JPH02200438A - 枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙の上刷りの見当を修正する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、特許請求の範囲第１項の上位概念に記載の形
式を有する、印刷ユニットの前における枚葉紙縁部のゆ
がめ動作によって枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙上刷
りの見当を修正する（または張られた枚葉紙を調整する
）装置に関する。

［従来の技術〕 見当を修正するか、または張られた枚葉紙を修正する上
位概念に記載の特徴は、ドイツ連邦共和国特許第３１１
２９６４号公報から知られている。この刊行物は、枚葉
紙渡し胴における上位概念に記載の特徴を示している。

曲げ装置が、枚葉紙渡し胴のくわえづめブリッジ軸の中
央部に作用し、したがって、曲げ装置が、くわえづめブ
リッジ軸を機械の動作サイクルで湾曲させる。このよう
にすることによって、枚葉紙前縁部が中央に置いてシリ
ンダの回転方向にまたは回転方向と逆にゆがめられる。

曲げ装置は、中央のくわえづめブリッジ軸軸受の可動装
置と、押圧ローラおよび復帰ばねを有する制御カム機構
とからなり、その場合、押圧ローラの瞬時の回転位置を
制御軸によって調整することができ、この制御軸は、こ
の刊行物の提案によって、直接くわえづめのブリッジ軸
から形成される。このような曲げ装置は、コストが比較
的高くなる。特に、この装置は、機械の運転中に枚葉紙
前縁部のゆがみを修正することが不可能であり、したが
って、枚葉紙前縁部をゆがめることによって見当の修正
を行うには、調整段階において機械を繰り返して停止す
る必要があるという欠点を有している。

米国特許筒２．５７７、０９９号明細書には、くわえづ
めブリッジ軸が端部において枚葉紙渡し胴に固定され、
中央において同様に枚葉紙の進行方向にまたは進行方向
と逆に曲げられるようにした見当修正装置が示されてい
る。さらに、くわえづめブリッジ軸は、管状に形成され
、枚葉紙渡し胴における通路の中央において一対のロー
ラに支持され、その回転軸がくわえづめブリッジ軸の軸
線に対して異なる角度位置を占め、そのローラが偏心機
構によって、個々にくわえづめブリッジ軸に押圧し得る
ようにされているか、または直接的に偏心機構によって
変形可能な曲げ棒として形成されている。曲げ装置に対
するそのような制御機構は、極めて多額の経費を要し、
特に機械の運転中に調整することが不可能である。

ドイツ連邦共和国特許出願公告第２３１４３０２号公報
およびドイツ連邦共和国特許第１１７５６９５号公報に
、見当の修正を目的とする枚葉紙前縁をゆがめる装置が
記載されており、この装置では、くわえづめブリッジ軸
が分割され、軸部分の隣接する端部が、特殊な構成要素
によって調整可能な可動サドルに支承されている。この
装置も多額の経費を要し、機械の運転中に調整すること
ができない。

また、くわえづめ支え棒または枚葉紙前縁を変形させる
ための枚葉紙渡し胴のくわえづめにおける前部ストッパ
を調整する公知の可能性が、ドイツ連邦共和国特許第１
９０９７９５号公報およびドイツ連邦共和国特許出願公
開第３５０４４３５号公報に示されている。これらの刊
行物から知られている装置によって、枚葉紙が、くわえ
づめ支え棒または枚葉紙給紙シリンダにおけるくわえづ
めの前部ストッパに既に並べられたときに、前縁におい
てゆがめられ、このようにすることによって平らな状態
にされる。しかしながら、上記の詳しく説明された従来
の技術と異なるように構成されたこの手段も、前述の欠
点を回避することができない。

従来の技術によるすべての装置は、回転駆動されるシリ
ンダの周囲における軸方向の通路に設けられシリンダ軸
と偏心的に支承された、くわえづめブリッジ軸のまわり
に旋回可能なくわえづめ装置を有する、回転駆動される
シリンダにおける枚葉紙の前縁をゆがめる手段を備える
点が共通している。したがって、これらの経験および文
献は、そのような手段の形成が回転するシリンダに限ら
れ、機械の運転中に手段を簡単に調整することが不可能
であり、しかも製造経費がかさむことを余儀なくされる
ことを、明確に示している。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の目的は、特に機械の運転中でも調整することが
でき、しかも必要な付加的な構成要素が可及的に少なく
なるようにされた、枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙を
受は取るくわえづめ装置における、見当の修正または張
られた枚葉紙の調整を目的とする枚葉紙前縁をゆがめる
曲げ装置を提供することである。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するため、本発明によれば、特許請求の
範囲第１項の特徴部分に記載の特徴を有する構成が提案
されている。

