JPH02197109A - 複合抵抗組成物 - Google Patents
複合抵抗組成物Info
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- JPH02197109A JPH02197109A JP1669989A JP1669989A JPH02197109A JP H02197109 A JPH02197109 A JP H02197109A JP 1669989 A JP1669989 A JP 1669989A JP 1669989 A JP1669989 A JP 1669989A JP H02197109 A JPH02197109 A JP H02197109A
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
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- Ceramic Capacitors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、５ｎＯａを導電体成分としＢａＴｉＯ３−
ＡＳｎＯ＊ （Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａのうちの少なく
とも１つ）の固溶体を誘電体成分とする複合抵抗組成物
に間するものである。
ＡＳｎＯ＊ （Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａのうちの少なく
とも１つ）の固溶体を誘電体成分とする複合抵抗組成物
に間するものである。
（従来技術）
半導体ＩＣの入力信号端子の保護用として、抵抗器やコ
ンデンサが使用されてきているが、近年の電子機器の小
型化に伴い、これらの抵抗器やコンデンサについても小
型化が要望されている。
ンデンサが使用されてきているが、近年の電子機器の小
型化に伴い、これらの抵抗器やコンデンサについても小
型化が要望されている。
ここに用いられている抵抗器としては、アルミナ等の絶
縁材上にカーボンを着膜した炭素皮膜抵抗器や、同じく
アルミナ等の絶縁材上にＳｎＯ２系の導電膜を形成した
酸化金属皮膜抵抗器等があり、さらに最近では、高密度
表面実装用として、アルミナ等の絶縁体基板上にＲｕＯ
２等を主成分とする抵抗体ペーストをスクリーン印刷に
より塗布し、焼き付けた小型のチップ抵抗器の使用が増
加している。また、ここに用いられているコンデンサと
しては、ポリスチレン等を誘電体とするプラスチックフ
ィルムコンデンサやＢａＴｉＯ３等を誘電体とするセラ
ミックスコンデンサがあり、ここでも最近ではチップタ
イプのセラミックスコンデンサの使用が増加している。
縁材上にカーボンを着膜した炭素皮膜抵抗器や、同じく
アルミナ等の絶縁材上にＳｎＯ２系の導電膜を形成した
酸化金属皮膜抵抗器等があり、さらに最近では、高密度
表面実装用として、アルミナ等の絶縁体基板上にＲｕＯ
２等を主成分とする抵抗体ペーストをスクリーン印刷に
より塗布し、焼き付けた小型のチップ抵抗器の使用が増
加している。また、ここに用いられているコンデンサと
しては、ポリスチレン等を誘電体とするプラスチックフ
ィルムコンデンサやＢａＴｉＯ３等を誘電体とするセラ
ミックスコンデンサがあり、ここでも最近ではチップタ
イプのセラミックスコンデンサの使用が増加している。
さらに、これらの部品の小型化及び高密度実装化の要望
に応えるために、抵抗器及びコンデンサのスペースを少
なくする目的で、これらを一体層して、１つの部品でお
きかえることも行われ、例えば、ＢａＴｉＯ３系磁器を
基板として、これをコンデンサ用誘電体に用い、これに
カーボン等を主体とした抵抗体ペーストをスクリーン印
刷することにより抵抗器を形成したＣＲ複合部品等が利
用されている。
に応えるために、抵抗器及びコンデンサのスペースを少
なくする目的で、これらを一体層して、１つの部品でお
きかえることも行われ、例えば、ＢａＴｉＯ３系磁器を
基板として、これをコンデンサ用誘電体に用い、これに
カーボン等を主体とした抵抗体ペーストをスクリーン印
刷することにより抵抗器を形成したＣＲ複合部品等が利
用されている。
（発明が解決しようとする問題点）
ところが、この従来のＣＲ複合部品は抵抗器とコンデン
