JPH02198080A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野］ 本発明は、磁気記録装置の磁気ヘッドを磁気ディスク面
より離間させる機構に関する。 ［従来の技術］ １、従来密閉型の磁気記録装置の非動作時における磁気
ディスクの記録面の保護は磁気ヘッドを記録面内（以降
へラドランディングゾーンと呼ぶ）に位置させ前記磁気
ディスクと接触させておく方法が主であった。 ２、一部には特開昭６３−２９３５１公報に記載されて
いる様に動力を用いて磁気ヘッドを昇降させる機構が知
られている。 ［発明が解決しようとする課題］ しかし従来技術ｌの方法については、磁気ディスクと磁
気ヘッドが接触しているため下記の欠点を有していた。 ■磁気ディスクと磁気ヘッドが接触しているため工程途
中、運搬途中の振動、衝撃等により磁気ヘッドが破損し
たり磁気ディスクにキズがつくという欠点を有していた
。 ■磁気デイスクと磁気ヘッドが接触しているため長期間
磁気装置を非動作状態で放置しておくと、接触面に水滴
が結露して磁気ディスクと磁気ヘッドが大きな力で密着
してしまうため、ディスクが回転不能となったりする欠
点を有していた。 ■又ヘッドランディングゾーンを設けるため磁気ディス
クの全面を記録面として利用出来ないという欠点も有し
ていた。 従来技術２の方法は前記問題点を解決することは可能で
あるが、磁気ヘッド昇降用の動力を用い、動力伝達に複
雑で多数の部品を必要とするためコストアップになると
いう欠点がある。 尚動力及び伝達機構を有するため多大なスペースが必要
となり小型磁気記録装置では使用出来ないという欠点を
有していた。 そこで本発明は従来のこのような問題点を解決するため
、磁気ヘッド昇降専用動力を必要とせず、磁気ヘッドを
自動的に磁気ディスク面より離間させ、磁気ディスク装
置の非動作時における磁気ディスク及び磁気ヘッドの損
傷を防ぐことを目的としている。 〔課題を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、本発明の磁気ヘッドを磁
気ディスク面より離間させる機構は。 磁気ヘッドを揺動するアクチュエータモーターの動力に
より磁気ヘッドを揺動し、磁気ディスクの外周又は外周
より外側で固定された斜面を有する部材と前記磁気ヘッ
ドを支持しているサスペンションを係接させ自動釣行な
うことを特徴とする。 ［実　施　例］ 以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。 第１図は磁気記録装置の非動作状態を示す平面図である
。磁気ディスク２はベースフレームｌに取り付けられた
スピンドルモーターにクランプ板２１と止めねじ２２に
より固定されている。 磁気ヘッド４は２の磁気ディスク面方向の働くバネ性を
もった支持バネ５に揺動自在に支持されている。前記支
持バネ５は止めねじｌＯによりヘッドブロック１１に固
着されヘッドブロック１１は止めねじ１２によりベース
フレームｌより突出している回転軸１３を中心に揺動す
るロータノーアーム１４の片端に固定されている。ベー
スフレームｌに取付けられたステップモーター（アクチ
ュエータモーター）の軸１７に止めねじ１８により固着
されたフレキシブルなベルト２０が巻き付けられており
片端を前記ロータリーアーム１４にビン１９により固着
されもう片端を゛前記ロータリーアーム１４に止めねじ
１５により固定された与圧ばね１６にビン１９で固着さ
れている。 以上の構造によりステップモーターの軸１７の時計方向
及び反時計方向の回転によりフレキシブルなベルト２０
を介しロータリーアーム１４が軸１３を中心に揺動する
ことが出来る。したがって前記ロータリーアーム１４に
取付けられた磁気ヘッド４も電気ディスク２の表面を揺
動することが可能となる１本発明の斜面２４を有したビ
ン（斜面を有した部材）６が固定部材７に圧入されてお
り固定部材７は止めねじ８によりベースフレームに固定
されている。ビン６と磁気ヘッド４を支持している支持
バネ５は第２図の様に磁気ディスク２の外周より外側で
かつ電気ディスク２の面より離間され係接している。 動作を説明すると、スピンドルモーターが回転しある定