本発明が従来の技術に比較して異なる重要な特徴は、前
くわえづめ装置のくわえづめブリッジにおける曲げ装置
の構成であり、この曲げ装置は、機械骨組に対しては固
定されているがその位置において場合に応じて調整可能
な軸のまわりに振動動作を行い、このくわえづめブリッ
ジが、単にその両端部において剛性のレバーによって、
くわえづめブリッジ軸に支持されている。この独特な曲
げ装置は、単に、機械の骨組に固定されているが高さを
調整することが可能なストッパからなり、枚葉紙くわえ
づめが枚葉紙を受は取る零位置に、くわえづめブリッジ
の復帰振動する別の端部が達する以前に、くわえづめブ
リッジの中央部が前記ストッパに接触する。このストッ
パが機械骨組の一部に設けられているため、機械の運転
中でも調整することができる。この装置には、すべての
従来から公知の構成に比較して重要な利点が見られる。

さらに、このストッパは、骨組に固定された部分のナツ
トねじがねじ込まれた簡単な構造の調整ねじからなって
いる。くわえづめブリッジに対する端部ストッパは原理
的には必要でないが、場合によってくわえづめブリッジ
が零位置で当接する機械の骨組に、ストッパをくわえづ
めブリッジの端部に対して設けることができる。くわえ
づめブリッジ用の中央のストッパが、２つの端部ストッ
パの真直ぐな接続線の後方に戻された場合、曲げ装置が
作用しなくなる。場合によって見当を修正する必要があ
る場合、中央のストッパが真直ぐな接続線より前方に押
し出され、したがって、くわえづめブリッジの端部が零
位置または外側ストッパに達する以前に、くわえづめブ
リッジの中央が、このストッパに既に当接するため、く
わえづめブリッジが中央のストッパを中心として容易に
湾曲される。そのようなくわえづめブリッジは、くわえ
づめの支えバーにおけるストッパがなくても作動するた
め、曲げ装置が調整されている場合、枚葉紙が、くわえ
づめに中央部以上に端部において入り込み、前くわえづ
め装置の作動時に枚葉紙を張るため、それ自体は公知の
装置の場合にも行われているように、枚葉紙側部が先ず
中央部におけるより強く加速される。

くわえづめブリッジの中央部用のストッパが、機械骨組
の横方向支持体に簡単な構成で設けられる。

本発明によれば、本発明の別の実施態様を形成する意図
によって、数種の旋回度以上に遅延された残留を可能に
するため、くわえづめブリッジ用の中央のストッパが、
くわえづめブリッジ軸に支持されるように考慮されてい
る。さらに、本発明による特殊な提案によって、ストッ
パがローラの形状にされ、このローラが、くわえづめに
固定結合されくわえづめブリッジの端部に延びる２つの
曲げに強い（剛性の）レバーとほぼ平行に、これらの間
の中央において延びる別のレバーに支承され、このレバ
ーは、他方の側において、くわえづめブリッジ軸に回ら
ないように結合され、この軸に偏心的に設けられた旋回
軸受を有している。このローラは、くわえづめブリッジ
軸から距離を置いて、くわえづめブリッジ軸のまわりに
回ることが可能なリングの周囲に設けられたカムによっ
て調整することができる。特に好適な対策は、本発明に
よれば、くわえづめブリッジ軸を囲繞するリングの外側
面にカムが形成され、その回転位置が、機械の骨組に固
定された調整装置たとえば調整ねじによって、調整する
ことに見られる。装置の動作を停止した場合、ローラが
解放状態に維持され、レバーが、ばねによってストッパ
ねじに押圧される。

［実施例］ 図に本発明の実施例が示されている。

図示されている前くわえづめ装置は、枚葉紙が前当てお
よび横当て（図示せず）に整列して置かれた紙差し板２
から、印刷すべき枚葉紙１を受は取る。前くわえづめ装
置は、枚葉紙１を印刷速度に加速させ、枚葉紙を渡し胴
３に引き渡す。前くわえづめ装置の駆動は、自由端部に
回転可能に支承されたローラ６を有するローラレバー５
の上の、第１図に示されたカム４によって行われ、ロー
ラ６は、ばね７によってカム４に押圧されている。カム
４を相応する形状にすることによって、枚葉紙が、渡し
胴３に引き渡されるときの印刷速度にまで加速され、一
方、前くわえづめ装置は、相応する減速によって最終動
作段階において他方の終端位置に徐々に戻って零位置に
達し、そこで紙差し板２から新たな枚葉紙１を受は取る
。

