JPH02199238A - 自動変速機付車両における変速時期検出方法 - Google Patents

自動変速機付車両における変速時期検出方法

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JPH02199238A
JPH02199238A JP1018996A JP1899689A JPH02199238A JP H02199238 A JPH02199238 A JP H02199238A JP 1018996 A JP1018996 A JP 1018996A JP 1899689 A JP1899689 A JP 1899689A JP H02199238 A JPH02199238 A JP H02199238A
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JP
Japan
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shift
gear shifting
time
gear
rotation speed
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JP1018996A
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Hiroshi Kadota
宏 門田
Yoshiyuki Shinya
義之 進矢
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動変速機付車両におけるエンジン制御装置に
関し、より詳しくは変速ショックを低減するために変速
過程にあるときにはエンジンの発生出力を変更するもの
に関する。
(従来技術及びその問題点) 自動変速機を備えた車両は、変速に伴うトルクショック
、つまり変速ショックの問題を内蔵する。すなわち、変
速過程において、自動変速機の回転部材のイナーシャは
駆動トルクに一時的なピークを与え、この−時的なピー
クが変速ショックとなって表われる。したがって、変速
ショックを低減するには、上述した駆動トルクの一時的
なピークの発生を抑えればよいことになる。
従来−殻内な変速ショック低減策としては、変速機の回
転部材に摩擦要素を係合させて、変速機が保有するエネ
ルギの一部を摩擦熱として放散させ、これにより駆動ト
ルク側への流出割合を抑えることが行なわれている。
しかしながら、エンジンの高出力化が図られている今日
1.摩擦要素の信頼性と変速ショックとのかね合いが難
しくなる傾向にある。すなわち、エンジンの発生出力が
大きくなればなる程、摩擦熱として放散すべきエネルギ
量が大きくなり、このため摩擦要素の耐久性が問題とな
る。
例えば特開昭59−97350号公報には、エンジンの
発生出力そのものを調整することにより、変速過程に表
われる駆動トルクの一時的なピークを抑えるという技術
が開示されている。これによれば、摩擦要素の負担が軽
減されて、摩擦要素の信頼性と変速ショック低減との両
立が容易になるという利点があるものの、このエンジン
の発生出力の調整を変速タイミングに合致させる技術が
必要となる。つまり、変速過程に表われる駆動トルクの
一時的なピークを抑えるべく、エンジンの発生出力を強
制的に調整するものである以上、この強制的な調整が、
例えば変速終了後にも引き続いて行なわれたとすれば、
運転者の意図に反する結果となって運転フィーリングを
悪化させることになる。
変速終了時期を検出する方法として、特開昭60−22
7049号公報には、変速開始時のエンジン回転数と、
変速前後のギヤ比と、から変速終了時のエンジン回転数
を予測する、という開示がある。すなわち、変速開始時
のエンジン回転数にギヤ比を乗算して求めた変速終了時
の予測回転数を判定値として設定し、この判定値に対し
て実際の回転数を比較することで、変速終了時期を検出
するというものである。
これによれば、等速運転状態での変速に限って、その変
速終了時期を的確に検出できる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、等速運転状態での変速はむしろ例外的で
