印字開始位置S
まで搬送される。この後サーマルヘッド8はヘッドポジ
ション2に移動しサーマルヘッド3とプラテンローラ4
はインクリボン1と記録紙2を強圧状態にし、記録紙2
は駆動源とギア等で連結されたキャプスタンローラ6及
びピンチローラ7によってh方向・に搬送され、インク
リボン1はインクリボン巻き取り部5によりロール状に
巻き取られながらC方向に搬送される。この時プラテン
ローラ4はフリー状態になっており、記録紙2をサーマ
ルヘッド3に安定して圧着させる目的で機能し、記録紙
2の搬送に直接的には関与していない。
までの動作を説明する。印字開始ボタンが押下されると
イニシャル位置lにある記録紙2はC方向に搬送され、
やがてキャプスタンローラ6とピンチローラ7に挟まれ
る。この後の動作は、逆送時の動作と全く同等であるの
で後に詳しく説明するが、記録紙2はサーマルヘッド3
とプラテンローラ4間をC方向に搬送され、逆送ローラ
10と逆送ピンチローラ12に挟持され印字開始位置S
まで搬送される。この後サーマルヘッド8はヘッドポジ
ション2に移動しサーマルヘッド3とプラテンローラ4
はインクリボン1と記録紙2を強圧状態にし、記録紙2
は駆動源とギア等で連結されたキャプスタンローラ6及
びピンチローラ7によってh方向・に搬送され、インク
リボン1はインクリボン巻き取り部5によりロール状に
巻き取られながらC方向に搬送される。この時プラテン
ローラ4はフリー状態になっており、記録紙2をサーマ
ルヘッド3に安定して圧着させる目的で機能し、記録紙
2の搬送に直接的には関与していない。
本発明による印字装置は例えばスキャナ等の画像人力デ
バイスと適切なインターフェースを介して接続されてお
り、これらの画像情報を記録紙に出力するものであるが
、この搬送を行いながら記録紙2の移動に同期したタイ
ミングでサーマルヘッド3に印字データ及び制御信号を
転送することでサーマルヘッド3の該当する発熱体を発
熱させ、記録紙2に画像の印字を行う。更に剥離ローラ
11にてインクリボン1は記録紙2より剥離される。
バイスと適切なインターフェースを介して接続されてお
り、これらの画像情報を記録紙に出力するものであるが
、この搬送を行いながら記録紙2の移動に同期したタイ
ミングでサーマルヘッド3に印字データ及び制御信号を
転送することでサーマルヘッド3の該当する発熱体を発
熱させ、記録紙2に画像の印字を行う。更に剥離ローラ
11にてインクリボン1は記録紙2より剥離される。
以上の動作を所定期間行うことで一色分の印字が行われ
る。
る。
最後の1ラインの印字が終了した後、更に記録紙2の後
端近くで記録紙2に密着しているインクリボン1を剥離
するために、サーマルヘッド3に印字データ及び制振信
号を転送しない状態でインクリボン1及び記録紙2をそ
れぞれC方向及びh方向に搬送することで1色の画像印
字のプロセスはすべて終了する。このようにして第1色
目(イエロー)の画像印字が終了したのち単色印字のプ
ロセスを複数回行い、多色印字を実現するために記録紙
2を1色の画像印字が終了した後にC方向に搬送し、再
度逆送する必要がある。1色の画像印字のプロセスが終
了した時点、すなわち記録紙2を逆送させる直前、イン
クリボン1はサーマルヘッド3とプラテンローラ4間に
あって剥離ローラ11及びインクリボンガイドローラ2
1により規定される経路上に適切な張力で張られた形で
保持されている。記録紙2はサーマルヘッド3及びプラ
テンローラ4間になく記録紙2の端部は印字終了位置E
に存在する。
端近くで記録紙2に密着しているインクリボン1を剥離
するために、サーマルヘッド3に印字データ及び制振信
号を転送しない状態でインクリボン1及び記録紙2をそ
れぞれC方向及びh方向に搬送することで1色の画像印
字のプロセスはすべて終了する。このようにして第1色
目(イエロー)の画像印字が終了したのち単色印字のプ
ロセスを複数回行い、多色印字を実現するために記録紙
2を1色の画像印字が終了した後にC方向に搬送し、再
度逆送する必要がある。1色の画像印字のプロセスが終
了した時点、すなわち記録紙2を逆送させる直前、イン
クリボン1はサーマルヘッド3とプラテンローラ4間に
あって剥離ローラ11及びインクリボンガイドローラ2
1により規定される経路上に適切な張力で張られた形で
