JP3064115B2 - 差動歯車を用いた二重反転プロペラ用内外軸連動装置 - Google Patents

差動歯車を用いた二重反転プロペラ用内外軸連動装置

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JP3064115B2
JP3064115B2 JP4231381A JP23138192A JP3064115B2 JP 3064115 B2 JP3064115 B2 JP 3064115B2 JP 4231381 A JP4231381 A JP 4231381A JP 23138192 A JP23138192 A JP 23138192A JP 3064115 B2 JP3064115 B2 JP 3064115B2
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planetary
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賢太郎 相川
成充 中村
將 松本
康嘉 東▲崎▼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反対方向へ回転駆動さ
れる内軸と外軸とを有する二重反転プロペラの駆動装置
に関し、特に差動歯車機構が用いられた二重反転プロペ
ラの駆動装置において、内外軸を最適な軸トルクおよび
回転速度で回転駆動することができるようにした、差動
歯車を用いた二重反転プロペラ用内外軸連動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、二重反転プロペラは、その内軸
と外軸とを互いに同一回転数で反対方向へ回転駆動する
ものが多く、内軸と外軸との連動装置も通常はこれに対
応して構成されている(図16〜18参照)。そして、
図16,図17に示されるような連動装置では、内外軸
を互いに異なる回転数で反対方向へ回転駆動する場合に
は、同連動装置における歯車の歯数や径等を変えて内外
軸の回転数差を調整している。すなわち、図16に示し
たものは、平行軸歯車方式を採用した従来の二重反転プ
ロペラ用内外軸連動装置であって、船体内の図示しない
エンジンにより回転駆動される内軸02の後端には後側
プロペラ09が装着され、方、内軸02の外周に配設
された外軸01の後端には前側プロペラ010が装着さ
れている。そして、外軸01が、同外軸01の前方にお
いて平行軸歯車式反転機構08aを介して内軸02と接
続されている。
【0003】この反転機構08aでは、歯車06が、外
軸01の前方において、弾性継手等の締結部03を介し
内軸02に装着固定されていて、歯車06が船体側の定
位置で回転可能に支持されたアイドル歯車04と噛み合
うようになっている。そして、アイドル歯車04の回転
駆動力を外軸01に伝達すべくこのアイドル歯車04
と外軸01の前端部に形成された歯車05との間に、動
力伝達歯車系07がそなえられている。この動力伝達歯
車系07は、アイドル歯車04と噛み合う歯車07a
と、歯車05に噛み合う歯車07bと、歯車07aと0
7bとを連結する軸07cとから構成されている。
【0004】上述の構成により、図16に示す従来の二
重反転プロペラ用内外軸連動装置では、図示しないエン
ジンからの出力トルクが内軸02を介し後側プロペラ0
9に伝達される一方、上記出力トルクの一部は、内軸0
2および締結部03を介して歯車06からアイドル歯車
04に伝達され、アイドル歯車04を介し歯車07aを
内軸02と同一方向へ回転駆動する。この歯車07aの
回転力が軸07cおよび歯車07bから歯車05を介し
て外軸01に伝達されるため、前側プロペラ010は、
後側プロペラ09と反対の方向へ回転駆動される。ま
た、図17に示すように、従来のものとして、内歯車方
式を採用した二重反転プロペラ用内外軸連動装置もあ
る。この図17に示す従来例も、図16に示す従来例と
ほぼ同様な構成を有しているが、この従来例では、外軸
01が、同外軸01の前方において、内歯車式反転機構
08bを介して内軸02と接続されている。そして、反
