JPH02197385A - 板材の突合せ接合方法 - Google Patents

板材の突合せ接合方法

Info

Publication number
JPH02197385A
JPH02197385A JP1013489A JP1348989A JPH02197385A JP H02197385 A JPH02197385 A JP H02197385A JP 1013489 A JP1013489 A JP 1013489A JP 1348989 A JP1348989 A JP 1348989A JP H02197385 A JPH02197385 A JP H02197385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side frame
laser beam
roof panel
frame outer
outer panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1013489A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Fukahori
貢 深堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1013489A priority Critical patent/JPH02197385A/ja
Publication of JPH02197385A publication Critical patent/JPH02197385A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、板材の突合せ接合方法、特に、板材同志を突
合せて該両板材を接合する方法に関するものである。
「従来の技術」 第1図には、自動車の車体フレームが示され、第2図に
は、第1図のA部が拡大して示され、第3図には、第2
図の■−■断面が示されている。
第2.3図において、サイドフレーム10は、サイドフ
レームアウタパネル12及びサイドフレームインナパネ
ル14から構成され、該サイドフレーム10は、ルーフ
パネル16と互いに接合されている。すなわち、サイド
フレームアウタパネル12は、その端部12aがサイド
フレームインナパネル14の端部14aと互いに接合さ
れるとともに、サイドフレームアウタパネル12は、そ
の端部12bがサイドフレームインナパネル14の端部
14b及びルーフパネル16の端部16aと互いに接合
されている。
なお、第4図に示されるように、前記サイドフレーム1
0の近くには、ドア18の上部が位置する。ここで、符
号20は、ドアフレームを示し、符号22は、ドアガラ
スを示す。
「発明が解決しようとする課題」 前記第3図において、サイドフレームアウタパネル12
の端部12bをサイドフレームインナパネル14の端部
14b及びルーフパネル16の端部16aと互いに接合
する際には、該接合部24は、スポット溶接により接合
される。このスポット溶接においては、一対のスポット
溶接電極26.28が使用され、すなわち、両スポット
溶接電極26.28は、接合部24を上下から挟むよう
に配置される。このため、スポット溶接電極26.28
を配置するた袷に、接合部24は、凹状になっており、
該接合部24の幅りは、少なくとも10〜13關程度必
要である。
なお、従来では、このような凹状の接合部(段差部)2
4の外観を向上させるために、接合部24にシーラーを
塗布し、その後、モールを取り付けていた。
以上のように、従来の接合方法においては、スポット溶
接で接合を行っているために、接合部24が凹状であり
、接合部24がサイドフレームアウタパネル12及びル
ーフパネル16に対して同一面にならなかった。
なお、サイドフレームアウタパネル及びルーフパネルに
対して接合部を同一面にするた約に、両パネル同志を突
合せ、該両パネルの接合部をレザ溶接により接合するこ
とが考えられる。このようにレーザ溶接により両パネル
を接合する場合には、前述したスポット溶接と異なり、
接合部を凹状にする必要がなく、それゆえ、接合部を両
パネルに対して同一面にすることができる。なお、レー
ザ溶接方法に関しては、例えば、特開昭6146389
号公報を参照されたい。
しかしながら、レーザ溶接により両パネルを接合する場
合において、パネルが薄いと、パネルがレーザ光の熱に
より歪み、接合が不良になる。また、両パネルの間に部
分的に隙間があると、レザ光が該隙間を透過してしまい
、その部分では接合が行われない。
以上のように、レーザ溶接により両パネルを接合する場
合には、接合が不良になり、あるいは、部分的に接合が
行われず、このため、接合部が弱い。
本発明の目的は、両板材の接合部が両板材に対してほぼ
同一面になるように、両板材を強固に接合することがで
きる板材の突合せ接合方法を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 本発明は、板材同志を突合せて該画板材を接合する方法
において、前記両板材の一部をほぼ直角方向内側に折り
