JPH02201754A - 電荷像の記録再生方式 - Google Patents

電荷像の記録再生方式

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JPH02201754A
JPH02201754A JP8921789A JP2178989A JPH02201754A JP H02201754 A JPH02201754 A JP H02201754A JP 8921789 A JP8921789 A JP 8921789A JP 2178989 A JP2178989 A JP 2178989A JP H02201754 A JPH02201754 A JP H02201754A
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Japan
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signal
recording
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Application number
JP8921789A
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English (en)
Inventor
Ryoyu Takanashi
高梨 稜雄
Shintaro Nakagaki
中垣 新太郎
Hirohiko Shinonaga
浩彦 篠永
Tsutae Asakura
浅倉 伝
Masato Furuya
正人 古屋
Hiromichi Tai
裕通 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電荷像の記録再生方式に関する。
(従来の技術) 近年になって高1質・高解像度の再生画像に対する要望
が高まるのに応じて、テレビジョン方式%式% 新しい諸方式が提案、されて来ていることも周知のとお
りであるが、高画質・高解像度の再生画像が得られるよ
うにする、ためには、高画質・高解像度の再生画像を再
生させうるような映像信号を発生させることのできる撮
像装置が必要とされるが、撮像素子として撮像管が使用
されている撮像装置においては、撮像管における電子ビ
ーム径の微小化に限界があるために、電子ビーム径の微
小化による高解像度化が望めないこと、及び、撮像管の
ターゲット容量はターゲット面積と対応して増大ノする
ものであるために、ターゲット面積の増大による高解像
度化も実現することができないこと、また、例えば動画
の撮像装置の場合には高解像度化に伴って映像信号の周
波数帯域が数十M Hz〜数百MHz以上にもなるため
にS/Nの点で問題になる、等の理由によって、撮像装
置により高画質・高解像度の再生画像を再生させうるよ
うな映像信号を発生させることは困難である。
このように、従来の撮像装置はそれの構成のために不可
欠な撮像素子の存在によって、高画質・高解像度の再生
画像を再生させうるような映像信号を良好に発生させる
ことはできなかったが、前記の点を解決するために、本
出願人会社では先に、被写体の光学像が撮像レンズを介
して入射される透明電極と、前記した透明電極を透過し
た被写体の光学像が与えられる光導電層部材と、前記し
た透明電極との間に電界を形成させるための電極を備え
るとともに光導電層部材と前記の電極との間の電界と対
応して発生した電荷を保持する電荷保持層を有する記録
媒体(記録媒体は、例えば電荷保持層として機能する絶
縁層と電極との積層構造のものであり、前記した絶縁層
はその上に付着した電荷を長時間にわたって保持できる
ような極めて高い絶縁抵抗値を有するような材料(例え
ばシリコン樹脂)を用いて作られる)と、前記した記録
媒体における電荷保持層部材に保持されている電荷パタ
ーンを、その電荷パターンが形成されている面と前記の
電極との間の電位差に基づいて読出す手段とからなる電
荷像による撮像型記録再生装置についての提案を行って
いる。
また、近年、各種の情報信号を高い記録密度で記録する
ことについての要望が高まるのにつれて、色々な構成原
理や動作原理に基づいて作られた記録媒体を用いて情報
信号の高密度記録再生が行われるようになったことは周
知のとおりであり、例えば、記録媒体の信号面に情報信
号に応じた凹凸を形成させて情報信号の記録を行い、記
録された情報信号を光学的な手段によって再生するよう
にしたり、あるいは静電容量値の変化の検出によって再
生するようにした記録再生装置は、映像信号や音声信号
の記録再生用として既に実用されており、また、各種の
技術分野における高密度記録再生の要求に応じるために
、記録媒体の記録層に情報信号によって強度変調された
記録用ビームを照射することにより、記録媒体における
記録層に情報信号に応じた物理変化あるいは化学変化を
生じさせて情報信号の記録が行われるようにした記録媒
体についても研究が行われるようになったが、本出願人
会社では、レーザ光束が入射される透明電極と、前記の
透明電極を透過したレーザ光束が入射される光導電層部
材と、前記した透明電極との間に電界を形成させるため
の電極を備えるとともに光導電層部材と前記の電極との
間の電界と対応して発生した電荷を保持する電荷保持層
を有する記録媒体(記録媒体は、例えば電荷保持層とし
て機能する絶縁層と電極との積層構造のものであり、前
記した絶縁層はその上に付着した電荷を長時間にわたっ
て保持できるような極めて高い絶縁抵抗値を有するよう
な材料(例えばシリコン樹脂)を用いて作られる)と、
前記した光導電層部材と前記の電極との間の電界を記録
の対象にされる情報信号に応じて変化させて、前記の記
録媒体における電荷保持層に記録の対象にされる情報信
号と対応する電荷パターンを発生させる手段と、前記し
た記録媒体における電荷保持層に保持されている電荷パ
ターンを、その電荷パターンが形成されている面と前記
の電極との間の電位差に基づいて静電的な読出し手段ま
たは光学的な読出し手段を用いて読出す手段とからなる
電荷像による記録再生装置についての提案も行っている
ところで、前記したような電荷像による撮像型記録再生
装置あるいは電荷像による記録再生装置において記録媒
体の記録再生領域に電荷像により記録されている情報信
号が、例えば各色の細条片が予め定められた繰返し順序
に規則正しく配列されることによって構成されている色
分解縞状フィルタによって色分解された各色の画像情報
であり、かつ、前記の記録再生領域に記録されている各
色の画像情報が色分解綿状フィルタにおける各色の細条
片の配列の態様と同様に記録媒体の記録再生領域内に配
列されている状態の場合、あるいは、記録媒体の記録再
生領域内に記録されている情報信号の記録態様が、前記
した色分解縞状フィルタにより色分解縞状フィルタにお
ける各色の細条片の配列に従って記録媒体の記録再生領
域内に配列されている状態と同様に、情報信号が所定の
配列態様で記録されているような場合などにおける記録
媒体からの情報信号の読取りに際しては、読取り素子に
よる記録媒体に記録されている情報信号の読取りの態様
が、記録媒体に記録されている情報信号の配列の態様に
従って正確に行われなければ、再生された情報信号中に
誤差が発生することになる。
そのために、記録媒体からの情報信号の読取りに際して
は、読取り素子による情報信号の読取り動作が記録媒体
に記録されている情報信号の配列の態様に従って正確に
行われるような読取り素子の位置制御が必要とされる。
それで、本出願人会社では先に、情報信号が電荷像の形
態で記録されている記録媒体の記録再生領域からの情報
信号の読取りが、読取り素子による線状の主走査及び前
記の主走査の方向に対して直交する方向に記録媒体と相
対的に移動される副走査とによって行われるようになさ
れている電荷像による記録再生装置における読取り素子
の位置制御方式であって、記録媒体における情報信号の
記録再生領域に対して行われる読取り素子の主走査方向
における記録再生領域の両側に予め読取り素子の位置基
準情報を記録しておき、前記した読取り素子の位置基準
情報の再生出力を用いて読取り素子の位置を制御するよ
うにした電荷像による記録再生装置における読取り素子
の位置制御方式を提供した。
第8図は記録媒体D−に対して記録の対象にされる情報
信号を電荷像として記録する装置の一例として示す撮像
型記録再生装置の一例の概略構成を示す側面図であり、
また、第9図は記録媒体における情報信号の記録再生領
域に対して行われる読取り素子の主走査方向′における
記録再生領域の両側に予め記録されている読取り素子の
位置基準情報と、記録再生領域と、記録再生領域から情
報信号の読取りを行う読取り素子との関係を説明するた
めの平面図、第10図は記録媒体の記録再生領域に電荷
像により記録されている情報信号が、例えば各色の細条
片が予め定められた繰返し順序に規則正しく配列されて