転機構08bでは、太陽歯車06'が、外軸01の前方
において、締結部03を介し内軸02に装着固定されて
いる。方、外軸01の前端には内歯車05'が形成さ
れている。
【0005】そして、内軸02の回転を外軸01に伝達
するため、太陽歯車06'と外軸01に形成された内
歯車05'との間には、動力伝達歯車系07'が複数組そ
なえられている。この動力伝達歯車系07'は、太陽歯
車06'に噛み合う歯車07'aと、外軸01の内歯車0
5'に噛み合う歯車07'bと、歯車07'aと07'bと
を連結する軸07'cとから構成されている。なお、こ
れらの歯車07'a,07'bおよび07'cは船体側
の定位置で回転可能に且つ一体に支持されている。
【0006】上述の構成により、この図17に示す従来
の二重反転プロペラ用内外軸連動装置でも、図16に示
す従来例の場合と同様に、前側プロペラ010が、後側
プロペラ09と反対の方向へ回転駆動される。さらに、
図18に示すように従来のものとして差動歯車方式を採
用した二重反転プロペラ内外軸連動装置もある。図示し
ないエンジンからの出力トルクが軸019を介して差動
歯車装置08cに伝達される。上記出力トルクは、太
陽歯車06" を介し、複数の遊星歯車07" に伝達さ
れ、この後内歯車05" と遊星歯車キャリヤ013にそ
れぞれ配設される前側プロペラ010と後側プロペラ0
の回転速度−トルク特性によって上記出力トルク
が上記内歯車05" と遊星歯車キャリヤ013とに分配
される。この場合、前側プロペラ010と後側プロペラ
09の回転速度−トルク特性によってトルク分配がなさ
れるため、必ずしも運航に対応した経済的な出力トルク
の分配ができない場合があり、内軸02もしくは外軸0
1のうち少なくとも一方を制動することが可能なブレー
キ装置011を設けている。
【0007】上述の構成により、この従来例の二重反転
プロペラ用内外軸連動装置でも、図16,17に示す各
従来例の場合と同様に、前側プロペラ010は後側プロ
ペラ09と反対の方向へ回転駆動される。なお、上述し
た図16及び図17の従来例は、装置を構成する歯車の
歯数や径等を変えることにより、プロペラ09,010
の回転数差が調整される。また、図18の従来例は、内
軸02もしくは外軸01のうち少なくとも一方を制動
ることが可能なブレーキ装置011を配設して回転数差
を調整している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような図16および図17に示した従来の二重反転プロ
ペラ用内外軸連動装置では、運航に対応して経済的に、
すなわち出力トルクを最適に内外軸に分配してプロペラ
効率を高める必要が生じた時に、内軸と外軸との回転数
比は装置を構成する歯車の歯数や径等を変えなければ変
更できないという問題点がある。また、図18に示した
従来の例では、内外軸に出力トルクを分配することが可
能であるが、ブレーキでコントロールするための動力損
失があり、且つ内外軸の軸トルク,回転速度が計測され
ていないため、経済的に、すなわち内外軸に軸トルクを
分配してプロペラ効率を高めることができないという問
題がある。
【0009】そこで、これらの問題点を解決すべく、内
外軸を運航に対応して経済的な回転数で反対方向へ回転
駆動させる必要性が生じている。本発明は、このような
観点から案出されたもので、内外軸の連動装置として差
動歯車機構を設けるとともに、内外軸の軸トルク,回転
速度を計測し、差動歯車機構を構成する遊星歯車を支持
している遊星キャリヤもしくは内歯車を介して内軸およ
び外軸の軸トルク,回転速度を制御し、経済的に内外軸
の負荷に応じて最適な軸トルク,回転速度を与え、プロ
ペラ効率を高めた運航が可能な二重反転プロペラ機構の
実現を可能にする二重反転プロペラ用内外軸連動装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の差動歯車を用いた二重反転プロペラ用内外
軸連動装置は、エンジンにより回転駆動される主軸と、
同主軸の回転動力を歯車機構を介して受けて後側プロペ
ラを回転させる内軸と、上記主軸の回転動力を上記歯車
