JPH02203050A - 変速機 - Google Patents

変速機

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Publication number
JPH02203050A
JPH02203050A JP1020240A JP2024089A JPH02203050A JP H02203050 A JPH02203050 A JP H02203050A JP 1020240 A JP1020240 A JP 1020240A JP 2024089 A JP2024089 A JP 2024089A JP H02203050 A JPH02203050 A JP H02203050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
speed
output shaft
flywheel
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1020240A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Oi
大井 忠男
Masayoshi Kaneko
金子 昌義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Reliance Electric Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Reliance Electric Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ohi Seisakusho Co Ltd, Reliance Electric Ltd filed Critical Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority to JP1020240A priority Critical patent/JPH02203050A/ja
Publication of JPH02203050A publication Critical patent/JPH02203050A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は変速機に関し、特に変速時に受ける反動を消去
するエネルギバランス機構を備えた変速機に関する。
〔従来の技術] 従来の変速機は、第4図に示す構造をとった変速機が主
であった。
この変速機は、入力軸41と、この入力軸41に直結さ
れた太陽歯車42.この太陽歯車42の周りを公転する
複数の遊星歯車43及びこの遊星歯車43と噛合う冠歯
車44でなる差動歯車装置45と、この差動歯車装置4
5の遊星1漬車43を支承した睨46の回転によって回
転する出力軸47と、ウオームホイール48及びウオー
ムギア49を介して冠歯車44を回転させるパイロット
モータ50とにより構成されている。
この構成によれば、入力軸41を矢印方向に回転させる
と出力軸47も同方向に回転する。この状態からウオー
ムギア49とウオームホイール48をパイロットモータ
50で回転させ冠歯車44をいずれかの方向に回転させ
ると、出力軸47の回転は入力軸41の回転に対して進
んだり遅れたりして変速される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の変速機には、以下の欠点がある。
パイロットモータ50により出力軸47を変速すると出
力軸47の負荷に応じてパイロットモータ50と入力軸
41とが反動を受ける。特に急激に変速する場合には、
その反動は著しく大きなものとなる。
パイロットモータ50が受ける反動に対抗するためには
大容量のモータを使用しなければならない。
この結果、モータ自体が高価なものにつき、また大きな
電力を消費することになり、経済的に著しく劣る。
また、入力軸41が受ける反動は、パイロ・ノドモータ
50として大容量のモータを用いても消去される訳では
なく、依然として入力軸41に加わる。この結果希望す
る速度調整を正確に行うことができない。
本発明の目的は1、上記従来の課題を解決し、出力軸か
らの反動を消去できる変速機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、入力軸と出力軸との間に設けられ、入力軸と
直結した太陽歯車。この太陽歯車に噛合って公転しこの
公転運動によって出力軸を回転させる1つ以上の遊星歯
車及びこの遊星歯車に噛合って回転可能な冠歯車でなる
第1の差動歯車装置と、前記冠歯車を回転可能な変速制
御装置とを有した変速機において、 所定の慣性モーメントを有するフライホイールと、この
フライホイールに直結した太陽歯車1 この太陽歯車に
噛合いかつ前記入力軸の回転に対応して公転する1つ以
上の遊星歯車及びこの遊星歯車に噛合いかつ前記変速制
御装置によって前記第1の差動歯車装置の冠歯車と同時
回転される冠歯車を有した第2の差動歯車装置とよりな
るエネルギバランス機構を備え、 このエネルギバランス機構によってフライホイールと前
記出力軸の負荷との間の回転エネルギのやりとりを行い
、前記出力軸からの反動を消去することを特徴とする。
(作用〕 入力軸を等速回転すると第1の差動歯車装置を介して出
力軸が同方向に等速回転する。
変速制御装置によって第10差動歯車装置の冠歯車を回
転すると、その回転数に対応して出力軸の回転数が変化
する。
このとき、第2の差動歯車装置の冠歯車も前記冠歯車と
同時回転するため、フライホイールの回転数が出力軸の
回転数とは逆に変化し、フライホイールの回転エネルギ
が第2の差動歯車装置の冠歯車と第1の差動歯車装置の
冠歯車とを介して出力軸に伝播する。
この結果、変速時に生じる出力軸の負荷による反動を消
失させることができる。
従って変速制御装置は、出力軸の反動に対抗するエネル
ギを必要としない。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る変速機を示す縦断面図
、第2図は第1図の概略図である。
変速機は、入力軸1と出力軸2との間に介在する差動歯
車装置3と、この差動歯車装置3を介して出力軸2の変