構成されている色分解綿状フィルタによって色分解され
た各色の画像情報であり、かつ、前記の記録再生領域に
記録されている各色の画像情報が色分解縞状フィルタに
おける各色の細条片の配列の態様と同様に記録媒体の記
録再生領域内に配列されている状態の場合における情報
信号の記録再生領域に対して行われる読取り素子の主走
査方向における記録再生領域の両側に予め記録されてい
る読取り素子の位置基準情報と、記録再生領域と、記録
再生領域から情報信号の読取りを行う読取り素子との関
係を説明するための平面図、第11図及び第12図は光
学的なマスクの平面図、第13図は記録媒体円盤の平面
図、第14図は電荷像による記録再生装置における読取
り素子の位置制御方式の動作を説明するための信号波形
側図である。
記録再生対象の光学像と対応する電荷像を記録媒体D(
第8図示の例では記録媒体円盤りとして示されている)
における電荷像形成部材CHLの記録再生領域に記録さ
せるように構成した撮像型記録再生装置を示す第8図に
おいて、記録媒体円盤りは導電性材料で構成された電極
Etと電荷保持層として機能する絶縁層からなる電荷像
形成部材CHL(第8図示の構成例では、記録媒体円盤
りの基板に兼用されている)である。
前記した記録媒体りの電荷像形成部材CHLは、それに
付着した電荷を長時間にわたって保持できるような極め
て高い絶縁抵抗値を有するような材料(例えばシリコン
樹脂)を用いて作られる。そして、この記録媒体りは図
示されていない回転駆動機構によって回転軸または回動
軸3が図中の矢印R方向に回転または回動されることに
よって、記録媒体円盤りにおける電荷像形成部材CHL
には被写体Qの光学像と対応する個別の電荷像がそれぞ
れ個別の記録再生領域領域に順次に記録されて行くよう
になされるのである。
すなわち、第8図に示されている撮像型記録再生装置に
おいて、被写体Qからの光は撮像レンズLを介して、ガ
ラス基板BPと、透明電極Etwと、光透過部分と光遮
断部分とによって形成された所定のパターンを有する光
学的なマスクPMPと、光導電層部材PCEとを積層し
て構成させてある光学像−電荷像変換部材における光導
電層部材PCEに結像される。前記した光学的なマスク
PMPは、被写体Qと光導電層部材PCEとの間の光路
中のどの部分に設けられてもよい。
第11図及び第12図は前記した光学的なマスクPMP
のそれぞれ異なる構成例のものの概略を示す平面図であ
り、第11図及び第12図において4は光学的なマスク
における光遮断部分を示しており、また、第11図に示
す光学的なマスクPMPにおいて5及び6,6・・・、
7,7・・・の各部分は光透過部分であり、他方、第1
2図に示す光学的なマスクPMPにおいて、Fは赤(R
)、緑(G)、青(B)の各色の細条片が予め定められ
た繰返し順序に規則正しく配列された構成の色分解縞状
フィルタであり、また、8,8・・・、9,9・・・の
各部分は光透過部分である。
前記した光学像−電荷像変換部材における電極Etwと
、記録媒体円盤りにおける電極Etとの間には、図示さ
れていない電源から一定の電圧が加えられているから、
光学的なマスクPMPを介して光学像が結像された光導
電層部材PCEの電気抵抗は、それに結像された光学像
と対応して変化しているものとなる。
それで、前記した第11図に示されているような光学的
なマスクPMPが使用されている撮像型記録再生装置に
おいては、光学像−電荷像変換部材の端面、すなわち光
導電層部材PCEの端面における光学的なマスクPMP
の光透過部分5と対応する部分には被写体Qの光学像に
対応している電荷像パターンが現われ、また、前記した
第12図に示されているような光学的なマスクPMPが
使用されている撮像型記録再生装置においては、光学像
−電荷像変換部材の端面、すなわち光導電層部材PCE
の端面における光学的なマスクPMPにおける色分解縞
状フィルタFの部分Fと対応する部分には被写体Qの光
学像を色分解した状態の光学像に対応している電荷像パ
ターンが現われる。 それにより記録媒体円盤りにおけ
る電荷像形成部材CHLには、光学像−電荷像変換部材
の端面、すなわち光導電層部材PCEの端面に現われた
電荷像パターンに対応した電荷像による記録再生領域R
Zが第9図または第10図に示されるようなものとして
形成されることになる。
前記のように記録媒体りの記録再生領域RZに対して記
録動作が行われている状態においては光学像−電荷像変
換部材の端面、すなわち光導電層、部材PCEの端面と
記録媒体円盤りにおける電荷像形成部材CHLの表面と
は密着した状態または両者が微小な間隔を隔てて対向し
ている状態となされるが、今、例えば、記録媒体りの記
録再生領域RZにおけるある一つの記録再生領域RZ1
に対する記録動作が終了して、次の記録再生領域RZ2
の位置まで記録媒体円盤りが回転される際のように、1
つの記録再生領域から次の記録再生領域にまで記録媒体
円盤りが移動される際には、光学像−電荷像変換部材の
端面、すなわち光導電層部材PCEの端面と記録媒体円
盤りにおける電荷像形成部材CHLの表面が離隔した状
態になされるのである。第13図は記録媒体円盤りを回
動させながら被写体の光学像に対応している電荷像によ
る記録再生領域RZI、RZ2・・・を記録媒体円盤り
に順次に形成させた場合を例示したものである。
第9図に示されている記録再生領域RZにおいて、5P
は第11図に示されている光学的なマスクPMPの光透
過部分5を透過した被写体Qの光学像に対応している電
荷像パターンが記録されている部分であり、また、第9
図に示されている記録再生領域RZにおける6P、6P
・・・、7P、7P・・・の各部分は、第11図に示さ
れている光学的なマスクPMPの光透過部分6,6・・
・、7,7・・・を透過した光に対応して形成された電
荷像パターンが記録されている部分である。
また、第10図に示されている記録再生領域RZにおイ
テ、Z(R)、Z(G)、Z(B)・・・は第12図に
示されている光学的なマスクPMPの色分解縞状フィル
タFの各色の細条片部分R,G、B・・・を透過した被
写体Qの光学像の色分解された状態の光学像の電荷像パ
ターンが記録されている部分であり、また、第10図に
示されている記録再生領域RZにおける8P、8P・・
・、9P、9P・・・の各部分は、第12図に示されて
いる光学的なマスクPMPの光透過部分8,8・・・、
9,9・・・を透過した光に対応して形成された電荷像
パターンが記録されている部分である。
前記した第9図及び第10図にそれぞれ示されている電
荷像パターンにおいて、第11図に示されている光学的
なマスクPMPの光透過部分6゜6・・・、7,7・・
・を透過した光によって、第9図に示されている記録再
生領域RZにおける6P、6P・・・ 7P、7P・・
・の各部分に形成された電荷像パターンは、記録再生領
域RZに対して行われる読取り素子の主走査方向におけ
る記録再生領域の両側に予め記録された読取り素子の位
置基準情報として用いられるのであり、また、第12図
に示されている光学的なマスクPMPの光透過部分8゜
8・・・、9,9・・・を透過した光によって第10図
に示されている記録再生領域RZにおける8P、8P・
・・、9P、9P・・・の各部分に形成された電荷像パ
ターンは、記録再生領域RZに対して行われる読取り素
子の主走査方向における記録再生領域の両側に予め記録
された読取り素子の位置基準情報として用いられるので
あり、前記した読取り素子の位置基準情報は記録媒体り
からの記録情報の読取り動作時において後述のように読
取り素子の位置制御情報として使用されるのである。
第8図乃至第12図を参照して行って来たこれまでの説
明においては、記録媒体りに被写体の光学像に対応する
電荷像を記録する際に、光学的な一15= マスクPMPを用いることにより、記録媒体りからの記
録情報の読取り動作時において読取り素子の位置制御情
報として使用される電荷像パターンを記録再生領域RZ
に対して行われる読取り素子の主走査方向における記録
再生領域の両側に予め記録させるようにしていたが、前
記した読取り素子の位置基準情報は例えば記録媒体り自
体に予め所定のパターンの電極を設けて、それを読取り
素子の位置基準情報として用いるようにしたり、あるい
は光学像−電荷像変換部材における透明電極Et自体が
所定のパターンを有する光学的なマスク、あるいは電気
的なマスクとして用いられるように透明電極Et自体を
加工したり、もしくは例えば、前記した光学像−電荷像
変換部材における光導電層部材PCEの端面と記録媒体
りにおける電荷像形成部材CHLの表面との間に所定の
パターンを有する静電遮蔽マスクを設置して、記録媒体
りからの記録情報の読取り動作時に読取り素子の位置制
御情報として使用できるような電荷像パターンが記録再
生領域RZに対して行われる読取り素子の主走査方向に
おける記録再生領域の両側に予め記録されるようにして
もよいのである。
記録媒体りからの記録情報の読取り動作時には、前記の