サをそれぞれはりあわせて一体化したものであり、大幅
な省スペース化にはつながらない。
サをそれぞれはりあわせて一体化したものであり、大幅
な省スペース化にはつながらない。
また、最近では、小型化、高密度実装化に加え、これら
の部品に対するより一層のコストダウンが求められてい
る。
の部品に対するより一層のコストダウンが求められてい
る。
それゆえに、この発明の主たる目的は、材料レベルでコ
ンデンサ的機能を有する抵抗体を提供することであり、
これにより、従来のチップ部品１個と同等のスペースと
コストで、抵抗器とコンデンサの両方の機能を有する部
品の作製が可能となる。
ンデンサ的機能を有する抵抗体を提供することであり、
これにより、従来のチップ部品１個と同等のスペースと
コストで、抵抗器とコンデンサの両方の機能を有する部
品の作製が可能となる。
（問題を解決するための手段）
通常、導電体成分と誘電体成分が混在した組成物におい
ては、その電気的性質を示す等価回路は、抵抗とコンデ
ンサが直列及び並列に入った複雑な形となり、例えば半
導体ＩＣの人力信号端子の保護用として用いる場合の単
一の並列回路にはならない。ところが、現実に使用する
場合には、純粋な抵抗とコンデンサの並列回路でなくて
も、特定の周波数領域において、抵抗値及び静電容量の
値がある範囲内にあれば、十分に機能を果たす場合が多
い。
ては、その電気的性質を示す等価回路は、抵抗とコンデ
ンサが直列及び並列に入った複雑な形となり、例えば半
導体ＩＣの人力信号端子の保護用として用いる場合の単
一の並列回路にはならない。ところが、現実に使用する
場合には、純粋な抵抗とコンデンサの並列回路でなくて
も、特定の周波数領域において、抵抗値及び静電容量の
値がある範囲内にあれば、十分に機能を果たす場合が多
い。
そこで本発明では、使用用途の多い、直流における体積
固有抵抗値がＩＯＭ〜１０００ＭΩ・Ｃｍであり、周波
数１ ｋＨｚ以下における比誘電率力＄２０００以上と
なる電気的特性を有する複合抵抗組成物を提供すること
を目的として研究を行ったものである。
固有抵抗値がＩＯＭ〜１０００ＭΩ・Ｃｍであり、周波
数１ ｋＨｚ以下における比誘電率力＄２０００以上と
なる電気的特性を有する複合抵抗組成物を提供すること
を目的として研究を行ったものである。
その結果、ＢａＴｉＯ３−ＡＳｎＯ３（Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ
、Ｂａのうちの少なくとも１つ）の固溶体において、Ａ
Ｓ ｎ Ｏ３の組成比（重量％）を５〜２５とし、さ
らにこのＢａＴ ｉ ０３−ＡＳｎＯ３（Ａ＝Ｃａ、Ｓ
ｒ、Ｂａ）の固溶体１００重量部に対し、ＳｎＯ２を１
〜１０ｆｆｉ量部を添加含有したことを特徴とする複合
抵抗組成物において、上記のＴ！ｉ気的詩的特性成され
た。
、Ｂａのうちの少なくとも１つ）の固溶体において、Ａ
Ｓ ｎ Ｏ３の組成比（重量％）を５〜２５とし、さ
らにこのＢａＴ ｉ ０３−ＡＳｎＯ３（Ａ＝Ｃａ、Ｓ
ｒ、Ｂａ）の固溶体１００重量部に対し、ＳｎＯ２を１
〜１０ｆｆｉ量部を添加含有したことを特徴とする複合
抵抗組成物において、上記のＴ！ｉ気的詩的特性成され
た。
（発明の効果）
この発明によれば、直流における体積固有抵抗値がＩＯ
Ｍ〜１０００ＭΩ・ｃｍであり、周波数１ ｋ Ｈｚ以
下における比誘電率が２０００以上となる電気的特性を
有する複合抵抗組成物が得られ、これにより、例えば半
導体ＩＣの入力信号端子の保護用の抵抗器とコンデンサ
の両方の機能を有する部品が従来のチップ部品１個と同
等のスペースとコストで製造できる。
Ｍ〜１０００ＭΩ・ｃｍであり、周波数１ ｋ Ｈｚ以
下における比誘電率が２０００以上となる電気的特性を
有する複合抵抗組成物が得られ、これにより、例えば半
導体ＩＣの入力信号端子の保護用の抵抗器とコンデンサ
の両方の機能を有する部品が従来のチップ部品１個と同
等のスペースとコストで製造できる。
さらに、半導体ＴＣの入力信号端子の保設以外にも、電
子回路において周波数フィルタ一部分など種々の部分に
、本発明による複合抵抗組成物を利用した安価で小型の
部品が使用される。
子回路において周波数フィルタ一部分など種々の部分に
、本発明による複合抵抗組成物を利用した安価で小型の
部品が使用される。
（実施例〉