常回転に達するとステップモーターが動作し軸１７が時
計方向に回転する。するとフレキシブルなベルト２０が
軸１７に巻取られてい（。 軸１３を中心にロータリーアーム１４が磁気ディスク２
と反対方向に動作する。したがって磁気ヘッド４及び磁
気ヘッド４を支持している支持バネ５は磁気ディスク２
の中心に向かって動き始める。 支持バネ５はビン６の斜面２４にそって動き磁気ヘッド
４は徐々に磁気ディスク２の表面に近づく、第３図は磁
気ディスク２と磁気へ・ラド４が（接触）している状態
を示し支持バネ５はすでにビン６の斜面より離れている
。 但しこの状態はすでにスピンドルモーターが回転してい
るため、エアベアリング効果によりわずかなスキマ２３
が出来磁気ディスク２と磁気ヘッド４は非接触である。 第３図の状態より記録再生動作が可能となり、従来技術
ｌのランディングゾーン３をも記録面として使用出来る
ことになる。 非動作状態に戻す場合はスピンドルモーターは回転させ
たままステップモーターの軸を反時計方向に回転する。 すると前述した動作の逆が行なわれ支持バネ５はビン６
の斜面２４にそって動き磁気ディスク２の外周より外側
へ又ディスク面より離れることになる。支持バネ５に支
持された磁気ヘッド４も同じ動きを行ない第２図の状態
に戻った所でスピンドルモーターが停止する。 本発明によるビン６の斜面部２４の角度θをある角度以
下に設定すれば支持バネ５のバネ力及び剛性のバランス
より支持バネ５がビン６の斜面２４の方向に傾くことは
なく実、用土問題のない範囲となっている。 又ビン６を圧入している固定部材７の止めねじ穴は長穴
９となっており、磁気ディスク２と磁気ヘッド４を（接
触）させる位置が調整できるようになっている６本実施
例では磁気ヘッド４を磁気ディスク２の面より離間させ
るため斜面２４を有したビン６を使用したがビン６と固
定部材７を一体化したクシ状の部材でもよい。 第４図は第１図のＰ祖国でありロータリーアーム１４に
固定されているヘッドブロック１１及び磁気ヘッド４．
支持バネ５の取付状態を示した正面図である０本発明に
よる固定部材７に圧入されたビン６と支持バネ５が係接
し磁気ヘッド４が磁気ディスク２より離間している状態
を示す正面図でもある。 【発明の効果】 本発明は以上説明したように、＠４面２４を有したビン
６とそれを圧入している固定部材７を取り付けたという
簡単な構造により磁気ヘッド４を磁気ディスク２より離
間することが可能となり従来の問題点が解決される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による磁気記録装置の非動作状態を示
す平面図、第２図は本発明の第１図の八−Ａ断面拡大図
、第３図は本発明の磁気記録装置の動作状態での第１図
のＡ−Ａ断面拡大図、第４図は本発明の第１図のＰ祖国
である。 ｌ　・ ２　・ ３　・ ５　・ ６　・ ７　・ ８　・ １０　　・ １１　　・ ｌ　２　・ １４　・ ｌ　５　・ ・ベースフレーム ・磁気ディスク ・従来のランディングゾーン ・磁気ヘッド ・支持バネ ・ビン（斜面を有した部材） ・固定部材 ・止めねし 長大 ・止めねじ ・ヘッドブロック ・止めねじ ・軸 ・ロータリーアーム ・止めねし １６・・・予圧バネ １７・・・ステップモーター軸 （アクチュエークーモーター） １８・・・止めねじ １９・・・ベルト止めビン 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　鈴　木　喜三部（他１名）弔 図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密閉器内に少なくとも１枚の磁気ディスクと、前記磁気
   ディスク面上を前記磁気ディスクの回転により浮上させ
   て記録再生を行なう揺動型磁気ヘッドを少なくとも１個
   有した磁気記録装置において、前記磁気ヘッドを揺動す
   るアクチュエータモーターの動力により磁気ヘッドを揺
   動し、前記磁気ディスクの外周又は外周より外側で固定
   された斜面を有した部材と前記磁気ヘッドを支持してい
   る支持バネを係接させ、磁気ヘッドを磁気ディスク面よ
   り離間することを特徴とする磁気記録装置。