JPH02201484A - 列車ダイヤ読み取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、列車ダイヤ図から列車ダイヤデータを読み取
りデータベースを作成することに関する。

〔従来の技術〕

列車の運行計画の作成は列車ダイヤ図を用いて行われて
おり、計画された列車に関するデータを鉄道事業関係者
や利用者に周知するためには列車ダイヤ図から列車番号
、駅名、到着時刻、発車時刻、着発番線等を読み取り時
刻表の形に変換する必要がある。

従来、大部分の鉄道会社では列車ダイヤ図および列車運
転時刻表の作成は人手に頼っており、作成者が紙に書、
νＤた列車ダイヤ図から列車の運転計画情報として人間
が、列車番号、到着時刻、発車時刻、着発番線等を読み
取り転記し、さらに必要によりそれを列車ダイヤデータ
ベース装置、列車運行管理装置、旅客案内装置など他の
装置に入力している。

〔発明が解決しようとする課題〕

列車の運転時刻は、通常、５〜１５秒を単位として作成
されている０列車ダイヤ図は駅間距離（あるいは駅間運
転時間）を目盛りとした駅名軸と１〜２分を１目盛りと
した時間軸で構成され、駅名と運転時刻の時・分は時刻
表示記号の座標位置で、秒は時刻表示記号の形により判
読できるよう表示されている。しかし列車ダイヤ図は入
手によって緻密に書かれているが、列車番号、着発番線
名、時刻表示記号は、列車ダイヤ図の状況にその大きさ
、形、位置（時刻表示記号を除く）が必ずしも一定でな
く、また各駅の時刻を結び列車の運行軌跡を示す列車線
も正確な時刻位置に対応するように結んである訳ではな
い、要するに入間にとって見やす、く判別がつけばよい
のであって列車線と時刻表示記号が大きく離れているこ
ともあれば、列車線と列車番号が重なって書かれている
こともある。

一方、１枚の列車ダイヤ図に含まれる運転時刻の情報量
を考えてみるとその数は°°列車本数×駅数×２（到着
・発車）°゛であり、例えば列車本数が５００本で３０
駅の線区では３０　、０００個という膨大なデータ数に
なる。このため読み取り間違いがしばしば発生すること
は人間が行う限り止むを得ないが、この読み取り作業は
間違いが許されず、多くの人手を掛かけチェックしてお
り列車計画の作成者にとって大きな負担となっている。

このため、画像処理装置により列車ダイヤ図から直接列
車ダイヤデータを読み取ることが研究されていたが、人
手によって書かれ、前述した様な複雑な状況にある列車
ダイヤ図を機械により自動的に読み取らせることは困難
であった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、自動読み取りが困難であった列車番号、着発
番線、−始発終着に関する情報を座標盤装置の盤面上に
置いたメニュー表により入力する手段および秒に関する
情報を入力装置のボタン操作により入力する手段と、駅
名と時刻（時・分）に関する情報は座標盤装置の盤面上
に置いたダイヤ図上の位置に対応し入力装置の指示点が
指示した位置から自動的に読み取る手段と、入力する列
車番号、駅名および時刻データを表示する表示窓を入力
装置に備え手元で確認しながら入力ができる手段により
達成できる。

〔作用〕

本発明にかかる座標盤装置は入力装置の指示点が指示し
ている座標位置情報を制御装置に伝達する。入力装置は
座標盤装置上において指示点が指示している座標位置を
座標盤装置に伝達すること、制御装置から送られてきた
列車番号、指示点の座標位置に対応した駅名と時・分、
入力された秒の情報を表示窓に表示すること、ボタン操
ｆＩ：により秒の入力および表示窓に表示されたデータ
をデータベースに入力することの承認情報を制御装置に
送ることを行、う、制御装置はダイヤ作成および整合性
チェックに必要な基本データ、位置座標・ダイヤ座標対
応データ、入力承認された列車ダイヤデータを記憶する
外、座標盤装置から送られてきた座標データに対応して
駅名、時・分情報あるいはメニュー情報に変換すること
、変換したデータを入力装置および表示装置に送ること
、基本データを用いて入力データの整合性チェック、他
駅のダイヤデータの作成、ダイヤデータベースの作成を
行う。