保持されている。記録紙2はサーマルヘッド3及びプラ
テンローラ4間になく記録紙2の端部は印字終了位置E
に存在する。
その後、サーマルヘッド3はへラドカム28によって持
ち上げられ、支持部材25に組み込まれた剥離ローラ1
1及びインクリボンガイドローラ21を、サーマルヘッ
ド3との相対位置を保ったままヘッドポジションyに変
位させ、更に変位量に相当する分量のインクリボンを巻
き取ってやることで、インクリボン1の搬送経路は変わ
り、インクリボン1とプラテンローラ4は接触するが、
サーマルヘッド3とプラテンローラ4は非接触の状態を
保ち、次の逆送に備える。
ち上げられ、支持部材25に組み込まれた剥離ローラ1
1及びインクリボンガイドローラ21を、サーマルヘッ
ド3との相対位置を保ったままヘッドポジションyに変
位させ、更に変位量に相当する分量のインクリボンを巻
き取ってやることで、インクリボン1の搬送経路は変わ
り、インクリボン1とプラテンローラ4は接触するが、
サーマルヘッド3とプラテンローラ4は非接触の状態を
保ち、次の逆送に備える。
本発明による記録紙2の搬送手段の詳細を第1図を用い
て説明する。記録紙2が印字終了位置Eにある状態では
記録紙2の端部がサーマルヘッド3とプラテンローラ4
間に挟持されておらず記録紙2はキャプスタンローラ6
とピンチローラ7の駆動力のみでインクリボン1とプラ
テンローラ4の間に滑り込んでいこうとする。この時の
搬送速度は高速モードである。サーマルヘッド3はへラ
ドカム28の位置により変位するサーマルヘッド変位部
材27により下方より持ち上げられ、プラテンローラと
の間に数ミリ程度の隙間が設けであるが、前述のごとく
インクリボン1は剥離ローラ11とインクリボンガイド
ローラ21により規定される経路23上にありインクリ
ボン1とプラテンローラ4は接触している。
て説明する。記録紙2が印字終了位置Eにある状態では
記録紙2の端部がサーマルヘッド3とプラテンローラ4
間に挟持されておらず記録紙2はキャプスタンローラ6
とピンチローラ7の駆動力のみでインクリボン1とプラ
テンローラ4の間に滑り込んでいこうとする。この時の
搬送速度は高速モードである。サーマルヘッド3はへラ
ドカム28の位置により変位するサーマルヘッド変位部
材27により下方より持ち上げられ、プラテンローラと
の間に数ミリ程度の隙間が設けであるが、前述のごとく
インクリボン1は剥離ローラ11とインクリボンガイド
ローラ21により規定される経路23上にありインクリ
ボン1とプラテンローラ4は接触している。
インクリボン1は剥離ローラ11とインクリボンガイド
ローラ21で規定される経路を、適切な張力を保持した
まま張られているためインクリボン1は、プラテンロー
ラ4の外周上に接触し適切な力で圧接している。この状
態でインクリボン1をd方向に、高速モードで搬送する
。同時にプラテンローラ4を、少なくとも記録紙2の搬
送速度以上の線速度がその外周で得られる回転数で駆動
する。
ローラ21で規定される経路を、適切な張力を保持した
まま張られているためインクリボン1は、プラテンロー
ラ4の外周上に接触し適切な力で圧接している。この状
態でインクリボン1をd方向に、高速モードで搬送する
。同時にプラテンローラ4を、少なくとも記録紙2の搬
送速度以上の線速度がその外周で得られる回転数で駆動
する。
キャプスタンローラ6及びピンチローラ7により搬送さ
れる記録紙2は、記録紙ガイド29に沿って進み記録紙
ガイド29から抜けた後は高速モードで搬送されている
インクリボン1をガイドとしてインクリボン1とプラテ
ンローラ4間に滑り込んでいく。プラテンローラ4に達
した記録紙2は、インクリボン1とプラテンローラ4に
挟まれインクリボン1の張力によるプラテンローラ4及
びインクリボン1の摩擦によりその搬送を補助され、プ
ラテンローラの周上をプラテンローラ4に沿って滑らか
に搬送される。
れる記録紙2は、記録紙ガイド29に沿って進み記録紙
ガイド29から抜けた後は高速モードで搬送されている
インクリボン1をガイドとしてインクリボン1とプラテ
ンローラ4間に滑り込んでいく。プラテンローラ4に達
した記録紙2は、インクリボン1とプラテンローラ4に
挟まれインクリボン1の張力によるプラテンローラ4及
びインクリボン1の摩擦によりその搬送を補助され、プ