機構を介して受けて前側プロペラを回転させる外軸とを
有する差動歯車を用いた二重反転プロペラ用内外軸連動
装置であって、同差動歯車を用いた二重反転プロペラ用
内外軸連動装置が、上記主軸により回転駆動される太陽
歯車と、同太陽歯車と噛み合い同太陽歯車の周りに自転
しつつ公転する遊星歯車と同遊星歯車を支持し同遊星
歯車の公転に伴って上記太陽歯車と同心の軸線の周りに
回転する遊星キャリヤと、上記太陽歯車を第1の歯車と
し上記遊星歯車を第2の歯車とするとき上記遊星歯車か
らの回転動力の伝達を受けて上記太陽歯車と同心の軸線
の周りに回転する第3の歯車と、回転体としての上記太
陽歯車、回転体としての上記遊星キャリヤ及び回転体と
しての上記第3の歯車のうちから予め選択された任意の
2つの回転体のうち駆動側の回転体を上記内軸の前端部
に連結する内軸連結部と、上記2つの回転体のうち被動
側の回転体を上記外軸の前端部に連結する外軸連結部
、上記内軸および上記外軸にそれぞれ取付けられそれ
ぞれ取付けられた軸の軸トルク及び回転速度を計測する
計測装置と、上記主軸の回転駆動とは独立して上記遊星
歯車の自転軸の周りの回転駆動、上記遊星キャリヤの回
駆動及び上記第3の歯車の回転駆動のうちの予め選択
された回転駆動を行うことができるように対応する回転
体を回転駆動する駆動装置と、上記計測装置の出力信号
に基づき記内軸および上記外軸の軸トルク及び回転速
度が最適な軸トルク及び回転速度となるように上記駆動
装置の駆動を制御する制御装置とを備えたことを特徴と
している。
【0011】
【作用】上述の本発明の二重反転プロペラ用内外軸連動
装置では、主軸がエンジンにより回転駆動され、同エン
ジンの出力トルクは、内歯車,太陽歯車,遊星歯車およ
び遊星キャリヤからなる差動歯車機構を介して内外軸に
分配・伝達され、外軸は上記内軸と反対方向へ回転駆動
される。すなわち、上記太陽歯車を第1の歯車とし、上
記遊星歯車を第2の歯車とし、上記遊星歯車からの回転
動力の伝達を受けて上記太陽歯車と同心の軸線の周りに
回転する歯車を第3の歯車とするとき、回転体としての
上記太陽歯車、回転体としての上記遊星キャリヤ及び回
転体としての上記第3の歯車のうちから予め選択された
任意の2つの回転体のうち駆動側の回転体が内軸連結部
において上記内軸の前端部に連結され、上記2つの回転
体のうち被動側の回転体が外軸連結部において上記外軸
の前端部に連結され、上記内軸および上記外軸にそれぞ
れ取付けられた計測装置により、それぞれ取付けられた
軸の軸トルク及び回転速度が計測され、回転体を回転駆
動する駆動装置により、上記主軸の回転駆動とは独立し
て上記遊星歯車の自転軸の周りの回転駆動、上記遊星キ
ャリヤの回転駆動及び上記第3の歯車の回転駆動のうち
の予め選択された回転駆動が行われ、同駆動装置の駆動
を制御する制御装置により、上記計測装置の出力信号に
基づき、上記内軸および上記外軸の軸トルク及び回転速
度が最適な軸トルク及び回転速度となるように制御され
る。その結果、内軸及び外軸には内外軸の負荷に応じた
経済的で最適な軸トルク及び回転速度が与えられ、プロ
ペラ効率が向上し、高いプロペラ効率の下で円滑に運航
が行なわれる。
【0012】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1〜7は、本発明の第1実施例としての二重
反転プロペラ用内外軸用連動装置示すもので、図1は
プロペラまで示した側断面図、図2は差動歯車装置部分
の側断面図、図3は図2のA−A矢視断面図、図4は制
御ブロック線図である。図5〜7は第1実施例の変形例
を示すもので図5はプロペラまで示した側断面図、図6
は差動歯車装置部分の側断面図、図7は図6のB−B矢
視断面図である。
【0013】本発明の第1実施例のものでは、内軸2の
後端に後側プロペラ9が装着され、内軸2に外嵌された
外軸1の後端に前側プロペラ10が装着されている。そ
して、外軸1が同外軸1の前方において、歯車機構とし
ての反転機構12を介して主軸3と接続されている。反
転機構12は、差動歯車機構として構成されていて、図
1,2に示すように、太陽歯車7が主軸3に装着固定さ