曲げるステップと、前記両板材の少なくとも一方の折曲
部に熱硬化性接着剤を塗布するステップと、前記両板材
の接合部が両板材に対してほぼ同一面になるように、両
板材の折曲部同志を突合せるステップと、及び、前記両
板材の接合部にレーザ光を照射して、該レーザ光により
両板材の折曲部同志をレーザ溶接するとともに、該レー
ザ光の熱により熱硬化性接着剤を硬化させるステップと
、を含むことを特徴とする。
「作 用」 本発明においては、両板材の一部をほぼ直角方向内側に
折り曲げ、該画板材の少なくとも一方の折曲部に熱硬化
性接着剤を塗布し、両板材の接合部が両板材に対してほ
ぼ同一面になるように、両板材の折曲部同志を突合せ、
その後、両板材の接合部にレーザ光を照射する。このよ
うにしてレザ光を照射すると、該レーザ光により、両板
材の折曲部同志がレーザ溶接され、更に、レーザ光の熱
により、熱硬化性接着剤が硬化する。それゆえ、両板材
の接合部が両板材に対してほぼ同一面である状態で、両
板材が強固に接合されることとなる。
「実施例」 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
第5.6図には、サイドフレームが示されている。
第5.6図において、サイドフレーム50は、サイドフ
レームアウタパネル52及びサイドフレームインナパネ
ル54から構成され、該サイドフレーム50は、ルーフ
パネル(後述する)と互いに接合される。前記サイドフ
レームアウタパネル52は、その端部52a、52bが
それぞれサイドフレームインナパネル54の端部54a
 、  54bと互いに溶接により接合されている。そ
して、サイドフレームアウタパネル52には、直角方向
内側に折り曲げられた折曲部56が形成されており、該
折曲部56には、接着剤塗布ノズル58の先端部58a
から、熱硬化性接着剤60が塗布される。
第7図には、サイドフレーム及びルーフパネルが互いに
接合された状態が示されている。
第7図において、ルーフパネル62の端部は、直角方向
内側に折り曲げられて折曲部64になっている。そして
、ルーフパネル62と前記サイドフレームアウタパネル
52との接合部66がルーフパネル62及びサイドフレ
ームアウタパネル52に対してほぼ同一面になるように
、ルーフパネル62の折曲部64とサイドフレームアウ
タパネル52の折曲部56とを突合せる。
ここで、第8図の拡大図に示されるように、サイドフレ
ームアウタパネル52の折曲部56には、凹部68が形
成され、ルーフパネル62の折曲部64の先端部70は
、該凹部68に向かって折れ曲がっており、ルーフパネ
ル62の折曲部64の折曲先端部70がサイドフレーム
アウタパネル52の折曲部56の凹部68に係合する。
それゆえ、ルーフパネル62の折曲部64とサイドフレ
ームアウタパネル52の折曲部56とは、確実にを突合
されることとなる。
その後、第7図に示されるように、ルーフパネル62と
サイドフレームアウタパネル52との接合部66に、レ
ーザ光74を照射する。このようにしてレーザ光74を
照射すると、該レーザ光74により、ルーフパネル62
の折曲部64とサイドフレームアウタパネル52の折曲
部56とがレーザ溶接され、更に、レーザ光74の熱に
より、熱硬化性接着剤60が硬化する。
従って、ルーフパネル62とサイドフレームアウタパネ
ル52との接合部66がルーフパネル62及びサイドフ
レームアウタパネル52に対してほぼ同一面である状態
で、ルーフパネル62の折曲部64とサイドフレームア
ウタパネル52の折曲部56とが強固に接合されること
となる。
なお、ルーフパネル62とサイドフレームアウタパネル
52との接合後に、接合部66にシーラーを塗布すると
、外観が更に向上する。
また、接合部66がルーフパネル62及びサイドフレー
ムアウタパネル52に対してほぼ同一面であるので、従
来必要であった接合部を覆うモールが不要になる。
次に、上記の実施例においては、ルーフパネル62の折
曲部64とサイドフレームアウタパネル52の折曲部5
6とを平面状にして両者を面接触させているが、第9.
10図に示されるように、ルーフパネル62の折曲部6
4に凹凸状のリブ76を形成し、ルーフパネル62の折
曲部64とサイドフレームアウタパネル52の折曲部5
6とを点接触させてもよい。そして、この場合にも、第
11図に示されるように、ルーフパネル62とサイドフ
レームアウタパネル52との接合部66に、レーザ光7
4を照射し、レーザ溶接及び熱硬化性接着剤60の硬化
により、ルーフパネル62の折曲部64とサイドフレー
ムアウタパネル52の折曲部56とを接合する。
このようにルーフパネル62の折曲部64 (あるいは
サイドフレームアウタパネル52の折曲部56)に凹凸
状のリブを形成してルーフパネル62の折曲部64とサ
イドフレームアウタパネル52の折曲部56とを点接触
させると、両折曲部64.56の間の隙間にかかわらず
、両折曲部64.56を確実に接合することができる。
なお、第10図において、例えば、長さMlは2III
II+であり、長さM2は7.8 mmである。
次に、第12図には、ルーフパネルに左右2つのサイド
フレームを同時に接合する状態が示されている。