出発原料として、ＢａＣ０ａ、ＣａＣＯ５、ＳｒＣＯ３
、Ｔ ｉ ０２、ＳｎＯ２を用意し、これらを秤量して
、ＢａＴｉＯ３−ＡＳｎＯ３（Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａの
うちの少なくとも１つ）の固溶体において、Ａ Ｓ ｎ
Ｏ３の組成比（ｉｉ量％）が所定の割合になるように
、それぞれを配合した。
、Ｔ ｉ ０２、ＳｎＯ２を用意し、これらを秤量して
、ＢａＴｉＯ３−ＡＳｎＯ３（Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａの
うちの少なくとも１つ）の固溶体において、Ａ Ｓ ｎ
Ｏ３の組成比（ｉｉ量％）が所定の割合になるように
、それぞれを配合した。
これを１３００℃で２時間仮焼し、その後粉砕し所定の
固溶体粉末を得た。
固溶体粉末を得た。
次に、この固溶体粉末に対し、ＳｎＯ２粉末を所定の割
合で混合し、さらに結合剤として、ポリビニルアルコー
ル系バインダーを１重量部加えボールミルによって６時
間混合した。その後、乾燥造粒し、所定の粉末を得た。
合で混合し、さらに結合剤として、ポリビニルアルコー
ル系バインダーを１重量部加えボールミルによって６時
間混合した。その後、乾燥造粒し、所定の粉末を得た。
これを１ｔｏｎ／ｃｍ２の圧力で円板状に成形し、所定
温度で１時間焼成した。作製した各試料の組成を表１に
示した。
温度で１時間焼成した。作製した各試料の組成を表１に
示した。
得られた円板状焼結体の両面に、Ａｇペーストを８００
℃にて焼付け、電極を形成した。
℃にて焼付け、電極を形成した。
各試料について、比誘電率及び体積固有抵抗を測定した
結果を表２に示した。なお、誘電率は温度２５℃、周波
数１ ｋ Ｈｚ、 測定電圧ｌｖの条件で測定し、体
積固有抵抗は温度２５℃で、Ｄ、 Ｃ。
結果を表２に示した。なお、誘電率は温度２５℃、周波
数１ ｋ Ｈｚ、 測定電圧ｌｖの条件で測定し、体
積固有抵抗は温度２５℃で、Ｄ、 Ｃ。
５００Ｖ／ｒｎｍを印加し１分後に測定したものである
。
。
表中水を付した試料は、この発明の範囲外のものであり
、残りの試料は、この発明の範囲内のものである。以下
に、表１及び表２に従い、本発明に係る複合抵抗組成物
の請求範囲の理由を述べる。
、残りの試料は、この発明の範囲内のものである。以下
に、表１及び表２に従い、本発明に係る複合抵抗組成物
の請求範囲の理由を述べる。
試料１のように、ＳｎＯ２が１．０重量％より少ないも
のでは、体積固有抵抗が２０００ＭΩ・ｃｍと大きく、
１０００ＭΩ・ｃｍ以下のものが得られない。また、
試料９及び１０のように５ｎ０２が１０重量％より多い
ものでは、比誘電率が小さく、２０００以上のものが得
られない。さらに、試料８のように、ＳｎＯ２が１０重
量％のものは、焼成温度が１３７０℃のときは、比誘電
率が１６００と小さいが、試料１４のように焼成温度が
１４００℃のときは、比誘電率が２１００と大きくなる
。
のでは、体積固有抵抗が２０００ＭΩ・ｃｍと大きく、
１０００ＭΩ・ｃｍ以下のものが得られない。また、
試料９及び１０のように５ｎ０２が１０重量％より多い
ものでは、比誘電率が小さく、２０００以上のものが得
られない。さらに、試料８のように、ＳｎＯ２が１０重
量％のものは、焼成温度が１３７０℃のときは、比誘電
率が１６００と小さいが、試料１４のように焼成温度が
１４００℃のときは、比誘電率が２１００と大きくなる
。
しかし、焼成温度が低いほうが、多くの面で経済的であ
り、この点で試料Ｉ５のようにＳｎＯ２が２．０１ｉ量
％のものは、焼成温度が１３５０℃においても、比誘電
率４３００、体積固有抵抗５１０ＭΩ・ｃｍが達成され
ている。
り、この点で試料Ｉ５のようにＳｎＯ２が２．０１ｉ量
％のものは、焼成温度が１３５０℃においても、比誘電
率４３００、体積固有抵抗５１０ＭΩ・ｃｍが達成され
ている。
さらに、試料１８のように、ＢａＴｉＯ３−ＡＳｎＯ３
（Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａのうちの少なくとも１つ）の固
溶体において、Ａ Ｓ ｎ Ｏ３の組成比（重量％）が
２５をこえるものについては、比誘電率が小さく、２０
００以上にならない。
（Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａのうちの少なくとも１つ）の固
溶体において、Ａ Ｓ ｎ Ｏ３の組成比（重量％）が
２５をこえるものについては、比誘電率が小さく、２０
００以上にならない。
さらに、試料２０のように、ＢａＴｉＯ３−ＡＳｎＯ３
（Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａのうちの少なくとも１つ）の固
溶体において、Ａ Ｓ ｎ Ｏ３の組成比（！Ｉｔ％）
が５より少ないものも、比誘電率が小さく、２０００以
上にならない。
（Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａのうちの少なくとも１つ）の固
溶体において、Ａ Ｓ ｎ Ｏ３の組成比（！Ｉｔ％）
が５より少ないものも、比誘電率が小さく、２０００以
上にならない。
表１ 複合抵抗組成物の組成
表２ 複合抵抗組成物の特性
Claims (1)
- ＢａＴｉＯ＿３−ＡＳｎＯ＿３（Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａ
のうちの少なくとも１つ）の固溶体において、ＡＳｎＯ
＿３の組成比（重量％）を５〜２５とし、さらにこのＢ
ａＴｉＯ＿３−ＡＳｎＯ＿３（Ａ＝Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａの
うちの少なくとも１つ）の固溶体１００重量部に対し、
ＳｎＯ＿２を１〜１０重量部を添加含有したことを特徴
とする複合抵抗組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1016699A JPH0715804B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 複合抵抗組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1016699A JPH0715804B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 複合抵抗組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02197109A true JPH02197109A (ja) | 1990-08-03 |
| JPH0715804B2 JPH0715804B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=11923538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1016699A Expired - Lifetime JPH0715804B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 複合抵抗組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715804B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109796042A (zh) * | 2019-03-11 | 2019-05-24 | 湖北天瓷电子材料有限公司 | 一种加胶制备固相法钛酸钡方法 |
-
1989
- 1989-01-26 JP JP1016699A patent/JPH0715804B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109796042A (zh) * | 2019-03-11 | 2019-05-24 | 湖北天瓷电子材料有限公司 | 一种加胶制备固相法钛酸钡方法 |
| CN109796042B (zh) * | 2019-03-11 | 2022-01-04 | 湖北天瓷电子材料有限公司 | 一种加胶制备固相法钛酸钡方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0715804B2 (ja) | 1995-02-22 |
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