JPH02203109A - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

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JPH02203109A
JPH02203109A JP1019665A JP1966589A JPH02203109A JP H02203109 A JPH02203109 A JP H02203109A JP 1019665 A JP1019665 A JP 1019665A JP 1966589 A JP1966589 A JP 1966589A JP H02203109 A JPH02203109 A JP H02203109A
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    • F23G7/00Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals
    • F23G7/12Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of plastics, e.g. rubber
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J1/00Removing ash, clinker, or slag from combustion chambers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
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    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
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    • F23G2209/28Plastics or rubber like materials

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は粒状炉床材を使用する焼却炉において生成する
廃炉床材及び焼却残滓の取出し部を改良した焼却炉に関
する。
[従来の技術] 従来、発熱量の大きいプラスチック、更には腐蝕性ガス
の発生を伴う被焼却物を処理する焼却炉として鉱物質の
粒状炉床材を使用する手段は知られている。また、近年
、医療用として使い捨て注射器などの使用済み器具の処
理手段として、これらの器具をまとめてプラスチック袋
のような大袋に入れそのまま焼却することが望まれてい
る。その際、比較的大きな焼却残滓を生ずることが間々
生じたが、従来の装置ではその廃炉床材などの取出し口
の大きさはその装置の構造上固定されており、比較的大
きな焼却残滓を生じた際は、その取出しに困難を生じて
いた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、従来の粒状炉床材を使用する焼却炉の欠点を
解決したものであり、被焼却物が発熱量の大きいプラス
チックや)11 、SO,、NO,などの有害、有臭気
ガスを生ずる様なものであっても、これら有害、有臭気
ガスを炉外に散逸することなく、被焼却物の種類に拘ら
ず、完全燃焼を行なわせ、常に新しい炉床の機能を保持
し、併せて炉壁、炉底の火炎による損傷から保護し、し
かも比較的大きな焼却残滓を生じても容易に取り出すこ
との出来る焼却炉を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 〈発明の要旨〉 本発明は、 1、粒状炉床材を使用する焼却炉において、焼却後生成
する廃炉床材及び焼却残滓を取出すための回転円板を設
けてなる焼却炉、及び 2、粒状炉床材を固定又は移動させて使用する焼却炉に
おいて、焼却後生成する廃炉床材及び焼却残滓排出口と
、焼却後生成する廃炉床材及び焼却残滓を移動させて取
出すための回転円板との間で廃炉床材及び焼却残滓によ
