JPH0219708B2 - - Google Patents

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JPH0219708B2
JPH0219708B2 JP56029939A JP2993981A JPH0219708B2 JP H0219708 B2 JPH0219708 B2 JP H0219708B2 JP 56029939 A JP56029939 A JP 56029939A JP 2993981 A JP2993981 A JP 2993981A JP H0219708 B2 JPH0219708 B2 JP H0219708B2
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speed
acceleration
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Kunio Myashita
Tadashi Takahashi
Hiroshi Hayashida
Shigeki Morinaga
Kimyoshi Ishizaki
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  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モータの位置制御方法に係り、動作
軸に、回転軸の角度を測定するエンコーダを有
し、かつモータに係る電動機を、所定の動作回転
数で駆動するために、スイツチング素子を有する
制御回路を備えることにより、任意の角度をステ
ツプ的に前、後進させるようにしたモータの位置
制御方法に関するものである。
従来、任意の角度をステツプ的に駆動する装置
としては、ステツプモートルあるいはクラツチ付
き電動機(クラツチモートル)が知られている。
上記のうち、ステツプモートルは、オープン制
御でステツプ送りが可能な長所を有するが、大き
なトルクの必要なとき、あるいは高速応答のため
には全容積が大きくなる短所をもつている。
他方、クラツチモートルは、工業用ミシンなど
に使われており、高速応答性が良い特徴がある。
工業用ミシンでは、最短時間に、定められた角
度を送ることが重要であり、制御方法に工夫がさ
れてきている。
しかしながら、クラツチモートルは、クラツチ
の摩耗あるいは、クラツチON−OFF時の騒音が
大きいなどの短所を有している。
これにたいし、直流モートルの軸に、回転角度
を検出するエンコーダを装着した、エンコーダ付
直流モートルを使用することにより、高速応答お
よび寿命の改善を図る方法がある。
この場合、モータ本体に、位置決めする能力を
与えるのは、エンコーダの信号を基にスイツチン
グ動作をし、モータに正方向および逆方向の可変
電圧を印加することのできる制御回路である。
一方、モータの負荷としては、情報機器が多く
なつており、対象とするモータ軸の慣性モーメン
ト、あるいは負荷トルクも種々多様である。
この場合、従来、モータをその装置と直結し
て、制御ループのゲインなどを調整し、位置決め
時の動作を、できるだけスムーズに、ハンチング
を少なく停止するようにしている。
また、モータを駆動する電源電圧が変化した場
合、制御ループのゲインが変化したことと等しく
なり、その都度、ゲインを再調整するか、あるい
は、電圧を検出しゲインを自動調整する回路を付
加する必要があつた。
本発明は、上記のような従来技術に係るものの
問題点を解消し、位置決め制御のときに、負荷の
イナーシヤあるいは、電源電圧が変化しても、常
にハンチングの少ない位置決め制御を可能とする
ことを志向した、モータの位置制御方法の提供
を、その目的とするものである。
本発明のモータの位置制御方法に係る第1の発
明の特徴は、モータに位置を測定するエンコーダ
を具備させ、このモータを外部から与えられる最
高速度指令値ω1および位置決め指令値θ0に基づ
いて位置制御せしめるようにしたものにおいて、
起動時に加速度を測定し、前記最高速度指令値
ω1、および起動時に測定した加速度をαとする
とαに反比例した減速を開始すべき位置から停止
させるべき位置までの距離θdと、この距離θd内に
おける速度指令値ωNを加速度αと前記位置決め
指令値θ0までの残りの距離θ′とにより求め、これ
によつて求められた速度指令値ωNとに基づいて
減速するようにして位置制御をするモータの位置
制御方法にある。
同じく、上記位置制御方法に係る第2の発明の
特徴は、モータに位置を測定するエンコーダを具
備させこのモータを外部から与えられる最高速度
指令値ω1および位置決め指令値θ0に基づいて位
置制御せしめるようにしたものにおいて、加速度
α1を測定するための最小位置であるところの基準
値θcと位置決め指令値θ0とを比較し、その位置決
め指令値θ0が当該基準値θcより大きいか、あるい