あり、通常の変速は加速状態あるいは減速状態で行なわ
れるのが一般的である。例えば、シフトアップを考えた
ときに、パワーオンシフトアップと呼ばれるように、加
速状態で変速が行なわれるのが一般的である。
このような場合、変速開始時と変速終了時とでは、その
時間的経過に伴なってエンジン回転数が変化しているの
が通例であり、このため上記の従来の手法では、例えば
パワーオンシフトアップ等の場合にその変速終了を的確
に検出できないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、変速前の運転状態にかかわら
ず、的確に変速終了時期を検出するようにした自動変速
機付車両における変速時期検出方法を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段、作用)本発明は変速過
程にエンジンが回転数が変化するのが通例ならば、この
変化分を加味して上記判定値を設定すればよいとの考え
に基づいて、以下のような構成としである。
すなわち、多段式変速機構を備えた自動変速機を有し、
該自動変速機の入力軸の実際の回転数と所定の判定値と
を比較することにより変速終了時期を検出する自動変速
機付車両における変速時期検出方法において、 前記判定値として、変速開始の際の前記入力軸の回転数
の変化率に、変速開始時からの経過時間を乗算し、これ
に変速開始の際の前記自動変速機の入力軸の回転数を加
算して予測エンジン回転数を求め、該予測エンジン回転
数に変速前後のギヤ比を乗算して求めた変速終了エンジ
ン回転数を設定するようにした、構成としである。
上記の構成により、例えばパワーオンシフトアップの場
合には、変速過程でのエンジン回転数の上昇分が上記判
定値に反映されることになる。
また等速運転状態での変速の場合には、変速開始時にお
ける回転数の変化率が「零1であることから、結果的に
変速開始時の回転数にのみ基づいて判定値が設定される
ことになる。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
第2図において、1はサイクル往復動型とされたオツト
ー式のエンジン本体で、このエンジン本体lは、既知の
ように−のバンク2と他のバンク3とが互いにV型に配
置された、いわゆる■型エンジンとされ、またーのバン
ク2と他のバンク3とには、夫々、3つの気筒4が設け
られて、合計6気筒備えた■型6気筒エンジンとされて
いる。
各気筒4は、ピストン5によって画成された燃焼室6を
有し、燃焼室6には図示を略した点火プラグが配置され
、また吸気ボート7、排気ボート8が開口されて、これ
ら各ボート7.8は、吸気弁9あるいは排気弁10によ
り、エンジン出力軸(図示省略)と同期して周知のタイ
ミングで開閉される。
上記吸気ボート7は、−のバンク2と他のバンク3との
相対向する側面に開口されて、各吸気ボート7には燃料
噴射弁11が配設されている。そして、各吸気ボート7
に連なる独立吸気通路12は、各バンク2.3の側面か
ら遠のく方向に伸びた後略180度反転する通路形状と
されている。
すなわち、−のバンク2と他のバンク3とで挟まれた■
バンク中央空間13には、上記独立吸気通路12を形成
する長尺の独立吸気管14が互いに交差して配設されて
いる。そして、このVバンク中央空間13には、吸気拡
大室を形成するサージタンク15が配設されて、このサ
ージタンク15に上記独立吸気管14が接続されている
。また上記サージタンク15より上流側の吸気通路16
には、その上流側から下流側へ向けて、順次、エアクリ
ーナ17.吸気温度を検出する吸気温センサ18、吸入
空気量を検出するエア70メータ19、スロットル弁2
0、このスロットル弁20の開度を検出するスロットル
ポジションセンサ21が配設されている。
前記サージタンク15はその内部空間が仕切壁22によ
って−のバンク2用の拡大室15aと他のバンク3用の
拡大室15bとの2室の区画され、この仕切壁22には
、−の拡大室15aと他の拡大室15bとの連通孔22
aが設けられて、連通孔22aにはアクチュエータとし
てのダイヤフラム23により開閉動する開閉弁24が配
設されている。この開閉弁24は、後述するように、エ
ンジン回転数に応じて吸気の共鳴同調条件を形成するも
