JPH02203303A - 金属管被覆型光導杆 - Google Patents

金属管被覆型光導杆

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JPH02203303A
JPH02203303A JP1023284A JP2328489A JPH02203303A JP H02203303 A JPH02203303 A JP H02203303A JP 1023284 A JP1023284 A JP 1023284A JP 2328489 A JP2328489 A JP 2328489A JP H02203303 A JPH02203303 A JP H02203303A
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inner tube
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井上 善春
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属管によって被覆された光ファイバを備え
た金属管被覆型光導杆、特に光フアイバセンサ、ライト
ガイド、イメージガイド等に使用するのに好適な金属管
被覆型光導杆に関する。
〔従来の技術〕
光ファイバを用いた光導杆には、公知のごとく、光フア
イバセンサ、ライトガイド、イメージガイド等があり、
一般にこれらの光導杆は、光ファイバと、これを保護す
るための被覆管からなっている。そして光ファイバや被
覆管の材質は、光導杆が使用される環境に応じて選択さ
れ、光導杆が炉内、反応槽内等の高温環境下で使用され
る場合は、光ファイバにはガラスが用いられ、その被覆
管には金属が用いられる。
例えば、光ファイバにSiO□−PbO−NazO系ガ
ラス、その被覆管にステンレスを用いた場合、それぞれ
の耐熱温度は約400℃と約900℃であるが、熱はス
テンレス製被覆管を通って直ちに光ファイバに達するた
め、前記構成からなる光導杆の耐熱温度は光ファイバの
材料であるガラスの耐熱温度よりも高くならない。
一般に、ガラスの耐熱温度はステンレスの耐熱温度より
かなり低いので、耐熱性が要求される光導杆の耐熱温度
はガラスの耐熱温度によって決まることが多い。
従来、400°C以下の比較的に温度の低い熱処理炉内
の処理物品の監視には、前述のガラス製光ファイバにス
テンレス製被覆管で被覆した光フアイバセンサが用いら
れる。この光フアイバセンサの使用例を第1O図に示す
反射型光ファイバセンサ101は、ステンレス管102
内に投光用光ファイバ束103と受光用光ファイバ束1
04が一緒に挿入されたものであり、この両光ファイバ
束103,104の先端部は口金105に収められ、ス
テンレス管102の先端部106にかしめによって固定
されている。
更に、光ファイバ束は、ステンレス管102の先端部1
06と反対側の端部に取付けられたコネクタ107によ
って、投光用光ファイバ束103と受光用光ファイバ束
104とに分けられている。
そして、コネクタ107内の投光用光ファイバ束103
および受光用光ファイバ束104の端面108.109
は、図示していない発光ダイオードおよびフォトダイオ
ードに接している。
この反射型光ファイバセンサ101を用いて、熱処理炉
110内の移動コンベヤ111上を連続的に流れる処理
物品112.の有無を監視するには、先ず、反射型光フ
ァイバセンサ101の先端部を熱処理炉110の炉壁1
13に設けられた細孔114を通して処理物品112の
近傍まで挿入する。
その際、反射型光ファイバセンサ101は、ステンレス
管102の先端部分を曲げておくことにより、所望の適
切な監視位置にセットされ、そして発光ダイオードから
の光を投光用光ファイバ束103から処理物品112に
照射し、反射光を受光用光ファイバ束104で受光し、
フォトダイオードで検知することにより、処理物品11
2の有無を確認する。
なお、前記熱処理炉110内の温度が反射型光ファイバ
センサ101の耐熱温度を超える場合には、当然のこと
ながら反射型光ファイバセンサ101を熱処理炉110
内にそのまま挿入できない。
この場合は、熱処理炉110内に挿入される反射型光フ
