JPH02202566A - 艶出し剤 - Google Patents

艶出し剤

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JPH02202566A
JPH02202566A JP1022000A JP2200089A JPH02202566A JP H02202566 A JPH02202566 A JP H02202566A JP 1022000 A JP1022000 A JP 1022000A JP 2200089 A JP2200089 A JP 2200089A JP H02202566 A JPH02202566 A JP H02202566A
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low
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silicone oil
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桑田 敏
Koji Sakuta
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09GPOLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
    • C09G1/00Polishing compositions
    • C09G1/06Other polishing compositions
    • C09G1/14Other polishing compositions based on non-waxy substances
    • C09G1/16Other polishing compositions based on non-waxy substances on natural or synthetic resins

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、艶出し剤に関する。
〔従来の技術〕
自動車、家具等の表面に光沢を付与するためにその表面
に塗布される艶出し剤には、乳化タイプ及び油性タイプ
のものがある。
これらの中で、乳化タイプの艶出し剤は、ペースト状又
はクリーム状をなし、適度な軟らかさ(通常、粘度10
00cP以上)を有するので、非常に塗り易く、塗布の
作業性に優れている。
また、油性タイプの艶出し剤は、固型、やや軟らかいペ
ースト状、液体状などの形態をなし、耐水持続性に優れ
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記乳化タイプの艶出し剤は、乳化剤として界
面活性剤が配合されているため、耐水持続性が劣り、特
に自動車用の艶出し剤には適しなかった。一方、油性タ
イプの艶出し剤は、固型のもの又はやや軟らかいペース
ト状のものは伸展性が低いため塗り難く、また液状のも
のは垂れ落ち易く、塗布の作業性に劣る欠点がある。ま
た溶媒として使用する低粘度油を適度の粘度に増粘化さ
せる適当な増粘剤がないため、塗布の作業に好適な軟ら
かさのペースト状のものが得られなかった。
そこで本発明の目的は、耐水持続性に優れるとともに、
塗布の作業に適した軟らかさを有する艶出し剤を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するものとして、(イ)下記
(A)のオルガノハイドロジエンポリシロキサンと下記
(B)のオルガノポリシロキサンとを、これら(A)及
び(B)の合計量100重量部に対し下記(C)の低粘
度シリコーン油10〜200重量部の存在下において付
加重合させて得られる重合生成物の粉末、及び (ロ)下記(D)の低粘度油 を混合してなる組成物を主成分とする艶出し剤(A)分
子中にケイ素原子に結合した水素原子を平均で1.5個
以上含有するオルガノハイドロジエンポリシロキサン (B)分子中にケイ素原子に結合した脂肪族不飽和基を
平均で1.5個以上含有するオルガノポリシロキサン (C) 25℃における粘度が100cSt以下である
低粘度シリコーン油 (D) 25℃における粘度が10cSt以下である低
粘度油 を提供するものである。
本発明に用いられる(A)のオルガノハイドロジエンポ
リシロキサンとしては、H5iO+、s単位、R51O