は同等であれば、最高速度指令値ω1と、加速度
α1との測定により得られる、減速を開始すべき位
置から停止させるべき位置θ0までの距離θdと当該
距離内での速度指令値ωNに基づいて減速するよ
うにし、上記の位置決め指令値θ0が上記基準値θc
より小であれば、位置決め指令値θ0を前回の位置
制御の際に得られた減速度α2を元に減速を開始す
べき距離θd、および前回の減速時の速度指令値に
基づいて減速するようにして位置制御をするモー
タの位置制御方法にある。
しかして、本発明に係るものは、位置決め制御
のときに、負荷のイナーシヤあるいは電源電圧が
変化しても、常にハンチングの少ない位置決め制
御を可能とすることを根本の課題としているもの
であり、これの理解への便宜に供するため、本発
明に係る実施例を説明する前に、まず、本発明に
係るものの基本的技術思想ならびに、その発明の
要点を、次に説明することにする。
順序として、動作軸に位置を測定するエンコー
ダを有するモータにおける、位置決め制御に関係
する諸要素を考えることにする。
最初に、(イ)位置決め指令値θ0(rad)がある。
これは、あるモータ角度から正転方向あるいは
逆転方向に、任意の角度、駆動する目標値とな
る。
この値は、ミシンなどのクラツチモートルでは
モータ軸で1回転を越えることは少ないが、プリ
ンターなどでは、たとえば通常の角度でいうと、
位置決め指令値として1800度というようにモータ
軸で数回転以上になることは珍しくはない。
次に、(ロ)モータ軸に直結したエンコーダの1回
転当りのパルス数Pがある。
このパルス数Pが多いと、位置決め制御のとき
に選択できる送り角度が分解能(選択できる送り
量の数)を高くできる。
上記の位置決め指令値θ0(rad)を前記のパルス
数Pで表わした位置決め指令値θ0p(パルス)は、
次のようになる。
θ0p=θ0×(P/2π)(パルス) ……(1) 次いで、(ハ)モータの発生するトルク、すなわち
モータトルクTM(Kg−m)がある。
このモータトルクTMは、次式で示される。
TM=Kt×IM ……(2) ここで、Ktは、モータのトルク定数(Kg−
m/A)、IMは、モータ電流(A)である。
このトルク定数Ktは、モータ個々の固有の値
であり、次式で示される。
Kt=K1×N1×φ ……(3) ここで、K1は定数、N1はモータ巻線数、φは
モータの磁束(wb)である。
しかして、情報機器用モータは、数百W以下の
小形モータが多く、永久磁石モータが主流であ
る。
この永久磁石モータの永久磁石により、上記の
磁束φが発生するが、永久磁石の磁束は温度によ
り変化する。
フエライト磁石の場合、温度係数は、−0.2%/
℃である。
たとえば、温度が−20℃から80℃に変化した場
合、20%の磁束変化が生じる。
また、電流IMは、次式で示される。
IM=(E−E0)/R(A) ……(4) ここで、Eは、モータに印加される電圧(V)
であり、スイツチング素子を有する制御回路の電
圧である。
この電圧Eは、スイツチング時のデユーテイを
Dtとし、電源電圧をEdc(V)とすると、次式で与
えられる。
E=Dt×Edc ……(5) また、上記(4)式のE0は、モータの誘起電圧
(V)であり、次式で与えられる。
E0=K2×ω×N1×φ ……(6) ここで、K2は定数、ωはモータ回転数、すな
わち速度(rad/sec)で、N1、φは、前述のと
おり、モータ巻線数、モータの磁束である。
さらに、上記の(4)式のRは、モータの電機子抵
抗Raと、制御回路からモータまでの配線抵抗Rx
との和であり、このモータの電機子抵抗Raは、
モータの使用温度により変化する。
次に、また、(ニ)モータおよび負荷の慣性モーメ
ントが重要な要素となる。
慣性モーメントJ(Kg−m・sec2)は、次式で
示される。
J=JM+JL ……(7) ここで、JMは、モータの慣性モーメント、JL
は、モータ軸に連結された負荷の慣性モーメント
をモータ軸に換算した値である。
しかして、(ホ)負荷側で考慮されるべき他の要素
として、負荷トルクTLがある。
この負荷トルクTLと、前記した(2)式のモータ
トルクTMとの差が、モータ軸を加速するときの
加速トルクT1となるものである。
すなわち、加速トルクT1は、次式で示される。
T1=TM−TL ……(8) 一方、モータの減速時の減速トルクT2は、モ
ータトルクと負荷トルクが同一方向となるので次
式で示される。
T2=TM+TL ……(9) さらに、(ヘ)装置の最高速度ω1-1が重要な要素
である。
モータは、最大制御電圧Enとしたときのモー
タ回転数、すなわち速度ωnが最高回転数となる
が、装置の許容できる最高速度ω1-1は、モータ
の出しうる最高回転数より低い値となることが多
い。
この最高速度ω1-1は、装置の動作を満足し、
かつ充分に信頼性、耐久性の確保できる値に選択
されており、装置のメカニズムおよび動作が決ま
れば、それにともない、決定される。