ァイバセンサ101の先端部を水冷ジャケット内に収め
、冷却する必要がある。
また、前述のように熱処理炉内の処理物品の監視を反射
型光ファイバセンサで行うと同時に、処理物品の有無に
応じて熱処理温度を制御したい場合は、反射型光ファイ
バセンサとは別に、熱電対を処理物品の近傍まで挿入し
、この熱電対で処理物品の近傍の温度を検知し、制御す
る。
また、高温の反応槽内の反応物質をサンプリングするに
は、反応槽の外側から遠隔操作できる、イメージガイド
およびライトガイド付マジックハンドが用いられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のように、熱処理炉内、反応槽内等の高温環境下で
使用される光導杆は、光ファイバの材質としてガラス、
その被覆管の材質として金属が用いられる。そして、こ
のような光導杆の耐熱温度は、金属に比べて耐熱温度が
低いガラスの耐熱温度で決まる。
近年、光導杆の用途が広がり、より高温で使用できる光
導杆が望まれているが、ガラスの耐熱温度があまり高(
ないため、光導杆の耐熱温度を上げることができないと
いう問題点があった。
また、光導杆を高温環境下で使用すると、光ファイバを
収めた被覆管の熱膨張により、口金が緩み、外れ易いと
いう問題点があった。
また、ガラスの耐熱温度以上の高温環境下で光導杆を使
用する場合には、光導杆を水冷ジャケットで覆う必要が
あり、太く、複雑になり、かつ曲げられないという問題
点があった。
また、前述のように、光導杆(反射型光ファイバセンサ
)による監視と、熱電対による温度制御を同時に行う場
合、光導杆と熱電対を別々に配置しなければならず、光
導杆、熱電対をそれぞれ適切な位置に配置する作業がわ
ずられしいという問題点があった。
また、高温の反応槽内の反応物質や炉内の高温物質をサ
ンプリングするために使われるイメージガイドおよびラ
イトガイド付マジックハンドは、装置が大きく、高価で
あるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、第1の目的は、光ファイバの耐熱温度より高い温
度で使用でき、可撓性のある金属管被覆型光導杆を提供
することであり、第2の目的は、光導杆と熱電対相互の
位置決めをする必要のない、熱電対を組み込んだ、耐熱
性および可撓性のある金属管被覆型光導杆を提供するこ
とであり、第3の目的は、高温の反応槽内の反応物質や
炉内の高温物質をサンプリングすることのできる、コン
パクトで安価なマニピュレータ付の、耐熱性および可撓
性のある金属管被覆型光導杆を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の金属管被覆型光導
杆は、可撓性金属製外管と、該外管内に収容された少な
くとも1本以上の可撓性金属製内管と、核内管の少なく
とも1本以上に収容された光ファイバとを具備し、該光
ファイバを収容した内管の一端部または両端部が縮径さ
れている。
ここで、冷却用液体および/または気体を流すための内
管を、少なくとも1本以上有することが好ましく、更に
、内管内に熱電対を配置することが望ましい。
更に、内管内を通じてマニピュレータが配置されている
ことが望ましく、また外管と内管の間の隙間に耐火断熱
材が充填されていることが望ましい。
更に、外管と内管の間の隙間が、冷却用液体および/ま
たは気体を流すための通路として形成されていることが
好ましい。
更に、可撓性金属製外管と、該外管内に収容された少な
くとも1本以上の可撓性金属製内管と、該内管の少なく
とも1本以上に収容された少なくとも1本以上の可撓性
金属製小管と、該小管内に収容された光ファイバとを具
備し、該光ファイバを収容した小管の一端部または両端
部が縮径されていることが望ましい。
〔実施例〕
次に、第1a図と第1b図を参照して本発明の第1実施
例を詳細に説明する。
本実施例の金属管被覆型光導杆1は、外管2と、その内
側に収められた内管3と、この内管3内に収められた光
ファイバ束4と、前記外管の一端部に嵌込まれたコネク
タ5からなっている。
光ファイバ束4は、内管3の縮径部6a、6bにおいて
緊密に保持されている。内管3と外管2の相互の固定は
、第1a図において左側の内管縮径部6aと外管2との