のである。また、上記−の拡大室15aと他の拡大室1
5bとは、上記スロットル弁20をバイパスするバイパ
ス通路25を介して、前記上流側吸気通路16に連通さ
れ、このバイパス通路25にはソレノイド弁26が配設
されて、ソレノイド弁26の開度を調節することにより
アイドル運転時のエンジン回転数の調整が行なわれるよ
うになっている。
他方、前記排気ボート8に連なる排気通路28には、そ
の上流側から下流側へ順次、空燃比センサ29.°排気
ガス浄化装置としての三元触媒30、この三元触媒30
の温度を検出する、いわゆるキャタセンサ31が配置さ
れている。空燃比センサ29は、いわゆるリーンセンサ
と呼ばれるように、排気ガスの空燃比(酸素余剰率)に
対応した信号を出力するものとなっている(空燃比に略
比例した信号を出力するものが既に実用化されている)
前記エンジン本体1は、その出力軸に自動変速機32が
連結され、そして、ここではエンジン出力軸と自動変速
機32との間にトルクコンバータ33が介設されている
。上記自動変速機32は、遊星歯車機構からなる多段変
速機と、油圧式の制御回路(図示省略)と、から構成さ
れ、その変速動作は複数のソレノイドパルプ34のオン
、オフ組合わせに基づいてクラッチ、ブレーキ等の摩擦
要素を適宜作動させることにより行なわれるようになっ
ている。尚、上記トルクコンバータ33、には、図示を
省略したロックアツプクラッチが付設され、このロック
アツプクラッチはソレノイドバルブ35のオン、オフに
基づいて制御される。
第2図中、符号40.41は、マイクロコンピュータに
よって構成された制御ユニットで、既知のようにCPU
、RAM、ROMから主として構成されて、−の制御ユ
ニット40はエンジン制御用とされ、他の制御ユニット
41は自動変速機32の変速制御用(トルクコンバータ
33のロックアツプ制御を含む)とされている。
前記各センサ18.19.21.29.31からの信号
は上記エンジン制御用ユニット40に入力され、このエ
ンジン制御用ユニット40には、この他に、センサ42
〜49からの信号が入力されるようになっている。上記
センサ42はブレーキペダル51に付設されたストップ
ランプスイッチである。また、上記センサ44はデスト
リピユータ54に付設されてクランク角すなわちエンジ
ン回転数を検出するものであり、センサ49はエンジン
冷却水温を検出するものである。そして、このエンジン
制御用ユニット40からは、燃料噴射弁11、前記ソレ
ノイド弁26並びにイグナイタ53に対して制御信号が
出力される。例えばイグナイタ53に対して所定の点火
時期信号が制御ユニット40から出力されると、点火コ
イル54の一次電流が遮断されてその二次側に高電圧が
発生され、この二次側の高電圧がデストリピユータ52
を介して点火プラグ(図示省略)に供給される。
前記変速制御用ユニット41には、センサ60〜62か
らの信号が入力される。・センサ60はアクセルペダル
64に付設されたキックダウンスイッチであり、センサ
61はセレクトレバーユニット65に付設されたインヒ
ビタスイッチである。センサ62はトルクコンバータ3
3に付設されて、タービン回転数を検出するものである
前記エンジン制御用ユニット40は、点火時期制御、空
燃比制御、アイドル回転数制御及び吸気の慣性過給制御
を行なうようになっている。例えば空燃比の制御は、従
来同様、吸入空気量とエンジン回転数とに基づいて基本
の燃料噴射量を決定すると共に、吸気温、エンジン冷却
水温、加減速等に応じてこの基本燃料噴射量を補正し、
空燃比センサ29からの出力を受けつつ、所望の空燃比
となるようにフィードバック制御するものである。また
吸気の慣性過給制御は、エンジン回転数に応じて前記開
閉弁24を開閉することにより、低回転運転域と高回転
運転域との共鳴同調条件を形成するものである。すなわ
ち、上記開閉弁24のアクチュエータとしてのダイヤフ
ラム23はその作動源として吸気負圧が用いられて、そ
の導気管63に付設されたソレノイドバルブ(図示省略
)を制御することにより、低回転域では上記開閉弁22
が閉じられ、高回転域では上記開閉弁22が開かれるよ
うになっている。他の点火時期制御、アイドル回転数制
御については、基本的には従来と同様であるので、その