〔実施例〕

以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

第１図は列車ダイヤ読み取り装置の構成を図示したもの
である。第１図において、（ア）は読み取る列車ダイヤ
図の座標およびメニ立−データ座標を唇面上に展開する
座標盤装置（列車ダイヤ図、メニュー表を置いた状態）
、（イ）は座標盤装置上にある時その指示点の座標を座
標盤装置に伝達し、表示装置に指示点のダイヤデータを
表示窓に表示し、秒入力と入力承認をボタン操作する機
能を持った入力装置である。（つ）は列車ダイヤ作成お
よび整合性チェックに必要な基本データ、位置座標・ダ
イヤ座標対応データ、入力装置により入力承認されたデ
ータを記憶する外、座標盤装置から送られた位置座標デ
ータをダイヤ座標データに変換し、そのデータを入力装
置、表示装置に送リ、入力承認されたデータと基本デー
タとの整合性のチェックと入力承認されたデータを基に
他の駅の時刻を自動計算し、ダイヤデータベースを作成
する制御装置である。（１）は制御装置から送られたデ
ータを時刻表あるいは列車ダイヤ図の形で画面に表示す
る表示装置である。第２図は第１図（イ）入力装置の拡
大図である。（オ）は指示点を表すカーソル、（力）は
秒入力、入力承認、入力取り消し操作を行うボタン、（
キ）は読み取りデータの表示窓である。

次にこのように構成された列車ダイヤ読み取り装置の具
体的使用方法について説明する。

始めに、例えば予め座標盤装置、入力装置を用い読み取
る扱区の列車ダイヤ図の駅間隔、時刻目盛りを制御装置
に登録する。座標盤上に登録済みの列車ダイヤ図とメニ
ュー表（その情報に関し制御装置に記憶されている）を
置き各盤面上の角位置を２点または３点を入力装置の指
示点により指示して列車ダイヤ図座標とメニュー表の座
標展開を固定化させる。その後入力装置の指示点の指示
によりメニュー表から時刻の読み取りを行う列車番号、
始発（または区間外から当該区間に入ってくる）情報を
入力する０次に始発駅の発時刻表示記号に入力装置の指
示点を合わせ時刻表示記号の秒に対応するボタンを押し
秒をセットする。入力装置の表示窓には入力中の列車番
号、指示点の位置の駅名および時分秒が表示される。入
力装置の入力承認ボタンを押すと表示されているデータ
が制御装置に送られる。さらに列車線に従いっぎの読み
取り駅の到着時刻表示記号に入力装置の指示点を移動し
、同様に秒ボタンにより秒データを入力し、入力装置の
表示窓により読み取ったデータを確認し、入カポタンに
よりデータを制御装置に送る０次に同駅の発車時刻表示
記号に入力装置の指示点を合わせ同様に操作する。制御
装置は同−駅で入力された２個のデータのうち前を到着
時刻、後を発車時刻に、またデータが１ｇの時は次の駅
のデータが入力されることにより通過時刻に自動判断す
る６着発番線の指定があればメニュー表から該当番線名
を入力する。この操作を順次列車線に従い繰り返す、終
着（または当該区間外に出る）情報をメニュー表がら入
力して１本の列車のデータ入力を終わる。以下他の列車
の入力があれば列車番号の入力から同様に繰り返す。

さらに、制御装置の機能として、予め記憶している基本
データである駅間基本運転時分、着発番線とつきあわせ
入力承認されたデータの整合性をチェックする機能ある
いは入力承認されたある駅の時刻を基準に他の駅の着発
時刻を自動的に計算する機能を持っている。

一方、読み取って制御装置に入力記憶されたデータは表
示装置に送られ時刻表または列車ダイヤ図の形で表示さ
れる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、列車ダイヤ図か
らそれぞれの列車の各駅の到着時刻、発車時刻の情報を
読み取るとき、該当位置に入力装置の指示点を合わせる
だけで駅名、時分が自動的に読み取られ、秒を人間が読
み取ってボタン操作により入力するだけで列車ダイヤの
データベースの作成が可能になり、従来の方法である人
手による列車ダイヤ読み取りに較べ、時間が大幅に短縮
でき作業の効率化が図れるばかりでなく、座標位置によ
る駅、時刻の読み取り、表示窓による読み取りデータ表
示および基本データとのチェックを行うことにより読み
取り間違いを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による列車ダイヤ読み取り
装置の構成図、第２図は、第１図における入力装置の拡
大図および表示窓のデータ表示例である。 （ア）座標盤装置 （イ）入力装置 （つ）制御装置 （１）表示装置 （オ）指示点 （力）操作ボタン （キ）表示窓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 列車ダイヤ図（列車運行図表）から列車運転計画のデー
   タを読み取るとき、盤面上の任意の位置に置いた列車ダ
   イヤ図に対応したダイヤ座標と入力メニュー表に対応し
   た入力メニュー座標を展開する座標盤装置と、この盤面
   上にセットされたダイヤ図上で指示点の位置に対応して
   座標データを座標盤装置に読み取らせるとともに秒を入
   力する機能と座標盤から読み取られた駅名、時刻および
   入力状態にある列車番号を表示する表示窓を備えた入力
   装置と、座標盤装置から送られた座標データをメニュー
   情報、駅名・時分情報に変換するとともに基本データを
   基に入力されたデータの整合性チェック、他駅の着発時
   分の計算および表示装置に送るデータを制御する制御装
   置とを備えたことを特徴とする列車ダイヤ読み取り装置
   。