れている。そして、外軸1の前端には、内歯車5が太陽
歯車7の外周を覆うように配設されている。内歯車5と
太陽歯車7との間に、両歯車5,7に噛み合う複数個の
遊星歯車6が介装されている。これらの遊星歯車6は、
回転可能な遊星キャリヤ13に軸受ピン8により公転お
よび自転可能に支持されている。
【0014】遊星キャリヤ13のエンジン側には、歯車
14が装着固定されており、主動力とは別の駆動装置1
5(例えば電動発電機または油圧ポンプモータ)の軸1
6cの先端には歯車14と噛合する歯車16が設けられ
ている。内軸2に回転数・軸トルク計測装置17が、ま
た外軸に回転数・軸トルク計測装置18がそれぞれ装着
固定されている。主軸3は、図2に示すように、ケーシ
ング11に設けられた軸受11aに軸支される。遊星歯
車6は遊星キャリヤ13を構成している軸受ピン8に
装着された軸受6aにより支持される。
【0015】また、内歯車5に装着固定されている外軸
1は、図2に示すように、ケーシング11に設けられた
軸受11bに軸支されている。主動力とは別の駆動装置
15(例えば電動発電機あるいは油圧ポンプ)はケーシ
ング11に装着固定され、駆動装置15に設けられた歯
車16の軸16cが、ケーシングに設けられた軸受11
cによって軸支されている。本発明の第1実施例として
の二重反転プロペラ用内外軸連動装置は上述のごとく構
成されているので、図示しないエンジンからの出力トル
クが反転機構12を介して図1に示す前側と後側の各プ
ロペラ10,9に伝達され、前側と後側とプロペラ1
0,9が回転駆動される。
【0016】すなわち、上記出力トルクは、主軸3を介
して太陽歯車7を回転駆動する。この太陽歯車7の回転
により、回転駆動力が遊星歯車6を介して内歯車5に伝
達され、同内歯車5とともに外軸1が回転駆動される。
それと同時に、遊星歯車6は軸受ピン8と軸受6aとに
より遊星キャリヤ13により支持され、遊星キャリヤ1
3はどこにも固定されていないので、太陽歯車7の回転
とともに太陽歯車7と同方向に回転駆動され、遊星キャ
リヤ13に装着固定されている内軸2は外軸1と反対の
方向へ回転駆動される。太陽歯車7に伝達された出力ト
ルクは、内歯車5および遊星キャリヤ13の回転速度−
トルク特性によって、内歯車5と遊星キャリヤ13
分配される。
【0017】ここで、トルク分配制御について、図4に
示した制御ブロック線図により説明する。図中において
17aは内軸の回転数計測装置、符号17bは内軸の軸
トルク計測装置、符号18aは外軸の回転数計測装置、
符号18bは外軸の軸トルク計測装置をそれぞれ示して
いる。各々の計測装置で検出された信号はコンピュータ
24に送られ、それらの信号に基づいてあらかじめ入力
されたデータの中から船舶の速度に応じて経済的にプロ
ペラ効率を高め得る内外軸の回転速度,軸トルクの選定
がなされる。コンピュータ24で選定された内外軸の軸
トルク・回転数の値が制御装置25に信号として送られ
る。制御装置25からの負荷信号を受けて、駆動装置1
5により、運航に対応し経済的にプロペラ効率を高め得
る内外軸の回転速度,軸トルクになるように内軸2およ
び外軸1が駆動される。このことにより、外軸1および
内軸2の回転速度,軸トルクを調整し経済的な運航が円
滑に行なわれるようになる。
【0018】次に第1実施例の変形例について説明す
る。この変形例のものでは、図5〜7に示すように、主
動力とは別の駆動装置15からの動力が、内歯車5の外周
に設置設けられた歯車14' に伝達されるようになって
おり、主動力とは別の駆動装置15の先端に設けられた
歯車16と噛み合う構成となっている。したがって太陽
歯車7,遊星歯車6,内歯車5,駆動装置15の先端に
設けられた歯車16が同一面上に位置するように配設す
ることが可能となるという利点がある。なおそのほかの
点は第1実施例と同様に構成されている。
【0019】すなわちこの変形例の場合も、主軸3
ケーシング11に設けられた軸受11aによって軸
支され、遊星歯車6および内歯車5に装着固定されてい
る外軸1はそれぞれ軸受6aおよび軸受11bによっ
て軸支されている。主動力とは別の駆動装置15は、図