したがつて、同一モータであつても、そのモー
タが搭載される装置の違いにより、前記のω1-1
は変ることになる。
次に、(ト)モータの加速および減速時の重要な要
素である、加速度α1、減速度α2は、次式で示され
る。
α1=(TM−TL)/(JM+JL)=T1/J ……(10) α2=(TM+TL)/(JM+JL)=T2/J ……(11) 以上、位置決め制御に関係する諸要素は上記の
とおりである。
上述したところをも参照して、いま、位置決め
制御の方法として、到達すべき距離にたいし、モ
ータの速度を制御することとして、これを次に述
べる。
位置θを速度ω(rad/sec)で示すと、以下の
ようになる。
θ=∫t 0ωdt ……(12) すなわち、位置θは、速度の積分値である。
尚、位置θは回転体では角度(rad)に相当す
る。
ここで、到達すべき位置決め指令値θ0に至るモ
ータ動作は、モータ速度指令値ω1(rad/sec)ま
で加速し、この速度ω1での定速運転をしたのち
に、所定の減速を開始すべき位置θBに達したかど
うかを判定し、この位置θBに達していれば速度
ω1から減速する。
この様子を示すものが第1図のモータの減速状
態説明図である。
すなわち、第1図のaはモータの速度ω、bは
モータ電流IM、cはモータの位置θの様子を示す
ものである。
そして、各図で、実線は、装置とモータおよび
制御回路の調整を充分に行なつた場合であり、停
止時にハンチングが無くスムーズに動作してい
る。
他方、一点鎖線は、このモータで駆動されるべ
き装置の違い、あるいは制御回路に印加される電
圧の違いによりハンチングを生じている場合を示
しているものである。
最初に、上記における実線の場合の動作を説明
する。
第1図aにおいて、t1はモータ指令速度ω1に加
速する時間である。時間t1経過するとモータは、
加速終了位置θAに達し、加速を終了し、以後指令
速度ω1で定速運転される。t2は速度ω1から減速
する時間、t3は速度ω1で定速運転する時間であ
る。
また、第1図のbは、モータ電流IMを示したも
のであり、加速時と減速時に、その値がほぼ等し
く、向きは反対となつている。そして、速度ω1
での定速運転時の電流は、加速時および減速時と
比較して、非常に小さい値である。
さらに、第1図のcにおいて、位置決め指令値
θ0に達するときに、位置θが、加速時は放物線
的、定速運転時は直線的、減速時は指数関数的に
変化する様子を示してある。
モータが減速開始位置θBに達したときから減速
を開始するのであるが、負荷状態に減速特性を一
致させれば実線のようにスムーズに停止する。
これにたいし、一点鎖線で示す場合は、上記に
述べた実線の場合と比較して、加速時および減速
時の加速度および減速度が30%減少している場合
を示すものである。
これは、たとえば同じモータが異なる装置に組
込まれたとき、あるいは制御回路の電源電圧の違
いなどにより、さきの(10)、(11)式で計算される値が
30%減少した場合である。
この場合、加速時間は、実線の場合の30%増加
した時間となり、モータ指令速度ω1に達したの
ち定速運転を行ない、減速開始位置θBに達したと
きに減速を開始する。速度が零になつた時点t4
で、位置θは、位置決め指令値(目標位置)θ0
りΔθ1だけオーバすることになる。
これは、減速のときに実線の場合と比較して、
減速度が30%小さいために、減速時間が30%増加
することにより、減速時に進む距離が、減速すべ
き距離(θ0−θB)より大きくなるためである。
時点t4より速度が逆転し、オーバしたΔθ1を零
にすべく、何回かハンチングしながら制御系のダ
ンピング作用と停止制御ルーチンの働きにより停
止する。
以上に述べたところにより、本発明の要点は、
加速時の加速度と、減速時の減速度が、ある一定
の関係にあることに着目し、その加速度を測定
し、減速開始位置θBを目標位置θ0から逆算して求
めることにある。
すなわち、これを詳述すると、さきの(10)、(11)式
より、減速度α2と加速度α1との関係は次のように
表わせる。
α2〔(TM+TL)/(TM−TL)〕×α1……(13) これにより、目標位置θ0からさきの減速開始位
置θBまでの距離θdは次のようにして決まる。
θd=(1/2)×ω1×(ω1/α2) =1/2×(TM−TL/TM+TL)×ω1 2/α1 =(1/2)×Kad×(ω1 2/α1) ……(14) ここで、Kadは、(TM−TL)/(TM+TL)で、
常数である。
このようにすると、加速度α1は、前述したモー
タの電流IM、磁束φ、電源電圧Edc、デユーテイ
Dt、モータの電機子抵抗Raおよび配線抵抗Rx
モータおよび負荷の慣性モーメントJMおよびJL
影響を考慮しているために、任意の角度をステツ
プ的に送る動作における減速度α2を、その都度、
計算することができる。
これにより、前記距離に係るθdを、その都度、
計算しているために、起動する毎に、さきの第1
