JPH02200427A - 制振鋼板 - Google Patents

制振鋼板

Info

Publication number
JPH02200427A
JPH02200427A JP2038189A JP2038189A JPH02200427A JP H02200427 A JPH02200427 A JP H02200427A JP 2038189 A JP2038189 A JP 2038189A JP 2038189 A JP2038189 A JP 2038189A JP H02200427 A JPH02200427 A JP H02200427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
steel plate
urethane
resin
modified epoxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2038189A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Watanabe
次郎 渡邊
Kiyohiro Yamaguchi
山口 清大
Shuichi Takeyama
秀一 武山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2038189A priority Critical patent/JPH02200427A/ja
Publication of JPH02200427A publication Critical patent/JPH02200427A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の制振鋼板の中間層に用いる樹脂組成物は、まず
、分子量500〜5000の下記一般式[11 式[I] HO(−Cn H2n、r−0+−H (mおよびnは1以上の整数で、式[I]において分子
量が500〜5000になる数字であればよい) で示されるヒドロキシ化合物と、ポリイソシアネート化
合物とを反応させ、それにより得られるウレタン結合金
有化合物に、エポキシ基とヒドロキシル九とを含有する
化合物を反応させ、これにより得られるウレタン変性エ
ポキシ樹脂に、芳香族ジアミン、脂肪族ジアミンおよび
酸無水物のうちの一種以上を混合してなる樹脂化合物で
あり、これを2枚の鋼板間に注入し加熱硬化することに
より後述の制振鋼板に用いるものである。 樹脂組成物
を上記の組成とすることにより、防振性、金属板との接
着性に優れ、各種の車両、建材のパネル板等に用いたと
きに有用な制振鋼板が実現する。
本発明に用いられるヒドロキシ化合物は、分子量5・0
0〜5000の下記一般式[1]式[I] HO(−CnH2n+1−0 +−H (mおよびnは1以上の整数で、式[11において分子
量が500〜5000になる数字であればよい) で示されヒドロキシ化合物である。
上記式において、nは1以上の整数であり、特に限定は
ないが、2〜4のものが好適に用いられる。 また、m
は、上記式において分子量が500〜5000となるよ
うな数字であればよい。
本発明に用いるヒドロキシ化合物は、分子量が500〜
5000.好ましくは1000〜4000のものである
分子量が500未満では硬化物とした際の制振性が悪く
、5000を超えると組成物の粘度が高くなるため、鋼
板間への樹脂注入作業に支障をきたし、また反応性も低
下するため硬化速度が遅くなり、制振鋼板作製に時間が
かかるという問題も生じる。
このようなヒドロキシ化合物としては、上記の条件を満
たしていれば、一般のウレタン化合物の製造に用いられ
るものはいずれも適用可能であり、例えばポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール等が挙げら
れる。
なお、このようなヒドロキシ化合物は複数用いてもよく
、その組合わせ、混合比は、目的とする制振鋼板の中間
層に用いる樹脂組成物に応じて適宜決定すればよい。
本発明の制振鋼板の中間層に用いる樹脂組成物は、この
ようなヒドロキシ化合物と、ポリイソシアネート化合物
とを反応させて得られるウレタン結合含有化合物を用い
る。
本発明に用いるポリイソシアネート化合物は、分子内に
イソシアネート基を2個以上有する化合物である。
このようなポリイソシアネート化合物は、一般のウレタ
ン化合物の製造に用いられるものはいずれも適用可能で
あり、例えばトリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、トリフェニルメタンジイソシアネート等を挙
げることができる。
本発明に用いられるウレタン結合含有化合物は、前記の
ヒドロキシ化合物とポリイソシアネート化合物とを反応
させて得られるものであるが、この際に、ポリイソシア
ネート化合物のイソシアネート11個当りにつき、ヒド
ロキシ化合物のヒドロキシル基は当量以下の割合で用い
られることが好ましく、より好ましくは0.75〜0.