り安息角をもって連続傾斜面を生成させてなる焼却炉、 である。
〈発明の方式〉 本発明の粒状炉床材を使用する焼却炉とは例えば固定式
(バッチ式)又は移動式があり、移動式の例としては、
ベルト式1回転式、又は安息角を利用する炉床式等があ
る。
ここで、ベルト式の例としては例λば特公昭51−31
39、特公昭52−21832、特公昭56−685な
どがあり回転式の例としては例えば特開昭58−108
318、また安息角を使用する炉床式の例としては例え
ば特開昭63−217127がある。
〈粒状炉床材〉 本発明で使用することのできる粒状炉床材は、好ましく
は天然鉱物質の粒状炉床材を使用するものであり、砕石
、礫又は比較的粗い砂等の高温に耐え、炉床を形成した
とき、空気の通過の為の適当な空隙を有するものが望ま
しいが、平均粒径5mm乃至3cm程度の大きさであっ
て天然鉱物質砕石を使用すれば、大きい安息角を有する
炉床面が得られるので更に望ましい。
く廃炉床材等の取出し部の構造〉 今、本発明焼却炉の廃炉床材等の取出し部分に付いて第
1図乃至第7図に基づき説明する。
第1図は本発明焼却炉の廃炉床材及び焼却残滓取出し部
を例示する側面図であり、第2図は同じく平面図、第3
図は第1図で回転円板の位置を上下させることの可能な
設備を有する本発明装置の側面図、第4図及び第5図は
本発明廃炉床材及び焼却残滓排出口の他の形状を示す模
式図である。
第6図及び第7図は同じく排出口の位置又は形状が回転
円板との関係で変化した状態を示す側面模式図である。
第1図及び第2図において、焼却終了後粒状炉床材上で
生成し、焼却残滓すを巻き込んで生成した廃炉床材aは
排出口1かも廃炉床材a及び焼却残滓b(以下「廃炉床
材等」と称する。)が回転円板2上に滑り落ち、或は転
がり落ちることにより流出して堆積しつつ架台6上の伝
動装置3により回転する回転円板2上を回動し、架台6
に接続するアーム7により固定されたガイド4の作用に
より受槽5に収容される様に構成されている。
ガイド4は場合により排出口1付近の焼却炉壁面、その
他の箇所に取り付けることも出来る。
受槽5に収容された廃炉床材a及び焼却残滓すは篩分の
上、廃炉床材aを必要に応じ洗滌等精製して再度、焼却
炉用炉床材として使用することができる。
ここで、廃炉床材等の排出口lは、その回転円板2上へ
の投影面が、好ましくはその回転円板2上にあって、そ
の排出口1の方向は、はぼ水平に回転しく得る回転円板
2に対して直角でも良いし水平或は傾斜していても良く
、その断面の形状は円形、四角形、矩形、その他任意の
形状であっても良く、また一部切り欠き形状であっても
良い、また、前記排出口1はその投影面内に回転円板2
の中心を含まなくても良い。
架台6は更に必要に応じ第3図に示すように、油圧扛重
機8.8により支持されていることができる。この扛重
機8.8を操作することにより、回転円板2を上下して
別途、固定されている焼却炉取出し部排出口1に対し回
転円板2の距離を自由に調節することが出来る。
第4図は排出口1の先端の方向を傾斜させた例、第5図
は円筒状排出口lの先端部の一部に切欠き部10を有す
る例を示す。
第6図は円筒状排出口lの先端部に環状の補助部材11
を付して、この部材11は上下に移動し得るようになさ
れており、これにより排出口lの先端部と回転円板2と
の距離を調節することができる。第7図は排出口lの先
端切り欠き部の上部に引続(開閉扉12を有し、必要に
応じ、この開閉扉12を開閉して排出口lの先端の切り
欠き部lOの高さ或は面積を拡張し、大きな焼却残滓を
も取り出すことができるものである。
更に排出口1と回転円板2との距離の調節は、上記以外
の任意の手段で行なうことが出来る。
く焼却炉例〉 今、安息角を利用する炉床式焼却炉につき本発明例を第
8図乃至第11図により説明する。
第8図は炉床材入口部、炉壁部及び炉底部の壁面で粒状
炉床材と接触するいずれもの部分が水平面とのなす角度
が、その粒状炉床材のなす安息角以上の角度である焼却
炉であり、更に好ましくは被焼却物入口下部開口部が、
その投影面を炉床面内に有する焼却炉である。
又、本焼却炉はその炉壁部の炉床内に好ましくは単数又