ように記録再生領域の両側に予め形成されていた読取り
素子の位置制御情報のための電荷像パターンが読取り素
子の位置制御のために用いられる。
第9図及び第10図中に示されている読取り素子EDA
としては、例えば、−列に配列されている複数の電極に
より記録媒体の電荷像を主走査方向に順次に読出すのに
使用されるライン状の読取り素子EDA(静電的に電位
の検出を行う検出ヘッドEDA・・・ラインセンサED
A )、すなわち、記録媒体における電荷像形成部材C
HLに形成された電荷像の記録再生領域における色分解
縞状フィルタFの色細条片の長手方向Xについて主走査
が行われるとともに、前記の主走査の方向に直交する方
向に副走査のために電荷像形成部材CHLとの間で相対
的に移動されるライン状の読取り素子EDAが使用され
るのであり、第16図にそれの構成例が示されている。
第16図においてD F fgl〜D F fgnなど
は、電圧検出用のフローティング・ゲート電界効果トラ
ンジスタであるが、以下の説明において電圧検出用のフ
ローティング・ゲートMO5型電界効果トランジスタD
Ffgl〜DFfgnの個々のものを区別することなく
記述するとき及び図示説明するときなどには、電圧検出
用のフローティング・ゲート開O8型電界効果トランジ
スタDFfgのように記載されることがある。
第16図に示されているライン状の読取り素子において
、EDI、ED2・・・EDnは電圧検出用電極であり
、前記した電圧検出用電極EDI、ED2・・・EDn
は、それぞれ個別の接続線Q 、 Q 2・・・Qnに
よって電圧検出用のフローティング・ゲート開O8型電
界効果トランジスタD Ffgl、 D Ffg2・・
・DFfgnのゲート電極に接続されている。
また、前記した各電圧検出用のフローティング・ゲート
開O8型電界効果トランジスタDFfgl。
DFfg2・・・DFfgnのドレイン電極は動作用電
源Vに対して共通に接続されていて、一定の電圧が供給
されており、また、前記した各電圧検出用のフローティ
ング・ゲート開O8型電界効果トランジスタD Ffg
l、 D Ffg2− D Ffgnのソース電極は、
それぞれ個別のスイッチング用電界効果トランジスタS
FI、SF2・・・SFnにおける対応するもののドレ
イン電極に接続されており、さらに前記の個別のスイッ
チング用電界効果トランジスタSF1、SF2・・・S
Fnにおける各ソース電極は共通に接続されて出力端子
10に接続されている。第16図中のRQは負荷抵抗で
ある。
前記の個別のスイッチング用電界効果トランジスタSF
I、SF2・・・SFnにおける各ゲート電極には、シ
フトレジスタSRからスイッチングパルスPi、P2・
・・Pnが供給−されていて、前記のシフトレジスタS
Rから出力されるスイッチングパルスPL、P2・・・
Pnは、第17図に例示されている波形図から明らかな
ように、シフトレジスタSRのクロック端子11に供給
されている第17図の(a)に示されているクロック信
号Pcによって、第17図の(b)〜(d)に例示され
ているように時間軸上でP1→P2→P3→・・・のよ
うに順次にシフトレジスタSRから出力されるから、前
記した個別のスイッチング用電界効果トランジスタSF
I。
SF2・・・SFnの内の選択された次々の1個のもの
が時間軸上で順次にオンの状態にされて行く。
それで、それぞれ個別の接続線Q 、 Q 2・・・Q
nによって電圧検出用のフローティング・ゲート開O8
型電界効果トランジスタDFfgl、 DFfg2. 
DF fg3・・・DFfgnのゲート電極に接続され
ている複数の電圧検出用電極EDI、ED2・・・ED
nに生じている被検出体の複数個所における個々の個所
の表面電位と対応する電圧は、前記した複数の電圧検出
用のフローティング・ゲート開O8型電界効果トランジ
スタD F fgl 、 D F fg2− D F 
fgnのソース側から、それぞれ対応する個別のスイッ
チング用電界効果トランジスタSFI、SF2・・・S
Fnのドレインに供給されているから、前記したシフト
レジスタSRからスイッチングパルスP 、 P 2゜
F3・・・が順次に出力されるのに従って次々にオンの
状態にされる個別のスイッチング用電界効果トランジス
タSFI、SF2・・・SFnのソース側からは、被検
出体の複数個所における個々の個所の表面電位と対応し
て静電誘導によって個別の電圧検出用電極EDI、ED
2・・・EDnに生じた電圧と対応している電圧が、時
間軸上に直列的に出力端子7に送出されることになる。
したがって、例えば第16図示のように複数の電圧検出
用電極EDI、ED2・・・EDnが1直線上に配列し
ているように設けられているライン状の読取り素子ED
Aを、それの複数の電圧検出用電極EDI、ED2・・
・EDnが整列している方向と直交する方向に記録媒体
における電荷像形成部材CHLに対して相対的に移動さ
せると、記録媒体における電荷像形成部材CHLに形成
されている2次元的な電荷像と対応している時系列的な
電気信号が出力端子10に送出されることになる。
ライン状の読取り素子EDAは、それの基体上に複数の
電圧検出用電極EDI、ED2・・・と複数の電圧検出
用のフローティング・ゲートMO8型電界効果トランジ
スタD Ffgl、 D Ffg2・・・及びシールド
部材その他の構成部材などによりそれぞれ所定の薄膜パ
ターンが形成された後に、それらの全体が絶縁膜例えば
二酸化硅素の薄膜によって被覆されることにより、ライ
ン状の読取り素子の構成部材を大気から遮断された状態
のものとして作られている。
前記のように、ライン状の読取り素子EDAの基体に設
けられた複数の電圧検出用電極EDT。
ED2・・・と複数の電圧検出用のフローティング・ゲ
ート開O8型電界効果トランジスタDFfgl。
DFfg2・・・などの全体が絶縁膜、例えば二酸化硅
素の薄膜によって被覆されて大気から遮断されているこ
とにより、各電圧検出用のフローティング・ゲート開O
8型電界効果トランジスタDFfgl、DFfg2・・
・における電圧検出用のフローティング・ゲートと、そ
れに接続されている各電圧検出用電極EDI、ED、2
・・・ならびに接続線などの全体が絶縁膜によって大気
から隔離された状態になっているから、電圧検出用のフ
ローティング・ゲートM○S型電界効果トランジスタD
 Ffgl、D Ffg2・・・における電圧検出用の
フローティング・ゲートの回路には、電圧検出用のフロ
ーティング・ゲート回路と大気との摩擦によって生じる
静電気が与えられることはなく、ライン状の読取り素子
EDAにおける電圧検出用のフローティング・ゲート開
O8型電界効果トランジスタD Ffgl、 D Ff
g2・・・の電圧検出用のフローティング・ゲートの回
路では、前記した絶縁膜を介して静電誘導によって与え
られる記録媒体の電荷潜像形成部材CHLの表面電位が
良好に検出できるのである。
記録媒体りの電荷像の電位分布と対応する電気信号を検
出できる機能を有するライン状の読取り素子EDAは、
電圧検出用電極EDI、ED2・・・を記録媒体におけ
る表面に接近させて、電圧検出用電極EDI、ED2・
・・に記録媒体りの表面電位から静電誘導によって電圧
を発生させるようにしているものであるから、電圧検出
用電極EDI、ED2・・・と記録媒体の表面との距離
が変化すると、電圧検出用電極EDI、ED2・・・に
記録媒体りの表面型位から静電誘導によって発生する電
圧値が変動することになる。
記録媒体りにおける電荷潜像形成部材CHLの記録再生
領域RZに対して行われるライン状の読取り素子の主走
査方向における記録再生領域の両側に予め記録された読
取り素子の位置基準情報がライン状の読取り素子EDA
によって読取られると、第9図(または第10図)中の
記録再生領域R2に対して左側に示されている読取り素
子の位置基準情報は、例えば第14図の(a)に示され
ているような信号SΩとして再生され、また、第9図(
または第10図)中の記録再生領域RZに対して右側に
示されている読取り素子の位置基準情報は、例えば第1
4図の(b)に示されているような信号Srとして再生
される。
すなわち、記録媒体りにおける電荷潜像形成部材CHL
の記録再生領域RZに記録されている情報信号の読取り
を行うために、第9図及び第10図示のようにX方向に
主走査を行うライン状の読、取り素子EDAと記録媒体
りとを前記した主走査の方向Xと直交するY方向に相対
的に移動させると、ライン状の読取り素子EDAは記録
媒体りの記録再生領域RZから記録情報を読取ると同時
に、記録媒体りの記録再生領域RZの両側に記録されて
いる読取り素子の位置基準情報を信号SQ、Srとして
再生する。
そして、前記したライン状の読取り素子EDAによって
記録再生領域RZの両側から読取られた読取り素子の位
置基準情報に基づいて得られる第14図の(a)、(b
)に示されている2つの信号S12、Srは、記録再生