図に示す実線の場合のような、ハンチングのない
スムーズな停止動作が期待でき第1図に示す一点
鎖線の場合は、第2図に示す実線のように改良さ
れる。
ここで、簡単のために、加速時、減速時のモー
タのトルクTMにたいし、負荷トルクTLは無視で
きるほど、小さいとする。
実際に、情報機器用の応用分野では、上記TL
がTMの数%以下の場合が多い。
上記のような条件、すなわち、さきのKadが1
に近いという条件で、減速度α2、および前記距離
θdは、次のようにして求まる。
α2=α1 ……(15) θd=(1/2)×(ω1 2/α1) ……(16) すなわち、改良された値である第2図に示す式
(16)式で計算された距離θd2は、第1図に示した
改良前の距離θd1より1/0.7≒1.5で、1.5倍大き
い値となつている。
ここでは、加速時および減速時の電流IMは、同
一としてある。通常、モータを最小時間で加、減
速することを考えると、この値は、制御回路の最
大電流容量に一致させるのが望ましい。
次に、加速度の測定法として、単位時間での速
度変化量を測定する方法と、単位速度変化量に要
する時間を測定する方法とがある。
第3図は、その単位時間で速度変化量を検出す
る方法を示したものである。
すなわち、単位時間tuでの速度変化量ωuを測定
すると、さきの加速度α1は、次の式で求まる。
α1=ωu/tu ……(17) 第4図に示す、速度ωと時間との関係曲線によ
り、単位速度変化量に要する時間t1を測定する
と、加速度α1は、次式で求めることができる。
α1=ω1/t1 ……(18) 以上のようにして求めた加速度α1により、減速
度α2および前記距離θdは、さきの(15)、(16)式
より求まる。
減速度α2は、位置θにおける速度ωに関連させ
て制御する。
第5図のaおよびbは、減速時の速度ωと前記
距離θd(減速領域)を示すものである。
減速開始の時間を零とすると、目標値から減速
領域内における所定の位置までの距離θ′と速度ω
との関係は、以下のようになる。
θ′(t)=θd−〔ω1t−(1/2)α2t2〕 ……(19) ω(t)=ω1−α2t ……(20) (19)、(20)式より次のようになる。
ω=√22(′−d)+1 2 ……(21) (15)、(16)式を代入して、減速時の速度指令
値ωNとし、このωNがωと等しいとして、次を得
る。
ωN=ω=√22′ ……(22) この式から、前記距離θ′と速度ωの関係を示す
と第6図のようになる。
すなわち、前記距離θ′にたいする速度ωが求ま
つたことになり、このωを速度指令値ωNとして
制御することにより、減速度α2を制御したことに
なる。
そして第6図に示す前記の距離θ′にたいする速
度指令値ωNを、加速時の加速度から、その都度、
求めることにより、負荷の変動などに充分適応し
て、スムーズに位置決め制御ができることにな
る。
次に、上述したところは別に、加速度から減速
開始位置θBおよび減速領域内の速度指令ωNを計
算するタイミングについて考えることにする。
位置決め指令値θ0がリフレツシユされ新たに位
置決め指令が与えられ、加速するときに、その都
度当該減速開始位置θBおよび減速時の速度指令を
計算するのが望ましいが、この計算をするため
の、加速度を取り込む単位時間と、これを基に、
前記減速開始位置θBおよび減速領域内の速度指令
ωNを計算する時間が必要である。
加速度を取り込むのに単位速度をベースとする
方法については、単位速度に達する時間が必要で
あり、この時間内で検出された加速度α1に基づい
て前記θBとωNを計算する時間が必要である。
このため、位置決め指令値θ0が上記時間を確保
できないほど小さいと、加速度を取り込んで、上
記θBとωNを計算して制御する方法は不合理とな
る。
そのため、位置決め指令値θ0を取り込み、この
値がθBとωNを新しく計算するに充分な値である
最小基準角(rad)θcと比較し、これより小さい
値であれば、予め持つている、あるいは前回の位
置決め制御のときに計算したθBおよびωNにより、
位置決め制御を行なうことにある。
この様子を示すものが第7図である。
図のa,bは、θ0>θcの場合であり、cは、θ0
<θcの状態の場合である。
以上に詳述したところにより、本発明に係るも
のにおいては、さきに述べたごとき特徴を有する
ものとしたものである。
次に、本発明のモータの位置制御方法に係る実
施例を、各図を参照して説明する。
ここで、第8図は、本発明方法の実施に直接使
用する位置制御装置の構成図、第9図は、その回
転方向検出回路の例示図、第10図は、その動作
説明図、第11図は、同じく位置検出回路の例示
図、第12図は、その動作説明図、第13図は、
同じく速度検出回路の例示図、第14図は、その
動作説明図、第15図は、同じくドライブ回路の
例示図、第16図は、その動作説明図、第17図
は、同じくマイクロコンピユータ回路の例示ブロ
ツク図、第18図、第19図は、動作説明フロー