間の隙間に等間隔で嵌込まれたステンレス製ロッド(パ
イプでもよい)7a。
7b、7cによって行われている。内管3の左端8aは
外管2の左端9aよりも引っ込められており、内管3の
右端8bは外管2の右端9bから突出し、コネクタ5の
右端10まで延びている。このコネクタ5は光ファイバ
束4に光を送る図示していない光源装置に接続されるも
のである。コネクタ5は、外管2と内管3の間の隙間1
1に冷却空気を流すための空気取入口12を備えている
前記外管2の寸法は、外径3.0mn+ 、肉厚0.2
i+nであり、外管2内に収められた内管3の寸法は、
外径1.6mm 、肉厚0.15mmである。内管3内
に収められた光ファイバ束4は、径が50μmの光フア
イバ300本からなり、バンドル径は1.01である。
この光ファイバ束4は、内管3が縮径部6a、6bにお
いて内径1.3mmから1 、 On++*に縮径され
ることにより、内管3内で緊密に保持されている。
また、外管2と内管の材質は共に、焼なまししたステン
レスであり、耐熱温度は約900℃である。
マタ、光ファイバ束4の材質は、SiO,−PbO−N
a、0系ガラスであり、耐熱温度は約400℃である。
本実施例の金属管被覆型光導杆1は、ライトガイド、透
過型光ファイバセンサ等に使用することができ、ライト
ガイドとして高温の炉内で使用する場合は、光導杆lを
先端部13側から炉内に挿入し、内管3の右端部8bに
接続した光源装置からの光を光フアイバ束4中を伝播さ
せ、左端面8aから出射し、炉内の処理物品を照明する
。その際同時に、コネクタ5の空気取入口12から外管
2と内管3との間の隙間11に空気を送り込み、光ファ
イバ束4を冷却する。この場合、内管3の先端面8aの
先に出た空気は、矢印14で示すような流れを作り、炉
内の高温空気から光ファイバ束4の先端面15を保護す
る。このように、外管2と内管3の間の隙間11に冷却
空気を流しているため、光ファイバ束4の耐熱温度より
も高温の環境下で、光導杆lを使用することができる。
本実施例の金属管被覆型光導杆lは更に、外管2と内管
3が共に、焼なまししたステンレスからなっているので
、耐熱性が高く、かつ可撓性がある。また、光ファイバ
束4の先端部が内管3の縮径部6a、6bによって保持
されているため、高温環境下で内管3が熱膨張しても、
光ファイバ束4が内管3から外れることがない。
次に、第2a図と第2b図に示した本発明の第2実施例
について説明する。
本実施例の金属管被覆型光導杆21は、前記第1実施例
の光導杆1と同様に、外管22と、その内側に収められ
た内管23と、この内管23内に収められた光ファイバ
束24とからなり、内管23の両端部は縮径され、光フ
ァイバ束24を緊密に保持している。そして、外管22
、内管23および光ファイバ束24の材質と寸法は前記
第1実施例と同一である。
しかし前記第1実施例と異なり、外管22と内管23の
間の隙間には、耐火性の断熱材25a。
25b、25cが充填されている。この場合、両端部の
断熱材25a、25cは焼結MgOであり、中間の断熱
材25bは粉末MgOからなっている。
この断熱材25a、25b、25cの作用により、本実
施例の金属管被覆型光導杆21は光ファイバ束24の耐
熱温度よりも高温の環境下で使用することができる。
本実施例の金属管被覆型光導杆21は、第1実施例の光
導杆1と同様に使用することができ、第1実施例と同じ
利点、すなわち外管22と内管23が共に、焼なましし
たステンレス性であるため可撓性があり、更に光ファイ
バ束24の先端部が内管23の縮径部によって保持され
ているので、高温環境下で使用しても、内管23から外
れることがないという利点がある。
次に、第3a図と第3b図に示した本発明の第3実施例
について説明する。
本実施例の金属管被覆型光導杆31は、構造、材質、寸
法が前記第2実施例とほぼ同じであるが、外管32の左
側(第3a図)の端部37が縮径され、内管33の左端
部36に被さっている点が異なる。内管33の左端部3
6は第2実施例と同様に縮径され、光ファイバ束34を
緊密に保持している。縮径された外管32の左端部37
と内管33の左端部36との間には断熱材が設けられて
おらず、断熱材は外管32と内管33の間の中央の隙間
