JPH02202461A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［Ｉ卒業上の利用分野］ 本発明は、レーザビームプリンタなどの記録装置におけ
るフォント制御に関するものである。

［従来の技術］ 近年レーザビームプリンタは、コンピュータの出力装置
として広く使用されている。特に、低密度（例えば３０
０ｄｐｉ）のレーザービームプリンタは低価格、コンパ
クトと云ったメリットにより急速に普及しつつある。

例えば３００ｄｐｉの印字密度で印字を行うレーザービ
ームプリンタでは、第７図に示す如く、ドツトデータに
基づいて実際に感光ドラム上に印字を行うプリンタエン
ジン部５１と、プリンタエンジン部５１に接続され、外
部ホストコンピュータ５４から送られるコードデータを
受け、このコードデータに基づいてドツトデータから成
るページ情報を生成し、プリンタエンジン部５１に対し
て順次ドツトデータを送信するプリンタコントローラ５
２とから成る。前記ホストコンピュータ５４は、アプリ
ケーションソフトを有するフロッピーディスク５５によ
りプロゲラ、ムをロードされ、前記アプリケーションソ
フトを起動し、例えばワードプロセッサとして機能する
。

前記アプリケーションソフトは、数多くの種類が作成さ
れ使われており、これらのアプリケーションソフトを用
いて、ユーザーは数多くのデータを作成し保管している
。また前記アプリケーションソフトは各社レーザビーム
プリンタ特有のコントローラ（画像処理部）に対応した
データ形成をとっている。そのため、数多くのアプリケ
ーションソフトをユーザーが使用できるために、レーザ
ビームプリンタはコントローラ（画像処理部）を複数個
装備しているのが一般的な形である。

［発明が解決しようとしている問題点］しかしながら上
記従来例では、レーザビームプリンタが異なる複数のコ
ントローラ（画像処理部）を装備した場合各コントロー
ラの性能の優劣によって印字される文字品質に大きな開
きがあった。特にドツトフォントのみを扱うコントロー
ラにおいては拡大文字等の文字品質がアウトラインフォ
ント（ベクトルフォント）に比較して顕著に劣っている
という欠点があった。

［問題点を解決するための手段（及び作用）］本発明に
よれば、アウトラインフォントデータより作成したフォ
ントをドツトフォントとしてメモリ上に格納し、フォン
ト印字後もメモリ上から一定時間削除せずに再び同一の
文字を印字する場合の処理の高速化のためのフォントキ
ャッシュを、複数の画像処理部（コントローラ）が共有
することにより、いかなる画像処理部においても品質の
良いフォントを使用でき得るようにしたものである。

［実施例］ 以下、図面を参照し、本発明について、詳細に説明する
。尚、本発明でいうアウトラインフォント、ベクトルフ
ォントと同義である。

第１図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。１はホストコンピュータ、２はレーザビームプリ
ンタ、３．８はホストコンピュータ１とレーザビームプ
リンタ２とのインタフェースを受は持つところのホスト
インタフェース（Ａ）、ホストインタフェース（Ｂ）、
４゜９はホストコンピュータ１より送信されるコードデ
ータを解析してドツトイメージを生成するところのドツ
トイメージ形成部（Ａ）、ドツトイメージ形成部（Ｂ）
、５はビットマツプフォントを一時的に保持するところ
のフォントキャッシュ、６はドツトイメージからビデオ
信号を生成してプリンタエンジン７に送出を行うところ
のビデオインタフェースである。

上記構成において、第２図のブロック図、第３図のフロ
ーチャート図を用いて具体的な動作を説明する。なお、
第３図における（１）〜（１８）の番号は本文内容と一
致する。

本実施では異なる２つのコントローラ（画像処理部）を
装備するレーザビームプリンタを例とし、ドツトイメー
ジ形成部（Ａ）側ではフォントとしてアウトラインフォ
ントを使用し、ドツトイメージ形成部（Ｂ）側ではドツ
トフォントを使用する画像処理制御コマンド体系とする
。

第１図のホストインタフェース（Ａ）３は、ホストコン
ピュータ１からのコードデータ（Ａ）を受信する（１）
。受信したコードデータ（Ａ）はドツトイメージ形成部
（Ａ）４に送出され（２）、送出されてきたコードデー
タ（Ａ）は、マイクロコンピュータ１ｏによって解析さ
れ（３）、ページ構築の処理が施されてページメモリ１
１にコードデータ（Ａ）のまま格納される（４）、１ペ
一ジ分のコードデータ（Ａ）がすべてページメモリ１１
に格納された後マイクロコンピュータ１０はそのページ
の先頭より一文字分にあたるコードデータ（Ａ）を読み
出して（５）、コードデータ（Ａ）に対応する文字の文
字情報（アウトラインフォントデータ）をフォントＲＯ
Ｍ１２より選択する（６）、そして前記文字情報に基づ
くアウトラインフォント文字パターンがパターンメモリ
１３上にドツトパターンとして展開される（７）。この
ような順序に従って各文字は展開されていくが、１度ド
ツトパータンに展開された文字はドツトパータンのまま
フォントキャッシュ５に蓄えられ（８）、処理の中で同
一文字が再使用される場合はフォントキャッシュ５内に
同一文字のドツトパターンが存在するか否かを判断して
（９）、存在する場合は優先的にそのドツトパターンを
選択して（１０）パターンメモリ１３上に展開する。存
在しない場合は、フォントＲＯＭ１２に格納されたアウ
トラインフォントパターンをドツトに変換し、フォント
キャッシュ５にも格納する（８）。ビデオインタフェー
ス６は、ドツトイメージ形成部（Ａ）４から送られてき
たドツトパターンのデータに対応するビデオ信号を形成
してプリンタエンジン７に送出する（１１）。

