JPH021974Y2 - - Google Patents

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JPH021974Y2
JPH021974Y2 JP15177282U JP15177282U JPH021974Y2 JP H021974 Y2 JPH021974 Y2 JP H021974Y2 JP 15177282 U JP15177282 U JP 15177282U JP 15177282 U JP15177282 U JP 15177282U JP H021974 Y2 JPH021974 Y2 JP H021974Y2
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station
relay
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】
(a) 考案の技術分野 本考案は単一通話路方式の複数の中継局無線装
置においてトーンスケルチ制御回路を備えたもの
に係り、特に固定局の選局通信から混信障害を排
除する回路に利用して好適なトーン信号による中
継局選択回路に関する。 (b) 従来技術と問題点 第1図は従来の固定局対複数中継局及び各中継
局に所属する移動局の単一通話路方式を示す概念
系統図である。 図において0は固定局を示す。FX-0は固定局の
無線装置であつて送信機TX-0と受信機RX-0とか
らなりたつ。1は中継局を示し大別して固定局向
け固定局無線装置FX-1と移動局向け基地局無線装
置FB-1とからなりたつ。固定局向け固定局無線装
置FX-1は送信機TX-1と受信機RX-1からなり、移
動局向け基地局無線装置FB-1は送信機TB-1と受
信機RB-1からなり、更に受信機RX-1と送信機
TB-1との間にスケルチリレー11があり、同じ
く受信機RB-1と送信機TX-1との間にスケルチリ
レー12を有する構成になつている。2は他の中
継局を示し送信機TX-2と受信機RX-2とからなる
固定局向け無線装置FX-2と、送信機TB-2と受信
機RB-2とからなる移動局向け基地局無線装置FB-2
に大別され、更に受信機RX-2と送信機TB-2との
間にスケルチリレー21があり、同じく受信機
RB-2と送信機TX-2との間にスケルチリレー22
を有する構成になつている。3は中継局1に所属
する移動局群でML-(101)〜ML-(100+n)からなり、
4は中継局2に所属する移動局群でML-(201)
ML-(200+o)からなり、各移動局は送信機TMと受信
機RMで構成されている。しかして運用搬送波を
固定局対中継局はF1、中継局対移動局はF2とす
る。 今トーン方式でない場合、固定局FX-0が中継局
1を介して移動局ML-(101)を呼出すために送信波
F1を送信すると、各中継局の受信機RX-1及び
RX-2等は一斎に受信すると共に、それぞれスケ
ルチリレー11及び21等が動作し、それぞれ次
段の送信機TB-1及びTB-2等を起動せしめ同一送
信波F2で各移動局向けに同時に立上る筈である。
ところが実際的には各中継局の位置関係や回路特
性の相違、あるいはスケルチリレーの動作時間特
性等の僅かな時間差で、送信波F2を早く送出す
る中継局、列えば中継局2ができる。この時未だ
受信状態にある中継局1の移動局向け基地局受信
機RB-1が、早く立上つた中継局2の送信波F2
受信するため、自動的にスケルチリレー12を動
作させて送信機TX-1を起動せしめ送信波F1を送
信する。このため中継局1は固定局0の送信波
F1を中継できないのみならず、他の中継局2等
に対してリンギングやビート障害を発生する欠点
がある。 又各中継局の送信波F2が同時に立上つた場合、
複数の中継局の送信波F2を同時に受信可能な位
置に移動局が存在すれば、該移動局の受信はビー
ト障害を受ける欠点がある。 この欠点を解消するためにトーン信号方式の中
継局選択回路がある。通常単一通話路無線回線に
おいて各中継局毎に異なる選局用のトーン信号を
各1波割当てる。トーン信号とは音声回線に混入
されており質の劣化を防止するため音声帯域外の
単一低周波信号(67〜250.3Hz)を用い、固定局
0の搬送波F1に所定基準にて持続変調されてい
る。これを受信機RX-1にて受信した中継局1は、
自局指定のトーン信号を検出することにより、ス
ケルチリレー11を作用せしめて、送信機TB-1
の起動を行ない送信波F2を送出し、自局指定の
トーン信号を検出できない他局、例えば中継局2
は送信機TB-2を起動することができない。従つ
て移動局3と4に対する中継局からのビート障害
は避けることができる。 しかしこの方式においても、各中継局の設置場
所の関係から中継局1からの送信波F2をもし中
継局2の受信機RB-2が受信できるとすれば、ス
ケルチリレー22を作用して送信機TX-2が固定
局向けの送信波F1を送信するため、中継局1の
受信機RX-1はビート妨害を受ける欠点がある。 (c) 考案の目的 本考案は上記従来の欠点に鑑み、固定局からト
ーン信号を利用して中継局の選局通信を行なう場
合に、リンギングやビート障害を排除するため
に、有効な時差動作をするトーン信号利用の中継
局選択回路を提供することにある。 (d) 考案の構成 そしてこの目的は本考案によれば、固定局と複
数の中継局とからなる単一通話路無線回線におけ
るトーン信号方式の中継局選択回路において、前
記固定局から送信される選局トーン持続信号を受
信する前記各中継局に、それぞれ自局指定信号と