と右端部の隙間にのみ設けられている(35b、35a
参照)、この中央の隙間に充填された断熱材35bは粉
末のMgOであり、右端部の隙間に充填された断熱材3
5aは焼結MgOである。
本実施例の金属管被覆型光導杆31は、第1実施例の光
導杆1と同様に使用することができ、第2実施例と同じ
利点があるが、第2実施例に比べ光導杆31の左端部の
構造が簡単である。
次に、第4a図と第4b図に示した本発明の第4実施例
について説明する。
本実施例の金属管被覆型光導杆41は、外管42と、そ
の内側に設けられた2本の内管43a。
43bと、内管43a内に収められた光ファイバ束44
とからなっている。内管43aの両端部は第2実施例と
同様に縮径され、光ファイバ束44を緊密に保持してい
る。空の他の内管43bは冷却用の空気や水等が流通す
る。外管42と内管43a、43bの間の隙間には、断
熱材45a、45b、45cが充填されている0両端部
の断熱材45a、45cは焼結MgOであり、中間の断
熱材45bは粉末?IgOである。
外管42内における内管43a、43bの配置は、内管
43aと43bが互いに接し、内管43aと外管42の
間隔と、内管43bと外管42の間隔が互いに同一にな
るように行われている。
外管42の寸法は、外径4.0mm 、肉厚0.2m曽
、内管43a、43bの寸法は、外径1.6mm 、肉
厚0.15m−であり、内管43aに収められた光ファ
イバ束44は、第1実施例の光ファイバ束4と同様のも
のであり、内管43aの両端部の縮径部の寸法も第1実
施例のものと同じである。
また、外管42と内管43 a、  43 bの材質も
第1実施例のものと同じである。
本実施例の金属管被覆型光導杆41は、光ファイバ束4
4が第1実施例と同様なものであるので、ライトガイド
、透過型光ファイバセンサ等に使用することができ、空
の内管43bに空気や水等を光ファイバ束44の冷却の
ために流せば、光導杆41を光ファイバ束44の耐熱温
度よりも高温の環境下で使用することができる。また、
本実施例においても外管42と内管43a、43bに焼
なましのステンレスを使用しているので、光導杆41は
可撓性がある。
次に、第5a図と第5b図に示した本発明の第5実施例
について説明する。
本実施例の金属管被覆型光導杆51は、外管52と、そ
の内側に収められた3本の内管53a。
53b、53cと、内管53a、53b内に収められた
光ファイバ束54a、54bとからなっている。内管5
3a、53bの両端部は、第2実施例と同様に縮径され
、光ファイバ束54a、54bを緊密に保持している。
内管53cは空の内管である。更に、外管52の両端部
56a、56bも縮径され、内管53 a、  53 
b、  53 cを固定保持している。外管52と内管
53 a、  53 b。
53cの間の隙間内には、粉末MgOからなる断熱材5
5が充填されている。
外管52の寸法は、外径5.(1mm 、肉厚0.2m
mであり、内管53a、53b、53cの寸法は、外径
1.6mm 、肉厚0.15mmであり、内管53a、
53b内に収められた光ファイバ束54a、54bは第
1実施例と同様のものであり、内管53a、53bの両
端部の縮径も第1実施例と同じである。
また、外管52と内管53 a、  53 b、  5
3 cの材質も第1実施例と同じである。
本実施例の金属被覆型光導杆51は、光ファイバ束54
a、54bを収めた内管53a、53bを2本有してい
るため、ライトガイド、透過型光ファイバセンサ、反射
型光ファイバセンサ等に用いることができる。
本実施例の光導杆51の空の内管53cは、第4実施例
の内管43bと同様に、空気や水等の冷却媒体を、光フ
ァイバ束54a、54bの冷却のために流すことができ
る。また、この内管53cに、熱電対を配置すれば、温
度測定や温度制御にも使用することができる。従って、
従来の光導杆の代わりに、本実施例の光導杆51を使用
すれば、熱処理炉内の処理物品の監視と同時に、処理物
品の温度測定や処理温度の制御を行うことができる。
更に、内管53cを通してマニピュレータを配置すれば
、サンプリングを行うこともできる。
そして、本実施例の光導杆51は、断熱材55を外管5
2と内管53a、53b、53cの間の隙間に充填しで