ラテンローラの周上をプラテンローラ4に沿って滑らか
に搬送される。
、本搬送は、記録紙2が逆送ローラ10及び逆送ピンチ
ローラ12に達しこれらに挟持されるまで行われる。
ローラ12に達しこれらに挟持されるまで行われる。
本実施例では、プラテンローラ4の表面の摩擦係数はテ
フロン加工等を施しμ=0.4〜0.5程度に低く設定
しである。プラテンローラ4の表面の摩擦係数が大きく
、プラテンローラ4が滑り込もうとする記録紙2に対し
てブレーキとして作用する場合はジャムや紙づまり等が
発生するが、本実施例のように記録紙2の搬送速度以上
の外周速度をプラテンローラ4が持っている場合でも、
プラテンローラの表面の摩擦係数が大きいと最悪の場合
キャプスタンローラ6とピンチローラ7が送り出した記
録紙に余分な引っ張り張力を与え、結果的に正規の量を
超えて記録紙2が引きずり出されてしまう可能性がある
。
フロン加工等を施しμ=0.4〜0.5程度に低く設定
しである。プラテンローラ4の表面の摩擦係数が大きく
、プラテンローラ4が滑り込もうとする記録紙2に対し
てブレーキとして作用する場合はジャムや紙づまり等が
発生するが、本実施例のように記録紙2の搬送速度以上
の外周速度をプラテンローラ4が持っている場合でも、
プラテンローラの表面の摩擦係数が大きいと最悪の場合
キャプスタンローラ6とピンチローラ7が送り出した記
録紙に余分な引っ張り張力を与え、結果的に正規の量を
超えて記録紙2が引きずり出されてしまう可能性がある
。
本実施例のように1枚の画像を完成させるのに記録紙2
を最低三回往復させる必要がある装置の場合、これによ
る記録紙2の位置ズレは画質に対して致命的な劣化をも
たらす。従って本実施例のごとく印字中にプラテンロー
ラ4が記録紙2の搬送に直接関与しない構成の場合、プ
ラテンローラ4の表面の摩擦係数は小さいほど良い。
を最低三回往復させる必要がある装置の場合、これによ
る記録紙2の位置ズレは画質に対して致命的な劣化をも
たらす。従って本実施例のごとく印字中にプラテンロー
ラ4が記録紙2の搬送に直接関与しない構成の場合、プ
ラテンローラ4の表面の摩擦係数は小さいほど良い。
次に、本実施例によればインクリボン1を逆送する際、
プラテンローラ4をその外周速度が記録紙の搬送速度以
上となるように設定しであるが、前述のようにプラテン
ローラ4の表面の摩擦係数が小さい場合は、プラテンロ
ーラの外周速度はジャムや紙づまりに対する決定的な要
素ではない。
プラテンローラ4をその外周速度が記録紙の搬送速度以
上となるように設定しであるが、前述のようにプラテン
ローラ4の表面の摩擦係数が小さい場合は、プラテンロ
ーラの外周速度はジャムや紙づまりに対する決定的な要
素ではない。
実験によれば前述の摩擦係数の小さいプラテンローラを
使用し、かつインクリボン1の搬送速度を記録紙2の搬
送速度と同等以上に設定した場合プラテンローラ4がフ
リー状態であっても記録紙2を正常に搬送できることが
確認されている。このことは、現状プラテンローラ4を
逆送時に回転させている駆動系全てをとり払える事を意
味し、コストメリットは非常に大きい。今回の実施例で
は安定な記録紙搬送を最優先とし、マージンをアップさ
せるためプラテンローラ4の外周の線速度を記録紙2の
搬送速度より若干速くに設定しである。
使用し、かつインクリボン1の搬送速度を記録紙2の搬
送速度と同等以上に設定した場合プラテンローラ4がフ
リー状態であっても記録紙2を正常に搬送できることが
確認されている。このことは、現状プラテンローラ4を
逆送時に回転させている駆動系全てをとり払える事を意
味し、コストメリットは非常に大きい。今回の実施例で
は安定な記録紙搬送を最優先とし、マージンをアップさ
せるためプラテンローラ4の外周の線速度を記録紙2の
搬送速度より若干速くに設定しである。
また、インクリボンの搬送速度はジャムが発生しないた
めの重要なファクタの1つであるが、本実施例において
プラテンローラ4の外周の線速度を、記録紙2の搬送速
度より若干速く設定した場合インクリボン1の搬送速度
は記録紙2の搬送速度に比較し、90%程度まで減速が
可能である。
めの重要なファクタの1つであるが、本実施例において
プラテンローラ4の外周の線速度を、記録紙2の搬送速