次に第４図に基づいて、ドツトイメージ形成部（Ｂ）側
の動作を順を追って説明する。ホストインタフェース（
Ｂ）８は、ホストコンピュータ１からのコードデータ（
Ｂ）を受信する（１２）。受信したコードデータ（Ｂ）
はドツトイメージ形成部（Ｂ）９に送出され（１３）、
送出されてきたコードデータ（Ｂ）はマイクロコンピュ
ータ１４によって解析され（１４）、ページ構築の処理
が施されてページメそす１５にコードデータ（Ｂ）のま
ま格納される（１５）、１ベ一ジ分のコードデータ（Ｂ
）がすべてのページメモリ１５に格納された後マイクロ
コンピュータ１０はそのページの先頭より一文字分にあ
たるコードデータ（Ｂ）を８売み出して（＋　６）　、
　コードデータ（Ｂ）に対応する文字のドツトパターン
をフォントＲＯＭ１６より選択する（１７）。

フォントＲＯＭ１６から選ばれた文字パターンは、パタ
ーンメモリ１７上に展開される（１８）。このような順
序に従って各文字は展開されていくが、前述したとおり
のフォントキャッシュ５が同様に使用される。

特にドツトイメージ形成部（Ａ）側のアウトラインフォ
ントデータによって作成された拡大文字等の文字ドツト
パターンを一度フォントキャッシュ５に入れておくこと
によってドツトイメージ形成部（Ｂ）側でも品質の良い
文字ドツトパターンを使用可能となる。

また、ホストコンピュータ１より送出されてくる複数の
コードデータの種類の選別は、レーザビームプリンタ２
側でコードデータ受信時、ハードウェア的、ソウトウエ
ア的に選別させることが可能であることは言うまでもな
い。

［他の実施例］ 第５図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。図中の番号について、第１図と同様な機能を持つ
ものに関しては同番号を付している。

第５図において１８は、フォントキャッシュ指定スイッ
チである。本実施例は、フォントキャッシュ指定スイッ
チ１８を設けることによって、フォントキャッシュ指定
スイッチ１８のモード１においてはコートデータに対応
する文字パターンはフォントキャッシュ内のみの文字パ
ターンを使用し、フォントＲＯＭの情報の使用を禁止す
るものである。モード２においてはフォントキャッシュ
の使用を禁止し、モード３においては第一の実施例と同
様な機能を果たすものである。このような動作によって
、モード１では、どの拡大文字がアウトラインフォント
でフォントキャッシュ内に展開されているのかを知るこ
とができ、モード２ではドキュメント内でアウトライン
フォントとドツトフォントを混合することを防止したも
のである。

第５図におけるドツトイメージ形成部（β）側のモード
１　（つまりキャッシュメモリのみを使用する）での動
作順序は第６図のフローチャート図を用いて示したく２
０）において、選択された文字パターンがフォントキャ
ッシュ内に存在した場合にはその文字ドツトパターンを
選択し、フォントキャッシュ内に存在しなかった場合は
次の文字パターンに対応するコードデータの読み出しに
移る。

尚、モード２の場合は、それぞれのフォントメモリから
のデータに基づいて、パターンメモリ１３或いは１７に
展開を行うフローとなり、又、モード３の場合は、第３
図或いは第４図に示したフローチャートとなる。

［発明の効果］ 以上説明したように複数のコントローラ（画像処理部）
が共通に使用可能なフォントキャッシュを設けることに
より、ドツトフォントのみしか使用できないコントロー
ラにおいても文字品質の良いアウトラインフォントを使
用可能とする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を説明するブロック図、 第２図は本発明の第一の実施例における２つのドツトイ
メージ形成部およびフォントキャッシュを説明するブロ
ック図、 第３図、第４図は未発明の第一の実施例を説明するフロ
ーチャート図、 第５図は本発明の第２の実施例を説明するブロック図、 第６図は本発明の第２の実施例を説明するフローチャー
ト図、 第７図は一般のプリンタの構成を示す図である。 ５はフォントキャッシュメモリ １８はフォントキャッシュ指定スイッチ１２．１６はフ
ォントＲＯＭ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録媒体上をビームにより主走査方向へ走査し潜
   像を形成するとともに、前記潜像を転写紙に転写して画
   像を記録する記録装置であって、異なる複数の画像処理
   部と、前記異なる複数の画像処理部が共通に使用可能な
   フォントキャッシュとを具備したことを特徴とする記録
   装置。
2. （２）前記画像処理部は、ベクトルフォントメモリ或い
   はドットフォントメモリを有していることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の記録装置。