領域RZの縦横の方向に対して記録媒体りの情報信号の
読取り用のライン状の読取り素子EDAの主走査方向が
どのような方向であるのかに応じて、第14図の(a)
、(b)に示されている2つの信号SQ、Srの位相は
第14図の(a)、(b)中に示されている横方向の矢
印の方向に変化し、また読取り素子と記録媒体りの表面
との距離に応じて、第14図の(a)、(b)に示され
ている2つの信号SQ、Srの大きさは第14図の(a
)、(b)中に示されている縦方向の矢印の方向に変化
する。
それで、前記したライン状の読取り素子EDAによって
読取られた信号中から前記した記録媒体りの記録再生領
域RZの両側に記録されている読取り素子の位置基準情
報と対応する2つの信号SR,Srを抽出し、その抽出
された2信号SΩ。
Srを位相比較器に供給して位相比較を行い、前記の位
相比較器から出力された誤差信号に基づいて作られた位
置制御信号を読取り素子を回動させるように駆動変位す
るアクチュエータに供給して読取り素子を回動的に駆動
変位させ、ライン状の読取り素子EDAによって読取ら
れた前記した読取り素子の位置基準情報と対応する2つ
の信号SQ、Srが同相の状態になるようにする閉ルー
プの自動制御系を構成し、その閉ループの自動制御系の
動作によってライン状の読取り素子EDAの主走査方向
の方向を規制するための位置制御を行うとともに、また
、前記したライン状の読取り素子EDAによって読取ら
れた信号中から抽出された読取り素子の位置基準情報と
対応する2つの信号SQ、Srをそれぞれ別個の電圧比
較回路に供給して、前記の信号SQ、Srの電圧をそれ
ぞれ予め定められた同一の基準電圧と比較し、前記の各
電圧比較回路から出力された誤差信号に基づいて作られ
た2つの位置制御信号を、記録媒体りの表面からの読取
り素子の各端部の高さを変化させるように駆動変位する
2つのアクチュエータに個別に供給して、ライン状の読
取り素子EDAと記録媒体りの面との距離が予め定めら
れた所定の値となるようにライン状の読取り素子EDA
を駆動変位させ、ライン状の読取り素子EDAと記録媒
体りの表面との距離が所定の一定の値になされるように
する閉ループの自動制御系を構成し、その閉ループの自
動制御系の動作によってライン状の読取り素子EDAの
記録媒体りの面からの高さを所定の値に保持させるよう
にするための位置制御を行うようにできる。
ライン状の読取り素子EDAの主走査方向を規制するた
めの自動位置制御動作は、例えば、第9図の場合につい
ては記録媒体りの記録再生領域RZの両側に記録されて
いる読取り素子の位置基準情報6P、7Pと対応する2
つの信号SQ、Srの位相差が零となるような態様で行
われ、また、例えば第10図の場合については記録媒体
りの記録再生領域RZの両側に記録されている読取り素
子の位置基準情報8P、9Pと対応する2つの信号SQ
、Srの位相差が零となるような態様で行われるのであ
る。
なお、第10図示の例のように、記録媒体りの記録再生
領域RZの両側に記録されている読取り素子の位置基準
情報が、色分解縞状フィルタFにおける特定な色細条片
と対応して設けられるというように、記録媒体りの記録
再生領域RZの両側に記録されている読取り素子の位置
基準情報が絶対位相情報を示している場合には、その位
相情報を用いて各原色信号の読取り位置の位置決めを正
確に行うことができる。
これまでに説明した従来例においては読取り素子の位置
制御をアクチュエータによって機械的に変位させるよう
にしているために装置が複雑になるという点が問題にな
った。
それで、色分解縞状フィルタにおける各細条片と対応し
て電荷像形成部材に形成された記録再生領域の長手方向
とライン状の読取り素子における複数の電極の配列の方
向とが一致するような配置態様となるようにライン状の
読取り素子をアクチュエータによって変位させるような
構成をとらないでも正しい色信号が復調できるようにし
た電荷像のカラー画像の記録再生装置として、第15図
に示されているように少なくとも3種類の異なる色細条
片14,15.16を1組とする色細条片組が繰返し配
列されているとともに、前記の色細条片組の繰返し周期
上関連する基準信号を発生させるためのパターン(遮光
する細条12と透明な細条13との繰返しパターン)を
備えている色分解縞状フィルタFstを介して記録再生
対象の光学像情報が結像され〜る光導電層部材と電荷像
形成部材とを2つの電極間で発生される所定の強度の電
界中に対向配置することにより、前記の電荷像形成部材
に記録再生対象の光学像情報と基準信号発生用のパター
ンとに対応する電荷像を形成させ、また、第18図に示
すように電荷像形成部材に形成された電荷像の記録再生
領域における色分解縞状フィルタの色細条片の長手方向
Xについて主走査を行い、かつ前記の色分解縞状フィル
タFstの色細条片の長手方向に直交する方向Yに副走
査のために電荷像形成部材との間で相対的に移動するラ
イン状の読取り素子EDAによって前記の電荷像形成部
材に形成された電荷像に対応する電気信号を時系列的な
信号として発生させ、前記したライン状の読取り素子E
DAから出力された時系列的な電気信号における各1組
の色細条片組の信号を、例えば記憶装置を用いて色細条
片の長手方向と直交する方向に並ぶ順次の各色細条片と
対応する信号が時間軸上で繰返して配列されているよう
な点順次色信号に変換し、また、前記した基準信号発生
用のパターンに基づいて発生された電気信号から色復調
のための基準信号を発生させ、前記した点順次色信号を
色復調のための基準信号を用いて周知の色復調手段によ
って色復調動作を行って色信号を発生させるようにした
電荷像によるカラー画像の記録再生装置が特願昭63−
284343号によって提案された。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前記した既提案のカラー画像の記録再生装置
では、色分解縞状フィルタFstにおける長手方少なく
とも3種類の異なる色細条片14゜15.16を1組と
する色細条片組の繰返し周期と関連する基準信号を発生
させるためのパターン(遮光する細条12と透明な細条
3との繰返しパターン)に基づいて発生された電気信号
から色復調のための基準信号を発生させ、この色復調の
ための基準信号を用いて色復調を行うようにしているも
のであって、前記の色復調のための基準信号は第15図
に示されているように色細条片14゜15.16を1組
とする色細条片組が存在する領域Zcに前置しである別
の領域Zsにおける基準信号を発生させるためのパター
ン(遮光する細条12と透明な細条3との繰返しパター
ン)に基づいて発生されるものであるために、ライン状
の読取り素子EDAと記録再生領域2との相対的な位置
関係が、例えば、第19図に示されているように領域Z
sと領域Zcとに関して同一である場合(ライン状の読
取り素子EDAが平行移動している状態)には所期の効
果が得られるが、例えば第20図に示されているように
領域Zsと領域Zcとに関してライン状の読取り素子E
DAと記録再生領域Zとの相対的な位置関係が異なる場
合(ライン状の読取り素子EDAが平行移動していない
状態)には正しい色信号が復調されないことになり、そ
れの解決策が求められた。
(課題を解決するための手段) 本発明は記録媒体における情報信号の記録再生領域にお
ける周辺の少なくとも一辺に予め記録させてある位置基
準情報と対応して読取素子から出力された位置情報信号
に基づいて位置ずれ補正用信号を発生させる手段と、記
録媒体における情報信号の記録再生領域と読取り素子と
の相対的な位置関係が正規の状態からずれた状態におい
て記録媒体における情報信号の記録再生領域に記録され
ていた電荷像と対応して読取り素子から出力された再生
信号中に生じている信号の歪を前記した位置ずれ補正用
信号を用いて補正する手段とを備えてなる電荷像の記録
再生方式を提供する。
(作用) 記録媒体における情報信号の記録再生領域における周辺
の少なくとも一辺に予め記録させてある位置基準情報と
対応して読取素子から出力された位置情報信号に基づい
て発生させた位置ずれ補正用信号によって、記録媒体に
おける情報信号の記録再生領域と読取り素子との相対的
な位置関係が正規の状態からずれた状態において記録媒
体における情報信号の記録再生領域に記録されていた電
荷像と対応して読取り素子から出力された再生信号中に
生じている信号の歪を補正する。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の電荷像の記録再生方
式の具体的な内容について詳細に説明する。第1図及び
第2図は本発明の電荷像の記録再生方式のそれぞれ異な
る実施例のブロック図、第3図は本発明の電荷像の記録
再生方式の他の実施例の一部のブロック図、第4図は第
3図に示されている実施例の動作を説明するためのライ
ン状の読取り素子と記録媒体との側断面図、第5図は第
3図に示されている実施例の動作を説明するためのライ