度より若干速く設定した場合インクリボン1の搬送速度
は記録紙2の搬送速度に比較し、90%程度まで減速が
可能である。
本実施例においてインクリボン1の搬送速度は、記録紙
2の搬送速度以上になるように設定されているが、この
ことは本実施例の構成をとった場合キャプスタンローラ
6及びピンチローラ7がら送り出される記録紙2は、サ
ーマルヘッド3とプラテンローラ4が形成する隙間内で
記録紙2を搬送させようとする何等かのきっかけが作用
した場合、記録紙2が本来有するコシの強さで一気にサ
ーマルヘッド3とプラテンローラ4の間の隙間を通り抜
けると考えられる。
2の搬送速度以上になるように設定されているが、この
ことは本実施例の構成をとった場合キャプスタンローラ
6及びピンチローラ7がら送り出される記録紙2は、サ
ーマルヘッド3とプラテンローラ4が形成する隙間内で
記録紙2を搬送させようとする何等かのきっかけが作用
した場合、記録紙2が本来有するコシの強さで一気にサ
ーマルヘッド3とプラテンローラ4の間の隙間を通り抜
けると考えられる。
つまり前述の何等かのきっかけとは、プラテンローラ4
がフリーであってもインクリボン1が記録紙2の搬送速
度以上であれば記録紙2は、正常に。
がフリーであってもインクリボン1が記録紙2の搬送速
度以上であれば記録紙2は、正常に。
搬送され、またプラテンローラ4の外周の線速度が記録
紙2の搬送速度以上の場合でも記録紙2はサーマルヘッ
ド3とプラテンローラ4の間に形成された隙間を通過す
る事実から、本構成におけるプラテンローラ4の外周の
線速度及びインクリボン1の搬送速度のどちらか一方を
、記録紙の搬送速度以上に設定することにほかならない
、更にこれらのきっかけが与えられた場合には、記録紙
2はキャプスタンローラ6及びピンチローラ7による駆
動力と記録紙2が本来有するコシの強さによって正常に
搬送されることから、本実施例において採用したプラテ
ンローラ4の外周の線速度及びインクリボン1の搬送速
度が、共に記録紙2の搬送速度を超える設定内容は、記
録紙2の安定送行という観点に立つと非常に高いマージ
ンを確保していることになる。
紙2の搬送速度以上の場合でも記録紙2はサーマルヘッ
ド3とプラテンローラ4の間に形成された隙間を通過す
る事実から、本構成におけるプラテンローラ4の外周の
線速度及びインクリボン1の搬送速度のどちらか一方を
、記録紙の搬送速度以上に設定することにほかならない
、更にこれらのきっかけが与えられた場合には、記録紙
2はキャプスタンローラ6及びピンチローラ7による駆
動力と記録紙2が本来有するコシの強さによって正常に
搬送されることから、本実施例において採用したプラテ
ンローラ4の外周の線速度及びインクリボン1の搬送速
度が、共に記録紙2の搬送速度を超える設定内容は、記
録紙2の安定送行という観点に立つと非常に高いマージ
ンを確保していることになる。
更にインクリボン1の搬送速度に関して言及すれば、イ
ンクリボン1の搬送速度が小さくとれるということは、
モータ及びモータドライバ選定の上で大きなメリットと
なる。また、従来技術ではプラテンローラ4上にサーマ
ルヘッド3の自重が約600gf程度加わっており、こ
の間をインクリボン1が滑りながら搬送されていたため
インクリボン駆動用のモータは、サーマルヘッド3とプ
ラテンローラ4による摩擦のため余分な負荷を背負って
いた事になる。本発明でこの負荷が非常に小さくなり、
モータの負荷を軽減でき、モータをより低電力で駆動す
ることが可能となった。
ンクリボン1の搬送速度が小さくとれるということは、
モータ及びモータドライバ選定の上で大きなメリットと
なる。また、従来技術ではプラテンローラ4上にサーマ
ルヘッド3の自重が約600gf程度加わっており、こ
の間をインクリボン1が滑りながら搬送されていたため
インクリボン駆動用のモータは、サーマルヘッド3とプ
ラテンローラ4による摩擦のため余分な負荷を背負って
いた事になる。本発明でこの負荷が非常に小さくなり、
モータの負荷を軽減でき、モータをより低電力で駆動す
ることが可能となった。
また、インクリボン色剤の記録紙2へのこすれ転写の現
象は、原理的にインクリボン1と記録紙2の圧着力と、
インクリボン1と記録紙2の搬送速度の相対差が相乗し
て発生するものであるが、本実施例の構成の場合インク