あるため、従来の光導杆よりも高温の環境下で使用する
ことができ、更に外管52と内管53 a、  53 
b、  53 cの材質が焼なましのステンレスである
ため、光導杆51に可撓性があり、所望の適切な測定条
件を与えるために自在に曲げることができる。
第6図は本発明の第6実施例による金属管被覆型光導杆
61の端面を示している。
本実施例の金属管被覆型光導杆61は、外管62と、そ
の中に収められた4本の内管63a、63b、63c、
63dと、内管63a、63bの中に収められた光ファ
イバ束64a、64bとからなっている。なお、空の内
管63c、63dは例えば一方が空気や水を流すための
冷却用として、他方がマニピュレータ配置用として使用
される。
前記内管63a、63bの両端部は第5実施例と同様に
縮径され、外管62の両端部も第5実施例と同様に縮径
されている。また、外管62と内管63 a、  63
 b、  63 c、  63 dの間の隙間には断熱
材65が充填されている。
本実施例の金属管被覆型光導杆61は、外管62内に、
光ファイバ束64a、64bを収めた2本の内管53a
、63bと、空の2本の内管63c、63dを配置した
ので、例えば光ファイバ束64a、64bを収めた2本
の内管63a、63bのうちの1本を、イメージガイド
として使用し、他の1本をライトガイドとして使用する
ことができ、更に空の2本の内管63c、63dのうち
の1本を冷却用とし、もう1本にマニピュレータを設け
れば、高耐熱性のマニピュレータ付ファイバスコープと
して使用することができる。
第7図は本発明の第7実施例による金属管被覆型光導杆
71の端面を示している。
本実施例の金属管被覆型光導杆71は、外管72と、そ
の内側に収められた3本の内管73a。
73b、73Cと、内管73a内に収められた小管74
a、74bと、この小管74a、74b内に収められた
光ファイバ束75a、75bとからなっている。小管7
4a、74bはその両端部において縮径されている。光
ファイバ束75a、75bは、それぞれ小管74a、7
4bの両端の縮径部において緊密に保持されている。外
管72と内管73a、73b、73cの間の隙間と、内
管73aと小管74a、74bの間の隙間にはそれぞれ
断熱材76が充填されている。また、内管73b、73
Cは空の内管である。
本実施例の金属管被覆型光導杆71は、第6実施例の光
導杆61と同様の使い方もできるが、フィアバ束75a
、75bを収めた2本の小管74a、74bを内蔵する
内管73aを、反射型光ファイバセンサとして使用して
もよい。
第8図は本発明の第8実施例による金属管被覆型光導杆
81の端面を示している。
本実施例の金属管被覆型光導杆81は、外管82と、そ
の中に収められた内管83と、その中に収められた小管
84と、その中に収められた光ファイバ束85とからな
っている。小管84はその両端部において縮径されてい
る。光ファイバ束85は、小管84の両端の縮径部にお
いて緊密に保持されている。外管82と内管83の間の
隙間内には断熱材86が充填され、内管83と小管84
との相互固定は、第1実施例の場合と同様に、ロッド8
7 a、  87 b、  87 cによって行われて
いる。
なお、内管83と小管84の間の隙間には、光ファイバ
束85を冷却するための空気や水を流すことができる。
本実施例の金属管被覆型光導杆81は、第1実施例の場
合と同じ使い方ができ、更に、第1実施例よりも、断熱
材86の層を備えている分だけ一層高温の環境下で使用
できる。
第9図は本発明の第9実施例による金属管被覆型光導杆
91の端面を示している。
本実施例の金属管被覆型光導杆91は、外管92と、そ
の内側に収められた7本の内管93a。
93b、93c、93d、93e、93f、93gと、
内管93a〜93f内に収められた光ファイバ束94 
a、  94 b、  94 c、  94 d、  
94 e。
94fとからなっている。内管93a、93b。
93c、93d、93e、93fはその両端部において
縮径されている。光ファイバ束94a、94b、94c
、94d、94e、94fは、それぞれ内管93a、9
3b、93c、93d、93e、93fの両端の縮径部
において緊密に保持されている。外管92と内管93a