第１図の実施例において、機械幅にわたって横方向に延
びる断面が０字状のくわλづめブリッジ８の端部が、剛
性のレバー９に固定され、このレバーは、他方の側が前
くわえづめ装置の旋回軸１０に固定されている。くわえ
づめブリッジ８用の曲げ装置は、機械骨組の横方向支持
体１１に設けられて、くわえづめブリッジ８の対向スト
ッパ１３と協同動作を行うストッパ１２からなっている
。この実施例において、ストッパ１２は調整ねじ１４と
して形成され、このねじ、は、横方向に延びる支持体１
１または機械の骨組の他の構成要素にねじ込むことがで
き、さらに調整ねじ１４の自由端は、ローレットヘッド
または工具あるいはモータを連結する手段に結合される
、さらに、場合によって、調整可能なストッパ１５およ
び１６が、くわえづめブリッジ８の端部に設けられ、く
わえづめブリッジ８における対向ストッパ１７および１
８と協同動作を行い、その場合、ストッパ１５．１６と
して、きのこ形ヘッドが使用され、対向ストッパ１７．
１８として、ねじヘッドが簡単に使用される。この装置
の場合、ストッパ１５．１６と対向ストッパ１７．１８
との接触面を通る真直ぐな接続線の後ろまで、ストッパ
１２を調整ねじ１４によって戻すことができ、したがっ
て、くわえづめブリッジ８の撓みが生じない、見当を修
正するため、機械の運転時に調整ねじ１４の操作によっ
てストッパ１２を真直ぐな接続線の上に移動することが
でき、したがって、第２図に一点鎖線で示されているよ
うに、くわえづめブリッジ８の撓みが大きくまたは小さ
くされる。くわえづめブリッジ８の内部において、その
旋回軸１９のまわりに動くことが可能なくわえづめ２０
を、撓みの程度に応じて、枚葉紙の中央より縁部におい
て広く包囲し、したがって、前くわえづめ装置の動作時
に、−層大きな枚葉紙の加速が縁部において行われ、枚
葉紙が緊張される。

別の実施例が第３図および第４図に示されている。この
場合、ストッパがローラ２１からなり、このローラ２１
は、ばね３１によってカム２４に支持され、別のレバー
２２に自由に回転可能に支承され、このレバー２２は、
くわえづめブリッジ８の端部に設けられた２つの剛性の
レバーとほぼ平行に、これらの中央に延び、その一方の
端部がくわえづめブリッジ８と固く結合され、その他方
の端部は、くわえづめブリッジ軸１０と回らないように
結合されて、この軸に偏心的に設けられた、旋回軸受２
３を有している。ローラ２１は、くわえづめブリッジ軸
１０の軸線からの距離を調整することができるため、く
わえづめブリッジ８をレバー２２によって変形すること
が可能な曲げ装置が得られる。くわえづめブリッジ軸１
０の軸線からのローラ２１の距離な調整するため、この
実施例の場合、くわえづめブリッジ軸１０の軸線のまわ
りに回ることが可能なリング２５の周囲に形成されるカ
ム２４が定められる。

このリング２５は調整ねじ２６によって回すことができ
、この調整ねじ２６は、軸方向に移動することができな
いように機械の骨組に保持され、そのナツト２７が、振
り子連動可能にリング２５と結合されている。この調整
ねじ２６によって、カム２４が、ストッパとして作用す
るローラ２１の領域において回わされ、したがって、く
わえづめブリッジが戻り旋回を行う場合に早く接触する
ようになり、その結果、くわえづめブリッジが変形され
る。曲げ装置の作動を止めるには、第３図に図示されて
いるように、カム２４がローラ２１の動作範囲から外さ
れる。中央において、くわえづめブリッジ８と結合され
たレバー２２は、くわえづめブリッジ軸１０に回らない
ように設けられた別のストッパレバー２８と協働する。

