JPH0220624Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0220624Y2
JPH0220624Y2 JP14694484U JP14694484U JPH0220624Y2 JP H0220624 Y2 JPH0220624 Y2 JP H0220624Y2 JP 14694484 U JP14694484 U JP 14694484U JP 14694484 U JP14694484 U JP 14694484U JP H0220624 Y2 JPH0220624 Y2 JP H0220624Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
heater
heat exchange
heat exchanger
header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14694484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6163592U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14694484U priority Critical patent/JPH0220624Y2/ja
Publication of JPS6163592U publication Critical patent/JPS6163592U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0220624Y2 publication Critical patent/JPH0220624Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は熱交換器に関し、特にたとえば空気
調和機(エアハンドリングユニツト)あるいは工
業プロセス用などに利用される、凍結防止形の熱
交換機に関する。
(従来技術) 凍結防止形熱交換器の一例が、実公昭59−3249
号公報に開示されている。この従来技術は、プレ
ートフイン集合体の支持枠とそのプレートフイン
集合体との間に偏平な発熱体を設けた熱交換器で
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の熱交換器は、その発熱体(ヒータ)の熱
がたとえば水などの熱交換媒体に直接伝えられる
ものではないので、確実な凍結防止が保証できな
いという問題点があつた。
それゆえに、この考案の主たる目的は、確実な
凍結防止が期待できる、熱交換器を提供すること
である。
(問題点を解決するための手段) この考案は、熱交換媒体を流通させるチユーブ
内にヒータを設けた、熱交換器である。
(作 用) 熱交換器の作動停止時において、チユーブ内の
熱交換媒体たとえば冷水あるいは温水などがヒー
タによつて直接加熱される。
(考案の効果) この考案によれば、確実な凍結防止が期待でき
る。さらに、この考案によれば、チユーブ内に収
納したヒータによつて直接熱交換媒体を加熱する
ので、間接的に加熱する従来のものに比べて、そ
のヒータの容量が小さくてよい。また、ヒータを
チユーブ内に設けたため、そのヒータを取り付け
るための余分なスペースが不要であり、したがつ
て全体としてコンパクトな凍結防止形熱交換器が
得られる。
もし、ヒータを取り付けるためにたとえばプラ
グのような、着脱可能なものを用いれば、ヒータ
の交換が容易に行なえるという利点がある。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行なう詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
り、第2図はその高さ方向断面における平面図で
ある。
熱交換器10は、たとえば銅などの熱伝導の良
好な金属材料からなりその高さ方向に積層された
熱交換チユーブ12を含み、この熱交換チユーブ
12は支持枠14によつて支持される。支持枠1
4には、さらに、熱交換フイン16の集合体が取
り付けられ、このプレートフイン16はそれぞれ
のチユーブ12にたとえば接触して熱結合され
る。支持枠14の一方端面には熱交換チユーブ1
2内にたとえば冷水、温水あるいは蒸気のような
熱交換媒体の流入を許容するためのヘツダ18が
設けられる。
この熱交換器10において、熱交換媒体はヘツ
ダ18の入口20からチユーブ12内に入り、出
口22から矢印C方向に流出される。一方、暖房
しあるいは冷却するための空気は矢印A方向に、
それぞれのプレートフイン16の間を通過する。
このような熱交換器10の一般的な熱交換作用に
ついてはすでに良く知られたところであり、ここ
ではこれ以上の詳細な説明は省略する。
この実施例では、第2図に示すように、熱交換
チユーブ12内にヒータ24を挿入する。このヒ
ータ24は、第3図に示すように、たとえばニク
ロム線などからなる電熱線241と、その電熱線
241を保護するためのたとえば熱伝導の良好な
金属などからなる保護チユーブ242と、その保
護チユーブ242内に充填されるたとえば合成樹
脂などからなる絶縁材243とを含む。そして、
このヒータ24は、第4図に示すように、その一
端がプラグ26に固着される。
プラグ26はたとえばヘツダ18とおなじ金属
材料からなるかつその長さ方向に貫通する孔を有
する有孔ねじによつて構成され、そのプラグ26
の外周に形成されたねじはヘツダ18に形成され
た取付孔ないしねじ孔28に螺合される。そし
て、プラグ26の貫通孔にはヒータ24の一端が
挿入され、たとえば合成樹脂などの絶縁材料のモ
ールドによつて固着される。このとき、ヒータ2
4の電熱線241には電源コード30によつて、
電源(図示せず)からの電流が流される。
なお、ヒータ24の断面積すなわち保護チユー
ブ242(第3図)の外径は、チユーブ12内に
おける熱交換媒体の流れを妨げない程度の大きさ
とされる。考案者の実験の結果、ヒータ24の外
径がチユーブ12の内径の1/3以下であれば、チ
ユーブ12内の熱交換媒体の流速の増加はたかだ
か1割以下にすぎず、したがつて媒体流の抵抗増
は無視できることがわかつた。したがつて、この
考案のように、熱交換チユーブ12内にヒータ2
4を挿入しても、熱交換性能が低下することはな
く、熱交換性能はむしろ良くなるであろう。その
理由は、同一熱交換面積で、熱交換媒体の流量が
同一であれば、流速が大きいほど熱交換量が大き
くなるからである。
第5図はこの考案の他の実施例を示す平面断面
図である。この実施例では、支持枠14の他方端
面に中間ヘツダ32が設けられ、熱交換チユーブ
12はこの中間ヘツダ32を通して連結される。
そして、ヒータ24の他方端がその中間ヘツダ3
2に固着される。
第5図における中間ヘツダの部分すなわちD部
が第6図に拡大して図示される。ヒータ24の他