チヤート図である。
まず、第8図において、電源1にトランジスタ
20〜23のH形ブリツジ回路および、ダイオー
ド24〜27のブリツジ回路を接続している。
すなわち、電源1の正極側には、トランジスタ
20,22のコレクタおよび、ダイオード24,
26のカソードを接続しており、負極側には、ト
ランジスタ21,23のエミツタおよび、ダイオ
ード25,27のアノードを接続している。
トランジスタ20のエミツタは、トランジスタ
21のコレクタおよび、ダイオード24のアノー
ド、同25のカソードとともに、モータ2の1端
子に接続し、モータ2の他端子は、トランジスタ
22のエミツタ、同23のコレクタおよび、ダイ
オード26のアノード、同27のカソードに接続
されている。
そして、モータ2の軸は、負荷3およびエンコ
ーダ4を駆動し、エンコーダ4の出力である回転
信号10は、それぞれ、回転方向検出回路5、位
置検出回路6、速度検出回路7に入力される。
上記の回転方向検出回路5の出力である回転方
向信号11は、マイクロコンピユータ回路9およ
び位置検出回路6に入力される。
また、位置検出回路6の出力である位置信号1
2および速度検出回路7の出力である速度信号1
3は、ともにマイクロコンピユータ回路9に入力
される。
さらに、マイクロコンピユータ回路9には、外
部装置より、位置指令18および最大速度指令1
9が入力されている。
このマイクロコンピユータ回路9からは、デユ
ーテイ信号14と正逆転信号15が出力され、ド
ライブ回路8の出力である正回転出力16は、ト
ランジスタ21,22のベースに、逆回転出力1
7は、トランジスタ20,23のベースに、それ
ぞれ接続されている。
以上のような構成による動作は、次のごとくで
ある。
まず、マイクロコンピユータ回路9に、位置指
令18と最高速度指令19を与えると、モータ2
の回転方向を調べる回転方向信号11、モータ2
の速度を調べる速度信号13および、モータ2の
位置を調べる位置信号12を、それぞれ取り込ん
で演算を行ない、モータ2に与える電圧を決定す
るためのデユーテイ信号14および、モータ2の
回転方向を決定する正逆転信号15を、それぞれ
ドライブ回路8に出力する。
このドライブ回路8では、正転の場合は正回転
出力16を出力して、トランジスタ21,22を
デユーテイ信号14に応じてONし、モータ2に
回転力を与える。
始めは、モータ2の位置信号12が位置指令1
8と離れており、モータ2に加える電圧のデユー
テイを大きくして、モータ2の立上りを早くす
る。
モータ2の速度が上つて、速度信号13が最高
速度指令19に近づくと、今度は、モータ2が位
置指令18で停止できるように、逆回転出力17
を出力して、トランジスタ20,23を導通さ
せ、モータ2に制御力を与えて、モータ2を早く
安定に、位置指令18に停止させるように動作す
る。
上記の第8図に示す各ブロツクを、次に、さら
に詳しく説明する。
第9図に示す回転方向検出回路5で、51は、
Dタイプのフリツプフロツプで、クロツク端子5
2の入力には、2相出力に係るエンコーダ4の一
方の回転信号10−1を、D端子53の入力に
は、エンコーダ4の他方の回転信号10−2を加
える。
クロツク端子52の入力は、立上り時のエツヂ
で動作するので、フリツプフロツプ51の出力で
ある回転方向信号11は、第10図に示すよう
に、エンコーダ4の2相出力における回転信号1
0−2が同10−1より進んでいる場合は、クロ
ツク信号に係る回転信号10−1の立上り時に
は、D端子53の入力信号である回転信号10−
2は、常に“1”レベルとなる。
また、エンコーダ4の回転方向が変つて、2相
出力のうちの回転信号10−2が同10−1より
遅れた場合は、第10図のイのように、クロツク
入力である回転信号10−1の立上り時は、D入
力信号である回転信号10−2が“0”レベルに
あつて、フリツプフロツプ51の出力である出力
端子54からの回転方向信号11は、“0”レベ
ルとなる。
以上のようにして、回転方向検出回路5により
回転方向を検出できるものである。
次に、位置検出回路6を、第11図により詳し
く説明する。
すなわち、この回路は、UP/DOWNカウンタ
61とラツチ62とで構成されている。
UP/DOWNカウンタ61のクロツク入力とし
て回転信号10を、UP/DOWN入力として回転
方向信号11を用いる。
UP/DOWNカウンタ61の出力P0−Poは、
ラツチ62の入力に接続され、ラツチ62の出力
は、位置信号12として取り出すものである。
また、ラツチ62のストローブ端子には、スト
ローブ信号63により、ラツチを行なうものであ
る。
さらに、上記UP/DOWNカウンタ61および
ラツチ62には、リセツト入力64が入力されて
いる。
これらの動作は、第12図に、そのタイムチヤ
ートを示すように、クロツク入力の回転信号10
をUP/DOWNカウンタ61でカウントするが、
回転方向信号11が“1”レベルの間は、UPカ
