JPH02198794A - ワイヤ式切断機における溝ローラの取付構造 - Google Patents

ワイヤ式切断機における溝ローラの取付構造

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JPH02198794A
JPH02198794A JP1490489A JP1490489A JPH02198794A JP H02198794 A JPH02198794 A JP H02198794A JP 1490489 A JP1490489 A JP 1490489A JP 1490489 A JP1490489 A JP 1490489A JP H02198794 A JPH02198794 A JP H02198794A
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grooved roller
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grooved
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groove
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Junichi Takase
高瀬 順一
Takayoshi Nonaka
野中 隆義
Mitsuo Mitani
三谷 充男
Ryozo Kushida
櫛田 良三
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の溝ローラにワイヤを螺旋状に巻回し、ワ
イヤを高速走行させ、これに被切断物を押し当てて同時
に多数のウェハー状の切断片を形成するワイヤ式切断機
における溝ローラに関する。
〔従来の技術〕
上記ワイヤ式切断機としては例えば特開昭61−100
362号等に示される如く、例えば3個の溝ローラにワ
イヤを螺旋状に巻付け、ワイヤを高速走行させると共に
、ワイヤに切削液を添加してラッピング作用により被切
断物をウェハー状に切断するものである。この際上記切
断と共にワイヤ自体が摩耗し、かつ溝ローラに形成した
ワイヤ巻付用環状溝も摩耗し、従って巻回するワイヤ間
隔に誤差を生じる等の問題がある。
従って溝ローラは定期的に、あるいは摩耗状態を測定し
、交換する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記溝ローラの交換の1つの手段として組をなす溝ロー
ラを支持するブラケットと共に切断機より取り外して行
なう方法があるが、この場合、切断機に取り付けるに際
して下部溝ローラ間に張設されるワイヤと被切断物軸心
との角度、即ち芯出しに手数を要する等の問題がある。
また他の手段としては溝ローラを支持する前方のブラケ
ットに取り付けられるベアリングを取り外して空洞を形
成し、溝ローラをこの空洞から引き出す方法もある。し
かし溝ローラは寸法にもよるが通常30kg前後あり、
取り扱いが困難で上記空洞に挿入するに際し溝ローラに
刻設した環状溝に当接し、これを損偏する等の問題があ
 る。
本発明はかかる点に鑑み、着脱容易な溝ローラを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の溝ローラは相対する
ブラケットにそれぞれ取り付けられる軸受部材と、両軸
受部材間に挟持される溝ローラ本体とからなり、それぞ
れの軸受部材には溝ローラ本体に嵌入する支軸を備え、
かつ一方の軸受部材は溝ローラ軸心方向に移行可能の可
動軸受部材とし、可動軸受部材はブラケットに取り付け
た押圧ねじ杆によりばねを介して溝ローラ本体側に押圧
され、溝ローラ本体を弾圧支持すると共に、溝ローラ本
体の熱膨張は上記ばねにより吸収可能とするようにした
ものである。
〔作 用〕
溝ローラ本体を支持する可動軸受部材の移行により溝ロ
ーラ本体を両ブラケット間において取り出し、あるいは
挿着を容易に行なうことができる。
この場合、上記可動軸受部材はブラケットに取り付けた
螺杆によりばねを介して押圧し、ばね圧により溝ローラ
本体を挟持するときは、溝ローラ本体の発熱により熱膨
張をばねにより吸収することができる。
〔実施例〕
図は本発明の実施例を示す。第5図に示す如くワイヤ式
明断機1はワイヤSを張設するワイヤ張設機構2と駆動
機構3とを備える。駆動機構3はワイヤSの両端を巻取
るリール4.5と、ワイヤSに所定の張力を付与するダ
ンサローラ6.7を備えており、これらは周知構造であ
り説明を省略する。
張設機構2は第1図、第5図、第6図に示す妬く3個の
溝ローラ10. 11. 12とこれを支持する前後の
ブラケット13.14とからなる。ただし後部ブラケッ
ト14は機台フレームF l= 82けた溝ローラ取付
板F2にベアリング15を介して回動自在に取り付けた
回転円板としたもので、この後部ブラケット14の中心
には回動主軸16を取り付け、これに駆動ブー917を
固着し、この駆動プーリ17はベルト18を介して回転
円板駆動モータ19に連結されている。
また前部ブラケット13は連結杆20により後部ブラケ
ット14に接続されている。
これにより回動主軸16を回動しつつ適宜のワイヤ案内
機構(図示省略)によりワイヤを案内し、上記溝ローラ
10. 11. 12に対しワイヤSを螺旋状に巻付け
るようにしたものである。
各溝ローラ10. 11. 12のうち上部溝ローラ1
0は溝ローラ駆動モータ21に接続される駆動プーリ2