は複数の燃焼助長用空気吹出し孔を有する。更にその炉
壁部に続く燃焼室は、炉床と上部炉壁面とにより囲まれ
、好ましくは燃焼用空気取入口、バーナー及び燃焼排ガ
ス取出口を有する。
又、本焼却炉はその炉底部にはほぼ水平に回転する回転
円板を付設し、これにより廃炉床材等を連続的又は非連
続的に移送し、取り出すものである。
この際の廃炉床材等はそれらの排出口と回転円板との間
で形成する連続傾斜面が安息角を形成しその安息角は炉
壁部の炉床材入口下部と前側炉壁との間で粒状炉床材が
連続傾斜面をもって形成する炉床面の安息角とほぼ同様
な安息角を形成するものである。
また、廃炉床材等の排出口と回転円板との間の距離は必
要に応じ適宜調節できる構造とすることもできるもので
ある。
第8図において、炉床材入口部Aは粒状炉床材ホッパー
13及び炉床材人口14よりなり、被焼却物入口部A′
は、被焼却物ホッパー15及び被焼却物入口16よりな
る。炉床材入口部A及び被焼却物入口部A′の下部に接
続する炉壁部Bは、前側上部炉壁17、前側下部炉壁1
8、後側炉壁19よりなり、前側上部炉壁17は炉床2
0と共に燃焼室21を形成し、この燃焼室21には、燃
焼用空気取入口22、バーナー23及び燃焼廃ガス取出
し口24を設けである。この燃焼室21は一般には耐熱
レンガ、耐熱キャスタブル等の不燃材料を用いて構成さ
れることが多い。
なお、炉壁部Bは、炉床材人口14より投入されて生成
した炉床材により構成される炉床20の形成する炉床面
25及び炉床20内に位置する単数又は複数の燃焼助長
用空気吹出し口26を有する。
炉壁部Bの下側には、炉壁部Bに接続して炉底部Cが連
なり、炉底部Cは炉壁部Bの前側下部炉壁18及び後側
炉壁19に接続した壁面27を有し、更にその壁面27
下部は廃炉床材等の排出口lを形成する。
ここで、壁面27及び壁面27に取り付けられているガ
イド4.4′に接し、例えば壁面27下にあって、排出
口l前端下部付近を中心としてほぼ水平に回転し得る円
板で、排出口lで囲まれた部分の投影面はこの円板内に
あるような回転円板2を付設しである。
この回転円板2は更にその伝動装置3に接続され、伝動
装置3は、更に架台6に載置されている。
この架台6は場合により扛重機などをその下部に設置し
て、架台6上の伝動装置3及び回転円板2を上下し、別
途焼却炉本体に固定されている排出口1に対し回転円板
2の距離を調節することも出来る。
また、架台6にはアームを付設して、回転円板2上の廃
炉床材等を導くガイド4.4′を取付けてもよい。
二二で第9図の壁面27の下端の排出口1付近の平面図
に示すように、廃炉床材等の排出口lに切欠き部10を
設けてあり、この切欠き部10から滑り落ち、或は転が
り落ちた廃炉床材等は回転円板2上に流下し、ガイド4
及びガイド4′により、回転円板2上を進行し受槽5内
に落下する。
第10図は第8図壁面27の下端の排出口1付近の正面
図、第11図は同じく裏面図である。
第8図乃至第11図に示す焼却炉の本体部分及び炉底部
の横断面は円形、方形、矩形等任意の形状であってよい
、また、排出口l付近の横断面は円形で示したがこれも
また同様に方形、矩形等任意の形状であってもよい。
なお、本発明焼却炉第8図において、燃焼室よりの燃焼
廃ガスは燃焼廃ガス取出し口24より誘引ファンを設け
て強制抜取りを行なうことができる。
〈他の本発明装置例の説明〉 第12図は本発明の他の改良された炉床を有する焼却炉
の例示であり、立体構造物の一隅を利用することのでき
る焼却炉である。第12図において、粒状炉床材人口1
4.被焼却物入口16、燃焼室21が狭い面積で済むば
かりでなく下被がりの炉床面25が自然に形成される。
2は廃炉床材等の移動用回転円板、lは廃炉床材等の排
出口、9は流出した廃炉床材等によって形成した一定傾
斜角の安息角θ、を有する連続傾斜面である。4はガイ
ド、5は廃炉床材等の受槽である。
ここで、排出口lと回転円板2に関しては、第1図乃至
第7図その他適宜の装置を使用してその距離を調節する
ことができる。
[作用] 粒状炉床材を使用する本発明焼却炉において、焼却後、
流出して堆積し、かつ移動する廃炉床材等は連続傾斜面