+、s単位、RH3tQ単位、R15iO単位、RJS
iOo。。
単位、R55iOo、 s単位〔ここで、Rは脂肪族不
飽和基を除く置換もしくは非置換の一価炭化水素基であ
り、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基等のアルキル基;フェニル基、トリル基等のアリール
基;シクロヘキシル基等のシクロアルキル基などの一価
炭化水素基、並びにこれら−価炭化水素基が有する1又
は2以上の水素原子が塩素、臭素、フッ素等のハロゲン
原子、シアノ基等によって置換された置換炭化水素基、
例えば、r−)リフルオロプロピル基、クロロメチル基
などが挙げられる〕等からなるものが挙げられる。
この(A)のオルガノハイドロジエンポリシロキサンは
直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよいが、(B
)のオルガノポリシロキサンとの付加重合反応を円滑に
進めるためには、直鎖状であることがより好ましい。
また、このオルガノハイドロジエンポリシロキサンは、
1分子中にケイ素原子に結合した水素原子(Si−H結
合)を平均で1.5個以上、好ましくは2〜5個含有す
るものである。
この(A)のオルガノハイドロジエンポリシロキサン中
のケイ素原子に結合した水素原子の割合は、ケイ素原子
に結合した水素原子及び有機基の合計に対し、通常、0
.5〜50モル%、特に1〜20モル%であることが望
ましい。
また、この(八)のオルガノハイドロジエンポリシロキ
サンに含まれる有機基としては、前記においてRとして
表現されたものが種々可能であるが、好ましくはメチル
基であり、特にRの50モル%以上がメチル基であるこ
とが好ましい。
上記(A)のオルガノハイドロジエンポリシロキサンの
代表例としては、式: %式% 〔ここで、a及びbはO〜2の整数、ただしa+b=2
、Cは0〜500の整数、dは0〜50の整数である。
〕 で表されるものが挙げられる。
本発明に用いられる(B)のオルガノポリシロキサンは
、1分子中にケイ素原子に結合した脂肪族不飽和基を平
均で1.5個以上、好ましくは2〜5個含有するもので
ある。この脂肪族不飽和基としては、例えば、ビニル基
、アリル基等が挙げられるが、−膜内にはビニル基が好
ましい。このオルガノポリシロキサンとしては、例えば
、(CH2・CH)Si01.5単位、R51O+、s
単位、R(C1lz・C11)SiO単位、R25iO
単位、Rz (CI(z・C)I)SiOo、 s単位
、R,5iO0,、単位〔ここで、Rは前記のとおりで
ある。〕等からなるものが挙げられる。
また、この脂肪族不飽和基、例えばビニル基の含有量は
、通常、ケイ素原子に結合した全有機基中0.5〜50
モル%、特に1〜20モル%であることが望ましい。脂
肪族不飽和基以外の有機基として好ましいものは、例え
ば、メチル基であり、特に他の有機基の50モル%以上
がメチル基であることが望ましい。
(B)のオルガノポリシロキサンの分子構造は直鎖状で
も、分岐状、環状のいずれであってもよいが、付加重合
反応を円滑に進めるためには、直鎖状であることがより
好ましい。
(B)のオルガノポリシロキサンの代表的な例としては
、式: %式%) [ここで、e及びfは0〜2の整数であり、ただしe+
f=2、gは0〜500の整数、hはO〜50の整数で
ある。〕 で表すれるメチルビニルポリシロキサンが挙げられ、こ
れらは1種単独でも2種以上を組合わせても用いること
ができる。
上述のように、(A)のオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサン及び(B)のオルガノポリシロキサンのいずれ
においても、それぞれの反応性基であるケイ素原子に結
合した水素原子又は脂肪族不飽和基の1分子中における
数は、平均で1.5以上である必要があるが、このいず
れか一方でも1.5未満であると、(A)のオルガノハ
イドロジエンポリシロキサンと(B)のオルガノポリシ
ロキサンの付加重合により得られる重合体中に架橋によ
る3次元構造の形成が困難となる。
また、これらの反応性基の含有量は、それぞれのポリシ
ロキサン中で、通常、0.5〜50モル%であることが
好ましいが、この含有量が50モル%を超えると得られ
る付加重合体の架橋密度が高くなり、(C)の低粘度シ
リコーン油が重合体に内包されにくく、表面にブリード
し安定に保持され難くなる。逆に、反応性基の含有量が