2を備えている以外は各溝ローラは同一構造であり、以
下上部溝ローラ10について説明する。この溝ローラl
Oは溝ローラ本体10aと前後のブラケット13.14
に取り付けられる前部軸受部材10bと後部軸受部材1
0cとからなる。
第3.第4図に示す如く溝ローラ本体10aは芯筒30
の外周に耐摩耗性合成樹脂を以てする外筒31を嵌合し
、外筒31には所定ピッチの環状溝32を刻設してなる
前部軸受部材10bは前部支軸40と、この支軸40を
支承するベアリング41及びこのべアリング41を収納
するベアリング筐体42とを備え、支軸40は先端をテ
ーパ状とし、溝ローラ本体10aの芯筒30の一端には
この支軸40に嵌合するテーパ孔33を穿孔し、必要に
よっては支軸40にキー43を植設し、テーパ孔33に
はキー溝34を刻設する。
上記ベアリング筐体42は前部ブラケット13に形成し
た収納筒44内に摺動可能に挿入され、この収納筒44
にはベアリング筐体42を押圧するねじ杆45を備え、
ねじ杆先端には板ばね等のばね46を介入する。なおベ
アリング筐体42は収納筒44に対し回動することば不
適当であり、キー47により回動を阻止する。
なお48は前部ブラケット13における各収納筒44を
連結する連結板である。
前述の後部軸受部材]Ocは後部支軸50と、この支軸
50を支承するベアリング51とを備え、ベアリング5
1は後部ブラケット14に嵌着されている。支軸50は
溝ローラ本体10aの端面に当接するフランジ52及び
該本体内孔35に嵌合する嵌入軸53を備え、嵌入軸5
3にはキー54を植殺し、溝ローラ本体10aにはキー
溝36を形成する。なお支軸50の反対側先端には前述
の駆動プーリ22を固定する。
55は防塵用カバーである。
他の溝ローラ11.12も同一構造であり、それぞれ溝
ローラ本体11a、12a、前部軸受部材1 l b、
  12 b、  f&部軸受部材11c。
12cとからなり、それぞれ上記溝ローラ10と同一部
品に対しては同一符号を付して説明を省略する。ただし
50b、50cはそれぞれ後部支軸である。
図中60は回動主軸16に遊嵌する中間プーリであり、
2個のプーリ61,62を形成し、一方のプーリ61と
前記駆動ブー922との間にベルト63を、またプーリ
62と溝ローラ駆動モータ21との間にベルト64をそ
れぞれ架設する。また70は被切断物Wの昇降装置であ
る。
上記構成に於て、溝ローラ本体10aの取り付けに際し
ては、第4図に示す如く、ねじ杆45により前部軸受部
材10bを収納筒44の内方に引き入れ、前後の支軸4
.0.50との間に溝ローラ本体10aを挿入する間隙
を形成し、両立軸間に溝ローラ本体10aを定位する。
ついでねじ杆45を回動して前部軸受部材10bを押し
出し、両支軸40.50間に溝ローラ本体10aを挟持
する。
この場合、ねじ杆45は、ばね46に抗して回動した後
、若干反対方向に回動し、ばね46の弾圧力により溝ロ
ーラ本体10aを支持する。
これにより溝ローラ本体10aの温度が上昇したとき熱
膨張をばね46により吸収させる。
他の溝ローラ11,12に対しても同様であり、説明を
省略する。
〔発明の効果〕
本発明によるときは、溝ローラは外周に環状溝を形成し
た筒状の溝ローラ本体と、@後のブラケットに取り付け
られる軸受部材とより構成し、両軸受部材のそれぞれに
設けた支軸により溝ローラ本体を挟持すると共に、一方
の軸受部材は軸心方向に移動可能としたから、溝ローラ
本体は前後のブラケット間において容易に着脱すること
ができる。
また上記移動可能の軸受部材は、ブラケットに取り付け
たねじ杆により、ばねを介して移行し、ばね圧により軸
受部材を押圧支持することが好ましく、この構造による
時は溝ローラ本体が使用時の発熱による熱膨張を上記ば
ねにより吸収することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施形を示し、第1図は第2図におけるI
−1線に沿う断面図、第2図はワイヤ張設機構の正面図
、第3図は溝ローラ本体の縦断面図、第4図は溝ローラ
の組立要領説明図、第5図はワイヤ式切断機の全体説明
図、第6図は第5図におけるII −II線に沿うワイ
ヤ張設機構の平面図である。 1はワイヤ式切断機、 10. 11. 12は溝ロー
ラ、 10a、 冊a、12aは溝ローラ本体、 b。 2Cは軸受部 材、 3゜ 14はプラケッ ト、 0は支 軸、 5はねじ杆、 6はばねである。 特 許 出 願 人 住 友 金 属 工 業 株 式

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の溝ローラを組とし、これにワイヤを螺旋状
    に巻付け、ワイヤを走行させて被切断物を同時に多数の
    ウェハー状に切断するワイヤ式切断機において、上記溝
    ローラは相対するブラケットにそれぞれ取り付けられる
    軸受部材と、両軸受部材間に挟持される溝ローラ本体と
    からなり、それぞれの軸受部材には溝ローラ本体に嵌入
    する支軸を備え、かつ一方の軸受部材は溝ローラ軸心方
    向に移行可能の可動軸受部材とし、可動軸受部材はブラ
    ケットに取り付けた押圧ねじ杆によりばねを介して溝ロ
    ーラ本体側に押圧され、溝ローラ本体を弾圧支持すると
    共に、溝ローラ本体の熱膨張は上記ばねにより吸収可能
    としたワイヤ式切断機における溝ローラ。
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