9を形成し、この傾斜面9は一定の傾斜角度を有する安
息角θ、を示し、回転円板が回転しない場合は廃炉床材
等の生成する傾斜面9は一定の安息角θ1を保ったまま
静止し、廃炉床材等が無限に流出することはない。
ここで、回転円板2が連続的又は非連続的に回転すると
回転円板2に接している廃炉床材等は回転円板2の回転
につれて移動し、ガイド4等との作用で受槽に収容され
るが、新たな廃炉床材等が排出口lより滑り落ち、或は
転がり落ちて排出され、以前同様の安息角θ、を有する
一定の傾斜面9は変化しない。
ここで廃炉床材等が示す安息角θ1は使用する炉床材及
び被焼却物の材質、大きさ、形状、焼却条件等により定
まる一定の値を取るものであり、−Mには好ましくは1
0″乃至80°、更に好ましくは30°乃至80°、更
に一層好ましくは40°乃至70°の範囲内のものであ
る。
ここで、回転円板2の大きさを廃炉床材等が安息角θ、
を以て生成する傾斜面の下縁よりも大きくするか、排出
口lと回転円板2との相対位置又は排出口lの形状を調
節するか又は前記排出口lと回転円板2の間にガイド4
.4′等を適宜設置する等により流出した廃炉床材等が
回転円板2より外れることなく回転円板2上を移動し、
受槽5に円滑に収容されるものである。
上記から明らかなように、本発明焼却炉は、その廃炉床
材等の排出口l下部と回転円板2との間の距離は廃炉床
材等のとる安息角が大きいものほど十分余裕を持って大
きく取ることが出来る。
第8図において炉床材ホッパー3より投入された粒状炉
床材は重力により滑り落ち、或は転がり落ちて炉床材人
口14より炉壁部Bを経て炉底部C迄落下する。炉底部
Cに粒状炉床材が滑り落ち、或は転がり落ちて充満する
と、次いで炉壁部Bに粒状炉床材が堆積し、更に後側炉
壁19に露出部を残すことなく炉床材人口14迄埋め尽
くして炉床20を形成し、炉床材人口14下部と前側下
部炉壁18との間であって燃焼室へ開いた開放面に、粒
状炉床材の種類で決まる一定の連続傾斜面であって、水
平面とのなす角度である安息角(静止摩擦角或は勾配)
がθ。である炉床面25を形成する。
本発明焼却炉例の特徴の1つは炉床面25が水平面に対
して傾いていることであり、好ましくはlOo乃至so
”、更に好ましくは30°乃至80°、更に一層好まし
くは40°乃至70”の範囲で傾いていることである1
例えば、乾いた砂を炉床材とする場合の安息角θは約4
0°であり、特に尖った剪開面を備λた砕石の場合は8
0°以上にも及ぶことがあり、そばだった炉床面を形成
することができる。
この改良された焼却炉の炉床面25はこの様に構成され
ているものであるので、燃焼は斜め方向のみならず水平
に近い方向で行なうこともできる。
特に燃焼用空気取入れ口22よりの空気と燃焼助長用空
気26との相互作用があるときは、火炎が炉床面を嘗め
る様に這い上がらせることも可能となる。
ここにおいて、炉床打入ロ部A、炉壁部B及び炉底部C
の壁面で粒状炉床材或は廃炉床材と接触するいずれかの
部分2例^ば前側下部炉壁18、後側炉壁19、壁面2
7前側、壁面27後側、炉床材ホッパー13、及び被焼
却物ホッパー15の夫々の水平面に対する角度がすべて
炉床面25の有する安息角θ8を上回る角度であるθ8
、θ。
θ4、θ5、θ6、及びθ、にて造られているので粒状
炉床材の重力による滑り落ち、或は転がり落ちることに
よる充填は極めて滑らかに行われ、粒状炉床材の流れが
滞る等の難点は全然見られない。
被焼却物は被焼却物ホッパー15より投入され被焼却物
人口16より炉床面25の上に落下する、好ましくは被
焼却物入口16の下部の投影面は炉床面25の内にある
ので、被焼却物は炉床面25の上に滑り落ち、或は転が
り落ちると、それは常に炉床面25の上にあり、これか
ら逸脱することはない、従って、被焼却物は必ず完全燃
焼すると共に炉壁等が高温の焼却物と直接接触すること
を避ける利点を有する。 特に燃焼助長用空気吹出し孔
26により燃焼用空気が吹き込まれるときは、激しい燃
焼となり、未燃焼物を残すことばなl/’m 燃焼助長用空気吹出し孔26は穿孔されたパイプ等で造
られるが、燃焼助長用空気吹出し孔26の周辺とIi械