6に示すケーシング11に装着固定され、歯車16を介
し内歯車5の外周に設けられた歯車14' を回転駆動す
る(図5参照)。この変形例の二重反転プロペラ用内外
軸連動装置は、上述のごとく構成されているので、第1
実施例のものとほぼ同様に動作して、ほぼ同様の作用効
果が得られる。
【0020】次に図8,9により本発明の第2実施例に
ついて説明する。図8は本発明の第2実施例としての二
重反転プロペラ用内外軸連動装置を示すもので、図8は
プロペラまで示した側断面図、図9は差動歯車装置部分
の側断面図である。この第2実施例のものも内軸2の後
端に後側プロペラ9が装着され、内軸2に外嵌された外
軸1の後端に前側プロペラ10が装着されている。そし
て、外軸1が同外軸1の前方において、歯車機構とし
ての反転機構32を介して内軸2と接続されている。こ
の反転機構32は、差動歯車機構として構成されてい
て、図8,9に示すように、太陽歯車27aが締結部2
3を介して内軸2に装着固定されている。そして、外軸
1の前端には、外軸1に遊星歯車26aとプロペラ側の
遊星歯車26bとを装着固定しているピン25を支持す
るキャリヤ13が装着固定されている。
【0021】プロペラ側の太陽歯車27bはプロペラ側
の遊星歯車26bと噛み合うように配設され、太陽歯車
27aも遊星歯車26aと噛み合うように配設されてい
る。太陽歯車27bのプロペラ側には歯車34が設けら
れており、この歯車34が主動力系統とは別の駆動装置
15先端に装着固定された歯車16と噛み合うように
なっている。また、内軸2には回転数・軸トルク計測装
置17が、外軸に回転数,軸トルク計測装置18がそれ
ぞれ装着固定されている。また、図9に示すように、ケ
ーシング11にも太陽歯車27aを軸支する軸受31a
がそなえられている。また、太陽歯車27bは軸受27
cを介して外軸1に軸支される。内軸2が軸受24によ
って軸支され、また外軸1が軸受31bにより軸支され
ている。
【0022】この実施例の二重反転プロペラ用内外軸連
動装着は上述のごとく構成されているので、図示しない
エンジンからの出力トルクの一部が内軸2を介して後側
のプロペラ9に伝達され、後側のプロペラ9が回転駆動
される。他方、上記出力トルクの一部は、内軸2および
締結部23を介して太陽歯車27aを内軸2と同一方向
へ回転駆動する。この太陽歯車27aの回転により、回
転駆動力が遊星歯車26aに伝達され、さらに、遊星歯
車26aのピン25に装着固定されているプロペラ側の
遊星歯車26bを介して、プロペラ側の太陽歯車27b
に伝達される。遊星歯車26aと遊星歯車26bとを一
体的に連結するピン25を軸支するキャリヤ13は、ど
こにも固定されていないので、太陽歯車27aの回転と
ともにキャリヤ13が太陽歯車27aと反対方向に回転
駆動され、キャリヤ13を装着固定する外軸1は、内軸
2と反対の方向へ回転駆動される。
【0023】太陽歯車27aに伝達された出力トルク
は、プロペラ側の太陽歯車27bおよびキャリヤ13の
回転速度−トルク特性によって、プロペラ側の太陽歯車
27bとキャリヤ13とに分配される。内軸2には、回
転速度,軸トルク計測装置17がまた外軸には、回転
速度,軸トルク計測装置18が、それぞれ装着固定され
るため、内軸2を介して後側プロペラ9に伝達され
ルクと、太陽歯車27aに伝達されてプロペラ側の太
陽歯車27bとキャリヤ13とに回転速度−トルク特性
によって分配され、キャリヤ13から外軸1を介して前
側プロペラ10に伝達されるトルクとが、それぞれ計測
され、その計測結果をもとに、前述の第1実施例の場合
とほぼ同様のコンピュータ処理によって、外軸1の回転
速度,軸トルクが運航に対応した経済的な値となるよう
に、主動力とは別の駆動装置15からの動力が、キャリ
ヤ13に伝達される。このことにより、外軸1の回転速
度,軸トルクが自動調整された経済的な、すなわち内外
軸の負荷に応じて最適な軸トルク,回転速度をプロペラ
に与え、プロペラ効率を高めた運航が円滑に行なわれ
る。
【0024】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図10〜15は本発明の第3実施例としての二重反