方端は、プラグ34に固着される。このプラグ3
4は、先に説明したプラグ26と同じように、有
孔ねじからなり、その貫通孔にヒータ24の他端
が挿入固定され、プラグ34の外周に形成されて
いるねじ部分は中間ヘツダ32に設けられたねじ
孔36に螺合される。プラグ34の貫通孔の内周
には、さらに、ねじが形成されていて、このねじ
には押さえねじ38が螺合される。この押さえね
じ38の端面とプラグ34との間には、たとえば
ゴムなどからなるパツキング40が介挿される。
このようにして、熱交換媒体がこの中間ヘツダ3
2の部分から流出するのが有効に防止される。
なお、ヒータ24の他方端には絶縁キヤツプ4
2が填め込まれ、その部分から電源コード30が
外部に取り出されている。
この第5図に示すように、ヒータ24の一方端
はヘツダ18に、他方端が中間ヘツダ32に、そ
れぞれ固着され支持されるようにしてもよい。
第7図はこの考案のその他の実施例を示す平面
断面図である。この実施例は、支持枠14の一方
端面にも中間ヘツダ32を設け、熱交換チユーブ
12の2つの直管部分にそれぞれヒータ24を挿
入したものである。
このように、ヒータ24をチユーブ12内に挿
入し固定するためにプラグ26や34を用いるこ
とにより、ヒータ24にたとえば断線等の故障が
生じた場合などに、その交換が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
る。第2図は第1図の高さ方向の断面における平
面図である。第3図はヒータを詳細に示す断面図
である。第4図はヒータの取付け構造を詳細に示
す要部断面図である。第5図はこの考案の他の実
施例を示す平面断面図である。第6図は第5図実
施例の中間ヘツダ部分を詳細に示す要部断面図で
ある。第7図はこの考案のその他の実施例を示す
平面断面図である。 図において、10は熱交換器、12は熱交換チ
ユーブ、14は支持枠、16はプレートフイン、
18はヘツダ、24はヒータ、32は中間ヘツ
ダ、26,34はプラグを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 その中を熱交換媒体が流通するチユーブを含
    む熱交換器において、 前記チユーブ内に電気ヒータを設けたことを
    特徴とする、熱交換器。 2 前記電気ヒータは棒状に形成されて前記チユ
    ーブ内にその長さ方向に沿つて設けられ、その
    断面積は前記熱交換媒体の流速が大幅に増加し
    ない程度の大きさに選ばれる、実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の熱交換器。 3 前記電気ヒータの断面積は前記チユーブの内
    部断面積の1/3以下に選ばれる、実用新案登録
    請求の範囲第2項記載の熱交換器。 4 前記チユーブへの前記熱交換媒体の出入を許
    容するヘツダを含み、 前記電気ヒータの少なくとも一端が前記ヘツ
    ダに装脱可能に取り付けられる、実用新案登録
    請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
    載の熱交換器。 5 前記電気ヒータの前記少なくとも一端が固着
    されるプラグ、および 前記ヘツダに形成されて前記プラグを取り付
    けるための取り付け部を含む、実用新案登録請
    求の範囲第4項記載の熱交換器。
JP14694484U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH0220624Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14694484U JPH0220624Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14694484U JPH0220624Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6163592U JPS6163592U (ja) 1986-04-30
JPH0220624Y2 true JPH0220624Y2 (ja) 1990-06-05

Family

ID=30705181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14694484U Expired JPH0220624Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0220624Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003148883A (ja) * 2001-11-13 2003-05-21 Mitsubishi Electric Corp 純水沸騰冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6163592U (ja) 1986-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH083391B2 (ja) ラジエータ
JPH0220624Y2 (ja)
CN210688407U (zh) 取暖模块及取暖设备
US5963708A (en) Heating system
US6321833B1 (en) Sinusoidal fin heat exchanger
JP3812031B2 (ja) 車両暖房用熱交換器
US20090095455A1 (en) Heat exchanger including fluid lines encased in aluminum
CN206176523U (zh) 电暖器及其末端散热片组件
KR100745455B1 (ko) 보조히터 및 이를 구비하는 온수히터
JP3468635B2 (ja) 熱交換器及び化学蓄熱式ヒートポンプ
JPS5840A (ja) 熱交換装置
KR101062651B1 (ko) 난방용 열교환기
CN106196251A (zh) 电暖器及其末端散热片组件
CN209840400U (zh) 一种大功率通水型ptc加热管
CN215245280U (zh) 一种取暖散热器
JPS593249Y2 (ja) プレ−トフイン付熱交換器
EP3945264A1 (en) Electric fluid heater
KR100332300B1 (ko) 오일냉각장치
KR200324140Y1 (ko) 온돌용 방열기
KR100805980B1 (ko) 피티씨로드 일체형 히터
JPH11301249A (ja) 暖房用熱交換器
JP3177748B2 (ja) 熱伝導膜
KR200181129Y1 (ko) 3중의 구조를 갖는 히트 파이프 열 교환기, 전기라지에타.
JPH0343571Y2 (ja)
KR200203350Y1 (ko) 전기보일러의 난방열교환기용 조립체