0.5モル%未満であると重合体の3次元構造の形成が
困難となる。
さらに本発明においては、(A)のオルガノハイドロジ
エンポリシロキサン及び(B)のオルガノポリシロキサ
ンの少なくとも一方は、それぞれ反応性基(水素原子又
は脂肪族不飽和基)の含有量が20モル%以下であるこ
とがより好ましい。(A)及び(B)の少なくとも一方
の反応性基の含有量が20モル%以下であれば、好まし
い架橋度を有する重合体が得られ、(C)成分である低
粘度シリコーン油が表面にブリードすることな(、重合
体に内包され、取扱が容易な粉体の形態の重合生成物が
得られる。
本発明に用いられる(C)の低粘度シリコーン油は、2
5℃における粘度が100cs を以下、好ましくは1
0cSt以下のものであれば、特に限定されない。
25℃における粘度が100cStを超える低粘度シリ
コーン油を使用すると、(A)のオルガノハイドロジエ
ンポリシロキサンと(B)のオルガノポリシロキサンの
付加重合により得られる重合体の3次元架橋空間内にこ
の低粘度油が保持され難く、表面にブリードして、均一
な重合生成物が得られない。
(C)の低粘度シリコーン油は、直鎖状、分岐状、環状
のいずれのものであってもよい。この低粘度シリコーン
油の具体例としては、低重合度の鎖状、または分岐状の
メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン
、エチルポリシロキサン、エチルメチルポリシロキサン
、エチルフェニルポリシロキサン;環状のオクタメチル
シクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロ
キサン等が挙げられ、必要に応じてこれらの1種又は2
種以上が適宜選択されて用いられる。
本発明の艶出し剤の主成分である組成物の製造に用いら
れる(イ)成分である重合生成物の粉末は、(C)の低
粘度シリコーン油の存在下に(A)のオルガノハイドロ
ジエンポリシロキサンと(B)のオルガノポリシロキサ
ンとを攪拌下に付加重合させることにより製造される。
このとき、(C)の低粘度シリコーン油の使用割合は、
(A)のオルガノハイドロジエンポリシロキサンと(B
)のオルガノポリシロキサンの合計量100重量部に対
して、10〜200重量部の範囲、好ましくは20〜1
00重量部の範囲である。 (C)の低粘度シリコーン
油の使用割合が10重量部未満であると、得られる重合
生成物が固くなり、後述の(ロ)の低粘度シリコーン油
を増粘化させ所望の粘度を有する艶出し剤を得ることが
できない。また200重量部を超えると得られる重合生
成物の表面に(C)の低粘度シリコーン油がブリードし
て取扱が困難となる。
本発明の艶出し剤の(イ)成分の重合生成物の製造にお
いて、前記の付加重合に供される(A)のオルガノハイ
ドロジエンポリシロキサンと(B)のオルガノポリシロ
キサンとの割合は、(A)が有するケイ素原子に結合し
た水素原子/(B)が有するケイ素原子に結合した脂肪
族不飽和基のモル比が1/3〜3/1となる範囲が好ま
しく、特に1/2〜2/1となる範囲が好ましい。この
比が大きすぎても小さすぎても反応生成物中に未反応成
分(ケイ素原子に結合した水素原子、あるいは脂肪族不
飽和基)が残存するために、得られる重合生成物の安定
性が損なわれるおそれがある。
前記付加重合重合による重合生成物の製造は、例えば、
適当な攪拌装置を備えた反応器、例えば、プラネタリ−
ミキサーに、(A)及び(B)のオルガノポリシロキサ
ン、並びに(C)の低粘度シリコーン油を仕込み、触媒
を添加した後、室温下あるいは加温(50〜150℃)
Lながら攪拌して反応させればよい。この付加重合反応
においては、反応の進行に伴って反応混合物が増粘化し
、短時間で液状から軟ブロック状、さらには粉体状の状
態となっていく。
触媒としては、白金化合物又はロジウム化合物が用いら
れる。白金化合物としては、例えば、塩化白金酸、アル
コール変性塩化白金酸、塩化白金酸−ビニルシロキサン
錯体等等が挙げられ、特に好ましくは、塩化白金酸、米
国特許第3,159,601号、同第3.159.66
2号、同第3.775,452号明細書などに記載され
ているハイYロシリレーション反応に用いられる白金化
合物が例示される。これらの中では例えば、ビニルシロ
キサンと白金化合物との錯化合物、さらにはこれらをア
ルコール変性化したものが良い。その中でも特に、特公