転プロペラ用内外軸連動装置を示すもので、図10はプ
ロペラまで示した側断面図、図11は差動歯車装置部分
の側断面図、図12は図11のC−C矢視断面図であ
る。図13〜15は第3実施例の変形例を示すもので、
図13はプロペラまで示した側断面図、図14は差動歯
車装置部分の側断面図、図15は図14のD−D矢視断
面図である。この第3実施例のものでも、船体内の図示
しないエンジンより回転駆動される内軸2の後端に後側
プロペラ9が装着され、内軸2に外嵌された外軸1の後
端に前側プロペラ10が装着されている。
【0025】そして外軸1が、同外軸1の前方において
歯車機構としての反転機構52を介して内軸2と接続さ
れている。この反転機構52は、差動歯車機構として構
成されていて、図10,11に示すように、太陽歯車4
7が弾性継手の締結部43を介して内軸2に装着固定さ
れている。そして、外軸1の前端には、内歯車45が太
陽歯車47の外周を覆うように配設されている。これら
の内歯車45と太陽歯車47との間に、両歯車に噛み合
う複数個の遊星歯車46が介装されている。これらの遊
星歯車46は、内軸2に回転可能に装架されたキャリヤ
13に、軸受ピン48により公転および自転可能に支持
されている。
【0026】遊星キャリヤ13のエンジン側には歯付
き遊星キャリヤ54が固設されており、駆動装置15の
先端には、軸受11cにより軸支された軸16cを介し
、歯車16が設けられており、歯付き遊星キャリヤ5
4と噛み合うようになっている。また、内軸2には回転
数・軸トルク計測装置17が、外軸に回転数・軸トル
ク計測装置18がそれぞれ装着固定されている。内軸
2は、その回転時に同内軸2とともに同方向へ同速度で
回転する太陽歯車47内部の軸受44により支承され
る。遊星歯車46は遊星キャリヤ13に植設された軸
受ピン48に装着された軸受46aによって軸支され、
また、内歯車45に装着固定されている外軸1は、ケー
シング11に設けられた軸受11bにより支持される。
また、ケーシング11にも太陽歯車47を軸支する軸受
51aがそなえられている。
【0027】上述の構成において、図示しないエンジン
からの出力トルクが内軸2を介し後側プロペラ9に伝達
され、同後側プロペラ9が回転駆動される。上記
出力トルクの一部は、内軸2および締結部43を介し
太陽歯車47を内軸2と同方向へ回転駆動する。こ
の太陽歯車47の回転により、回転駆動力が遊星歯車
46を介して内歯車45に伝達され、内歯車45ととも
に外軸1が内軸2と反対の方向へ回転駆動される。それ
と同時に、遊星キャリヤ13も、太陽歯車47の回転と
ともに内軸2と同時に回転駆動される。太陽歯車47に
伝達された出力トルクは、内歯車45および遊星キャリ
ヤ13の回転速度−トルク特性によって、内歯車45と
遊星キャリヤ13とに分配される。
【0028】方、内軸2には回転速度・軸トルク計測
装置17が、また外軸に回転速度・軸トルク計測装置1
8がそれぞれ装着固定されるため、内軸2を介して後側
プロペラ9に伝達されるトルクと、太陽歯車47に伝達
され内歯車45と遊星キャリヤ13の回転速度−トルク
特性によって分配されて内歯車45から外軸1を介して
前側プロペラ10に伝達されるトルクとが、計測装置1
7,18で、それぞれに計測され、その計測結果をもと
に、前述の第1実施例の場合とほぼ同様のコンピュータ
処理によって外軸1が運航に対応した経済的な回転速
度,軸トルクになるように、主動力とは別の駆動装置1
5からの動力が遊星キャリヤ13を介し、内歯車45に装
着固定されている外軸1に伝達される。このようにし
て、外軸1の回転速度,軸トルクを調整し、経済的な運
航が円滑に行なわれる。
【0029】次に第3実施例の変形例について説明す
る。図13〜15に示すように、主動力とは別の駆動装
置15からの動力が図11に示す遊星キャリヤ13のエ
ンジン側に設けられた歯付き遊星キャリヤ54ではな
く、図13に示す内歯車45の外周に設けられた歯車5
4aに伝達されるようになっており、そのために、主動
力とは別の駆動装置15の先端に設けられた歯車16