ウンタとしてカウントUPし、同カウント61の
カウンタ出力信号は、P0〜P2のように変る。
しかし、モータ2の回転が逆転した場合は、回
転方向信号11が、第12図のイのように、“0”
となつて、上記カウンタ61はDOWNカウンタ
となりDOWNカウントを始める。
そして、所定時間ごとに、ストローブ信号63
をラツチ62に加えて、UP/DOWNカウンタ6
1の内容をラツチし、位置信号12を常に新しい
値にしておくものである。
しかして、新しく位置指令18が入力された時
点で、UP/DOWNカウンタ61およびラツチ6
2はリセツト信号64の入力によつてリセツトさ
れる。
次に、速度検出回路7は、第13図に示すよう
に、カウンタ71とラツチ72とによつて構成さ
れる。
カウンタ71のクロツク入力には、エンコーダ
4からの回転信号10が入力され、カウンタ71
のイネーブル端子には、一定時間のカウンタイネ
ーブル信号73および、リセツト端子にはカウン
タリセツト信号74が入力されている。
カウンタ71のカウンタ出力信号S0〜Soは、ラ
ツチ72の入力に入つており、ラツチ72の出力
が速度信号13として外部に取り出される。
ラツチ72には、ラツチストローブ信号75が
入力されている。
これらの動作は、第14図のタイムチヤートに
示すように、カウンタ71は、カウンタイネーブ
ル信号73がある間動作して回転信号10をカウ
ントし、カウンタ出力信号S0〜Soを出力する。
次に、ラツチ72のラツチストローブ信号75
により、上記の出力信号S0〜Soの内容をラツチ7
2でラツチする。
次の瞬間、カウンタリセツト信号74により、
カウンタ71をリセツトし、次の計画に備えるも
のである。
したがつて、ある一定時間のカウンタイネーブ
ル信号73の間の回転信号10を計数しており、
モータ2の速度に比例した値が、速度信号13に
得られる。
次に、ドライブ回路8は、第15図に示すよう
に、インバータゲート81とアンドゲート82,
83とにより構成されている。
さきのデユーテイ信号14はアンドゲート8
2,83の1入力に接続され、アンドゲート82
の他入力には、正逆転信号15を、またアンドゲ
ート83の他入力には、インバータゲート81を
通して接続されるようになつている。
このように構成すると、第16図のような、デ
ユーテイ信号14および正逆転信号15が入力さ
れると、アンゲート82の出力には、正逆転信号
15が“1”レベル時のみ、デユーテイ信号14
が現われ、正回転出力16となる。
また、アンドゲート83の出力には、正逆転信
号15が“0”レベル時のみ、デユーテイ信号1
4が現われ、逆回転出力17となる。
次に、マイクロコンピユータ回路9は、中央処
理装置、RAM(ランダムアクセスメモリ)、
ROM(リードオンリメモリ)、入出力部などによ
り構成され、ROM内に記録されたプログラムに
よつて動作するものである。
この動作のブロツクを示すものが第17図であ
る。
外部装置から、位置指令18、最高速度指令1
9を入出力部を介して読み込み、これと現在の位
置信号12とを比較し、それに応じた速度指令値
ωNを計算する。
次に、現速度信号13を読み込んで、上記速度
指令値ωNとの差に対応したデユーテイを計算し、
デユーテイ信号14を出力する。
また、回転方向信号11を読む込み、位置指令
18、位置信号12などにより、正逆転を判断
し、正逆転信号15を出力するものである。
以上に説明した、位置制御装置に係るものの、
位置制御方法の動作について、第18図のフロー
チヤートで説明する。
始めは、予め設定されている基準角θcの判定の
部分で、プログラムがスタートすると、外部装置
より与えられる最高速度ω1および位置決め指令
値θ0を、各々、さきの第8図の最高速度指令1
9、位置指令18より読み込む。
次に、この値が予め設定されている基準角θc
値より大きいかを判定し、大きければ、次に第8
図に示した、回転方向信号11、位置信号12、
速度信号13のところより、回転方向信号Rw、
位置θに係る信号、速度ωに係る信号を読み込ん
で、これらより、速度指令値ωN、デユーテイDt
正逆転信号R0に係るものを計算させて、それぞ
れ、第8図のデユーテイ信号14、正逆転信号1
5のところに出力する。
また、位置θに係る信号が、加減速特性を測定
するための上記の基準角θcになつたかどうか判定
し、達していない場合は、そのまま次に進み、達
していれば、そのときの速度信号ωc(エンコーダ
検出のモータの回転速度に係るもの)と一定時間
に係る時間tcとをメモリする。
次に、速度ωに係る信号と最高速度指令値ω1
とを比較して、最高速度指令値ω1に達しなけれ
ば、元の速度ωに係る信号、位置θに係る信号、
回転方向信号Rwの読み込みに戻し、上記を繰り
返すものである。
最高速度指令値ω1に達していれば、前に記録
したメモリより、位置信号が基準角θeのときの速
度信号ω0、時間tcを読み出して、減速を始めるべ