ン状の読取り素子と記録媒体との距離関係を示す図、第
6図はライン状の読取り素子から出力される信号の説明
図、第7図は線順次色信号を点順次色信号に変換する動
作を説明するための図である。
本発明の電荷像の記録再生方式の一実施例を示す第1図
においてDは記録媒体であり、この記録媒体りの記録再
生領域RZには、例えば第8図を参照して既述したよう
な撮像型記録再生装置によって、例えば第10図に示さ
れているような電荷像パターンと同様な被写体の光学像
と対応する電荷像が記録されており、また、記録再生領
域RZの両側には位置基準情報8P、8P・・・、9P
、9P・・・が記録されている。なお、前記した記録再
生領域RZの両側に設けられる位置基準情報8P。
8P・・・、9P、9P・・・は、どのような手段によ
って形成されたものであってもよい。
EDAはライン状の読取り素子であって、このライン状
の読取り素子EDAとしては第16図及び第17図を参
照して既述したような構成と動作とを行うものが使用で
きる。第1図中に示されているライン状の読取り素子E
DAにおいて、17は記録媒体りにおける位置基準情報
8P、8P・・・を読取るための構成部分(例えば電圧
検出用電極、電圧検出用電界効果トランジスタなどを含
んで構成されている構成部分)であり、また、18は記
録媒体りにおける位置基準情報9P、9F・・・を読取
るための構成部分(例えば電圧検出用電極、電圧検出用
電界効果トランジスタなどを含んで構成されている構成
部分)であり、さらに19は記録媒体りにおける記録再
生領域RZを読取るための構成部分(例えば電圧検出用
電極、電圧検出用電界効果トランジスタなどを含んで構
成されている構成部分で、第4図中に例示されているよ
うに多数の素子の配列からなる)である。なお、第1図
中における端子10.11などは第11図中の端子10
.11と対応している。
ライン状の読取り素子EDAは、記録媒体りに電荷像と
して記録されている位置基準情報8P。
8P・・・を構成部分17で読取って信号Srlとして
出力し、それをピーク検出回路28に供給するとともに
、位相検波回路(PDET)29にも供給する。
また、ライン状の読取り素子EDAにおける構成部分1
8で読取られた位置基準情報9P、9P・・・の電荷像
と対応して出力された信号Sr2は、位相検波回路(F
DET)29に供給される。
また、ライン状の読取り素子EDAにおける構成部分1
9によって記録媒体りの記録再生領域R2における記録
情報を読取って発生した信号Spiは端子10を介して
自動利得制御回路(AGC)20に供給される。
前記の自動利得制御回路20は、差動増幅器DAから供
給されている利得制御信号によって自動利得制御動作を
行っているが、前記した自動利得制御回路20に供給さ
れる利得制御信号は、記録媒体りに電荷像として記録さ
れている位置基準情報8P、8P・・・をライン状の読
取り素子EDAの構成部分17によって読出して得た信
号Srlが供給されるピーク検出回路28から出力され
た信号Spiのピーク値と、基準電圧源Vsからの基準
電圧Vsとが供給されている差動増幅器DAからの出力
信号として発生される。
前記した記録媒体りに電荷像として記録されている位置
基準情報8P、8P・・・は、予め定められた電荷量を
有するものであり、記録媒体りに電荷像として記録され
ている位置基準情報8P、8P・・・をライン状の読取
り素子EDAの構成部分17によって読出して得た信号
Srlの大きさは、記録媒体りとライン状の読取り素子
EDAとの距離に対応して変化するから、前記したよう
に記録媒体りに電荷像として記録されている位置基準情
報8F、8P・・・をライン状の読取り素子EDAの構
成部分17によって読出して得た信号Srlにおけるピ
ーク値と、基準電圧源Vsからの基準電圧Vsとの差と
して得られる信号は、記録媒体りとライン状の読取り素
子EDAとの正規の距離からの誤差を示している。
それで、ライン状の読取り素子EDAと記録媒体りとの
距離の変動により前記した情報信号の信号レベルが変動
しても、前記した自動利得制御回路20からの出力信号
は、後続の信号処理回路に対して略々一定の信号レベル
の情報信号Spiを供給できるのである。
また、記録媒体りに電荷像として記録されている位置基
準情報8P、8P・・・をライン状の読取り素子EDA
の構成部分17によって読出して得た信号Srlと、記
録媒体りに電荷像として記録されている位置基準情報9
P、9P・・・をライン状の読取り素子EDAの構成部
分18によって読出して得た信号Sr2とが供給されて
いる位相検波回路29では、前記した信号Srlは信号
Sr2との位相誤差信号を出力して、それを可変遅延回
路(VDLL)31と可変遅延回路(VDL2)33と
に遅延制御・信号として供給する。
前記した可変遅延回路31には発振器(OS C)30
から出力された信号が供給されており、また、前記した
可変遅延回路33には発振器30から出力された信号を
90°移相器32によって移相した信号が供給されてい
る。
前記した可変遅延回路3、33は、それに発振器30あ
るいは90°移相器32から供給された信号を、前記し
て遅延制御信号によって遅延する。
可変遅延回路3、33からの出力信号は必要に応じて設
けられている帯域通過濾波器(BPFI。
BPF2)34.35を介して同期検波器(SDETl
、5DET2)36.37に供給する。
今、第1図中に示されているライン状の読取り素子ED
Aにおける構成部分19が第4図に示されているように
n−1個の電圧検出用電極1,2゜3・・・(E Di
、E D2・・・E Dn−1)が−直線上に配置され
ているものである場合に、記録媒体りの電荷像形成部材
に形成された1録再生領域に対して前記のライン状の読
取り素子EDAの構成部分19電圧検出用電極EDI、
ED2・・・EDn−1により主走査を行い、かつ、ラ
イン状の読取り素子EDAが前記した主走査の方向又と
直交する方向Yに副走査を行って記録媒体りの電荷像形
成部材における記録再生領域RZに記録されている電荷
像の読取りを順次に行った場合には、ライン状の読取り
素子EDA(ラインセンサ)からは、n−1個の電圧検
出用電極EDI、ED2・・・EDn−1による主走査
により1ライン毎にn−1画素と対応する信号Spiが
出力される。
記録媒体りの記録再生領域RZにおける記録情報をライ
ン状の読取り素子EDAの構成部分19で読取ることに
より発生した前記の信号Spiは、自動利得制御回路2
0によって一定の信号レベルの信号とされた後に、アナ
ログ・デジタル変換器(ADC)21によりアナログ・
デジタル変換されてデジタル信号として切換スイッチS
W1の可動接点Vに与えられる。
今、第6図に示されているようにライン状の読、取り素
子EDA(ラインセンサ)におけるn−1個の電圧検出
用電極EDI、ED2・・・EDn−1による主走査に
よって1ライン毎に出力されるn−1画素と対応してい
る信号を、第7図の(b)に「書込み」という表示を付
している横矢印で示すような記憶の態様で記憶装置に記
憶させた後に、第7図の(b)に「読出し」という表示
を付している縦矢印により示されているような読出しの
態様で記憶装置から読出すようにすることにより、ライ
ン状の読取り素子EDA(ラインセンサ)におけるn−
1個の電圧検出用電極EDI、ED2・・・EDn−1
による主走査によって1ライン毎に出力されるn−1画
素ずつからなる次々の線順次色信号が、前記の線順次信
号の各異なる信号が時間軸上で繰返して配列されている
ような点順次色信号に変換されるのである。
第7図の(a)は記憶装置における記憶の状態を示して
いる図であり、この第7図の(a)において左端に記載
されているQl、 Q2・・・Qn−1は、ライン状の
読取り素子EDA(ラインセンサ)におけるn−1個の
電圧検出用電極E DI、E D2−E Dn−1によ
る主走査によって読取られる順次の1ラインを示してお
り、また、E Di、E D2−E Dn−1の表示は
それぞれの1ライン毎にライン状、の読取り素子EDA
におけるn−1個の電圧検出用電極EDI、ED2・・
・EDn−1のそれぞれのもので読取られて信号を示し
ており、さらに、第7図の(a)において右7端に記載
されている「1周期」という表示は、ライン状の読取り
素子EDAの副走査方向の区間と対応する期間を示して
おり、この「1周期」の区間は、記録再生領域RZにお
ける各色の記録領域Z(R)、Z(G)、Z(B)によ
る連続する3個の記録再生領域の巾に対応しているから
、第7図の(a)には1周期の期間にmライン(mは3
よりも大きな数)分の信号を記憶装置に記憶させるよう
にしていることが示されている。
上記の点について数値を例示して具体的に説明すると次
のとおりである。今、ライン状の読取り素子EDAとし
て、512個(n−1= 512)の電圧検出用電極E
DI、ED2・・・EDn−1が直線的に配置されであ
