JPH0220017Y2 - - Google Patents

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JPH0220017Y2
JPH0220017Y2 JP18179985U JP18179985U JPH0220017Y2 JP H0220017 Y2 JPH0220017 Y2 JP H0220017Y2 JP 18179985 U JP18179985 U JP 18179985U JP 18179985 U JP18179985 U JP 18179985U JP H0220017 Y2 JPH0220017 Y2 JP H0220017Y2
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filter plate
ring
outer ring
inner ring
pair
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JP18179985U
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分流) 本考案はミクロ粒子を濾過するため間に濾過材
を挾んで互に積層されて用いられる円形の濾過板
に関する。
(従来の技術) 従来、この種の濾過板としては第3図および第
5図に示すものが知られている。図示のように、
濾過板1は円形状であつて、互に同心に配置され
た外リング11と内リング12、その間の両面に
設けられた多孔板などのフオトエツヂ13および
フオトエツヂ間に配置されたコイルばね14から
構成される。従つて、フオトエツヂ13は相対し
て設けられ、外リング11と内リング12はその
間の流路を形成するように間隔をとる役割を果し
且つコイルばね14はフオトエツヂ13を支えて
いる。従来の構造では両側のフオトエツヂ13は
それぞれ外リング11と内リング12に溶接さ
れ、一体に構成されていた。濾過板1と濾過板1
の間には第4図に示すような濾過材20が挾持さ
れる。
第3図に示すように、粒子の混入した原液は外
リング11に在る導入口15から濾過板内に入
り、コイルばね14を通り、フオトエツヂ13を
通過する。フオトエツヂ13の孔より大きい粒子
はそこで止められ、その孔より小さい粒子はフオ
トエツヂ13を通り抜けて濾過材20で捕捉され
る。液は濾過材20を通過し次の濾過板10のフ
オトエツヂ13およびコイルばね14を通り抜
け、内リング12の導入口16から内リング12
内に入り、流出する。
(考案が解決しようとする問題点) 濾過の継続によりフオトエツヂ13と濾過材2
0は次第に目づまりを起し、ついには洗浄を要す
るようになる。従来の濾過板は一体に構成されて
いたため濾過板1内に溜つた粒子を除去するには
外部から気体または液体が噴射された。噴射され
た気体または液体は粒子と共にコイルばね14を
くぐり抜け、外リング11あるいは反対側のフオ
トエツヂ13を通つて外部へ排出されるが、粒子
はいずれかの孔を通過しなければ排出されないた
め洗浄は容易でなく、且つ完全な洗浄ができない
という問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案による濾過板の特徴は相対する一対のフ
オトエツヂが固定される互に同心の外リングと内
リングを、それぞれ互に嵌合する一対のリングで
構成し、容易に2分し得るようにしたことであ
る。
(問題点を解決するための手段の作用) 外リングと内リングがそれぞれ互に嵌合する一
対のリングで構成されているため、それぞれフオ
トエツヂを備える二つの部分に分割することがで
き、従つて内側に接触できるため、完全に洗浄す
ることができる。
(実施例) 次に図面を参照のもとに本考案の実施例を説明
するが、第3図ないし第5図に関し前記した従来
のものと同じ部材は同じ参照数字で示してある。
この考案による濾過板10も第1図に示すよう
に、同心に配置された外リング11と内リング1
2およびそれらのリング間に相対して設けられた
一対の、図示の例では上下に配置されたフオトエ
ツヂ13を含み、さらにフオトエツヂ13の間に
コイルばね14が備えられている。
この濾過板10では、第2図に明瞭に示すよう
に、外リング11と内リング12がそれぞれ一対
のリングで構成される。即ち、外リング11は同
径のリング11aとリング11bから成り、内リ
ング12は同径のリング12aとリング12bか
ら成つている。そして外リングの一方のリング1
1aと内リングの一方のリング12aに一方のフ
オトエツヂ13aが固定され、他方のリング11
bおよびリング12bに他方のフオツトエツヂ1
3bが固定される。コイルばね14はいずれかの
フオトエツヂ13に備えられる。
外リング11を構成する一対のリングはその接
合面が互に嵌合する形状になつており、好ましく
は図示のように、一方のリング11aは外周側1
1cで突出し、他方のリング11bがそれに嵌合
するように内周側11dで突出している。また、
同様に内リング12を構成する一対のリングもそ
の接合面が互に嵌合する形状になつており、一方
のリング12aは外周側12cで突出し、他方の
リング12bが内周側12dで突出している。組
付けられると、それらの接合面の間はシールされ
るようになつている。
なお、外リング11および内リング12を構成
する各対のリング間の接合面の嵌合形状は上記以
外のものでもよいことは明らかであり、組付けた
状態では、ずれることがなく且つ容易に分離し得
る形状であればよい。また、図示の例では水平濾
過板が示されているが、垂直濾過板または傾斜濾
過板であつても、同様に本考案を実施し得ること
は明らかである。
この濾過板10は従来と同じ方式で用いられ、
従つて液の流れも前記した従来のものと同じであ
るが、濾過時間の経過により清掃を要する際は第
2図に示すように2つの部分に分割することがで
きる。従つて、各フオトエツヂ13a,13bの
内面が露出され、フオトエツヂの粒子が付着した
内面をブラシなどでこすつてもよく、または流体
の噴射により洗浄することもできる。
(考案の効果) 上記のように、本考案による濾過板は2つの部
分に容易に分割できるので洗浄が容易であり、且
つ完全に洗浄することができる。さらに、部材が
腐食もしくは破損した場合にも濾過板全体を交換
する必要はなく、その部分を交換すればよいため
メンテナンスが安価にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例による濾過板の縦半分の
斜視図、第2図はその分解斜視図、第3図は従来
の濾過板の縦半分の斜視図、第4図は濾過板の間
に挾持される濾過材の斜視図、そして第5図は他
の型の従来の濾過板を示す斜視図である。 図中、10……濾過板、11a,11b……外
リング、12a,12b……内リング、13……
フオトエツヂ、14……コイルばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ミクロ粒子を濾過するため間に濾過材を挾ん
    で互に積層されて用いられる円形の濾過板であ
    つて、前記濾過板は相対する一対のフオトエツ
    ヂと、前記フオトエツヂが固定される互に同心
    の外リングおよび内リングと、前記外リングと
    前記内リング間に設けられたコイルばねを含む
    ものにおいて、前記外リングおよび前記内リン
    グはそれぞれ互に嵌合する一対のリングから構
    成されていることを特徴とする濾過板。 (2) 前記外リングおよび前記内リングを構成する
    各対のリング間の接合面は一方が外周側で突出
    し且つ他方が内周側で突出している実用新案案
    登録請求の範囲第1項記載の濾過板。
JP18179985U 1985-11-26 1985-11-26 Expired JPH0220017Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18179985U JPH0220017Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

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JP18179985U JPH0220017Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS6290712U JPS6290712U (ja) 1987-06-10
JPH0220017Y2 true JPH0220017Y2 (ja) 1990-06-01

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