歯車54aに噛み合うようになっている。したがっ
て、太陽歯車47、遊星歯車46、内歯車45、主動力
系統とは別の駆動装置15の先端に設けられた歯車16
とが同一面上に位置するように配設することが可能とな
る。なおその他の構成は第3実施例と同様である。
【0030】この変形例の場合、太陽歯車47は、図1
4に示すようにケーシング11に設けられた軸受51a
によって軸支され、遊星歯車46および内歯車45に装
着固定されている外軸1は、それぞれ軸受46aおよび
軸受51bによって軸支されている。主動力系統とは別
の駆動装置15がケーシング11に装着固定され、歯車
16を介し内歯車45の外周に設けられた歯車54aを
回転駆動する。このような構成のこの変形例のものも上
述の第3実施例とほぼ同様に動作し、ほぼ同様の効果が
得られる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の二重反転
プロペラ用内外軸連動装置によれば、エンジンにより回
転駆動される主軸と、同主軸の回転動力を歯車機構を介
して受けて後側プロペラを回転させる内軸と、上記主軸
の回転動力を上記歯車機構を介して受けて前側プロペラ
を回転させる外軸とを有する差動歯車を用いた二重反転
プロペラ用内外軸連動装置であって、同差動歯車を用い
た二重反転プロペラ用内外軸連動装置が、上記主軸によ
り回転駆動される太陽歯車と、同太陽歯車と噛み合い同
太陽歯車の周りに自転しつつ公転する遊星歯車と、同遊
星歯車を支持し同遊星歯車の公転に伴って上記太陽歯車
と同心の軸線の周りに回転する遊星キャリヤと、上記太
陽歯車を第1の歯車とし上記遊星歯車を第2の歯車とす
るとき上記遊星歯車からの回転動力の伝達を受けて上記
太陽歯車と同心の軸線の周りに回転する第3の歯車と、
回転体としての上記太陽歯車、回転体としての上記遊星
キャリヤ及び回転体としての上記第3の歯車のうちから
予め選択された任意の2つの回転体のうち駆動側の回転
体を上記内軸の前端部に連結する内軸連結部と、上記2
つの回転体のうち被動側の回転体を上記外軸の前端部に
連結する外軸連結部と、上記内軸および上記外軸にそれ
ぞれ取付けられそれぞれ取付けられた軸の軸トルク及び
回転速度を計測する計測装置と、上記主軸の回転駆動と
は独立して上記遊星歯車の自転軸の周りの回転駆動、上
記遊星キャリヤの回転駆動及び上記第3の歯車の回転駆
動のうちの予め選択された回転駆動を行うことができる
ように対応する回転体を回転駆動する駆動装置と、上記
計測装置の出力信号に基づき上記 内軸および上記外軸の
軸トルク及び回転速度が最適な軸トルク及び回転速度と
なるように上記駆動装置の駆動を制御する制御装置とを
備えているので、内軸および外軸にそれぞれ取付けられ
た計測装置により、それぞれ計測装置が取付けられた軸
の軸トルク及び回転速度を計測することができ、太陽歯
車、遊星キャリヤ及び第3の歯車を含む上記回転体を回
転駆動する駆動装置により、主軸の回転駆動とは独立し
て遊星歯車の自転軸の周りの回転駆動、遊星キャリヤの
回転駆動及び第3の歯車の回転駆動のうちの予め選択さ
れた回転駆動を行うことができ、同駆動装置の駆動を制
御する制御装置により、上記計測装置の出力信号に基づ
き、内軸および外軸の軸トルク及び回転速度が最適な軸
トルク及び回転速度となるように制御され、その結果、
内軸及び外軸には内外軸の負荷に応じた経済的で最適な
軸トルク及び回転速度が与えられ、プロペラ効率が向上
し、高いプロペラ効率の下で円滑に運航が行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての差動歯車を用いた
二重反転プロペラ用内外軸連動装置のプロペラまで示し
た側断面図である
【図2】同差動歯車装置部分の側断面図である
【図3】図2のA−A矢視断面図である
【図4】制御ブロック線図である
【図5】同変形例のプロペラまで示した側断面図であ
【図6】同差動歯車装置部分の側断面図である
【図7】図6のB−B矢視断面図である
【図8】本発明の第2実施例としての差動歯車を用いた
二重反転プロペラ用内外軸連動装置のプロペラまで示し
た側断面図である