昭33−9969号公報記載の塩化白金酸、あるいはビ
ニルシロキサンと塩化白金酸との錯化合物がより好まし
い。
このようにして得られた付加重合による重合生成物の粉
末は、そのままでも(ロ)の低粘度油と混合して、本発
明の艶出し剤の主成分として使用できるが、三本ロール
ミル、二本ロールミル、サンドグラインダー、ボールミ
ル等の剪断力付与タイプの粉砕装置を用いて微粉状に粉
砕すると好ましい。
以上のようにして得られる(イ)の重合生成物の粉末は
11表面に(C)の低粘度シリコーン油がブリードせず
、サランとした白色粉体であり、手ざわりも滑らかで、
かつ柔軟性も適度なものである。
本発明の艶出し剤は、以上の(イ)成分である重合生成
物の粉末に(ロ)成分である(D)の25℃における粘
度が10cSt以下である低粘度油を混合してなる組成
物を主成分とするものである。
(D)の低粘度油としては、25℃における粘度がLO
cS を以下のものであれば特に限定されない。25℃
における粘度が10cStを超えるものを配合すると、
前記(イ)成分である重合生成物の粉末と均一に混合す
ることができず、増粘化が困難となり、また、伸展性が
悪くペタツキ感のある組成物となってしまう。
この(D)の低粘度油の具体例としては、低重合度の直
鎖状又は分岐状のメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、エチルポリシロキサン、エチルメチ
ルポリシロキサン、エチルフェニルポリシロキサン;環
状のオクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチル
シクロペンタシロキサン等の低粘度シリコーン油;リグ
ロイン、ミネラルスピリット、ケロシン、イソパラフィ
ン等の低粘度の脂肪族炭化水素系油などが挙げられ、こ
れらは1種単独でも2種以上を組合わせても用いられる
本発明の艶出し剤の主成分である組成物の製造は、前記
(イ)の重合生成物の粉末にこの(D)の低粘度油を、
適当な攪拌装置を備えた容器内で、必要に応じて加温(
50〜150℃)しながら均一に混合することにより行
うことができる。用いられる攪拌機としては、例えば、
プラネタリ−ミキサー等が挙げられる。
本発明の艶出し剤は、前記(イ)の重合生成物の粉末に
(D)の低粘度油を混合してなる組成物を、主成分とし
て通常、50%以上含むものであり、この組成物の他に
艶出し剤の成分として常用されるもの、例えば、カルナ
バろう、モンタンろう、みつろう等の天然ワックス;ヘ
キストワックス、ハイワックス、カスターワックス、サ
ンワックス等の合成ワックス;メチルシリコーン油、メ
チルフェニルシリコーン油、アミン変性シリコーン油、
フッ素変性シリコーン油等のシリコーン油;珪藻土、シ
リカ、ケイ酸塩等の研磨剤;安定剤;香料;染料;顔料
などを添加することも任意である。
〔実施例〕
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明の詳細な説明す
る。なお、以下に示す粘度は全て25℃における値を示
し、「部」は「重量部」を示す。
調製例1 内容積51のプラネタリ−ミキサーに、トリメチルシリ
ル基末端封鎖ジメチルメチルノ−イドロジェンポリシロ
キサン(平均分子ffi : 2180、Si4含有量
: 6.5モル%)917 g 、ジメチルビニルシリ
ル基末端封鎖ジメチルポリシロキサン(平均分子量;9
30、ビニル基含有量ニア、7モル%)330g及びオ
クタメチルシクロテトラシロキサン(粘度:2.3cS
 t) 833 gを仕込み、撹拌、混合した。得られ
た混合溶液に塩化白金酸の2%イソプロパツール溶液0
.5 gを添加し、70〜80℃で2時間攪拌を続けた
ところ、柔軟性を有する白色粉体が得られ、これを三本
ロールを用いて粉砕して均一な白色粉体(1)を得た。
この粉体(1)は、表面がさらつと乾燥した、粒径10
0〜500μm程度の柔らかい感触を有する粉体であっ
た。
調製例2 内容積52のプラネタリ−ミキサーに、トリノチルシリ
ル基末端封鎖ジメチルメチルハイドロジエンポリシロキ
サン(平均分子i : 2340.5t−o含有ffi
’:4.5モル%)1404 g、ジメチルビニルシリ
ル基末端封鎖ジメチルポリシロキサン(平均分子量:9
30、ビニル基含有量ニア、7モル%)326 g及び
フェニルトリス(トリメチルシロキシ)シラン(粘度:
 3.8cSt)744 gを仕込み、攪拌、混合した