第12図において、左右2つのサイドフレーム50−1
.50−2を所定の位置よりも多少開きぎみにセットし
、該サイドフレーム50−1. 。
50−2のサイドフレームアウタパネル52−1.52
−2の折曲部56−1.56−2に熱硬化性接着剤60
−1.60−2を塗布しく前記第5.6図参照)、その
後、両サイドフレーム50−1.50−2にルーフパネ
ル62を突合せ、両サイドフレーム50−1.50−2
をルーフパネル62に対して所定の位置にセットする。
ここで、レーザ光発生器76には、レーザ光伝送路78
が接続され、このレーザ光伝送路78は、ミラー等によ
り途中で左右2つに分岐し、一方のレーザ光ノズル80
−1は、ルーフパネル62と一方のサイドフレームアウ
タパネル52−1との接合部72−1に近接配置され、
他方のレーザ光ノズル80−2は、ルーフパネル62と
他方のサイドフレームアウタパネル52−2との接合部
72−2に近接配置されている。
そして、レーザ光発生器76からのレーザ光82は、レ
ーザ光伝送路78を通り、一方のレーザ光ノズル80−
1から、ルーフパネル62と一方のサイドフレームアウ
タパネル52−1との接合部72−1に照射され、及び
、他方のレーザ光ノズル80−2から、ルーフパネル6
2と他方のサイドフレームアウタパネル52−2との接
合部72−2に照射される。なお、レーザ光の照射の際
には、視覚センサ(図示せず)により接合部72−1.
72−2の位置を検出しながら、レーザ光が該接合部7
2−1.72−2に照射される。
このように、第12図に示されるような装置によれば、
ルーフパネル62に左右2つのサイドフレーム50−1
.50−2を同時に接合することができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、レーザ光により
両板材の折曲部同志がレーザ溶接されるとともに、レー
ザ光の熱により熱硬化性接着剤が硬化するので、両板材
の接合部が両板材に対してほぼ同一面である状態で、両
板材が強固に接合されることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車の車体フレームの外観斜視図、第2図
は、第1図のA部の拡大図、 第3図は、第2図のI[I−I断面図、第4図は、サイ
ドフレームとドア上部との位置関係を示す説明図、 第5.6図は、それぞれ、サイドフレームに熱硬化性接
着剤を塗布する状態を示す外観斜視図、断面図、 第7図は、サイドフレーム及びルーフパネルが互いに接
合された状態を示す断面図、 第8図は、第7図の要部拡大図、 第9.10図は、それぞれ、ルーフパネルの折曲部に凹
凸状のリブを形成し該ルーフパネルの折曲部とサイドフ
レームアウタパネルの折曲部とを点接触させた状態を示
す断面図、外観斜視図、第11図は、第9.10図のル
ーフパネルの折曲部とサイドフレームアウタパネルの折
曲部との接合部にレーザ光を照射する状態を示す説明図
、及び、 第12図は、ルーフパネルに左右2つのサイドフレーム
を同時に接合する状態を示す説明図である。 50・・・・サイドフレーム、 52・・・・サイドフレームアウタパネル、54・・・
・サイドフレームインナパネル、56・・・・折曲部、 58・・・・接着剤塗布ノズル、 60・・・・熱硬化性接着剤、 62・・・・ルーフパネル、 64・・・・折曲部、 66・・・・接合部、 68・・・・凹部、 70・・・・折曲先端部、 74・・・・レーザ光。 第9図 第11図 第10図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 板材同志を突合せて該両板材を接合する方法において、 前記両板材の一部をほぼ直角方向内側に折り曲げるステ
    ップと、 前記両板材の少なくとも一方の折曲部に熱硬化性接着剤
    を塗布するステップと、 前記両板材の接合部が両板材に対してほぼ同一面になる
    ように、両板材の折曲部同志を突合せるステップと、及
    び、 前記両板材の接合部にレーザ光を照射して、該レーザ光
    により両板材の折曲部同志をレーザ溶接するとともに、
    該レーザ光の熱により熱硬化性接着剤を硬化させるステ
    ップと、を含むことを特徴とする板材の突合せ接合方法
JP1013489A 1989-01-23 1989-01-23 板材の突合せ接合方法 Pending JPH02197385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1013489A JPH02197385A (ja) 1989-01-23 1989-01-23 板材の突合せ接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1013489A JPH02197385A (ja) 1989-01-23 1989-01-23 板材の突合せ接合方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02197385A true JPH02197385A (ja) 1990-08-03