〜93gの間の隙間には断熱材95が充填されている。
また、内管93gは空であり、光フアイバ束冷却用の空
気や水を流すことができる。
本実施例の金属管被覆型光導杆91は、断熱材95と冷
却用内管93gを備えているいるので、高温の環境下で
使用することができると同時に、光ファイバ束94a〜
94fを収めた6本の内管93a〜93fを有している
ので、複数の機器に信号を送ることができる。
以上、本発明の実施例について述べたが、本発明は前述
の実施例に限定されるものではない0例えば、前述の実
施例において、光ファイバ束に替えて、1本または数本
の光ファイバを用いて光信号の受発信に用いてもよい。
また、本発明の金属管被覆型光導杆をライトガイドや光
フアイバセンサとして使用しているが、光ファイバ束を
イメージファイバに代えれば、ファイバスコープとして
使用することができる。
また、必要に応じて、光ファイバ束の収められた内管と
空の内管の数を増やしてもよい。
また、本発明の実施例の金属管被覆型光導杆の空の内管
は、吸引管として使用することができ、その場合、反応
槽等からサンプルを採取することができる。
更に、空の内管を外管から突出させれば、空の内管によ
って反応槽等からサンプルを採取するとき、光ファイバ
束の端面を濡らさずにすむ。
また、外管と内管の外径、肉厚も必要に応じて変えるこ
とができ、外管と内管の材質はステンレス以外の可撓性
のある他の金属、例えば銅、真鍮等を用いることができ
る。
また、断熱材は耐火、断熱性のあるものであればMgO
以外のものでもよく、例えば^lzQ、 、5in2等
のセラミックスの粉末でもよい。
また、前述の実施例における外管の外側に、1層以上の
金属管被覆を行ってもよい。
更に、前述の実施例における外管または内管の縮径は、
引き抜き加工によって行うことができる。
また、外管内に2本以上の内管を収めた金属管被覆型光
導杆においても、外管と内管の間の隙間の断熱材に代え
て、冷却空気や冷却水を流してもよい。
また、内管を外管の先端からどの位引っ込めるかは、使
用温度、光ファイバの開口角等によって決めればよい。
また、前述の実施例において、外管と内管をロンドによ
って固定しているが、この固定は他の方法でもよく、ま
た、使用上特に差し支えがなければ、外管と内管の固定
をしなくてもよい。
また、外管内に複数の内管が収められている場合、それ
ぞれが占める内管の位置関係は、実施例に限定されるも
のではない。
また、冷却空気や冷却水を金属被覆型光導杆の先端から
放出することなく、空の内管を流入側、外管と内管の間
の隙間を戻り側としてもよい、空の内管が複数の場合、
一方の内管を流入側とし、他方の内管を戻り側としても
よい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の金属被覆型光導杆は、外
管内に内管を収め、内管内に光ファイバを収める構造と
したため、外管と内管の間の隙間に冷却空気や冷却水を
流すか、または断熱材を充填することができ、従来の光
導杆よりも高温の環境下で使用できるようになった。
また、光ファイバの先端部が内管の縮径部によって保持
されているため、高温環境下で使用しても、前記光ファ
イバの先端部が内管から外れることがない。
更に、空の内管を設けたので、この内管内に冷却空気や
冷却水を流すことができ、この場合も、高温の環境下で
使用できるようになった。
また、空の内管に熱電対を配置したため、ライトガイド
や光フアイバセンサと熱電対を一体で動かすことができ
、作業性がよく、温度測定が容易な金属管被覆型光導杆
が得られた。
更に、空の内管にマニピュレータを配置したため、処理
物品や反応物質のサンプリングを、大きく、高価なマジ
ックハンドを用いることなく、簡単にできるようになっ
た。
更に、外管と内管に可撓性のある金属を使用しているの
で、金属管被覆型光導杆を、所望の適切な位置にセット
するため自在に曲げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明の第1実施例による金属管被覆型光導
杆の、第1b図のIa−Ia線に沿った縦断面図、第1
b図は第1a図に示した光導杆の左側面図、第2a図は
本発明の第2実施例による金属管被覆型光導杆の、第2