【図9】同差動歯車装置部分の側断面図である
【図10】本発明の第3実施例としての差動歯車を用い
た二重反転プロペラ用内外軸連動装置のプロペラまで示
した側断面図である
【図11】同差動歯車装置部分の側断面図である
【図12】図11のC−C矢視断面図である
【図13】同変形例のプロペラまで示した側断面図であ
【図14】同差動歯車装置部分の側断面図である
【図15】図14のD−D矢視断面図である
【図16】従来の二重反転プロペラ用内外軸連動装置の
模式側断面図である
【図17】従来の二重反転プロペラ用内外軸連動装置の
模式側断面図である
【図18】従来の二重反転プロペラ用内外軸連動装置の
模式側断面図である
【符号の説明】
1 外軸 2 内軸 3 主軸 5 内歯車 6 遊星歯車 6a 軸受 7 太陽歯車 8 軸受ピン 9 後側プロペラ 10 前側プロペラ 11 ケーシング 11a,11b 軸受 12 反転機構 13 遊星キャリヤ 14 遊星キャリヤ13のエンジン側に設けられた歯車 14' 内歯車5の外周に設けられた歯車 15 駆動装置 16 駆動装置15の先端に設けられた歯車 16c 17 内軸の回転数・軸トルク計測装置 18 外軸の回転数・軸トルク計測装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東▲崎▼ 康嘉 長崎市深堀町5丁目717番1号 三菱重 工業株式会社 長崎研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−82896(JP,A) 特開 昭59−153690(JP,A) 特開 昭63−130495(JP,A) 特開 平3−227797(JP,A) 実開 昭63−85494(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63H 5/10 F16H 1/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより回転駆動される主軸と、
    同主軸の回転動力を歯車機構を介して受けて後側プロペ
    ラを回転させる内軸と、上記主軸の回転動力を上記歯車
    機構を介して受けて前側プロペラを回転させる外軸とを
    有する差動歯車を用いた二重反転プロペラ用内外軸連動
    装置であって、同差動歯車を用いた二重反転プロペラ用
    内外軸連動装置が、上記主軸により回転駆動される太陽
    歯車と、同太陽歯車と噛み合い同太陽歯車の周りに自転
    しつつ公転する遊星歯車と同遊星歯車を支持し同遊星
    歯車の公転に伴って上記太陽歯車と同心の軸線の周りに
    回転する遊星キャリヤと、上記太陽歯車を第1の歯車と
    し上記遊星歯車を第2の歯車とするとき上記遊星歯車か
    らの回転動力の伝達を受けて上記太陽歯車と同心の軸線
    の周りに回転する第3の歯車と、回転体としての上記太
    陽歯車、回転体としての上記遊星キャリヤ及び回転体と
    しての上記第3の歯車のうちから予め選択された任意の
    2つの回転体のうち駆動側の回転体を上記内軸の前端部
    に連結する内軸連結部と、上記2つの回転体のうち被動
    側の回転体を上記外軸の前端部に連結する外軸連結部
    、上記内軸および上記外軸にそれぞれ取付けられそれ
    ぞれ取付けられた軸の軸トルク及び回転速度を計測する
    計測装置と、上記主軸の回転駆動とは独立して上記遊星
    歯車の自転軸の周りの回転駆動、上記遊星キャリヤの回
    転駆動及び上記第3の歯車の回転駆動のうちの予め選択
    された回転駆動を行うことができるように対応する回転
    体を回転駆動する駆動装置と、上記計測装置の出力信号
    に基づき記内軸および上記外軸の軸トルク及び回転速
    度が最適な軸トルク及び回転速度となるように上記駆動
    装置の駆動を制御する制御装置とを備えたことを特徴と
    する、差動歯車を用いた二重反転プロペラ用内外軸連動
    装置。
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