Family

ID=11834533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1013489A Pending JPH02197385A (ja) 1989-01-23 1989-01-23 板材の突合せ接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02197385A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07164172A (ja) * 1993-12-13 1995-06-27 Nkk Corp 金属板の重ね合せ接合方法
WO2004014593A1 (en) * 2002-08-07 2004-02-19 Eclipse Aviation Corporation Method of welding, by using for example friction stir welding, surfaces with polymers sealant and welded structure
JP2012524693A (ja) * 2009-04-21 2012-10-18 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー シートフレーム及びレーザ昇温接着を使用した形成方法。

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07164172A (ja) * 1993-12-13 1995-06-27 Nkk Corp 金属板の重ね合せ接合方法
WO2004014593A1 (en) * 2002-08-07 2004-02-19 Eclipse Aviation Corporation Method of welding, by using for example friction stir welding, surfaces with polymers sealant and welded structure
JP2005534499A (ja) * 2002-08-07 2005-11-17 エクリプス アヴィエイション コーポレーション 高分子化合物封止剤を伴った摩擦攪拌溶接等による表面同士の溶接方法ならびに溶接構造物
US7225966B2 (en) 2002-08-07 2007-06-05 Eclipse Aviation Corporation Welded joints with polymer sealant
JP4694200B2 (ja) * 2002-08-07 2011-06-08 エクリプス エアロスペース,インコーポレイテッド 高分子化合物封止剤を伴った摩擦攪拌溶接等による表面同士の溶接方法ならびに溶接構造物
JP2012524693A (ja) * 2009-04-21 2012-10-18 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー シートフレーム及びレーザ昇温接着を使用した形成方法。

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950031469A (ko) 경화 플라스틱의 초음파 용접법
JPH02197385A (ja) 板材の突合せ接合方法
CN110171484B (zh) 车辆用柱结构以及车辆用柱的制造方法
JP2004338612A (ja) 車両用ドアサッシュ
JPH07164172A (ja) 金属板の重ね合せ接合方法
KR970001111B1 (ko) 자동차의 프론트바디 연결용 부재
JP3865492B2 (ja) 柱梁の接合構造と接合金具、柱、およびユニット建物
JPS586597B2 (ja) シヤタイガイハンノツギメセツゾクホウホウ
JPH02211986A (ja) 車両の車体接合方法
JP2004216839A (ja) レーザーによる熱可塑性樹脂の接合方法及び接圧治具
JPS624627A (ja) ドアサツシユの製造方法
JP3796778B2 (ja) シェアージョイント構造体及びその接着方法
JPH05380A (ja) アツセンブリのクリンチング部スポツト溶接法
KR100384172B1 (ko) 애프터 헤밍 가용접부 구조
JP2827836B2 (ja) 気密室の仕上材の接合方法およびこの接合方法に用いられる締付ローラ
US20090195900A1 (en) Method and apparatus for fabricating a gel string
JPH0458385B2 (ja)
JPH11105742A (ja) ヘミング構造
JPH0254186B2 (ja)
JPH11254163A (ja) 薄板の溶接構造
JPH02217121A (ja) パネルの結合方法
JPS5916685A (ja) 金属薄板の接合構造
JPH0726705A (ja) 気密室の仕上材の接合方法およびこの接合方法に用いられる締付ローラ
KR0181598B1 (ko) 레이저 용접을 이용한 헴 조인트 형성방법
JPS63220981A (ja) 板継ぎ方法