詳細な説明を省略し、本発明と関係ある部分についての
み後述する。
(以下余白) 前記変速制御用ユニット41は、基本的には、第3図に
示す制御マツプに基づいて、スロットル開度と車速とに
応じて所定の変速段が選定されるようになっている。尚
、同図中、実線ul=u3はアップシフトの場合の変速
切換線を示し、破線di−d3はダウンシフトの場合の
変速切換線を示す。より具体的には、アップシフト!I
u1は1速から2速への変速のためのものであり、U2
は2速から3速への変速、U3は3速から4速への変速
のためのものである。ダウンシフト線diは2速から1
速への変速のためのものであり、d2は3速から2速へ
の変速、d3は4速から3速への変速のためのものであ
る。また、この制御ユニット41は、第4図に示す制御
マツプに基づいて、トルクコンバータ33のロックアツ
プ制御を行なうものとされ、このロックアツプ制御はス
ロットル開度が小さいときを除いて、前記変速マツプ(
第3図)における切換線u3、d3と同一とされ、3速
から4速へのアップシフト、4速から3速へのダウンシ
フトと同期してロツクアッブのオン、オフ制御が行なわ
れるようになっている。
加えて、上記アップシフトあるいはダウンシフトの際に
は、その変速が開始された時点から終了までの間、つま
り変速期間の検出が行なわれ、この変速期間中は点火時
期を変更させて、エンジン発生トルクを変更し、これに
よって変速ショックの低減が図られている。ここに変速
期間中に行なわれる点火時期変更制御は、従来と同様で
あるので、その詳しい説明を省略する。なお、この点火
時期変更制御似必要とされる変速期間の検出について、
その概要を説明すると、変速開始時期と変速終了時期の
検出は、以下のようにして行なわれる。
先ず、変速開始時期の検出にあっては、前記変速マツプ
(第3図)に基づいて変速信号が生成された時のトルク
コンバータ33のタービン回転数記す)と、現在のター
ビン回転数(Nt)の変化判値αよりも大きくなった時
をもって変速開始点と判別するようにされている(第6
図、第8図参照)。他方、変速終了時期の検出にあって
は、変速終了時に予測される予測タービン回転数Nte
ndを求めて、この予測タービン回転rrIN t e
 ndと現在のタービン回転数Ntとを比較することに
より行なわれる(第7図、第9図参照)尚、上記予測タ
ービン回転数Ntendの求め方については後述する。
勿論、変速開始と判別されたときには、これと同期して
点火時期の変更制御が行なわれ、変速終了と判別された
ときには、これと同期して上記点火時期変更制御の停止
がなされる。
以上のことを前提として、第5図以後のフローチャート
に基づいて、具体的に説明する。
第5図は変速及びロックアツプ制御を示すものである。
先ず、ステップSl及びS2において、過去のタービン
回転数Nt及びその変化率DNtの書き変えがなされた
後、次のステップS3では、現在のタービン回転数Nt
及びその変化率DNtを求め、次のステップS4におい
て、シフトレンジの判定がなされる。このステップS4
でPレンジ、Rレンジ、Nレンジにあると判別されたと
きには、ステップS5へ進んで、後述するフラグFs、
Fu、Fdのリセット等の処理がなされる。逆に上記ス
テップS4において、Dレンジ、Sレンジ、Lレンジに
あると判別されたときには、ステップS6へ進んでフラ
グFsがセットされているか否かの判別がなされ、rY
ESJのときにはステップS26へ進み、「NO」のと
きにはステップS7へ進む。ここに、フラグFsは変速
実行中であるか否かを表わすものであり、フラグFs=
1は現在変速実行中であることを意味し、Fs=0は変
速が終了していることを意味する。そして、前述した点
火時期の変更制御はこのフラグFsのセット状態を受け
て行なわれるようになっている。
これ以降の制御について、説明を解り易くするために、
第1図に示すタイミングチャートを参照しつつ説明する
こととする。尚、この第1図に表わしたタイミングチャ
ートは、加速過程での2速から3速へのアップシフトを
表わしている。
2速から3速への変速信号が出力される前段階において
は、上記フラグFsはリセット状態にあることから、ス
テップS7へ進み、フラグFuがセットされているか否