機構的な相互関係がないので、これの取付け、設置は容
易である。
バーナー23は助燃用或は油状物の噴霧燃焼用として用
いられるが、焼却は炉床面25の上で完結される。
次に、焼却が開始された時、炉底部Cの回転円板2を伝
動装置3を用いて連続的又は非連続的に回転させること
により、炉底部に充満していた廃炉床材等が排出口1よ
り滑り落ち或は転がり落ちて回転円板2上へ流下し、前
進移動して受槽5へ落下する。
排出口1より廃炉床材等が流出するにつれて、炉床面2
5を形成していた炉床材上で焼却が進行し、それにつれ
て生成した焼却残滓を巻込んで廃炉床材となって下降し
、炉床材人口14より下降した新たな炉床材が新たな炉
床面を形成するがその安息角は変化しない。
焼却残滓すを巻き込んで生成した廃炉床材a、即ち廃炉
床材等は炉壁部B、炉底部Cを流下して一定の傾斜角の
安息角θ、の連続傾斜面9を形成しつつ排出口lより回
転円板2上に流出し、この流出した廃炉床材等は回転円
板2上をその回転と共に進行し、ガイド4及び4′の作
用により回転円板2の前端付近の取出し口より落下して
受槽5へ収容し、更に適宜廃炉床材aと焼却残滓すを篩
分、場合により篩分して得られた廃炉床材aは更に精製
して炉床材として再度循環使用することも出来る。
本発明は廃炉床材等の性質その他により定まる一定の傾
斜角を有する連続傾斜面9において安息角θ、を示すも
のであって、炉床材の保有する炉床面25の安息角θ6
とほぼ同様な安息角を示すものである。
ここで、廃炉床材等の排出口1と回転円板2との距離は
安息角θ、の価が大であるほど高くすることが出来る。
またこの排出口1に切欠き部を設ける場合の切欠き部の
幅は排出口lの直径の範囲内であって、成るべく広い範
囲であることが望ましい。
なお本発明焼却炉において、燃焼室21の燃焼廃ガスの
強制抜取りが行なわれることが好ましいが、この場合、
燃焼廃ガス取出し口より誘引ファンにより強制抜取りを
行なう場合及び炉床材ホッパー或は被焼却物ホッパーが
開口されている場合は、空気が炉内に流れ込み、焼却を
容易にするにとどまらず、被焼却物が悪臭を発する場合
でも燃焼助長用空気等と共に完全燃焼することができる
又、燃焼廃ガス中にtic fit 、 SOx、 N
Ox等の有害ガスを含むときは洗滌基環除害装置を通過
させることにより、容易に有害成分を除去することがで
きる。
[実施例] 第8図に示す装置を用いて埼玉県秩父郡から産出する蛇
紋岩を砕いた平均直径的10na+の砕石を炉床材とし
て用い、使用済み注射器を含む主としてポリオレフィン
の廃プラスチツク破砕屑を焼却した。
炉床面積的0.1m” (0,2m巾xo、5m)で燃
焼助長用空気吹出口26から燃焼廃ガスに新しい冷空気
を混ぜて約300℃にしたものを約5N m’ / m
inの風量で吹出しながら燃焼させたところ、廃プラス
チック破砕屑5kg/hr強の大きな割合で、容易に完
全燃焼した。
この場合、燃焼を安定に維持するため、廃プラスチツク
破砕屑に含まれていたと見られる無機系の焼却残滓を抜
き取るべく、約0 、 1 kg/ hrの割合で焼却
残滓を巻き込んだ廃砕石炉床材を排出口lを経由して移
送し、取出した。この間、炉床面25は水平に対して、
大凡50°から60°の間に保持された安息角を示した
ここで、炉底部下部の面積は0.05m’であり、排出
口lと回転円板2との距離は30amとした。
また、排出口lから流出した廃炉床材等の形成した傾斜
面9の安息角θ、は炉床面25の安息角θ−と同様であ
った。
なお、本焼却炉中の壁面のθ3、θ1、θ4、θ1、θ
6、θ7、の価は、夫々ホぼ75° 、90”  、9
0°、8o0.80° 、80゛であり、焼却中、円滑
に炉床材が廃炉床材となって流下した。
この装置を使用して、長さlocnmの焼却残滓は容易
に取り出すことができた。
更に本発明焼却炉を24時間連続運転したが、炉壁部、
炉底部には何らの異常も認められなかった。
尚、炉床材として使用した蛇紋岩は珪酸マグネシウムを
主成分としており、1ooo℃以下の高温に対して極め
て安定であり、取出した廃砕石には何等の変質も観察さ
れなかった。