るものを使用し、それが副走査方向Yに1周期の区間だ
け移動する間に12(m=12)ラインと対応する信号
を発生している場合には、記憶装置としては1512X
12)X(1画素当りに必要とされるビット数))だけ
の記憶容量を有するものが複数個(第1図示の実施例で
は2個)必要とされることになる。
ライン状の読取り素子EDA(ラインセンサ)における
n−1個の電圧検出用電極E DI、E D2・・・E
Dn−1による主走査によって1ライン毎に出力される
n−1画素と対応している次々の信号は、第7図の(a
)のように1周期の期間にmライン(mは3よりも大き
な数)分の信号が記憶されている記憶装置から、第7図
の(b)に「読出し」という表示を付している縦矢印−
により示されているような読出しの態様で記憶装置−亦
−程信号の読出しが行われると、R,G、B点順次の信
号が得られることになる。
第1図においてアナログ・デジタル変換器ADCに供給
されてデジタル信号に変換されてから切換スイッチSW
Iの可動接点Vに供給されたデジタル信号は、前記の切
換スイッチSWIが切換側御信号の供給端子22に供給
される切換制御信号によって可動接点Vが固定接点a、
bに切換えられることにより、その信号が可動接点Vと
固定接点aとを介して記憶装置(M Ac1) 23に
供給されてそれに書込まれたり、可動接点Vと固定接点
すとを介して記憶装置(M Ac2) 24に供給され
てそれに書込まれたりするようにされる。
前記のようにデジタル信号が切換スイッチSWIを介し
て供給されている2個の記憶装置23,24は、それの
一方の記憶装置に切換スイッチSW1を介してデジタル
信号が供給されている場合には、他方の記憶装置が読出
しモードとされて記憶情報を読出している状態になされ
ている、というように、2個の記憶装置23.24では
時間軸上で連続している1周期分のデジタル信号を順次
交互に記憶し、読出すようにしているのである。
そして、前記した各記憶装置23.24におけるデジタ
ル信号の書込み動作と読出し動作とは、既述した構成原
理及び動作原理の説明において第7図の(b)を参照し
て記載したと同様な書込み態様及び読出し態様で行われ
るのであり、それらの動作はアドレス信号発生器25が
らそれぞれの記憶装置に供給されるアドレス信号と、図
示されていない制御回路から各記憶装置23.24に供
給される書込み制御信号及び読出し制御信号とによって
行われている。
前記した2個の記憶装置23.24がら続出された信号
と対応しているデジタル信号から順次交互に読出された
点順次信号は、切換スイッチsw2の可動接点Vを介し
てデジタル・アナログ変換器(DACc)27に供給さ
れ、前記のデジタルアナログ変換器27から出力された
点順次色信号は、帯域通過濾波器BPF3と低域通過濾
波器LPFIとに供給され、前記した帯域通過濾波器B
PF3からの出力信号は既述した同期検波器36.37
に供給され、また、前記した低域通過濾波器LPF1か
らの出力信号はマトリックス回路(MTX)38に供給
される。
前記した切換スイッチSW2の可動接点Vの切換え動作
は、切換制御信号の供給端子26に供給された切換制御
信号によって、固定接点aと固定接点すとに切換えられ
るのであるが、その切換態様は切換スイッチSW1にお
ける可動接点Vが固定接点aに切換えられている状態に
おいては切換スイッチSW2における可動接点Vが固定
接点す側に切換えられ、また、切換スイッチSW1にお
ける可動接点Vが固定接点すに切換えられている状態に
おいては切換スイッチSW2における可動接点Vも固定
接点す側に切換える、というような態様になされるので
ある。
それにより、切換スイッチSW2の可動接点Vからに出
力されている信号はライン状の読取り素子EDAから出
力された時系列的な電気信号における各1組の色細条片
組の信号が、色細条片の長手方向と直交する方向に並ぶ
順次の各色細条片と対応する信号が時間軸上で繰返して
配列されているような点順次色信号に変換された状態の
信号となされるのである。
前記した同期検波器36では帯域通過濾波器BPF3を
介して被復調用色信号として供給された既述の点順次色
信号を、帯域通過濾波器(BPFI)34を介して供給
されている復調用搬送波(同期検波用搬送波81)によ
って色復調して出力信号を低域通過濾波器LPF2を介
してマトリックス回路38に供給する。
また前記した同期検波器37では帯域通過濾波器B P
 F3を介して被復調用色信号として供給された既述の
点順次色信号を、帯域通過濾波器(BPF2)35を介
して供給されている復調用搬送波(同期検波用搬送波)
S2によって色復調して出力信号を低域通過濾波器LP
F3を介してマトリックス回路38に供給する。
前記したマトリックス回路38では、前記のように同期
検波器36によって復調され、低域通過濾波器LPF2
を介して供給されている信号と、前記した同期検波器3
7によって復調され、低域通過濾波器LPF3を介して
供給されている信号と、低域通過濾波器LPFIを介し
て供給されている信号とによってマトリックス処理を行
って各原色信号R,G、Bを出力する。
前記したマトリックス回路38から出力された各原色信
号R,G、Bは、プロセス増幅器39を介して、それぞ
れ個別の出力端子40,4、42に原色信号として出力
される。
次に、第2図に示す本発明の電荷像の記録再生方式の他
の一実施例においてDは記録媒体であり、この記録媒体
りの記録再生領域RZには、例えば第8図を参照して既
述したような撮像型記録再生装置によって、例えば第1
0図に示されているような電荷像パターンと同様な被写
体の光学像と対応する電荷像が記録されており、また、
記録再生領域RZの片側には位置基準情報9P、9P・
・・が記録されている。なお、前記した記録再生領域R
Zの両側に設けられる位置基準情報9P、9P・・・は
、どのような手段によって形成されたものであってもよ
い。
EDAはライン状の読取り素子であって、このライン状
の読取り素子EDAとしては第16図及び第17図を参
照して既述したような構成と動作とを行うものが使用で
きる。第2図中に示されているライン状の読取り素子E
DAにおいて、18は記録媒体りにおける位置基準情報
9P、9P・・・を読取るための構成部分(例えば電圧
検出用電極、電圧検出用電界効果トランジスタなどを含
んで構成されている構成部分)であり、また19は記録
媒体りにおける記録再生領域RZを読取るための構成部
分(例えば電圧検出用電極、電圧検出用電界効果トラン
ジスタなどを含んで構成されている構成部分で、第4図
中に例示されているように多数の素子の配列からなる)
である。なお、第2図中における端子10.11などは
第11図中の端子10.11と対応している。
ライン状の読取り素子EDAは、記録媒体りに電荷像と
して記録されている位置基準情報9P。
9P・・・を構成部分18で読取って信号Sr2として
出力し、それをピーク検出回路28に供給するとともに
、位相検波回路(PDET)29にも供給する。
また、ライン状の読取り素子EDAにおける構成部分1
9によって記録媒体りの記録再生領域RZにおける記録
情報を読取って発生した信号Spiは端子10を介して
自動利得制御回路(AGC)20に供給される。
前記の自動利得制御回路20は、差動増幅器DAから供
給されている利得制御信号によって自動利得制御動作を
行っているが、前記した自動利得制御回路20に供給さ
れる利得制御信号は、記録媒体りに電荷像として記録さ
れている位置基準情報9P、9P・・・をライン状の読
取り素子EDAの構成部分18によって読出して得た信
号Sr2が供給されるピーク検出回路28から出力され
た信号Spiのピーク値と、基準電圧源Vsからの基準
電圧Vsとが供給されている差動増幅器DAからの出力
信号として発生される。
前記した記録媒体りに電荷像として記録されている位置
基準情報9F、9P・・・は、予め定められた電荷量を
有するものであり、記録媒体りに電荷像として記録され
ている位置基準情報9P、9P・・・をライン状の読取
り素子EDAの構成部分18によって読出して得た信号
Sr2の大きさは、記録媒体りとライン状の読取り素子
EDAとの距離に対応して変化するから、前記したよう
に記録媒体りに電荷像として記録されている位置基準情
報9F、9P・・・をライン状の読取り素子EDAの構
成部分18によって読出して得た信号Sr2におけるピ
ーク値と、基準電圧源Vsからの基準電圧Vsとの差と
して得られる信号は、記録媒体りとライン状の読取り素
子EDAとの正規の距離からの誤差を示している。
それで、ライン状の読取り素子EDAと記録媒体りとの
距離の変動により前記した情報信号の信号レベルが変動
しても、前記した自動利得制御回路20からの出力信号
は、後続の信号処理回路に対して略々一定の信号レベル
の情報信号Spiを供給できるのである。
また、記録媒体りに電荷像として記録されている位置基
準情報9P、9P・・・をライン状の読取り素子EDA