リボン1を記録紙2に押し付ける力は、インクリボン1
の搬送に伴う張力だけであり、従来例に対して約600
g f低減されている。この結果、実際のテスト印字に
おいては、こすれ転写は濃度計(マクベス濃度計)及び
目視での確認が不可能なレベルに達している。
象は、原理的にインクリボン1と記録紙2の圧着力と、
インクリボン1と記録紙2の搬送速度の相対差が相乗し
て発生するものであるが、本実施例の構成の場合インク
リボン1を記録紙2に押し付ける力は、インクリボン1
の搬送に伴う張力だけであり、従来例に対して約600
g f低減されている。この結果、実際のテスト印字に
おいては、こすれ転写は濃度計(マクベス濃度計)及び
目視での確認が不可能なレベルに達している。
次に、記録紙2が逆送ローラ10及び逆送ピンチローラ
12に挟持された後の動作について説明する。記録紙2
は逆送ローラ10及び逆送ピンチローラ12に挟持され
ているが、この状態でサーマルヘッド3を更に上昇させ
る。これに伴って剥離ローラ11及びインクリボンガイ
ドローラ21も上方に変位し、更に変位量に相当する分
量のインクリボン1を巻き取ってやることでインクリボ
ン経路は変わる。この結果、剥離ローラ11及びインク
リボンガイドローラ21とプラテンローラ4間に隙間が
あき、完全なフリー状態となり、記録紙2及びインクリ
ボン1はお互いの影響を全く受けずに動ける状態となる
。
12に挟持された後の動作について説明する。記録紙2
は逆送ローラ10及び逆送ピンチローラ12に挟持され
ているが、この状態でサーマルヘッド3を更に上昇させ
る。これに伴って剥離ローラ11及びインクリボンガイ
ドローラ21も上方に変位し、更に変位量に相当する分
量のインクリボン1を巻き取ってやることでインクリボ
ン経路は変わる。この結果、剥離ローラ11及びインク
リボンガイドローラ21とプラテンローラ4間に隙間が
あき、完全なフリー状態となり、記録紙2及びインクリ
ボン1はお互いの影響を全く受けずに動ける状態となる
。
ここで記録紙2はC方向に高速モードで印字開始位置S
まで搬送される。更に、記録紙2の搬送開始と同時にイ
ンクリボン1はa方向に高速モードで搬送されるが、こ
の時センサ26によりインクリボン1のマーキングを監
視しており、次に印字すべき色剤が塗布された領域が搬
送されてきたことを検知すると、直ちにインクリボン1
の搬送に制動をかけ、更にインクリボン1をd方向に印
字中と同程度の速度で搬送し、通過してしまったマーキ
ングを再度検出することで、インクリボン1を印字を開
始すべき位置に正確に停止させることが可能である。
まで搬送される。更に、記録紙2の搬送開始と同時にイ
ンクリボン1はa方向に高速モードで搬送されるが、こ
の時センサ26によりインクリボン1のマーキングを監
視しており、次に印字すべき色剤が塗布された領域が搬
送されてきたことを検知すると、直ちにインクリボン1
の搬送に制動をかけ、更にインクリボン1をd方向に印
字中と同程度の速度で搬送し、通過してしまったマーキ
ングを再度検出することで、インクリボン1を印字を開
始すべき位置に正確に停止させることが可能である。
この記録紙2とインクリボン1の動作シーケンスはそれ
ぞれ独立に制御されるため、個々の動作が互いに影響を
与えることはない。
ぞれ独立に制御されるため、個々の動作が互いに影響を
与えることはない。
発明の効果
以上述べてきたように、本発明によれば極めて簡単な構
成で、インクリボンと記録紙の摩擦によりインクリボン
表面の色剤がこすれて記録紙に転写する現象を完全に抑
制することが可能であり、更にインクリボンを低速で搬
送できるため、モータやモータドライバのマージンを大
きく設定することが可能であるうえ、事実上モータ負荷
が軽減し消費電力を小さくできる。更にプラテンローラ
は事実上京にフリーで構成でき、プラテンローラの駆動
系が不必要になるため実用性が高く、極めて有用である
。
成で、インクリボンと記録紙の摩擦によりインクリボン
表面の色剤がこすれて記録紙に転写する現象を完全に抑
制することが可能であり、更にインクリボンを低速で搬
送できるため、モータやモータドライバのマージンを大
きく設定することが可能であるうえ、事実上モータ負荷
が軽減し消費電力を小さくできる。更にプラテンローラ