他局指定信号とを区別する判定回路14を設け、
該判定回路が前記自局指定信号を判定したる際に
は、該自局指定信号の立ち上がりのタイミングだ
けを所要時間遅延させ、その短縮した総持続時間
に対応して前記中継局が有する前記固定局向け受
信機のトーンスケルチリレー111を接続制御す
るトーンスケルチ制御回路15を設けると共に、
前記判定回路が前記他局指定信号を判定したる際
には該他局指定信号の立ち下がりのタイミングだ
けを所要時間延長させ、その伸長した総持続時間
に対応して前記中継局が有する前記固定局向け送
信機のスケルチリレー12の接続回路を切断制御
する切断回路16を付設したことを特徴とするト
ーン信号方式の中継局選択回路を提供することに
より達成される。 (e) 考案の実施例 以下本考案実施例を第2図乃至第4図によつて
詳述する。尚図において第1図との対応部位には
同一符号を付してその重複説明を省略する。 第2図は本考案によるトーン信号方式の中継局
選択回路の動作部を示す中継局系統図であつて、
中継局1と中継局2を例に示している。 第3図は本考案によるトーン信号方式の中継局
選択回路の要部ブロツク図、第4図は第2図に示
す動作部のタイムチヤートを示す。 図において、第2図の111と221とはトー
ンスケルチリレー(メーク接点)、112と22
2とは切断リレー(ブレーク接点)であつて共に
本考案の主要動作部であり、Y,Y′,Z,Z′は第
4図タイムチヤートの計測点を示す。第3図の要
部ブロツク図は中継局1を例にとつて図示してお
り、13は固定局向け受信機RX-1の受信回路、
14は判定回路であつて自局用トーンフイルタ1
41及び他局用トーンフイルタ142〜144と
自局用整流回路148と他局用整流回路149に
て構成される。15はトーンスケルチ制御回路で
あつて立上り遅延回路151と比較回路152、
ドライバ回路153、トーンスケルチリレー11
1からなりたつ。16は切断回路であつて立下り
遅延回路161と比較回路162、ドライバ回路
163、切断リレー112からなりたつ。17は
音声復調回路で次段送信機TB-1に中継される。
又立上り、立下り各遅延回路はダイオードD1
D2、抵抗R1とR2、コンデンサC1とC2にて構成さ
れている。又第4図のタイムチヤートに示すX,
Y,Z,は第2図及び第3図に示す計測点であ
り、Y′とZ′は中継局2の同一部位の計測点を示
す。すなわちXは固定局の選局トーン信号、Yは
中継局1のトーンスケルチリレー111、Y′は
中継局2のトーンスケルチリレー221、Zは中
継局1の切断リレー112、Z′は中継局2の切断
リレー222のそれぞれ動作時間を示す。又固定
局0から各中継局を選局するために使用するトー
ン信号の割当ては、中継局1をAトーン、中継局
2をBトーンとする。 第2図に示す中継局1の固定局向け受信機
RX-1に接続されるトーンスケルチリレー111
及び固定局向け送信機TX-1に接続された従来の
スケルチリレー12に直列の切断リレー112を
それぞれ動作させる回路が第3図の要部ブロツク
図に示すトーンスケルチ制御回路15及び切断回
路の16である。 すなわち第3図において固定局0から中継局1
を指定するAトーンを送信波F1に持続変調して
送信すれば、中継局1の受信機RX-1は受信回路
13の内で図示しないデイスクリ回路の出力から
分岐して一方は図示しない低周波回路を経由して
図示のX点に出力され、他方は図示しないハイパ
スフイルタを経由して図示の音声復調回路17に
出力される。X点に出力されたトーン信号は固定
局0から送信される動作時間と同じであつて判定
回路14に接続され、Aトーンは自局用トーンフ
イルタ141を経由して自局用整流回路148で
直流成分に整形され、次段のトーンスケルチ制御
回路15の立上り遅延回路151に入力される。 入力された直流成分はその立上りで抵抗R1
コンデンサC1より成る時定数回路151を通り、
所要時間遅延せしめてコンデンサC1の両端に出
力される。逆にAトーンが停止されると前記直流
成分の立下りではC1の両端の出力電圧はダイオ
ードD1を介して時間の遅れなく放電し零電位の
無信号状態に復旧する。コンデンサC1に出力さ
れた直流成分を比較回路152に入力することに
より、一定の基準値より大きい入力を正規入力と
判定して次段のドライバ回路153に送り、ここ
でレベル変換してトーンスケルチリレー111を
駆動するに充分な電力を得る。 又X点の受信信号がBトーンならば、他局用ト
ーンフイルタ142〜144の何れか一つを経由
して他局整流回路149で直流成分に整形され、
次段の切断回路16の立下り遅延回路161に入
力される。入力された直流成分は入力の立上りで
はダイオードD2を介して時間の遅れなくコンデ
ンサC2を充電して出力するが、逆にBトーンが
停止された時は、その立下りでコンデンサC2
両端の直流成分は抵抗R2とコンデンサC2にて形
成される時定数回路により、所要時間延長して零
電位の無信号状態に復旧する。コンデンサC2
出力された直流成分を比較回路162に入力する
ことにより、正規入力を判定し次段のドライバ回
路163でレベル変換して、ブレーク接点の切断
リレー112を駆動するに充分な電力を得る。 以下第4図のタイムチヤートを参照しながら作
用を説明する。今固定局0が中継局1を介して通
話するため送信波F1にAトーンを重畳して時刻t1
に送信開始し、時刻t3に送信停止したとすると、
固定局0の送信AトーンのタイムチヤートはXで
示される。中継局1の受信機RX-1はAトーンを
検知しタイムチヤートYに示すようにトーンスケ