き位置に係るθdと減速パターンを計算する。
ここで、加速運転は終り、次に定速運転に入
る。
すなわち、図示の定速運転ルーチンで定速制御
を行なうものである。
まず速度θに係る信号を読み込んで最高速度指
令値ω1に同じかどうかを調べ、同じであれば次
に進むが、異なつている場合は、デユーテイDt
と正逆転信号R0に係るものの計算を行なつて上
記DtとR0を出力する。
次に、位置θに係る信号を読み込んで、減速開
始位置に係るθdと比較する。この位置に達してい
なければ、定速運転を繰り返し、達していれば、
減速運転に入る。
減速運転は、前に計算した減速パターンを読み
出し、位置θに係る信号にたいする速度指令値
ωNから、デユーテイDtおよび正逆転信号R0を計
算して出力する。
次に、位置θに係る信号が、位置決め指令値θ0
に達したかどうか判定し、達していなければ減速
を繰り返すが、達していれば、停止のルーチンに
入つて、停止パターンによる停止をさせるもので
ある。なお位置決め指令値θ0に位置θを完全に一
致させることは難かしいので、通常許容できる停
止範囲を設けている。この範囲は角度でいうと±
1〜2度の小さな値である。
しかして、上記において、位置決め指令値θ0
値が予め設定されている基準角θcの値より小さい
場合には、第19図に示すフローチヤートに基づ
いて動作するものである。
すなわち、もし、θ0<θcであれば、予め設定さ
れているθdおよび減速パターンを、今回の動作の
θdおよび減速パターンとするものである。
次に、現在の速度ω、位置θ、回転方向信号
Rwを読み出し、デユーテイDt、正逆転信号R0
係るものの計算を行ない、次いでこれらのDt
R0を出力し、加速を開始する。
次にまた、位置θに係る信号を読み込み、減速
開始位置に係るθdと比較する。
この位置に達していなければ、加速運転を繰り
返し、達していれば、さきの減速運転に入るもの
である。
以上のように、上記によれば、位置決め指令値
θ0が予め設定されている基準角θcを越える大きさ
を判定することを含み、加速運転時のデータを基
に、減速運転時の最適減速パターンを計算できる
ので、モータや負荷の変動にたいして、常に最適
減速を行ない、振動の少ない、スムーズな位置制
御が可能なものである。
なお、第18図、第19図に示す実施例に係る
ものでは、加速度のデータをメモリする基準の一
定位置に係る基準角θcで、速度信号ωcと時間tc
メモリしたが、一定時間tcを基準として、そのtc
経過後の速度信号ωcと一定位置信号に係る基準
角θcをメモリし、それを基に減速開始位置に係る
θdおよび減速パターンを計算しても同様な効果を
所期しうるものである。
以上に述べたところをも総合して、本発明によ
るときは、電源電圧の変化、あるいは温度による
モータ特性の変化、さらに負荷変動にたいして、
常にハンチングの少ない位置決め制御を可能とす
る、モータの位置制御方法を提供することができ
るものであつて、すぐれた実用的効果を奏する発
明ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図のa〜cは、モータの減速状態説明図、
第2図のa〜cは、第1図の改良状態説明図、第
3図は、単位時間で速度を検出する方法の説明
図、第4図は、速度と時間との関係曲線図、第5
図のa,bは、減速時の速度と時間、位置と時間
の関係曲線図、第6図は、その速度と位置の関係
曲線図、第7図のa〜cは、位置決め制御説明
図、第8図は、本発明方法の実施に直接使用する
位置制御装置の構成図、第9図は、その回転方向
検出回路の例示図、第10図は、その動作説明
図、第11図は、同じく位置検出回路の例示図、
第12図は、その動作説明図、第13図は、同じ
く速度検出回路の例示図、第14図は、その動作
説明図、第15図は、同じくドライブ回路の例示
図、第16図は、その動作説明図、第17図は、
同じくマイクロコンピユータ回路の例示ブロツク
図、第18図、第19図は、動作説明フローチヤ
ート図である。 1……電源、2……モータ、3……負荷、4…
…エンコーダ、5……回転方向検出回路、6……
位置検出回路、7……速度検出回路、8……ドラ
イブ回路、9……マイクロコンピユータ回路、1
0……回転信号、11……回転方向信号、12…
…位置信号、13……速度信号、14……デユー
テイ信号、15……正逆転信号、16……正回転
出力、17……逆回転出力、18……位置指令、
19……最高速度指令、20〜23……トランジ
スタ、24〜27……ダイオード、51……Dタ
イプフリツプフロツプ、52……クロツク端子、
53……D端子、54……出力端子、61……
UP/DOWNカウンタ、62……ラツチ、63…
…ストローブ信号、64……リセツト信号、P0
〜Po……UP/DOWNカウンタ出力信号、71…
…カウンタ、72……ラツチ、73……カウンタ
イネーブル信号、74……カウンタリセツト信