得られた混合溶液に塩化白金酸の2%イソプロパツール
溶液0.5gを添加し、調製例1と同様にして白色粉体
(2)を得た。
調製例3 内容積5Qのプラネタリ−ミキサーに、ジメチルハイド
ロジエンシリル基末端封鎖ジメチルポリシロキサン(平
均分子量: 1020、S i −H含有量:6.7モ
ル%)357 g、トリメチルシリル基末端封鎖ジメチ
ルメチルビニルポリシロキサン(平均分子量=2640
、ビニル基含有量:4.2モル%)14−70 g及び
トリメチルシリル基末端封鎖ジメチルポリシロキサン(
粘度: 6cSt)203 gを仕込み、攪拌、混合し
た。得られた混合溶液に塩化白金酸の2%イソプロパツ
ール溶WL0.5 gを添加し、調製例1と同様にして
白色粉体(3)を得た。
実施例1〜5 内容積51のプラネタリ−ミキサーに、表1に示す低粘
度油及び添加剤を仕込み、80℃に加温して均一になる
まで撹拌、混合した。次に、攪拌を続けながら、上記調
製例で得られた粉体(1)、(2)又は(3)を加えた
。さらに、80℃で1時間攪拌した後、攪拌を続けなが
ら室温まで冷却して艶出し剤を得た。
得られた艶出し剤の粘度を測定した。結果を表1に示す
各実施例で得られた艶出し剤は、いずれも均一な微白色
のペースト状を呈し、自動車用塗装鋼板の表面に、これ
らを伸展させたところ、極めて軽い伸展性を示した。さ
らに約30分間放置後の拭き取りも容易であり、拭き取
り後の表面には塩水性、光沢性に優れた被膜が得られた
得られた表面処理塗装鋼板を2t月屋外に放置したが、
いずれの鋼板も放置前と変わらぬ撥水性を持続していた
比較例1 低粘度油としてジメチルポリシロキサン(信越化学工業
■製、K F 96 (20cSt)を用いた以外は、
実施例1と同様にして艶出し剤を製造した。
得られた艶出し剤は、粉体(1)が均一に膨潤せず、粘
度も280cPと低いものであった。
比較例2 オククメチルシクロテトラシロキサンを用いない以外は
、調製例1と同様にして粉体(4)を得た。
次に、得られた粉体(4)を粉体(1)の代わりに用い
た以外は、実施例1と同様にして艶出し剤を製造した。
 得られた艶出し剤は、粉体(4)が均一に膨潤せず、
粘度も120cPと低いものであった。
比較例3 トリメチルシリル基末端封鎖ジメチルメチルハイドロジ
エンポリシロキサンの配合量を302gに、ジメチルビ
ニルシリル基末端封鎖ジメチルポリシロキサンの配合量
を71gに、フェニルトリス(トリメチルシロキシ)シ
ランの配合量を930gに変えた以外は、調製例2と同
様にして粉体の?A製を試みた。
しかし、得られたものは、粉体にはならず、粘着感のあ
るそぼろ状の固形物であった。
次に、粉体(1)の代わりに上記そぼろ状の固形物を用
いた以外は、実施例1と同様にして艶出し剤を製造した
得られた艶出し剤の粘度を測定したところ、43000
 cPであり、かなりの高粘度を示したが、艶出し剤中
にゲル状物が残留も、均一性に欠けるものであった。
〔発明の効果〕
本発明の艶出し剤は、耐水持続性に優れるとともに、さ
らに粘度が塗布作業に適した範囲のものであるため塗布
の作業性にも優れ、自動車、家具等の艶出し剤として好
適である。
代理人 弁理士  岩見谷 周志 手続補正占 (自発) 8゜ 補正の内容 平成1年7月18日 明細書の内容を下記に示す様に補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)下記(A)のオルガノハイドロジエンポリシロキ
    サンと下記(B)のオルガノポリシロキサンとを、これ
    ら(A)及び(B)の合計量100重量部に対し下記(
    C)の低粘度シリコーン油10〜200重量部の存在下
    において付加重合させて得られる重合生成物の粉末、及
    び (ロ)下記(D)の低粘度油 を混合してなる組成物を主成分とする艶出し剤。 (A)分子中にケイ素原子に結合した水素原子を平均で
    1.5個以上含有するオルガノハイドロジエンポリシロ
    キサン (B)分子中にケイ素原子に結合した脂肪族不飽和基を
    平均で1.5個以上含有するオルガノポリシロキサン (C)25℃における粘度が100cSt以下である低
    粘度シリコーン油 (D)25℃における粘度が10cSt以下である低粘
    度油
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