95の範囲である。
なお、このようなポリイソシアネート化合物は複数用い
てもよく、その組合わせ、混合比は、目的とする制振鋼
板の中間層に用いる樹脂組成物に応じて適宜決定すれば
よい。
本発明の制振鋼板の中間層に用いる樹脂組成物は、前記
のウレタン結合含有化合物と、エポキシ基とヒドロキシ
ル基とを含有する化合物とを反応させることによって得
られるウレタン変性エポキシ樹脂を用いる。
前記のウレタン結合含有化合物と反応させるエポキシ基
とヒドロキシル基とを含有する化合物としては、分子内
に1〜3個のエポキシ基と1〜2個のヒドロキシル基と
を有する化合物であることが好ましく、また、その分子
量は50〜2000のものが好ましい。
このようなエポキシ基とヒドロキシル基とを含有する化
合物としては、例えば、グリシドール、グリセリンジグ
リジルエーテル等の多価アルコールのグリジルエーテル
類およびヒドロキシル基を含有する通常のエポキシ樹脂
等が挙げられる。
本発明において、このようなエポキシ基とヒドロキシル
基とを含有する化合物と、前記のウレタン結合含有化合
物とを反応させる場合、ウレタン結合含有化合物のイソ
シアネート11個当りにつき、エポキシ基とヒドロキシ
ル基とを含有する化合物のヒドロキシル基は好ましくは
当量以上、より好ましくは1.0〜1.2の割合いで行
なわれることが好ましい。
また、上記の反応においては、必要に応じ、ウレタン合
成のための各種の公知の触媒、例えば第3級アミン、有
機金属化合物等を添加してもよい。
なお、このようなエポキシ基とヒドロキシル基とを含有
する化合物は複数用いてもよく、その組合わせ、混合比
は、目的とする制振鋼板の中間層に用いる樹脂組成物に
応じて適宜決定すればよい。
本発明の制振鋼板の中間層に用いる樹脂組成物は、以上
のようにして得られたウレタン変性エポキシ樹脂に、さ
らに芳香族ジアミン、脂肪族ジアミンおよび酸無水物の
うちの一種以上を含有するものであり、これらのものは
、周知のようにウレタン変性エポキシ樹脂の硬化剤とし
て作用する。
このような硬化剤としては、芳香族ジアミンとしては例
えば、ジアミノジフェニルメタン、メタフェニレンジア
ミン、ジメチルジアミノビフェニル、ジクロロジアミノ
ジフェニルメタン等が、また、脂肪族ジアミンとしては
例えば、イソホロンジアミン、1.3ビス(アミノメチ
ル)シクロヘキサン、ヘキサメチレンジアミン、トリメ
チルへキサメチレンジアミン等が、酸無水物としては例
、えば、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルへキサヒド
ロ無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸等が挙げら
れ、何を用いるかはウレタン変性エポキシ樹脂に応じて
適宜決定すればよい。
また、このような硬化剤は、複数用いてもよく、その組
合わせは前記のウレタン変性エポキシ樹脂に応じて適宜
決定すればよい。 また、その場合の混合比は任息であ
る。
本発明における、このような硬化剤の配合量は、ウレタ
ン変性エポキシ樹脂のエポキシ当量に対して、硬化剤の
活性水素当量または酸無水物当量で好ましくは0.6〜
1.0、より好ましくは0.9〜1.0程度である。
以上のようにして得られる、本発明の制振鋼板の中間層
に用いる樹脂組成物は、適度な粘度を有し、施工性に優
れ、かつ、その硬化物は制振性、積層鋼板と接着性に優
れるものである。
本発明の制振鋼板は前記樹脂組成物を加熱硬化させたも
のと鋼板との積層構造体である。
このような本発明の制振鋼板は前記ウレタン変性エポキ
シ樹脂に芳香族ジアミン、脂肪族ジアミンおよび酸無水
物のうち1種以上を加えて混合、脱泡した後、2枚の鋼
板間に注入し、80〜150℃で1〜24時間加熱、硬
化することにより作成される。
卆 本発明の制振鋼板に適用される鋼板は厚さが0.01〜
10mm、好ましくは0.5〜3mmのものが使用でき
る。
また、中間の樹脂組成物層の厚さは使用目的を考慮して
適宜決定すればよいが、0.01〜10mmが好ましい
。 樹脂組成物層の厚さを大きくすると制振性は増加す
るが、鋼板強度が低下する。
さらに、本発明の制振鋼板は中間層とする樹脂材料が柔
らかく、伸びが大きいため、−板の制振鋼板を作成した
後、プレス加工等により、必要な形状に加工できるとい
う特徴をも有する。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。
〔実施例1〕 分子量850のポリテトラメチレングリコール(水酸基
価132、PTMG850、三菱化成工業社製)62.