このレバー２８およびレバー２２に、それぞれ調整可能
なストッパねじ２９および３０が設けられ、これは、そ
のヘッドで互いに隣接し、くわえづめブリッジの応力の
ない零位置に調整することができる。曲げ装置の作動が
止められた場合、両方のねじ２９および３０の双方のヘ
ッドが、ばね３１によって隣接状態に保持される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は第
１図に示す装置を矢Ｘの方向から見た平面図、第３図は
本発明の別の実施例を示す縦断面図、第４図は第３図に
示す装置を矢Ｘの方向から見た平面図である。 １・・・・枚葉紙、　　　　　　２・・・・紙差し板、
３・・・・枚葉紙渡し胴、　　４・・・・カム、５・・
・・レバー　　　　　　　６・・・・ローラ、７・・・
・ばね、 ８・・・・くわえづめブリッジ、 ９・・・・レバー １０・・・・くわえづめブリッジ軸、 １１・・・・支持体、　　　　　　１２・・・・ストッ
パ、１３・・・・対向ストッパ、　　１４・・・・調整
ねじ、１５、１６・・・・ストッパ、 １７、１８・・・・対向ストッパ、 １９・・・・くわえづめ軸、 ２０・・・・枚葉紙くわえづめ、 ２１・・・・ローラ、 ２３・・・・旋回軸受、 ２５・・・・リング、 ２７・・・・ナツト、 ２９、３０・・・・ねじ、 ２２・・・・レバー ２４・・・・カム、 ２６・・・・調整ねじ、 ２８・・・・レバー ３１・・・・ばね。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）印刷ユニットの前における枚葉紙縁部の変形によっ
   て枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙の上刷りの見当を修
   正し、または引張られた枚葉紙を調整する装置であって
   、該装置は、枚葉紙の進行方向と直角に延びる、並べて
   設けられた枚葉紙くわえづめ用の支持体を、機械の運転
   サイクルで湾曲させる、調整可能な曲げ装置からなる形
   式のものにおいて、 位置が固定されるかまたは位置が制御される軸のまわり
   の振動運動を行い、枚葉紙くわえづめ用の支持体を形成
   し、少なくともその両端部において、曲げに剛いレバー
   （９）によって、くわえづめブリッジ軸（１０）に支持
   されたくわえづめブリッジ（８）を備える前くわえづめ
   装置に、曲げ装置が作用し、この曲げ装置は、少なくと
   も機械の骨組（１１）に対して固定された調節可能なス
   トッパ（１２、２１）からなり、枚葉紙くわえづめ（２
   ０）が枚葉紙（１）を受取る零位置にくわえづめブリッ
   ジ（８）の端部が戻り旋回時において達する前に、くわ
   えづめブリッジ（８）は双方のレバー（９）の間のほぼ
   中央においてストッパ（１２、２１）に対向した位置に
   くることを特徴とする、枚葉紙の上刷りの見当を修正す
   る装置。 ２）くわえづめブリッジ（８）用のストッパ（１２）が
   、機械骨組の横方向支持体（１１）に設けられる、請求
   項１記載の見当を修正する装置。 ３）くわえづめブリッジ（８）の端部用の追加のストッ
   パ（１５、１６）が、機械骨組に設けられ、中央のスト
   ッパ（１２）が、くわえづめブリッジ（８）の端部にお
   けるストッパ（１５、１６）の真直ぐな接続線に対して
   、枚葉紙の進行方向に突出するように調整することがで
   きる、請求項１記載の見当を修正する装置。 ４）ストッパ（１２）が、骨組の横方向支持体（１１）
   にねじ込むことが可能な調整ねじ（１４）に形成される
   、請求項２または３記載の見当を修正する装置。 ５）くわえづめブリッジ（８）の端部に対するストッパ
   （１５、１６）が、調整可能に形成される、請求項１な
   いし３のいずれか１項に記載の見当を修正する装置。 ６）ストッパがローラ（２１）からなり、該ローラ（２
   １）はくわえづめブリッジ軸（１０）に対して支持され
   、その軸線からの距離が調節可能である、請求項１記載
   の見当を修正する装置。 ７）くわえづめブリッジ（８）と固く結合され、くわえ
   づめブリッジ（８）の端部に設けられた、２つの曲げに
   強いレバー（９）とほぼ平行に、これらのレバー（９）
   の間の中央に延びる別のレバー（２２）に、ローラ（２
   １）が支承され、このレバー（２２）は、他方の側で、
   回転しないようにくわえづめブリッジ軸（１０）と結合
   され、この軸線に偏心的に設けられた旋回軸線（２３）
   を有する、請求項６記載の見当を修正する装置。 ８）ローラ（２１）の、くわえづめブリッジ軸（１０）
   からの距離が、くわえづめブリッジ軸（１０）のまわり
   に回わることが可能なリング（２５）の周囲に形成され
   たカム（２４）によって、調整可能である、請求項６ま
   たは７記載の見当を修正する装置。 ９）リング（２５）が、機械骨組に軸方向にずれないよ
   うに保持された調整ねじ（２６）と結合されている、請
   求項８記載の見当を修正する装置。 １０）中央においてくわえづめブリッジ（８）と固定結
   合されたレバー（２２）が、別のストッパレバー（２８
   ）と協働し、このストッパレバー（２８）は、骨組に固
   定され、くわえづめブリッジ（８）の応力のない零位置
   に調整することができる、請求項７ないし９のいずれか
   １項に記載の見当を修正する装置。