ルチリレー111を所要遅延時間後のt2に閉じて
送信機TB-1を中継起動する。このときタイムチ
ヤートZに示すように切断回路16は他局指定信
号が入力されないので動作せず切断リレー112
は通常の復旧位置にブレーク接点で閉じているた
め、各移動局よりの受信待受の状態であり中継局
1の中継体勢は成立している。 一方他局、例えば中継局2は受信機RX-2がA
トーンを受信して他局指定信号の判定出力を得る
ため、タイムチヤートZ′に示すようにブレーク接
点の切断リレー222を時刻t1で開き受信機RB-2
の出力を中継不能にする。又時刻t3において固定
局の送信が終了してAトーンが消滅したとき切断
リレー222の動作の立下りは所要遅延時間後の
t4に閉じて復旧する。以上の中継局の動作関係を
次表に示す。
【表】 すなわち固定局0が中継局1を介して中継通信
を行なうときに、固定局0の送信波F1に重畳さ
れるAトーンをもつて中継局1以外のすべての中
継局のF2の受信機出力を切断し、その後に中継
局1から送信波F2を送信するから回り込みがあ
り得ない。又固定局0の送信波F1の停止により
中継局1の送信波F2が停止した後に、中継局1
以外のすべての中継局のF2の受信機出力が復旧
するため回り込みは発生し得ない。 以上の説明は固定局からの下り回線についての
み説明したが回線構成により上り回線にも容易に
利用し得るものであることは云うまでもない。 (f) 考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案によるト
ーン信号方式の中継局選択回路によれば中継局に
おいて搬送波の回り込みによる回線障害や回線停
止を必要とすることがないため運用上回線の信頼
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固定局対複数の中継局及び各中
継局に所属する移動局の単一通話路方式を示す概
念系統図、第2図乃至第4図は本考案によるトー
ン信号方式の中継局選択回路の説明図であつて第
2図は中継局選択回路の動作部を示す中継局系統
図、第3図は中継局選択回路の要部ブロツク図、
第4図は動作部のタイムチヤートを示す。 図において、0は固定局、1と2は中継局、1
2と22はスケルチリレー、14は判定回路、1
5はトーンスケルチ制御回路、16は切断回路、
111と221はトーンスケルチリレー、112
と222は切断リレー、RX-1とRX-2は固定局向
け受信機、TX-1とTX-2は固定局向け送信機を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定局と複数の中継局とからなる単一通話路無
    線回線におけるトーン信号方式の中継局選択回路
    において、 前記固定局から送信される選局トーン持続信号
    を受信する前記各中継局に、それぞれ自局指定信
    号と他局指定信号とを区別する判定回路14を設
    け、該判定回路が前記自局指定信号を判定したる
    際には、該自局指定信号の立ち上がりのタイミン
    グだけを所要時間遅延させ、その短縮した総持続
    時間に対応して前記中継局が有する前記固定局向
    け受信機のトーンスケルチリレー111を接続制
    御するトーンスケルチ制御回路15を設けると共
    に、前記判定回路が前記他局指定信号を判定した
    る際には該他局指定信号の立ち下がりのタイミン
    グだけを所要時間延長させ、その伸長した総持続
    時間に対応して前記中継局が有する前記固定局向
    け送信機のスケルチリレー12の接続回路を切断
    制御する切断回路16を付設したことを特徴とす
    るトーン信号方式の中継局選択回路。
JP15177282U 1982-10-05 1982-10-05 ト−ン信号方式の中継局選択回路 Granted JPS5957052U (ja)

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JP15177282U JPS5957052U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 ト−ン信号方式の中継局選択回路

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JP15177282U JPS5957052U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 ト−ン信号方式の中継局選択回路

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JPS5957052U JPS5957052U (ja) 1984-04-13
JPH021974Y2 true JPH021974Y2 (ja) 1990-01-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006229298A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Fujitsu Ltd 通話路切り替え方法及びシステム

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JPS5957052U (ja) 1984-04-13

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