の構成部分17によって読出して得た信号Sr2が供給
されている位相検波回路(PDET)29には、発振器
(O8Cp)43から位相の基準とされる信号が供給さ
れており、この位相検波回路29からは前記した位相の
基準とされる信号とは信号Sr2どの位相誤差信号を出
力して、それを可変遅延回路(VDLI)31と可変遅
延回路(VDL2)33とに遅延制御信号として供給す
る。
前記した可変遅延回路31には発振器(OS C)30
から出力された信号が供給されており、また、前記した
可変遅延回路33には発振器30から出力された信号を
90’移相器32によって移相し′た信号が供給されて
いる。
前記した可変遅延回路3、33は、それに発振器30あ
るいは90°移相器32から供給された信号を、前記し
て遅延制御信号によって遅延する。
可変遅延回路3、33からの出力信号は必要に応じて設
けられている帯域通過濾波器(B P Fl。
BPF2)34.35を介して同期検波器(SDETl
、5DET2)36,37に供給する。
今、第2図中に示されているライン状の読取り素子ED
Aにおける構成部分19が第4図に示されているように
n−1個の電圧検出用電極1,2゜3・・・(E Di
、E D2・・・EDn−1)が−直線上に配置されて
いるものである場合に、記録媒体りの電荷像形成部材に
形成された記録再生領域に対して前記のライン状の読取
り素子EDAの構成部分19電圧検出用電極EDI、E
D2・・・EDn−1により主走査を行い、かつ、ライ
ン状の読取り素子EDAが前記した主走査の方向Xと直
交する方向Yに副走査を行って記録媒体りの電荷像形成
部材における記録再生領域RZに記録されている電荷像
の読取りを順次に行った場合には、ライン状の読取り素
子EDA(ラインセンサ)からは、n−1個の電圧検出
用電極EDI、ED2・・・EDn−1による主走査に
より1ライン毎にn−1画素と対応する信号Spiが出
力される。
記録媒体りの記録再生領域RZにおける記録情報をライ
ン状の読取り素子EDAの構成部分19で読取る′こと
により発生した前記の信号Spiは、自動利得制御回路
20によって一定の信号レベルの信号とされた後に、ア
ナログ・デジタル変換器(ADC)21によりアナログ
・デジタル変換されてデジタル信号として切換スイッチ
SW1の可動接点Vに与えられる。
第2図においてアナログ・デジタル変換器ADCに供給
されてデジタル信号に変換されてから切換スイッチSW
Iの可動接点Vに供給されたデジタル信号は、前記の切
換スイッチSWIが切換制御信号の供給端子22に供給
される切換制御信号によって可動接点Vが固定接点a、
bに切換えられることにより、その信号が可動接点Vと
固定接点aとを介して記憶装置(M ACl) 23に
供給されてそれに書込まれたり、可動接点Vと固定接点
すとを介して記憶装置(M Ac2) 24に供給され
てそれに書込まれたりするようにされる。
前記のようにデジタル信号が切換スイッチSWIを介し
て供給されている2個の記憶装置23,24は、それの
一方の記憶装置に切換スイッチSW1を介してデジタル
信号が供給されている場合には、他方の記憶装置が読出
しモードとされて記憶情報を読出している状態になされ
ている、というように、2個の記憶装置23.24では
時間軸上で連続している1周期分のデジタル信号を順次
交互に記憶し、読出すようにしているのであり、この動
作はアドレス信号発生器25からそれぞれの記憶装置に
供給されるアドレス信号と、図示されていない制御回路
から各記憶装置23.24に供給される書込み制御信号
及び読出し制御信号とによって行われている。
前記した2個の記憶装置23.24から読出された信号
と対応しているデジタル信号から順次交互に読出された
点順次信号は、切換スイッチSW2の可動接点Vを介し
てデジタル・アナログ変換器(DACc)27に供給さ
れ、前記のデジタルアナログ変換器27から出力された
点順次色信号は、帯域通過濾波器BPF3と低域通過濾
波器LPFIとに供給され、前記した帯域通過濾波器B
PF3からの出力信号は既述した同期検波器36.37
に供給され、また、前記した低域通過濾波器LPF1か
らの出力信号はマトリックス回路(M T X)38に
供給される。
一55= 前記した切換スイッチSW2の可動接点Vの切換え動作
は、切換制御信号の供給端子26に供給された切換制御
信号によって、固定接点aと固定接点すとに切換えられ
るのであるが、その切換態様は切換スイッチSWIにお
ける可動接点Vが固定接点aに切換えられている状態に
おいては切換スイッチSW2における可動接点Vが固定
接点す側に切換えられ、また、切換スイッチSW1にお
ける可動接点Vが固定接点すに切換えられている状態に
おいては切換スイッチSW2における可動接点Vも固定
接点す側に切換える、というような態様になされるので
あり、切換スイッチSW2の可動接点Vからに出力され
ている信号はライン状の読取り素子EDAから出力され
た時系列的な電気信号における各1組の色細条片組の信
号が、色細条片の長手方向と直交する方向に並ぶ順次の
各色細条片と対応する信号が時間軸上で繰返して配列さ
れているような点順次色信号に変換された状態の信号と
なされるのである。
前記した同期検波器36では帯域通過濾波器B−団− PF3を介して被復調用色信号として供給された既述の
点順次色信号を、帯域通過濾波器(BPFI)34を介
して供給されている復調用搬送波(同期検波用搬送波)
Slによって色復調して出力信号を低域通過濾波器LP
F2を介してマトリックス回路38に供給し、また前記
した同期検波器37では帯域通過濾波器BPF3を介し
て被復調用色信号として供給された既述の点順次色信号
を、帯域通過濾波器(BPF2)35を介して供給され
ている復調用搬送波(同期検波用搬送波)82によっ、
て色復調して出力信号を低域通過濾波器LPF3を介し
てマトリックス回路38に供給する。
前記したマトリックス回路38では、前記のように同期
検波器36によって復調され、低域通過濾波器LPF2
を介して供給されている信号と、前記した同期検波器3
7によって復調され、低域通過濾波器LPF3を介して
供給されている信号と、低域通過濾波器L P F’l
を介して供給されている信号とによってマトリックス処
理を行って各原色信号R,G、Bを出力する。
前記したマトリックス回路38から出力された各原色信
号R,G、Bは、プロセス増幅器39を介して、それぞ
れ個別の出力端子40,4、42に原色信号として出力
される。
これまでに第1図及び第2図を参照して説明し7た実施
例においては、ライン状の読取り素子EDAと記録媒体
りとの間隔がライン状の読取り素子EDAの全長にわた
って同一である場合には、ライン状の読取り素子EDA
と記録媒体りとの間隔が変化したとしても自動利得制御
回路20の制御動作によって略々一定の信号レベルの信
号Spiがアナログ・デジタル変換器21に供給される
のであるが、ライン状の読取り素子EDAと記録媒体り
との間隔が例えば第4図に例示されているように傾斜し
ている場合には、ライン状の読取り素子EDAからの出
力信号の大きさが第5図に示されているようにライン状
の読取り素子EDAの長さ方向に変化しているものにな
る。
第3図はライン状の読取り素子EDAと記録媒体りとの
間隔が例えば第4図に例示されているように傾斜してい
る場合でも、自動利得制御回路20の制御動作によって
略々一定の信号レベルの信号Spiがアナログ・デジタ
ル変換器21に供給できるように、ライン状の読取り素
子EDAにおける構成部分17によって記録媒体りにお
ける位置基準情報8P、8P・・・を読取って得た信号
Srlと、ライン状の読取り素子EDAにおける構成部
分18によって記録媒体りにおける位置基準情報9P、
9P・・・を読取って得た信号Sr2とを用いて自動利
得制御回路20の利得制御信号を発生させるようにした
ものであり、この第3図中には他の構成部分の詳細な図
示は省略されている。
第3図において、ライン状の読取り素子EDAにおける
構成部分17から発生された信号Srlはピーク検出回
路44に供給され、また、ライン状の読取り素子EDA
における構成部分18から発生された信号Sr2はピー
ク検出回路45に供給される。
前記したピーク検−出回路44から出力された信号Sr
lのピーク値を有する信号S ripと、前記したピー
ク検出回路45から出力された信号Sr2のピーク値を
有する信号5r2pとは、演算回路46において(S 
rip −S r2p)/ nのような演算が行わ・れ
て乗算器47に供給される。
乗算器47では、それに供給された前記の(Srlp 
−S r2p)/ nの信号に信号X(1,2,3−n
)を乗じて加算器48に供給する。加算器・48にはピ
ーク検出回路44から出力された信号Srlのピーク値
を有する信号5rlpが供給されているから、加算器4
8からは出力信号Y、すなわちY =(X(Srlp 