は事実上京にフリーで構成でき、プラテンローラの駆動
系が不必要になるため実用性が高く、極めて有用である
。
第1図は本発明の一実施例における印字装置の印字部の
構成図、第2図は本実施例の印字部の概略図、第3図は
本実施例におけるインクリボンの概略図、第4図は本実
施例の動作を説明する説明図、第5図は従来の印字装置
の概略図である。 1・・・インクリボン 2・・・記録紙 3・・・サーマルヘッド 4・・・プラテンローラ 11・・・剥離ローラ 21・・・インクリボンガイドローラ 25・・・支持部材 27・・・サーマルヘッド変位部材 28・・・ヘッドカム 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 第 図
構成図、第2図は本実施例の印字部の概略図、第3図は
本実施例におけるインクリボンの概略図、第4図は本実
施例の動作を説明する説明図、第5図は従来の印字装置
の概略図である。 1・・・インクリボン 2・・・記録紙 3・・・サーマルヘッド 4・・・プラテンローラ 11・・・剥離ローラ 21・・・インクリボンガイドローラ 25・・・支持部材 27・・・サーマルヘッド変位部材 28・・・ヘッドカム 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 インクリボンと記録紙とを印字ヘッドとプラテンとによ
って挟んで記録紙に印字を行なう印字装置であって、 インクリボンを正逆両方向に移動する移動手段と、 インクリボンをガイドし、該インクリボンをその張力に
よってプラテンに当接させるガイド部材と、 記録紙をインクリボンに当接させるガイド部材と、 記録紙をインクリボンとプラテンとの間に挿入する際、
前記移動手段によってインクリボンを記録紙の挿入方向
に移動させる制御手段と、 を有することを特徴とする印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2690589A JPH02206575A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2690589A JPH02206575A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206575A true JPH02206575A (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=12206243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2690589A Pending JPH02206575A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02206575A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0765759A2 (en) * | 1995-09-29 | 1997-04-02 | Kabushiki Kaisha TEC | Printer device control device |
-
1989
- 1989-02-06 JP JP2690589A patent/JPH02206575A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0765759A2 (en) * | 1995-09-29 | 1997-04-02 | Kabushiki Kaisha TEC | Printer device control device |
EP0765759A3 (en) * | 1995-09-29 | 1999-02-03 | Kabushiki Kaisha TEC | Printer device control device |
US6046756A (en) * | 1995-09-29 | 2000-04-04 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printer device |
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