かの判別がなされる。ここにフラグFu=1はアップシ
フト信号が出力されたことを意味する。今はアップシフ
ト信号が出力される前段階であることから、このステッ
プS7においてNoと判定されて、次のステップS8へ
進み、フラグFDがセットされているか否かの判別がな
される。ここにフラグFD=1はダウンシフト信号が出
力されたことを意味する。したがって、ここでは、フラ
グFD=Oであることから、NOと判定されて、次のス
テップS9へ進み、タービン回転数Nt及び現在の変速
段(ここでは2速)に基づいて、車速Vの検出がなされ
る。ぞして、との車速Vと現在のスロットル開度THと
に基づいて、第3図、第4図に示すマツプから変速ある
いはロックアツプブの判定がなされる(ステップS9)
。いま、2速から3速へのアップシフト切換線u2を越
えたと仮定すると、このステップSlOにおいて、2速
から3速へのアップシフト信号(変速信号)が出力され
て(第1図中、ポイントTo)、次のステップSllで
前記ソレノイドバルブ34のオン、オフ制御が実行され
る。
次のステップS12あるいはステップS13は、上記変
速信号が生成される前の変速段(GEARθ)と変速さ
れるべき変速段(GEARP)との比較に基づいて、こ
れがアップシフトであるのかダウンシフトであるのかの
判定を行なうものである。ここでアップシフトであると
きにはステップS12からステップS14へ移行して、
上記フラグFuのセットが行なわれ、ダウンシフトであ
るときには、ステップS13からステップS15へ進ん
でフラグFDのセットが行なわれれる。したがって、い
ま2速から3速へのアップシフトの場合を仮定している
ことから、上記ステップS14において、フラグFuの
セットが行なわれることとなる。そして、次のステップ
S16において、変速されるべき変速段の記憶、保存が
なされ、その後前記ステップS1へ戻る。
上記変速信号が出力された直後は、フラグFu=1、フ
ラグFs=Oの状態にある。したがって、ステップS7
からステップS17へ進み、このステップS17におい
て、変速動作が実際に開始されたか否かの判定がなされ
る。
第6図はその詳細を示すものである。アップシフトの変
速が実際に開始されたときには、第1O図に示すように
、タービン回転数Ntが低下する。すなわち、タービン
回転数の変化率DNtは、それ以前のタービン回転数の
変化率DNtOから「負jに向けて大きく変化すること
になる。
このことから、DNtO−DNtが判定値α1よりも大
きくなった時をもって変速が開始されたものと判定する
ようにされている(ステップ520)。尚、現在の変化
率DNtの比較基準となる変化率として、ここでは、複
数回前の変化率DNtlとされているが、これに変えて
変速信号が出力されたときの変化率であってもよい。こ
の判定結果をもって初めて前記フラグFsのセットがな
される(ステップ521)。このフラグFsがセットさ
れたポイントを第1図中T1で示しである。したがって
点火時期の変更制御、つまりここでは遅角制御はポイン
トTIから開始されることになる。そして、次のステッ
プS22ないしステップS23において、変速開始の際
のタービン回転数Ntkあるいはその変化率DNtkを
、NtOあるいはDNtOとして保存される。このター
ビン回転数NtOあるいはその変化率DNtOは後述す
るシフト終了予測回転数Ntendを求める際に用いら
れる(第7図、ステップS31参照)。次のステップS
24ではタイマーTがセットされる。ここにタイマTは
変速開始からの経過時間をカウントするものである。
前記第5図に戻って、上記フラグFsのセットがなされ
た後は、前記ステップS6からステップS26へ進み、
このステップS26においてアップシフトか否かの判別
がなされる。ここでは、アップシフトの場合を仮定して
いることから、YESとしてステップS27へ進み、ア
ップシフトの変速動作が終了したか否かの判定がなされ
る。
第7図はその詳細を示すものである。先ずステップS3
0でタイマーのカウントアツプがなされ、その後ステッ
プS31において、シフト終了回転数Ntendの算出
がなされる。ここに、シフト終了予測回転数Ntend
は下記の式に基づいて演算算出される。