速を制御する変速制御装置4と、この変速制御′B装置
4の変速時に出力軸2からの反動を消去するためのエネ
ルギバランス機構5とにより構成されζいる。
入力軸1は、図示しないギアボックスに取付けられた軸
受6.7に支持され、軸線の周りで回転されるようにな
っている。またこの入力軸1には入力軸1の回転をエネ
ルギバランス機構5に伝達するための歯車8が取付けら
れている。
出力軸2は、その軸線が入力軸1の軸線と一致するよう
に配され、かつ前記ギアボックスに取付けられた軸受9
によってその軸線の周りで回転できるように支持されて
いる。また出力軸2の先端には、フランジ状の腕10が
その軸線を出力軸2の軸線と一敗させた状態で取付けら
れている。
差動歯車装置3は、太陽歯車11と、1つ以上の遊星歯
車12と、冠歯車13とにより構成されている。
太陽歯車11は、入力軸1と同軸線上で一体回転するよ
うに入力軸1の先端に取付けられている。この太陽歯車
11は、その外歯を介してt1歯車12に噛合されてい
る。遊星歯車12は、太陽歯車11と噛合って太陽歯車
11の外周を公転する歯車である。
またこの遊星歯車12は、軸受14を介して出力軸2の
腕10に自転可能に取付けられている。冠歯車13は、
入力軸1上に軸受15.16を介して回転自在に支持さ
れている。この冠歯車13には、遊星歯車12に噛合う
内歯13aの他に外歯13bが設けられている。
変速制御装置4は、差動歯車装置3の冠歯車13を回転
又は固定するためのもので、その回転軸17には冠歯車
13と噛合う歯車18が取付けられている。
エネルギバランス機構5は、遊び車19.20と、差動
歯車装置21と、前記ギアボックスに取付けられた軸受
22.23により回転自在に支持された軸24先端のフ
ライホイール25とにより構成されている。
遊び車19.20は、前記ギアボックスに取付けられた
軸受26.27に回転自在に支持された軸28上に一体
的に取付けられている。遊び車19は、その外歯を介し
て入力軸1上の歯車8に噛合わされている。また遊び車
20は、遊び車19と一体回転して入力軸1の回転を差
動歯車装置21に伝達する歯車であ。
差動歯車装置21は、遊び車20と噛合わされかつ軸受
29.30により軸24上に回転自在に支持された腕3
1と、この腕31に取付けられた軸受32によって自転
可能に支持された1つ以上の遊星歯車33と、軸24に
取付けられ遊星歯車33に噛合って遊星歯車33の公転
を可能にする太陽歯車34と、遊星歯車33と噛合う内
歯37a及び変速制御装置4の歯車18と噛合う外歯3
7bが設けられ軸24に軸受35+ 36を介して回転
自在に支持された冠歯車37とにより構成されている。
フライホイール25は、軸24と一体に回転可能な所定
慣性モーメント所有の重量体である。
次に、本実施例の動作について説明する。
第2図において、入力軸1を回転数n、で矢印方向に回
転させると、差動歯車装置3の太陽、歯車11と歯車8
とが回転数n、で入力軸1と一体にU転する。
太陽歯車11の回転によって遊星歯車12は、自転しな
がら太陽歯車11の周りを太陽歯車11の回転方向に回
転数02で公転する。遊星歯車12の自転。
公転運動によって冠歯車13が遊星歯車12の公転方向
に回転数n13で回転しようとする。
このときの回転数n2とn、1.n+3との関係は、で
ある。但し、k、、に、は歯車の歯数で決定される@数
比である。
一方、歯車8の回転は、遊び車19.20を介して差動
歯車装置21の腕31に伝達される。腕31の回転によ
って遊星歯車33が自転しながら太陽歯車34の周りを
公転する。mW歯車33の自転、公転運動によって太陽
歯車34が遊星歯車33の公転方向に回転数n’sで回
転し、冠歯車37も回転数nitで遊N歯車33の周り
を公転しようとする。
このときの回転数n2sとnl、n、:Itとの関係は
、である。但し、k、、]<、は歯車の歯数で決定され
る歯数比である。
出力軸2の回転数n2の制御は変速制御装置4によって
行われる。
変速制御装置4の回転軸17を固定し歯車18の無回転
状態をt1〜t2時間維持すると、冠歯車13はその間
回転せずnl:l=oである。従って上記0式から y’l 2 =       ri。
となり、出力軸2の回転数n2は入力軸1の回転数01
に比例する。この結果、ni −一定の場合には、回転
数n2は第3図(a)に示すようにも。
〜t2時の間一定値を保つ。
歯車18を回転させることにより冠歯車13を入力軸1
の回転方向に回転数n+3で回転させると、上記0式か
ら となる。従ってt4〜1S時の間冠歯車130回転数n
13を1−加し、US%t、時の間減少させていくと、
第3図(b)に示すように、出力軸2の回転数n2は、
n、i/に+ よりも大きな回転数Sr1域で変化する
歯車18を逆回転させることにより冠歯車13を入力軸
lの回転方向と逆方向に回転数nljで回転させると、
上記0式から、 となる。従ってt、〜tlo時の間冠歯車13の回転数
n13を増加し、tio〜t11時の間減少させていく
と、第3図(c)に示すように、出力軸20回転数n2
は、n+/に+ よりも小さな回転数領域で変化する。
次に、エネルギバランス機構5の機能について説明する
上述したように、第3図(b)に示す変速を行うには変
速制御装置4の歯車18を入力軸lの回転と逆方向に回
転させ、その回転数を変化させる。
このとき、差動歯車装置21の冠歯車37と腕31の回
転作用によって太陽歯車34の回転数n、zsは、上記
0式より である。従って太陽歯車34に直結したフライホイール
25の回転数nfsは、n+/に:+よりも小さな回転
数に減少する。腕31の回転数は入力軸1の回転数01
に依存し、冠歯車37の回転数n3.には依存していな
いことからフライホイール25の回転数n’sの減少は
、フライホイール25が有していた慣性によるエネルギ
またはトルクの一部が冠歯車370回転によって解放さ
れ、冠歯車37.歯車18及び冠歯車13を介して出力
軸2に伝播することを意味する。従って第3図(b)に
示すような加速又は減速はフライホイール25のエネル
ギの一部をフライホイール25と出力軸2との間でやり
とりすることによるため、変速制御装置4は、歯車18
を回転させるだけのエネルギのみを供給すれば足り、出
力軸2を変速するためのエネルギを必要としない。