[発明の効果1 本発明焼却炉は、従来技術の欠点を解決したものであり
、従来の取り出し方式の1例えば回転ギア方式の場合は
、ギアと壁、或は2つのギアの間の間隔が取り出し得る
焼却残滓の大きさを規定する。これが大きすぎると廃炉
床材が無制限に流出し、小さい場合は焼却残滓が噛み込
みを起こす恐れがあったが、本発明排出口lと回転円板
2との距離は十分大きく取ることが出来、しかも廃炉床
材等の無制限の流出の恐れもないので、焼却残滓が、例
λ比較的大きなものであっても余裕を持って取り出すこ
とができる様になった。
更に、本発明焼却炉は、粒状炉床材を使用し、生成廃炉
床材等を重力により縦方向に移動して炉床を更新する場
合には、ベルト・コンベアー等の様な複雑な構造を必要
とせず、構造が簡単であって製作が容易でありきわめて
有益なものである。
又、本発明焼却炉は前記のとおり、傾斜した炉床面を用
いて被焼却物の完全燃焼を行なわせることができるもの
であり比較的小型の焼却炉でありながら大容量の被焼却
物を処理することができる。従って、炉床面の傾斜が大
きい程、焼却炉の面積は小面積で良いこととなる。
次に被焼却物が悪臭が強く、又HCf2、SOx、 N
Ox等の有害ガスを含む場合であっても、完全燃焼し又
、除害装置に導く等によりこれらが炉外に散逸すること
はない。
又、これら有害ガスを含み、或はプラスチックスの様な
発熱量の大きな場合であっても順次更新する炉床を有す
るので、炉壁部、炉底部等の火炎による損傷を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明焼却炉の取出し部の側面図であり、第2
図は同じく平面図、第3図は本発明焼却炉の取出し部の
他の例で、回転円板を移動して降下させた場合の側面図
、第4図及び第5図は廃炉床材及び焼却残滓排出口の他
の形状を示す模式図である。 第6図及び第7図は本発明排出口の位置又は形状を調節
する構成を示す模式図である。 第8図は本発明焼却炉縦断面概略図の一例を示す、第9
図は第8図の炉底部下部排出口付近の平面図であり、第
1O図は同じく正面図、第11図は同じく裏面図である
。 第12図は本発明焼却炉の他の例を示す。 l・・・廃炉床材及び焼却残滓排出口 2・・・回転円板    3・・・伝動装置4・・・ガ
イド     4゛・・・ガイド5・・・受槽    
  6・・・架台7・・・アーム     8・・・扛
重機9・・・廃炉床材a及び焼却残滓すの形成する傾斜
面 0・・・切欠き部    11・・・補助部材2・・・
開閉ffl      13・・・粒状炉床材ホッパ4
−・・炉床材人口   15・・・被焼却物ホッパー6
・・・被焼却物人口  17・・・前側上部炉壁8・・
・前側下部炉壁  19・・・後側炉壁0・・・炉床 
     21・・・燃焼室2・・・燃焼用空気取入口
23・・・バーナー4・・・燃焼廃ガス取出口25・・
・炉床面6・・・燃焼助長用空気吹出しロ ア・・・炉底部壁面 A・・・炉床材入口部   A′・・・被焼却物入口部
B・・・炉壁部      C・・・炉底部以上 特許出願人   齋  藤   繁 代理人 弁理士 渋  谷   理 俸zr? 篤  1 Σ 真4因 率 因 箕is 秦7の 第 ? 因 港 t ■ 手糸売辛…正書 平成2年1月24日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粒状炉床材を使用する焼却炉において、焼却後生成
    する廃炉床材及び焼却残滓を取出すための回転円板を設
    けてなる焼却炉。 2、粒状炉床材を固定又は移動させて使用する焼却炉に
    おいて、焼却後生成する廃炉床材及び焼却残滓排出口と
    、焼却後生成する廃炉床材及び焼却残滓を移動させて取
    出すための回転円板との間で廃炉床材及び焼却残滓によ
    り安息角をもって連続傾斜面を生成させてなる焼却炉。
JP1019665A 1989-01-31 1989-01-31 焼却炉 Expired - Lifetime JPH0656256B2 (ja)

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