Ntend=変速前後のギヤ比× (NtO+DNtOXkXT) ここにに:変速ロックアツプルーチン処理時間T:タイ
ヤTのカウンタ したがって、シフト終了予測回転数NTendは変速開
始の際のタービン回転数の変化率DNtoの大小あるい
は変速開始からの経過時間Tの大小に応じた値として求
められることになる。このようにして求められたシフト
終了予測回転数NTendは変速終了の判定値として設
定され、次のステップS32において、現在のタービン
回転数Ntと上記シフト終了予測回転数NTendとの
差分が所定値βlよりも小さくなったときをもって変速
終了と判定される。ここに、上記β1は、第1図に示す
ように、遅角制御の終了が徐々に行なわれるようになっ
ているため(徐々に復帰)、この遅角変更量が零となる
点と実際の変速終了(第1図、ポイントT2)とが一致
するようにするためのものである。
そして、上記ステップS32において変速終了と判定さ
れたときには、ステップS33、ステップS34へ進み
、フラグFs、フラグFuのリセットが行なわれる。こ
のフラグFsがリセットされたポイントを第1図中T2
で示しである。したがって点火時期の遅角制御はポイン
トT2での時点で解除されることになる。
以上、2速かも3速への変速を例に説明したが、ダウン
シフトのときには、前述したようにステップS13にお
いてフラグFDのセットがなされ、その後ステップS1
8においてダウンシフト開始の判別(詳細には第8図に
示す)、ステップ328においてダウンシフト終了の判
別(詳細には第9図に示す)がなされる。ここに、ダウ
ンシフトにおける変速開始あるいは変速終了は、前記ア
ップシフトのときと同一の手法であるので、その詳細な
説明を省略する。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、変速
終了時期の検出を、変速開始前の運転状態に係らず適確
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の制御内容を表わすタイミングチャート
。 第2図はシステムの全体系統図。 第3図は変速制御に用いられるマツプ。 第4図はロックアツプ制御に用いられるマツプ。 第5図乃至第9図は制御の一例を示すフローチャート。 第1図 Nt。 Tend DNt。 DNt :エンジン本体 :自動変速機 :トルクコンバータ :イグナイタ :タービン回転数センサ :変速開始の際のタービン回転数 :変速終了予測タービン回転数 :変速開始の際の タービン回転数の変化率 :実際のタービン回転数の変化率

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多段式変速機構を備えた自動変速機を有し、該自
    動変速機の入力軸の実際の回転数と所定の判定値とを比
    較することにより変速終了時期を検出する自動変速機付
    車両における変速時期検出方法において、 前記判定値として、変速開始の際の前記入力軸の回転数
    の変化率に、変速開始時からの経過時間を乗算し、これ
    に変速開始の際の前記自動変速機の入力軸の回転数を加
    算して予測エンジン回転数を求め、該予測エンジン回転
    数に変速前後のギヤ比を乗算して求めた変速終了エンジ
    ン回転数を設定するようにした、 ことを特徴とする自動変速機付車両における変速時期検
    出方法。
JP1018996A 1989-01-28 1989-01-28 自動変速機付車両における変速時期検出方法 Pending JPH02199238A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147067A (ja) * 2005-10-26 2007-06-14 Toyota Motor Corp 自動変速機の変速制御装置

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JP2007147067A (ja) * 2005-10-26 2007-06-14 Toyota Motor Corp 自動変速機の変速制御装置

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