4gにトリレンジイソシアネート(TDI80、化成ア
ップジョン社製)26.1gを窒素雰囲気下で添加、攪
拌した後、ジブチル錫シラウリレート(東京化成工業社
製)0.1gを加え、80℃、5時間反応させ、ウレタ
ン結合含有化合物を得た。 これにグリシドール(ダイ
セル化学工業製)11.4gを加え、窒素気流下80℃
においてイソシアネート基がなくなるまで約8時間反応
せしめ、ウレタン変性エポキシ樹脂を得た。
得られた樹脂は、イソシアネート基含量0%、エポキシ
当量678であった。
このエポキシ樹脂にジアミノジフェニルメタン(活性水
素当量49.6、MDA−220三井東圧社製)を当量
加えて本発明の制振鋼板の中間層用樹脂組成物を得た。
 これを130℃、4時間硬化させた。
この硬化物の物性試験を、以下の各項目について、それ
ぞれ以下の方法で行なった。
(1)粘性 ウレタン変性エポキシ樹脂、硬化剤混合時に60℃にお
いて、E型粘度計(東京精機産業社製)を用いて測定し
た。
(2)せん断接着力 試験片として鋼板(JIS  G−3141)を用いて
JISK−6850に従い測定した。
(3)損失正接(tanδ) 粘弾性スペクトルメーター(岩本製作所製)を用いて、
0℃、20℃、40℃において20Hzで測定した。
結果を表1に示す。
〔実施例2〜4〕 分子量2,000のポリテトラメチレングリコール(水
酸基価58)78.7g、イソホロンジイソシアネート
(IPDI、ヒュルス社製)17.3g、グリシドール
5.9gを実施例1と同様に反応させ、ウレタン変性エ
ポキシ樹脂を得た。 これにそれぞれジアミノジフェニ
ルメタン、イソホロンジアミン(活性水素当量41、I
PDA、ヒュルス社製)、4−メチルへキサヒドロ無水
フタル酸(酸無水物当量164、リカジッドMH−70
0、新日本理化社製)を当量加え、本発明の制振鋼板の
中間層用樹脂組成物を得、これを130℃、4時間硬化
させ、それぞれ実施例2.3.4とした。
これらの硬化物の物性試験を、実施例1と同様に行なっ
た。 結果を表1に示す。
[実施例5] 分子量5,000のポリプロピレングリコール(水酸基
価34、エフセノール5030、旭硝子製)82.5g
、イソホロンジイソシアネート11.2g、グリシドー
ル3.8gを実施例1と同様に反応させ、ウレタン変性
エポキシを得、これにジアミノジフェニルメタンを当物
を得た。 これを130℃で4時間硬化させた。
この硬化物の物性試験を、実施例1と同様に行なった。
 結果を表1に示す。
〔比較例1〕 液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量1
90、ELA−128、住人化学工業社製)にイソホロ
ンジアミンを当量加え、130℃で4時間硬化させ、実
施例1と同様に物性試験を行った。 結果を表1に示す
表1より、実施例1〜5は比較例1に比べ制振性が大き
くまさり、環境温度によるtanδの変化も少い。 ま
た、鋼板との接着性に関しても材料の凝集破壊であり、
鋼板に非常によく接着すると言える。
〈発明の効果〉 本発明の制振鋼板は各層の接着性に冨み、しかも常温下
だけでなく、低温または、高温といった環境下において
も優れた制振性を示すものである。
従って、この制振鋼板は床材、壁材といった建材や車両
、各種機器類の制振材料として有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子量500〜5000の下記一般式[ I ] 式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ (mおよびnは1以上の整数で、式[ I ]において分
    子量が500〜5000になる数字であればよい) で示されるヒドロキシ化合物とポリイソシアネート化合
    物とを反応させることにより得られるウレタン結合金有
    化合物にエポキシ基とヒドロキシル基とを含有する化合
    物を反応させることにより得られるウレタン変性エポキ
    シ樹脂と、芳香族ジアミン、脂肪族ジアミンおよび酸無
    水物のうちの一種以上とを含有する組成物硬化体の中間
    層と、その両外層の鋼板とから成ることを特徴とする制
    振鋼板。
JP2038189A 1989-01-30 1989-01-30 制振鋼板 Pending JPH02200427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2038189A JPH02200427A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 制振鋼板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2038189A JPH02200427A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 制振鋼板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02200427A true JPH02200427A (ja) 1990-08-08