号、75……ラツチストローブ信号、S0〜So……
カウンタ出力信号、81……インバータゲート、
82,83……アンドゲート、ω……速度、ω1
……モータ速度指令値、ω1-1……装置の最高速
度、ωN……速度指令値、ωc……速度信号、θ…
…位置、θ0……位置決め指令値、θc……基準値、
θd,θd1,θd2……減速を開始すべき位置から目標
位置までの距離(角度)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータに位置を測定するエンコーダを具備さ
    せ、このモータを外部から与えられる最高速度指
    令値ω1および位置決め指令値θ0に基づいて位置
    制御せしめるようにしたものにおいて、起動時に
    加速度を測定し、前記最高速度指令値ω1、およ
    び起動時に測定した加速度をαとするとαに反比
    例した減速を開始すべき位置から停止させるべき
    位置までの距離θdと、この距離θd内における速度
    指令値ωNを加速度αと前記位置決め指令値θ0
    での残りの距離θ′とにより求め、これによつて求
    められた速度指令値ωNとに基づいて減速するよ
    うにして位置制御をすることを特徴とするモータ
    の位置制御方法。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
    加速度は、予め設定した単位時間における速度変
    化量に基づいて測定するモータの位置制御方法。 3 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
    加速度は、予め設定した単位速度変化量に達する
    時間に基づいて測定するモータの位置制御方法。 4 モータに位置を測定するエンコーダを具備さ
    せこのモータを外部から与えられる最高速度指令
    値ω1および位置決め指令値θ0に基づいて位置制
    御せしめるようにしたものにおいて、加速度α1
    測定するための最小位置であるところの基準値θc
    と位置決め指令値θ0とを比較し、その位置決め指
    令値θ0が当該基準値θcより大きいか、あるいは同
    等であれば、最高速度指令値ω1と、加速度α1
    の測定により得られる、減速を開始すべき位置か
    ら停止させるべき位置θ0までの距離θdと当該距離
    内での速度指令値ωNに基づいて減速するように
    し、上記の位置決め指令値θ0が上記基準値θcより
    小であれば、位置決め指令値θ0を前回の位置制御
    の際に得られた減速度α2を元に減速を開始すべき
    距離θd、および前回の減速時の速度指令値に基づ
    いて減速するようにして位置制御をすることを特
    徴とするモータの位置制御方法。 5 特許請求の範囲第4項記載のものにおいて、
    位置制御動作の始まりである加速時の加速度は、
    予め設定した単位時間における速度変化の測定に
    よるものとしたものであるモータの位置制御方
    法。 6 特許請求の範囲第4項記載のものにおいて、
    位置制御動作の始まりである加速時の加速度は、
    予め設定した単位速度変化に達する時間の測定に
    よるものであるモータの位置制御方法。
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JP2993981A JPS57145583A (en) 1981-03-04 1981-03-04 Motor position control and position control device therefor
DE8282101591T DE3277245D1 (en) 1981-03-04 1982-03-02 Method for controlling angular position and apparatus therefor
EP82101591A EP0066673B1 (en) 1981-03-04 1982-03-02 Method for controlling angular position and apparatus therefor
US06/354,282 US4473786A (en) 1981-03-04 1982-03-03 Method for controlling angular position and apparatus therefor

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JPH0554220U (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 冨士シール工業株式会社 スリーブ体

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