b図のUa−IIa線に沿うた縦断面図、第2b図は第
2a図に示した光導杆の左側面図、第3a図は本発明の
第3実施例による金属管被覆型光導杆の、第3b図の■
a−■a線に沿った縦断面図、第3b図は第3a図に示
した光導杆の左側面図、第4a図は本発明の第4実施例
による金属管被覆型光導杆の、第4b図のIV a −
IV a線に沿った縦断面図、第4b図は第4a図に示
した光導杆の左側面図、第5a図は本発明の第5実施例
による金属管被覆型光導杆の断面図、第5 b図は第5a図に示した光導杆の左側面図、第6図は本
発明の第6実施例による金属管被覆型光導杆の側面図、
第7図は本発明の第7実施例による金属管被覆型光導杆
の側面図、第8図は本発明の第8実施例による金属管被
覆型光導杆の側面図、第9図は本発明の第9実施例によ
る金属管被覆型光導杆の側面図、第1O図は従来の金属
管被覆型光導杆の使用例を示す縦断面図である。 1.21,31,41,51,61,71,81.91
・・・金属管被覆型光導杆、 2,22゜32.42,
52,62,72,82.92・・外管、 3,23,
33,43a、43b、53a、53b、53c、63
a、63b、63c。 63d、73a、73b、73c、83,93a。 93b、93c、93d、93e、93f、93g・・
・内管、  4,24,34,44,54a。 54b、64a、64b、75a、75b、85゜94
a、94b、94c、94d、94e、94r・・・光
ファイバ束、  5・・・コネクタ、6a、6b・・・
縮径部、 7a、7b、7c。 87a、87b、s’yc−−−ロッド、  Ba・・
・内管の左端、 8b・・・内管の右端、 9a・・・
外管の左端、 9b・・・外管の右端、IO・・・コネ
クタの右端、  11・・・隙間、12−・−空気取入
口、 25a、25b、25c、35a、35b、45
a。 55、 65.76.86.95 36・・・内管の左端部、 3 端部、 74a、74b、84 45b、  45c。 ・・・断熱材、 7・・・内管の右 ・・・小管 第1b図 118図 +2 出願人  ホ − ヤ 株式会社 代理人 弁理士 中 村 静 男 第2a図 第4b図 15b@ 第48@ 第58図 !:11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、可撓性金属製外管と、該外管内に収容された少なく
    とも1本以上の可撓性金属製内管と、該内管の少なくと
    も1本以上に収容された光ファイバとを具備し、該光フ
    ァイバを収容した内管の一端部または両端部が縮径され
    ていることを特徴とする金属管被覆型光導杆。 2、冷却用液体および/または気体を流すための内管を
    、少なくとも1本以上有することを特徴とする、請求項
    1記載の金属管被覆型光導杆。 3、内管内に熱電対を配置したことを特徴とする、請求
    項1または請求項2記載の金属管被覆型光導杆。 4、内管内を通じてマニピュレータが配置されているこ
    とを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれか
    一つに記載の金属管被覆型光導杆。 5、外管と内管の間の隙間に耐火断熱材が充填されてい
    ることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいず
    れか一つに記載の金属管被覆型光導杆。 6、外管と内管の間の隙間が、冷却用液体および/また
    は気体を流すための通路として形成されていることを特
    徴とする、請求項1から請求項4までのいずれか一つに
    記載の金属管被覆型光導杆。 7、可撓性金属製外管と、該外管内に収容された少なく
    とも1本以上の可撓性金属製内管と、該内管の少なくと
    も1本以上に収容された少なくとも1本以上の可撓性金
    属製小管と、該小管内に収容された光ファイバとを具備
    し、該光ファイバを収容した小管の一端部または両端部
    が縮径されていることを特徴とする金属管被覆型光導杆
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