−5r2p)/n)+ 5ripが出力される。
そして、加算器48から出力された前記した信号Yの極
性を極性反転器49で反転して利得制御信号として自動
利得制御回路に供給する。
前記のようにして得られる利得制御信号は、ライン状の
読取り素子EDAの構成部分19における電圧検出用電
極1,2.3−n−1(EDI、ED2・・・E Dn
−1)のそれぞれのものから出力された信号Spiの個
々のものの信号レベルをそれぞれ適正化しうるものにな
っていることは、第4図及び−6〇− 第5図からも容易に理解できる。
したがって、ライン状の読取り素子EDAが第4図示の
ように傾斜している場合でも、第3図に示されている自
動利得制御回路20から出力される信号Spiはシェー
ディングの無い状態の信号となされるのである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の記録媒体における情報信号の記録再生領域における
周辺の少なくとも一辺に予め記録させてある位置基準情
報と対応して読取素子から出力された位置情報信号に基
づいて位置ずれ補正用信号を発生させる手段と、記録媒
体における情報信号の記録再生領域と読取り素子との相
対的な位置関係が正規の状態からずれた状態において記
録媒体における情報信号−の記録再生領域に記録されて
いた電荷像と対応して読取り素子から出力された再生信
号中に生じている信号の歪を前記した位置ずれ補正用信
号を用いて補正する手段とを備えてなる電荷像の記録再
生方式であって、記録媒体における情報信号の記録再生
領域における周辺の少なくとも一辺に予め記録させてあ
る位置基準情報と対応して読取素子から出力された位置
情報信号に基づいて発生させた位置ずれ補正用信号によ
って、記録媒体における情報信号の記録再生領域と読取
り素子との相対的な位置関係が正規の状態からずれた状
態において記録媒体における情報信号の記録再生領域に
記録されていた電荷像と対応して読取り素子から出力さ
れた再生信号中に生じている信号の歪を補正するように
しているために、ライン状の読取り素子EDAが記録再
生領域RZを主走査と副走査する際に、ライン状の読取
り素子EDAが平行移動していない状態においても正し
い色信号が復調できる信号の位相が自動的に制御され、
また、ライン状の読取り素子EDAと記録媒体りとの間
隔が変動しても信号レベルが自動的に一定に制御される
のであり、本発明方式によれば既述した従来の問題点が
良好に解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の電荷像の記録再生方式のそ
れぞれ異なる実施例のブロック図、第3図は本発明の電
荷像の記録再生方式の他の実施例の一部のブロック図、
第4図は第3図に示されている実施例の動作を説明する
ためのライン状の読取り素子と記録媒体との側断面図、
第5図は第3図に示されている実施例の動作を説明する
ためのライン状の読取り素子と記録媒体との距離関係を
示す図、第6図はライン状の読取り素子から出力される
信号の説明図、第7図は線順次色信号を点順次色信号に
変換する動作を説明するための図、第8図は記録媒体り
に対して記録の対象にされる情報信号を電荷像として記
録する装置の一例として示す撮像型記録再生設置の一例
の概略構成を示す側面図、第9図及び第10図は読取り
素子の位置基準情報と、記録再生領域と、記録再生領域
から情報信号の読取りを行う読取り素子との関係を説明
するための平面図、第11図及び第12図は光学的なマ
スクの平面図、第13図は記録媒体円盤の平面図、第1
4図は電荷像による記録再生袋置における読取り素子の
位置制御方式の動作を説明するための信号波形側図、第
15図は従来装置の説明用の色分解縞状フィルタの一部
の平面図、第16図はライン状の読取り素子の構成例を
示すブロック図、第17図は説明用の波形図、第18図
乃至第20図は従来例の問題点を説明するための読取り
素子と記録媒体との関連を示す平面図である。 D・・・記録媒体、Et・・・電極、CHL・・・電荷
像形成部材、Q・・・被写体、L・・・撮像レンズ、B
P・・・ガラス基板、Etw・・・透明電極、PMP・
・・光透過部分と光遮断部分とによって形成された所定
のパターンを有する光学的なマスク、PCE・・・光導
電層部材、F、Fst・・・色分解縞状フィルタ、RZ
・・・記録再生領域、Z(R)、Z(G)、Z(B)・
・・色分解縞状フィルタFの各色の細条片部分R,G、
Bを透過した被写体Qの光学像の色分解された状態の光
学像の電荷像パターンが記録されている部分。 E D A−・・読取り素子、D F fgl −D 
F fgn−電圧検出用のフローティング・ゲート電界
効果トランジー図− スタ、EDI、ED2・・・EDn・・・電圧検出用電
極、SFI、SF2〜S F nfg2・・・スイッチ
ング用電界効果トランジスタ、RQ・・・負荷抵抗、S
R・・・シフトレジスタ、Q 、 Q 2− Q n−
接続線、SWI、 SW 2−・・切換スイッチ、E 
D 、 E D 2〜E Dn−1−電圧検出用電極、
Vs・・・基準電圧源、5〜9・・・光透過部分、5P
〜9P・・・電荷像パターンが記録されている部分、1
0.40〜42・・・出力端子、11゜22.26・・
・端子、12・・・遮光する細条、13・・・透明な細
条、14,15,16・・・色細条片、17゜18・・
・記録媒体りにおける位置基準情報を読取るための構成
部分、19・・・記録媒体りにおける記録再生領域RZ
を読取るための構成部分、20・・・自動利得制御回路
(AGC)、21・・・アナログ・デジタル変換器(A
 D C)、23.24・・・記憶装置、25・・・ア
ドレス信号発生器、27・・・デジタル・アナログ変換
器、28,44,45・・・ピーク検出回路、29・・
・位相検波回路(P D E T)、30・・・発振器
(○SC)、31,33・・・可変遅延回路、32・・
・90°移相器、34,35.BPF3・・・帯域通過
濾波器、 36゜ 37・・・同期検波器(SDETI。 D ET2)、 38・・・マトリックス回路、 +

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録媒体における情報信号の記録再生領域における
    周辺の少なくとも一辺に予め記録させてある位置基準情
    報と対応して読取素子から出力された位置情報信号に基
    づいて位置ずれ補正用信号を発生させる手段と、記録媒
    体における情報信号の記録再生領域と読取り素子との相
    対的な位置関係が正規の状態からずれた状態において記
    録媒体における情報信号の記録再生領域に記録されてい
    た電荷像と対応して読取り素子から出力された再生信号
    中に生じている信号の歪を前記した位置ずれ補正用信号
    を用いて補正する手段とを備えてなる電荷像の記録再生
    方式 2、記録媒体における情報信号の記録再生領域における
    周辺の少なくとも一辺に予め記録させてある位置基準情
    報と対応して読取素子から出力された位置情報信号にお
    ける位相差情報に基づいて発生させた位置ずれ補正信号
    を用いる請求項1に記載の電荷像の記録再生方式 3、記録媒体における情報信号の記録再生領域における
    周辺の少なくとも一辺に予め記録させてある位置基準情
    報と対応して読取素子から出力された位置情報信号にお
    ける強度情報に基づいて発生させた位置ずれ補正信号を
    用いる請求項1に記載の電荷像の記録再生方式
JP8921789A 1988-05-10 1989-01-31 電荷像の記録再生方式 Pending JPH02201754A (ja)

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US07/433,240 US5003402A (en) 1988-11-10 1989-11-08 Apparatus for recording and reproducing charge latent image
CA002002592A CA2002592C (en) 1988-11-10 1989-11-09 Apparatus for recording and reproducing charge latent image
EP89120798A EP0368316B1 (en) 1988-11-10 1989-11-09 Apparatus for recording and reproducing charge latent image
DE68922274T DE68922274T2 (de) 1988-11-10 1989-11-09 Vorrichtung zur Aufnahme und Wiedergabe von latentem Ladungsbild.
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