また、第3図(c)に示す変速を行うには、上述したよ
うに、変速制御装置4の歯車18を入力軸1の回転と同
方向に回転させ、その回転数を変化させる。このとき、
冠歯車37は第2図上の矢印とは逆方向に回転するから
、フライホイール25の回転数nfsは、上記0式より である。従ってフライホイール25の回転数n’sは、
n、、/に=よりも大きな回転数に増加する。一方、出
力軸20回転数n2は、上記■弐からである。このこと
は、第3図(C)に示すような加速又は減速が出力軸2
のエネルギの一部を出力軸2とフライホイール25との
間でやりとりすることによることを意味する。従って、
第3図(b)に示す変速の場合と同様に変速制御装置4
は出力軸2を変速するためのエネルギを必要としない。
この結果、出力軸2の反動はフラ・イホイール25の回
転エネルギの流入によって消去され、変速制御装置4へ
の反動のみならず入力軸1への反動も生じることはない
尚、本実施例に示した回転数制御(第3図(a)〜(C
))は−例であり、これに限るものでなく、変速制御■
装置4による回転数制御は自由に行われる。
従って、本実施例の変速機は、紙、ダンボールフィルム
、鉄板及びJト鉄金属板を所望の長さに切断するカッタ
や所望の長さで印刷する印刷機等に利用できる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているため、以
下の効果がある。
エネルギバランス機構によってフライホイールのエネル
ギを出力軸に供給し、これにより出力軸の加速又は減速
を行うため、変速制御装置単独で出力軸を変速する場合
に比べて変速制御装置のトルクは圧倒的に少なくて済む
。従って変速制御装置が消費するエネルギを著しく削減
することができる。この結果、変速制御装置自体を小型
にすることができる。
また、エネルギバランス機構によって出力軸の反動を消
去するため、出力軸の反動が入力軸に加わることはない
。この結果、希望する速度調整を確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係る変速機を示す縦断面図
、 第2図は第1図の概略図、 第3図は第1図の変速機による変速の例を示す図、 第4図は従来の変速機の一例を示す概略図である。 2 ・ ・ ・ 3.21・ 4 ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ 11.34・ 1233・ 13.37・ 25・ ・ ・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力軸と出力軸との間に設けられ、入力軸と直結
    した太陽歯車、この太陽歯車に噛合って公転しこの公転
    運動によって出力軸を回転させる1つ以上の遊星歯車及
    びこの遊星歯車に噛合って回転可能な冠歯車でなる第1
    の差動歯車装置と、前記冠歯車を回転可能な変速制御装
    置とを有した変速機において、 所定の慣性モーメントを有するフライホィールと、この
    フライホィールに直結した太陽歯車、この太陽歯車に噛
    合いかつ前記入力軸の回転に対応して公転する1つ以上
    の遊星歯車及びこの遊星歯車に噛合いかつ前記変速制御
    装置によって前記第1の差動歯車装置の冠歯車と同時回
    転される冠歯車を有した第2の差動歯車装置とよりなる
    エネルギバランス機構を備え、 このエネルギバランス機構によってフライホィールと前
    記出力軸の負荷との間の回転エネルギのやりとりを行い
    、前記出力軸からの反動を消去することを特徴とする変
    速機。
JP1020240A 1989-01-30 1989-01-30 変速機 Pending JPH02203050A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1020240A JPH02203050A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 変速機

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JP1020240A JPH02203050A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 変速機

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Publication Number Publication Date
JPH02203050A true JPH02203050A (ja) 1990-08-13

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ID=12021674

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JP1020240A Pending JPH02203050A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 変速機

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JP (1) JPH02203050A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7341534B2 (en) * 2005-09-01 2008-03-11 General Motors Corporation Electrically variable hybrid transmission and powertrain

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7341534B2 (en) * 2005-09-01 2008-03-11 General Motors Corporation Electrically variable hybrid transmission and powertrain

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