Family

ID=12025463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2038189A Pending JPH02200427A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 制振鋼板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02200427A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021024893A1 (ja) * 2019-08-06 2021-02-11 Dic株式会社 硬化性組成物、硬化物、繊維強化複合材料及び成形品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021024893A1 (ja) * 2019-08-06 2021-02-11 Dic株式会社 硬化性組成物、硬化物、繊維強化複合材料及び成形品
JPWO2021024893A1 (ja) * 2019-08-06 2021-09-13 Dic株式会社 硬化性組成物、硬化物、繊維強化複合材料及び成形品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4578424A (en) High performance two-component epoxy structural adhesives with chemical thixotropy
JP2016011409A5 (ja)
EP0371370B1 (de) Verfahren zur Herstellung und Applikation von unter Feuchtigkeitseinwirkung nachvernetzenden Schmelzklebermassen
US4632970A (en) Epoxy resin composition
BRPI0412062B1 (pt) Composição adesiva de epóxi
JPS6025446B2 (ja) 弾性化された成形品及び扁平型の製法
EP2128182A1 (de) Hitzehärtende Epoxidharzzusammensetzung enthaltend einen Beschleuniger mit Heteroatomen
JP2017002130A (ja) ポリウレタン変性エポキシ樹脂及び接着剤
JP5227561B2 (ja) ウレア樹脂組成物
JPH02502652A (ja) 化学的に安定な嫌気性アクリル系接着配合物
US20100209713A1 (en) Liquid moisture curable polyurethane adhesives for lamination and assembly
JPH02150484A (ja) 自動車構造用接着剤
US5484853A (en) Cryogenic adhesives made from epoxy terminated urethanes
JPH0321625A (ja) 新規なエポキシポリウレタンポリ尿素生成物
KR101934747B1 (ko) 글리시돌을 이용한 변성 우레탄 에폭시 제조방법
US4728737A (en) High performance two-component epoxy structural adhesive with chemical thixotropy
US3114735A (en) Polyester-urethane castings
JPH02200427A (ja) 制振鋼板
KR102566314B1 (ko) 에폭시 화합물, 이를 포함하는 에폭시 수지 조성물 및 이를 포함하는 일액형 에폭시 접착제 조성물
JPH10114813A (ja) 一液型ウレタン樹脂組成物
JP3504687B2 (ja) エポキシ樹脂組成物
KR102600560B1 (ko) 에폭시 수지 조성물 및 이를 포함하는 일액형 에폭시 접착제 조성물
JPH02107687A (ja) ホットメルト接着剤組成物
JPH10330451A (ja) 高減衰性ポリウレタン化合物
KR900000973B1 (ko) 경화시 증진된 내충격성을 갖는 개선된 에폭시 수지 및 이것으로부터 제조된 피복조성물